JPH055609U - バンパサイドの取付部構造 - Google Patents

バンパサイドの取付部構造

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JPH055609U
JPH055609U JP5393691U JP5393691U JPH055609U JP H055609 U JPH055609 U JP H055609U JP 5393691 U JP5393691 U JP 5393691U JP 5393691 U JP5393691 U JP 5393691U JP H055609 U JPH055609 U JP H055609U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バンパフェイシアとフェンダパネルとの境目
に、ホイールアーチ部から流れ込んだ泥水がバンパフェ
イシア一般面を流れ落ちないようにした。 【構成】 バンパフェイシア1のサイド部2のフランジ
部5の取付孔4の前方に車両内側から切欠部11を形成
し、このバンパフェイシア1のフランジ部5とフェンダ
パネル6のフランジ部8とをシールラバー9を介して締
付け固定する。シールラバー9の外側縁9aはフェンダ
パネル6やバンパフェイシア1の一般面1aよりも車両
内側に設定してあり、バンパフェイシア1とフェンダパ
ネル6の各フランジ部5,8とシールラバー9の外側縁
9aとで溝13を形成する。この溝13にはシールラバ
ー9の外側縁9aに形成した突起部14を突出させる。
そして、上記溝13に、切欠部11の前側縁11c位置
でバンパフェイシア1とフェンダパネル6の各フランジ
部5,8間に形成された間隙16を連続させている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、バンパサイドの取付部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のバンパサイドの取付部構造としては図11〜19に示すものがある。
【0003】 バンパフェイシア1のサイド部2は図11,12に示すように車体側部に廻り 込んでホイールアーチ部3の前側の一部を形成しており、上記サイド部2の上縁 には図13に示すように車両内側に向かって取付孔4を有するフランジ部5を設 けてある。
【0004】 一方、フェンダパネル6の後側部の下縁には、図13に示すようにナット部7 を有するフランジ部8を設けてある。
【0005】 そして、フェンダパネル6のフランジ部8と前記バンパフェイシア1のサイド 部2のフランジ部5とをシールラバー9を介装した状態で、取付孔4に挿入した タッピングスクリュー10をナット部7に締め付けて図14に示すように上下方 向で固定してある。
【0006】 ここで図12に示すように雨天走行中にタイヤが巻上げた泥水Dはホイールア ーチ部3に沿って流れるがこのとい制動力Fが作用すると泥水Dはフェンダパネ ル6とバンパフェイシア1のサイド部2との合わせ目に流れ込もうとする。
【0007】 したがって、この合わせ目に泥水Dが流れ込む余地を無くすために上記シール ラバー9の外側縁9aをフェンダパネル6とバンパフェイシア1のサイド部2の 一般面6a,2a(1a)に各々整合するように配置している(この種の構造と しては、例えば、実開平1−73059号広報に示されたものがある)。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のバンパサイド部の取付部構造においては、図15, 16に各々示すように留め点Tからシールラバー9の前側方向及び外側方向の各 オーバーハング量X,Yを組付けの関係上長く確保しなければならないため、シ ールラバー9の外側縁9a等の押さえ力が弱くなったり、図18に示すようにバ ンパフェイシア1が前下がり状態で組付けられた場合に図17に示すようにくさ び形の間隙Pが生じ、ここに泥水Dが入り込み、この泥水Dが図12に示すよう に制動力Fにより前方へ移動した後にバンパフェイシア1の一般面1aから下に 垂れてしまうという問題がある。
【0009】 また、仮に上記のような間隙Pが生じないとしても、図19に示すようにフェ ンダパネル6とバンパフェイシア1のサイド部2の各フランジ部5,8の付け***分には成形上アールRが形成されてしまう関係で泥水Dが溜まる溝Mが不可避 的に生じ、上記の問題が生じてしまう。
