JPH0552653U - 天吊り形空気調和機 - Google Patents
天吊り形空気調和機Info
- Publication number
- JPH0552653U JPH0552653U JP103573U JP10357391U JPH0552653U JP H0552653 U JPH0552653 U JP H0552653U JP 103573 U JP103573 U JP 103573U JP 10357391 U JP10357391 U JP 10357391U JP H0552653 U JPH0552653 U JP H0552653U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grill
- vertical
- air conditioner
- ceiling
- mounted air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、天吊り形の空気調和機における縦
グリルの取付装置に係り、吹出し口の部分の補強リブを
兼用して強度を確保し、騒音やひびれによる振動の発生
を防止したものである。 【構成】 本考案は、吸込みグリル3及び吹出しグリル
12を備えた筐体1に送風機7及び熱交換器10を内蔵
した空気調和機において、上記吹出しグリル13の近傍
の筐体1の両側板1aに一対の係合片15と互いに向合
って形成し、この両係合片15に取付板16を架設し、
この取付板16に各縦グリル18を回動自在に間隔を存
して立設し、この各縦グリル18に連結杆19を連結し
たものである。
グリルの取付装置に係り、吹出し口の部分の補強リブを
兼用して強度を確保し、騒音やひびれによる振動の発生
を防止したものである。 【構成】 本考案は、吸込みグリル3及び吹出しグリル
12を備えた筐体1に送風機7及び熱交換器10を内蔵
した空気調和機において、上記吹出しグリル13の近傍
の筐体1の両側板1aに一対の係合片15と互いに向合
って形成し、この両係合片15に取付板16を架設し、
この取付板16に各縦グリル18を回動自在に間隔を存
して立設し、この各縦グリル18に連結杆19を連結し
たものである。
Description
【0001】
本考案は、例えば、天吊り形の空気調和機に係り、特に、この空気調和機にお ける縦グリルの取付装置に関する。
【0002】
従来の天吊り形空気調和機は、図5に示す如く、筐体(ケース本体)21の内 部に熱交換器(室内熱交換器)22、送風機ベース23に取付けられた遠心多翼 ファンでなる送風機24および電気部品を収納した電気部品箱25を配置収納す ると共に、熱交換器22の下部にドレン皿26を構成させている。このドレン皿 26は、図6に示すように、塗装した鉄板で上面が開口する箱状に形成した外面 周囲を断熱材27で覆い、その下面に筐体21の化粧パネル21aを装着してい る。また、筐体21内の前面部には、吹出グリル28が形成されており、この吹 出グリル28には、上下方向の風向調整用グリル29と、その内側に左右方向の 風向補正用の縦グリル30が形成されている。この縦グリル30は、天吊り形の 場合、設置場所が室内の中央部分か、左右部分かによって、据付時に左右吹出方 向が略決定されて調整するのみであり、このグリルの向きを頻繁に変化させるこ とはない。このため、この縦グリル30は、図7に示されるように、一枚の鉄板 を切越しグリルとなる部分を捩って構成させたものを使用している。又上記ドレ ン皿26および縦グリル30は、それぞれの左右端31,31および32,32 ,32を筐体21の側面枠体(図示せず)にネジにより固定されている。
【0003】
しかしながら、上述した天吊り形の空気調和機では、ドレン皿26および縦グ リル30が鉄板で出来ているため、筐体21の下部の強度が得られるといった利 点はあるが、逆に筐体が重いといった問題点があり、特に、天井に吊り下げる負 荷が増すため、据付荷重の点で問題があった。このため、上記ドレン皿26およ び縦グリル30の軽量化を図る目的で、合成樹脂て形成することが検討されてい る。しかし、樹脂で形成した場合、全体的な重量は、削減できるが、逆に、筐体 下部の強度が減少してしまい、運転中のビビリ音等の発生や筐体の変形等の発生 の原因となる問題が生じた。
【0004】 また、一方、筐体の吹出口下方部分の強度向上を図るため、キャビネットの材 料を厚いものに変更したり、補強用リブをつけたりすることが考えられるが、こ の場合、材料費または製造コストの上昇を招くといった問題が生ずる。
【0005】 本考案は、上述した問題を解消するために、筐体(ケース本体)の吹出し口の 部分の強度を縦グリルの取付部材を利用して筐体の吹出し口の部分の補強リブを 兼用するように構成して強度を確保し、騒音やひびれによる振動の発生を防止し た空気調和機を提供することを目的とする。
【0006】
本考案は、吸込みグリル及び吹出しグリルを備えた筐体に送風機及び熱交換器 を内蔵した天吊り形空気調和機において、上記吹出しグリルの近傍の筐体の両側 板に一対の係合片と互いに向合って形成し、この両係合片に取付板を架設し、こ の取付板に各縦グリルを回動自在に間隔を存して立設し、この各縦グリルに連結 杆を連結したものである。
【0007】
本考案は、組立て時、予め、上記吹出しグリルの近傍の筐体の両側板に一対の 係合片と互いに向合って形成し、この両係合片に取付板を水平に架設して各止め ねじで固定し、この取付板に各縦グリルを回動自在に間隔を存して立設し、この 各縦グリルに連結杆を連結し、吹出し口の部分の補強リブを兼用して強度を確保 し、騒音やひびれによる振動の発生を防止したものである。
