JPH05507962A - 後増量した陰イオン系アクリル分散液 - Google Patents

後増量した陰イオン系アクリル分散液

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 後増量した陰イオン系アクリル分散液 発明の分野 本発明は、自動車の多層被覆用ベースコートとしての水性陰イオン系アクリル分 散液に関し、より詳しくは、少なくとも2個のオキシラン基を含む化合物で後増 量した陰イオン系アクリル分散液に関する。
発明の背景 多層被覆系は、被覆基材の美的外観を改良するために開発された。「ベースコー ト」と呼ばれる比較的薄い着色層を塗布し、次いで「クリアコート」と呼ばれる より厚い、着色していない層を塗布することにより、一般的に「濡れた外観」と 呼ばれる、深みのある外観を有する光沢のある被覆を達成することができる。
多層系は、自動車の塗装に長年の開側用されている。
この系は当初有機溶剤を使用していたが、環境規制がより厳しくなるにつれて、 有機溶剤を含む系は好ましくなくなってきた。多層系、特にベースコート系の分 野における最近の研究は、多層被覆のための水性塗料系の開発に注意が向けられ ている。
特に、この業界で「ハイソリッド」塗装と呼ばれる、有機溶剤を極力少なくした 有機溶剤系塗料が処方されるにつれて、外観、特にフレーク顔料を含む塗装のメ タリック効果が固型分の増加により悪影響を受けることが明らかになってきた。
水性塗料系により得られる利点の一つは、揮発性有機成分(VOC)に対する規 制に適合する塗装においてメタリック効果が改良されることである。
しかし、水性塗料系には別の問題が生じた。
過去において、たれ止め、適切な縁部被覆、塗料中に使用されているメタリック フレークの適切な配向、などの望ましい塗布特性を与えるために、レオロジー調 整剤に頼っている。自動車用水系塗装に適したレオロジー調整剤の種類は限られ ている。多くの場合、使用可能なレオロジー調整剤は分散が困難であるか、また は安定性が悪い。有機系塗料に効果的に使用されているレオロジー調整剤の中に は、バックハウスの発明、米国特許第4,403,003号におけるマイクロゲ ルの様に、水系塗料に使用されているものもある。しかし、これらのマイクロゲ ルには、製造が困難で、安定化させ難いという欠点がある。
米国特許第4,880,867号は、アクリル分散液およびポリウレタン分散液 の混合物からなる、静電スプレーにより塗布できる水性塗装組成物を開示してい る。
しかし、アクリル重合体は、分散前に高分子量で溶液重合により製造される。適 度の粘度で溶液重合を行うには、大量の溶剤が必要である。低VoC被覆を得る には、安定した分散系に必要とされる量を超える有機溶剤を蒸留分離する必要が ある。また、フィルムの望ましい外観を得るには、レオロジー調整剤として機能 させるための市販の増粘剤を加える必要がある。
その上、多層被覆系では、ベースコートが耐「割り込み(5trike 1n) J性を有する必要がある。耐「割り込み」性とは、ベースコートの、トップコー ト組成物中の溶剤による攻撃に耐えられる能力を意味する。自動車メーカーは、 一般的にトップコート組成物を着色および透明系で「ウェット−オン−ウェット 」技術により塗布することを望むので、この割り込みは問題である。つまり、基 材上にベースコート組成物を塗布し、続いてトップコート組成物を塗布した後、 1回の焼き付は工程で複合材料被覆を硬化させる。上塗りのベースコートへの「 割り込み」は、メタリック顔料の配向に悪影響を及ぼすので、特に好ましくない 。高度に着色した塗料では、非メタリツク顔料の粒子が割り込みを防ぐための物 理的バリヤーを形成することができる。しかし、シルバーおよびライトメタリッ ク色では、割り込みを防止するのに十分な顔料はない。この割り込みを防止する には、流動性調整剤または充填材顔料を使用する必要がある。
本発明の後増量した陰イオン系アクリル分散液は、水系塗料で必要とされるレオ ロジー調整および耐割り込み性を満足することができる。特に、この分散液によ り、ベースコートまたは1被覆トツプコ一ト組成物において優れたメタリックフ レーク配向が得られる。その上、この分散液は、他の組成物に見られる分散の難 しさ、不安定性、有害なエマルション重合界面活性剤の存在、および高い揮発性 有機成分含有量ならびに立体的に安定化した分散液の複雑な製造方法に関する問 題点を克服している。
本発明の目的は、レオロジー調整性が優れ、フレーク顔料によるベースコートの メタリック外観を改良する、自動車塗料系のベースコートにおける水性アクリル 分散液を提供することである。本発明のもう一つの目的は、この水性アクリル分 散液を含むベースコートを提供することである。本発明のさらに別の目的は、ア クリル分散液およびそれを塗布した基材からなる、基材の塗布方法を提供するこ とである。
発明の概要 本発明の目的は、 a)カルボン酸基、無水カルボン酸基またはそれらの混合物からなる群から選択 された官能基を有するアクリル樹脂を第三級アミンの存在下で水に分散させるこ と、および b)該アクリル樹脂のカルボン酸基を、少なくとも2個のオキシラン基を有する 有機化合物と反応させることにより得られる水性アクリル分散液により達成され る。
発明の詳細な説明 本発明の好適なアクリル樹脂は、 f)エチレン性不飽和カルボン酸または無水物またはそれらの混合物約1〜30 重量%、 11)他のエチレン性不飽和モノマー約20〜90重量%、111)後増量した アクリル分散液の形成後に架橋可能な官能基を有するエチレン性不飽和モノマー 約0〜50重量% からなる。
好ましいアクリル樹脂は、 1)エチレン性不飽和カルボン酸または無水物またはそれらの混合物約1〜20 重量%、 if)他のエチレン性不飽和モノマー約40〜85重量%、111)後増量した アクリル分散液の形成後に架橋可能な官能部位を有するエチレン性不飽和モノマ ー2〜40重量% からなる。
最も好ましいアクリル樹脂は、 1)エチレン性不飽和カルボン酸または無水物またはそれらの混合物約3〜15 重量%、 1i)他のエチレン性不飽和モノマー約55〜85重量%、1ll)後増量した アクリル分散液の形成後に架橋可能な官能部位を有するエチレン性不飽和モノマ ー5〜30重量% からなる。
好適なエチレン性不飽和カルボン酸またはカルボン酸無水物のモノマー(i)は 、アクリル酸、メタクリル酸、アクリルオキシプロピオン酸またはポリアクリル 酸混合物、メタクリル酸二量体またはポリメタクリル酸混合物、クロトン酸、フ マル酸、マレイン酸またはマレイン酸無水物、イタコン酸またはイタコン酸無水 物、およびマレイン酸、イタコン酸またはフマル酸のモノアルキルエステルであ る。
