JPH0543977U - コーナー部構造 - Google Patents

コーナー部構造

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JPH0543977U
JPH0543977U JP9560291U JP9560291U JPH0543977U JP H0543977 U JPH0543977 U JP H0543977U JP 9560291 U JP9560291 U JP 9560291U JP 9560291 U JP9560291 U JP 9560291U JP H0543977 U JPH0543977 U JP H0543977U
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泉 重 人 小
田 裕 久 山
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三協アルミニウム工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 隙間が生じないコーナー部構造を提供する。 【構成】 コーナー金具10をその内縁をボックス用形
材1の起立部に当接させた状態でコーナー部の内側に設
け、コーナー金具の一方の片11,他方の片15に、ボ
ックス用形材のタッピングホール4に先端側が当接する
斜片12,16を各々設ける。一方のボックス用形材の
壁板部3に当接する固定用ねじ14を一方側斜片12に
設け、他方のボックス用形材の据板部5に当接する固定
用ねじを他方側斜片16に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えばカーテンボックスのコーナー部において、隣接するボック ス用形材の斜め切りされた端面同士を突き合わせてコーナー状に連結するのに利 用されるコーナー部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばカーテンボックスのコーナー部においては、図5に示すように、 天板部51と、この天板部51の両側で下方に折り曲げ形成された壁板部52, 52と、これらの壁板部52,52から各々外方に折り曲げ形成された据板部5 3,53と、据板部53,53から各々上方に折り曲げ形成された起立部54, 54とを有するボックス用形材50を用い、このボックス用形材50の斜め切り された端面55同士を当接させ、両ボックス用形材50,50間に金具60を跨 設してこの金具60をねじ61によって天板部51,51に固定することにより 、両ボックス材50,50を連結していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来におけるコーナー部構造にあっては、天板部51,51の間は ほとんど隙間のない状態とすることができるものの、ボックス用形材50の端面 55において縦方向の切断角度が垂直方向になされていない場合には、壁板部5 2,52の間、据壁部53,53の間および起立部54,54の間に隙間が生じ る可能性があるという問題を有しており、この問題を解決することが従来の課題 であった。
【0004】
【考案の目的】
この考案は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、形材により形成 されるコーナー部において、前記形材間に外観意匠性を損う隙間が生じるのを防 止することができるコーナー部構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案に係わるコーナー部構造は、天板部と、前記天板部の両側縁を長手方 向に沿って下方に折り曲げ形成してなる壁板部と、前記壁板部の下端縁を長手方 向に沿って外向きに折り曲げ形成してなる据板部と、前記据板部の端縁を長手方 向に沿って上方に折り曲げ形成してなる起立部と、前記壁板部の外側に長手方向 に沿って設けた突条部を有する形材を用い、前記形材の斜め切りされた端面同士 を突き合わせてなるコーナー部において、前記コーナー部における両形材の各据 板部間に、前記両形材の各起立部に側縁を当接させた略L字状をなすコーナー連 結部材を設け、前記コーナー連結部材の一方の片には、先端側を一方の形材の突 条部に当接させた一方側斜片と、先端を一方の形材の壁板部に当接させた状態で 前記一方側斜片にねじ込まれて回動力を他方の形材方向への押圧力として付与す る固定用ねじを設けると共に、前記コーナー連結部材の他方の片には、先端側を 他方の形材の突条部に当接させた他方側斜片と、先端を他方の形材の据板部に当 接させた状態で前記他方側斜片にねじ込まれて回動力を一方の形材方向への押圧 力として付与する固定用ねじを設けた構成としたことを特徴としており、このよ うな構成のコーナー部構造を前述した従来の課題を解決するための手段としてい る。
【0006】
【考案の作用】
この考案に係わるコーナー部構造では上記した構成としてあるので、コーナー 連結部材の一方の片は一方の形材に固定されると共に、他方の片は他方の形材に 固定された状態となることから、コーナー部において当接されている両形材は、 コーナー連結部材を介して連結されることとなる。
