JPH0551073B2 - - Google Patents
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- JPH0551073B2 JPH0551073B2 JP60056843A JP5684385A JPH0551073B2 JP H0551073 B2 JPH0551073 B2 JP H0551073B2 JP 60056843 A JP60056843 A JP 60056843A JP 5684385 A JP5684385 A JP 5684385A JP H0551073 B2 JPH0551073 B2 JP H0551073B2
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- Japan
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- orbiting scroll
- eccentric
- scroll
- roller bearing
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- 230000006835 compression Effects 0.000 description 11
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 11
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/0042—Driving elements, brakes, couplings, transmissions specially adapted for pumps
- F04C29/005—Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions
- F04C29/0057—Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions for eccentric movement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/50—Other types of ball or roller bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/10—Bearings, parts of which are eccentrically adjustable with respect to each other
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/42—Pumps with cylinders or pistons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は冷凍サイクル等に使用するスクロール
型圧縮機に関し、特に体積効率が良好で且つ機械
損失の少ない軸受構造に係わる。
型圧縮機に関し、特に体積効率が良好で且つ機械
損失の少ない軸受構造に係わる。
従来の技術
従来の構成を第４図、第５図、第６図にて説明
する。
する。
１は密閉ケーシング、２は電動機部であり、そ
の上部にはブロツク３、固定スクロール４、旋回
スクロール５、自転防止機構６にて構成される機
械部本体７が固定されている。固定スクロール４
は、鏡板４ａ及び鏡板４ａに直立するインボリユ
ート又はインボリユートに類似した曲線の一様な
厚さを有するラツプ４ｂより構成され、鏡板４ａ
にてブロツク３に固定されている。又、旋回スク
ロール５は鏡板５ａ及び鏡板５ａに直立し、固定
スクロール４のラツプ４ｂと同じ曲線を有するラ
ツプ５ｂより構成され、鏡板５ａは、固定スクロ
ール４の鏡板４ａとブロツク３にクリアランスＡ
を設けてはさみ込み支持され、かつ自転防止機構
６により拘束されている。そして、固定スクロー
ル４と旋回スクロール５は、各ラツプ４ｂ，５ｂ
の巻き終り端４b′，５b′をある角度ずらした状態
で合わされている。
の上部にはブロツク３、固定スクロール４、旋回
スクロール５、自転防止機構６にて構成される機
械部本体７が固定されている。固定スクロール４
は、鏡板４ａ及び鏡板４ａに直立するインボリユ
ート又はインボリユートに類似した曲線の一様な
