JPH0551725U - 包装用容器 - Google Patents

包装用容器

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JPH0551725U
JPH0551725U JP10918391U JP10918391U JPH0551725U JP H0551725 U JPH0551725 U JP H0551725U JP 10918391 U JP10918391 U JP 10918391U JP 10918391 U JP10918391 U JP 10918391U JP H0551725 U JPH0551725 U JP H0551725U
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JP
Japan
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lid
container
packaging container
piece
covering piece
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Pending
Application number
JP10918391U
Other languages
English (en)
Inventor
敏彦 山田
Original Assignee
富山スガキ株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋部を閉じた状態で確実に蓋部が本体部に係
合し、強度や安全性も高くする。 【構成】 本体部68と蓋部66とをミシン目64で切
り離し可能に設ける。容器の背面部16から一体に容器
前面まで延びた頭部覆い片30を形成し、頭部覆い片3
0の先端部に、本体部68と内側前面板34との間に差
し込まれる差し込み片62を一体に形成する。頭部覆い
片30で、蓋部66の上端部から前面を覆って糊付す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、商品を内部に収容し、搬送、陳列及び携帯等される包装用容器に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、容器の頭部が開閉自在に形成された包装用容器は、実開昭54−879 23号公報や実開昭55−93615号公報に開示されているように、容器の頭 部が、背面の折り目部を中心に揺動自在に形成され、頭部の蓋が開閉可能に設け られている。この包装容器は、本体の外箱の内側に、内側前面板が頭部の開口部 より突出して設けられ、頭部の蓋が係合するように形成されている。そして、内 側前面板、外箱及び蓋等は、一枚のブランクシートを打ち抜いて所定の折線で折 られて組み立てられている。
【0003】 このような包装用容器は、通常、箱の上下端面で、内フラップと外フラップと が折重ねられて糊付けされ、組み立てられている。そして、頭部の蓋は、ミシン 目の部分で切り離すようにして開閉可能に設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術の場合、箱の上下端面で、内フラップと外フラップとが折重ね られて糊付けされているだけであり、ミシン目で蓋部を切り離した際には、切り 離した蓋部の強度が弱い上、本体部の内側前面板に蓋部が確実に係合せず、不安 定になるという問題があった。また、フラップを重ね合わせて糊付けしただけで は、その部分で上手に糊付けを外すことも可能であり、内容物に第三者が手を加 えるという危険性もあった。
【0005】 この考案は、上記従来の技術の問題点に鑑みて成されたもので、蓋部を閉じた 状態で確実に蓋部が本体部に係合し、強度や安全性も高い包装用容器を提供する ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、一枚のブランクシートを打ち抜いて所定の箇所で折曲げ、本体部 と蓋部及び本体部の内側に形成された内側前面板とを有した包装用容器において 、上記本体部と蓋部とをミシン目で切り離し可能に設け、この容器の背面部から 一体に容器前面まで延びた頭部覆い片が形成され、この頭部覆い片の先端部に、 上記本体部と内側前面板との間に差し込まれる差し込み片が一体に形成され、こ の頭部覆い片で上記蓋部の上端部から前面が覆われて糊付されている包装用容器 である。
【0007】 またこの考案は、上記頭部覆い片の先端部に切除帯部を形成し、上記頭部覆い 片の先端縁に重なるように、上記背面部から一体に容器底部を覆い前面に糊付け される前面覆い片を設けた包装用容器である。
