JPH0551110A - 保管設備 - Google Patents

保管設備

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Publication number
JPH0551110A
JPH0551110A JP20966791A JP20966791A JPH0551110A JP H0551110 A JPH0551110 A JP H0551110A JP 20966791 A JP20966791 A JP 20966791A JP 20966791 A JP20966791 A JP 20966791A JP H0551110 A JPH0551110 A JP H0551110A
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JP
Japan
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carriage
carrying
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Pending
Application number
JP20966791A
Other languages
English (en)
Inventor
Gokichi Hatouchi
悟吉 波戸内
Masahiro Moriwaki
正博 森脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP20966791A priority Critical patent/JPH0551110A/ja
Publication of JPH0551110A publication Critical patent/JPH0551110A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 床レール16に支持案内される機体22と、機体
22から立設したポスト23と、昇降自在でかつ左右方向に
出退自在な出し入れ具25を有するキャリッジ24と、棚1
の上方に位置すべくポスト23から連設した上部フレーム
26で構成し、ポスト23を、出し入れ具25のホームポジシ
ョン位置Oに対して棚1側に偏心させて立設し、上部フ
レーム26を支持案内する上部レール18を棚1側に設け
た。 【効果】 キャリッジの上方を完全に開放でき、天井ク
レーンを真上から作用できて、出し入れ具に対する被収
納物の受け渡しを能率よく、経済的に、容易に安全に行
える。ポストの偏心により、ポストによる前後方向の干
渉部分を棚側に位置でき、棚から離れた側の広い範囲に
おいては前後方向でも開放できて、出し入れ具に対して
天井クレーンをより容易に作用させ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば金型や治工具
など重量物を保管し、必要に応じて入出庫し得るととも
に、天井クレーンを使用して運搬するのに採用される保
管設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の設備としては、たとえば
実公昭63−38162 号公報に見られる重量物収納設備が提
供されている。この従来構成は、ラックに引き出し押し
込み自在な抽斗を設けて上下方向ならびに水平方向に複
数の収納部を形成している。そして抽斗の前半分を引き
出した状態で、この抽斗に対してホイストにより重量物
の受け渡しを行っている。
【0003】しかし、この従来形式によると、重量物
(抽斗)はラックから完全に引き出すことができず、し
たがってホイストは斜め上方から作用させることになっ
て作業者による手作業が必要であり、しかも手作業は危
険を伴うものである。
【0004】これに対しては、ラックの前面側に昇降体
を設け、この昇降体に、収納部に対して出退自在なフォ
ーク体を設けた構成が考えられている。これによると、
昇降体の昇降動とフォークの出退動との組み合わせ動作
によって、被収納物をラックから完全に引き出してホイ
ストを真上から作用させ得る。しかし、昇降体などの出
し入れ装置は上下方向列に作用するもので、左右方向列
に対してはそれぞれ出し入れ装置を配設しなければなら
ず、全体が高価になる。
【0005】そこで、たとえば特開昭58−42505 号公報
に見られるように、上下方向ならびに水平方向に複数の
区画収納空間を有する棚と、この棚の前方で棚に沿って
移動自在な走行装置とにより構成される自動倉庫設備に
より重量物の保管を行うことが考えられる。この場合に
走行装置は、前後一対のポストを有し、これらポストに
案内されて昇降可能な昇降台に横方向に出退自在な荷受
け渡し具が設けられている。そして走行装置は床レール
に支持案内されるとともに、両ポストの上端間に設けた
上部フレームが天井レールに案内される。
【0006】このような従来形式を重量物の保管用に採
用したときには、走行装置の走行により区画収納空間の
左右方向列に対して共通の荷受け渡し具を使用できて、
全体を安価にし得、また走行装置は床レールと天井レー
ルに案内されることから、横揺れなど生じることなく出
し入れ作業や走行を安全に行える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の自動倉
庫形式によると、走行装置の真上に位置している天井レ
ールや上部フレームが邪魔になって、昇降台内に退入動
した荷受け渡し具に対して天井クレーンを真上から作用
できない。これに対しては、棚の端部外方に設けられか
つ上方が開放された荷捌き場を利用すればよいが、この
場合には走行装置の走行動などのサイクルが入って能率
のよい作業を行えない。
【0008】また並設された棚のうち一方を削除し、こ
の削除側に荷受け渡し具を突出動させることで、天井レ
ールや上部フレームを避けて天井クレーンを真上から作
用できるが、削除側には棚の全長に亘る作用空間(デッ
ドスペース)を確保しなければならず、全体を経済的に
設置できない。
【0009】本発明の目的とするところは、横揺れなど
生じることなく出し入れ作業や走行を安全に行えるもの
でありながら、デッドスペースを確保することなく天井
クレーンを真上から容易に作用させ得る保管設備を提供
する点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の保管設備は、水平方向に複数の収納空間を有する
棚と、この棚の前方で棚に沿って移動自在な出し入れ装
置とを有する保管設備であって、前記出し入れ装置を、
床レールに支持案内される機体と、この機体から立設し
たポストと、このポストに案内されて昇降自在でかつ左
右方向に出退自在な出し入れ具を有するキャリッジと、
前記棚の上方に位置すべくポストの上部から連設した上
部フレームとにより構成し、前記ポストを、前記キャリ
ッジ内に退入動した出し入れ具のホームポジション位置
に対して前記棚側に偏心させて立設し、前記上部フレー
ムを支持案内する上部レールを棚側に設けている。
【0011】
【作用】かかる本発明の構成によると、機体の走行動
と、キャリッジの昇降動と、出し入れ具の左右方向への
出退動との組み合わせ動作によって、目的とする収納空
間に対して被収納物の出し入れを行える。その際に、床
