JPH0549070A - 温度調整装置及び温度調整装置用遠隔操作装置並びに温度調整システム - Google Patents
温度調整装置及び温度調整装置用遠隔操作装置並びに温度調整システムInfo
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- JPH0549070A JPH0549070A JP3225064A JP22506491A JPH0549070A JP H0549070 A JPH0549070 A JP H0549070A JP 3225064 A JP3225064 A JP 3225064A JP 22506491 A JP22506491 A JP 22506491A JP H0549070 A JPH0549070 A JP H0549070A
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- temperature adjusting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 遠隔操作装置の周囲温度がほぼ設定温度とな
るように調整可能な温度調整装置及び温度調整装置用遠
隔操作装置並びに温度調整システムの提供を目的とす
る。 【構成】 遠隔操作装置１８の周囲温度や温度調整装置
の周囲温度を、遠隔操作装置１８側で比較演算して、温
度調整装置に対する強弱運転や停止等の運転情報を生成
するようにしている。
るように調整可能な温度調整装置及び温度調整装置用遠
隔操作装置並びに温度調整システムの提供を目的とす
る。 【構成】 遠隔操作装置１８の周囲温度や温度調整装置
の周囲温度を、遠隔操作装置１８側で比較演算して、温
度調整装置に対する強弱運転や停止等の運転情報を生成
するようにしている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば室内等の温度
調整を行なう温度調整装置及び温度調整装置用遠隔操作
装置並びに温度調整システムに関する。
調整を行なう温度調整装置及び温度調整装置用遠隔操作
装置並びに温度調整システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来の温度調整システムの全体構
成を示す説明図である。従来の温度調整システム１は、
室内の壁に固定された温度調整装置２と、この温度調整
装置２を遠隔操作する遠隔操作装置３とを有して構成さ
れているものが、一般的である。このうち、遠隔操作装
置３には、設定したい温度や強弱運転に関する情報等を
入力する入力部４と、この入力された各種情報を温度調
整装置２に赤外線として送信する赤外線送信部５とを備
えている。他方、温度調整装置２には上記遠隔操作装置
３から送信された設定温度情報等を受信する受信部６
と、周囲温度を測定する温度センサ７等とを備えてお
り、受信した設定温度情報等と温度センサ７で測定した
周囲温度に基づいて、強弱運転等を実行するようになっ
ている。
成を示す説明図である。従来の温度調整システム１は、
室内の壁に固定された温度調整装置２と、この温度調整
装置２を遠隔操作する遠隔操作装置３とを有して構成さ
れているものが、一般的である。このうち、遠隔操作装
置３には、設定したい温度や強弱運転に関する情報等を
入力する入力部４と、この入力された各種情報を温度調
整装置２に赤外線として送信する赤外線送信部５とを備
えている。他方、温度調整装置２には上記遠隔操作装置
３から送信された設定温度情報等を受信する受信部６
と、周囲温度を測定する温度センサ７等とを備えてお
り、受信した設定温度情報等と温度センサ７で測定した
周囲温度に基づいて、強弱運転等を実行するようになっ
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、操作者
がいる場所の体感温度に基づいて遠隔操作装置３を操作
する。ところが、上記構成からなる従来の温度調整シス
テムでは、遠隔操作装置３周囲の温度と、これと離れて
設けられている温度調整装置２周囲の温度には、温度差
があるのが通常である。
がいる場所の体感温度に基づいて遠隔操作装置３を操作
する。ところが、上記構成からなる従来の温度調整シス
テムでは、遠隔操作装置３周囲の温度と、これと離れて
設けられている温度調整装置２周囲の温度には、温度差
があるのが通常である。
【０００４】従ってこのような場合、温度調整装置２の
温度センサ７で測定した温度と、遠隔操作装置３から送
信した設定温度との比較に基づいて強弱運転を実行し、
温度調整装置２の周囲温度が設定温度と一致した時点
で、運転自体を停止したりセーブ運転に移行する等のプ
ログラムとなっている。
温度センサ７で測定した温度と、遠隔操作装置３から送