【0007】 このとき、一方の片に設けた固定用ねじを締め込むと、この固定用ねじの先端 は一方の形材の壁板部に既に当接した状態となっているので、一方の形材には、 この固定用ねじの回動によって他方の形材方向への押圧力が付与され、また、他 方の片に設けた固定用ねじを締め込むと、この固定用ねじの先端は他方の形材の 据板部に既に当接した状態となっているため、他方の形材には、この固定用ねじ の回動によって一方の形材方向への押圧力が付与されるので、突き合わせ状態に ある形材の斜め切りされた各端面同士は互いに圧接することとなり、コーナー部 に隙間が生じる可能性は解消されることとなる。
【0008】
【実施例】
図1〜図4はこの考案に係わるコーナー部構造の一実施例を示しており、この 実施例では、この考案に係わるコーナー部構造をカーテンボックスのコーナー部 に適用した場合を例に挙げて説明する。
【0009】 図1に示すように、カーテンボックスを構成するボックス用形材1は、天板部 2と、この天板部2の両側で下方に折り曲げ形成した壁板部3(図1では片側の みを示す)と、この壁板部3の外側でその長手方向に沿って設けたタッピングホ ール(突条部)4と、壁板部3に対し外向きに折り曲げ形成した据板部5と、こ の据板部5の端縁で上方に折り曲げ形成した起立部6を備えた形状をなしており 、一方のボックス用形材(図示左側のボックス用形材)1Aの端部で斜め切り( 約45°切り)された端面7Aと、他方のボックス用形材(図示右側のボックス 用形材)1Bの端部で斜め切り(約45°切り)された端面7Bとを当接させて コーナー部Cを形成するものとなっている。
【0010】 前記ボックス用形材1A,1Bの各天板部2A,2Bは、仮想線で示す平板状 金具8および複数の図示しないねじにより各々の端面で隙間のない状態でかつ前 記ねじの先端を各天板部2A,2Bの裏面に露出させない状態で連結してあると 共に、各壁板部3A,3Bの下端部分と各起立部6A,6Bとにより形成される 水平の略L字状溝9(この実施例ではコーナー部Cの内角側に形成される水平の 略L字状溝9)には、一方の片11と他方の片15とで略L字状をなすコーナー 金具(コーナー連結部材)10が嵌合してある。
【0011】 このコーナー金具10の一方の片(図示左側の片)11の先端部には、図4に も示すように、一方のボックス用形材1Aの壁板部3Aに向けて上り勾配をなす 一方側斜片12と、壁板部3Aとほぼ平行をなす状態でこの一方側斜片12の先 端から一方のボックス用形材1Aのタッピングホール4Aに向けて延出する突片 13を備えている。また、このコーナー金具10の他方の片(図示右側の片)1 5の先端部には、他方のボックス用形材1Bの壁板部3Bに向けて上り勾配をな す他方側斜片16と、壁板部3Bとほぼ平行をなす状態でこの他方側斜片16の 先端から他方のボックス用形材1Bのタッピングホール4Bに向けて延出する突 片17を備えている。
【0012】 この場合、一方の片11の一方側斜片12の先端寄りには固定用ねじ14がね じ込んであり、この固定用ねじ14を締め込んだ状態では、図2に示すように、 その先端の一部を一方のボックス用形材1Aの壁板部3Aに当接させて、一方の 片11の突片13の先端および一方の片11の内縁(側縁)11aを一方のボッ クス用形材1Aのタッピングホール4Aおよび起立部6Aに各々当接させること ができるようにしてある。そして、これと同時に、固定用ねじ14の回動力(図 中矢印P)を他方のボックス用形材1B方向への押圧力(図中矢印Q)として一 方のボックス用形材1Aに付与することができるようにしてある。
【0013】 また、他方の片15の他方側斜片16の基端寄りにも固定用ねじ18がねじ込 んであり、この固定用ねじ18を締め込んだ状態では、図3に示すように、その 先端の一部を他方のボックス用形材1Bの据板部5Bに当接させて、他方の片1 5の突片17の先端および他方の片15の内縁(側縁)15aを他方のボックス 用形材1Bのタッピングホール4Bおよび起立部6Bに各々当接させることがで きようにしてある。そして、これと同時に、固定用ねじ18の回動力(図中矢印 R)を一方のボックス用形材1A方向への押圧力(図中矢印S)として他方のボ ックス用形材1Bに与えることができるようにしてある。
【0014】 次に、一方のボックス用形材1Aと他方のボックス用形材1Bとをコーナー状 に連結する要領を説明する。
【0015】 まず、一方のボックス用形材1Aの斜め切りされた端面7Aと、他方のボック ス用形材1Bの斜め切りされた端面7Bとを突き合わせてコーナー部Cを形成し 、双方のボックス用形材1A,1Bの各天板部2A,2B間に平板状金具8を図 示しないねじにより固定して、天板部2A,2Bの各々の端面同士を隙間のない 状態で連結する。
【0016】 次いで、コーナー金具10をコーナー部Cの内角側に形成された水平の略L字 状溝9に嵌合し、一方側の固定用ねじ14を締め込んでその先端を一方のボック ス用形材1Aの壁板部3Aに当接させると共に、他方側の固定用ねじ18を締め 込んでその先端を他方のボックス用形材1Bの据板部5Bに当接させる。
【0017】 この状態では、コーナー金具10の一方の片11の内縁11aおよび突片13 の先端が、一方のボックス用形材1Aの起立部6Aおよびタッピングホール4A にそれぞれ当接すると共に、他方の片15の内縁15aおよび突片17の先端が 、他方のボックス用形材1Bの起立部6Bおよびタッピングホール4Bにそれぞ れ当接することから、コーナー金具10の一方の片11は、一方のボックス用形 材1Aに固定されると共に、他方の片15は、他方のボックス用形材1Bに固定 されることとなり、したがって、コーナー部Cにおいて当接されている両ボック ス用形材1A,1Bは、コーナー金具10を介して連結されることとなる。