厚さを有するラツプ４ｂより構成され、鏡板４ａ
にてブロツク３に固定されている。又、旋回スク
ロール５は鏡板５ａ及び鏡板５ａに直立し、固定
スクロール４のラツプ４ｂと同じ曲線を有するラ
ツプ５ｂより構成され、鏡板５ａは、固定スクロ
ール４の鏡板４ａとブロツク３にクリアランスＡ
を設けてはさみ込み支持され、かつ自転防止機構
６により拘束されている。そして、固定スクロー
ル４と旋回スクロール５は、各ラツプ４ｂ，５ｂ
の巻き終り端４b′，５b′をある角度ずらした状態
で合わされている。
８は吐出孔、９は吸入孔であり、吐出孔８は固
定スクロール４のインボリユートの中心部に、又
吸入孔９は固定スクロール４のインボリユートの
鏡板４ａの外縁部に設けられている。１０は、旋
回スクロール５のラツプ５ｂと反対側の面に設け
られた突起であり、ラツプ５ｂのインボリユート
の中心と同心である。１１はブロツク３にスラス
ト軸受１２を介して支承されたシヤフトであり、
機械部本体７の端部に設けられたシヤフト中心
O1より一定量E2を偏心したボス部１１ａに偏心
ブツシユ１３を収納している。偏心ブツシユ１３
は、外径中心O2よりある一定量E2偏心した位置
に中心O3のある偏心穴１３ａを有し外径中心O2
を中心としてボス部１１ａ内を自由に回転でき
る。また偏心穴１３ａには旋回スクロール５の突
起１０を収納し、電動機部２と旋回スクロール５
を連結している。また、シヤフト１１の中心部に
は給油孔１１ｂが貫通しており、シヤフト１１の
ボス部１１ａと旋回スクロール５の突起１０によ
り形成される油溜め空間１４と密閉ケーシング１
の下部を連通している。１５は旋回スクロール５
の背面に形成された背圧室であり、旋回スクロー
ル５のラツプ５ｂ側とは鏡板５ａ，４ａ部のクリ
アランスＡより低圧部と連通している。１６は吸
入孔９と連通する吸入管、１７は吐出管である。
また、１８は密閉ケーシング１の下部に溜つた潤
滑油である。
定スクロール４のインボリユートの中心部に、又
吸入孔９は固定スクロール４のインボリユートの
鏡板４ａの外縁部に設けられている。１０は、旋
回スクロール５のラツプ５ｂと反対側の面に設け
られた突起であり、ラツプ５ｂのインボリユート
の中心と同心である。１１はブロツク３にスラス
ト軸受１２を介して支承されたシヤフトであり、
機械部本体７の端部に設けられたシヤフト中心
O1より一定量E2を偏心したボス部１１ａに偏心
ブツシユ１３を収納している。偏心ブツシユ１３
は、外径中心O2よりある一定量E2偏心した位置
に中心O3のある偏心穴１３ａを有し外径中心O2
を中心としてボス部１１ａ内を自由に回転でき
る。また偏心穴１３ａには旋回スクロール５の突
起１０を収納し、電動機部２と旋回スクロール５
を連結している。また、シヤフト１１の中心部に
は給油孔１１ｂが貫通しており、シヤフト１１の
ボス部１１ａと旋回スクロール５の突起１０によ
り形成される油溜め空間１４と密閉ケーシング１
の下部を連通している。１５は旋回スクロール５
の背面に形成された背圧室であり、旋回スクロー
ル５のラツプ５ｂ側とは鏡板５ａ，４ａ部のクリ
アランスＡより低圧部と連通している。１６は吸
入孔９と連通する吸入管、１７は吐出管である。
また、１８は密閉ケーシング１の下部に溜つた潤
滑油である。
次にスクロール圧縮機の圧縮機構について説明
する。電動機部２の回転に伴うシヤフト１１の回
転運動は、ボス部１１ａ、偏心ブツシユ１３、突
起１０を介して旋回スクロール５に伝達される
が、自転防止機構６の作用により旋回スクロール
５は自転することなく固定スクロール４のインボ
リユートの中心を旋回中心として旋回運動する。
このとき、旋回スクロール５のラツプ５ｂの巻き
終り端５b′が固定スクロール４のラツプ４ｂに、
固定スクロール４のラツプ４ｂの巻き終り端４
b′が旋回スクロール５のラツプ５ｂに各々接触し
ている状態が吸入完了であり、旋回スクロール５
の公転運動に伴いラツプ４ｂとラツプ５ｂ同士の
２つの接触点がインボリユートの中心に近づくに
従い圧縮空間Ｓの圧力が上昇する。
する。電動機部２の回転に伴うシヤフト１１の回
転運動は、ボス部１１ａ、偏心ブツシユ１３、突
起１０を介して旋回スクロール５に伝達される
が、自転防止機構６の作用により旋回スクロール
５は自転することなく固定スクロール４のインボ
リユートの中心を旋回中心として旋回運動する。
このとき、旋回スクロール５のラツプ５ｂの巻き
終り端５b′が固定スクロール４のラツプ４ｂに、
