JPH0554608A - 回転ヘツド型記録再生装置 - Google Patents

回転ヘツド型記録再生装置

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JPH0554608A
JPH0554608A JP20962991A JP20962991A JPH0554608A JP H0554608 A JPH0554608 A JP H0554608A JP 20962991 A JP20962991 A JP 20962991A JP 20962991 A JP20962991 A JP 20962991A JP H0554608 A JPH0554608 A JP H0554608A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常に正しい領域に正しい信号を再記録するこ
とを目的とする。 【構成】 回転ヘッド型DATにおいて、記録トラック
の一部分を再記録するときにサンプリングパルスATF
1 と切換信号SWPとの関係を一定にするように可変
遅延手段を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば回転ヘッド型DA
T(デジタルオーディオテープレコーダ)に適用して好
適な回転ヘッド型記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】先に図5〜図11に示す如き回転ヘッド
型DATが提案されている。図に於いて、1A,1Bは
回転ヘッド、2は記録媒体としての磁気テープである。
回転ヘッド1A及び1Bは、図6に示すように、等角間
隔、つまり180度の各間隔を保って案内ドラム3の周
辺部に配置される。一方、磁気テープ2がテープ案内ド
ラム3の周辺のその180度角範囲よりも狭い例えば9
0度角範囲にわたって巻き付けられる。そして、回転ヘ
ッド1A及び1Bが1秒間に30回転の割合で矢印4H
の方向に回転させられると共にテープ2が矢印4Tで示
す方向に所定の速度で走行されて、回転ヘッド1A及び
1Bにより磁気テープ2上に、図7に示すような斜めの
1本ずつの磁気トラック5A1 ,5B1 ,5A2 ,5B
2 ……が例えばいわゆる重ね書きの状態で形成されるよ
うにされる。すなわち、ヘッドギャップの幅(走査幅)
Wはトラック幅よりも大きくされている。この場合、回
転ヘッド1A及び1Bのギャップの幅方向はその走査方
向に直交する方向に対して互いに異なる方向となるよう
にされる。つまり、いわゆるアジマス角が異なるように
される。
【0003】そして、2個の回転ヘッド1A,1Bがテ
ープ2に対して共に対接しない期間(これはこの例では
90度の角範囲分の期間である)が生じ、この期間を利
用して記録時は冗長データの付加、再生時は訂正処理等
をするようにすれば装置の簡略化が図れる。
【0004】図5はこの回転ヘッド型DATの構成を示
し、6はこの図6に示す如き2個の回転ヘッド1A,1
B、磁気テープ2の走行系、テープ案内ドラム3を含む
機械系部で、この機械系部6には、また高周波増幅器等
電磁変換系が含まれる。
【0005】7はこの機械系部6を主中央制御装置(主
CPU)8の指令に従って制御し及びサーボをかける機
械系制御用CPUを示し、この機械系制御用CPU7は
機械系部6より後述する位置出し信号f2 ,f3 、回転
ヘッド1A,1Bの回転に関連して得られるドラムPG
パルス及びドラムFGパルスが供給されると共に之等位
置出し信号f2 ,f3 、ドラムPGパルス及びドラムF
Gパルスに応じて得られる制御信号を機械系部6に供給
し、この機械系部6を周知の如く種々制御する如くす
る。
【0006】また、9は主CPU8の指令に従って記録
データ信号及び再生データ信号の処理を行う信号処理部
を示し、この信号処理部9よりの記録データ信号を機械
系部6の回転ヘッドに供給するようにすると共にこの機
械系部6に得られる再生データ信号をこの信号処理部9
に供給する。また信号処理部9で得られる例えば30H
zの基準信号REFを機械系制御用CPU7に供給す
る。
【0007】またこの機械系制御用CPU7で、ドラム
PGパルスに基づき回転ヘッド1A,1Bの図8Aに示
す如き例えば30Hzの切換信号SWPを得、この回転