他のエチレン性不飽和モノマー(ii)は、1〜約20個の炭素原子を有するア ルコールに由来するアクリル酸またはメタクリル酸アルキルエステル、またはビ ニルモノマーから選択することができる。ここで使用する0付きの(メタ)アク リル酸エステルの表現はメタクリル酸エステルおよびアクリル酸エステルを含む 。好適な例としては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、 (メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリ ル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸t e r t、 −ブチルおよび(メタ )アクリル酸2−エチルヘキシル、アルキル基が1〜20個の炭素原子を有する マレイン酸またはフマル酸のジアルキルエステル、スチレン、アルファーメチル スチレン、ビニルトルエン、tert、−ブチルスチレンの様なビニル芳香族化 合物、クロロスチレンの様なハロゲン化ビニルベンゼン、塩化ビニル、(メタ) アクリルアミドおよび(メタ)アクリロニトリルの様な他のモノマーがある。
後増量したアクリル分散液の形成後に架橋可能な官能基を有するエチレン性不飽 和モノマー(fil)の例としては、アクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル 酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ヒドロキシ プロピル、メタクリル酸イソシアネートエチル、アクリル酸ヒドロキシブチル、 メタクリル酸ヒドロキシブチル、モノアクリル酸プロピレングリコール、メタク リル酸2,3−ジヒドロキシプロピル、モノメタクリル酸ペンタエリトリトール 、モノアクリル酸およびモノメタクリル酸プロピレングリコール、およびメタ− イソプロピル−α、α−ジメチルベンジルイソシアネート、モノアクリル酸ポリ エチレングリコール、モノメタクリル酸ポリエチレングリコールおよびグリセリ ルアリルエーテルがある。
(ili)の他の例としては、直鎖、分枝鎖または環状アルキル基が2〜20個 の炭素原子を有する、マレイン酸およびフマル酸のジヒドロキシアルキルエステ ルがある。
N−ヒドロキシアルキル(メタ)アクリルアミドおよびN−ヒドロキシアルキル フマル酸モノまたはジアミド、例えばN−ヒドロキシエチルアクリルアミドまた はN−(2−ヒドロキシプロピル)メタクリルアミドも使用できる。他の水酸基 含有化合物には、アリルアルコール、ポリオール、特にジオールのモノビニルエ ーテル、例えばエチレングリコールおよびブタンジオールのモノビニルエーテル 、および水酸基含有アリルエーテルまたはエステル、例えば2.3−ジヒドロキ シプロピルモノアリルエーテル、トリメチロールプロパンモノアリルエーテルま たは2,3−ジヒドロキシプロパン酸のアリルエステルがある。
共重合は、通常の方法により、例えば重合開始剤および所望により連鎖移動剤の 存在下でモノマーを加熱することにより行う。共重合は、塊状で、または溶液中 で行うことができる。本発明では、分散の際の共溶剤として作用する溶剤がある 程度存在するのが好ましい。溶液重合に好適な溶剤は、エチレングリコールまた はプロピレングリコールおよびそれらの誘導体、例えばジプロピレングリコール モノメチルエーテルおよびエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、 アルコール、例えばブチルアルコールおよびジアセトンアルコール、ケトン、例 えばメチルプロピルケトンおよびアセトン、エステル、例えば酢酸ブチルおよび プロピオン酸ペンチル、エーテル、例えばジオキサンおよびテトラヒドロフラン 、および他の相容性のある溶剤、例えば水およびN−メチルピロリドン、および それらの混合物である。好ましい混合物の一つはエチレングリコールモノブチル エーテルと水である。
代表的な開始剤は、過酸化物、例えば過酸化ジアルキル、ペルオキシエステル、 ペルオキシジカーボネート、過酸化ジアシル、ヒドロペルオキシド、およびペル オキシケタールおよびアゾ化合物、例えば2,2゛−アゾビス(2−メチルブタ ンニトリル)および1.1″−アゾビス(シクロヘキサンカルボニトリル)であ る。
代表的な連鎖移動剤は、オクチルメルカプタン、n−またはt e r t、− ドデシルメルカプタンの様なメルカプタン、ハロゲン化合物、チオサリチル酸、 メルカプト酢酸、メルカプトエタノール、ブテン−1−オール、および二量体ア ルファーメチルスチレンである。メルカプタンが好ましい。
反応は通常約20〜約200℃の温度で行う。適切な調整により温度を還流未満 に保持できるが、溶剤の還流温度で反応を行うのが便利である。開始剤は、反応 が行われる温度に適合し、且つ、その温度における開始剤の半減期が好ましくは 1分〜30分になる様に選択する。
溶剤または溶剤混合物は、一般的に反応温度に加熱し、モノマーおよび開始剤を 制御された速度で、通常2〜6時間の間に加える。この時間内に連鎖移動剤また は追加の溶剤をやはり制御された速度で加えることができる。
次いで、混合物の温度を一定時間維持して反応を完了させる。所望により、さら に開始剤を加えて確実に変換させることかできる。
アクリル樹脂の酸価は約1〜約230■gK OH/g、好ましくは約7〜約1 56mgKOH/g、最も好ましくは約23〜約117mgKOH/gである。
GPC対ポリスチレン標準により測定したアクリル樹脂の重量平均分子量は約4 ,000〜約40,000、好ましくは約10,000〜約25,000である 。アクリル樹脂の理論Tgは、約−30℃〜約150℃、好ましくは約り℃〜約 50℃である。理論Tgは、フォックスによりBul 1.Amer、Phys  tcsSoc、s 1巻、No、 2.123頁(1956)に記載されてい る様にして測定できる。
アクリル樹脂は、水中に分散させる前に、第三級アミンまたはアミノアルコール で少なくとも部分的に中和する。好適な第三級アミンは、例えば、トリメチルア ミン、トリエチルアミン、ジメチルアニリン、ジエチルアニリンおよびN−メチ ルモルホリンおよびN−エチルモルホリンである。好適なアミノアルコールは、 ジメチルエタノールアミンおよびトリエタノールアミンである。中和させた後、 アクリル樹脂を攪拌しながら脱イオン水で希釈し、細かい粒子の分散液を得る。