【0008】
以下、本考案を図示のー実施例について説明する。
【0009】 図1乃至図4において、符号1は、天吊り形の空気調和機における筐体(ケー ス本体)であって、この筐体1の下部には、下部化粧板2が取付られており、こ の下部化粧板2の傍らの上記筐体1には、吸込みグリル3が形成されている。又 、上記筐体1内には、吸込み室4及び吹出し室5が仕切り板を兼ねた送風機ベー ス6が立設されており、上記吸込み室4に位置する送風機ベース6には、遠心多 翼ファンのような送風機7がモータベース7aを介して取付られている。即ち、 この送風機7は、図2の分解斜面図に示されるように、上下一対のファンケース 7b、7cに遠心多翼ファン7dを備えたモータ8で構成されている。さらに、 上記上記吸込み室4内の筐体1には、電気部品を収納した電気部品箱9が設けら れており、この電気部品箱9に収納された電気部品は上記送風機や後述する熱交 換器10を制御するように構成されている。
【0010】 一方、上記吹出し室5内には、熱交換器(室内熱交換器)10が傾斜して設置 されており、この熱交換器10の下位には、ドレン皿11が敷設されており、こ のドレン皿11は上記熱交換器10で生じたドレンを授受した後、図示されない ドレンポンプで機外へ排出するようになっている。
【0011】 他方、上記熱交換器10の位置する上記筐体1の一側には、吹出し口12が形 成されており、この吹出し口12の近傍の上記筐体1には、扇形をなす吹出しグ リル13が支軸14で回動自在に枢着されており、この吹出しグリル13は流体 の上下方向の流れを調整している。又、図3及び4に示されるように、上記吹出 しグリル13の近傍の筐体1の両側板1aには、耳片のような切り起しによる一 対の係合片15が互いに向合って形成されており、この両係合片15には、取付 板16が水平に架装して各止めねじ17で固定されている。さらに、この取付板 16には、各縦グリル18が回動自在に間隔を存して立設されており、この各縦 グリル18には、連結杆19が三本の縦グリル18ごとに連結されている。
【0012】 なお、上記両側板1aの外側には、一対の外装側板20が貼設されている。
【0013】 従って、本考案は、組立て時、予め、上記吹出しグリル13の近傍の筐体1の 両側板1aに一対の係合片15と互いに向合って形成しておき、この両係合片1 5に取付板16を水平に架装して各止めねじ17で固定することにより、吹出し 口12の部分の補強リブを兼用して強度を確保し、騒音やひびれによる振動の発 生を防止している。さらに、本考案は、上記取付板16に各縦グリル18を回動 自在に間隔を存して立設し、この各縦グリル18に連結杆19を連結して、流体 の左右方向流れを調整している。
【0014】
以上述べたように本考案によれば、吸込みグリル及び吹出しグリルを備えた筐 体に送風機及び熱交換器を内蔵した空気調和機において、上記吹出しグリルの近 傍の筐体の両側板に一対の係合片と互いに向合って形成し、この両係合片に取付 板を架設し、この取付板に各縦グリルを回動自在に間隔を存して立設し、この各 縦グリルに連結杆を連結してあるので、吹出し口の部分の補強リブを兼用するよ うに構成して強度を確保できるばかりでなく、騒音やひびれによる振動の発生を 防止できると共に、上記縦グリルが分離できるから、サブ組立てが容易になり、 しかも、上記取付板の全長により上記筐体の寸法を決めることもできる等の優れ た効果を有する。
【図1】本考案の天吊り形空気調和機の要部を示す断面
図。
図。
【図2】同上分解斜視図。
【図3】本考案の主要部の斜視図。
【図4】同上正面図。
【図5】従来の天吊り形空気調和機の要部を示す断面
図。
図。
【図6】同上の主要部品の斜視図。
【図7】同上の主要部品の斜視図。
1 筐体 3 吸込みグリル 7 送風機 10 熱交換器 13 吹出しグリル 15 係合片 16 取付板 18 縦グリル 19 連結杆
Claims (1)
- 【請求項1】吸込みグリル及び吹出しグリルを備えた筐
体に送風機及び熱交換器を内蔵した天吊り形空気調和機
において、上記吹出しグリルの近傍の筐体の両側板に互
いに向合って形成された一対の係合片と、この両係合片
に架設された取付板と、この取付板に間隔を存して回動
自在に立設された各縦グリルと、この各縦グリルに連結
された連結杆とを具備したことを特徴とする天吊り形空
気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991103573U JP2574286Y2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 天吊り形空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991103573U JP2574286Y2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 天吊り形空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552653U true JPH0552653U (ja) | 1993-07-13 |