ヘッド切換信号SWPを機械系部6及び信号処理部9に
夫々供給する。図8Bは回転ヘッド1A及び1Bの磁気
テープ2に当接する期間を示す。
【0008】また位置出し信号f2 ,f3 より得られる
オートトラッキング用のパイロット信号f1 を検出する
サンプリングパルスATFSを信号処理部9に供給す
る。磁気テープ2の記録トラック5A1 ,5B1 ,5A
2 ,5B2 ……の一部分を再記録(アフレコモード)す
るときにこの信号処理部9において、このサンプリング
パルスATFSを基準として記録領域を示すアフレコウ
インド信号W0 を得、このアフレコウインド信号W0
機械系部6に供給する如くする。この場合位置出し信号
2 ,f3 が良好に再生されないときは、切換信号SW
Pを基準として、アフレコウインド信号W0 を形成す
る。
【0009】このDATのトラックの記録フォーマット
は図7に示す如くトラックの長手方向に沿って11ブロ
ックのマージン部5M、11ブロックのサブコード部5
S、11ブロックのATF部5T1 、130ブロックの
PCM信号部5P、11ブロックのATF部5T2 、1
1ブロックのサブコード部5S及び11ブロックのマー
ジン部5Mが順次配される如くなされている。ここで1
ブロックは360チャンネルで38.3μsecであ
る。
【0010】このATF部5T1 は第1のトラック5B
1 においてはトラックの長手方向に沿って3ブロックの
消去用信号f4 部、1ブロックの第2の位置出し信号f
3 部、2ブロックの消去用信号f4 部、2ブロックのパ
イロット信号f1 部及び3ブロックの消去用信号f4
より成り、第2のトラック5A1 においては3ブロック
の消去用信号f4 部、2ブロックのパイロット信号f1
部、1ブロックの消去用信号f4 部、1ブロックの第1
の位置出し信号f2 部及び4ブロックの消去用信号f4
部より成り、第3のトラック5B2 においては3ブロッ
クの消去用信号f4 部、0.5ブロックの第2の位置出
し信号f3 部、2.5ブロックの消去用信号f4 部、2
ブロックのパイロット信号f1 部及び3ブロックの消去
用信号f 4 部より成り、第4のトラック5A2 において
は3ブロックの消去用信号f4 部、2ブロックのパイロ
ット信号f1 部、1ブロックの消去用信号f4 部、0.
5ブロックの第1の位置出し信号f2 部及び4.5ブロ
ックの消去用信号f4 部より成り、このATF部5T1
は上述が順次繰り返し配される如くなされている。また
ATF部5T2 は図7に示す如くATF部5T1 が対称
に配されたものである。
【0011】このパイロット信号f1 はその周波数を例
えば130.67KHzとされ、且つ比較的高レベルで
記録される。このパイロット信号f1 の周波数はトラッ
キング位相ずれ対パイロット再生出力の直線性が保証で
きれば、むしろアジマスロスの比較的少ない周波数であ
る方が好ましい。
【0012】また第1及び第2の位置出し信号f2 及び
3 はパイロット信号f1 の消去信号を兼用し、以前に
記録されていた磁気テープに後にこれに重ねて前の記録
情報を消去しつつ新たな記録をなすとき、記録トラック
が必ず前の記録トラックと一致するとはかぎらないから
前に記録されていたパイロット信号f1 を消去する必要
がある場合にも使用されるもので、その周波数はパイロ
ット信号f1 の周波数とは実用的に離れた例えば夫々5
22.67KHz及び784.00KHzとされる。ま
たその記録レベルもパイロット信号f1 を実用上消去で
きるものとされる。
【0013】また消去用信号f4 は、これによりパイロ
ット信号f1 及び位置出し信号f2 ,f3 を重ね書きし
たとき、これ等信号f1 ,f2 及びf3 の消去率が高い
ものが好ましく、その周波数としては例えば1.568
MHzが使用される。
【0014】このAFT部5T1 を使用してトラッキン
グコントロールするときは次のようにしてなされる。今
例えば回転ヘッド1Bがトラック5B2 を含む走査幅W
の範囲を走査するとするとヘッド1Bはこのトラック5
2 の両隣りのトラック5A1 ,5A2 にまたがって走
査し(図9A参照)、このときはパイロット信号検出回
路の出力側には図9Bに示す如き両隣のトラック5A1
及び5A2 よりの比較的低レベルのパイロット信号f1
