JPH055127U - ***処理装置 - Google Patents

***処理装置

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JPH055127U
JPH055127U JP16291U JP16291U JPH055127U JP H055127 U JPH055127 U JP H055127U JP 16291 U JP16291 U JP 16291U JP 16291 U JP16291 U JP 16291U JP H055127 U JPH055127 U JP H055127U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 体に付着した***物を少量の洗浄水で不快感
なく洗い流す。 【構成】 ***用着用体3の内面に設けたノズル17,17
A,17B,17C,19に往復ポンプ4の吐出側を接続し、
往復ポンプ4の吸込側を水タンク5Aに接続する。 【効果】 往復ポンプ4の駆動により、洗浄水を間欠状
態で圧送しノズル17,17A,17B,17C,19から脈動を
持って噴射して、少量の洗浄水でかつ使用者が不快感な
く***物が洗浄される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は特に病人等用の***処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の装置として、パンツ主体にセンサ,空気供給手段,温水供給手段 および***物排出手段を接続して、***がセンサにより検知されると予め定めら れたプログラムに従い***物の排出と洗浄を行って、***物を自動的に処理する ものが特開昭51−122994号公報で提案されている。
【0003】 この種の装置においては、パンツ主体にノズルを設け、このノズルから供給装 置によって一定圧で圧送された水を噴射して上記洗浄動作を行うように構成され ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術においては、供給手段によって水を一定圧で圧送しノズルから噴 射するものであり、水の使用量を減すためノズルの噴射口を絞って噴出圧を上げ ると洗浄の際使用者が痛みを感じ易く使用に不快を伴い、逆にノズルの噴射口を 拡大すると十分な洗浄効果が得られにくくなる。また、使用する洗浄水の量が増 加するため、***物とともにその洗浄水を収納するタンクが大型化し装置の小型 化を妨げるという問題があった。さらに、洗浄水の使用量を減すためにノズルか ら水と共に空気を噴出することが考えらるが、ノズルに空気を圧送するため前記 空気供給手段の例えばコンプレッサを併用した場合該コンプレッサが大型化し装 置全体の大型化を招くとともにコンプレッサから発する騒音が増大するという問 題があった。
【0005】 そこで本考案は装置の小型化を図るとともに洗浄効果に優れた***処理装置を 提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は液体供給手段からの液体を供給する液体供給口と、***物排出手段に より***物を吸引排出する***物吸込口とを***用着用体の内面に備えてなる排 泄処理装置において、前記液体供給手段は液体を圧送手段により圧送するもので ある。
【0007】
【作用】
往復ポンプの往復駆動により液体が間欠状態で圧送される。そして供給口から 脈動を持って供給される液体によって使用者の会陰部並びにその周囲が効果的に 洗浄される。また、往復ポンプの往復駆動速度を調整することにより液体の脈動 が容易に調整でき、さらに従来の一定圧で圧送するものに比べ液体の使用量も少 量となり水タンク等の小型化が図られる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