JP2574286Y2 JP2574286Y2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=14357539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991103573U Expired - Lifetime JP2574286Y2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 天吊り形空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2574286Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019016982A1 (ja) * | 2017-07-20 | 2019-01-24 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
JP2020085402A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の室内機 |
JP2021014952A (ja) * | 2019-07-12 | 2021-02-12 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62149739U (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-22 | ||
JP3118460U (ja) * | 2005-11-10 | 2006-01-26 | 株式会社吾妻製作所 | 路上設置型安全装置 |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP1991103573U patent/JP2574286Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62149739U (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-22 | ||
JP3118460U (ja) * | 2005-11-10 | 2006-01-26 | 株式会社吾妻製作所 | 路上設置型安全装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019016982A1 (ja) * | 2017-07-20 | 2019-01-24 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
CN110914599A (zh) * | 2017-07-20 | 2020-03-24 | 夏普株式会社 | 空气调节机 |
JPWO2019016982A1 (ja) * | 2017-07-20 | 2020-05-28 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
JP2020085402A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の室内機 |
JP2021014952A (ja) * | 2019-07-12 | 2021-02-12 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2574286Y2 (ja) | 1998-06-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4582818B2 (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP2019203619A (ja) | 天井埋込型空気調和機 | |
JP4945357B2 (ja) | 天井埋込型空気調和装置の室内機 | |
JP5104993B1 (ja) | 冷凍装置の室外ユニット | |
JPH0552653U (ja) | 天吊り形空気調和機 | |
JP3575943B2 (ja) | ダクト用換気扇 | |
JP2001065924A (ja) | 空気調和機の室外ユニット | |
WO2000032998A1 (fr) | Accessoire pour l'installation d'un conditionneur d'air et installation associee | |
JP2001065925A (ja) | 空気調和機の室外ユニット | |
JPWO2006035747A1 (ja) | 天井埋込み形空気調和機 | |
JP3257753B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2594029Y2 (ja) | 天井埋め込み型空気調和機 | |
JPH0416095Y2 (ja) | ||
KR100474325B1 (ko) | 공기조화기의 실외유니트 | |
JP3748999B2 (ja) | 空気調和機の風向変更装置 | |
JPS637777Y2 (ja) | ||
JP2013104592A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP3070576B2 (ja) | 天井埋め込み型空気調和機 | |
JP2006097937A (ja) | 天井埋込み形空気調和機 | |
JPS5848989Y2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2703318B2 (ja) | 空気調和ユニット | |
JP2921470B2 (ja) | 天井埋込型空気調和装置及びその製造方法 | |
JP3035947B2 (ja) | 一体型空気調和機 | |
JPS6138031Y2 (ja) | ||
JPH0641058Y2 (ja) | 空気調和機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |