JP4303981B2 - 簡易開封口付包装箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、円柱状のビン等を個別に収容される包装用箱であって、差込片が側面裏面と糊付されている箱の開封を、容易にする機能を有する簡易開封口付包装用箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、円柱状のビン等を収容して搬送され、そのまま店頭に陳列されたり、病院、薬局で使用される包装用箱があり、このような包装用箱は、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片を組み立てたものである。この箱体形成片は、平行に連接された4つの側面と、この一側面の両端部に形成された蓋片と、その蓋片が形成された側面に隣接せず対向する側面の端部には、端部を基点とする略四角形のミシン線によって形成された開封口が設けられている。そして、蓋片が形成された側面に隣接する側面の両端部には、2対のフラップが設けられている。
【0003】
この包装用箱の組立方法は、糊付片を反対側の側面裏面に糊付し、各側面が90度になるように折り曲げて四角い箱体に組み立てる。そして箱体の一端部の、一対のフラップを側面に対して90度に折り曲げ、蓋片とそれに連接した差込片を折り曲げ、差込片に糊付けし、蓋片が形成されている側面と対向する側面の内側に、差込片を挿入し閉鎖する。そして円柱状のビンを収容後、箱体の他端部も同様に閉鎖する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術の場合、差込片は両方で糊付されているため、開封口を指で押し込み、ミシン線を破ることによって蓋片を開ける。この時、開封口は側面のほぼ中央部に位置しており、ビンの蓋の直径と側面の幅に差がなく、ビンの蓋とケース側面との距離が短い時、開封口を指で押し込んでも、ミシン線が破れないことがあった。
【0005】
この発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で開封を容易にする効果を有する簡易開封口付包装用箱を提供することを目的とする。
【0006】
【問題を解決するための手段】
この発明は、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片からなり、この箱体形成片には、複数枚の側面と、一側面の端部に形成された蓋片と、その蓋片の上記側面とは反対側に連接された差込片とが設けられ、その蓋片が形成された側面と対向する側面の上記差込片が対面する端部には、略L字型のミシン線によって形成され上記差込片に貼り付けられた開封口が設けられ、この開封口のミシン線は、上記側面の端縁から上記側面同士を区切る折罫線と平行に延びるとともに、上記差込片の先端縁付近で折れ曲がって上記端縁と平行に延び、上記側面同士を区切る一方の折罫線寄りの位置で、半円状のミシン線に繋がり、この半円状のミシン線が上記折罫線寄りに膨らんで上記端縁に達して付加開封口を形成していることを特徴とする簡易開封口付包装用箱である。
【0007】
この発明の簡易開封口付包装用箱は、開封口の側面を区切る折罫線寄りに、半円状の付加開封口が設けられているため、開封する時、まずこの半円状の付加開封口を指で押し込み、開封口に爪を引っかけ、L字型のミシン線を破断しながら開封口を開封する。
【0008】
半円状の付加開封口が形成されている位置は、四角いケースとビンの丸い蓋との間に隙間が形成されており、半円状の付加開封口を指で押すと容易にケース内部に押し込むことができる。このケース内部に押し込まれた半円状の付加開封口によって、開封口の端部に指を引っかけることができ、開封口を上方向に破ることにより、容易に開封できるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態の簡易開封口付包装用箱10について示したもので、包装用箱10は、図1に示すように、箱体形成片12が紙製もしくはプラスチック製の一枚のブランクシートを打ち抜いて形成されている。
【0010】
この箱体形成片12は、側面14、16、18、20が一体に連接して形成されている。さらに組立状態で側面14の内側に糊付される糊付片22が、側面20の側方に連接して形成されている。側面14、16、18、20、糊付片22は、各々折罫線24、26、28、30で区切られている。
【0011】
側面16の端部には蓋片40が連接され、蓋片40には折罫線52を介して差込片44が設けられている。蓋片40は、折罫線48で側面16の端部と区切られている。側面16の他端部には蓋片42が連接され、蓋片42には折罫線54を介して差込片46が設けられている。蓋片42は折罫線50で側面16の端部と区切られている。
