JPH0548441A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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Publication number
JPH0548441A
JPH0548441A JP3200733A JP20073391A JPH0548441A JP H0548441 A JPH0548441 A JP H0548441A JP 3200733 A JP3200733 A JP 3200733A JP 20073391 A JP20073391 A JP 20073391A JP H0548441 A JPH0548441 A JP H0548441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oscillation
inverter
section
stable
output buffer
Prior art date
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Pending
Application number
JP3200733A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Kobayashi
正典 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP3200733A priority Critical patent/JPH0548441A/ja
Publication of JPH0548441A publication Critical patent/JPH0548441A/ja
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発振初期の安定化をはかり発振特性の安定し
た発振器を提供する。 【構成】 水晶発振器において電源投入時の発振の初期
に発振開始検出回路を用い発振が安定したかを判定す
る。発振開始検出回路の入力部にロジックレベルを変え
た二つのインバータを用いることにより、非常に正確に
発振の安定状態か非安定状態かを判定することができ
る。この高精度な発振開始検出回路を用いて発振が安定
していない初期状態では分周部及び出力バッファ部の動
作を停止し、また発振が安定したと判定した後に、分周
部及び発振部を動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水晶発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水晶発振器は水晶振動子と発振器
用半導体集積回路(ICと称す。)と受動部品(抵抗・
容量)からなり、ICは発振部(発振インバータ)と分
周部と出力バッファ部の3つの部分により構成されるも
のが主流であった。図5に従来の発振器の一構成例を示
す。ここで水晶振動子501と受動部品である容量50
2と抵抗503、さらに発振インバータ504と分周部
505と出力バッファ506からなるICとで水晶発振
器を構成している。507はICの出力をしめしてい
る。この発振器は水晶振動子を用いて安定した発振を行
い出力バッファにて増幅して出力している。電源投入及
び発振開始の初期の状態においては発振部の信号は完全
な発振状態になっておらず、小さな振幅が徐々に大きく
なりやがて完全な発振状態の振幅に成長し安定化する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の発振回
路では、発振動作を行う発振部と、発振信号を増幅する
出力バッファ部との電源系が共通であったり、出力部が
近くに配置されていたりし、出力バッファ部の電源ノイ
ズにより発振部の信号が悪影響を受ける。特に発振開始
の初期においては、発振部ではその発振信号は本来の安
定した発振状態での振幅に成長しておらず電源ラインの
ノイズによる異常発振や電源ラインを信号経路とした帰
還発振が発生する。帰還発振や異常発振は一度発生する
とその状態を持続し本来の目的とする発振に移行できな
くなる場合がある。この様に出力バッファが駆動するこ
とにより生ずる電源ラインのノイズは発振器の目的とし
た発振の開始に対し非常に大きな問題となる。そこで本
発明の目的はかかる欠点を除去し、特に発振開始時に安
定した発振特性をもつ発振器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】水晶発振器用半導体集積
回路において発振部と分周部と出力バッファ部と発振開
始検出回路を具備し前記発振開始検出回路の入力部は第
一のインバータと第二のインバータから構成され、前記
第一のインヴァータのロジックレベルを電源電圧の1/
2の電位より上側に設定し前記第二のインバータのロジ
ックレベルを電源電圧の1/2の電位より下側に設定し
たことを特徴とする。
【0005】
【実施例】本発明は発振開始初期の不安定発振と安定発
振を判別する発振開始検出回路を設け、発振開始の初期
の発振の成長状態においては分周部及び出力バッファの
動作を停止しておき発振開始検出回路により発振が安定
したことを検出してから分周部及び出力バッファの動作
を開始させるものである。本発明の一実施例を図1に示
す。ここで101は水晶振動子、102は容量、103
は抵抗を示す。104〜108はICの構成要素で10
4は発振インバータ、105は低能力の発振信号を次段
に伝達するインバータである。また106は分周部10
7は出力バッファ108は出力パッドを示している。1
09は本発明のキーポイントである発振開始検出回路で
110は電源投入時に発振開始検出回路をリセットする
パワーオンリセット回路である。発振インバータ104
の出力は105のインバータを介し発振開始検出回路に
伝達され発振開始検出回路が安定発振状態か発振成長状
態かを判定し発振成長状態と判定した場合には分周部1
06及び出力バッファ107の動作を停止し、安定発振
状態と判定した場合には分周部と出力バッファの動作を
開始させる。
【0006】図2に本発明の発振開始検出回路の構成例
を示す。図3に発振開始における発振の初期の代表的な
3状態を示し、図4に発振信号に伴う発振開始検出回路
のタイミングチャートを示す。ここでまず図2において
は105・106・107・110は各々図1の記号に
対応しそれそれインバータ・分周部・出力バッファ・パ
ワーオンリセット回路である。201・202・205
・206はインバータ203・204・209はリセッ
ト付き1/2分周器、210はリセット付きDFFで2
03が入力クロックの立ち上がりで出力が反転し204
・209・210は入力クロックの立ち下がりで出力が
反転する。207はEXCLUSIVENOR、208
はNORである。211はDFF211のデータ端子を
プルアップしていることを示す。図3(a)は発振イン
バータのバランスが良くほぼVDDの1/2から発振が
はじまっており図3(b)、図3(c)はそれぞれVD
D側、VSS側から発振が始まっている。図4において
はfが発振波形でVTHHはインバータ201のロジッ
クレベルでVTHLはインバータ202のロジックレベ
ルである。fHはインバータ201の出力でfLはイン
バータ202の出力である。fH1・fL1はそれぞれ
分周器203・204の出力でEXO・fST0・fS
T1・OEはそれぞれ順にEXCLUSIVE NOR
207・NOR208・分周器209・DFF210の
出力である。図3で電源投入時における初期の発振の状