【0009】 図1乃至図21は本考案の一実施例を示し、図1乃至図6に示すように、本装 置は空気および液体の供給並びに***物の排出を行う複数の通路を内部に形成し た高分子樹脂成型体1と、この高分子樹脂成型体1に被装された柔軟なシート体 たるシリコーンシート体2とからなる***用着用体3を有し、また図8乃至図1 9に示すように***用着用体3内の通路に接続された圧送手段たる洗浄水用往復 ポンプ4と、この往復ポンプ4に接続された温水供給部5と、該通路に接続され た空気供給部6と、該通路に弁ユニット7Aを介して接続された脱気部7とを有 し、さらに前記***用着用体3の通路に接続された***物排出部8を有し、さら にまた予め定められたプログラムに従い往復ポンプ4並びに各部5,6,7,7 A,8等を制御する制御部9を有している。また、前記***用着用体3は使用者 の股部に配置された状態で紐10付きの布カバー11により取り付け保持されるもの であり、前記脱気部7に接続された膨縮可能な腰当バッグ12と共用して使用する ようになっている。
【0010】 高分子樹脂成型体1は股部側に配置される主壁部13とこの主壁部13より短く形 成され尻部側に配置される副壁部14とをL字形状に交差して一体化しており、主 壁部13と副壁部14の内面側の両側縁には端縁が股形状に沿ってカーブしている側 壁部15が一体に形成されている。前記主壁部13の中央よりやや内端側に対応する 左右の側壁部15の端縁内側と、前記副壁部14内面とには***物を検知するセンサ 16が設けられ、このセンサ16は図示しない電気コードによって前記制御部9に電 気的に接続されている。前記主壁部13内面の外端側中央には第1のオリフィス付 ノズル17が1個設けてあり、その内端側中央には第1のオリフィス付ノズル17A ,17B,17Cが縦列で3個設けてあり、このうちの外端側のオリフィス付ノズル 17Aには噴霧口を使用者の会陰部に向けて折り曲げて方向設定可能なノズル端部 18が設けられている。前記副壁部14内面の外端側中央には第2のオリフィス付ノ ズル19が1個設けられている。前記主壁部13内面の中央より一側方には外端側と 中側とに1個ずつ温風口20,20Aが設けられ、前記副壁部14内面の中央より一側 方には外端側に1個の温風口20Bが設けられている。前記主壁部13内端部の中央 より他側方には***物吸込口21が形成されているとともに副壁部14内面が***物 吸込口21に向って傾斜して***物吸込口21が低くなっている。前記高分子樹脂成 型体1内には前記センサ16の基端中心部に連通する温められた空気供給用の第1 の通路22と各第1のオリフィス付ノズル17,17A,17B,17Cおよび第2のオリ フィス付ノズル19の端部に連通する温水送風用の第2の通路23と、前記各温風口 20,20A,20Bに連通する温風送風用の第3の通路24と、前記***物吸込口21に 連通する第4の通路25とが形成されている。各通路22,23,24,25は主壁部13の 外端面に開口し、第1の通路22の開口部には前記空気供給部6に接続するヒータ 26付きの第1のホース27が接続され、第2の通路23の開口部には往復ポンプ4に 接続するヒータ26付きの第2のホース28が接続され、第3の通路24にはエルボ29 のヒータ26付きの孔30を介して空気供給部6に接続する第3のホース31が接続さ れ、第4の通路25にはエルボ29の孔32を介して前記***物排出部8に接続する第 4のホース33が接続されている。前記エルボ29は前記主壁部13の外端面に螺子34 によって固設されている。この場合、第1,第2の通路22,23の開口部には金属 管35が装着され、この金属管35に第1,第2のホース27,28が挿着されており、 第3,第4のホース31,33はエルボ29のホース接続部36に挿着されている。
【0011】 シリコーンシート体2は前記高分子樹脂成型体1の外周面形状に合わせて形成 した外装部37を有し、この外装部37によって高分子樹脂成型体1の外周面を被装 し、この外装部37の外側部に当板38を当接し複数の螺子39によって固設して外装 部37を高分子樹脂成形体に一体化させている。また外装部37の開口全周縁には舌 部40が延在し、この開口全周部付近および舌部40は高分子樹脂成型体の外周面に 接着剤にて接着固設している。シリコーンシート体2はさらに前記外装部37の周 囲が外方に延在し、この部分に圧縮空気の給脱により膨縮可能な袋状のエアシー ル部41が高分子樹脂成型体1の全周を囲むようにして楕円状に一体形成されてい る。このエアシール部41は連通ホース42によって前記腰当バッグ12に連通してい るとともに圧縮空気の供給および吸引を行う第5のホース43によって前記弁ユニ ット7Aに接続されており、この第5のホース43は分岐ホース44により前記エア シール部41と腰当バッグ12とに接続されている。また、エアシール部41の全周囲 にはシリコーン延設部45が一体形成されている。