【0012】
側面14の端部にはフラップ60が連接され、フラップ60は折罫線68で側面14と区切られている。側面14の他端部にはフラップ62が連接され、フラップ62は折罫線70で側面14と区切られている。
【0013】
側面18の端部にはフラップ64が連接され、フラップ64は折罫線72で側面18と区切られている。側面18の他端部にはフラップ66が連接され、フラップ66は折罫線74で側面18と区切られている。
【0014】
側面20の端部には開封口80がミシン線84を介して設けられている。また開封口80の折罫線28寄りには、半円状の付加開封口82がミシン線86を介して設けられている。ミシン線84は側面20の端部を基点とした略L字型をしており、半円状の付加開封口82の直線部分端部に終結している。付加開封口82の直線部分は折罫線28と略平行である。
【0015】
次にこの実施形態の包装用箱10の組立方法について図面に基づいて説明する。なお、ここでは図1がこの箱体形成片12の表側を見たものであり、図1において紙面表側が凸になる折り方を正折りと称する。まず、糊付片22に糊32を塗布する。折罫線24、28を正折りし、側面14の裏面を糊付片22の表面に糊付する。
【0016】
次に、折罫線24、26、28、30を各々90度になるように正折りして、四角形の箱体にする。フラップ62を折罫線70で90度に正折りに、フラップ66を折罫線74で90度に正折りにする。差込片46の表面に糊32を塗布し、差込片46を折罫線54で正折りに、蓋片42を折罫線50で正折りにし、差込片46を側面20の内側に挿入し、側面20の内側と糊付する。
【0017】
次に、円柱状のビン等の商品を、封鎖していない箱体の端部から箱体内部に挿入する。その後、フラップ60を折罫線68で90度に正折りに、フラップ64を折罫線72で90度に正折りにする。差込片44の表面に糊32を塗布し、差込片44を折罫線52で正折りに、蓋片40を折罫線48で正折りにし、差込片44を側面20に設けられた開封口80の裏面に糊付する。
【0018】
次に、この包装用箱10を開封する場合について説明する。中に収容している商品を取り出す時には、まず付加開封口82を指で押え、ミシン線86の半円状の部分を破断し箱内部に押し込む。半円状のミシン線86の直線部分に爪を引っかけ、ミシン線84を破断しながら開封口80を上方向に開封する。この時、開封口80には差込片44が糊付されているため、同時に蓋片40を開封することになる。
【0019】
【発明の効果】
この発明は簡単な構造で、円柱状の内容物が収容され、差込片が側面内側に糊付されている時の開封を容易にするものである。特に円柱状のビン等の蓋と箱体との間の隙間が短いものにおいて、効果的である。また、略L字型のミシン線のパターンおよび付加開封口のパターンは適宜変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の包装用箱の箱体形成片の展開図である。
【図2】この発明の一実施形態の包装用箱の斜視図である。
【図3】この発明の一実施形態の包装用箱の平面図である。
【図4】この発明の開封後の包装用箱の斜視図である。
【符号の説明】
10 包装用箱
12 箱体形成片
14,16,18,20 側面
22 糊付片
24,26,28,30,48,50,52,54,68,70,72,74 折罫線
32 糊
40,42 蓋片
44,46 差込片
60,62,64,66 フラップ
80 開封口
82 付加開封口
84 ミシン線
86 半円状ミシン線

Claims (1)

  1. 一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片からなり、この箱体形成片には、複数枚の側面と、一側面の端部に形成された蓋片と、その蓋片の上記側面とは反対側に連接された差込片とが設けられ、その蓋片が形成された側面と対向する側面の上記差込片が対面する端部には、略L字型のミシン線によって形成され上記差込片に貼り付けられた開封口が設けられ、この開封口のミシン線は、上記側面の端縁から上記側面同士を区切る折罫線と平行に延びるとともに、上記差込片の先端縁付近で折れ曲がって上記端縁と平行に延び、上記側面同士を区切る一方の折罫線寄りの位置で、半円状のミシン線に繋がり、この半円状のミシン線が上記折罫線寄りに膨らんで上記端縁に達して付加開封口を形成していることを特徴とする簡易開封口付包装用箱。
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