信した設定温度との比較に基づいて強弱運転を実行し、
温度調整装置２の周囲温度が設定温度と一致した時点
で、運転自体を停止したりセーブ運転に移行する等のプ
ログラムとなっている。
【０００５】しかしながら、温度調整装置２の周囲温度
が設定温度になった場合であっても、遠隔操作装置３周
囲の温度自体は、温度調整装置２の周囲温度と異なって
いる場合が多く、必ずしも設定温度になっていないとい
う欠点がある。この場合、操作者は再度遠隔操作装置３
を操作しなければならないという煩雑な操作を必要とす
るという問題があった。
が設定温度になった場合であっても、遠隔操作装置３周
囲の温度自体は、温度調整装置２の周囲温度と異なって
いる場合が多く、必ずしも設定温度になっていないとい
う欠点がある。この場合、操作者は再度遠隔操作装置３
を操作しなければならないという煩雑な操作を必要とす
るという問題があった。
【０００６】そこで本発明は、遠隔操作装置の周囲温度
がほぼ設定温度となるように調整可能な温度調整装置及
び温度調整装置用遠隔操作装置並びに温度調整システム
の提供を目的とする。
がほぼ設定温度となるように調整可能な温度調整装置及
び温度調整装置用遠隔操作装置並びに温度調整システム
の提供を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項１に記載した本発明の構成は、温度調整装置に
対する設定温度を入力する入力手段と、周囲温度を測定
する温度測定手段と、この測定された温度と設定温度と
に基づき、温度調整装置に対する運転情報を生成する運
転情報生成手段と、この運転情報を送信する送信手段と
を有している。上記共通の目的を達成するための請求項
２記載の本発明の構成は、遠隔操作装置からの運転情報
を受信する受信手段を備え、この受信された運転情報に
基づいて、温度調整動作を行なう温度調整装置におい
て、周囲温度を測定する温度測定手段と、この測定され
た温度情報を遠隔操作装置に送信する送信手段とを設け
たものとしている。
の請求項１に記載した本発明の構成は、温度調整装置に
対する設定温度を入力する入力手段と、周囲温度を測定
する温度測定手段と、この測定された温度と設定温度と
に基づき、温度調整装置に対する運転情報を生成する運
転情報生成手段と、この運転情報を送信する送信手段と
を有している。上記共通の目的を達成するための請求項
２記載の本発明の構成は、遠隔操作装置からの運転情報
を受信する受信手段を備え、この受信された運転情報に
基づいて、温度調整動作を行なう温度調整装置におい
て、周囲温度を測定する温度測定手段と、この測定され
た温度情報を遠隔操作装置に送信する送信手段とを設け
たものとしている。
【０００８】上記共通の目的を達成するための請求項３
記載の本発明の構成は、請求項２記載の温度調整装置
と、この温度調整装置から送信された温度情報を受信す
る受信手段、温度調整装置に対する設定温度を入力する
入力手段、周囲温度を測定する温度測定手段、測定され
た温度と設定温度及び受信した温度調整装置で測定した
温度情報とに基づき、温度調整装置に対する運転情報を
生成する運転情報生成手段、この運転情報を送信する送
信手段を備えた遠隔操作装置とを有している。
記載の本発明の構成は、請求項２記載の温度調整装置
と、この温度調整装置から送信された温度情報を受信す
る受信手段、温度調整装置に対する設定温度を入力する
入力手段、周囲温度を測定する温度測定手段、測定され
た温度と設定温度及び受信した温度調整装置で測定した
温度情報とに基づき、温度調整装置に対する運転情報を
生成する運転情報生成手段、この運転情報を送信する送
信手段を備えた遠隔操作装置とを有している。
【０００９】
【作用】上記請求項１記載の構成を備えた本発明の作用
は、入力手段から設定温度が入力されると、運転情報生
成手段は、この入力された設定温度と温度測定手段で測
定された周囲温度とに基づいて温度調整装置に対する運
転情報を生成する。この運転情報は、送信手段によって
温度調整装置に送信される。このようにして、遠隔操作
装置の周囲温度を適確に温度調整することができるよう
になる。
は、入力手段から設定温度が入力されると、運転情報生
成手段は、この入力された設定温度と温度測定手段で測
定された周囲温度とに基づいて温度調整装置に対する運
転情報を生成する。この運転情報は、送信手段によって
温度調整装置に送信される。このようにして、遠隔操作
装置の周囲温度を適確に温度調整することができるよう
になる。
【００１０】上記請求項２に記載した構成を備えた本発
明の作用は、温度調整装置の周囲温度が温度測定手段に
よって測定されると、この測定温度は送信手段によって
遠隔操作装置に送信される。
明の作用は、温度調整装置の周囲温度が温度測定手段に