【0008】
【作用】
この考案の包装用容器は、蓋部を閉じた状態で確実に蓋が係止し、糊付け部が 容易に開かれず、一度開けばその証拠が残るようにしたものである。
【0009】
【実施例】
以下この考案の実施例について図面に基づいて説明する。図1〜図4はこの考 案の第一実施例を示し、この実施例の包装用容器は、ブランクシートを打ち抜い て形成され、図2に示すように、前面部10、側面部12,14、背面部16と 、上フラップ18、内フラップ20、22および、下フラップ24、内フラップ 26,28が形成されている。さらに、頭部覆い片30が背面部16から一体に 上方に形成され、前面覆い片32が背面部16から下方へ一体に形成されている 。また、前面部10と一体に内側前面板34とその側板36、38が形成されて いる。
【0009】 前面部10、側面部12,14、背面部16及び内側前面板34とその側板3 6、38は、各々折線40,42,44,46,48,50で区切られており、 頭部覆い片30は、折線52で背面部16と区切られ、その中間部に折線54が 形成されている。また、前面覆い片32と背面部16との間に、折線56が形成 され、さらに中間部に折線58が形成されている。
【0010】 頭部覆い片30の先端には、切除帯部60が形成され、この切除帯部60の中 央部に突出するようにして、差し込み片62が形成されている。前面部10、側 面部12,14、背面部16には、ミシン目64が形成され、このミシン目64 から上方が蓋部66を形成し、下方が本体部68を形成するものである。また、 内側前面板34の上部両端には、蓋部66を係止する係止凸部70が設けられて いる。そして、内側前面板34の幅は、前面部68の幅よりわずかに狭く形成さ れている。
【0011】 この実施例の包装用容器の組み立て方法について、図2ないし図4に基づいて 説明する。ここで、図2はこの包装用容器の表面側から見た展開図であり、図2 において紙面表面側が凸になる折り方を正折りと称す。先ず、図2の展開図から 、折線48を正折りして、内側前面板34を内側にし、これを覆うように、折線 44を正折りして図3の状態にする。そして、側板36の糊付け部72に糊付け し、側面部12を折線40で正折し、側板36と側面部12とを貼り合わせる。 この後、上フラップ18、内フラップ20、22および、下フラップ24、内フ ラップ26、28を正折して、箱状に組み立て、内容物を収納する。そして、図 4に示すように、頭部覆い片30と前面覆い片32とを前面側に折り返す。この とき、先ず、頭部覆い片30を蓋部66の前面部10に糊付けし、この後、前面 覆い片32を、本体部68の前面部10と頭部覆い片30の先端縁とに糊付けす る。
【0012】 この実施例の包装用容器の使用方法は、切除帯部60を切り目に沿って破り、 ミシン目64に沿って蓋部66を開くことにより、内容物を取り出すことができ る。一旦蓋部66を開いた後に、蓋部66を閉じると、係止凸部70が、蓋部6 6の内壁面に当接し、蓋部66は、確実に閉じた状態で保持される。さらに、閉 じた際に、差し込み片62を、前面部10と内側前面板34との間に差し込み、 蓋部66を保持する。
【0013】 この実施例の包装用容器によれば、蓋部66の開閉を自由に行なうことができ 、閉じた状態でも確実に蓋部66が本体部68に保持され、携帯する際にも、内 容物が飛び出したりすることがない。さらに、頭部覆い片30と、前面覆い片3 2とが容器の背面部16から上下に一体に形成され、前面部10に回り込んで両 者が互いに糊付けされているので、第三者が内容物に手を加えようとしても、切 除帯部60を破らないと開けることができず、中身の改ざんを確実の防止するこ とができるものである。また、糊付け箇所が少なく、組み立ても容易である。
【0014】 次にこの考案の第二実施例について図5を基にして説明する。ここで、上述の 実施例と同様の部材については同一の符号を付して説明を省略する。この実施例 の包装用容器は、頭部覆い片80が蓋部66の前面部10に糊付けされ、この頭 部覆い片80の先端部に差し込み片82が一体に設けられている。また、本体部 68の底部には、背面部16から一体に外フラップ84が設けられ、この外フラ ップ84が、下フタップ24に糊付けされて箱体が組み立てられるものである。 その他の構成は、上記実施例と同様である。
【0015】 この実施例によれば、簡単な構成で、使用時に蓋部を閉じた状態での係止が確 実であり、蓋部の強度も高くすることができる。
【0016】 尚、この考案の包装用容器は、上記実施例に限られず、蓋部や本体部の形状や 、位置は、任意に設定できるものであり、切除帯部の位置も自由に設定できるも のである。また、フラップ等の構成も任意に変更できるものである。