【0018】 そして、先端が一方のボックス用形材1Aの壁板部3Aに当接した一方の片1 1の固定用ねじ14をさらに締め込むと、一方のボックス用形材1Aには、固定 用ねじ14の回動力P、すなわち、他方のボックス用形材1B方向への押圧力Q が付与され、同じく、先端が他方のボックス用形材1Bの据板部5Bに当接した 他方の片15の固定用ねじ18をさらに締め込むと、他方のボックス用形材1B には、固定用ねじ18の回動力R、すなわち、一方のボックス用形材1A方向へ の押圧力Sが付与されるので、突き合わせ状態にある両ボックス用形材1A,1 Bの斜め切りされた各端面7A,7B同士は互いに圧接することとなり、コーナ ー部Cには、隙間が全く生じないこととなる。
【0019】 なお、この実施例では、この考案に係わるコーナー部構造をカーテンボックス のコーナー部に適用した場合を例示したが、これに限定されるものではない。
【0020】 また、この実施例では、コーナー部Cの内角側にコーナー金具10を設けて、 両ボックス用形材1A,1Bを連結した構成としたが、他の構成として、コーナ ー部Cの外角側にコーナー金具を設けることも可能であり、この場合には、コー ナー金具の一方側斜片および他方側斜片の各々の上り勾配をなす方向が、コーナ ー金具10の一方側斜片12および他方側斜片16とはそれぞれ反対になる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案に係わるコーナー部構造では、上記した構成と したから、形材によりコーナー部を形成するに際して、形材の斜め切りされた端 面同志を全く隙間のない状態で連結することができるうえ、一方の片の固定用ね じおよび他方の片の固定用ねじのいずれもが、形材の壁板部および据板部を貫通 しないので、壁板部および据板部の各裏面の意匠性を美しく保つことが可能であ るという極めて優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係わるコーナー部構造の一実施例に
よるカーテンボックスのコーナー部を示す部分斜視説明
図である。
【図2】図1に示すコーナー部における一方のボックス
用形材のA方向からの断面説明図である。
【図3】図1に示すコーナー部における他方のボックス
用形材のB方向からの断面説明図である。
【図4】図1に示したカーテンボックスのコーナー部に
設けられるコーナー金具(コーナー連結部材)の全体斜
視説明図である。
【図5】従来におけるコーナー部構造を示すカーテンボ
ックスのコーナー部の全体斜視説明図である。
【符号の説明】
1A(1) 一方のボックス用形材(一方の形材) 1B(1) 他方のボックス用形材(他方の形材) 2A 2B(2) 天板部 3A 3B(3) 壁板部 4A 4B(5) タッピングホール(突条部) 5A 5B(5) 据板部 6A 6B(6) 起立部 7A 7B 斜め切りされた斜面 10 コーナー金具(コーナー連結部材) 11 一方の片 11a 15a 内縁(側縁) 12 一方側斜片 14 18 固定用ねじ 15 他方の片 16 他方側斜片 C コーナー部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板部と、前記天板部の両側縁を長手方
    向に沿って下方に折り曲げ形成してなる壁板部と、前記
    壁板部の下端縁を長手方向に沿って外向きに折り曲げ形
    成してなる据板部と、前記据板部の端縁を長手方向に沿
    って上方に折り曲げ形成してなる起立部と、前記壁板部
    の外側に長手方向に沿って設けた突条部を有する形材を
    用い、前記形材の斜め切りされた端面同士を突き合わせ
    てなるコーナー部において、前記コーナー部における両
    形材の各据板部間に、前記両形材の各起立部に側縁を当
    接させた略L字状をなすコーナー連結部材を設け、前記
    コーナー連結部材の一方の片には、先端側を一方の形材
    の突条部に当接させた一方側斜片と、先端を一方の形材
    の壁板部に当接させた状態で前記一方側斜片にねじ込ま
    れて回動力を他方の形材方向への押圧力として付与する
    固定用ねじを設けると共に、前記コーナー連結部材の他
    方の片には、先端側を他方の形材の突条部に当接させた
    他方側斜片と、先端を他方の形材の据板部に当接させた
    状態で前記他方側斜片にねじ込まれて回動力を一方の形
    材方向への押圧力として付与する固定用ねじを設けたこ
    とを特徴とするコーナー部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006063698A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Hoshizaki Electric Co Ltd 貯蔵庫の扉構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006063698A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Hoshizaki Electric Co Ltd 貯蔵庫の扉構造
JP4518879B2 (ja) * 2004-08-27 2010-08-04 ホシザキ電機株式会社 貯蔵庫の扉構造

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