よって測定されると、この測定温度は送信手段によって
遠隔操作装置に送信される。
【００１１】上記請求項３に記載の構成を備えた本発明
の作用は、温度調整装置では測定した周囲温度を遠隔操
作装置に送信する。遠隔操作装置では入力手段から入力
した設定温度と、受信した温度調整装置の周囲温度及び
当該遠隔操作装置の周囲温度に基づいて温度調整装置の
運転情報を生成する。このようにして、遠隔操作装置の
周囲温度を適確に温度調整することができるようにな
る。
の作用は、温度調整装置では測定した周囲温度を遠隔操
作装置に送信する。遠隔操作装置では入力手段から入力
した設定温度と、受信した温度調整装置の周囲温度及び
当該遠隔操作装置の周囲温度に基づいて温度調整装置の
運転情報を生成する。このようにして、遠隔操作装置の
周囲温度を適確に温度調整することができるようにな
る。
【００１２】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は、温度調整装置用遠隔操作装置（以下、たん
に遠隔操作装置という。）の概略構成を示すブロック
図、図２は、図１に示す遠隔操作装置によって遠隔操作
される温度調整装置の概略構成を示すブロック図であ
る。図１に示す遠隔操作装置１８は、後述する温度調整
装置１９に対する設定温度を入力するキーボード等を備
えた入力手段１２と、当該遠隔操作装置１８の周囲温度
を測定する温度センサ等を備えた温度測定手段１３と、
ＣＰＵ（Central Processing Unit）等を含んで構成さ
れ、本装置全体の制御中枢となるとともに、上記温度測
定手段１３で測定された温度と上記入力部１２から入力
された設定温度とに基づき、温度調整装置１９に対する
運転情報を生成する運転情報生成手段としての機能を備
えた制御部１１と、この生成された運転情報を含む操作
情報を変調して電波として送信する送信手段１０とを有
して構成されている。なお、１４は送信用アンテナであ
る。
る。図１は、温度調整装置用遠隔操作装置（以下、たん
に遠隔操作装置という。）の概略構成を示すブロック
図、図２は、図１に示す遠隔操作装置によって遠隔操作
される温度調整装置の概略構成を示すブロック図であ
る。図１に示す遠隔操作装置１８は、後述する温度調整
装置１９に対する設定温度を入力するキーボード等を備
えた入力手段１２と、当該遠隔操作装置１８の周囲温度
を測定する温度センサ等を備えた温度測定手段１３と、
ＣＰＵ（Central Processing Unit）等を含んで構成さ
れ、本装置全体の制御中枢となるとともに、上記温度測
定手段１３で測定された温度と上記入力部１２から入力
された設定温度とに基づき、温度調整装置１９に対する
運転情報を生成する運転情報生成手段としての機能を備
えた制御部１１と、この生成された運転情報を含む操作
情報を変調して電波として送信する送信手段１０とを有
して構成されている。なお、１４は送信用アンテナであ
る。
【００１３】上記操作情報は、温度調整装置１９に対す
る強弱運転やセーブ運転情報からなる運転情報の他、風
向調整情報、タイマー情報等を含んだものである。他
方、上記遠隔操作装置１８と対となる温度調整装置１９
は、遠隔操作装置１８から送信された操作情報を受信し
て復調する受信部２７と、本装置の制御中枢となるＣＰ
Ｕ（Central Processing Unit）等を含んで構成された
制御部１６と、温冷風を送出する温度調整部１７とを有
しているものである。なお、８は受信用アンテナであ
る。
る強弱運転やセーブ運転情報からなる運転情報の他、風
向調整情報、タイマー情報等を含んだものである。他
方、上記遠隔操作装置１８と対となる温度調整装置１９
は、遠隔操作装置１８から送信された操作情報を受信し
て復調する受信部２７と、本装置の制御中枢となるＣＰ
Ｕ（Central Processing Unit）等を含んで構成された
制御部１６と、温冷風を送出する温度調整部１７とを有
しているものである。なお、８は受信用アンテナであ
る。
【００１４】上記運転情報設定手段としての制御部１１
の作用について説明する。本実施例では、冷房運転を例
として説明する。ここで、入力手段１２から入力された
設定温度をｔ1、温度測定手段１３で測定された周囲温
度をｔ0とすると、設定温度ｔ1＞周囲温度ｔ0の関係が
あるときには、運転情報生成手段としての制御部１１
は、強運転（急冷房）情報を生成する。他方、設定温度
ｔ1＜周囲温度ｔ0のときは、停止情報を生成する。ま
た、設定温度ｔ1＝周囲温度ｔ0のときは、セーブ運転情
報を生成するようになっている。このような周囲温度と
設定温度との比較演算は、本実施例では一定時間毎にお
こなわれるようになっており、上記運転情報は例えば一
定時間毎に、あるいは例えば運転の切換が必要であると