【0012】 洗浄水用往復ポンプ4は図8乃至図11に示すようにシリンダ46,ピストン47 及び減速機付モータ48とを有し、略矩形の取付プレート49の上部に前記減速機付 モータ48が取付けられ、このモータ48の回転軸48Aにホイール50が固着され、ホ イール50の前面側からカラー51Aを挿通して該ホイール50に螺合されたゆるみ止 めタイプのボルト51に、上部クランク軸52が回転自在に軸着されている。前記シ リンダ46の上部には二又状のヨーク53が雄螺子53Aにより固着され、このヨーク 53に挿通して取り付けたボルト54に下部クランク軸55が回動自在に軸着されてい る。そして上部クランク軸52の雌螺子52Aに下部クランク軸55の雄螺子55Aを螺 合して両クランク軸52,55相互を連結している。前記取付プレート49の下部はボ ルトによりシリンダ案内用のハウジング56に取付けられ、このハウジング56はそ の中心孔にリニアブッシュ57を装着し、このリニアブッシュ57は該ハウジング56 の上部に取り付けられた略リング状の押え部材58により固設され、前記リニアブ ッシュ57内にピストン47の軸が上下動可能に案内される。前記ハウジング56の下 部には両フランジタイプの前記シリンダ46が取り付けられ、このシリンダ46内を 上下動するピストン47のヘッド47Aに周設された装着溝47Bにリング状のシール 部材59が装着されている。シリンダ46の下部にはシリンダブロック60が取付けら れており、このシリンダブロック60の内部には一側を前記シリンダ46内と挿通し 略U型に穿設された吸込路61及び吐出路62がそれぞれ設けられ、他側にはそれぞ れ開成方向の異なる一方向性の第1及び第2の弁63,64が設けられ、吸込路61側 の第1の弁63は水タンク5Aから水をシリンダ46内に吸込む方向に開成し、この 方向と逆に吐出路62側の第2の弁64は開成する。第1及び第2の弁63,64はシリ ンダブロック60に形成された円筒状の弁室63A,64Aに略リング状で段部65Aを 有するパッキン65と、このパッキン65の中心孔65Bを塞ぐステンレス,ゴムある いは合成樹脂製のボール66と、このボール66を前記パッキン65に押圧するコイル スプリング67と、前記ボール66を案内するガイドリング68とを挿入配置し、弁63 ,64が位置するシリンダブロック60の上部に蓋体69を取り付けている。また、こ の蓋体69には弁63,64に対応して連通孔70,70Aがそれぞれ穿設され、第1の弁 63側の連通孔70は水タンク5A側と接続され、第2の弁64側の連通孔70Aには前 記第2のホース28が接続されている。そして前記モータ48の回転によりピストン 47が上昇してシリンダ46内に負圧が生ずるとボール66が下方に吸引され、第1の 弁63のボール66がスプリンク67に抗して降下し水タンク5Aから水がシリンダ46内 に吸込まれ、逆に第2の弁64のボール66がパッキンに圧接して止水する。次にピ ストン47が最上部位置から降下すると、シリンダ46内の水が吐出され、第1弁が 閉成した状態で第2の弁64が閉成し第2の通路23側へと水が圧送される。
【0013】 前記往復ポンプ部4および各部5,6,7,7A,8および制御部9は台車71 に搭載しており、台車71の前列には***物排出部8が配設され、中央には温水供 給部5と,往復ポンプ送部4を収納するケース4Aおよび各部6,7,7A,8 並びにコンプレッサ72が配設され、後列には制御部9が配設されている。前記コ ンプレッサ72の空気取出口は第6のホース73により弁ユニット7Aに接続されて いる。
【0014】 温水供給部5は図12,図13に示すように水タンク5Aを有し、この水タン ク5Aの上面中央に水注入筒75が立設され、この水注入筒75の雄螺子部76に螺合 して蓋77が開閉可能に装着されている。また水タンク5Aには水位センサ78,サー ミスタ79およびヒータ80を有し、制御部9によってサーミスタ79の検知温度が一 定になるようにヒータ80の通断電を制御するとともに水位センサ78からの信号に 基づき水切れ状態を報知できるようになっている。また、水タンク5Aの下面に は該水タンク5A内の水を往復ポンプ4に送る第7のホース81が接続されており 、この第7のホース81は前記連通孔70に接続されている。そして、第7のホース 81を通して往復ポンプ4により水タンク5A内の温水を***用着用体3に第2の ホース28を通して供給する。
