JPH0549323B2 - - Google Patents

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JPH0549323B2
JPH0549323B2 JP1239650A JP23965089A JPH0549323B2 JP H0549323 B2 JPH0549323 B2 JP H0549323B2 JP 1239650 A JP1239650 A JP 1239650A JP 23965089 A JP23965089 A JP 23965089A JP H0549323 B2 JPH0549323 B2 JP H0549323B2
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Haruo Hamazaki
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Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、圧搾膜を有する圧搾濾板と圧搾膜の
無い普通濾板とを交互に配置した圧搾式フイルタ
プレスに関する。
従来の技術 従来、この種の圧搾式フイルタプレスは種々の
構造のものが知られている。例えば、一方の面に
圧搾膜を有する圧搾濾板のみを多数配置し、隣接
する圧搾濾板間に一対の濾布を配置し、上記圧搾
濾板の枠部の他方の面に原液供給口を開口し、こ
の開口に連通する穴を上記圧搾濾板の他方の面側
の濾布に開口する一方、上記圧搾膜の枠部におい
てその下部に原液供給凹部を形成し、この圧搾膜
の下部を除く周部で上記濾布の穴を圧搾濾板の原
液供給口に押し付けて、上記濾板の原液供給口か
ら上記一方の濾布の穴を通じて上記一対の濾布間
に原液を供給するようにしたものがある(特公昭
59−30446号公報)。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記構造のものでは、圧搾膜の
下部に凹部が形成されているため、濾布の穴の下
部を濾板の原液供給口に密着させることが困難で
あり、原液が上記一方の濾布と上記濾板との間に
入り込み、濾液側に流れ込むといつた問題があつ
た。また、圧搾膜に上記凹部を形成するため、圧
搾膜の強度が低下し、寿命が短くなるといつた問
題もあつた。
従つて、本発明の目的は、上記問題を解決する
ことにあつて、濾布と濾板との間への原液の漏れ
を効果的に防止することができ、かつ、圧搾膜の
寿命も長くすることができる圧搾式フイルタプレ
スを提供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、圧搾濾
板の膨張する部分である濾過床には原液供給口を
形成せずに、普通濾板の濾過床にのみ原液供給口
を形成するとともに、圧搾濾板と普通濾板との間
の一対の濾布間に原液案内部材を配置し、原液を
上記原液供給口より原液案内部材を介して上記一
対の濾布間の濾室に供給するように構成した。す
なわち、濾過床と枠部と該濾過床を被覆する圧搾
膜とを有する圧搾濾板と、濾過床と枠部とを有す
る普通濾板とを交互に配置し、上記両濾板間に一
対の濾布を配置して両濾布間に濾室を形成し、こ
の濾室内に原液を供給して圧搾濾過を行うように
した圧搾式フイルタプレスにおいて、上記普通濾
板は、上記枠部に、原液供給路と、該原液供給路
に連通しかつ上記圧搾濾板側に開口する原液供給
口とを形成するとともに、上記圧搾濾板と上記普
通濾板との間の上記一対の濾布のうち上記普通濾
板側の濾布には、上記原液供給口に連通する貫通
穴を形成する一方、上記圧搾濾板と上記普通濾板
との間において上記一対の濾布のうちいずれか一
方の濾布により支持されるように原液案内部材を
備え、該原液案内部材は、上記普通濾板の上記原
液供給口及び上記濾布の貫通穴を上記一対の濾布
間に形成された上記濾室に連通させる原液流出路
を有するとともに、上記圧搾濾板は、上記芯板の
上記枠部に貫通した原液供給穴を形成する一方、
上記普通濾板の上記原液供給路は、上記枠部を貫
通して上記圧搾濾板の上記原液供給穴と連通する
原液供給穴と、該原液供給穴と上記普通濾板の上
記原液供給口とを連通させる原液供給孔とを有す
るように構成した。
また、上記構成においては、上記圧搾濾板、ま
