JPH0331362Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0331362Y2
JPH0331362Y2 JP19517187U JP19517187U JPH0331362Y2 JP H0331362 Y2 JPH0331362 Y2 JP H0331362Y2 JP 19517187 U JP19517187 U JP 19517187U JP 19517187 U JP19517187 U JP 19517187U JP H0331362 Y2 JPH0331362 Y2 JP H0331362Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
pressing
membrane
compressed
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19517187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0199406U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19517187U priority Critical patent/JPH0331362Y2/ja
Publication of JPH0199406U publication Critical patent/JPH0199406U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0331362Y2 publication Critical patent/JPH0331362Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、フイルタプレスの構造の改良に関
し、詳しくは圧搾機構の構造の改良に関する。
従来の技術 従来、この種の圧搾板としては種々の構造の
ものが知られている。例えば、第11図に一例を
示すように、圧搾膜51の取付部分を板本体5
2に固定するとともに、取付部分より内側に位置
しかつ板本体側に突出した突出部51aを備
え、圧搾用流体を板本体52と圧搾膜51との
間に注入して圧搾膜51の表面側の室内に保持
されたケーキを圧搾するように構成したものがあ
る(特開昭53−115973号)。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記構造のものでは、上記圧搾
板50に対向する通常の板53との間に形成
される室54は、圧搾膜の圧搾部と通常の板
の過床部との間の部分の間隔寸法に比して、上
記突出部51aと上記過床部との間の部分の間
隔寸法が大きくなつて室容積が大きく形成され
ているとともに、圧搾過時に圧搾部を上記通常
の板側に移動させたとき、圧搾部が突出部より
も通常の板側に突き出す状態となるため、突出
部と通常の板の過床部との間に挟み込まれた
部分のケーキがさほど圧搾されず、この部分のケ
ーキの含水率が他の部分より高くなり、ケーキの
含水率を均一にすることができないといつた問題
があつた。
従つて、本考案の目的は、上記問題を解決する
ことにあつて、ケーキの含水率を略均一に行うこ
とができるフイルタプレスを提供することにあ
る。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は、圧搾膜
の突出部に対して通常の板の傾斜部を対向させ
るようにして、上記突出部と上記通常の板の傾
斜部との間で形成される部分の室の間隔寸法
が、圧搾部と過床部との間で形成される部分の
室の間隔寸法より小さくなるようにして、突出
部と圧搾部との間に形成される部分の室容積が
従来の圧搾板と比べて小さくなるように構成し
た。すなわち、板本体の表面に圧搾膜をを取り
付けて圧搾用流体供給通路より供給した圧搾用流
体により上記圧搾膜を膨張させる圧搾板と、
過床部と、該過床部aの外側に配置された傾斜
部と、該傾斜部の外側に配置されかつ上記過床
部よりも突出する枠部とを有する板とを交互に
