JPH0553668A - 無効電力補償装置 - Google Patents

無効電力補償装置

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JPH0553668A
JPH0553668A JP3209548A JP20954891A JPH0553668A JP H0553668 A JPH0553668 A JP H0553668A JP 3209548 A JP3209548 A JP 3209548A JP 20954891 A JP20954891 A JP 20954891A JP H0553668 A JPH0553668 A JP H0553668A
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Japan
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reactive power
inverter
difference
command
voltage
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JP3209548A
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Inventor
Hiroo Konishi
博雄 小西
Hiroshige Kawazoe
裕成 川添
Yukio Tokiwa
幸生 常盤
Tatsuto Nakajima
達人 中島
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Hitachi Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/30Reactive power compensation

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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 系統電圧の変化に対応させて、進み・遅れの
無効電力を指令どうりに高速かつ安定に制御することに
ある。 【構成】 電力系統に無効電力を供給する自励式インバ
−タ5と、無効電力の指令値Q*と検出値Qの差を入力
し、その差を低減すべくその差に応じたインバータ出力
電圧の振幅指令kを演算して出力する無効電力制御手段
20と、この振幅指令kに基づいて前記インバータのス
イッチング素子を制御するインバータ制御手段21とを
含み、系統電圧の検出値Vsに応じて振幅指令kを補正
する補正手段25,26,27を設けた。 【効果】系統電圧の変化に合わせて振幅指令を先行制御
していることから、無効電力制御の応答性を高速化でき
るとともに、安定な制御を行わせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無効電力補償装置に係
り、特に進み遅れの無効電力を高速かつ安定に制御する
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】大規模電力系統において、系統の電圧安
定性を確保することは益々重要な課題となってきてお
り、各種の安定化対策がとられている。その一つとして
無効電力の供給、制御がある。無効電力の供給法には従
来から同期調相機、電力用コンデンサ、変圧器の負荷時
電圧切換等の方法があるが、最近は、優れた高速制御機
能を有する、インバ−タ方式またはサイリスタによるリ
アクトル制御方式等による静止形無効電力補償装置が着
目されている。
【0003】この理由はは自励式直交変換装置の大容量
化等の実用化性能が高まり、電力機器への適用が可能に
なってきた点と、他の方式よりも高速制御が可能な点に
ある。この第1ステップとして電圧型の自励式インバ−
タを備えた進み及び遅れの無効電力を任意に制御できる
静止形無効電力補償装置の開発が行われている。
【0004】図6に、この無効電力補償装置を含む電力
系統の1例を示す。図において、交流電源1は送電線2
を介して負荷3へ電力を供給している。コンデンサ4は
電圧型の自励式インバータ(以下、単にインバータとい
う)5の直流端に接続されている。インバ−タ5は自己
消弧機能を持ったGTO等のスイッチング素子6乃至1
1と、これらに逆並列に接続されたダイオ−ド12乃至