たは、上記一対の濾布のうち上記圧搾濾板側の濾
布のいずれかに、上記原液案内部材が上記濾布を
介して濾板締付時に当接する当接板を備えるよう
に構成することもできる。
発明の作用,効果 上記構成によれば、濾板締付時、上記原液案内
部材の圧搾濾板側の部分が圧搾濾板側の濾布を介
して上記圧搾濾板または上記当接板に当接し、こ
れにより逆に、普通濾板の原液供給口の周囲部分
に原液案内部材の対向する部分が濾布を介して押
し付けられて密着して、上記原液供給口の周囲部
材を密閉することができるので、原液が濾板と濾
布との間に入り込んだりすることを効果的に防止
できる。また、上記圧搾濾板において圧搾膜の膨
張する部分である濾過床に原液供給口を形成する
必要が無いとともに、圧搾濾板の芯板と圧搾膜と
の原液供給口の位置合わせを行う必要も無くな
り、圧搾濾板の製造が容易になる。また、圧搾膜
を膨張させるとき、濾過床に原液供給口が無いの
で、この原液供給口の周囲部分で破損することが
ない。すなわち、従来、圧搾膜の濾過床に原液供
給口を形成していたものでは、圧搾膜の濾過床を
膨張させるとき、原液供給口の周囲部分において
そのシール圧に抗して圧搾膜が濾室側に異常に膨
張して、この周囲部分で破損しやすい傾向があつ
た。しかしながら、本発明では、上記圧搾膜の濾
過床には原液供給口が無いので、従来のような圧
搾膜の破損は確実に防止できる。よつて、圧搾膜
は型崩れしにくく、寿命が長いものとなる。ま
た、上記普通濾板において上記原液供給口及び上
記原液供給孔は、原液を他の濾板に送る必要が無
いので、上記濾布の貫通穴及び上記原液案内部材
自体の大きさも小さくすることができる。よつ
て、圧搾膜の膨張を制限する部分をより小さくす
ることができ、圧搾膜の膨張をより円滑に行うこ
とができるとともに、濾布の濾過面積を増加させ
ることができ、濾布の洗浄もより容易になる。ま
た、上記普通濾板のみ原液供給口を有するので、
一対の濾布のうち普通濾板側の濾布のみ貫通穴を
形成すればよく、濾布の加工がまた、濾板の一部
として原液案内部材を設けるのではなく、濾板と
は別体で、かつ濾布に原液案内部材を支持するよ
うにしたので、普通濾板に原液案内部材を取り付
けるといつた複雑な作業は不要である。また、原
液供給穴に連通する原液供給孔と該原液供給孔に
連通する原液供給口とを普通濾板に形成し、原液
は、原液供給穴から原液供給孔を通り原液供給口
を経て原液案内部材でもつて一対の濾布間の濾室
内に供給されるようにしているため、原液供給圧
力は直接的には普通濾板に作用し、原液案内部材
には直接的に作用しないので、原液供給圧力によ
り原液案内部材が損傷することは大幅に少なくな
る。また、濾板締付時に直接隣接する濾板に接触
する額縁部分に原液案内部材は存在せず、圧搾濾
板の圧搾膜の濾過床に対向する位置に原液案内部
材が配置されているので、さほど剛性の高いもの
は必要とせず、また、濾板締付による破損も少な
い。
実施例 以下に、本発明にかかる実施例を第1〜17図
に基づいて詳細に説明する。
本実施例にかかる圧搾式フイルタプレスは、第
1図に示すように、濾過床1aと枠部1bとを有
する芯板1と該芯板1の該濾過床1aを被覆する
圧搾膜7,7とを有する圧搾濾板8と、濾過床2
aと枠部2bとを有する普通濾板2とを交互に配
置するとともに、上記両濾板8,2間に一対の濾
布3,3を配置して両濾布3,3間に濾室15を
形成するとともに、上記普通濾板2の枠部2bに
は、原液供給路と、該原液供給路に連通しかつ上
記圧搾濾板側に開口する原液供給口2iとを形成
するとともに、上記圧搾濾板8と上記普通濾板2
との間の上記一対の濾布3,3のうち上記普通濾
板側の濾布3には、上記原液供給口2iに連通す
る貫通穴3bを形成し、さらに、上記圧搾濾板8
と上記普通濾板2との間に原液案内部材4を備
え、該原液案内部材4は、上記普通濾板2の上記
原液供給口2i及び上記濾布3の貫通穴3bを上
記一対の濾布3,3間に形成された上記濾室15
に連通させる原液流出路を有して、原液が上記圧
搾濾板8の原液供給穴1d,7d,7d、上記普
通濾板2の原液供給路と原液供給口2i、及び、
上記原液案内部材4の原液流出路を経て、上記一
対の濾布3,3間の濾室15内に供給され、圧搾
濾過が行なわれるようにしたものである。
