JPH0552987A - 原子力発電プラントのデイジタル計測制御装置 - Google Patents
原子力発電プラントのデイジタル計測制御装置Info
- Publication number
- JPH0552987A JPH0552987A JP3215378A JP21537891A JPH0552987A JP H0552987 A JPH0552987 A JP H0552987A JP 3215378 A JP3215378 A JP 3215378A JP 21537891 A JP21537891 A JP 21537891A JP H0552987 A JPH0552987 A JP H0552987A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power plant
- console
- meters
- instrument
- monitoring
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【構成】各種現場計器等に自己の調整，点検，診断等を
行うマイクロプロセッサを搭載すると共に、原子力発電
プラントの運転操作及び監視を行うオペレータコンソー
ル８と、システムの制御ロジックを収納したディジタル
制御盤７と、これら各制御装置からのデータを監視，管
理するエンジニアリングコンソール９と、これら各機器
間相互を接続した光伝送ライン１０を具備する。 【効果】（１）原子力発電所の現場計器を含めた多数の
計器類の調整、点検等を遠隔操作で行い、作業員の現場
への移動や現場における各計器の調整作業等を省略し、
大幅な作業の省力化を可能とする。（２）計器等の状態
が常時監視、管理でき、また万一トラブル発生の場合
は、どの計器の不良かを直ちに判定でき、現場における
調査、点検等の作業を不要とする。（３）多数の計器類
の校正、点検データをメモリに収録し、試験成績書を自
動出力してデータの転写作業等を省力する。
行うマイクロプロセッサを搭載すると共に、原子力発電
プラントの運転操作及び監視を行うオペレータコンソー
ル８と、システムの制御ロジックを収納したディジタル
制御盤７と、これら各制御装置からのデータを監視，管
理するエンジニアリングコンソール９と、これら各機器
間相互を接続した光伝送ライン１０を具備する。 【効果】（１）原子力発電所の現場計器を含めた多数の
計器類の調整、点検等を遠隔操作で行い、作業員の現場
への移動や現場における各計器の調整作業等を省略し、
大幅な作業の省力化を可能とする。（２）計器等の状態
が常時監視、管理でき、また万一トラブル発生の場合
は、どの計器の不良かを直ちに判定でき、現場における
調査、点検等の作業を不要とする。（３）多数の計器類
の校正、点検データをメモリに収録し、試験成績書を自
動出力してデータの転写作業等を省力する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は原子力発電プラントの監
視及び制御の装置に係り、原子力発電プラントの現場計
器類における調整，点検，診断の監視及び制御を、光伝
送を利用して遠隔地にある中央操作室のオペレータコン
ソールとディジタル制御盤及びエンジニアリングコンソ
ール等により実施する原子力発電プラントのディジタル
計測制御装置に関する。
視及び制御の装置に係り、原子力発電プラントの現場計
器類における調整，点検，診断の監視及び制御を、光伝
送を利用して遠隔地にある中央操作室のオペレータコン
ソールとディジタル制御盤及びエンジニアリングコンソ
ール等により実施する原子力発電プラントのディジタル
計測制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、原子力発電プラントにおける計測
制御装置は、警報，メータ，スイッチ等が設置された監
視盤と、補助リレーや警報設定器等を設置した制御盤，
原子炉の水位を測定する水位計，原子炉の圧力を計測す
る圧力計，プロセス流量を測定する流量計等の多数の現
場計器等により構成されている。しかもこれらの間はワ
イヤケーブルで接続されて信号の授受が行われている。
この計測制御装置では、制御盤や現場計器の調整、ある
いは校正や健全か否かの確認等の作業は、各制御盤，現
場計器の一品毎に調整，校正，点検が必要で、かつ、そ
れらのデータは担当者により記録され、試験成績書等に
書き残す必要があった。
