JPH0552202A - 油圧式サーボ装置 - Google Patents

油圧式サーボ装置

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JPH0552202A
JPH0552202A JP3234142A JP23414291A JPH0552202A JP H0552202 A JPH0552202 A JP H0552202A JP 3234142 A JP3234142 A JP 3234142A JP 23414291 A JP23414291 A JP 23414291A JP H0552202 A JPH0552202 A JP H0552202A
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servo
hydraulic
flow rate
valve
servo valve
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JP3234142A
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Hirotoshi Domoto
博俊 道本
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/16Adjusting or positioning rolls
    • B21B31/20Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis
    • B21B31/32Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis by liquid pressure, e.g. hydromechanical adjusting

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Servomotors (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で既設設備にも容易に適用でき、
安価でかつ実用性が高く、高速性能、高精度、高応答性
を有する油圧式サーボ装置を提供する。 【構成】 大小2種類以上の流量特性を有する複数のサ
ーボ弁1、2を並列に配設し、制御部5から各サーボ弁
1、2へのサーボ電流指令または開度指令の途中に指令
信号の大小に対応する特性を有する関数発生器7、8ま
たは周波数帯域のことなるフィルターを設け、個々のサ
ーボ電流もしくは開度指令を調節可能とし、高速性能は
大流量サーボ弁1で、高精度、高応答性は小流量サーボ
弁1で制御する。 【効果】 大流量サーボ弁の劣化がなく、しかも高速性
能と高精度、高応答性の双方を備えた油圧式サーボ装置
を安価に提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧延機の圧延ロール
に圧下力を付与するための油圧圧下装置、あるいは連続
鋳造機のスライディングノズルの位置制御等に用いられ
る油圧式サーボ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷間圧延機等の油圧圧下装置は、元来電
動圧下方式による位置決め装置の応答性を改善するため
に適用拡大されたもので、位置決めの精度、応答性は電
動圧下方式に比較して圧倒的に優位に立っていることは
よく知られている。冷間圧延機等の油圧圧下装置は、圧
延中の板厚あるいは伸率調整のためのロールギャップの
調整と、ロール替えあるいは板破断、絞り込み等の異常
時のロール避難用の急速ロール開閉の2通りの動作を、
一つの油圧シリンダーで兼用する例が多い。この場合、
前者は数μないし数百μ程度の調節範囲となり、高精度
を要求される。また、後者は数十ないし数百mmの長ス
トロークの高速開閉動作が要求されることとなる。
【0003】例えば、冷間圧延機等の油圧圧下装置は、
図6の制御系のブロック図に示すとおり、圧下用油圧シ
リンダ31のピストンラム32の位置を位置検出器33
で検出して加算器34にフィードバックし、設定器30
から入力される設定位置を比較演算し、その偏差を位置
制御部35に出力してサーボ弁36のサーボ電流または
開度を制御している。この場合のシリンダ31とサーボ
弁36の油圧回路は、図7に示すとおり、油圧シリンダ
31のピストンラム32の加圧側油室37にサーボ弁3
6を介してタンク38から油圧ポンプ39により圧油を
供給するように構成されている。一方、製品の品質向上
の要求は、年々厳しくなり、油圧制御装置にあっても、
精度、応答性の向上ならびに位置変更の高速度化の要求
は、さらに強くなってきている。他方、油圧制御装置の
心臓部ともいうべきサーボ弁にあっては、上記の要求を
満すべく種々の改善がなされ、直動形サーボ弁等高性
能、高信頼性のサーボ弁が開発され適用されている。
【0004】しかしながら、高速性能、すなわちサーボ
弁の大流量化と、高精度、高応答性とは基本的に矛盾す
る命題であり、大流量化した場合にサーボ弁自身のスプ
ールの摩耗、パッキン等の劣化等による内部リークが当
然大きくなり、制御性能の悪化を余儀なくされる。図9
は、油圧サーボ弁の内部リーク量の経時的な変化の一例
を示したものである。通常油圧サーボ弁の内部リーク量
(%)は、定格流量(l/min)に対するリーク量の
百分率で表されるが、本発明者らの知見によれば、10
〜15%を超えると、ハンチングあるいは異常開閉動作
等のトラブルが生じ、使用不能に近い深刻な状態とな
る。また、この内部リーク量の変化パターンは、油圧サ
ーボ弁の使用条件に大きく左右され、微小な開閉状態が
繰返えされる場合は、より速い劣化パターンとなるの
で、極力微小な開閉の繰返しを避けることが望ましい。
【0005】同様に大流量サーボ弁の場合は、サーボ弁
の開度信号もしくはサーボ電流が小さくても比較的油圧
流量が大流量となるため、制御系全体の精度低下、例え
ば制御アンプのオフセットエラーの影響が無視できない
場合が生じる恐れがある。上記のとおり、従来一つのサ
ーボ弁で圧下制御していたが、この場合高速性能と精
度、応答性の両立は困難であった。
【0006】この対策としては、シリンダチューブ内に
設けられてストローク動作するシリンダラムと、同シリ
ンダラム内に同ラムのストローク方向と同方向にストロ
ーク動作するピストンとを有してなり、ピストンおよび
シリンダラムのストローク動を独立した油圧制御系によ
り制御する装置(特開昭60−162513号公報、特
開昭62−130705号公報)等の提案が行われてい
る。この特開昭60−162513号公報および特開昭
62−130705号公報に開示の装置は、図8に示す
とおり、ピストン41を摺動可能に内蔵するシリンダラ
ム42、同シリンダラム42をピストン41と同ストロ
ーク方向に内蔵したピストンチューブ43から構成さ
れ、ピストン41とシリンダラム42が別々の独立した
油圧回路を有するサーボ弁44、45により制御される
構成となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭60−16
2513号公報および特開昭62−130705号公報
に開示の装置は、大流量化と高精度、高応答性を両立さ
せるという目的を達成し得るものの、油圧シリンダ装置
全体が複雑かつ、大規模にならざるを得ず、新設時には
設備費が高価となり必ずしも採用できず、また、既設設
備にあっては、シリンダの更新あるいは大幅な改造を必
要とし、改造費用ならびに改造工数を要するため、一般
的には採用できないという難点を有している。しかも、
上記油圧シリンダ装置は、機構が複雑なため、故障頻度
が大きく、メンテナンス工数が大となる欠点を有してい
る。
【0008】この発明の目的は、構造が簡単で既設設備
にも容易に適用でき、安価でかつ実用性が高く、高速性
能、高精度、高応答性を有する油圧式サーボ装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意検討を行った。その結果、大小2種類
以上の流量特性を有する複数のサーボ弁を並列に配設
し、一つの制御回路で複数のサーボ弁を同時に、かつお
互いの干渉を無くして使用可能とすることによって、安
価で高速性能と高精度、高応答性とを具備した油圧式サ
ーボ装置が得られるとの結論に至り、この発明に到達し
た。
【0010】すなわちこの発明は、サーボ弁等の流量調
整弁を用いて油圧シリンダーの位置、速度、圧力等を、
制御部に入力される検出器からのフィードバック信号と
予め定めた設定値との比較演算結果に基いて制御する油
圧式サーボ装置において、大小2種類以上の流量特性を
有する複数のサーボ弁を並列に配設し、制御部から各サ
ーボ弁へのサーボ電流指令もしくは開度指令の途中に指
令信号の大小に対応する特性を有する関数発生器を設
け、個々のサーボ電流もしくは開度指令を調節可能とし
たのである。
【0011】また、サーボ弁等の流量調整弁を用いて油
圧シリンダーの位置、速度、圧力等を、制御部に入力さ
れる検出器からのフィードバック信号と予め定めた設定
値との比較演算結果に基いて制御する油圧式サーボ装置
において、大小2種類以上の流量特性を有する複数のサ
ーボ弁を並列に配置し、制御部から各サーボ弁へのサー
ボ電流指令もしくは開度指令の途中に周波数帯域の異な
る複数のフィルターを設け、周波数帯に応じて個々のサ
ーボ弁のサーボ電流もしくは開度指令を調節可能とした
のである。さらに、大小2種類以上の流量特性を有する
複数のサーボ弁と共に、大流量電磁弁を配設したのであ
る。
【0012】
【作用】この発明に係る油圧式サーボ装置は、大小2種
類以上の流量特性を有する複数のサーボ弁を並列に配置
し、制御部からの大流量サーボ弁および小流量サーボ弁
の開度信号もしくはサーボ電流の大小を、関数発生器も
しくはフィルターにより区分し、一つの制御回路で複数
のサーボ弁を同時に、かつお互いの干渉を無くして使用
可能としたから、大流量サーボ弁と小流量サーボ弁の長
所を活かしながら併用することによって、高速性能と、
高精度、高応答性の双方が達成される。しかも、大流量
サーボ弁と小流量サーボ弁の油圧系統を個々に独立せし
めることなく、一つの制御回路、油圧系統としたら、機
構が簡単で安価である。
【0013】また、圧延機の油圧圧下装置等、微妙な油
圧シリンダ動作を高頻度で実施するシステムにおいて
は、この発明の油圧式サーボ装置を用いることにより、
高精度、高応答性は、小流量サーボ弁の開閉制御により
実施されるから、大流量サーボ弁のスプールが、開度0
の付近で高頻度で開閉動作することによるスプールの摩
耗、スティック等の発生を防止でき、大流量サーボ弁の
寿命延長と、制御性能の低下を防止できる。
【0014】前記大小2種類以上の流量特性を有する複
数のサーボ弁と共に、大流量電磁弁を配設したから、小
流量サーボ弁と大流量電磁弁を組合わせ、あるいは小流
量サーボ弁と大流量電磁弁、大流量サーボ弁を組合わ
せ、ロール替えあるいは板破断、絞り込み等の異常時の
ロール避難用の高速開閉動作が必要とされる場合は、大
流量電磁弁あるいは大流量電磁弁と大流量サーボ弁で実
施し、高応答性、高精度開閉を小流量サーボ弁で実施し
ても、前記と同様の効果を得ることができる。
【0015】
【実施例】以下にこの発明の詳細を実施の一例を示す図
1ないし図5に基いて説明する。図1はこの発明の油圧
式サーボ装置の関数発生器を設けた制御系のブロック
図、図2はこの発明の油圧式サーボ装置の周波数帯域の
異なるフィルターを設けた制御系のブロック図、図3は
この発明の油圧系統図、図4は従来技術、本発明装置の
実施例1および本発明装置の実施例2の位置制御系のス
テップ応答の一例を示す説明図、図5は図2の周波数帯
域の異なるフィルターの特性を示す線図である。図1に
おいて、1は大流量サーボ弁、2は小流量サーボ弁、3
はシリンダのピストンチューブ、4はピストンチューブ
3内に設けたシリンダラムである。5は位置制御部、6
は位置指令信号、7および8は関数発生器、9はシリン
ダラム4の位置を検出する位置検出器で、位置検出器9
で検出されたシリンダラム4の位置は加算器10にフィ
ードバックされる。加算器10は、位置指令信号6と位
置検出器9からフィードバックされるシリンダラム4の
位置信号とを比較演算し、その偏差を位置制御部5に出
力するよう構成する。
【0016】なお、関数発生器7、8は、図1中に示し
てあるような特性を有しており、関数発生器7は、位置
制御部5の出力を入力として、入力が大きいときに有効
となり、入力の小さいときに無効もしくはゲインを十分
小さくするような特性となっている。また、関数発生器
8は、位置制御部5の出力を入力として、入力が小さい
ときに有効となり、入力の大きいときは一定の出力に制
限されるような特性となっている。したがって、位置制
御部5からのサーボ電流指令または開度指令が大の場合
は、関数発生器8の出力が一定に制限され、関数発生器
7により大流量サーボ弁1のサーボ電流または開度が制
御される。逆に位置制御部5からのサーボ電流指令また
は開度指令が小の場合は、関数発生器7の出力が無効も
しくはゲインが十分小さく制限され、関数発生器8によ
り小流量サーボ弁2のサーボ電流または開度が制御され
る。
【0017】図3において、11はオイルタンク、12
は油圧ポンプ、13は油圧ポンプ12を駆動するモータ
ー、1は大流量サーボ弁、2は小流量サーボ弁、3はシ
リンダのピストンチューブ、4はピストンチューブ3内
に設けたシリンダラム、14はアキュムレータ、15は
減圧弁で、シリンダラム4の加圧側油室16には、並列
に配設された大流量サーボ弁1および小流量サーボ弁2
と圧油配管で接続されている。
【0018】図2において、1は大流量サーボ弁、2は
小流量サーボ弁、3はシリンダのピストンチューブ、4
はピストンチューブ3内に設けたシリンダラムである。
5は増幅器等で構成される位置制御部、6は位置指令信
号、21、22および23は周波数帯域の異なるフィル
ター、9はシリンダラム4の位置を検出する位置検出器
で、位置検出器9で検出されたシリンダラム4の位置は
加算器10にフィードバックされる。加算器10は、位
置指令信号6と位置検出器9からフィードバックされる
シリンダラム4の位置信号とを加算し、その偏差を位置
制御部5に出力するよう構成する。
【0019】なお、周波数帯域の異なるフィルター2
1、22、23は、図5に示すとおり、(a)図のフィ
ルター21は低い周波数帯のみ通過させる特性、(b)
図のフィルター22は中程度の周波数帯のみ通過させる
特性、(c)図のフィルター23は高い周波数帯のみ通
過させる特性を有している。したがって、位置制御部5
からのサーボ電流指令または開度指令が大で低周波数帯
の場合は、フィルター21によりゲインが設定され、大
流量サーボ弁1のサーボ電流または開度が制御される。
逆に位置制御部5からのサーボ電流指令または開度指令
が小で高周波数帯の場合は、フィルター23によりゲイ
ンが設定され、小流量サーボ弁2のサーボ電流または開
度が制御される。
【0020】図4において、従来例は図6、7に示す油
圧式サーボ装置、実施例1は図1および図3に示す油圧
式サーボ装置、実施例2は図2および図3に示すサーボ
装置の位置制御系のステップ応答の線図である。図4の
サーボ指令Aは、大流量サーボ弁1のサーボ開度、サー
ボ指令Bは、小流量サーボ弁2のサーボ開度を示す。ま
た、サーボ流量は、実施例1および2においては大流量
サーボ弁1および小流量サーボ弁2の流量の合成で、破
線は小流量サーボ弁2の流量を表している。位置フィー
ドバックは、位置検出器9からのフィードバックを表し
ている。この図4から明らかなとおり、図1、図3に示
す実施例1、図2、図3に示す実施例2の方法で油圧シ
リンダの位置制御を実施すれば、大小流量の異なるサー
ボ弁1、2を並列に配設して組合わせることによって、
あたかも一つのサーボ弁を用いるのと同等の、あるいは
それ以上の応答性を出すことが可能である。
【0021】また、図1、図3に示す実施例1では、位
置偏差の小さいときは関数発生器8により小流量サーボ
弁2でのみ位置制御を実施するようになっており、図
2、図3に示す実施例2では、高周波数領域、すなわち
フィルター23を通過する通常の制御範囲においては、
小流量サーボ弁2のみで位置制御するようになってい
る。したがって圧延機等圧延中は、位置変化量が小さ
く、かつ高周波数領域の変化が大きい場合にあっては、
小流量サーボ弁2のみが使用されることが多く、ロール
替えあるいは板破断、絞り込み等の異常時のロール避難
用の急速ロール開閉等極まれに短時間で大きな位置変化
量の必要なときだけ、大流量サーボ弁1が使用されるこ
ととなる。
【0022】なお、上記実施例においては、大小2種類
以上の流量特性を有する複数のサーボ弁を並列に配設し
た場合について述べたが、大小2種類以上の流量特性を
有する複数のサーボ弁と共に、大流量の電磁弁を配設
し、小流量サーボ弁と大流量電磁弁、あるいは小流量サ