上記圧搾濾板8は、第2〜7図に示すように、
芯板1と該芯板1の表裏両面を被覆する上記圧搾
膜7,7とよりなる。上記芯板1は濾過床1aと
枠部1bとを一体的に形成したものであつて、枠
部上部中央には湾曲部1cを突出させて、該湾曲
部1cに上記原液供給穴1dを形成する。この芯
板1の表裏両面に夫々上記圧搾膜7,7を被覆さ
せ、上下両端部で夫々ボルト9,……,9,1
0,……,10により上記芯板1に固定する。よ
つて、上記芯板1の濾過床1a、枠部1b、湾曲
部1c、及び、原液供給穴1dに対応して、各圧
搾膜7にも濾過床7a、枠部7b、湾曲部7c、
及び、原液供給穴7dが形成される。上記芯板1
の各側部の上下には、耳部1e,……,1eが
夫々突出し、第2図中、左上の耳部1eの貫通し
た穴1gのみ上記圧搾膜7,7を膨張させるため
の圧搾空気供給用として使用し、他の3個の耳部
1e,1e,1eの貫通した穴1f,1f,1f
は、濾液回収用として使用される。従つて、上記
各圧搾膜7の右上と左下には夫々濾液回収穴1
f,1fに連通孔(図示せず)を介して連通する
濾液回収開口7g,7gが形成される。また、上
記各圧搾膜7の濾過床7aの上部中央部の枠部近
傍には、大略正方形状厚肉部7eが形成される。
この厚肉部7eには凹部7fが形成され、この凹
部7fに剛性のある当接板5が嵌合されて固定さ
れる。
上記普通濾板2は、第8〜13図に示すよう
に、濾過床2aと枠部2bとを一体的に形成した
ものであつて、枠部上部中央には湾曲部2cを突
出させて、該湾曲部2cに、上記圧搾濾板8の原
液供給穴1d,7d,7dに連通する原液供給穴
2dを形成する。上記普通濾板2の各側部の上下
には、耳部2e,……,2eが夫々突出し、第8
図中、左上の耳部2eの貫通した穴2gのみ圧搾
膜を膨張させるための圧搾空気供給用として使用
し、他の3個の耳部2e,2e,2eの貫通した
穴2f,2f,2fは、濾液回収用として使用さ
れ、夫々、上記圧搾濾板8の各耳部1eの穴1
g,1f,1f,1fに連通する。また、上記普
通濾板2の濾過床2aの右上と右下には夫々濾液
回収穴2f,2fに連通孔2j,2jを介して連
通する濾液回収開口2l,2lが形成される。ま
た、上記普通濾板2の濾過床2aの上部中央部の
枠部近傍には、隣接する上記各圧搾濾板8の圧搾
膜7の厚肉部7eに夫々対向する部分の表裏両面
に一対の上記原液供給口2i,2iを開口すると
ともに、この両原液供給口2i,2iと上記原液
供給穴2dとを連通させるT字状原液供給孔2k
を形成して、上記原液供給穴2dと上記原液供給
孔2kより上記原液供給路を構成する。
また、上記圧搾濾板8と上記普通濾板2との間
の一対の濾布3,3のうち、普通濾板側の濾布3
には、上記普通濾板2の原液供給孔2kの原液供
給口2iに連通する貫通穴3bが形成される。他
方の濾布3には貫通穴は形成する必要はない。ま
た、上記一対の濾布3,3の上部には、上記各濾
板8,2の原液供給穴1d,7d,7d,2dに
連通する貫通した穴3a,3aを形成する。
一方、上記原液案内部材4は、第1図及び第1
4〜17図に示すように、上記普通濾板側の濾布
3に吊り支持され、濾板8,2の締付時に、圧搾
濾板側の濾布3を介して上記当接板5に当接する
ようになつている。上記原液案内部材4は、板状
本体4eの表面にU字状の突出部4aを形成する
とともに、本体4eの中央部に、上記普通濾板2
の原液供給孔2kの一方の原液供給口2iに連通
する貫通穴4bを形成する。このような構成の結
果、上記U状突出部4aの下方でかつ上記貫通穴
4bの下方には凹部4cが形成される。なお、4
dは原液案内部材4を濾布3に取付けるボルト6
のネジ穴である。よつて、上記普通濾板2の原液
供給口2i及び濾布3の貫通穴3bを介して流れ
込む原液は、上記原液流出部、すなわち、上記本
体4eの貫通穴4bから上記凹部4cに通じる流
出路、を経て下方に流出するようになる。この原
液案内部材4は、上記圧搾濾板8と普通濾板2と
の間の上記一対の濾布3,3のうち普通濾板側の
濾布3に、上記原液案内部材4の貫通穴4bが濾
布3の貫通穴3bに連通するように、ボルト6,
……,6により固定されて、吊り支持される。
上記構成によれば、各々多数の上記圧搾濾板8
及び上記普通濾板2を夫々締め付けて、隣接する
両濾板8,2間に一対の濾布3,3を挟み込む。