レールに機体が支持案内されることと、上部レールに上
部フレームが案内されることとにより、出し入れ装置
は、横揺れなど生じることなく出し入れ作業や走行を行
える。
【0012】そして上部フレームをポストの上部から棚
の上方に連設することで、キャリッジの上方は完全に開
放し得、したがってキャリッジ内に退入動させた出し入
れ具に対して天井クレーンを真上から作用させ得る。さ
らにポストが出し入れ具のホームポジション位置に対し
て棚側に偏心していることで、ポストによる前後方向の
干渉部分を棚側に位置し得、これにより棚から離れた側
の広い範囲においては前後方向でも開放されることか
ら、出し入れ具に対して天井クレーンをより容易に作用
させ得る。
【0013】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。棚1は、前後方向および水平方向に所定間隔をあ
けて立設された支柱2を有し、そして前後方向の支柱2
間は、上端部間および下端部間に位置する水平材3と、
複数の斜材4とで互いに連結固定される。また水平方向
の支柱2間は、棚1の前面および背面の所定位置で横方
向に連続する横ビーム5により互いに連結固定され、そ
の際に連結はボルトやリベツトなどで行われる。棚1の
背面側において、支柱2と横ビーム5との間にブレース
6がクロス状に取り付けられる。
【0014】各支柱2には、それぞれ左右の支柱2に向
かって水平方向に突出する腕木装置7が、前後で対向し
た支柱2間に設けられる。そして左右の腕木装置7間
で、パレツト11を介して板状物12を支持すべく構成され
る。さらに支柱2の下端部には着座部材13が取り付けら
れている。また腕木装置7の上下間に収納空間14が形成
される。
【0015】このように構成された棚1の前方に通路15
が形成され、この通路15内には、床レール16に支持案内
されて棚1に沿った一定経路17で移動自在な出し入れ装
置20が配設される。
【0016】すなわち出し入れ装置20は、前記床レール
16に車輪21を介して支持案内される機体22と、この機体
22の前後部から立設した一対のポスト23と、これらポス
ト23に案内されて昇降自在なキャリッジ24と、このキャ
リッジ24上に左右方向に出退自在に設けた出し入れ具
(フォーク)25と、前記棚1の上方に位置すべく両ポス
ト23の上部から連設した上部フレーム26とにより構成さ
れる。この上部フレーム26は、両ポスト23の上端から棚
1の上方へと直角状に連設した左右材27と、これら左右
材27の遊端間を連結する前後材28とからなる。
【0017】ここで前記ポスト23は、前記キャリッジ24
内に退入動した出し入れ具25のホームポジション位置O
に対して前記棚1側に所定距離Lを偏心させて立設して
ある。すなわち出し入れ装置20の出し入れ具25を除く大
部分と床レール16とが、ホームポジション位置Oに対し
て前記棚1側に配置されることになる。
【0018】そして棚1の上面でかつ通路15寄りの位置
には、前記一定経路17に沿った上部レール18が配設さ
れ、この上部レール18に案内されるローラ29が前記上部
フレーム26の前後材28に設けられる。なお、このように
して構成された保管設備の上方には天井クレーン30が配
設され、この天井クレーン30は吊り部31が前記一定経路
17に沿って移動すべく構成してある。
【0019】上記のようにして構成された保管設備にお
いては、機体22の走行動と、キャリッジ24の昇降動と、
出し入れ具20の左右方向への出退動との組み合わせ動作
によって、目的とする収納空間14に対して被収納物12の
出し入れを行える。その際に、機体22は車輪21を介して
床レール16に支持案内され、また上部フレーム26はロー
ラ29を介して上部レール18に案内されることになり、し
たがって出し入れ装置20は、横揺れなど生じることなく
出し入れ作業や走行を行える。
【0020】ここで出し入れ装置20の上部フレーム26
は、その左右材27を両ポスト23の上端から棚1の上方へ
と直角状に連設していることから、キャリッジ24の上方
は完全に開放されている。したがってキャリッジ24内に
退入動させた出し入れ具25に対して、天井クレーン30の
吊り部31を真上から作用させ得、以て天井クレーン30に
より出し入れ具25上に被収納物12を卸したり、出し入れ
具25上の被収納物12を天井クレーン30により吊り上げた
りし得る。
【0021】さらにポスト23が出し入れ具25のホームポ
ジション位置Oに対して棚1側に所定距離Lだけ偏心し
ていることで、ポスト23による前後方向の干渉部分を棚
1側に位置し得、これにより棚1から離れた側の広い範
囲においては前後方向でも開放されることから、出し入
れ具25に対して天井クレーン30の吊り部31をより容易に
作用させ得る。
【0022】上記実施例では棚1として上下方向で複数
の収納空間14を有する形式を示したが、これは上下方向
で一段の収納空間14を有する棚1であってもよい。さら
に出し入れ装置20として二本のポスト23と一つのキャリ
ッジ24とからなる形式を示したが、これは三本(複数
本)のポスト23と二つ(複数)のキャリッジ24とからな
る出し入れ装置20や、一本のポスト23と一つのキャリッ
ジ24とからなる出し入れ装置20であってもよい。
【0023】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、機体の走行
動と、キャリッジの昇降動と、出し入れ具の左右方向へ
の出退動との組み合わせ動作により、目的とする収納空
間に対して被収納物の出し入れを行うことができ、以て
水平方向に複数の収納空間に出し入れ装置を兼用でき
て、全体を安価に提供できる。その際に出し入れ装置
は、床レールに機体が支持案内され、かつ上部レールに
上部フレームが案内されることで、横揺れなど生じるこ
となく出し入れ作業や走行を安全にかつ安定して行うこ
とができる。
【0024】そして出し入れ装置は、上部フレームをポ
ストの上部から棚の上方に連設したことでキャリッジの
上方を完全に開放でき、したがってキャリッジ内に退入
動させた出し入れ具に対して天井クレーンを真上から作
用できて、出し入れ具に対する被収納物の受け渡しは、
不必要な走行動などを行うことなく能率よく、しかも棚
とは反対側にデッドスペースを設けることなく経済的に
して、容易に安全に行うことができる。
【0025】さらにポストを出し入れ具のホームポジシ
ョン位置に対して棚側に偏心させることで、ポストによ
る前後方向の干渉部分を棚側に位置でき、これにより棚
から離れた側の広い範囲においては前後方向でも開放で
きて、出し入れ具に対して天井クレーンをより容易に作
用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、保管設備の要部の斜
視図である。
【図2】同保管設備の正面図である。
【図3】同保管設備の平面図である。
【符号の説明】
1 棚 7 腕木装置 11 パレット 12 被収納物 14 収納空間 15 通路 16 床レール 17 一定経路 18 上部レール 20 出し入れ装置 21 車輪 22 機体 23 ポスト 24 キャリッジ 25 出し入れ具 26 上部フレーム 27 左右材 28 前後材 29 ローラ 30 天井クレーン 31 吊り部 O ホームポジション位置 L 所定距離