制御部１１により判断されたときなどに、温度調整装置
１９に送信されるようになっている。
の作用について説明する。本実施例では、冷房運転を例
として説明する。ここで、入力手段１２から入力された
設定温度をｔ1、温度測定手段１３で測定された周囲温
度をｔ0とすると、設定温度ｔ1＞周囲温度ｔ0の関係が
あるときには、運転情報生成手段としての制御部１１
は、強運転（急冷房）情報を生成する。他方、設定温度
ｔ1＜周囲温度ｔ0のときは、停止情報を生成する。ま
た、設定温度ｔ1＝周囲温度ｔ0のときは、セーブ運転情
報を生成するようになっている。このような周囲温度と
設定温度との比較演算は、本実施例では一定時間毎にお
こなわれるようになっており、上記運転情報は例えば一
定時間毎に、あるいは例えば運転の切換が必要であると
制御部１１により判断されたときなどに、温度調整装置
１９に送信されるようになっている。
【００１５】以上の構成を備えた遠隔操作装置１８であ
れば、当該遠隔操作装置１８の周囲温度と入力された設
定温度に基づいて、温度調整装置１９に対する適確な運
転情報を送信することができるため、遠隔操作装置１８
の周囲温度をほぼ設定温度に保持することができるよう
になる。なお、上記実施例では送信手段は運転情報等を
電波として送信するようにしていたが、指向性が問題と
ならない場合等では、赤外線をはじめとする光等を用い
てもよい。
れば、当該遠隔操作装置１８の周囲温度と入力された設
定温度に基づいて、温度調整装置１９に対する適確な運
転情報を送信することができるため、遠隔操作装置１８
の周囲温度をほぼ設定温度に保持することができるよう
になる。なお、上記実施例では送信手段は運転情報等を
電波として送信するようにしていたが、指向性が問題と
ならない場合等では、赤外線をはじめとする光等を用い
てもよい。
【００１６】次に、本発明の他の一実施例について図３
及び図４を参照して説明する。図３は、一実施例として
の温度調整装置の概略構成を示すブロック図、図４は、
図３に示す温度調整装置に対して運転情報を送信する遠
隔操作装置の概略構成を示すブロック図である。なお、
上記図１又は図２において説明したものと同等のものに
ついては、同一の符号を附して説明を省略する。
及び図４を参照して説明する。図３は、一実施例として
の温度調整装置の概略構成を示すブロック図、図４は、
図３に示す温度調整装置に対して運転情報を送信する遠
隔操作装置の概略構成を示すブロック図である。なお、
上記図１又は図２において説明したものと同等のものに
ついては、同一の符号を附して説明を省略する。
【００１７】図３に示す温度調整装置２３は、図４に示
す遠隔操作装置２４からの運転情報を受信する受信手段
１５と、この受信された運転情報に基づいて、温度調整
動作を行なう上述した温度調整部１７と、当該温度調整
装置２３の周囲温度を測定する温度測定手段２２と、こ
の測定された温度情報を遠隔操作装置２４に送信する送
信手段２１と、本装置全体の制御中枢となるＣＰＵ（Ce
ntral Processing Unit）等を含んでなる制御部２０と
を有している。なお、９は送信用アンテナである。
す遠隔操作装置２４からの運転情報を受信する受信手段
１５と、この受信された運転情報に基づいて、温度調整
動作を行なう上述した温度調整部１７と、当該温度調整
装置２３の周囲温度を測定する温度測定手段２２と、こ
の測定された温度情報を遠隔操作装置２４に送信する送
信手段２１と、本装置全体の制御中枢となるＣＰＵ（Ce
ntral Processing Unit）等を含んでなる制御部２０と
を有している。なお、９は送信用アンテナである。
【００１８】他方、遠隔操作装置２４は、上記図３に示
す温度調整装置２３に対する設定温度を入力するキーボ
ード等を備えた上述した入力手段１２と、周囲温度を測
定する温度センサ等を備えた温度測定手段１３と、上記
図３に示す温度調整装置２３から送信された設定温度を
受信する受信手段２５と、本装置の制御中枢となるとと
もに、測定された温度と設定温度及び受信した温度調整
装置２３で測定した温度情報とに基づき、温度調整装置
２３に対する運転情報を生成する運転情報生成手段とし
ての機能を備えたＣＰＵ（Central Processing Unit）
等を含んでなる制御部２６と、この生成された運転情報
を変調して電波として送信する送信手段１０とを有して
構成されている。
す温度調整装置２３に対する設定温度を入力するキーボ
ード等を備えた上述した入力手段１２と、周囲温度を測
定する温度センサ等を備えた温度測定手段１３と、上記
図３に示す温度調整装置２３から送信された設定温度を
受信する受信手段２５と、本装置の制御中枢となるとと
もに、測定された温度と設定温度及び受信した温度調整
装置２３で測定した温度情報とに基づき、温度調整装置