【0015】 第1のオリフィス付ノズル17,17A,17B,17Cは図17に示すように取付筒 体82内にノズル体83が嵌着されており、取付筒体82の周面にはリング状のパッキ ン82Aの挿着溝82Bが形成され、第2の通路23から圧送された温水がノズル体82 から拡散されて霧状に噴射される。
【0016】 ***物排出部8は図12乃至図16に示すように***物タンク84を有し、この ***物タンク84の側方に上下分割可能なサクションチャンバ85が設けられ、この サクションチャンバ85内に吸引動力源としてのサクションモータ86が配設されて いる。前記***物タンク84の上口部には臭気排出チャンバ87が着脱可能に装着さ れ、前記サクションチャンバ85の上部には中継チャンバ88が固設されている。ま た、サクションチャンバ85の側部には分離室89が設けられている。前記中継チャ ンバ88内には前記第4のホース33が接続され***物を臭気排出チャンバ87に送る ***物通路90と、臭気排出チャンバ87からの臭気を前記分離室87に送る第1の臭 気通路91と、分離室87からの臭気を前記サクションチャンバ85に送る第2の臭気 通路92とを有している。前記臭気排出チャンバ87の上蓋部には上板93が固着され ているとともに下口部は一体な仕切壁94により仕切られており、チャンバ87内に は前記***物通路90に一端を接続しタンク84に他端を開口するエルボ管95が配設 され、また、一端を第1の臭気通路91と接続し他端をチャンバ87内に開口する吸 込管96が配設されている。前記仕切壁94に連通孔97が形成され、この連通孔97に は上壁98と周側壁99を有する内筒100 が立設され、その周側壁99には同一角度を なす多数の傾斜孔101 が設けられ、この外方に内筒100 より高い外筒102 が立設 されている。前記連通孔97の下方には邪魔板103 が水平に配設されている。また 、臭気排出チャンバ87にはタンク84内の***物量を検知する水位センサ104 が設 けられ、またタンク84との気密を保持するパッキン105 が設けられているととも に、ハンドル106 および臭気排出チャンバ87と中継チャンバ88とを気密保持状態 で密着させるための係脱可能な連結レバー107 を設けている。分離室89は入口10 8 と出口109 が並設され、入口108 の下方に邪魔板110 が斜設され、下方に貯溜 物のセンサ111 およびドレン112 が設けられている。また、サクションチャンバ 85下方の出口には消臭フィルタ113 が装着されている。サクションモータ86によ る吸引力で第4のホース33を通して送られてきた***物は図12の矢印のように 中継チャンバ87の***物通路90と臭気排出チャンバ87のエルボ管95を経て***物 タンク84内に収納される。一方、タンク84内の臭気は邪魔板103 に衝突し撹乱さ れて内筒100 の傾斜孔101 から螺旋状に旋回しながら流出し外筒102 に沿って上 昇し上板93に衝突しさらに撹乱してから吸込管96,第1の臭気通路91を経て分離 室89に送られ、ここで邪魔板110 に衝突して撹乱,滞留し、不純物と分離され、 この後第2の臭気通路92を経てサクションチャンバ85内に入り、さらに消臭フィ ルタ113 を通して消臭状態で大気中に放散される。
【0017】 弁ユニット7Aは図20に示すように複数の電磁切換弁を備えており、エアシ ール,腰当バッグ膨張用の第1の切換弁115 と、エアシール,腰当バッグ収縮用 の第2の特殊切換弁116 とからなる。第1の切換弁115 を通電するとエアシール 部41および腰当バッグ12に圧縮空気が供給され、断電により通路が遮断される。 第2の特殊切換弁116 に通電するとエアシール部41および腰当バッグ12内の空気 がコンプレッサ72により吸引される。