このアクリル分散液に、少なくとも2個のオキシラン基を有する有機化合物を加 える。好適な化合物は、ジオール、トリオールおよびビスフェノールのジおよび トリグリシジルエーテルまたはシクロヘキセンオキシドの誘導体である。例とし ては、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメ タツール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリ コール、ポリプロピレングリコール、2.2.4−トリメチル−1,3−ベンタ ンジオール、1.6−ヘキサンジオール、ビスフェノールAおよびレゾルシノー ルのジグリシジルエーテル、およびトリメチロールプロパン、トリメチロールエ タンおよびグリセリンのトリグリシジルエーテルがある。
シクロヘキセンオキシドの好適な誘導体は、2または3個のエポキシ基を有し、 例えばここに参考として含める、1989年10月にユニオン カーバイド ケ ミカルス & プラスチックス テクノロジー コーポレーションから出版され たパンフレット「環状脂肪族エポキシド系」に記載されている。そこに記載され ている化合物はERL−4221、ERL−4299、ERL−4234である 。UCCは、ERLX−4359の商品名で、分子量が406.46で、トリエ ポキシドである、別のシクロヘキセンオキシド誘導体を記載している。
好ましい化合物は、1,4−ブタンジオール、シクロヘキサンジメタツール、ポ リプロピレングリコール、およびビスフェノールAのジグリシジルエーテル、お よびトリメチロールプロパンのトリグリシジルエーテルおよびシクロヘキセンオ キシドの誘導体である。
カルボキシル基のエポキシド基に対するモル比は約20=1〜約1=1、好まし くは約8=1〜約1.3:1である。
カルボン酸基とオキシラン基との間の反応は、理論的完了の約30%〜約100 %、好ましくは約50%〜約100%、最も好ましくは約60%〜約100%で 行われる。
反応温度は特に重要ではないが、反応を経済的な時間で進行させるために、約8 0〜約100℃が好ましい。
上記の水性アクリル分散液は、粉砕樹脂、架橋剤、顔料、アルミニウムおよび/ またはマイカ粒子の様なフレーク顔料、塩基性付与剤、水、充填材、界面活性剤 、安定化剤、可塑剤、湿潤剤、分散剤、密着促進剤、消泡剤、触媒および所望に より追加の重合体またはレオロジー調整剤、その他の原料と共に、水系ベースコ ートに配合することができる。
一般的に、ここに記載する様にして配合した水性アクリル分散液は、架橋剤、水 、有機溶剤の一部、アルミニウムおよび/またはマイカ粒子、または粉砕樹脂を 使用して分散させることができる他の顔料と共に混合する。
この水性アクリル分散液は主要樹脂として使用できる。
また、これらの分散液は、主要樹脂である他の水性樹脂分散液と共に使用するこ ともできる。一般的に、この水性アクリル分散液は、ベースコート組成物中に存 在する総固体量の約10〜約80重量%を構成する。
架橋剤として作用する化合物は、樹脂上の官能基と反応し得る2個以上の官能基 を有する。架橋剤は単量体または重合体でよい。
例えば、架橋剤は、アクリル、ポリエステル、アルキド、エポキシまたはアミノ ブラスト樹脂またはブロックトポリイソシアネートまたはそれらの混合物でよい 。アミノブラスト樹脂は、メラミン、尿素および類似の化合物のアルデヒド縮合 生成物である。ホルムアルデヒドとメラミン、尿素またはベンゾグアナミンの反 応から得られる生成物が最も一般的で、本発明に好ましい。しかし、他のアミン およびアミドの縮合生成物、例えばトリアジン、ジアジン、トリアゾール、グア ニジン、グアナミン、およびアルキルおよびアリール置換した尿素およびアルキ ルおよびアリール置換したメラミンのアルデヒド縮合物を使用することもできる 。その様な化合物の例としては、N、N−ジメチル尿素、ベンゾ尿素、ジシアン ジアミド、ホルムグアナミン、アセトグアナミン、アメリン、2−クロロ−4, 6−ジアミツー1.3.5−トリアジン、6−メチル−2,4−ジアミノ−1, 3,5−トリアジン、3,5−ジアミノ−トリアゾール、トリアミノピリミジン 、2−メルカプト−4,6−ジアミツピリミジン、2,4.6−ドリエチルトリ アミノー1,3.5−トリアジン、等がある。
使用するアルデヒドはホルムアルデヒドであることが最も多いが、他のアルデヒ ド、例えばアセトアルデヒド、クロトンアルデヒド、アクロレイン、ベンズアル デヒド、フルフラール、その他から類似の縮合生成物を製造することもできる。
アミン−アルデヒド縮合生成物はメチロールまたは類似のアルキロール基を含み 、はとんどの場合、これらのアルキロール基の少なくとも一部はアルコールとの 反応によりエーテル化され、有機溶剤に可溶な樹脂を与える。
この目的には、メタノール、エタノール、プロパツール、ブタノール、ペンタノ ール、ヘキサノール、ヘプタツール、その他、ならびにベンジルアルコールおよ び他の芳香族アルコール、環状アルコール、例えばシクロヘキサノール、グリコ ールのモノエーテル、例えばセロソルブおよびカルピトールTM(ユニオン カ ーバイト社)、およびハロゲン置換した、または他の置換したアルコール、例え ば3−クロロプロパツールを含むすべての1価アルコールを使用することができ る。好ましいアミン−アルデヒド樹脂はメタノールまたはブタノールでエーテル 化される。
顔料粉砕ペーストを製造する公知の方法により、好適な粉砕樹脂を使用して顔料 をベースコート中に配合することができる。
染料または顔料の例としては、無機性でも有機性でもよく、例えばグラファイト 、カーボンブラック、クロム酸亜鉛、クロム酸ストロンチウム、クロム酸バリウ ム、クロム酸鉛、シアン他船、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、硫化カドミウ ム、アルミニウムフレーク、マイカフレーク、硫化亜鉛、フタロシアニン錯塩、 ナフトールレッド、カルバゾールバイオレット、ペリレンレッド、キナクリドン およびハロゲン化チオインジゴ顔料、その他がある。
好ましいフレーク顔料は、アルミニウム金属フレークおよびマイカである。好ま しいマイカはマール コーポレーション、ニューヨーク、NY、およびEMケミ カルス、ホウソーン、NYから入手できる。好ましいアルミニウムフレーク顔料 は、シルバーライン コーポレーション、ペンシルバニア、またはエカルト ヴ エルケ、ギュンターシュタール、ドイツから入手できる。本発明の好ましい実施 形態では、リン酸エステルで安定化した標準グレードのアルミニウムを使用する 。フレーク顔料は非フレーク顔料と混合することもできるが、これらの顔料は望 ましいメタリック効果を損なわない様に注意深く選択する必要がある。