固定スクロール４のラツプ４ｂの巻き終り端４
b′が旋回スクロール５のラツプ５ｂに各々接触し
ている状態が吸入完了であり、旋回スクロール５
の公転運動に伴いラツプ４ｂとラツプ５ｂ同士の
２つの接触点がインボリユートの中心に近づくに
従い圧縮空間Ｓの圧力が上昇する。
このスクロール圧縮機の圧縮機構により、吸入
管１６より吸入孔９を介して吸入された冷媒は圧
縮され吐出孔８を介して一旦密閉ケーシング１内
に吐出された後、吐出管１７を介して冷却システ
ム（図示せず）に吐出される。
管１６より吸入孔９を介して吸入された冷媒は圧
縮され吐出孔８を介して一旦密閉ケーシング１内
に吐出された後、吐出管１７を介して冷却システ
ム（図示せず）に吐出される。
この圧縮の行程において、偏心ブツシユ１３に
は旋回スクロール５の突起１０を介して圧縮負荷
と旋回スクロール５の遠心力の合力Ｆが作用す
る。この力Ｆは、偏心ブツシユ１３の中心O2と
偏心穴１３ａの中心O3を結ぶ直線に直角な分力
F′を発生し、更に偏心ブツシユ１１はボス部１１
ａ内を自由に回転できる様に構成されている為、
旋回スクロール５の突起１０は中心O2のまわり
に回転させられ様とし、シヤフト中心O1と旋回
スクロール５の突起１０の中心O2の間の旋回半
径Ｒは増大しようとする。この結果、旋回スクロ
ール５のラツプ５ｂと固定スクロール４のラツプ
４ｂは接触し半径方向のクリアランスがＯとなる
為、圧縮室からの漏れが減少し体積効率が向上す
るようになつている。例えば米国特許第1906142
号明細書、特開昭58−96193号公報、特開昭59−
162383号公報である。
は旋回スクロール５の突起１０を介して圧縮負荷
と旋回スクロール５の遠心力の合力Ｆが作用す
る。この力Ｆは、偏心ブツシユ１３の中心O2と
偏心穴１３ａの中心O3を結ぶ直線に直角な分力
F′を発生し、更に偏心ブツシユ１１はボス部１１
ａ内を自由に回転できる様に構成されている為、
旋回スクロール５の突起１０は中心O2のまわり
に回転させられ様とし、シヤフト中心O1と旋回
スクロール５の突起１０の中心O2の間の旋回半
径Ｒは増大しようとする。この結果、旋回スクロ
ール５のラツプ５ｂと固定スクロール４のラツプ
４ｂは接触し半径方向のクリアランスがＯとなる
為、圧縮室からの漏れが減少し体積効率が向上す
るようになつている。例えば米国特許第1906142
号明細書、特開昭58−96193号公報、特開昭59−
162383号公報である。
発明が解決しようとする問題点
このような従来の方法では、確かに体積効率の
向上は図れるが、旋回スクロールの突起と偏心ブ
ツシユの偏心穴間はすべり接触であり、摩擦損失
が多い問題があつた。これに対して、偏心ブツシ
ユの偏心穴に摩擦損失の少ないコロ軸受を圧入す
る方法も考えられるが、偏心ブツシユ及びシヤフ
トボス部が大径化する問題があつた。
向上は図れるが、旋回スクロールの突起と偏心ブ
ツシユの偏心穴間はすべり接触であり、摩擦損失
が多い問題があつた。これに対して、偏心ブツシ
ユの偏心穴に摩擦損失の少ないコロ軸受を圧入す
る方法も考えられるが、偏心ブツシユ及びシヤフ
トボス部が大径化する問題があつた。
本発明は上記従来例の欠点を解消するもので、
旋回半径を可変とし運転中での旋回スクロールと
固定スクロールのラツプ間の半径方向のクリアラ
ンスをゼロとし、洩れによる体積効率の低下を防
止し、また旋回スクロールとシヤフトの連結部分
での摩擦損失を低減し性能の向上を図ることを目
的としている。
旋回半径を可変とし運転中での旋回スクロールと
固定スクロールのラツプ間の半径方向のクリアラ
ンスをゼロとし、洩れによる体積効率の低下を防
止し、また旋回スクロールとシヤフトの連結部分
での摩擦損失を低減し性能の向上を図ることを目
的としている。
問題点を解決するための手段
本発明は、従来のすべり軸受として作用する偏
心ブツシユに代えて、保持器と直径の異なる複数
個のコロより形成され且つコロの相対位置が変化
しない様に保持器に接触回動する偏心コロ軸受を
シヤフトのボス部に固定すると共に旋回スクロー
ルの突起を内挿したものである。
心ブツシユに代えて、保持器と直径の異なる複数
個のコロより形成され且つコロの相対位置が変化
しない様に保持器に接触回動する偏心コロ軸受を
シヤフトのボス部に固定すると共に旋回スクロー
ルの突起を内挿したものである。
作 用
本発明は上記した構成により、従来と同様に、
圧縮負荷と遠心力が作用すると旋回スクロールは