【0018】 前記第1及び第3のホース27,31の末端は図20に示すように空気取入口117 に接続されており、この取入口117 には図示しない空気フィルタ等が設けられて いる。そして前記サンクションモータ86の吸引力により使用者118 が着用した排 泄用着用体3内に負圧が生じ、この負圧により第1及び第3のホース27,31を介 して第1及び第3の通路部22,24に空気が送られるようになっている。
【0019】 センサ16は図18,図19に示すように外筒電極119 の中心に内筒電極120 を 配置し、外筒電極119 の内面と内筒電極120 の外面との間に合成樹脂等の絶縁性 モールド材121 を充填して双方の電極119 ,120 を一体化しており、内筒電極12 0 の先端には外筒電極119 より0.5 〜1mm程度突出する突出部122 を有し、ま た内筒電極120 内には前記第1の通路22と連通する空気通路123 を形成している 。サクションモータ86の吸引力により空気通路123 を通って突出部122 から吐出 される空気によって内筒電極120 の先端周囲に付着する水分を吹き飛ばして除去 する。各電極119 ,120 の基端には突片形状のコード接続部124 が形成されてい る。
【0020】 次に上記構成につきその作用を説明する。
【0021】 ***用着用体3を使用者118 の股部分に着用させ、布カバー11にて取付保持さ せるとともに腰部に腰当バッグ12を配置する。この場合、高分子樹脂成型体1の 主壁部13は股部側、副壁部14は尻部側に位置させる。使用者118 が寝たままの状 態で***を行うと、これをセンサ16で検知し、この検知信号に基づき制御部9は 本装置を起動させ予め定められたプログラムに従い一連の***処理動作を実行す る。
【0022】 まず、コンプレッサ72およびサクションモータ86が作動するとともに第1の切 換弁115 が通電し、これによって圧縮空気が第5のホース43, 分岐ホース44,連 通ホース42を通してエアシール部41および腰当バッグ12に供給されて膨張する。 腰当バッグ12の膨張により腰が持ち上げられ、エアシール部41を介しシリコーン シート体2の全周が肌に密着し、肌と高分子樹脂成型体の内面との間に密閉空間 を形成し、第1の切換弁115 が断電し、コンプレッサ72が停止する。
【0023】 次に往復ポンプ4のモ―タ48に通電し、これによりピストン47が上下往復動し 、各オリフィス付ノズル17,17A,17B,17C及びノズル19から温められた温水 が噴射し、かつサクションモ―タ86の吸引力により各温風口20,20A,20Bから 温風が20〜50分間吹き出す。この間、***物吸込口21からは***物が前記温水及 び温風とともに吸い出され、しかも温水と温風により洗浄され続ける。この場合 、往復ポンプ4のモ―タ48は例えば1分間に50回転しており、これによりピスト ン47が1分間に上下往復動を50行程行い、図21に示すように一行程ごとに圧送 行程125 ,吸引行程126 を繰り返して温水が間欠状態で圧送される。所定時間経 過後、往復ポンプ4を停止しサンクションモ―タ86を作動させ続け、これにより 温風口20,20A,20Bから温められた空気が供給され続け密閉空間内を乾燥させ る。この乾燥行程を20〜50分間行ったのち、第2の切換弁116 を通電させてエア シ―ル部41および腰当バッグ12内の空気をコンプレッサ72により吸引して収縮さ せ装置を停止し処理動作を完了するものである。
【0024】 このように上記実施例においては、温水供給部5から温水を供給するノズル17 ,17A,17B,17C,19と、***物排出部8により***物を吸引排出する***物 吸込口21とを***用着用体3の内面に備えてなり、前記温水供給部5は温水を往 復ポンプ4により圧送するように構成しているので、往復ポンプ4の往復駆動に より温水は間欠状態で圧力を受けてノズル17,17A,17B,17C,19へと送られ て脈動を持って噴射され、使用者の会陰部並びにその周囲を効果的に洗浄するこ とができ、従来の一定圧で液体を圧送するものに比べて少量の温水で優れた洗浄 効果が得られ、水タンク5Aの容量も少なくてすむとともに水タンク5Aへの水 の補給回数も少なくなり、さらに***物と共に排出されて***物タンク84内に収 容される水量も少なくなるため***物タンク84の容量も小さくなり装置の小型化 が図られ、また水の補給や***物の廃棄の回数も減少し作業の簡素化も図られる 。