ベースコートに使用する樹脂は脱イオン水中に分散させる。脱イオン水は、アル ミニウムと水の反応により引き起こされる発泡を防ぐために、導電性の読みが1 3マイクロオーム−1未満であるのが好ましい。また、水道水中に通常存在する 塩を防ぐためにも脱イオン水を選択する。他の溶剤も脱イオン水と共に使用でき る。特に好ましい溶剤は、顔料をベースコート中に混合、配合および分散し易く するエチレングリコールモノブチルエーテル(ブチルセロソルブTM)である。
他の溶剤、例えば低沸点の1価および多価アルコール、エーテル、エステル、ケ トンおよび他の有機溶剤も使用できる。水を含めて、ベースコートの最高約80 %、好ましくは約10〜20重量%を構成する有機溶剤は、最終ベースコート中 の個々の成分の分散性を改良するために、およびその低揮発性の観点から選択す ることができる。
最終ベースコートは優れたレオロジー調整性を示す。
しかし、所望によりレオロジー調整剤をベースコート中に配合することもできる 。本発明の実施形態で使用できるレオロジー調整剤には、フユームドシリカ化合 物およびベントナイトクレーがある。好ましい乾式シリカ化合物には、疎水性シ リカ化合物、例えばデグサ社、フランクフルト、ドイツから市販されているアエ ロジルR972がある。使用可能な、および特定のベースコートでは好ましい他 のレオロジー調整剤は、合成のケイ酸ナトリウムリチウムマグネシウムへクトラ イトクレーである。
その様なりレーの例としては、ラポルテ、インダストリーズ社、サドルプルツク 、NJから市販されているラボナイトRDがある。幾つかの好ましい実施形態で は、レオロジー調整剤を混合する。レオロジー調整剤を含む場合は、一般的に最 終ベースコート組成物の約0.1〜約20重量%、好ましくは約1〜約5重量% の量で使用する。
最終ベースコートは、第三級アミン、例えばN−エチルモルホリンでpH7,6 〜7.8に調節する。粘度は脱イオン水を使用して調節できる。
最終的な水性ベースコートの固体含有量は約10〜約60重量%、好ましくは約 15〜約45重量%である。
本発明の被覆基材は、基材に密着した少なくとも一つの被覆層を含む。一般に、 被覆する基材は、金属、プラスチック、木、セラミック、等でよい。好ましくは 基材は金属またはプラスチックであり、最も好ましくは基材は自動車の車体であ る。基材は、好ましくは「予備塗装」(すなわち本発明のアクリル化合物を配合 する必要のないプライマーまたは他の望ましい塗料で被覆する)してから、そこ に本発明の被覆配合物を塗布する。
上記のベースコートは、用意された金属またはプラスチック基材に、例えば空気 噴霧器(ビンクス モデル60スプレーガン、ピンクス マニュファクチュアリ ング コーポレーション、フランクリン バーク、IL、)から市販)を使用し て、または他の通常のスプレー手段を使用して1回または2回塗りで塗布するこ とができる。
このベースコートは静電気的に塗布することもできる。
塗布した後、ベースコートは、温風送風機を使用して約5〜約40%の相対湿度 で室温〜約145@Fの温度で約30秒間〜約10分間乾燥させる。好ましくは 、約120”Fで約1〜約5分間乾燥させる。ここに記載する乾燥条件下で、約 90〜約95%の、水を含む溶剤が短時間の内にベースコートから除去される。
第一のベースコートを堆積させた後、乾燥(蒸発分離)させずに、第二のベース コートを第一のベースコートの上に堆積させることができ、あるいは乾燥させた ベースコートの上にクリアコートを堆積させることができる。
この分野で公知のどのクリアコートを使用することもできる。クリアコートとし ては、どの様な着色していない、または透明に着色した塗料を使用することもで きる。代表的なりリアコート組成物は、約30〜約70%のフィルム形成樹脂お よび約30〜約70%の揮発性有機溶剤を含む。
ベースコート上にクリアコートを塗布した後、その多層被覆を焼き付けて架橋さ せ、少量の残留する水および有機溶剤を多層被覆から除去する。好ましい焼き付 は工程では、塗装した基材を約150〜約300°Fの温度で約10〜約60分 間加熱する。この焼き付は工程により、被覆が硬化し、硬い、耐久性のあるフィ ルムになる。
本発明の組成物は、外からの特別なレオロジー調整剤の添加を必ずしも必要とし ない被覆を形成するのに使用できる。あるいは、本発明の組成物は、異なった主 要重合体を有する塗料組成物に少量加えることにより、レオロジー調整剤として 機能させることができる。
被覆中のメタリック効果の品質を評価する際の最も重要と考えられる基準は、( 1)被覆をその表面の平面に対して90°の角度で見た時の明るさ、(2)斜め の角度で見た時の被覆の明るさ、および(3)メタリ・ツク効果の一様性(すな わち斑点のないこと)である。特性(1)および(2)は、測角測光法により測 定できる。
計を使用する方法がBASF社により開発されている。
この計器は、45”の固定入射光角度を有する。反射強度の検出器は、正反射角 度から20″〜70″の間で変えることができる。メタリック効果は、正反射か ら低角度での反射強度の低下が大きい程、より優れていることが分かった。観察 される標準パネルのメタリック効果を十分に識別する関係が得られた。この関係 は、等式%式% (式中、L*は、測定角度における色空間内の光の強度を示す。)により示され る。
この測定は定量的で、再現性がある。実施例におけるメタリック効果の程度を示 すのにこの測定を使用する。
実施例1 水性陰イオン系アクリル分散液 反応フラスコにエチレングリコールモノブチルエーテル424.0g、脱イオン 水68.0g、およびスチレン150.0g、メタクリル酸メチル295.0g 、アクリル酸2−エチルヘキシル295.0g、アクリル酸ヒドロキシエチル2 00.0g (1,724当量)、アクリル酸60.0g (0,833当量) およびペルオキシ−2−エチルヘキサン酸t−ブチル12.Ogの混合物200 gを入れ、アクリル樹脂を製造した。フラスコの内容物を還流まで加熱した(1 00℃)。30分間還流させた後、モノマー混合物の残りを2時間かけて加えた 。エチレングリコールモノブチルエーテル27.7gおよびペルオキシ−2−エ チルヘキサン酸t−ブチル7、Ogを加え、このバッチを還流下(109℃)に 2時間保持した。このバッチを70℃に冷却し、N−エチルモルホリン47.9 g (0,416当量)および脱イオン水89.0gを加えた。混合した後、脱 イオン水1595.0gを約30分間かけて加えた。粘度は〉Z5、重量不揮発 成分(NV)−31,5、オヨヒ不揮発成分あたりの酸! (AN/NV)−4 7,6塵gKOH/gNVであった。