制御装置は、警報，メータ，スイッチ等が設置された監
視盤と、補助リレーや警報設定器等を設置した制御盤，
原子炉の水位を測定する水位計，原子炉の圧力を計測す
る圧力計，プロセス流量を測定する流量計等の多数の現
場計器等により構成されている。しかもこれらの間はワ
イヤケーブルで接続されて信号の授受が行われている。
この計測制御装置では、制御盤や現場計器の調整、ある
いは校正や健全か否かの確認等の作業は、各制御盤，現
場計器の一品毎に調整，校正，点検が必要で、かつ、そ
れらのデータは担当者により記録され、試験成績書等に
書き残す必要があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】通常原子力発電プラン
トにおける現場計器を含めた計器の総点数は、約１万点
にものぼり、これら計器の調整，校正，点検には、膨大
な時間と作業工数を必要とした。また点検，校正した結
果を試験成績書に書き残す作業や管理にも多大な労力が
必要とされる。さらに、万一トラブルが発生した場合の
調査に際しても、先ずどの計器が不良であるかの判定に
時間がかかり、その修復作業にも多大な時間が費され
る。さらに現場計器の監視及び制御については、作業員
の放射線被曝削減についても考慮する必要があった。本
発明の目的とするところは、下記のような原子力発電プ
ラントのディジタル計測制御装置を提供することにあ
る。
トにおける現場計器を含めた計器の総点数は、約１万点
にものぼり、これら計器の調整，校正，点検には、膨大
な時間と作業工数を必要とした。また点検，校正した結
果を試験成績書に書き残す作業や管理にも多大な労力が
必要とされる。さらに、万一トラブルが発生した場合の
調査に際しても、先ずどの計器が不良であるかの判定に
時間がかかり、その修復作業にも多大な時間が費され
る。さらに現場計器の監視及び制御については、作業員
の放射線被曝削減についても考慮する必要があった。本
発明の目的とするところは、下記のような原子力発電プ
ラントのディジタル計測制御装置を提供することにあ
る。
【０００４】(1) 原子力発電プラントの現場計器を含め
た多数の計器類の調整，点検等を中央操作室に設置した
エンジニアリングコンソールから遠隔操作で行い、作業
員の現場への移動や現場における各計器の調整作業等を
省略して、大幅な作業の省力化を可能とする。
た多数の計器類の調整，点検等を中央操作室に設置した
エンジニアリングコンソールから遠隔操作で行い、作業
員の現場への移動や現場における各計器の調整作業等を
省略して、大幅な作業の省力化を可能とする。
【０００５】(2) 現場計器等内にマイクロプロセッサを
搭載して、計器等の状態が常時監視でき、これを中央操
作室に設置されたエンジニアリングコンソールから管理
する。また万一トラブル発生の場合には、どの計器の不
良かを直ちに判定できて、現場における調査，点検等の
作業を不要とする。
搭載して、計器等の状態が常時監視でき、これを中央操
作室に設置されたエンジニアリングコンソールから管理
する。また万一トラブル発生の場合には、どの計器の不
良かを直ちに判定できて、現場における調査，点検等の
作業を不要とする。
【０００６】(3) 多数の計器類の校正，点検データを各
計器毎のマイクロプロセッサから光伝送ラインを通じて
エンジニアリングコンソールのメモリに収録し、試験成
績書を自動出力してデータの転写作業等を省力する。
計器毎のマイクロプロセッサから光伝送ラインを通じて
エンジニアリングコンソールのメモリに収録し、試験成
績書を自動出力してデータの転写作業等を省力する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】原子力発電プラントにお
ける各種現場計器等に自己の調整，点検，診断等を行う
マイクロプロセッサを搭載すると共に、前記原子力発電
プラントの運転操作及び監視を行うオペレータコンソー
ルと、システムの制御ロジックを収納したディジタル制
御盤と、これら各制御装置からのデータを監視，管理す
るエンジニアリングコンソールと、これら各機器間相互
を接続した光伝送ラインを具備する。
ける各種現場計器等に自己の調整，点検，診断等を行う
マイクロプロセッサを搭載すると共に、前記原子力発電
プラントの運転操作及び監視を行うオペレータコンソー
ルと、システムの制御ロジックを収納したディジタル制
御盤と、これら各制御装置からのデータを監視，管理す
るエンジニアリングコンソールと、これら各機器間相互