及びトラック5B2 よりの比較的高レベルのパイロット
信号f 1 が得られる。
【0015】またこのとき位置出し信号f3 の立上りに
同期して図9Cに示す如き第1の隣接トラック5A1
パイロット信号f1 をサンプルする第1のサンプリング
パルスATFS1 を形成し、この第1のサンプリングパ
ルスATFS1 より所定時間遅延して図9Dに示す如き
第2の隣接トラック5A2 のパイロット信号f1 をサン
プルする第2のサンプリングパルスATFS2 を形成
し、この第1及び第2のサンプリングパルスATFS1
及びATFS2 により図9Bに示す如きパイロット信号
1 をサンプルし、この第1及び第2のサンプリングパ
ルスATFS1 及びATFS2 によりサンプルしたパイ
ロット信号f1 のレベルが等しくなる様にトラッキング
コントロールするようにする。回転ヘッド1A,1Bに
よりその他のトラックを走査するときも同様とする。
【0016】斯るDATにおいては上述の如くトラッキ
ングコントロールして良好に記録再生を行うことができ
る。
【0017】また例えば記録トラックのサブコード部5
Sを再記録(サブコードアフレコ)するときに、ATF
部T1 の位置出し信号f2 ,f3 が良好に再生されてい
るときは、この位置出し信号f2 ,f3 より得られる第
1のサンプリングパルスATFS1 を基準として図10
Fに示す如きアフレコウインド信号W0 を形成し、この
アフレコウインド信号W0 によりこのアフレコウインド
信号W0 に対応する領域本例においてはサブコード部5
Sを良好に再記録することができる。図10Aは信号処
理部9よりの30Hzの基準信号REF、図10Bは回
転ヘッド1A又は1Bの再生信号の高周波信号のエンベ
ロープ、図10Cは回転ヘッド切換信号SWP、図10
Dは第1のサンプリングパルスATFS1 、図10Eは
記録データ信号を示している。
【0018】またこのサブコード部5Sを再記録すると
きにATF部T1 の位置出し信号f 2 ,f3 が良好に再
生されないときは、回転ヘッド切換信号SWPを基準と
してアフレコウインド信号W0 が形成される。この場合
磁気テープ2にトラックのフォーマット通りに記録され
ていればこの切換信号SWPのエッジと第1のサンプリ
ングパルスATFS1 の時間差xは決まった値x0 であ
るので上述同様に正しい領域に再記録することができ
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】然しながらATF部T
1 の位置出し信号f2 ,f3 が良好に再生されず、また
磁気テープ2にトラックのフォーマット通りではなくず
れて例えば図11(図11のA,B,C,D,E,Fは
夫々図10のA,B,C,D,E,Fに対応してい
る。)に示す如く前方にずれて記録されているときには
この回転ヘッド切換信号SWPを基準としてアフレコウ
インド信号W0 を形成したとき、このアフレコウインド
信号W0 は図11Bの斜線で示す如く再生信号のサブコ
ード部5Sとはずれた部分に対応し、誤領域を再記録し
ようとする信号で再記録することとなる不都合があっ
た。
【0020】これはサブコード部5Sを再記録するとき
ばかりでなく他の部分を再記録する場合も同様であっ
た。本発明は斯る点に鑑み常に正しい領域に正しい信号
を再記録することができるようにすることを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明回転ヘッド型記録
再生装置は例えば図1〜図4に示す如く複数の回転ヘッ
ド1A,1Bによって斜めのトラック5A1,5B1
5A2 ,5B2 ……を記録媒体2上に形成して記録し、
このトラック5A1 ,5B1 ,5A2 ,5B2 ……の各
々に長手方向にデータ信号とは記録領域として独立にト
ラッキング用パイロット信号f1 を記録すると共に位置
出し信号f2 ,f3 を記録し、再生時、走査幅Wがこの
記録トラック5A1 ,5B1 ,5A2 ,5B2 ……の幅
より広い回転ヘッド1A,1Bによってこの記録トラッ
ク5A1 ,5B1 ,5A2 ,5B 2 ……を走査する際
に、この位置出し信号f2 ,f3 を基準としてサンプリ
ングパルスATFS1 ,ATFS2 を形成し、このサン
プリングパルスATFS1 ,ATFS2 の期間中この回