配置し、かつ、両板間に一対の布を配置し
て、上記圧搾板の圧搾膜を膨張させて上記圧搾
板と上記板との間の上記一対の布間に形成さ
れる室内に保持されたケーキを圧搾過するよ
うにしたフイルタプレスにおいて、上記圧搾膜
は、上記板の過床部に対向して配置される圧
搾部と、該圧搾部の外側に位置し上記板の傾斜
部に対向して配置されかつ板本体側に断面U字
状に湾曲して突出した突出部と、該突出部の外側
に位置し上記板の枠部に対向して配置されかつ
上記板本体に取り付けられる取付部とを有する
とともに、上記圧搾板の上記板本体は、その
表面に上記圧搾膜の突出部を抜出自在に嵌合する
凹部を備えるとともに、上記圧搾用流体供給通路
の開口を上記圧搾膜の突出部に対向させる一方、
上記圧搾膜の突出部近傍の取付部の所定箇所に、
上記ケーキの圧搾過時に流出する液を回収す
る液回収口を室側に開口させる液回収案内
部材を固定して、上記ケーキの圧搾過時、上記
圧搾用流体を上記開口より板本体と圧搾膜との
間に供給することにより、上記圧搾膜の突出部が
上記板本体の凹部より抜け出て上記圧搾部が
板本体の略厚み方向沿いにかつ対向する上記板
側に移動するように構成した。
考案の作用・効果 上記構成においては、圧搾膜の突出部に対して
通常の板の過床部と枠部との間に傾斜部を対
向させることにより、上記突出部と上記通常の
板の傾斜部との間で形成される部分の間隔寸法が
圧搾部と過床部との間で形成される部分の間隔
寸法より小さくなるようにして、その部分におい
ては従来の圧搾板より室容積を小さく形成す
るようにしたので、上記突出部と傾斜部との部分
に他の部分に比べて小さな圧力が作用してもケー
キの含水率を低くすることができ、当該部分のケ
ーキの含水率を他の部分のケーキの含水率と同程
度にすることができ、ケーキの含水率を略均一に
することができる。すなわち、従来のものでは、
圧搾膜の圧搾部と通常板の過床部との間に形
成される室部分の間隔寸法と、圧搾膜の突出部
と通常板の過床部との間に形成される室部
分の間隔寸法とが略同じかまたは逆に前者の方が
大きくなつていたので、上記突出部と過床部と
の間のケーキの含水率が他の部分のケーキの含水
率より高く、ケーキ全体の含水率を均一にするこ
とができなかつたのである。
また、圧搾膜の突出部の背後に圧搾用流体供給
通路の開口を備えたので、まず最初に圧搾用流体
の圧力が突出部に作用し、突出部の屈曲部分が取
付部側に徐々に移動して圧搾部を円滑に通常の
板側に板本体の略厚み方向沿いに移動させるこ
とができ、ケーキの圧搾をより円滑にかつ略均一
に行うことができる。すなわち、従来のもので
は、圧搾膜裏面全体に開口されているため、膨張
しやすい部分を中心として圧搾膜が膨張する傾向
があり、圧搾部を略平行に通常の板側に移動さ
せることができないこともあつた。
また、圧搾膜の突出部の近傍の取付部の所定箇
所に液回収案内部材を備えて、圧搾過時にお
いても室に過回収口を開口させたので、圧搾
過時においても圧搾膜により液回収口が閉塞
されず、圧搾部で圧搾されて流出した液を上記
案内部材により効果的に液を回収することがで
きる。
また、上記板本体の凹部の板本体の外側側
面と板本体の凹部外側の表画との境界部分に切
欠凹部を形成すれば、圧搾膜の突出部とその取付
部との間において突出部の自由度が増加し、圧搾
膜の膨張時に突出部と取付部との連結部分が自在
に撓むことができて突出部が屈曲しやすくなり、
突出部とともに圧搾部をより円滑に移動させるこ
とができる。従つて、取付部と突出部との間の連
結部分における圧搾膜の亀裂を効果的に抑制する
ことができる。
実施例 以下に、本考案にかかる実施例を第1〜10図
に基づいて詳細に説明する。
本実施例にかかるフイルタプレスは、第1,
2,3,4図に示すように、板本体3の表面に
圧搾膜2を取り付けて圧搾用流体供給通路3jよ
り供給した圧搾用流体により上記圧搾膜2を膨張
させる圧搾板1と、中央部分に位置する過床
部10aと、該過床部10aの外側に位置する
傾斜部10bと、該傾斜部10bの外側に位置し
かつ上記過床部10aよりも突出する枠部10
cとを有する板10とを交互に配置し、かつ、
両板1,10間に一対の布11,11を配置
