JPH0416095Y2 - - Google Patents

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JPH0416095Y2
JPH0416095Y2 JP8418186U JP8418186U JPH0416095Y2 JP H0416095 Y2 JPH0416095 Y2 JP H0416095Y2 JP 8418186 U JP8418186 U JP 8418186U JP 8418186 U JP8418186 U JP 8418186U JP H0416095 Y2 JPH0416095 Y2 JP H0416095Y2
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JP
Japan
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heat exchanger
main body
body casing
compressor
air outlet
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JP8418186U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、空気調和機用室外ユニツトに関す
る。
(従来の技術) 空気調和機用室外ユニツトとしては、従来一般
に、例えば、実開昭60−167981号公報に図示され
るものが知られている。
即ち、第4図の全体斜視図、および、第5図の
横断面図に示すように、台枠101に背面カバー
102と側面カバー103,103と前面カバー
104とを取付けて、トランク形の本体ケーシン
グ105を構成し、その本体ケーシング105内
に圧縮機106とプロペラフアン107とが設け
られている。
背面カバー102に熱交換器108が取付けら
れるとともに、その熱交換器108に対向して背
面カバー102に吸い込み口109が設けられ、
かつ、前面カバー104のプロペラフアン107
に対向する箇所に吹き出し口110が設けられて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような構成を有する従来例
の場合では、室外ユニツトの全体形状がトランク
形に構成されており、公団やマンシヨン等におい
てベランダの天井に据え付ける場合に、上下方向
の幅が大で、外観が悪く天井への据え付けには不
向きであつた。
また、送風機としてプロペラフアン107が採
用されており、その特性としては低静圧、大風量
となるために、ヒートポンプ形式の場合において
暖房運転時にフロスト(霜)が発生し、それに起
因して機内静圧が上昇すると風量が低下して暖房
能力が低下する欠点があつた。これを回避するた
めには、プロペラフアン107を高静圧で使用す
ることが考えられるが、高静圧で使用すると所要
動力の増大および運転音の上昇等で商品としての
価値を著しく損なう不都合があつた。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
のであつて、ベランダの天井に外観を損なわずに
据え付けることができながら、フロスト発生時の
風量低下を防止できるようにすることを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案の空気調和機用室外ユニツトは、このよ
うな目的を達成するために、 上下方向幅に水平方向縦横のいずれの幅よりも
小さい長方形状の本体ケーシング1と、 前記本体ケーシング1内の横一側方に設けられ
た平面視形状U字形の熱交換器2と、 前記熱交換器2に囲まれた空間S内に設けられ
た遠心フアン3と、 前記本体ケーシング1内の横他側方に前記熱交
換器2と対向して設けられた吹き出し口5と、 前記吹き出し口5と前記遠心フアン3とを接続
する吹き出しダクト7と、 前記吹き出しダクト7に近接して設けられた圧
縮機8とから構成する。
(作用) この構成によれば、室外ユニツトが上下方向の
幅の小さい薄型で、ベランダの天井に高さをとら
ずに据え付けることができ、しかも、高静圧で中
風量の特性を有する遠心フアン3を用い、そのう
えU字形の熱交換器2により熱交換面積を大にし
て、熱交換器2の通風抵抗を小に設定することが
できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。第1図は、本考案の実施例に係る空気
調和機用室外ユニツト全体斜視図、第2図は、一
部切欠全体平面図、第3図は、一部切欠全体側面
図である。これらの図において、1は本体ケーシ
ングであり、上下方向幅が水平方向縦横のいずれ
の幅よりも小さい長方形状に形成されている。
前記本体ケーシング1内では、その横一側方に
平面視形状U字形の熱交換器2が設けられ、その
熱交換器2に囲まれた空間S内に、左右一対の遠
心フアン3,3が設けられるとともに、両遠心フ
アン3,3が、それらの中間に配設された電動機
4によつて駆動するように構成されている。
前記本体ケーシング1内の横他側方の外面に
は、前記熱交換器2と対向する状態で吹き出し口
5が設けられ、その吹き出し口5に吹き出しグリ
ル6が付設されている。
前記吹き出し口5と遠心フアン3,3それぞれ
とが吹き出しダクト7を介して接続されている。
この吹き出しダクト7の吹き出し方向の途中箇
所において、その一部が上方に屈曲され、その屈
曲部分7aに入り込むように近接して圧縮機8が
配設されている。
前記熱交換器2側と圧縮機8側とが仕切り板9
を介して区画形成されるとともに、この仕切り板
9を貫通して前記吹き出しダクト7が設けられ、
圧縮機8が、仕切り板9と、吹き出しダクト7
と、本体ケーシング1の吹き出しグリル6の下方
部分1aと底板1bの前半部とによつて囲まれ、
圧縮機8の駆動に伴なつて発生する騒音を外部に
出さないように構成されている。
前記吹き出しグリル6は、その角度が上下方向
に調節自在にかつ固定可能に構成されていて、室
外ユニツトをベランダの天井に取付けるときに、
排風を所望の方向に吹き出して排出できるように
構成されている。
前記仕切り板9よりも圧縮機8側において、電
気品箱10が配設されている。
上記実施例では、圧縮機8を吹き出しダクト7
の下側に近接して設けているが、本考案として
は、圧縮機8の上側に近接して設けるものでも良
い。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、ベランダの天
井に近付けて収まり良く据え付けることができ、
外観を損なわずに室外ユニツトを設置できるよう
になつた。
しかも、熱交換器2の熱交換面積を大にすると
ともに、高静圧で中風量の特性を有する遠心フア
ン3を用いるから、暖房運転時にフロストが発生
しても、そのフロスト発生に伴なう通風抵抗の増
大に対して、風量低下を減少できて暖房能力の低
下を回避できるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る空気調和機用
室外ユニツトの全体斜視図、第2図は一部切欠全
体平面図、第3図は一部切欠全体側面図、第4図
は、従来例を示す全体斜視図、第5図は、従来例
の横断面図である。 1……本体ケーシング、2……熱交換器、3…
…遠心フアン、5……吹き出し口、7……吹き出
しダクト、8……圧縮機、S……空間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上下方向幅が水平方向縦横のいずれの幅よりも
    小さい長方形状の本体ケーシング1と、 前記本体ケーシング1内の横一側方に設けられ
    た平面視形状U字形の熱交換器2と、 前記熱交換器2に囲まれた空間S内に設けられ
    た遠心フアン3と、 前記本体ケーシング1内の横他側方に前記熱交
    換器2と対向して設けられた吹き出し口5と、 前記吹き出し口5と前記遠心フアン3とを接続
    する吹き出しダクト7と、 前記吹き出しダクト7に近接して設けられた圧
    縮機8とから成る空気調和機用室外ユニツト。
JP8418186U 1986-06-03 1986-06-03 Expired JPH0416095Y2 (ja)

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JP8418186U JPH0416095Y2 (ja) 1986-06-03 1986-06-03

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JP8418186U JPH0416095Y2 (ja) 1986-06-03 1986-06-03

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JPS62195024U JPS62195024U (ja) 1987-12-11
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5097576B2 (ja) * 2008-02-29 2012-12-12 日立アプライアンス株式会社 屋内埋込型熱源機及び空気調和機
JP5103251B2 (ja) * 2008-04-08 2012-12-19 日立アプライアンス株式会社 天井埋め込み型熱源機及び空気調和機
KR102572921B1 (ko) 2017-03-28 2023-08-30 린텍 가부시키가이샤 가스 배리어성 적층체

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