JPH079454Y2 - 表面実装形圧電振動子 - Google Patents
表面実装形圧電振動子Info
- Publication number
- JPH079454Y2 JPH079454Y2 JP6024190U JP6024190U JPH079454Y2 JP H079454 Y2 JPH079454 Y2 JP H079454Y2 JP 6024190 U JP6024190 U JP 6024190U JP 6024190 U JP6024190 U JP 6024190U JP H079454 Y2 JPH079454 Y2 JP H079454Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric vibrator
- piezoelectric
- holder
- convex portion
- surface mount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 電子機器が急速に高密度化、小型化するにつれ電子部品
をプリント配線基板の表面のみで実装する表面実装デバ
イスが要求されている。本考案はこのような要求に対応
した表面実装形圧電振動子に関するものである。
をプリント配線基板の表面のみで実装する表面実装デバ
イスが要求されている。本考案はこのような要求に対応
した表面実装形圧電振動子に関するものである。
（従来技術） 表面実装に対応した圧電振動子は、従来から幾種類か考
案されている。例えば、セラミック製、あるいは樹脂製
のパッケージを用い、そのなかに圧電振動素子を設置し
たチップタイプのもの等があげられる。また、第４図に
示すように、従来の金属ベースと金属キャンを気密性の
高い冷間圧接（コールドウェルド）、抵抗溶接（レジス
タンスウェルド）等により気密封止したリード端子付圧
電振動子１の上部先端にＬ字形状の支持板３を取り付
け、２本のリード端子と併せて３点支持を行う構成のも
のもある。
案されている。例えば、セラミック製、あるいは樹脂製
のパッケージを用い、そのなかに圧電振動素子を設置し
たチップタイプのもの等があげられる。また、第４図に
示すように、従来の金属ベースと金属キャンを気密性の
高い冷間圧接（コールドウェルド）、抵抗溶接（レジス
タンスウェルド）等により気密封止したリード端子付圧
電振動子１の上部先端にＬ字形状の支持板３を取り付
け、２本のリード端子と併せて３点支持を行う構成のも
のもある。
（考案が解決しようとする課題） 上記従来技術に示したうち、前者は半田あるいは樹脂材
による封止を行うので気密性に対する信頼性が十分でな
く、また耐熱性も比較的低いという問題点があった。後
者は気密性、耐熱性は従来のリード端子付圧電振動子と
同じであるが、Ｌ字型支持板を圧電振動子へ取り付ける
際、あるいはプリント配線基板へ登載する際の作業性が
良くないという問題点があった。
による封止を行うので気密性に対する信頼性が十分でな
く、また耐熱性も比較的低いという問題点があった。後
者は気密性、耐熱性は従来のリード端子付圧電振動子と
同じであるが、Ｌ字型支持板を圧電振動子へ取り付ける
際、あるいはプリント配線基板へ登載する際の作業性が
良くないという問題点があった。
本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、
気密性、耐熱性に優れ、かつ表面実装化への適応を容易
にした表面実装型圧電振動子を提供することを目的とす
るものである。
気密性、耐熱性に優れ、かつ表面実装化への適応を容易
にした表面実装型圧電振動子を提供することを目的とす
るものである。
（課題を解決るための手段） 本考案による表面実装形圧電振動子は、ベースに設置し
た圧電振動素子をキャップにて気密封止し、このベース
からリード端子を導出した圧電振動子を、断面でみて、
圧電振動子を登載する凸部と、この凸部に続いて上方に
伸びその先端が内側に傾いた圧電振動子登載時の保持爪
と、前記凸部のいずれか一方に設けられたストッパーか
らなる保持具に登載したことを特徴とするものである。
た圧電振動素子をキャップにて気密封止し、このベース
からリード端子を導出した圧電振動子を、断面でみて、
圧電振動子を登載する凸部と、この凸部に続いて上方に
伸びその先端が内側に傾いた圧電振動子登載時の保持爪
と、前記凸部のいずれか一方に設けられたストッパーか
らなる保持具に登載したことを特徴とするものである。
（作用） 圧電振動子を上記保持具に取り付けるには、第１図
（ａ）の斜視図に示すように圧電振動子の長手方向Ｚか
ら挿入する方法と、第１図（ｂ）の断面図に示すよう
に、保持具の保持爪をやや広げつつ圧電振動子の幅方向
の両端を厚さ方向Ｘから交互に挿入する方法とがある。
これにより、圧電振動子を凸部上部と保持爪で掴持する