２３に対する運転情報を生成する運転情報生成手段とし
ての機能を備えたＣＰＵ（Central Processing Unit）
等を含んでなる制御部２６と、この生成された運転情報
を変調して電波として送信する送信手段１０とを有して
構成されている。
【００１９】次に、上記運転情報生成手段としての制御
部２６の機能について説明する。ここで、入力手段１２
から入力された設定温度をｔ1、当該遠隔操作装置の周
囲温度をｔ0、温度調整装置２３から送信された温度情
報をｔ2とする。本実施例では、上記三つの温度がｔ1＜
ｔ2＜ｔ0のとき、運転情報生成手段としての制御部２６
は強運転情報を生成する。また、ｔ1＝ｔ2＝ｔ0のと
き、セーブ運転情報を生成する。さらに、ｔ1＞ｔ2＞ｔ
0のときは、停止情報を生成するようにしている。な
お、この三つの温度の関係は上記例示したものに限定さ
れず、適宜変更して設定してよい。
部２６の機能について説明する。ここで、入力手段１２
から入力された設定温度をｔ1、当該遠隔操作装置の周
囲温度をｔ0、温度調整装置２３から送信された温度情
報をｔ2とする。本実施例では、上記三つの温度がｔ1＜
ｔ2＜ｔ0のとき、運転情報生成手段としての制御部２６
は強運転情報を生成する。また、ｔ1＝ｔ2＝ｔ0のと
き、セーブ運転情報を生成する。さらに、ｔ1＞ｔ2＞ｔ
0のときは、停止情報を生成するようにしている。な
お、この三つの温度の関係は上記例示したものに限定さ
れず、適宜変更して設定してよい。
【００２０】以上の構成を備えた温度調整システムの動
作について説明する。遠隔操作装置２４の入力手段から
設定温度を入力すると、この入力された設定温度と、上
記温度調整装置２３から受信した設定温度及び当該遠隔
操作装置２４の周囲温度に基づき、上記運転情報が生成
される。この生成された運転情報は、制御部２６にてエ
ンコードされ、送信手段１０によって変調されて送信さ
れる。
作について説明する。遠隔操作装置２４の入力手段から
設定温度を入力すると、この入力された設定温度と、上
記温度調整装置２３から受信した設定温度及び当該遠隔
操作装置２４の周囲温度に基づき、上記運転情報が生成
される。この生成された運転情報は、制御部２６にてエ
ンコードされ、送信手段１０によって変調されて送信さ
れる。
【００２１】温度調整装置２３では，受信した運転情報
は受信手段２５において復調され、この復調された運転
情報は制御部２０においてデコードされる。このデコー
ドされた運転情報は、温度調整部１７に転送され、当該
温度調整部１７は転送された運転情報に基づいて温度調
整動作を行なう。この温度調整動作によって、当該温度
調整装置２３の周囲温度は変化するが、この温度変化は
上記温度測定手段２２によって測定され、所定時間毎に
上記遠隔操作装置２４に送信される。この送信された温
度調整装置２３の周囲温度は、遠隔操作装置２４で再度
演算の基礎とされ、運転情報が再度生成される。
は受信手段２５において復調され、この復調された運転
情報は制御部２０においてデコードされる。このデコー
ドされた運転情報は、温度調整部１７に転送され、当該
温度調整部１７は転送された運転情報に基づいて温度調
整動作を行なう。この温度調整動作によって、当該温度
調整装置２３の周囲温度は変化するが、この温度変化は
上記温度測定手段２２によって測定され、所定時間毎に
上記遠隔操作装置２４に送信される。この送信された温
度調整装置２３の周囲温度は、遠隔操作装置２４で再度
演算の基礎とされ、運転情報が再度生成される。
【００２２】以上詳述した実施例であれば、遠隔操作装
置２４の周囲温度ばかりでなく、温度調整装置２３の周
囲温度も一定時間間隔で、あるいは必要に応じて随時遠
隔操作装置２４に送信されるため、温度調整装置２３の
周囲温度、遠隔操作装置２４の周囲温度に基づいて、当
該遠隔操作装置２４の周囲温度をよりこまかく設定温度
に調整することができる。尚、本発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨の範囲内において様々
に変形実施が可能である。
置２４の周囲温度ばかりでなく、温度調整装置２３の周
囲温度も一定時間間隔で、あるいは必要に応じて随時遠
隔操作装置２４に送信されるため、温度調整装置２３の
周囲温度、遠隔操作装置２４の周囲温度に基づいて、当
該遠隔操作装置２４の周囲温度をよりこまかく設定温度
に調整することができる。尚、本発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨の範囲内において様々
に変形実施が可能である。
【００２３】
【発明の効果】請求項１乃至３に記載の本発明であれ
ば、遠隔操作装置の周囲温度がほぼ設定温度となるよう
に調整可能な温度調整装置及び温度調整装置用遠隔操作