して、上記圧搾板1の圧搾膜2を膨張させて上
記圧搾板1と上記板10との間の上記一対の
布11,11間に保持されたケーキを圧搾過
するものである。
上記板本体3は大略四角形状板よりなり、
過床部3aと、該過床部3aの外側に位置する
凹部3bと、該凹部3bのさらに外側に位置しか
つ上記過床部3aよりも突き出た枠部3cとを
有する。上記本体3の枠部3cの各角部には、耳
部3e,3f,3g,3hを夫々板本体3の横
方向(厚み方向とは直交する方向)に突出させ、
図中、右上下の各耳部3e,3f及び左下耳部3
hには夫々液回収口4,5,7を厚み方向に貫
通形成する一方、左上の耳部3gには圧搾用流体
供給用貫通口6を厚み方向に貫通形成する。上記
右上及び左下の液回収口4,7と板本体3の
表面側の各液回収用開口3lとの間には、夫々
液回収口4,7と各開口3lとを夫々連通する
連通路3iを形成する。また、上記板本体3の
過床部3aには、その中央部分に原液供給用貫
通口3dを形成するとともに、該貫通口3dの外
側部分に環状凹部3kを形成し、かつ該環状凹部
3kよりも貫通口側の部分の外面にゴム等の可撓
性材料よりなる被覆体12を固定する。なお、上
記耳部3e,3gはその下面をフイルタプレスの
側ビーム8,8に夫々載置して圧搾板1の前後
動を案内するようにしている。さらに、上記板
本体3は、第4図に示すように、上記凹部3bの
底面に圧搾用流体供給通路3jの開口を形成し
て、上記凹部3cと上記圧搾用流体供給用貫通口
6に連通させる。
上記圧搾膜2は、周知のゴム等可撓性材料より
なる膜体であつて、上記対向する通常の板10
の過床10aに対向して配置された圧搾部2a
と、その外側に位置しかつ通常の板10の傾斜
部10bに対向して配置された突出部2bと、該
突出部2bの外側に位置しかつ通常の板10の
枠部10cに対向して配置され上記圧搾部2aよ
りも突出した取付部2cとより形成して、上記
板本体3の過床部3aを完全に被覆する。
上記圧搾膜2と上記通常の板10との間には
一対の布11,11を配置して、両布11,
11間に、板本体3の原液供給用貫通口3d及
び圧搾膜2の原液供給口2dを介して原液を供給
して過を行う。この圧搾板1と通常の板1
0との間には、室13が形成されるが、過床
部10aと圧搾部2aとの間の部分の間隔寸法よ
り上記傾斜部10bと突出部2bとの間に形成さ
れる部分の間隔寸法が小さくなるようにして、当
該部分の一対の布11,11間に保持されたケ
ーキを他の部分のケーキと同程度に圧搾過を行
えるようにする。
上記突出部2bは、第2図に示すように、正確
には断面J字状であり、かつ、好ましくは圧搾部
2a及び取付部2cよりも薄肉に形成して屈曲し
やすくする。そして、上記突出部2bは、非膨張
時には屈曲部2fに対して圧搾部側部分2eより
も取付部側部分2gを長くなるように形成して上
記板本体3の凹部3b内に抜出自在に嵌合され
ており、膨張時、屈曲箇所が第2図に示す非膨張
時の屈曲部2fの位置から順に取付部側部分2g
に移動して、突出部2bが凹部3bより抜け出
て、圧搾部2aをそのまま第2図中点線で示すよ
うに板本体3の厚み方向沿いに略平行に移動さ
せるようにしている。
また、上記圧搾膜2の圧搾部2aの中央部に
は、上記板本体3の原液供給用貫通口3dに対
応する位置に原液供給口2dをその厚み方向に貫
通して形成する。この原液供給口2dの周囲にも
上記突出部2bと略同様な構造の環状突出部2h
を形成する。すなわち、第5,6図に示すよう
に、圧搾部2aの原液供給口2dの外周部分に断
面U字状の環状突出部2bを形成し、この環状突
出部2bを上記板本体3の環状凹部3kに抜出
自在に嵌合して、上記圧搾部2aが膨張により
板本体3の厚み方向に移動するとき、上記環状突
出部2bも環状凹部3kから抜け出て圧搾部2a
の略板本体厚み方向沿いの移動を助ける。
また、板本体3の一対の耳部3e,3hの近
傍でかつ圧搾膜2の取付部2cの角部近傍の板
本体3の液回収口3には、断面略T字状の
液回収案内部材としての当て板9を固定して、当
て板9の貫通口9aと上記液回収口3とを一
致させる。この当て板9は、その表面に液回収