転ヘッド1A,1Bが走査中の関連するトラックからこ
のパイロット信号f1 を検出し、この検出出力信号によ
って回転ヘッド1A,1Bのトラッキング制御を行うよ
うにすると共にこの回転ヘッド1A,1Bの回転に関連
して得られる回転位置パルスを可変遅延手段を介してこ
の複数の回転ヘッド1A,1Bの切換信号SWPを得る
ようにした回転ヘッド型記録再生装置に於いて、この記
録トラックの一部分を再記録するときにこの位置出し信
号f2 ,f3 とこの切換信号SWPとの関係を一定にす
るようにこの可変遅延手段を制御するようにしたもので
ある。
【0022】
【作用】本発明に依れば位置出し信号f2 ,f3 と切換
信号SWPとの関係を一定にするようにしているので、
トラックの記録フォーマットがずれた場合で且つ位置出
し信号f2 ,f3 が良好に再生されないときでもこの切
換信号SWPを基準として正しい領域に対応するアフレ
コウインド信号W0 を得ることができ、常に正しい領域
に正しいデータ信号を再記録することができる。
【0023】
【実施例】以下図1〜図4を参照して本発明回転ヘッド
型記録再生装置の一実施例につき説明しよう。この図1
に於いて図5に対応する部分には同一符号を付し、その
詳細説明は省略する。
【0024】図1において、機械系部6は図6に示す如
き、2個の回転ヘッド1A,1B、磁気テープ2の走行
系、テープ案内ドラム3を含むと共に高周波増幅器等電
磁変換系を含む。この機械系部6を機械系制御用CPU
7により主CPU8の指令に従ってオートトラッキング
等の制御及びサーボをかける如くする。このためこの機
械系制御用CPU7には機械系部6より位置出し信号f
2 ,f3 、回転ヘッド1A,1Bの回転に関連したドラ
ムPGパルス及びドラムFGパルスを供給する。このド
ラムPGパルスは回転ヘッド1A,1Bの1回転に図3
Bに示す如く1個得られるものであり、ドラムFGパル
スはこの回転ヘッド1A,1Bの1回転に図3Cに示す
如く24個のパルスが得られる如くなされたもので、こ
の24個のFGパルスをドラムPGパルスの後発生する
順に「1」「2」「3」……「23」「0」としてい
る。
【0025】また、信号処理部9においては主CPU8
の指令に従って記録データ信号及び再生データ信号の処
理を行う。この信号処理部9よりの記録データ信号を機
械系部6の回転ヘッド1A,1Bに供給するようにする
と共にこの機械系部6に得られる再生データ信号をこの
信号処理部9に供給する如くする。
【0026】また信号処理部9で得られる例えば30H
zの図2A及び図3Aに示す如き基準信号REFを機械
系制御用CPU7に供給する如くする。この機械系制御
用CPU7に於いては、この基準信号REFとドラムP
Gパルスとの位相を合致するように速度サーボ及び位相
サーボをかける如く制御信号を機械系部6に供給する。
【0027】またこの機械系制御用CPU7においては
トラックのATF部T1 ,T2 よりの位置出し信号
2 ,f3 より図9C及びDに示す如き第1のサンプリ
ングパルスATFS1 及び第2のサンプリングパルスA
TFS2 を形成すると共にこの第1及び第2のサンプリ
ングパルスATFS1 及びATFS2 によりパイロット
信号f1 をサンプルし、オートトラッキング信号を形成
してオートトラッキング信号を機械系部6に供給する如
くしている。
【0028】またこの機械系制御用CPU7に得られる
第1のサンプリングパルスATFS 1 を信号処理部9及
びサブCPU10に供給する。このサブCPU10には
また機械系部6に得られる図3B及びCに示す如きドラ
ムPGパルス及びドラムFGパルスを供給する如くす
る。
【0029】このサブCPU10は回転ヘッド1A及び
1Bの切換信号SWPを発生するようにしたもので、こ
のサブCPU10においては図3Dに示す如く動作する
切換信号発生用のデレータイマを有し、このデレータイ
マはFGパルスの第23番目のパルスの立上りでセット
(デレータイマパルスが立上り)され、このデレータイ
マのリセット(デレータイマパルスの立下り)はこのデ
レータイマパルスの立下り点と第1のサンプリングパル
スATFS1 の立上り点との時間差tがフォーマット通
りの値x0 になる如く、このデレータイマのリセット即
ちデレータイマパルスの立下り点を制御する如くする。