偏心コロ軸受の中心のまわりに回転させられ様と
し、この結果旋回スクロールと固定スクロールの
ラツプが接触し半径方向のクリアランスがゼロと
なる為、圧縮室からの漏れが減少し体積効率が向
上すると共に、旋回スクロールの突起とシヤフト
のボス部間にコロ軸受が介在することとなり、摩
擦損失も減少し性能指数が向上する。
圧縮負荷と遠心力が作用すると旋回スクロールは
偏心コロ軸受の中心のまわりに回転させられ様と
し、この結果旋回スクロールと固定スクロールの
ラツプが接触し半径方向のクリアランスがゼロと
なる為、圧縮室からの漏れが減少し体積効率が向
上すると共に、旋回スクロールの突起とシヤフト
のボス部間にコロ軸受が介在することとなり、摩
擦損失も減少し性能指数が向上する。
実施例
以下本発明の一実施例を第１図、第２図及び第
３図にて説明する。
３図にて説明する。
尚、従来例と同一部分は同一符号を付し説明を
省略する。１９は２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０
ｄ，２０ｅ，２０ｆ，２０ｇ，２０ｈの直径の異
なる円筒状のコロと保持器２１により構成される
偏心コロ軸受である。またコロ２０ａ〜２０ｈは
保持器２１によりその相対位置が変化しない様に
保持されると共に保持器２１に接触回動する。保
持器２１はシヤフト１１のボス部１１ａに圧入固
定され、更に偏心コロ軸受１９の内径側には旋回
スクロール５の突起１０が内挿されている。この
結果、偏心コロ軸受１９の外径中心O5と内径中
心O4は、従来と同様に一定量E2偏心しているこ
ととなる。
省略する。１９は２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０
ｄ，２０ｅ，２０ｆ，２０ｇ，２０ｈの直径の異
なる円筒状のコロと保持器２１により構成される
偏心コロ軸受である。またコロ２０ａ〜２０ｈは
保持器２１によりその相対位置が変化しない様に
保持されると共に保持器２１に接触回動する。保
持器２１はシヤフト１１のボス部１１ａに圧入固
定され、更に偏心コロ軸受１９の内径側には旋回
スクロール５の突起１０が内挿されている。この
結果、偏心コロ軸受１９の外径中心O5と内径中
心O4は、従来と同様に一定量E2偏心しているこ
ととなる。
圧縮の行程において、偏心コロ軸受１９には圧
縮負荷と旋回スクロール５の遠心力の合力Ｆが従
来と同様作用し、偏心コロ軸受１９の外径中心
O5と内径中心O4を結ぶ直線に直角な分力F′を発
生する。偏心コロ軸受１９は、コロ２０ａ〜２０
ｈがその相対位置を変化することなく外径中心
O5のまわりに自由に回転する様に構成されてい
る為に、旋回スクロール５の突起１０は中心O5
のまわりに回転させられ様とし、シヤフト中心
O1と旋回スクロール５の突起１０の中心O4間の
旋回半径Ｒは増大しようとする。この結果、従来
と同様に旋回スクロール５のラツプ５ｂと固定ス
クロール４のラツプ４ｂは、接触し半径方向のク
リアランスがゼロとなる為に圧縮室からの漏れが
減少し体積効率が向上する。
縮負荷と旋回スクロール５の遠心力の合力Ｆが従
来と同様作用し、偏心コロ軸受１９の外径中心
O5と内径中心O4を結ぶ直線に直角な分力F′を発
生する。偏心コロ軸受１９は、コロ２０ａ〜２０
ｈがその相対位置を変化することなく外径中心
O5のまわりに自由に回転する様に構成されてい
る為に、旋回スクロール５の突起１０は中心O5
のまわりに回転させられ様とし、シヤフト中心
O1と旋回スクロール５の突起１０の中心O4間の
旋回半径Ｒは増大しようとする。この結果、従来
と同様に旋回スクロール５のラツプ５ｂと固定ス
クロール４のラツプ４ｂは、接触し半径方向のク
リアランスがゼロとなる為に圧縮室からの漏れが
減少し体積効率が向上する。
又、従来に加えて、旋回スクロール５の突起１
０とシヤフト１１のボス部１１ａ間の摺動がコロ
２０ａ〜２０ｈを介して行なわれることとなり、
摩擦損失が減少し入力が低減される為、性能指数
が向上し、更に、従来の偏心ブツシユ式にコロ軸
受を組合せる方式に比べて小型化を図れる。
０とシヤフト１１のボス部１１ａ間の摺動がコロ
２０ａ〜２０ｈを介して行なわれることとなり、
摩擦損失が減少し入力が低減される為、性能指数
が向上し、更に、従来の偏心ブツシユ式にコロ軸
受を組合せる方式に比べて小型化を図れる。
発明の効果
以上の説明から明らかな様に本発明は、互いに
かみ合うラツプを鏡板より直立させた固定及び旋