溝9bを形成して、一対の布11,11間の
室13内でケーキを圧搾したときに流出する液
を液回収口すなわち上記溝9bから貫通口9
a、板本体3の貫通口3、連通路3iを通し
て液回収口4,7まで夫々導くようにする。
上記構成によれば、各板10と各圧搾板1
との間の一対の布11,11間に、原液を板
本体3の原液供給口用貫通口3dと圧搾膜2の原
液供給口2dとを通して供給し、過を行う。そ
して、圧搾過を行うとき、板本体3の圧搾用
流体供給通路3jから圧搾用流体を凹部3cを通
して突出部2bを押圧しつつ圧搾膜2と板本体
3との間に供給して圧搾膜2を膨張させる。この
とき、圧搾膜2は、その突出部2bにおいて非膨
張時の屈曲部2fから屈曲箇所が徐々に取付部側
部分2gに移動して、圧搾膜2aを徐々に通路の
板側(板本体3とは反対側)に板本体3の
厚み方向と略平行な方向沿いに押し出し、一対の
布11,11間に保持されたケーキを略平行に
圧搾する。圧搾過終了後は、板10と圧搾
板1との間を開き、一対の布11,11間に保
持されたケーキを排出する。
上記実施例によれば、圧搾膜2の突出部2bに
対して通常の板10の過床部10aと枠部1
0cとの間の傾斜部10bを対向させるようにし
て、上記突出部2bと上記通常の板10の傾斜
部10bとの間の部分で形成される室部分の間
隔寸法が圧搾膜2の圧搾部2aと過床部10a
との間の部分で形成される室部分の間隔寸法よ
り小さくなるようにしたので、突出部2bと傾斜
部10bとの間に形成される部分の室容積が従
来の圧搾板の当該部分の室容積より小さくな
るり、上記突出部2bと通常の板10の傾斜部
10bとの間の部分で保持されるケーキろ含水率
を他の部分のケーキの含水率と同程度にすること
ができ、ケーキの含水率を略均一にすることがで
きる。
また、圧搾膜2の突出部2aの嵌合用凹部3b
の底面に圧搾用流体供給通路3jの開口を備えた
ので、まず最初に圧搾用流体の圧力が突出部2b
の裏面に作用し、突出部2bの屈曲箇所が取付部
側に徐々に移動して圧搾部2aを円滑に通常の
板側に板本体3の略厚み方向沿いに移動させる
ことができ、ケーキの圧搾をより円滑にかつ略均
一に行うことができる。
また、圧搾膜2の突出部2bの近傍の取付部2
cの所定箇所に当て板9を備えて室13に過
回収口9a,9bを開口させたので、圧搾過時
においても圧搾膜2により液回収口9a,9b
が閉塞されず、圧搾部2aで圧搾されて流出した
液を上記当て板9により効果的に液を回収す
ることがきる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、その他種々の態様で実施できる。
例えば、第7,8,9図に示すように、上記
板本体3の凹部3bの取付部側側面と板本体3
の取付部表面との境界部分に相当する角部に縦断
面略四角形状でかつ横断面扇形状の切欠凹部14
を形成するようにしてもよい。そして、上記圧搾
膜2の突出部2bと取付部2cとの屈曲した連結
部分を上記切欠凹部14に対向するように配置
し、取付部2cの突出部近傍部分が突出部2bと
ともに自在に板本体3の厚み方向に撓むことが
できるようにして、突出部2bにおける屈曲箇所
の移動、すなわち板本体3の凹部3bに対する
突出部2bの移動を円滑に行えるようにする。
これにより、圧搾膜2の突出部2bとその外側
部分との間において突出部2bの自由度が増加
し、圧搾膜2の膨張時に突出部2bと取付部2c
との連結部分が自在に撓むことができて突出部2
bが屈曲しやすくなり、突出部2bとともに圧搾
部2aをより円滑に移動させることができる。従
つて、取付部2cと突出部2bとの間の連結部分
における圧搾膜の亀裂を効果的に抑制することが
できる。
第10,11図は、原液供給口17が圧搾板
の上部に突出したトツプフイードタイプの圧搾
板15において、上記切欠凹部14と同様な切欠
凹部16を原液供給口17の近傍に部分的に形成
した例を示す。この例においても上記実施例と同
様な効果を奏することができる。なお、図中、1
8は圧搾板15と通常の板10との間に過
