JPH054338Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH054338Y2 JPH054338Y2 JP11292488U JP11292488U JPH054338Y2 JP H054338 Y2 JPH054338 Y2 JP H054338Y2 JP 11292488 U JP11292488 U JP 11292488U JP 11292488 U JP11292488 U JP 11292488U JP H054338 Y2 JPH054338 Y2 JP H054338Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adapter
- hermetic container
- resin
- piezoelectric vibrator
- hole
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈本考案の目的〉
［産業上の利用分野］
本考案は、ハーメチツク型容器の圧電振動子を
表面実装型圧電振動子にする改良に関する。
表面実装型圧電振動子にする改良に関する。
［従来の技術］
気密性の良好なハーメチツク型容器の圧電振動
子が広く使用されている。このハーメチツク型圧
電振動子を今求められている表面実装型にするた
めにハーメチツク型容器のリード端子側底面主面
にアダプタを付加し、リード端子を導出するため
に金属板を折り曲げた端子体を付加し、表面実装
型圧電振動子とすることが提案されている。しか
しハーメチツク容器とアダプタとの接続は、端子
体とリード端子とを固着しているのみで、例えば
ここにハンダ等を用いていると加熱や引つ張り等
の衝撃によつて剥がれるおそれがある。加熱や引
つ張り等の衝撃から保護するためにハーメチツク
容器とアダプタとの間に樹脂等を用いて固着する
ことも考えられるが工数がかかる。
子が広く使用されている。このハーメチツク型圧
電振動子を今求められている表面実装型にするた
めにハーメチツク型容器のリード端子側底面主面
にアダプタを付加し、リード端子を導出するため
に金属板を折り曲げた端子体を付加し、表面実装
型圧電振動子とすることが提案されている。しか
しハーメチツク容器とアダプタとの接続は、端子
体とリード端子とを固着しているのみで、例えば
ここにハンダ等を用いていると加熱や引つ張り等
の衝撃によつて剥がれるおそれがある。加熱や引
つ張り等の衝撃から保護するためにハーメチツク
容器とアダプタとの間に樹脂等を用いて固着する
ことも考えられるが工数がかかる。
［考案が解決しようとする課題］
そこで工数をかけずにハーメチツク容器とアダ
プタとの固着を検討した。
プタとの固着を検討した。
［本考案の目的］
本考案の目的は、熱や引つ張り等外部からの衝
撃によつてハーメチツク容器とアダプタとの固定
を剥がれないようにすることにある。
撃によつてハーメチツク容器とアダプタとの固定
を剥がれないようにすることにある。
〈本考案の構成〉
［課題を解決する手段］
本考案では、アダプタのハーメチツク容器との
固着側の面に貫通穴を設け、アダプタの底面に充
填する樹脂をハーメチツク容器底面まで達するよ
うにして、ハーメチツク容器とアダプタとを固着
している。
固着側の面に貫通穴を設け、アダプタの底面に充
填する樹脂をハーメチツク容器底面まで達するよ
うにして、ハーメチツク容器とアダプタとを固着
している。
［作用及び実施例］
第１図は、本考案の外形を示す斜視図である。
また第２図は、本考案の実施例を示す断面図であ
る、抵抗溶接やコールドウエルドによつて封止さ
れたハーメチツク容器１の端子側底部に樹脂等絶
縁物のアダプタ２を取り付ける。アダプタ２には
底部に樹脂充填用の空洞がある。ハーメチツク容
器１から導出したリード端子３は、アダプタ底部
の空洞と嵌め合わせる金属板を折り曲げて作つた
端子体４にハンダや導電性接着剤等固着材５で固
定する。第３図は、側面側から見た断面図であ
る。端子体は、短辺方向の両側に導出している。
アダプタ２にはハーメチツク容器と空洞との間に
貫通穴６が設けられている。樹脂７を底面空洞に
流し込んだ時にこの貫通穴６にも樹脂７が流れ込
みハーメチツク容器１とアダプタ２がしつかりと
固着される。
また第２図は、本考案の実施例を示す断面図であ
る、抵抗溶接やコールドウエルドによつて封止さ
れたハーメチツク容器１の端子側底部に樹脂等絶
縁物のアダプタ２を取り付ける。アダプタ２には
底部に樹脂充填用の空洞がある。ハーメチツク容
器１から導出したリード端子３は、アダプタ底部
の空洞と嵌め合わせる金属板を折り曲げて作つた
端子体４にハンダや導電性接着剤等固着材５で固
定する。第３図は、側面側から見た断面図であ
る。端子体は、短辺方向の両側に導出している。
アダプタ２にはハーメチツク容器と空洞との間に
貫通穴６が設けられている。樹脂７を底面空洞に
流し込んだ時にこの貫通穴６にも樹脂７が流れ込
みハーメチツク容器１とアダプタ２がしつかりと
固着される。
このように貫通穴６があることによつて樹脂７
がハーメチツク容器１の底面まで達し、アダプタ
２とハーメチツク容器１とを確実に固着すること
が出来る。
がハーメチツク容器１の底面まで達し、アダプタ
２とハーメチツク容器１とを確実に固着すること
が出来る。
なお圧電振動子の圧電体は、水晶や圧電セラミ
ツク等である。
ツク等である。
〈本考案の効果〉
本考案によるアダプタの貫通穴によつて、従来
あつた熱や衝撃によるハーメチツク容器とアダプ
タとの剥がれがなくなり、確実の固着され信頼性
が高く、また特別ハーメチツク容器とアダプタ固
着のために接着剤を用いず、従来通りの製造方法
でよく、充填する樹脂を兼用していることから安
価な表面実装型圧電振動子が得られるようになつ
た。
あつた熱や衝撃によるハーメチツク容器とアダプ
タとの剥がれがなくなり、確実の固着され信頼性
が高く、また特別ハーメチツク容器とアダプタ固
着のために接着剤を用いず、従来通りの製造方法
でよく、充填する樹脂を兼用していることから安
価な表面実装型圧電振動子が得られるようになつ
た。
第１図は本考案の表面実装型圧電振動子の外形
斜視図、第２図、第３図は断面図である。 １……ハーメチツク容器、２……アダプタ、３
……リード端子、４……端子体、５……固着材、
６……貫通穴、７……樹脂。
斜視図、第２図、第３図は断面図である。 １……ハーメチツク容器、２……アダプタ、３
……リード端子、４……端子体、５……固着材、
６……貫通穴、７……樹脂。
Claims (1)
- 気密容器に収容された圧電振動子のリード端子
側に絶縁体から成るアダプタと端子体を固着し、
樹脂で充填して成る表面実装型圧電振動子におい
て、該アダプタの気密容器と接触する面に貫通穴
を設け、該貫通穴に該樹脂が充填され、該気密容
器と該アダプタが固着されていることを特徴とす
る表面実装型圧電振動子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11292488U JPH054338Y2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11292488U JPH054338Y2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0235522U JPH0235522U (ja) | 1990-03-07 |
| JPH054338Y2 true JPH054338Y2 (ja) | 1993-02-03 |
Family
ID=31352307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11292488U Expired - Lifetime JPH054338Y2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054338Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2583990Y2 (ja) * | 1990-11-27 | 1998-10-27 | 株式会社大真空 | 表面実装型圧電フィルタ |
| JP2599325Y2 (ja) * | 1991-09-13 | 1999-09-06 | キンセキ株式会社 | 表面実装型圧電振動子 |
-
1988
- 1988-08-29 JP JP11292488U patent/JPH054338Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0235522U (ja) | 1990-03-07 |
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