回スクロールと、旋回スクロールの自転を防止し
旋回運動を行なわせる自転防止機構と、一端に偏
心したボス部を有するシヤフトと、旋回スクロー
ルのラツプと鏡板を介して反対側に設けられた突
起と、直径の異なる複数個のコロとコロの相対位
置が変化しないように保持し且つコロが接触回動
する保持器より形成され、この保持器の外径中心
とコロにより形成される内径中心が偏心した偏心
コロ軸受を備え、保持器をボス部に固定すると共
に、旋回スクロールの突起を偏心コロ軸受に内挿
したものであるから、圧縮負荷と旋回スクロール
の遠心力が作用すると旋回スクロールは偏心コロ
軸受のまわりに回転させられ様とし、この結果旋
回スクロールと固定スクロールのラツプが接触し
半径方向のクリアランスがゼロとなる為、圧縮室
からの漏れが減少し体積効率が向上すると共に、
旋回スクロールの突起とシヤフトのボス部間に摩
擦係数の小さいコロ軸受が介在することとなり摩
擦損失も減少し、更に偏心ブツシユとコロ軸受を
併用する場合に比べて小型化を図ることができ
る。
かみ合うラツプを鏡板より直立させた固定及び旋
回スクロールと、旋回スクロールの自転を防止し
旋回運動を行なわせる自転防止機構と、一端に偏
心したボス部を有するシヤフトと、旋回スクロー
ルのラツプと鏡板を介して反対側に設けられた突
起と、直径の異なる複数個のコロとコロの相対位
置が変化しないように保持し且つコロが接触回動
する保持器より形成され、この保持器の外径中心
とコロにより形成される内径中心が偏心した偏心
コロ軸受を備え、保持器をボス部に固定すると共
に、旋回スクロールの突起を偏心コロ軸受に内挿
したものであるから、圧縮負荷と旋回スクロール
の遠心力が作用すると旋回スクロールは偏心コロ
軸受のまわりに回転させられ様とし、この結果旋
回スクロールと固定スクロールのラツプが接触し
半径方向のクリアランスがゼロとなる為、圧縮室
からの漏れが減少し体積効率が向上すると共に、
旋回スクロールの突起とシヤフトのボス部間に摩
擦係数の小さいコロ軸受が介在することとなり摩
擦損失も減少し、更に偏心ブツシユとコロ軸受を
併用する場合に比べて小型化を図ることができ
る。
第１図は本発明の一実施例を示すスクロール型
圧縮機の偏心コロ軸受の拡大断面図、第２図は第
１図の−′線における断面図、第３図は同第
１図のスクロール型圧縮機の縦断面図、第４図は
従来のスクロール型圧縮機を示す縦断面図、第５
図は第４図の−′線における断面図、第６図
は従来の偏心ブツシユの拡大断面図である。 ４……固定スクロール、４ａ……固定スクロー
ルの鏡板、４ｂ……固定スクロールのラツプ、５
……旋回スクロール、５ａ……旋回スクロールの
鏡板、５ｂ……旋定スクロールのラツプ、６……
自転防止機構、１０……旋回スクロールの突起
部、１１……シヤフト、１１ａ……シヤフトのボ
ス部、１９……偏心コロ軸受、２０ａ〜２０ｈ…
…コロ、２１……保持器。
圧縮機の偏心コロ軸受の拡大断面図、第２図は第
１図の−′線における断面図、第３図は同第
１図のスクロール型圧縮機の縦断面図、第４図は
従来のスクロール型圧縮機を示す縦断面図、第５
図は第４図の−′線における断面図、第６図
は従来の偏心ブツシユの拡大断面図である。 ４……固定スクロール、４ａ……固定スクロー
ルの鏡板、４ｂ……固定スクロールのラツプ、５
……旋回スクロール、５ａ……旋回スクロールの
鏡板、５ｂ……旋定スクロールのラツプ、６……
自転防止機構、１０……旋回スクロールの突起
部、１１……シヤフト、１１ａ……シヤフトのボ
ス部、１９……偏心コロ軸受、２０ａ〜２０ｈ…
…コロ、２１……保持器。
Claims (1)
- １ 互いにかみ合うラツプを鏡板より直立させた
固定及び旋回スクロールと、前記旋回スクロール
の自転を防止し旋回運動を行なわせる自転防止機
構と、一端に偏心したボス部を有するシヤフト
と、前記旋回スクロールのラツプと鏡板を介して
反対側に設けられた突起と、直径の異なる複数個
の円筒状のコロと前記コロ間の相対位置が変化し
ない様に保持し且つ前記コロが接触回動する保持
器より形成される偏心コロ軸受とを備え、前記保
持器を前記ボス部に固定すると共に、前記旋回ス
クロールの突起を偏心コロ軸受へ内挿したスクロ