このとき、上記原液案内部材4は、その貫通穴4
b及び濾布3の貫通穴3bが上記普通濾板2の原
液供給口2iに連通するとともに、原液案内部材
4の圧搾濾板側の端面が圧搾濾板側の濾布3を介
して当接板5に当接し、これにより逆に、普通濾
板2の原液供給口2iの周囲部分に原液案内部材
4の貫通穴4bの周囲部分が濾布3を介して押し
付けられて両部分が密着する。そして、各濾布3
の穴3aを介して上記圧搾濾板8及び上記普通濾
板2の各原液供給穴1d,7d,7d,2d内に
原液を供給する。すると、上記原液が、普通濾板
2の原液供給穴2d及び原液供給孔2kから原液
供給口2i、並びに、濾布3の貫通穴3bを介し
て、上記原液案内部材4の貫通穴4bから凹部4
cを経て、上記隣接濾板8,2間の一対の濾布
3,3間の濾室15内に供給され、濾過が行なわ
れる。そして、所望時に、上記圧搾膜7を膨張さ
せて濾室15内のケーキを圧搾し、濾過終了後、
上記濾板8,2を開枠して、一対の濾布3,3内
のケーキの排出作業を行う。
上記実施例によれば、濾板締付時、上記原液案
内部材4の圧搾濾板側の端面が圧搾濾板側の濾布
3を介して当接板5に当接し、これにより逆に、
普通濾板2の原液供給口2iの周囲部分に原液案
内部材4の貫通穴4bの周囲部分が濾布3を介し
て押し付けられて密着して、上記原液供給口2i
の周囲部材を密閉することができるので、原液が
濾板2と濾布3との間に入り込んだりすることを
効果的に防止できる。また、上記圧搾濾板8にお
いて圧搾膜7及び芯板1の濾過床7a,1aに原
液供給口を形成する必要が無いとともに、圧搾濾
板8の芯板1の原液供給口と圧搾膜7の原液供給
口との穴を合わせる必要も無くなり、圧搾膜7の
成形及び芯板1の製造が容易になる。また、圧搾
膜7を膨張させるとき、濾過床7aに原液供給口
が無いので、この原液供給口の周囲部分で破損す
ることがない。すなわち、従来、圧搾膜の濾過床
に原液供給口を形成していたものでは、圧搾膜の
濾過床を膨張させるとき、原液供給口の周囲部分
においてそのシール圧に抗して圧搾膜が濾室側に
異常に膨張して、この周囲部分で破損しやすい傾
向があつた。しかしながら、本実施例では、上記
圧搾膜7の濾過床7aには原液供給口が無いの
で、従来のような圧搾膜7の破損は確実に防止で
きる。よつて、圧搾膜7は型崩れしにくく、寿命
が長くなる。また、上記普通濾板2において上記
原液供給口2i及び原液供給孔2kは、原液を他
の濾板に送る必要が無いので、上記原液供給穴2
dと比較してその内径を小さくすることができ
て、上記濾布3の貫通穴3b、上記原液案内部材
4の貫通穴4b及び凹部4c従つて原液案内部材
自体も小さくすることができる。よつて、圧搾膜
7の膨張を制限する部分をより小さくすることが
でき、圧搾膜7の膨張をより円滑に行うことがで
きる。また、上記原液案内部材4が小さくなれ
ば、濾布3の濾過面積を増加させることができ、
濾布3の洗浄もより容易になる。また、上記普通
濾板2のみ原液供給口2iを有するので、一対の
濾布3,3のうち普通濾板側の濾布3のみ貫通穴
3bを形成すればよく、濾布3の加工が容易にな
る。
なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、その他種々の態様で実施できる。例え
ば、上記原液案内部材4は、一方の濾布3ではな
く上記一対の濾布3,3で吊り支持されるように
してもよい。また、上記原液案内部材としては、
板材に貫通穴を形成し、この貫通穴と板材内部で
下方の濾室とを連通させる通路を形成してこの通
路を上記凹部の代わりとして機能させて、大略T
字状の原液流出路を形成したり、または、この変
形例において、圧搾濾板側には全く開口を形成せ
ず、大略L字状の原液流出路を形成するようにし
てもよい。また、この原液案内部材4は、1つの
板材より構成するのではなく、上記各濾布3に1
枚の案内板を支持し、普通濾板側の濾布3の案内
板には上記貫通穴4bを形成し、かつ、両案内板
間に間隙保持部材を備えて上記原液流出路を形成
するようにして、上記と同様な効果を奏するよう
にしてもよい。また、上記当接板5は、圧搾濾板
8に固定するのではなく、圧搾濾板側の濾布3の
表裏いずれかの面に支持するようにしてもよい。
また、上記当接板5を備えずに、上記圧搾膜7の
厚肉部7eに十分な剛性をもたせて、上記当接板