ーボ弁と大流量電磁弁および大流量サーボ弁を組合わせ
ることによって、高精度、高応答性が要求されるときは
小流量サーボ弁を使用し、短時間で大きな位置変化量の
必要なときは大流量電磁弁または大流量電磁弁と大流量
サーボ弁でを使用すれば、急速ロール開閉をより効果的
に実施することができる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたとおり、この発明によれば、
微小かつ比較的高周波数の位置変化の機会が多い油圧サ
ーボ装置において、大流量サーボ弁が開度0近辺で頻繁
に開閉動作することによる劣化等が皆無となり、かつ大
流量サーボ弁の内部リーク等の影響の少ない油圧サーボ
装置を安価に提供することができる。なお、この発明
は、位置制御装置の例について説明したが、油圧圧力制
御、速度制御等にももとより適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の油圧サーボ装置の関数発生器を設け
た制御系のブロック図である。
【図2】この発明の油圧サーボ装置の周波数帯域の異な
るフィルターを設けた制御系のブロック図である。
【図3】この発明の位置制御装置の油圧系統図である。
【図4】従来技術、本発明装置の実施例1および実施例
2の位置制御系のステップ応答の一例を示す説明図であ
る。
【図5】図2の周波数帯域の異なるフィルターの特性を
示す線図で、(a)図は低周波数帯、(b)図は中程度
の周波数帯、(c)図は高周波数帯の場合を示す。
【図6】従来の一般的な油圧サーボ装置の制御系のブロ
ック図である。
【図7】従来の一般的な位置制御装置の油圧系統図であ
る。
【図8】従来の特開昭60−162513号公報の位置
制御装置の油圧系統図である。
【図9】油圧サーボ弁の内部リーク量の経時的な変化の
一例を示すグラフである。
【符号の説明】
1 大流量サーボ弁 2 小流量サーボ弁 3、43 ピストンチューブ 4、42 シリンダラム 5 位置制御部 6 位置指令信号 7、8 関数発生器 9、33 位置検出器 10、34 加算器 11、38 オイルタンク 12、39 油圧ポンプ 13 モーター 14 アキュムレータ 15 減圧弁 16、37 加圧側油室 21、22、23 フィルター 30 設定器 31 圧下用シリンダ 32 ピストンラム 35 制御部 36、44、45 サーボ弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボ弁等の流量調整弁を用いて油圧シ
    リンダーの位置、速度、圧力等を、制御部に入力される
    検出器からのフィードバック信号と予め定めた設定値と
    の比較演算結果に基いて制御する油圧式サーボ装置にお
    いて、大小2種類以上の流量特性を有する複数のサーボ
    弁を並列に配設し、制御部から各サーボ弁へのサーボ電
    流指令もしくは開度指令の途中に指令信号の大小に対応
    する特性を有する関数発生器を設け、個々のサーボ電流
    もしくは開度指令を調節可能としたことを特徴とする請
    求項1記載の油圧式サーボ装置。
  2. 【請求項2】 サーボ弁等の流量調整弁を用いて油圧シ
    リンダーの位置、速度、圧力等を、制御部に入力される
    検出器からのフィードバック信号と予め定めた設定値と
    の比較演算結果に基いて制御する油圧式サーボ装置にお
    いて、大小2種類以上の流量特性を有する複数のサーボ
    弁を並列に配置し、制御部から各サーボ弁へのサーボ電
    流指令もしくは開度指令の途中に周波数帯域の異なる複
    数のフィルターを設け、周波数帯に応じて個々のサーボ
    弁のサーボ電流もしくは開度指令を調節可能としたこと
    を特徴とする油圧式サーボ装置。
  3. 【請求項3】 大小2種類以上の流量特性を有する複数
    のサーボ弁と共に、大流量電磁弁を配設したことを特徴
    とする請求項目1または2記載の油圧式サーボ装置。
JP3234142A 1991-08-20 1991-08-20 油圧式サーボ装置 Pending JPH0552202A (ja)

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