時挾持される間隔保持板である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかるフイルタプ
レスの圧搾板を示す正面図、第2図は上記圧搾
板の圧搾膜の突出部付近の要部断面図、第3図
は上記圧搾板の液回収部分の要部断面図、第
4図上記圧搾板の圧搾用流体の供給部分の要部
断面図、第5図は布の右半分を除いた状態での
原液供給口付近の拡大正面図、第6図は原液供給
口部分の通常の板及び圧搾板の断面図、第7
図は他の実施例にかかる圧搾板と通常の板と
の要部断面図、第8図は上記他の実施例にかかる
圧搾板の圧搾用流体供給部分の要部断面図、第
9図は上記他の実施例にかかる圧搾板と通常の
板の原液供給口部分の要部断面図、第10図は
第9図の圧搾板において圧搾膜の右半分を除い
た状態での原液供給口部分の正面図、第11図は
従来の圧搾板と通常の板との要部断面図であ
る。 1…圧搾板、2a…圧搾部、2b…突出部、
2c…取付部、2d…原液供給口、2e…圧搾部
側部分、2f…屈曲部、2g…取付部側部分、2
h…環状突出部、3…板本体、3a…過床
部、3b…嵌合凹部、3c…枠部、3d…原液供
給用貫通口、3e,3f,3g,3h…耳部、3
i…連通路、3j…圧搾用流体供給通路、3k…
環状嵌合凹部、3l…液回収用開口、4,5,
7…液回収口、6…圧搾用流体供給口、8…側
ビーム、9…当て板、10…板、10a…過
床部、10b…傾斜部、10c…枠部、11…
布、12…被覆体、13…室、14…切欠凹
部、15…圧搾板、16…切欠凹部、17…原
液供給口、18…間隔保持板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 板本体3の表面に圧搾膜2を取り付けて圧
    搾用流体供給通路3jより供給した圧搾用流体
    により上記圧搾膜2を膨張させる圧搾板1,
    15と、過床部10aと、該過床部10a
    の外側に配置された傾斜部10bと、該傾斜部
    10bの外側に配置されかつ上記過床部10
    aよりも突出する枠部10cとを有する板1
    0とを交互に配置し、かつ、両板1,15,
    10間に一対の布11,11を配置して、上
    記圧搾板1,15の圧搾膜2を膨張させて上
    記圧搾板1,15と上記板10との間の上
    記一対の布11,11間に形成される室1
    3内に保持されたケーキを圧搾過するように
    したフイルタプレスにおいて、 上記圧搾膜2は、上記板10の過床部1
    0aに対向して配置される圧搾部2aと、該圧
    搾部2aの外側に位置し上記板10の傾斜部
    10bに対向して配置されかつ板本体3側に
    断面U字状に湾曲して突出した突出部2bと、
    該突出部2bの外側に位置し上記板10の枠
    部10cに対向して配置されかつ上記板本体
    3に取り付けられる取付部2cとを有するとと
    もに、 上記圧搾板1,15の上記板本体3は、
    その表面に上記圧搾膜2の突出部2bを抜出自
    在に嵌合する凹部3bを備えるとともに、上記
    圧搾用流体供給通路3jの開口を上記圧搾膜2
    の突出部2bに対向させる一方、 上記圧搾膜2の突出部近傍の取付部2cの所
    定箇所に、上記ケーキの圧搾過時に流出する
    液を回収する液回収口9a,9bを室側
    に開口させる液回収案内部材9を固定して、 上記ケーキの圧搾過時、上記圧搾用流体を
    上記開口より板本体3と圧搾膜2との間に供
    給することにより、上記圧搾膜2の突出部2b
    が上記板本体3の凹部3bより抜け出て上記
    圧搾部2aが板本体3の略厚み方向沿いにか
    つ対向する上記板10側に移動するようにし
    たことを特徴とするフイルタプレス。 (2) 上記圧搾膜2の上記突出部2bは上記圧搾部
    2aより薄肉に形成するようにした実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載のフイルタプレス。 (3) 上記圧搾膜2は、その圧搾部2aに原液供給
    口2dを備え、該原液供給口2dの周囲に板