5と同様な機能を発揮するようにしてもよい。ま
た、各普通濾板2においては、その原液供給穴2
dより上記原液供給孔2kに対して原液を供給す
るものに限らず、上記濾板8,2の上記原液供給
穴1d,7d,7d,2dを無くして、各普通濾
板2の側部より上記原液供給孔2kに原液を供給
するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる圧搾式フイ
ルタプレスの要部拡大側面図、第2〜4図は夫々
上記フイルタプレスの圧搾濾板の正面図、断面側
面図及び要部拡大正面図、第5〜7図は夫々第4
図の−線断面図、−線断面図及び−
線断面図、第8〜10図は夫々上記フイルタプレ
スの普通濾板の正面図、断面側面図及び要部拡大
正面図、第11〜13図は夫々第10図のXI−XI
線断面図、XII−XII線断面図及び−線断面
図、第14〜17図は夫々上記フイルタプレスの
原液案内部材の正面図、底面図、断面側面図及び
背面図である。 1……芯板、1a,2a,7a……濾過床、1
b,2b,7b……枠部、1c,2c,7c……
湾曲部、1d,2d,7d……原液供給穴、1
e,2e……耳部、1f,1g,2f,2g……
穴、2……普通濾板、2k……原液供給孔、2i
……原液供給口、2j……連通孔、2l……開
口、3……濾布、3a……穴、3b……貫通穴、
4……原液案内部材、4a……突出部、4b……
貫通穴、4c……凹部、5……当接板、6,9,
10……ボルト、7……圧搾膜、7e……厚肉
部、8……圧搾濾板、15……濾室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 濾過床1aと枠部1bを有する芯板と該芯板
    の該濾過床1aを被覆する圧搾膜7とを有する圧
    搾濾板8と、濾過床2aと枠部2bとを有する普
    通濾板2とを交互に配置し、上記両濾板8,2間
    に一対の濾布3を配置して両濾布3間に濾室15
    を形成し、この濾室15内に原液を供給して圧搾
    濾過を行うようにした圧搾式フイルタプレスにお
    いて、 上記普通濾板2は、上記枠部2bに、原液供給
    路2kと、該原液供給路2kに連通しかつ上記圧
    搾濾板側に開口する原液供給口2iとを形成する
    とともに、 上記圧搾濾板8と上記普通濾板2との間の上記
    一対の濾布3のうち上記普通濾板側の濾布3に
    は、上記原液供給口2iに連通する貫通穴3bを
    形成する一方、 上記圧搾濾板8と上記普通濾板2との間におい
    て上記一対の濾布3のうちいずれか一方の濾布3
    により支持されるように原液案内部材4を備え、
    該原液案内部材4は、上記普通濾板2の上記原液
    供給口2i及び上記濾布3の貫通穴3bを上記一
    対の濾布3間に形成された上記濾室15に連通さ
    せる原液流出路4b,4cを有するとともに、 上記圧搾濾板8は、上記芯板の上記枠部1bに
    貫通した原液供給穴1dを形成する一方、上記普
    通濾板2の上記原液供給路2d,2kは、上記枠
    部2bを貫通して上記圧搾濾板8の上記原液供給
    穴1dと連通する原液供給穴2dと、該原液供給
    穴2dと上記普通濾板2の上記原液供給口2iと
    を連通させる原液供給孔2kとを有するようにし
    たことを特徴とする圧搾式フイルタプレス。 2 上記圧搾濾板8、または、上記一対の濾布3
    のうちの上記圧搾濾板側の濾布3のいずれかに、
    上記原液案内部材4が上記濾布3を介して濾板締
    付時に当接する当接板5を備えるようにした請求
    項1に記載の圧搾式フイルタプレス。
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JPS62155909A (ja) * 1985-12-28 1987-07-10 Noritake Tekkosho:Kk 圧搾式フイルタ−プレス

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JPH03101802A (ja) 1991-04-26

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