を接続した光伝送ラインを具備する。
【０００８】
【作用】中央操作室のエンジニアリングコンソールにお
けるキーボードにより、任意の現場計器等の測定レンジ
あるいは校正データのチェック指示を行う。指令信号は
光伝送ラインを経由して現場計器のマイクロプロセッサ
に伝達される。現場計器のマイクロプロセッサは、前記
指令に応じて測定レンジの確認や先回の校正データのチ
ェック等を実行し、その結果を前記光伝送ラインを通し
てエンジニアリングコンソールのマイクロプロセッサに
回答する。この回答は操作員に対してＣＲＴ及びハード
コピー等により表示される。
けるキーボードにより、任意の現場計器等の測定レンジ
あるいは校正データのチェック指示を行う。指令信号は
光伝送ラインを経由して現場計器のマイクロプロセッサ
に伝達される。現場計器のマイクロプロセッサは、前記
指令に応じて測定レンジの確認や先回の校正データのチ
ェック等を実行し、その結果を前記光伝送ラインを通し
てエンジニアリングコンソールのマイクロプロセッサに
回答する。この回答は操作員に対してＣＲＴ及びハード
コピー等により表示される。
【０００９】また計器のゼロ点調整，動作状態の点検あ
るいは、計器異常の有無等についても同様の信号の流れ
で行われ、現場計器に搭載したマイクロプロセッサにて
夫々の機能に対応して処理する。
るいは、計器異常の有無等についても同様の信号の流れ
で行われ、現場計器に搭載したマイクロプロセッサにて
夫々の機能に対応して処理する。
【００１０】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。図１はディジタル計測制御装置の構成図で、図２は
現場計器とエンジニアリングコンソールを示すブロック
構成図である。
る。図１はディジタル計測制御装置の構成図で、図２は
現場計器とエンジニアリングコンソールを示すブロック
構成図である。
【００１１】原子炉格納容器１内に設置された原子炉圧
力容器２からは、前記原子炉格納容器１を貫通して多数
本の計装配管が引出され、夫々に現場計器である例えば
原子炉水位測定用の原子炉水位計３や圧力測定用の原子
炉圧力計４及び、その他系統のプロセス流量を測定する
流量計５と、その流量エレメント６等が設置されてい
る。なお、これらの現場計器は原子力発電プラント内に
は通常 5.000点以上が設置されている。
力容器２からは、前記原子炉格納容器１を貫通して多数
本の計装配管が引出され、夫々に現場計器である例えば
原子炉水位測定用の原子炉水位計３や圧力測定用の原子
炉圧力計４及び、その他系統のプロセス流量を測定する
流量計５と、その流量エレメント６等が設置されてい
る。なお、これらの現場計器は原子力発電プラント内に
は通常 5.000点以上が設置されている。
【００１２】本ディジタル計測制御装置は、これら現場
計器類をディジタル化してマイクロプロセッサを搭載す
ると共に、現場より遠隔地にある中央操作室に設置した
ディジタル制御盤７と監視用のオペレータコンソール８
及びエンジニアリングコンソール９との間を光ファイバ
ーを利用した光伝送ライン10で接続している。
計器類をディジタル化してマイクロプロセッサを搭載す
ると共に、現場より遠隔地にある中央操作室に設置した
ディジタル制御盤７と監視用のオペレータコンソール８
及びエンジニアリングコンソール９との間を光ファイバ
ーを利用した光伝送ライン10で接続している。
【００１３】図２は現場計器の一例として原子炉水位計
３とエンジニアリングコンソール９のブロック構成を示
したもので、原子炉水位計３は原子炉水位の差圧を入力
する検出部11と、この出力信号の特性補正回路12，アン
プ回路13，アナログ／ディジタル変換回路14（以下Ａ／
Ｄ変換回路と略称する）、さらにマイクロプロセッサ
（μ−ｐ2 ）15とこの電気出力を光に変換して光伝送ラ
イン10に出力する電気／光変換回路16で構成されてい
る。
３とエンジニアリングコンソール９のブロック構成を示
したもので、原子炉水位計３は原子炉水位の差圧を入力
する検出部11と、この出力信号の特性補正回路12，アン
プ回路13，アナログ／ディジタル変換回路14（以下Ａ／
Ｄ変換回路と略称する）、さらにマイクロプロセッサ
（μ−ｐ2 ）15とこの電気出力を光に変換して光伝送ラ
イン10に出力する電気／光変換回路16で構成されてい
る。
【００１４】原子炉水位計３より光伝送ライン10に送出
された光信号は、前記遠隔地の中央操作室に設置された
ディジタル制御盤７及びオペレータコンソール８に伝達
されると共に、エンジニアリングコンソール９にも入力
される。このエンジニアリングコンソール９は、前記原
子炉水位計３から光伝送ライン10を通じて伝達された光
信号を入力して電気信号に変換する光／電気変換回路17
と、この電気信号を処理するマイクロプロセッサ（μ−
ｐ1 ）18及びこの処理データを記憶するメモリ19と、こ
のメモリ19から前記データを呼出す等の操作指令を行う
キーボード20、さらに、所望データの表示装置であるＣ
ＲＴコントローラ21及びＣＲＴ22、このＣＲＴ22と別に
出力コントローラ23により校正データ等を出力するタイ
パー24及びハードコピー25により構成されている。
された光信号は、前記遠隔地の中央操作室に設置された
ディジタル制御盤７及びオペレータコンソール８に伝達
されると共に、エンジニアリングコンソール９にも入力
される。このエンジニアリングコンソール９は、前記原
子炉水位計３から光伝送ライン10を通じて伝達された光
信号を入力して電気信号に変換する光／電気変換回路17
と、この電気信号を処理するマイクロプロセッサ（μ−
ｐ1 ）18及びこの処理データを記憶するメモリ19と、こ
のメモリ19から前記データを呼出す等の操作指令を行う
キーボード20、さらに、所望データの表示装置であるＣ
ＲＴコントローラ21及びＣＲＴ22、このＣＲＴ22と別に
出力コントローラ23により校正データ等を出力するタイ
パー24及びハードコピー25により構成されている。
【００１５】なお、この一実施例においては現場計器に
代表例として原子炉水位計３と、そのつながりを示した
が、他の原子炉圧力計４及び流量計５等の現場計器につ
いてもマイクロプロセッサが搭載され、同様の構成で光
伝送ライン10に接続されている。
代表例として原子炉水位計３と、そのつながりを示した
が、他の原子炉圧力計４及び流量計５等の現場計器につ
いてもマイクロプロセッサが搭載され、同様の構成で光
伝送ライン10に接続されている。
【００１６】次に上記構成による作用について説明す
る。原子炉の水位は２本の計装配管により原子炉水位計
３に入力され、差圧として検出部11で検出して電気信号
に変換される。この出力信号を特性補正回路12で測定レ
ンジ変更やゼロ点調整等の補正をした上で、アンプ回路
13に入力されて一定の信号に増幅される。次にＡ／Ｄ変
換回路14ではアンプ回路13からのアナログ信号をディジ
タル出力に変換して、マイクロプロセッサ（μ−ｐ2 ）
15に入力する。マイクロプロセッサ（μ−ｐ2 ）15の機
能としては測定レンジの変更，ゼロ点調整，動作状態の
点検，計器の異常診断，校正データ，計器番号の記憶等
を有している。このマイクロプロセッサ（μ−ｐ2 ）15
の出力信号は、電気／光変換器16により光信号に変換さ
れ、光伝送ライン10を介して、中央操作室に設置してあ
るエンジアリングコンソール９に伝送される。また逆に
エンジアリングコンソール９からの各種指令信号は光／
電気変換器17により光信号に変換され、光伝送ライン10
と電気／光変換器16を経て原子炉水位計３のマイクロプ
ロセッサ（μ−ｐ2 ）15に伝達される。
る。原子炉の水位は２本の計装配管により原子炉水位計
３に入力され、差圧として検出部11で検出して電気信号
に変換される。この出力信号を特性補正回路12で測定レ
ンジ変更やゼロ点調整等の補正をした上で、アンプ回路
13に入力されて一定の信号に増幅される。次にＡ／Ｄ変
換回路14ではアンプ回路13からのアナログ信号をディジ
タル出力に変換して、マイクロプロセッサ（μ−ｐ2 ）
15に入力する。マイクロプロセッサ（μ−ｐ2 ）15の機
能としては測定レンジの変更，ゼロ点調整，動作状態の
点検，計器の異常診断，校正データ，計器番号の記憶等
を有している。このマイクロプロセッサ（μ−ｐ2 ）15
の出力信号は、電気／光変換器16により光信号に変換さ
れ、光伝送ライン10を介して、中央操作室に設置してあ
るエンジアリングコンソール９に伝送される。また逆に
エンジアリングコンソール９からの各種指令信号は光／
電気変換器17により光信号に変換され、光伝送ライン10
と電気／光変換器16を経て原子炉水位計３のマイクロプ
ロセッサ（μ−ｐ2 ）15に伝達される。
【００１７】即ち、中央操作室に設置されたエンジアリ
ングコンソール９では、操作員がキーボード20にて例え
ば現場計器番号と測定スパンの変更等の指令を発する
と、この指令信号をマイクロプロセッサ（μ−ｐ1 ）18
で受け、光／電気変換器17で光信号に変換されて光伝送
ライン10に送出される。この光伝送ライン10からの信号
を現場計器である原子炉水位計３おいては、電気／光変
換回路16を介してマイクロプロセッサ（μ−ｐ2 ）15が
信号を受け取り、自己の計器番号と一致すれば、指令信
号による必要な量の測定スパン変更の指令を特性補正回
路12に出力し、その結果を受け取り記憶する。さらに、
マイクロプロセッサ（μ−ｐ2）15では、この調整結果
を今と逆のルートでエンジニアリングコンソール９側の
マイクロプロセッサ（μ−ｐ1 ）18に送り返し、その結
果はメモリ19に記憶される。またキーボード20からの要
求により、メモリ19の情報はＣＲＴコントローラ21を経
てＣＲＴ22に表示したり、出力コントローラ23を通した
タイパー24やハードコピー25により印字出力される。
ングコンソール９では、操作員がキーボード20にて例え
ば現場計器番号と測定スパンの変更等の指令を発する
と、この指令信号をマイクロプロセッサ（μ−ｐ1 ）18
で受け、光／電気変換器17で光信号に変換されて光伝送
ライン10に送出される。この光伝送ライン10からの信号
を現場計器である原子炉水位計３おいては、電気／光変
換回路16を介してマイクロプロセッサ（μ−ｐ2 ）15が
信号を受け取り、自己の計器番号と一致すれば、指令信
号による必要な量の測定スパン変更の指令を特性補正回
路12に出力し、その結果を受け取り記憶する。さらに、
マイクロプロセッサ（μ−ｐ2）15では、この調整結果
を今と逆のルートでエンジニアリングコンソール９側の
マイクロプロセッサ（μ−ｐ1 ）18に送り返し、その結
果はメモリ19に記憶される。またキーボード20からの要
求により、メモリ19の情報はＣＲＴコントローラ21を経
てＣＲＴ22に表示したり、出力コントローラ23を通した
タイパー24やハードコピー25により印字出力される。
【００１８】このようにして、エンジニアリングコンソ
ール９において多数の現場計器類の計器番号を指定する
ことにより、測定レンジの変更，ゼロ点の調整，動作状
態の点検，計器の異常診断，校正データの確認等を作業
員が現場に出向くことなく容易に実施できる。
ール９において多数の現場計器類の計器番号を指定する
ことにより、測定レンジの変更，ゼロ点の調整，動作状
態の点検，計器の異常診断，校正データの確認等を作業
員が現場に出向くことなく容易に実施できる。
【００１９】
【発明の効果】以上本発明によれば、各種計器類が配備
されている現場より、遠隔地の中央操作室に設置された
エンジニアリングコンソールにより、遠隔操作にて現場
計器の計器番号を指定して、測定レンジの変更，ゼロ点
の調整等が容易に行えると共に、計器の動作状態，異常
の有無が常時監視できる。従ってその都度現場に移動し
て実施していた調整，点検作業が不要となり、計器の不
具合と特定が直ちに判別できて作業員の放射線被曝も低
減できる。さらに、各種計器夫々の試験成績書が自動出
力されるので保全の省力化と原子力発電プラントの信頼
性が向上する効果がある。
されている現場より、遠隔地の中央操作室に設置された
エンジニアリングコンソールにより、遠隔操作にて現場
計器の計器番号を指定して、測定レンジの変更，ゼロ点
の調整等が容易に行えると共に、計器の動作状態，異常
の有無が常時監視できる。従ってその都度現場に移動し
て実施していた調整，点検作業が不要となり、計器の不
具合と特定が直ちに判別できて作業員の放射線被曝も低
減できる。さらに、各種計器夫々の試験成績書が自動出
力されるので保全の省力化と原子力発電プラントの信頼
性が向上する効果がある。
【図１】本発明の原子力発電プラントのディジタル計測
制御装置の構成図。
制御装置の構成図。
【図２】本発明のエンジニアリングコンソールと現場計
器のブロック構成図。
器のブロック構成図。
３…原子炉水位計、４…原子炉圧力計、５…流量計、７
…ディジタル制御盤、８…オペレータコンソール、９…
エンジニアリングコンソール、10…光伝送ライン、11…
検出部、12…特性補正回路、14…アナログ／ディジタル
変換回路（Ａ／Ｄ変換回路）、15，18…マイクロプロセ
ッサ、16…電気／光変換回路、17…光／電気変換回路、
19…メモリ、20…キーボード、22…ＣＲＴ、24…タイパ
ー、25…ハードコピー。
…ディジタル制御盤、８…オペレータコンソール、９…
エンジニアリングコンソール、10…光伝送ライン、11…