    本体側に断面U字状に湾曲して突出した環状突
    出部2hを形成する一方、上記板本体3は、
    上記圧搾膜2の原液供給口2dに対応する位置
    に原液供給用貫通口3dを備え、該貫通口3d
    の周囲に上記環状突出部2hが抜出自在に嵌合
    される環状凹部3kを備えるようにした実用新
    案登録請求の範囲第1項または第2項に記載の
    フイルタプレス。 (4) 上記板本体3の上記凹部3bの板本体外
    側側面と上記板本体3の取付部3cの表面と
    の境界部分に切欠凹部14,16を形成するよ
    うにした実用新案登録請求の範囲第1〜3項の
    いずれかに記載のフイルタプレス。
JP19517187U 1987-12-23 1987-12-23 Expired JPH0331362Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19517187U JPH0331362Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19517187U JPH0331362Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0199406U JPH0199406U (ja) 1989-07-04
JPH0331362Y2 true JPH0331362Y2 (ja) 1991-07-03

Family

ID=31485862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19517187U Expired JPH0331362Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0331362Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0199406U (ja) 1989-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3931014A (en) Filter plate-and-diaphragm assemblies for a filter press
US4916767A (en) Device for securing detachably filtering sheet to air bed
JPH0331362Y2 (ja)
JPH0260366B2 (ja)
JPS6380810A (ja) フイルタプレス
JP2742380B2 (ja) フィルタプレスの圧搾膜及び該圧搾膜を用いる圧搾濾板
JPH0256122B2 (ja)
JP3016751B2 (ja) 圧搾式フィルタプレスにおける圧搾板
JPH0810356Y2 (ja) 圧搾式フイルタプレスにおける圧搾濾過板
EP0440205B1 (en) Pressing diaphragm and pressing filter plate for a compression type filter press
JPH03101802A (ja) 圧搾式フィルタプレス
JP3739049B2 (ja) フィルタープレス濾板
EP0258844B1 (en) Filter press
JP2752573B2 (ja) フィルタプレスにおける圧搾濾板
JPH09313811A (ja) フィルタプレスの圧搾板及び圧搾膜
JPS6365917A (ja) 濾過ユニット
JP2742384B2 (ja) フィルタプレスの圧搾ユニット及び該圧搾ユニットを用いる圧搾濾板
JP3121789B2 (ja) 圧搾式フィルタプレスの圧搾濾板
CN213939797U (zh) 一种便于调节式纺织口罩
JPH0512961B2 (ja)
JPS6218246Y2 (ja)
JPH0220005Y2 (ja)
JP2947061B2 (ja) 濃縮液の圧搾装置
JPS58141705U (ja) フイルタプレスにおける原液の供給装置
JP2506295B2 (ja) 圧搾式フイルタプレスにおける圧搾板