図3Eに示す如く、このデレータイマパルスの立下り点
を切換点とする回転ヘッドの切換信号SWPを発生する
如くする。
【0030】具体的には回転ヘッド1Aの切換信号SW
Pの切換点(エッジ)と第1のサンプリングパルスAT
FS1 の立下り点との時間差のフォーマットta0 は1
148.0μsecであり、回転ヘッド1Bの切換信号
SWPの切換点(エッジ)と第1のサンプリングパルス
ATFS1 の立上り点との時間差のフォーマットtb 0
は1033.2μsecである。
【0031】この切換信号SWPと第1のサンプリング
パルスATFS1 との時間差tはフリーランニングカウ
ンタ(マイコン内蔵)により測定する如くする。
【0032】このサブCPU10においては図4に示す
如く切換信号SWPと第1のサンプリングパルスATF
1 との時間差tとフォーマットta0 又はtb0 との
誤差Δtを検出し、この誤差Δtが正か負かを判断し、
この誤差Δtが正のときはこのサンプリングパルスAT
FS1 の位置がフォーマットに比べて遅く、切換信号S
WPの遅延量が少ないのでこの切換信号SWPの遅延量
が多くなるように制御し、またこの誤差Δtが負のとき
はこのサンプリングパルスATFS1 の位置がフォーマ
ットに比べて早く切換信号SWPの遅延量が多いので、
この切換信号SWPの遅延量が少なくなるように制御す
る。従って、このサブCPU10においては第1のサン
プリングパルスATFS1 と一定の関係にある切換信号
SWPを得ることができる。
【0033】実際には回転ヘッド1A及び回転ヘッド1
Bの夫々に対する切換信号SWPとサンプリングパルス
ATFS1 との時間差のフォーマットがta0 及びtb
0 と異なるので、回転ヘッド1Aにおける誤差Δta Δta=t−ta0 と、回転ヘッド1Bにおける誤差Δtb Δtb=t−tb0 とを測定し、案内ドラム3の1回転(切換信号SWPの
1周期)で検出される誤差をΔtとし Δt=(Δta+Δtb)/2 として、このΔtにより切換信号用デレータイマを制御
する如くする。
【0034】このサブCPU10に得られる回転ヘッド
の切換信号SWPを信号処理部9に供給すると共に機械
系部6に供給する如くする。
【0035】また本例においては磁気テープ2の記録ト
ラック5A1 ,5B1 ,5A2 ,5B2 ……の一部分を
再記録(アフレコモード)するときには、この信号処理
部9において、この第1のサンプリングパルスATFS
1 を基準として再記録領域をを示すアフレコウインド信
号W0 を形成し、また位置出し信号f2 ,f3 が良好に
再生されないときには回転ヘッドの切換信号SWPを基
準として、この再記録領域を示すアフレコウインド信号
0 を形成し、このアフレコウインド信号W0 を機械系
部6に供給する。この一部分再記録の為のアフレコウイ
ンド信号W0 は主CPU8の指令に従って選択的にサブ
コード部5S、PCM信号部5Pに対応したものとする
ことができ、本例ではサブコード部5Sを再記録するも
のとする。その他の構成は従来の回転ヘッド型DATと
同様とする。
【0036】本例は上述の如く構成されているので従来
の回転ヘッド型DATと同様に動作し、良好に記録及び
再生を行うことができる。
【0037】また記録トラックのサブコード部5Sを再
記録(サブコードアフレコ)するときにおいてATF部
1 の位置出し信号f2 ,f3 が良好に再生されている
ときには、この位置出し信号f2 ,f3 より得られる図
2Dに示す如き第1のサンプリングパルスATFS1
基準として図2Fに示す如きアフレコウインド信号W 0
を形成し、このアフレコウインド信号W0 により、この
アフレコウインド信号W0 に対応する領域本例において
は図2Bに示す再生信号のサブコード部5Sを図2Eに
示す如き記録データ信号のサブデータで再記録すること
ができる。
【0038】またこのサブコード部5Sを再記録すると
きにATF部T1 の位置出し信号f 2 ,f3 が良好に再
生されないときには、回転ヘッドの切換信号SWPを基
準としてアフレコウインド信号W0 を形成する。この場
合本例においては、図2Cに示す如くこの切換信号SW
Pは、その切換点(エッジ)と第1のサンプリングパル
スATFS1 との時間差tを常に一定にするようにして