装置並びに温度調整システムの提供ができる。
ば、遠隔操作装置の周囲温度がほぼ設定温度となるよう
に調整可能な温度調整装置及び温度調整装置用遠隔操作
装置並びに温度調整システムの提供ができる。
【図１】遠隔操作装置の概略構成を示すブロック図。
【図２】図１に示す遠隔装置によって遠隔操作される温
度調整装置の概略構成を示すブロック図。
度調整装置の概略構成を示すブロック図。
【図３】一実施例としての温度調整装置の概略構成を示
すブロック図。
すブロック図。
【図４】図３に示す温度調整装置に対して操作情報を送
信する遠隔操作装置の概略構成を示すブロック図。
信する遠隔操作装置の概略構成を示すブロック図。
【図５】従来の温度調整システムの全体構成を示す説明
図。
図。
１０ 送信手段 １１ 運転情報生成手段 １３ 温度測定手段 ２１ 送信手段 ２２ 温度測定手段 ２４ 入力手段 ２５ 受信手段 ２６ 運転情報生成手段
Claims (3)
- 【請求項１】 温度調整装置に対する設定温度を入力す
る入力手段と、周囲温度を測定する温度測定手段と、こ
の測定された温度と設定温度とに基づき、温度調整装置
に対する運転情報を生成する運転情報生成手段と、この
運転情報を送信する送信手段とを有することを特徴とす
る温度調整装置用遠隔操作装置。 - 【請求項２】 遠隔操作装置からの運転情報を受信する
受信手段を備え、この受信された運転情報に基づいて、
温度調整動作を行なう温度調整装置において、周囲温度
を測定する温度測定手段と、この測定された温度情報を
遠隔操作装置に送信する送信手段とを設けたことを特徴
とする温度調整装置。 - 【請求項３】 請求項２記載の温度調整装置と、この温
度調整装置から送信された温度情報を受信する受信手
段、温度調整装置に対する設定温度を入力する入力手
段、周囲温度を測定する温度測定手段、測定された温度
と設定温度及び受信した温度調整装置で測定した温度情
報とに基づき、温度調整装置に対する運転情報を生成す
る運転情報生成手段、この運転情報を送信する送信手段
を備えた遠隔操作装置とを有することを特徴とする温度
調整システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3225064A JPH0549070A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 温度調整装置及び温度調整装置用遠隔操作装置並びに温度調整システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3225064A JPH0549070A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 温度調整装置及び温度調整装置用遠隔操作装置並びに温度調整システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0549070A true JPH0549070A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16823474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3225064A Pending JPH0549070A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 温度調整装置及び温度調整装置用遠隔操作装置並びに温度調整システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0549070A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017119025A1 (ja) * | 2016-01-07 | 2017-07-13 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 情報端末、制御装置、制御方法及び記録媒体 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0322115A (ja) * | 1989-06-20 | 1991-01-30 | Omron Corp | 遠隔操作用カードと遠隔制御装置 |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP3225064A patent/JPH0549070A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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