【0017】
【考案の効果】 この考案の包装用容器は、容器の背面部から一体に容器前面まで延びた頭部覆 い片が形成され、この頭部覆い片の先端部に、上記本体部と内側前面板との間に 差し込まれる差し込み片が一体に形成され、この頭部覆い片で上記蓋部の上端部 から前面が覆われて糊付されているので、使用後に容器を携帯する際等に、蓋部 を確実の閉じた状態に保持することが可能であり、蓋部の強度も高いものにする ことができる。また、外観的にも、蓋部が頭部覆い片で覆われ、フラップ等が見 えず、きれいに仕上げることができる。さらに、糊付け箇所も少なくてよく、組 み立ても容易である。
【0018】 また、この考案の包装容器は、容器の背面部から一体に頭部覆い片が形成され 、上記頭部覆い片の先端部に切除帯部が設けられ、この頭部覆い片で上記蓋部の 上端部が覆われ所定箇所の糊付けがされるとともに、上記頭部覆い片の先端縁に 重なるように、上記背面部から一体にこの容器の底部を覆い前面に延びて糊付け される前面覆い片が形成ているので、上記と同様の効果に加えて、第三者による 内容物の改ざんを確実に防止することができ、商品の安全性も高くすることがで きる。また、容器の強度もより高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第一実施例の包装用容器の斜視図で
ある。
【図2】この実施例の包装用容器の展開図である。
【図3】この実施例の包装用容器の組み立て工程を示す
平面図である。
【図4】この実施例の包装用容器の組み立て工程を示す
斜視図である。
【図5】この考案の第二実施例の包装用容器の展開図で
ある。
【符号の説明】
10 前面部 16 背面部 30 頭部覆い片 32 前面覆い片 34 内側前面板 60 切除帯部 62 差し込み片 66 蓋部 68 本体部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚のブランクシートを打ち抜いて所定
    の箇所で折曲げ、本体部と蓋部及び本体部の内側に形成
    された内側前面板とを有した包装用容器において、上記
    本体部と蓋部とをミシン目で切り離し可能に設け、この
    容器の背面部から一体に容器前面まで延びた頭部覆い片
    が形成され、この頭部覆い片の先端部に、上記本体部と
    内側前面板との間に差し込まれる差し込み片が一体に形
    成され、この頭部覆い片で上記蓋部の上端部から前面が
    覆われて糊付されていることを特徴とする包装用容器。
  2. 【請求項2】 一枚のブランクシートを打ち抜いて所定
    の箇所で折曲げ、本体部と蓋部を形成した包装用容器に
    おいて、この容器の背面部から一体に頭部覆い片が形成
    され、上記頭部覆い片の先端部に切除帯部が設けられ、
    この頭部覆い片で上記蓋部の上端部が覆われ所定箇所の
    糊付けがされるとともに、上記頭部覆い片の先端縁に重
    なるように、上記背面部から一体にこの容器の底部を覆
    い前面に延びて糊付けされる前面覆い片が形成されたこ
    とを特徴とする包装用容器。
JP10918391U 1991-12-10 1991-12-10 包装用容器 Pending JPH0551725U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007008476A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Toppan Printing Co Ltd ヒンジ蓋付きカートン
JP2013133149A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Toppan Printing Co Ltd リクローズカートン
JP2016008070A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 大塚包装工業株式会社 包装箱及び箱原板

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JPS54157318A (en) * 1978-05-31 1979-12-12 Kunio Harada Liquid vessel with pump
JPS6019602A (ja) * 1983-07-13 1985-01-31 Hitachi Ltd 取扱物の移載装置

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