次いで、この製造したアクリル分散液を、エポキシあたりの重量(WPE)−1 70〜205のブロビレンオキシドのジグリシジルエーテル(DER736、ダ ウケミカル)39.2gおよび脱イオン水624.7gを加え、その混合物を9 0℃に加熱することにより、後架橋させた。この温度に11時間維持し、その後 に測定したAN/NV−37,2により、エポキシ/酸反応は理論値の80%完 了したことが分かった。NVは26.7で、粘度は>z5であった。
実施例2 水性陰イオン系アクリル分散液 反応フラスコにエチレングリコールモノブチルエーテル51 lb、脱イオン水 8.341b、およびスチレン121b、メタクリル酸2−エチルヘキシル24 1b、アクリル酸ヒドロキシエチル241b、アクリル酸8.71.1b(54 ,83当ii)、酢酸ブチル51 lbおよびペルオキシ−2−エチルヘキサン 酸t−ブチル2.141bの混合物241bを入れ、アクリル樹脂を製造した。
フラスコの内容物を還流まで加熱した(104℃)。30分間還流させた後、モ ノマー混合物の残りを2時間かけて加えた。エチレングリコールモノブチルエー テル3.351bおよびペルオキシ−2−エチルヘキサン酸t−ブチル1.05 1bを加え、このバッチを還流下(]110℃に2時間保持した。このバッチを 97℃に冷!−111、N−エチルモルホリン5.891bおよび脱イオン水1 11bを加えた。混合した後、脱イオン水1681bを約20分間がけて加えた 。次いで、この製造したアクリル分散液を後架橋させた。ビスフェノールAのジ グリシジルエーテル(Epi−Rez510、ローヌープ−ラン、パーフォ−マ ンスレジン&コーチインゲス’J業1) 4. 811b(13,30当量)を 加え、反応が理論値の83%完了するまで、温度を約88℃に7時間保持した。
1251bの脱イオン水を加えて最終NVを25.36にした。
A N / N V ハ44 、 7 テあった。
実施例3 水性陰イオン系アクリル分散液 反応フラスコにエチレングリコールモノブチルエーテル423.5g1脱イオン 水69.5g、およびスチレン109.1g、メタクリル酸ブチル425.6g 、メタクリル酸2−エチルヘキシル197.5g、アクリル酸ヒドロキシエチル 197.4g、アクリル酸72,6gおよびペルオキシ−2−エチルヘキサン酸 t−ブチル17.9gの混合物200gを入れ、アクリル樹脂を製造した。フラ スコの内容物を還流まで加熱した(102℃)。30分間還流させた後、モノマ ー混合物の残りを2時間かけて加えた。このバッチを還流下に0.5時間保持し た。エチレングリコールモノブチルエーテル27.9gおよびペルオキシ−2− エチルヘキサン酸t−ブチル8,8gを加え、このバッチを還流下(108℃) に2時間保持した。このバッチを83℃ニ冷却し、N−エチルモルホリン49. 1gおよび脱イオン水89.8gを加えた。混合した後、脱イオン水1395. 0gを約20分間かけて加えた。次いで、この製造したアクリル分散液を、Ep i−Rez510(上記)55.1g (0,336当量)を加え、混合物を8 0℃に加熱することにより、後架橋させた。その温度を1.5時間保持した後、 測定したA N/N Vは46.2であったことから、エポキシ/酸反応は理論 値の40%完了したことが分かった。脱イオン水を加えて最終NVを25.7に 調節した。
実施例4 水性陰イオン系アクリル分散液 この樹脂は実施例3の配合および方法により製造したが、反応をさらに4.5時 間(合計6時間)行い、架橋反応の理論値の70%まで完了させた。脱イオン水 を加え、最終NVを27.6に調節した。AN/NVは41.0であった。
実施例5 水性陰イオン系アクリル分散液 反応フラスコにエチレングリコールモノブチルエーテル423.5g、脱イオン 水69.5g、およびスチレン109.1g、メタクリル酸ブチル425.6g 、メタクリル酸2−エチルヘキシル197.5g、アクリル酸ヒドロキシエチル 197.4g、アクリル酸72,6g (1,007当量)およびペルオキシ− 2−エチルヘキサン酸t−ブチル17.8gの混合物200gを入れ、アクリル 樹脂を製造した。フラスコの内容物を還流まで加熱した(102℃)。30分間 還流させた後、モノマー混合物の残りを2時間かけて加えた。このバッチを還流 下に0.5時間保持した。エチレングリコールモノブチルエーテル27.9gお よびペルオキシ−2−エチルヘキサン酸t−ブチル8.8gを加え、このバッチ を還流下(108℃)に2時間保持した。このバッチを83℃に冷却し、N−エ チルモルホリン49.1gおよび脱イオン水89.8gを加えた。混合した後、 脱イオン水1395.0gを約20分間かけて加えた。次いで、この製造したア クリル分散液を、Epi−Rez510(上記)70.1g (0,427当量 )を加え、混合物を80℃に加熱することにより、後架橋させた。温度を約80 ℃に1.5時間保持した後、測定したAN/NVは44.6であったことから、 エポキシ/酸反応は理論値の36%完了したことが分かった。脱イオン水を加え て最終NVを26.1に調節した。
実施例6 水性陰イオン系アクリル分散液 この樹脂は実施例5の配合および方法により製造したが、反応をさらに4.5時 間(合計6時間)行い、架橋反応の理論値の75%まで完了させた。脱イオン水 を加え、最終NVを29.9に調節した。AN/NVは35.9であった。
実施例7 水性陰イオン系アクリル分散液 比較用の、架橋していない材料の例 反応フラスコにエチレングリコールモノブチルエーテル51 lb、脱イオン水 81b、およびスチレン131 lb。
メタクリル酸2−エチルヘキシル241 lb、アクリル酸ヒドロキシエチル2 41b、アクリル酸7.31b、アクリル酸ブチル521b、ペルオキシ−2− エチルヘキサン酸t−ブチル2.151bの混合物241bを入れ、アクリル樹 脂を製造した。フラスコの内容物を還流まで加熱した(102℃)。30分間還 流させた後、モノマー混合物の残りを2時間かけて加えた。このバッチを還流下 に0.5時間保持した。エチレングリコールモノブチルエーテル3.41bおよ びペルオキシ−2−エチルヘキサン酸t−ブチル1.071bを加え、このバッ チを還流下(108℃)に2時間保持した。このバッチを99℃に冷却し、N− エチルモルホリン5.941bおよび脱イオン水111bを加えた。混合した後 、脱イオン水193 lbを約15分間かけて加えた。最終NVは30,5%で 、AN/NVは46.7であった。
実施例8 水性陰イオン系ポリウレタン分散液 米国特許第4,791.168号のポリウレタン実施例1に準じて調製した。