検出部、12…特性補正回路、14…アナログ／ディジタル
変換回路（Ａ／Ｄ変換回路）、15，18…マイクロプロセ
ッサ、16…電気／光変換回路、17…光／電気変換回路、
19…メモリ、20…キーボード、22…ＣＲＴ、24…タイパ
ー、25…ハードコピー。
Claims (1)
- 【請求項１】 原子力発電プラントにおける各種現場計
器等に自己の調整，点検，診断等を行うマイクロプロセ
ッサを搭載すると共に、前記原子力発電プラントの運転
操作及び監視を行うオペレータコンソールと、システム
の制御ロジックを収納したディジタル制御盤と、これら
各制御装置からのデータを監視，管理するエンジニアリ
ングコンソールと、これら各機器間相互を接続した光伝
送ラインからなることを特徴とする原子力発電プラント
のディジタル計測制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3215378A JPH0552987A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 原子力発電プラントのデイジタル計測制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3215378A JPH0552987A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 原子力発電プラントのデイジタル計測制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0552987A true JPH0552987A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16671311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3215378A Pending JPH0552987A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 原子力発電プラントのデイジタル計測制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0552987A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003524785A (ja) * | 2000-02-18 | 2003-08-19 | カール−ツアイス−スチフツング | 工作機械または座標測定装置のコントロールユニット |
| JP2008209131A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Mitsubishi Electric Corp | プラントの監視操作画像統合システムおよび監視操作画像統合方法 |
| EP3091407A1 (en) * | 2015-05-05 | 2016-11-09 | Areva Np | Mosaic module for a control panel of a power plant, control panel, and system comprising a control panel and a power generating unit |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP3215378A patent/JPH0552987A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003524785A (ja) * | 2000-02-18 | 2003-08-19 | カール−ツアイス−スチフツング | 工作機械または座標測定装置のコントロールユニット |
| JP2008209131A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Mitsubishi Electric Corp | プラントの監視操作画像統合システムおよび監視操作画像統合方法 |
| JP4522423B2 (ja) * | 2007-02-23 | 2010-08-11 | 三菱電機株式会社 | プラントの監視操作画像統合システムおよび監視操作画像統合方法 |
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