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に複数の収納空間を有する棚
    と、この棚の前方で棚に沿って移動自在な出し入れ装置
    とを有する保管設備であって、前記出し入れ装置を、床
    レールに支持案内される機体と、この機体から立設した
    ポストと、このポストに案内されて昇降自在でかつ左右
    方向に出退自在な出し入れ具を有するキャリッジと、前
    記棚の上方に位置すべくポストの上部から連設した上部
    フレームとにより構成し、前記ポストを、前記キャリッ
    ジ内に退入動した出し入れ具のホームポジション位置に
    対して前記棚側に偏心させて立設し、前記上部フレーム
    を支持案内する上部レールを棚側に設けたことを特徴と
    する保管設備。
JP20966791A 1991-08-22 1991-08-22 保管設備 Pending JPH0551110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20966791A JPH0551110A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 保管設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20966791A JPH0551110A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 保管設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0551110A true JPH0551110A (ja) 1993-03-02

Family

ID=16576613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20966791A Pending JPH0551110A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 保管設備

Country Status (1)

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JP (1) JPH0551110A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009269731A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Daifuku Co Ltd スタッカークレーンと物品収納設備

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5217472B2 (ja) * 1972-02-18 1977-05-16
JPH0367807A (ja) * 1989-08-07 1991-03-22 Komatsu Forklift Co Ltd 自動倉庫

Patent Citations (2)

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JPS5217472B2 (ja) * 1972-02-18 1977-05-16
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009269731A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Daifuku Co Ltd スタッカークレーンと物品収納設備

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