態の特徴を説明しその特徴をふまえ図2の機能を図4の
タイミングチャートにより説明する。図3において発振
の開始の初期段階ではその振幅は非常に小さくだんだん
に大きくなって行く。発振の起動電位は発振インバータ
や周囲の負荷のバランスによって電源を投入した時点で
図3(a)の様に電源電圧の1/2の電位であったり、
図3(b)に示す様にVDDであったり図3(c)の様
にVSSであったりする。いずれにしろ安定した発振状
態においては振幅は十分に成長しVDD−VSS間をほ
ぼフルスウィングするようになる。図4において図3−
Aの発振波形をサンプルにして発振開始検出回路の機能
を説明する。発振開始状態ではfは非常に微小な振幅か
らだんだん大きくなってくる。ここでインバータ201
のロジックレベルはVTHHのようにVDD側にあげて
おき、インバータ202のロジックレベルはVTHLの
ようにVSS側にさげておく。この様にしておくと振幅
がかなり大きくなってVTHHもしくはVTHLをきる
ようにならないとfHはHIGH、fLはLOWのまま
である。ある程度振幅が大きくなりfHもしくはfLが
反転しfHはLOWパルスをfLはHIGHパルスを発
生するようになる。VTHH・VTHLを周期的に繰り
返し越える様になる(発振が安定したと考えることがで
きる。)とそれぞれ図4のfH・fLの波形となる。f
Hに同期して分周器203の出力fH1、またfLに同
期して分周器204の出力fL1となる。fがVTHH
もしくはVTHLの片方しか越えない場合には完全な発
振状態ではないためこのような場合にはfHがHIGH
のままか、もしくはfLがLOWのままとなりfH1も
しくはfL1のどちらかがHIGHとなりえない。発振
が完全な状態になればfHもfLも両方とも正確な周期
性を持ったパルス波形となるため発振の安定状態ではf
H1・fL1は1/4周期ずれた波形となりここで排他
的論理和をとり反転すると図4のEXOになる。このこ
とを利用すると安定な発振状態とはfH1およびfL1
の両方がHIGHになった時と考えることができる。f
H1とfL1の両方がHIGHになることが発振の安定
状態である必要条件であることは図3ーB(図3−C)
の場合を考えると明白である。すなわち発振波形は電源
投入当初よりVTHH(VTHL)を越えるため最初か
らfH(fL)はHIGHレベル(LOWレベル)を基
準にLOWパルス(HIGHパルス)をだす。これによ
ってfH1(fL1)はHIGH(HIGH)となるが
十分に振幅が成長しないうちはfL(fH)がLOW
(HIGH)のままのためfL1(fH1)はLOW
(LOW)のままで発振安定状態のfH1・fL1がと
もにHIGHの状態と明らかに異なる。fH1とfL1
がともにHIGHでかつEXOがLOWとなるときにH
IGHとなる信号が3入力NOR208の出力fST0
である。ここでさらにマージンをみてこの信号を1/2
分周してその信号fST1によってDFF210が21
1のプルアップデータを読み取りその出力はHIGHと
なる。すなわち図4のOE信号である。この信号で分周
部及び出力バッファを制御することによって発振が完全
に安定してから分周部及び出力バッファを動作させるこ
とができる。すなわちOEがLOWのときは分周部及び
出力バッファ部の動作を停止し、HIGHのとき動作を
開始させる。この様にロジックレベルの異なる二つのイ
ンバータを用いることにより、発振開始を正確に検出で
きる発振開始検出回路を提供できる。
【0007】
【発明の効果】以上に説明した本発明によれば電源投入
時の発振開始の初期状態において発振がその成長期で不
安定の状態か完全に安定した発振になったかを正確に検
出することができる。これにより発振が完全に安定する
まで分周部や特に電源変動のもとになる出力バッファの
動作をとめておくことができ電源変動等のノイズを抑え
ることができる。したがって発振開始時の電源ラインを
信号経路とした帰還発振や異常発振を除去することがで
きる。このように本発明は発振開始時に安定した発振特
性の発振器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の発振器の構成図。
【図2】 本発明の発振開始検出回路の構成図。
【図3】 発振信号図。
【図4】 発振開始検出回路のタイミングチャート図。
【図5】 従来の発振器の構成図。
【符号の説明】
101 水晶振動子 102 容量 103 抵抗 104 発振インバータ 105 インバータ 106 分周部 107 出力バッファ 108 出力パッド 109 発振開始検出回路 110 パワーオンリセット回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水晶発振器用半導体集積回路において発振
    部と分周部と出力バッファ部と発振開始検出回路を具備
    し前記発振開始検出回路の入力部は第一のインバータと
    第二のインバータから構成され、前記第一のインバータ
    のロジックレベルを電源電圧の1/2の電位より上側に
    設定し前記第二のインバータのロジックレベルを電源電
    圧の1/2の電位より下側に設定したことを特徴とした
    半導体集積回路。
JP3200733A 1991-08-09 1991-08-09 半導体集積回路 Pending JPH0548441A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3200733A JPH0548441A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 半導体集積回路

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JP3200733A JPH0548441A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 半導体集積回路

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JPH0548441A true JPH0548441A (ja) 1993-02-26

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ID=16429277

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JP3200733A Pending JPH0548441A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 半導体集積回路

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JP (1) JPH0548441A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7496331B2 (en) 2004-11-16 2009-02-24 Seiko Epson Corporation Oscillation device and oscillation method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7496331B2 (en) 2004-11-16 2009-02-24 Seiko Epson Corporation Oscillation device and oscillation method

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