ポリエステルポリオール樹脂を、反応容器(分留塔を備えたフラスコ)にイソフ タル酸551.9g (ポリエステル樹脂の15.8%)、エンポル1010  (二量体脂肪酸、エメリーグループ、ヘンケル コーポレーション製)1923 g (54,9%)、および1.6−ヘキサンジオール1025.1g (29 ,3%)およびトルエン100gを入れることにより製造した。トラップを満た すためにトルエンをさらに加えてもよい。この混合物を窒素雰囲気中で加熱し、 縮合水を除去した。この加熱の際に235.7gの水が留別された。酸価が8以 下になるまで、約200℃で加熱を続行した。次いで、残留トルエンを真空中、 220℃で除去し、ポリウレタン樹脂に使用するポリエステル樹脂を製造した。
上で合成したポリエステル樹脂697.9g、ジメチロールプロピオン酸43. 0g、ネオペンチルグリコール16..1g、イソホロンジイソシアネート23 4.0gおよびメチルイソブチルケトン300gを反応器に入れ、イソシアネー ト値が一定になるまで還流加熱(約128℃)した。次いで反応器にトリメチロ ールプロパン36.8gを加え、このバッチをさらに1時間還流させた。この時 点で、窒素掃気を止め、バッチを95℃に冷却した。ジメチルエタノールアミン 28.6gおよび水1001bを加え、水の一部ですすいだ。次いで、このバッ チを均質になるまで放置(約5分間)した後、強く攪拌しながら水2048.7 gを20分間かけて加えた。
加え終わった後、この混合物を強く攪拌しながら高熱で蒸留し、水およびメチル イソブチルケトンを除去した。
次いで水をバッチに戻し、留別されたメチルイソブチルケトン約300gを廃棄 した。n−ブタノール238gを加え、このバッチを80℃で30分間保持した 。このバッチを10ミクロンフィルターを通して濾過し、本発明のベースコート 組成物に使用するポリエステル−ウレタン樹脂を得た。得られた分散液は固体含 有量が30%で、ガードナー粘度が22であった。
実施例9 水性陰イオン系アクリル分散液 反応フラスコにエチレングリコールモノブチルエーテル424 g、脱イオン水 68g1およびスチレン106.7g、アクリル酸ブチル415.7g、メタク リル酸2−エチルヘキシル192.7g、アクリル酸ヒドロキシエチル192. 7g、アクリル酸93.3g(1,295当量)およびペルオキシ−2−エチル ヘキサン酸t−ブチル17.Ogの混合物200gを入れ、アクリル樹脂を製造 した。フラスコの内容物を還流まで加熱した(102℃)。30分間還流させた 後、モノマー混合物の残りを2時間かけて加えた。このバッチを還流下に0,5 時間保持した。エチレングリコールモノブチルエーテル30gおよびペルオキシ −2−エチルヘキサン酸t−ブチル8.Ogを加え、このバッチを還流下(10 8℃)に2時間保持した。このバッチを90℃に冷却し、N−エチルモルホリン 74.4gおよび脱イオン水31.4gを加えた。混合した後、脱イオン水20 03.8gを約20分間かけて加えた。次いで、この製造したアクリル分散液を 、Epi−Rez510(上記)106.sg (0,651当量)を加え、混 合物を85℃に加熱することにより、後架橋させた。温度を約85℃に8時間保 持した後、測定したAN/NVは38.5であったことから、エポキシ/酸反応 は理論値の76%完了したことが分かった。最終NVは30.0%であった。
実施例10 水性陰イオン系アクリル分散液 反応フラスコにエチレングリコールモノブチルエーテル424g、脱イオン水7 0g1およびスチレン109g1アクリル酸ブチル419g、メタクリル酸2− エチルヘキシル192.8g、アクリル酸ヒドロキシエチル192.8g、アク リル酸73g (1,013当量)、メタクリル酸ポリエチレングリコール(シ ボマーHEM−20、ローヌープ−ラン)20gおよびペルオキシ−2−エチル ヘキサン酸t−ブチル18.8gの混合物200gを入れ、アクリル樹脂を製造 した。フラスコの内容物を還流まで加熱した(100℃)。30分間還流させた 後、モノマー混合物の残りを2時間かけて加えた。
このバッチを還流下に0.5時間保持した。エチレングリコールモノブチルエー テル30gおよびペルオキシ−2−エチルヘキサン酸t−ブチル8.Ogを加え 、このバッチを還流下(105℃)に2時間保持した。このバッチを約90℃に 冷却し、N−エチルモルホリン85.8gおよび脱イオン水26.1gを加えた 。混合した後、脱イオン水2143.6gを約20分間かけて加えた。次いで、 この製造したアクリル分散液を、Epi−Rez510 (上記)101.9g (0,621当量)を加え、混合物を85℃に加熱することにより、後架橋させ た。温度を約85℃に8時間保持した後、測定したAN/NVは27,5であっ たことから、エポキシ/酸反応は理論値の75%完了したことが分かった。最終 NVは27.6%であった。
ベースコートの製造 実施例11〜17: これらの実施例では、本発明の水性陰イオン系アクリル分 散液を、レオロジー調整剤を加えずに、主要樹脂として使用した。
実施例11 実施例1で得た水性分散液36.14gを、穏やかに攪拌しながら脱イオン水3 5.49gを加えることによりさらに希釈した。pHは、N−エチルモルホリン 0、sogを加えて8.0〜8.3に調節した。穏やかに攪拌しながらアミノブ ラスト樹脂(サイメル327、アメリカン シアナミド、ウニイン、NJ)2. 69gを加えた。アルミニウムスラリーは、アルミニウム顔料(シルバーライン 5S−5251AR,6296NV)3.89g、エチレングリコールモノブチ ルエーテル3.35gおよび2−へキシルオキシエチルリン酸エステル溶液(モ ービル ケミカル社からリン酸エステルVC3419として市販されている)( エチレングリコール モノブチルエーテル中15%)を混合することにより調製 した。ベースコートは脱イオン水17.00gを加えることにより、さらに好適 な塗布粘度に希釈した。