ール型圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60056843A JPS61215480A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | スクロ−ル型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60056843A JPS61215480A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | スクロ−ル型圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61215480A JPS61215480A (ja) | 1986-09-25 |
| JPH0551073B2 true JPH0551073B2 (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=13038686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60056843A Granted JPS61215480A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | スクロ−ル型圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61215480A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102884326A (zh) * | 2010-05-05 | 2013-01-16 | 罗伯特·博世有限公司 | 偏心轴承 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63159689A (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-02 | Sanyo Electric Co Ltd | スクロ−ル圧縮機 |
| US5111712A (en) * | 1988-10-06 | 1992-05-12 | Carrier Corporation | Rolling element radial compliancy mechanism |
| US5104302A (en) * | 1991-02-04 | 1992-04-14 | Tecumseh Products Company | Scroll compressor including drive pin and roller assembly having sliding wedge member |
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| DE102010028581A1 (de) * | 2010-05-05 | 2011-11-10 | Robert Bosch Gmbh | Exzenterlager |
| DE102010028598A1 (de) * | 2010-05-05 | 2011-11-10 | Robert Bosch Gmbh | Exzenterlager |
| DE102010039269A1 (de) * | 2010-08-12 | 2012-02-16 | Robert Bosch Gmbh | Kolbenpumpen für eine hydraulische Fahrzeugbremsanlage |
| EP4130501B1 (en) | 2019-04-23 | 2023-08-02 | The Timken Company | Roller sequencing for improved bearing runout |
-
1985
- 1985-03-20 JP JP60056843A patent/JPS61215480A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102884326A (zh) * | 2010-05-05 | 2013-01-16 | 罗伯特·博世有限公司 | 偏心轴承 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61215480A (ja) | 1986-09-25 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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