【0010】 そこで、この考案は泥水等がフェンダパネルとバンパフェイシアとの間に入り 込んでもこれがバンパフェイシア一般面より垂れるのを防止することができるバ ンパサイドの取付部構造を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
バンパフェイシアのサイド部の上縁に設けたフランジ部とフェンダパネルの下 縁に設けたフランジ部とをホイールアーチ部前方でシールラバーを介装して上下 で締め付けたバンパサイドの取付部構造において、バンパフェイシアのサイド部 のフランジ部の留め点前方に車両内側からフランジ部を一部残して切欠部を形成 し、シールラバーの外側縁をフェンダパネルとバンパフェイシアの一般面よりも 車両内側に設定してこれらフェンダパネルとバンパフェイシアとシールラバーの 外側縁とで溝を形成し、この溝に、切欠部の前側縁位置でフェンダパネルのフラ ンジ部とバンパフェイシアのサイド部のフランジ部との間に形成された間隙を連 続させ、シールラバーの外側縁の一部に上記溝に突出する突起部を設けてある。
【0012】
【作用】
雨天走行時等にホイールオープニング部を下方に流れる泥水等が制動時に作用 する力によって溝に流れ込み前方へ移動すると、この泥水等は突起部によってそ の勢いが弱められ、切欠部の外側縁から前側縁に沿って導かれ、切欠部から下方 へ排出される。
【0013】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面と共に説明する。
【0014】 図1〜10において、フェンダパネル6の下縁にフランジ部8を設けてあり、 バンパフェイシア1のサイド部2の上縁にはホイールアーチ部3寄りに上方に膨 出するフランジ部5を設けてある点は前記従来と同様である。
【0015】 ここで、図1〜3に示すようにバンパフェイシア1のサイド部2のフランジ部 5にはホイールアーチ部3側には留め点となる取付孔4を形成してあり、この取 付孔4の前方には、外側部と前側部とにフランジ部5の一部を残して車両内側か ら切欠部11を形成してある。
【0016】 尚、FRはフロント側を示す。
【0017】 図1〜5において、9はシールラバーを示し、このシールラバー9は取付孔4 に対応した逃げ孔12を有し、図2に示すタッピングスクリュ10によって図4 に示すように各フランジ部5,8間に締め付けられるものである。
【0018】 上記シールラバー9は図3に示すように前側縁9cの一部を切欠部11の後側 縁11dに整合し、内側縁9b及び後側縁9dを各フランジ部5,8の内側縁5 b,8b及び後側縁5d,8dに整合しており、外側縁9aの後半部はバンパフ ェイシア1のサイド部2とフェンダパネル6の一般面2a(1a),6aよりも 車両内側に位置するように設定してある。
【0019】 また、シールラバー9の外側縁9aの前半部には、上記外側縁9aよりも外側 に突出し、後述する溝13の一部を遮る突起部14を設けてあり、この突起部1 4から前側縁9cに至る部分は弧状に形成してある。
【0020】 そして、上述のように形成されたシールラバー9を各フランジ部5,8で挾持 して締め付けると、各フランジ部5,8とシールラバー9の外側縁9aとで囲ま れる部分に溝13が形成されることとなる。
【0021】 また、上記切欠部11の前側縁11cの車両内側部分には、各フランジ部5, 8に挾持されるシール15を取付けてある。
【0022】 したがって、切欠部11の前側縁11cの前側と外側縁11aの外側には、シ ール15に至る部分に各フランジ部5,8間に間隙16が形成され、この間隙1 6は上記溝13と連続することとなる。
【0023】 尚、上記シール15はバンパフェイシア1のサイド部2のフランジ部5に埋設 してある。
【0024】 上記実施例の取付部構造によれば、雨天走行時や洗車時に図1に示すようにホ イールアーチ部3に沿って流れる泥水Dは制動力や毛細管現象によって溝13に 溜まる。この泥水Dは車両走行時に制動力が作用すると前方に向かって流れるが 、シールラバー9の突起部14によって図1,7に示すようにその勢いを止めら れる。そして、この泥水Dはその後毛細管現象によって間隙16に導かれその流 れ方向をAからBへと変更する。
【0025】 ここで、泥水Dがシール15の外側端15aに至ると図7に示すようにここで 分岐し、図8に示すようにフェンダパネル6のフランジ部8と、シール15の後 側面15dとのコーナ部分で成長して体積が増加し、表面張力を越えた時点で分 離して切欠部11の前側縁11cから下方に排出される。