実施例12〜17 材料(WNV) NV比 12 13 14 15 16 17下記の材料を混 合した=1 実施例2 (2546) + 14.07 554.8実施例3 (25,86 ) + 14.07 548.3実施例5 (26,08) + 14.07  539.4実施例4 (27,63) l 14.07 509.2実施例6( 29,92) 114.07 470.2実施例7 (30,5) 1 481 .4脱イオン水 1 131 126 120 120 120 12ON−エ チルモルホリン l 4.7 6.0 6.0 2.1 2.0 5.13下記 の材料を予め混合し、加えた: アルコア7575アルミニウムフレーク(64,0)13.50 54.7 5 4.7 54.7 54.7 54.7 54.72−\キシルオキシエチルリ ン酸エステル溶液(エチレングリコールモノブチルエーテル中15%)+0.0 2 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5エチレングリコール モノブチルエーテル 54.7 54.7 54.7 54.7 54.7 5 4.7サイメル(アメリカン シアナミド) (80,0)+3.50 43. 8 43.8 43.8 43.8 43.8 43.8パネルにベースコート 厚が0.5〜0.7ミルになる様に吹き付けた。これらのパネルは、120°F に設定した強制空気炉中で3分間乾燥させ、次いでこれらのパネルにクリアコー ト被覆し、250@Fで30分間焼付けした。これらのパネルのメタリック効果 を判定した。
フィッシャー非2カップで測定して下記のスプレー粘度に脱イオン水で希釈した 。
粘度 141” 4ド 38” 39“ 41” 39”WNV + 17.6 22.223.820.12B、522.8pH18,088,04g、177 .1157497.81パネルにベースコート厚が0.5ミルになる様に吹き付 けた。これらのパネルは、120″Fに設定した強制空気炉中で3分間乾燥させ 、次いでこれらのパネルにクリアコート被覆し、250”Fで30分間焼付けし た。
これらのパネルのメタリック効果を判定した。
C値、測角光度計 165 180 195 195 165 ** 割り込み のために外観不良 実施例18〜20: これらの実施例では、他の主要樹脂を使用し、本発明の水性陰イオン系アクリル 分散液をレオロジー調整剤として使用した。
アルミニウムスラリーニ アルミニウム顔料 (シルバーライン5S−5251AR) (62%NY) 422.0エチレン グリコールモノブチルエーテル 358.82−へキシルオキシエチルリン酸 エステル溶液(エチレングリコール モノブチルエーテル中15%)(15%NY) 78.5成分(ItNV) 1 8 19 20 アルミニウムスラリー 111.6 111.8 111.6サイメル327  13g、8 Li6.6 66.6(アメリカン シアナミド、 ウニイン、NJ) 下記の材料を混合、追加した: 実施例8 (26,2%) 305.4 305.4 305.4実施例9 ( 27,0%) 133.6 200.2 一実施例10 (27,6%) 21 7.2下記の材料を混合、追加した: N−エチルモルホリン(ml) 2.05 3.L 1.3脱イオン水 12g 、3 122.5 Li2.1pH7,817,817,98 粘度雰2フィッシャー 31” 34” 33”理論%N V 31 30 2 9 パネルに乾燥ベースコート厚が0,5〜0,7ミルになる様に吹き付けた。これ らのパネルは、120″Fに設定した強制空気炉中で3分間乾燥させ、次いでク リアコート被覆し、250°Fで30分間焼付けした。次いでこれらのパネルの メタリック効果を判定した。
C値、測角光度計 165 185 172実施例21〜24 これらの実施例では、他の主要樹脂を使用し、本発明の分散液を2種類のレオロ ジー調整剤の一つとして使用した。
アルミニウムスラリー (シルバーライン5S−5251AR) (62%NV) 422.0エチレン グリコールモノブチルエーテル 358.82−ヘキシルオキシエチルリン酸 エステル溶液(エチレングリコール モノブチルエーテル中15%)(15%NY) 78.5スラリー 111.6  111.6 111.6 111.8サイメル327(90%) 72.6  83.6 80.2 72.6下記の材料を混合、追加した: 増粘剤 272.2 90.8 1g1.4272.2下記の材料を混合、追加 した: 実施例8 (28,2%) 204.6 271.8 238.2 357.2 実施例9 (27,0%) 133.6 133.6 133.6 −下記の材 料を混合、追加した: N−エチルモルホリン (ml) 5.0 3.1 4.1 2.0脱イオン水 LH,9157,91 88,4193,4pH7,847,887,817,87粘度婁2フィッシャ ー 44” 41“ 38” 4o”理論%NV 28 29 28 27 パネルに乾燥ベースコート厚が0.5〜0.7ミルになる様に吹き付けた。これ らのパネルは、120’Fに設定した強制空気炉中で3分間乾燥させ、次いでク リアコート被覆し、250’Fで30分間焼付けした。次いでこれらのパネルの メタリック効果を判定した。
C値、測角光度計 180 172 180 172増粘剤: 疎水性フユーム ドシリ力、エアロジルR972(デグサ)を好適な粉砕樹脂およびメラミンと共 に水/有機溶剤混合物中でサンドミルにかけたペースト。このペーストは樹i9 .72%、メラミン5.36%およびシリカ11.02%を含む。
要 約 書 本発明は、 a)カルボン酸基、無水カルボン酸基またはそれらの混合物からなる群から選択 された官能基を有するアクリル樹脂を第三級アミンの存在下で水に分散させるこ と、および b)該アクリル樹脂のカルボン酸基を少なくとも2個のオキシラン基を有する有 機化合物と反応させることにより製造される水性陰イオン系アクリル分散液、該 水性陰イオン系アクリル分散液を含むベースコートおよびレオロジー調整剤、基 材を該分散液で被覆する方法、および被覆した基材に関する。
国際調査報告 j0市9f+・+m+a+^―@ll+l116+Ne、p(τUEQF、’n *x−,−。
Claim 2の、drawn teI a coated 5ubstrat e classified in C1ass428、 subClm@s 5 のの。
The c↓ai+as of these two groups are  directed to differentinventions vMch  are not eIo 1inked as to for+e 龜 mi ngle generalinventive concept、The 1n ventions are not Linked in operation sand perform completely different ロp ermtiロn劇。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.水性陰イオン系アクリル分散液の製造方法であって、 a)カルボン酸基、無水カルボン酸基およびそれらの混合物からなる群から選択 された官能基を有するアクリル樹脂を第三級アミンの存在下で水に分散させるこ と、および b)該アクリル樹脂のカルボン酸基を少なくとも2個のオキシラン基を有する有 機化合物と反応させることを特徴とする方法。