17で構成される。このインバ−タ5の交流端は変圧器
18を介して電力系統の送電線2に接続されている。コ
ンデンサ4とインバ−タ5と変圧器18とで無効電力補
償装置を構成する。また、制御回路として、直流電圧制
御回路19と無効電力制御回路20とPWM(パルス幅
変調)制御回路21とを設けている。
【0005】直流電圧制御回路19は、加算器22によ
りコンデンサ4の端子電圧の目標値Ec*と検出値Ec
の差を入力し、比例積分演算処理等により、その差を零
または零近傍にするに必要なインバータ5の出力電圧V
iの位相指令θを演算して出力するようになっている。
また無効電力制御回路20は、加算器23により無効電
力の目標値Q*と検出値Qの差を入力し、比例積分演算
処理等により、その差を零または零近傍にするに必要な
インバータ5の出力電圧Viの振幅指令kを演算して出
力するようになっている。但し、振幅指令kは上記差が
零のときは「1」であり、その差の極性に応じて「1」
から増又は減するとともに、その差の大きさに応じた大
きさに制御される。これらの位相指令θと振幅指令kは
PWM制御回路21に入力される。PWM制御回路21
では、入力される位相指令θに合わせて搬送波および変
調波の位相を調整するとともに、振幅指令kに比例させ
て変調波の振幅を制御する。そして、調整された搬送波
を変調波と比較してゲートパルスを生成し、このゲート
パルスに合わせてスイッチング素子6乃至11をオン・
オフ制御する。これにより、進み・遅れの無効電力を制
御するようになっている。
【0006】ここで、振幅指令kについて詳しく説明す
る。いま、交流系統電圧をVs、インバータ出力電圧を
Vi、変圧器18のリアクタンスをXとすると無効電力
補償装置に流れる電流I(すなわち、無効電流)は次式
で表わされる。
【0007】
【数1】I=(Vi−Vs)/X 一般に交流系統の電圧位相に対する無効電力補償装置の
出力電圧の位相差θは小さいと考えられるので、振幅指
令をkとするとViは次式で表わされる。
【0008】
【数2】Vi=k・Vs したがって、数3が成立する。
【0009】
【数3】I=(k−1)Vs/X 数3から、k=1のときは電流は零、k>1のときは進
み電流、k<1のときは遅れ電流となり、進み無効電力
はk>1の範囲、遅れ無効電力はk<1の範囲で連続的
に制御できる。
【0010】このことを図2に示す。図2(a)に示す
ように、振幅指令kに対するインバ−タの出力電圧Vi
との間は直線関係であり、その時の振幅指令kと無効電
力の関係を系統電圧をパラメータとして表わしたものは
図2(b)に示すようになる。図2にて、La、Lb及
びLcは系統電圧を示し、その大きさの関係は、Lb>
La>Lcである。
【0011】いま、系統電圧をLaとすると、無効電力
補償装置は図2(b)のように基準点Oaを境にkの大
きい方では進み、小さい方では遅れの無効電力を発生す
る。したがって、kを調整することにより、無効電力の
進み、遅れと大きさを調整できることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
技術では、系統電圧がLaで運転されている状態から、
急激にLb又はLcのように変化すると、フィードバッ
ク制御されるkの値の追従変化が遅れることになる。し
たがって、図2(b)に示す関係から明らかなように、
発生する無効電力Qが進み、遅れを含めて目標値Q*か
ら大きくはずれてしまい、無効電力制御の応答性及び安
定性が悪いという解決すべき課題がある。
【0013】本発明の目的は、系統電圧の変化に対応さ
せて、進み、遅れの無効電力を指令どおりに、高速かつ
安定に制御できる無効電力補償装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電力系統に無効電力を供給する自励式イ
ンバ−タの出力電圧の大きさを制御して、進み・遅れを
含む無効電力を制御する無効電力制御装置において、前
記電力系統の系統電圧に応じて前記インバータ出力電圧
を補正する補正手段を設けたことを特徴とする。
【0015】この場合において、無効電力の指令値と検
出値の差を入力し、その差を低減すべくその差に応じた
インバータ出力電圧の振幅指令を演算して出力する無効
電力制御手段と、この振幅指令に基づいて前記インバー
タのスイッチング素子を制御するインバータ制御手段と
を含んでなるときは、電力系統の系統電圧の検出値を入
力し、この検出値に応じて前記振幅指令を補正する補正