【0025】 さらにまた本考案の往復ポンプ4はモ―タ48の回転をクランク軸52,55を介し てピストン47を往復駆動するものであり、モ―タ48の回転数を調整することによ り簡単に温水の間欠圧送の調整を行うことができ、したがって、例えばコンプレ ッサ,一定圧のポンプ等を用いた場合温水を間欠圧送するには、切換弁及びこれ らを制御する装置を要するものに比べて構造簡単にして温水の間欠圧送ができ、 この脈動する噴射水は肌への感触も良好である。また、大型のコンプレッサを用 いるものに比べて装置作動時の騒音の発生が小さいものとなる。
【0026】 また、本考案においては、サンクションモ―タ86の吸引力により、密閉空間状 の***用着用体3内に空気供給部6から温風を吸引して供給するものであるから 、コンプレッサ72の小型化が図られる。
【0027】 なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく本考案の要旨の範囲内に おいて種々の変形実施が可能である。例えば空気供給部6にコンプレッサ72を接 続してこのコンプレッサ72により空気を圧送して***用着用体3内に送るように してもよい。また、弁63,64のスプリング67に換えて平板状バネ等適宜付勢手段 を用いることができる。
【0028】
【考案の効果】
本考案は液体供給手段からの液体を供給する液体供給口と、***物排出手段に より***物を吸引排出する***物吸込口とを***用着用体の内面に備えてなる排 泄処理装置において、前記液体供給手段は液体を圧送手段により圧送する物であ り、装置の小型化を図るとともに洗浄効果に優れた***処理装置を提供すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す***用着用体の斜視図
である。
【図2】本考案の一実施例を示す***用着用体の断面図
である。
【図3】本考案の一実施例を示す***用着用体の断面図
である。
【図4】本考案の一実施例を示す高分子樹脂成型体とエ
ルボの斜視図である。
【図5】本考案の一実施例を示す高分子樹脂成型体の断
面図である。
【図6】本考案の一実施例を示す高分子樹脂成型体の断
面図である。
【図7】本考案の一実施例を示す概略説明図である。
【図8】本考案の一実施例を示す圧送手段の断面図であ
る。
【図9】本考案の一実施例を示す圧送手段の正面図であ
る。
【図10】本考案の一実施例を示す圧送手段の要部の断
面図である。
【図11】本考案の一実施例を示す圧送手段の要部の分
解斜視図である。
【図12】本考案の一実施例を示す各部を台車に搭載し
た状態の斜視図である。
【図13】本考案の一実施例を示す各部を台車に搭載し
た状態の平面図である。
【図14】本考案の一実施例を示す***物排出部の断面
図である。
【図15】本考案の一実施例を示す図14のA−A線拡
大断面図である。
【図16】本考案の一実施例を示すサクション構造の断
面図である。
【図17】本考案の一実施例を示すオリフィス付ノズル
の断面図である。
【図18】本考案の一実施例を示すセンサの断面図であ
る。
【図19】本考案の一実施例を示すセンサの斜視図であ
る。
【図20】本考案の一実施例を示す空気および水の流れ
を示す説明図である。
【図21】本考案の一実施例を示す圧送手段の工程の説
明図である。
【符号の説明】
3 ***用着用体 4 往復ポンプ(圧送手段) 5 温水供給部(液体供給手段) 8 ***物***部 17,17A,17B,17C,19 ノズル(液体供給口) 21 ***物吸込口

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 液体供給手段からの液体を供給する液体
    供給口と、***物排出手段により***物を吸引排出する
    ***物吸込口とを***用着用体の内面に備えてなる***
    処理装置において、前記液体供給手段は液体を圧送手段
    により圧送することを特徴とする***処理装置。
JP1991000162U 1990-12-25 1991-01-08 ***処理装置 Expired - Lifetime JP2526083Y2 (ja)

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