  2. 2.水性陰イオン系アクリル分散液の製造方法であって、 a)i)エチレン性不飽和カルボン酸または無水物またはそれらの混合物約1〜 約30重量%、 ii)他のエチレン性不飽和モノマー約20〜約90重量%、および iii)後増量したアクリル分散液の形成後に架橋可能な官能基を有するエチレ ン注不飽和モノマー約0〜50重量% を重合させて、カルボン酸基、無水カルボン酸基またはそれらの混合物からなる 群から選択された官能基を有するアクリル樹脂を形成し、前記アクリル樹脂を第 三級アミンの存在下で水に分散させること、およびb)該アクリル樹脂のカルボ ン酸基を少なくとも2個のオキシラン基を有する有機化合物と反応させることを 特徴とする方法。
  3. 3.請求項1の方法により製造された水性陰イオン系アクリル分散液。
  4. 4.請求項2の方法により製造された水性陰イオン系アクリル分散液。
  5. 5.エチレン性不飽和カルボン酸またはカルボン酸無水物(i)が、アクリル酸 、メタクリル酸、アクリルオキシプロピオン酸、ポリアクリル酸混合物、メタク リル酸二量体、ポリメタクリル酸混合物、クロトン酸、フマル酸、マレイン酸、 イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸のモノアルキルエステル、無水 マレイン酸、無水イタコン酸およびそれらの混合物からなる群から選択されるこ とを特徴とする、請求項4に記載の分散液。
  6. 6.前記エチレン性不飽和モノマー(iii)が、アクリル酸ヒドロキシエチル 、メタクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル 酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸イソシアネートエチル、アクリル酸ヒドロ キシブチル、メタクリル酸ヒドロキシブチル、メタ−イソプロベニルジメチルベ ンジルイソシアネート、アリルアルコール、ポリプロピレングリコールモノアリ ルエーテル、メタクリル酸2,3−ジヒドロキシプロピル、モノ(メタ)アクリ ル酸ポリプロピレングリコール、モノ(メタ)アクリル酸ポリエチレングリコー ルおよびそれらの混合物からなる群から選択されることを特徴とする、請求項4 に記載の分散液。
  7. 7.アクリル樹脂の酸価が1〜230mgKOH/gであることを特徴とする、 請求項3に記載の分散液。
  8. 8.アクリル樹脂の重量平均分子量が4,000〜約40,000であることを 特徴とする、請求項3に記載の分散液。
  9. 9.アクリル樹脂の理論Tgが−30℃〜約150℃であることを特徴とする、 請求項3に記載の分散液。
  10. 10.少なくとも2個のオキシラン基を有する有機化合物が、ジオールのジグリ シジルエーテル、ビスフェノールのジグリシジルエーテル、トリオールのトリグ リシジルエーテル、シクロヘキセンオキシドの誘導体およびそれらの混合物から なる群から選択されることを特徴とする、請求項3に記載の分散液。
  11. 11.少なくとも2個のオキシラン基を有する有機化合物が、1,4−ブタンジ オール、ネオペンチルグリコール・ジエチレングリコール、ポリエチレングリコ ール、プロピレングリコール、ソルビトール、クレゾール、エチレングリコール 、ポリプロピレングリコール、2,2,4−トリメチル−1,3−ベンタンジオ ール、1,6−ヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、ビスフェノー ルまたはレゾルシノールのジグリシジルエーテル、トリメチロールエタン、トリ メチロールプロバンまたはグリセリンのトリグリシジルエーテル、2個以上のオ キシラン基を有するシクロヘキセンオキシド誘導体およびそれらの混合物からな る群から選択されることを特徴とする、請求項3に記載の分散液。
  12. 12.少なくとも2個のオキシラン基を有する有機化合物がオリゴマーまたは重 合体であることを特徴とする、請求項3に記載の分散液。
  13. 13.カルボン酸基とオキシラン基との間のモル比が約20:1〜約1:1であ ることを特徴とする、請求項3に記載の分散液。
  14. 14.カルボン酸基とオキシラン基との間の反応が理論的完了値の約30%〜約 100%であることを特徴とする、請求項3に記載の分散液。
  15. 15.最終酸価が約0〜約225mgKOH/gであることを特徴とする、請求 項3に記載の分散液。
  16. 16.A)a)カルボン酸基、無水カルボン酸基およびそれらの混合物からなる 群から選択された官能基を有するアクリル樹脂を第三級アミンの存在下で水に分 散させること、および b)該アクリル樹脂のカルボン酸基を少なくとも2個のオキシラン基を有する有 機化合物と反応させることにより製造される水性陰イオン系アクリル分散液、B )アクリル、ポリエステル、アルキド、エポキシ、アミノプラスト樹脂・ブロッ クドポリイソシアネートおよびそれらの混合物からなる群から選択された架橋剤 、および C)顔料、有機溶剤、他の架橋性樹脂、触媒、湿潤剤、調整剤、増粘剤、レオロ ジー調整剤、UV光安定化剤、可塑剤、酸化防止剤、殺真菌剤、およびそれらの 混合物からなる群から選択された添加剤 の混合物を含んで成るベースコート。
  17. 17.ベースコートの製造方法であって、a)カルボン酸基、無水カルボン酸基 およびそれらの混合物からなる群から選択された官能基を有するアクリル樹脂を 第三級アミンの存在下で水に分散させ、b)該アクリル樹脂のカルボン酸基を少 なくとも2個のオキシラン基を有する有機化合物と反応させて水性陰イオン系ア クリル分散液を形成し、 C)アクリル、ポリエステル、アルキド、エポキシ、アミノプラスト樹脂・ブロ ックドポリイソシアネートおよびそれらの混合物からなる群から選択された架橋 剤を加え、 d)顔料、有機溶剤、他の架橋性樹脂、触媒、湿潤剤、調整剤、増粘剤、レオロ ジー調整剤、UV光安定化剤、可塑剤、酸化防止剤、殺真菌剤、およびそれらの 混合物からなる群から選択された添加剤を加える、ことを特徴とする方法。
  18. 18.請求項4に記載の分散液からなるレオロジー調整剤。
  19. 19.基材を多層被覆物で被覆する方法であって、請求項16のベースコートを 基材上に塗布してから、このベースコート上に少なくとも一つのクリアコートを 施すことを特徴とする方法。
  20. 20.少なくとも請求項16のベースコートで被覆した基材。
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