【0026】 したがって、順次溝13に流れ込む泥水Dは、バンパフェイシア1の一般面1 aに沿って下方に流れることなく上記切欠部11から排出されるため、バンパフ ェイシア1の一般面1aの汚れを防止することができる。また、溝13によって シールラバー9の外側縁9aが外部から目に付かないメリットもある。
【0027】 ここで、上記溝13内に溜まった泥水Dは車体形状の相違等により制動時にお いて様々な速度で前方へ移動するが、この溝13にシールラバー9の突起部14 を突出しているため、一律に泥水Dの速度を抑え、確実に切欠部11へ導くこと ができる。
【0028】 次に、この考案の第2実施例を図9,10によって説明する。
【0029】 この実施例では、前述実施例における切欠部11の前側縁11cの下方にリブ 17を設ける一方、フェンダパネル6のフランジ部8の端末8aを図10に示す ように下方に延出して、上記リブ17の上縁、即ち切欠部11の前側縁11cか らリブ17の内側縁17dに沿ってガイド間隙18を形成し、このガイド間隙1 8を前記間隙16に連続させたものである。
【0030】 この実施例によれば、前述実施例のようにシール15を配置することなく、溝 13から間隙16に導かれた泥水Dを、毛細管現象によってガイド間隙18から スムーズに下方へ排出することができる。
【0031】 尚、他の構成及び作用は前述実施例と同様であるので同一部分に同一符号を付 して説明は省略する。
【0032】
【考案の効果】
以上説明してきたようにこの考案によれば、溝に流れ込み、あるいは毛細管現 象により溜まった泥水等が制動時に前方に移動する速度を突起部によって十分に 抑え、この泥水を毛細管現象によって間隙に導き切欠部から排出することができ るため、バンパフェイシアの側面から泥水が垂れ、見栄えを損ねることがないと いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の図2の拡大斜視図。
【図2】同バンパフェイシアのサイド部の斜視図。
【図3】同図1の平面図。
【図4】同図2のC−C断面図。
【図5】同図2のD−D断面図。
【図6】同図2のE−E断面図。
【図7】同泥水の流れ状況図。
【図8】同泥水の排出状況図。
【図9】他の実施例の要部斜視図。
【図10】図9のF−F部の断面図。
【図11】従来技術の斜視図。
【図12】同側面図。
【図13】同分解斜視図。
【図14】同図11のG−G断面図。
【図15】同留め点位置を示す側面図。
【図16】同留め点位置を示す図13のH−H断面図。
【図17】同図18の要部拡大図。
【図18】同取付不良状態を示す側面図。
【図19】同フランジ部の付け根部分を示す断面図。
【符号の説明】
1…バンパフェイシア、1a…一般面、2…サイド部、
3…ホイールアーチ部、4…取付孔(留め点)、5…フ
ランジ部、6…フェンダパネル、6a…一般面、8…フ
ランジ部、9…シールラバー、9a…外側縁、11…切
欠部、11c…前側縁、13…溝、14…突起部、16
…間隙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 バンパフェイシアのサイド部の上縁に設
    けたフランジ部とフェンダパネルの下縁に設けたフラン
    ジ部とをホイールアーチ部前方でシールラバーを介装し
    て上下で締め付けたバンパサイドの取付部構造におい
    て、バンパフェイシアのサイド部のフランジ部の留め点
    前方に車両内側からフランジ部を一部残して切欠部を形
    成し、シールラバーの外側縁をフェンダパネルとバンパ
    フェイシアの一般面よりも車両内側に設定してこれらフ
    ェンダパネルとバンパフェイシアとシールラバーの外側
    縁とで溝を形成し、この溝に、切欠部の前側縁位置でフ
    ェンダパネルのフランジ部とバンパフェイシアのサイド
    部のフランジ部との間に形成された間隙を連続させ、シ
    ールラバーの外側縁の一部に上記溝に突出する突起部を
    設けたことを特徴とするバンパサイドの取付部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011131649A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Toyota Motor Corp 樹脂部品構造
CN102785629A (zh) * 2011-05-20 2012-11-21 铃木株式会社 车辆保险杠

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