手段を設ける。
【0016】また、無効電力は電圧と電流の積であり、
一般に電圧の変動は小さいから、上記無効電力指令に代
えて無効電流指令に基づく制御にすることができる。す
なわち、無効電力制御手段を、無効電流の指令値と検出
値の差を入力し、その差を低減すべくその差に応じたイ
ンバータ出力電圧の振幅指令を演算して出力するもので
あってもよい。
【0017】また、コンデンサを直流電源とし電力系統
に無効電力を供給する自励式インバ−タの場合であっ
て、コンデンサの端子電圧の基準値と検出値の差を入力
し、その差を低減すべくその差に応じたインバータ出力
電圧の位相指令を演算して出力する直流電圧制御手段
と、この位相指令と前記振幅指令に基づいて前記インバ
ータのスイッチング素子を制御するインバータ制御手段
とを含んでなる無効電力補償装置の場合は、前記電力系
統の系統電圧の検出値を入力し、この検出値に応じて前
記振幅指令を補正する補正手段と、この補正された振幅
指令を前記位相指令に応じて更に補正して前記インバー
タ制御手段に入力する振幅指令を生成する振幅指令生成
手段と、前記位相指令を前記補正手段により補正された
振幅指令により補正して前記インバータ制御手段に入力
する位相指令を生成する位相指令生成手段とを設けるこ
とが好ましい。
【0018】
【作用】このように構成されることから、次の作用によ
り上記目的が達成される。系統電圧が変化すると、基本
的には無効電力の検出値がそれに応じて変化し、無効電
力制御手段のフィードバック制御によりその変化を減少
させる方向に振幅指令kが調整される。しかし、フィー
ドバック制御であるから、系統電圧の急激な変化に対し
ては制御が遅れ、しかも安定な制御ができない場合があ
る。この点、本発明によれば、系統電圧の検出値に応じ
て直接振幅指令を補正していることから、言い換えれば
系統電圧の変化に合わせて振幅指令を先行制御している
ことから、無効電力制御の応答性を高速化できるととも
に、安定な制御を行わせることができるのである。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を図1に示す。図示のよう
に、本実施例の主回路構成は、図6の従来例と同一であ
り、同一部品に同一符号を付して説明を省略する。
【0020】本実施例が、従来例と異なる点は、交流系
統電圧を交流電圧検出器24で検出し、これを整流回路
25で整流して交流電圧eoを求め、これを関数発生回
路26に入力して後述する関数に従って振幅指令kの補
正値eaを求め、これを加算器27を介して振幅指令k
に加算するようにした点である。
【0021】したがって、PWM制御回路21は振幅指
令kとその補正値eaの加算値を振幅指令k’として、
インバータ5の出力電圧Viを制御する。ここで、PW
M制御方式はインバータの出力制御に多く用いられてい
る周知の技術であり、図3にそのPWM制御回路21に
おける1相分の信号波形の1例を示す。図3(a)は搬
送波Cと変調波Mの波形例を示し、図3(b)はスイッ
チング素子の制御パルスである。図示のように、搬送波
C<変調波Mのとき「1」となり、C>Mのとき「0」
となる。なお、変調波Mは120度づつずれて他の2相
に対応するものが存在するがここでは省略されている。
インバータ5は、ゲートパルスが「1」のとき、スイッ
チング素子6(他の2相では夫々対応する制御パルスに
より8または10)をオン、スイッチング素子7(他の2
相では夫々対応する制御パルスにより9または11)を
オフ、制御パルス「0」のときスイッチング素子7(前
記と同じく他の2相では9または11)をオン、スイッ
チング素子6(前記と同じく他の2相では8または10)
をオフするように動作する。
【0022】図4(a)に整流回路25の1例を示す。
交流電圧検出器24で検出された三相交流電圧eu,e
v,ewがダイオ−ドブリッジで整流されたのち、抵抗
R21とR22で分圧されて、出力電圧eoが得られる。図
4(b)は関数発生回路26の特性例を示す。横軸に整
流回路25の出力電圧eoの大きさ、縦軸に出力である
補正値eaを示す。ここではeoに対してeaは線形関
係に設定したが、ステップ的あるいは曲線などの非線形
特性にしてもよい。図4(c)はこの特性例を得る回路
である。整流回路25で得られた出力電圧eoは図4
(c)の演算増幅器AMPの1つの入力に導かれる。回
路はリニア増幅回路であり演算増幅器AMPのゲインが
R12/R11であるのでポテンショメ−タVRをR11・e