いるので、磁気テープ2にトラックのフォーマット記録
されているかどうかに関係なく、この第1のサンプリン
グパルスATFS1 を基準としたと同様に正しい領域に
正しい信号を再記録することができる。
【0039】これは上述サブコード部5Sを再記録する
ときばかりでなく、PCM信号部5Pの一部分を再記録
する等他の部分を再記録する場合も、上述と同様に正し
い領域に正しい信号を再記録することができる。
【0040】尚上述実施例においては主CPU8、機械
系制御用CPU7、サブCPU10の3個のCPUを使
用したが、CPU10の機能を主CPU8に付加しても
良いし、また之等3個のCPU8,7,10を1個の多
機能CPUとすることもできることは勿論である。また
上述実施例においては本発明を回転ヘッド型のDATに
適用した例につき述べたが、本発明をその他の回転ヘッ
ド型の記録再生装置に適用できることは容易に理解でき
よう。また本発明は上述実施例に限ることなく本発明の
要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り得る
ことは勿論である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば常に正しい領域に正しい
信号を再記録することができる利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明回転ヘッド型記録再生装置の一実施例を
示す構成図である。
【図2】本発明の説明に供する線図である。
【図3】本発明による切換信号SWPの発生の説明に供
する線図である。
【図4】サブCPU10の説明に供する線図である。
【図5】従来の回転ヘッド型DATの例を示す構成図で
ある。
【図6】DATの回転ヘッド装置の例を示す平面図であ
る。
【図7】DATのテープパターンの例を示す線図であ
る。
【図8】回転ヘッドの切換の説明に供する線図である。
【図9】オートトラッキングの説明に供する線図であ
る。
【図10】記録トラックの一部分の再記録の説明に供す
る線図である。
【図11】記録トラックの一部分の再記録の説明に供す
る線図である。
【符号の説明】
1A,1B 回転ヘッド 2 磁気テープ 3 案内ドラム 5A1 ,5B1 ,5A2 ,5B2 …… 磁気トラック 6 機械系部 7 機械系制御用CPU 8 主CPU 9 信号処理部 10 サブCPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回転ヘッドによって斜めのトラッ
    クを記録媒体上に形成して記録し、上記トラックの各々
    に長手方向にデータ信号とは記録領域として独立にトラ
    ッキング用パイロット信号を記録すると共に位置出し信
    号を記録し、再生時走査幅が上記記録トラックの幅より
    広い回転ヘッドによって上記記録トラックを走査する際
    に上記位置出し信号を基準としてサンプリングパルスを
    形成し、該サンプリングパルスの期間中上記回転ヘッド
    が走査中の関連するトラックから上記パイロット信号を
    検出し、該検出出力信号によって上記回転ヘッドのトラ
    ッキング制御を行うようにすると共に上記回転ヘッドの
    回転に関連して得られる回転位置パルスを可変遅延手段
    を介して上記複数の回転ヘッドの切換信号を得るように
    した回転ヘッド型記録再生装置に於いて、 上記記録トラックの一部分を再記録するときに上記位置
    出し信号と上記切換信号との関係を一定にする様に上記
    可変遅延手段を制御するようにしたことを特徴とする回
    転ヘッド型記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06243656A (ja) * 1993-02-22 1994-09-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生方法
JPH076570A (ja) * 1993-06-18 1995-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録再生方法

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