s/R12の値に設定することにより図4(b)に示した
特性が得られる。
【0023】このように構成される実施例の動作につい
て次に説明する。基本的な無効電力制御の動作は、前述
したように、無効電力制御回路20により、予め設定さ
れた制御特性(例えば、図2(b)のLaに示すQ−k
特性)に従い、無効電力の指令値と検出値の差に応じて
振幅指令kが制御される。
【0024】今、系統電圧VsがLa、無効電力の指令
値Q*が零、無効電力補償装置が図2(b)の基準点O
aで運転されていたとき、何らかの原因により系統電圧
VsがLbに急変したとする。この場合、前述したよう
に無効電力制御回路20から出力される振幅指令kの値
は急には変化しないので、無効電力制御の動作特性は図
2(b)のLbの特性に移行し、A点が動作点になって
しまい、無効電力Qが零から遅れの方に増大して、指令
値Q*から外れしまうことになる。しかし、本実施例で
は、系統の電圧変化に応じて補正値eaが増加し、PW
M制御回路21に入力される振幅指令k’が増加するの
で、動作点はAからOb点に移り、速やかに無効電力が
指令値Q*=0に制御される。すなわち、関数発生回路
26は、系統電圧がLaからLbに変化したとき、(O
b−Oa)に相当する補正値eaを出力するように設定
されているのである。
【0025】一方、位相指令θは交流系統の電圧位相に
対する搬送波C及び変調波Mの位相を制御して主にイン
バ-タの直流電圧を基準値に一定に保持制御する。無効
電力の制御は、この直流電圧を一定とした状態で振幅指
令kを制御することにより行う。
【0026】上述したように、本実施例によれば、系統
電圧の変動に拘らず、進み、遅れの無効電力を指令どう
りに高速かつ安定に制御することができる。
【0027】上記の実施例では、インバ−タ出力電圧の
振幅を無効電力制御回路出力で制御する場合について説
明したが、無効電力制御を無効電力制御に代え、無効電
流制御回路の出力で制御しても同一の効果が得られる。
この場合、必要な無効電力を得るための無効電流の指令
値は、無効電力指令値を交流電圧で除して作られた値と
すればよく、無効電流制御回路により事故時の電流変動
が制限できるメリットがある。
【0028】次に、本発明の他の実施例を図5に示す。
加算器28は、前記直流電圧制御回路19の出力θと前
記関数発生回路26の出力eaを加算してθ’を得、こ
のθ’と前記無効電力制御回路20の出力kとから、位
相指令値作成回路29により次式に従い前記PWM制御
回路21への位相指令θ”を作成する。
【0029】
【数4】tanθ”=k/θ’ 振幅指令値作成回路30は、無効電力制御回路20の出
力kと加算器28の出力θ’から次式の如くkとθ’の
自乗平均によりPWM制御回路21への振幅指令k”を
作成する。
【0030】
【数5】k”=√(kxk+θ’xθ’) 上式のkとθ’に応じてPWM制御回21によってイン
バータ5の制御パルスがつくられる。この場合は図1の
実施例に比べると、インバータの出力電圧の位相と振幅
の指令が無効電力制御回路20と直流電圧制御回路19
の出力とから合成して作られるので各々の制御回路から
振幅指令と位相指令を作る場合よりも制御系の応答を早
くできる特徴がある。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、系
統電圧の変化に合わせて振幅指令を先行制御しているこ
とから、系統電圧の変化にかかわらず、無効電力制御の
応答性を高速化できるとともに、安定な制御を行わせる
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である無効電力補償装置を含
む電力系統図である。
【図2】(a)は振幅指令とインバータ出力電圧の関係
を、(b)は振幅指令と無効電力の関係を示す図であ
る。
【図3】PWM制御回路1相分の信号波形図であり、
(a)は搬送波と変調波の関係を、(b)はゲートパル
スを示す。
【図4】(a)は整流回路を、(b)は関数発生回路の
特性を、(c)は関数発生回路の構成を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例の無効電力補償装置の主要
部である制御回路の構成図である。
【図6】従来例の無効電力補償装置を含む電力系統図で
ある。
【符号の説明】
4 コンデンサ 5 インバ−タ 18 変圧器 19 直流電圧制御回路 20 無効電力制御回路 21 PWM制御回路 24 交流電圧検出器 25 整流回路 26 関数発生回路 27 加算回路 28 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 常盤 幸生 東京都調布市西つつじケ丘2丁目4番1号 東京電力株式会社技術研究所内 (72)発明者 中島 達人 東京都調布市西つつじケ丘2丁目4番1号 東京電力株式会社技術研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統に無効電力を供給する自励式イ
    ンバ−タの出力電圧の大きさを制御して、進み・遅れを
    含む無効電力を制御する無効電力制御装置において、前
    記電力系統の系統電圧に応じて前記インバータ出力電圧
    を補正する補正手段を設けたことを特徴とする無効電力
    補償装置。
  2. 【請求項2】 電力系統に無効電力を供給する自励式イ
    ンバ−タと、無効電力の指令値と検出値の差を入力し、
    その差を低減すべくその差に応じたインバータ出力電圧
    の振幅指令を演算して出力する無効電力制御手段と、こ
    の振幅指令に基づいて前記インバータのスイッチング素
    子を制御するインバータ制御手段とを含んでなる無効電
    力補償装置において、前記電力系統の系統電圧の検出値
    を入力し、この検出値に応じて前記振幅指令を補正する
    補正手段を設けたことを特徴とする無効電力補償装置。
  3. 【請求項3】 電力系統に無効電力を供給する自励式イ
    ンバ−タと、無効電流の指令値と検出値の差を入力し、
    その差を低減すべくその差に応じたインバータ出力電圧
    の振幅指令を演算して出力する無効電流制御手段と、こ
    の振幅指令に基づいて前記インバータのスイッチング素
    子を制御するインバータ制御手段とを含んでなる無効電
    力補償装置において、前記電力系統の系統電圧の検出値
    を入力し、この検出値に応じて前記振幅指令を補正する
    補正手段を設けたことを特徴とする無効電力補償装置。
  4. 【請求項4】 電力系統に無効電力を供給する自励式イ
    ンバ−タと、このインバータの直流端に接続されたコン
    デンサと、無効電力の指令値と検出値の差を入力し、そ
    の差を低減すべくその差に応じた前記インバータの出力
    電圧の振幅指令を演算して出力する無効電力制御手段
    と、前記コンデンサの端子電圧の基準値と検出値の差を
    入力し、その差を低減すべくその差に応じたインバータ
    出力電圧の位相指令を演算して出力する直流電圧制御手
    段と、この位相指令と前記振幅指令に基づいて前記イン
    バータのスイッチング素子を制御するインバータ制御手
    段とを含んでなる無効電力補償装置において、前記電力
    系統の系統電圧の検出値を入力し、この検出値に応じて
    前記振幅指令を補正する補正手段を設けたことを特徴と
    する無効電力補償装置。
  5. 【請求項5】 電力系統に無効電力を供給する自励式イ
    ンバ−タと、このインバータの直流端に接続されたコン
    デンサと、無効電力の指令値と検出値の差を入力し、そ
    の差を低減すべくその差に応じた前記インバータの出力
    電圧の振幅指令を演算して出力する無効電力制御手段
    と、前記コンデンサの端子電圧の基準値と検出値の差を
    入力し、その差を低減すべくその差に応じたインバータ
    出力電圧の位相指令を演算して出力する直流電圧制御手
    段と、この位相指令と前記振幅指令に基づいて前記イン
    バータのスイッチング素子を制御するインバータ制御手
    段とを含んでなる無効電力補償装置において、前記電力
    系統の系統電圧の検出値を入力し、この検出値に応じた
    補正値を出力する補正手段と、前記直流電圧制御手段か
    ら出力される位相指令と前記補正値とに基づいて前記イ
    ンバータ制御手段に入力する振幅指令を生成する振幅指
    令生成手段と、前記無効電力制御手段から出力される振
    幅指令と前記補正値とに基づいて前記インバータ制御手
    段に入力する位相指令を生成する位相指令生成手段とを
    設けたことを特徴とする無効電力補償装置。
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