ことができ、通常の圧電振動子をきわめて容易に表面実
装化に適合させることができる。
（ａ）の斜視図に示すように圧電振動子の長手方向Ｚか
ら挿入する方法と、第１図（ｂ）の断面図に示すよう
に、保持具の保持爪をやや広げつつ圧電振動子の幅方向
の両端を厚さ方向Ｘから交互に挿入する方法とがある。
これにより、圧電振動子を凸部上部と保持爪で掴持する
ことができ、通常の圧電振動子をきわめて容易に表面実
装化に適合させることができる。
（実施例） 本考案による実施例を第１図（ａ），（ｂ），（ｃ）と
ともに説明する。
ともに説明する。
本考案による実施例を圧電振動子として水晶振動子を例
にとり説明する。第１図（ａ）の斜視図に示すように、
水晶振動子１は、金属製のシェルにリード端子11,12を
ガラスを介して貫通させたベースと、このベース上に設
置されその表面に電極形成されたATカット水晶板と、こ
の水晶板に被覆することにより気密封止する金属製のキ
ャップ16とからなる（この水晶振動子の内部構造につい
ては図示していない）。第１図（ｃ）の側面図に示すよ
うに、リード端子11,12は圧電振動子１を保持具２に装
着することにより横に倒して設置した際、その先端部分
がプリント配線基板に接するように２回約90度異なる方
向に折り曲げられている。
にとり説明する。第１図（ａ）の斜視図に示すように、
水晶振動子１は、金属製のシェルにリード端子11,12を
ガラスを介して貫通させたベースと、このベース上に設
置されその表面に電極形成されたATカット水晶板と、こ
の水晶板に被覆することにより気密封止する金属製のキ
ャップ16とからなる（この水晶振動子の内部構造につい
ては図示していない）。第１図（ｃ）の側面図に示すよ
うに、リード端子11,12は圧電振動子１を保持具２に装
着することにより横に倒して設置した際、その先端部分
がプリント配線基板に接するように２回約90度異なる方
向に折り曲げられている。
保持具２は洋白等の金属板からなり、断面でみて凸形状
で圧電振動子を登載する凸部21と、この凸部の両側にあ
る凹部22,23と、この凹部から上方に立ち上がりその先
端部分を内側に折り曲げた保持爪24〜27と、前記凸部の
長手方向の一端に形成されたストッパー28とからなる。
この保持爪はその先端が面取り形成されており、圧電振
動子への無用な傷つけを防止している。なお、保持具の
圧電振動子への保持力を確保するため、上記保持爪24,2
5と26,27の間隔は圧電振動子１の幅寸法より若干小さい
寸法に選ぶ必要がある。また圧電振動子への保持を確実
にするため、この保持爪の数は４つ以上あることが望ま
しい。
で圧電振動子を登載する凸部21と、この凸部の両側にあ
る凹部22,23と、この凹部から上方に立ち上がりその先
端部分を内側に折り曲げた保持爪24〜27と、前記凸部の
長手方向の一端に形成されたストッパー28とからなる。
この保持爪はその先端が面取り形成されており、圧電振
動子への無用な傷つけを防止している。なお、保持具の
圧電振動子への保持力を確保するため、上記保持爪24,2
5と26,27の間隔は圧電振動子１の幅寸法より若干小さい
寸法に選ぶ必要がある。また圧電振動子への保持を確実
にするため、この保持爪の数は４つ以上あることが望ま
しい。
この保持具２に圧電振動子１をＸ方向あるいはＺ方向か
ら装着することにより、表面実装形圧電振動子の完成と
なる。特に上記保持具の凸部、凹部の存在により、第１
図（ｂ）に示すようにスペースＡが生まれ、Ｘ方向から
装着する場合、圧電振動子の幅方向を交互に挿入するこ
とを容易にする（矢印Ｂ）とともに、保持具の幅方向の
柔軟性を向上させることができる（矢印Ｃ）。
ら装着することにより、表面実装形圧電振動子の完成と
なる。特に上記保持具の凸部、凹部の存在により、第１
図（ｂ）に示すようにスペースＡが生まれ、Ｘ方向から
装着する場合、圧電振動子の幅方向を交互に挿入するこ
とを容易にする（矢印Ｂ）とともに、保持具の幅方向の
柔軟性を向上させることができる（矢印Ｃ）。
他の実施例等 本考案は上記実施例に限定されるものではなく、保持具
の断面形状が第２図、第３図に示すような構成であって
もよい。また、凸部の高さは保持具に使用する材料（弾
性定数等を考慮して）等によって決定すればよい。
の断面形状が第２図、第３図に示すような構成であって
もよい。また、凸部の高さは保持具に使用する材料（弾
性定数等を考慮して）等によって決定すればよい。
（効果） 本考案による表面実装形圧電振動子によれば、リード端
子付圧電振動子を、圧電振動子を登載する凸部と保持爪
を有する保持具に装着した構成であるので、圧電振動子
の保持具への取り付けが容易であり、しかもその保持力
が緩むことはない。また完成した表面実装形圧電振動子
の底部はフラットであったり、あるいは第３図に示すよ
うに複数の線（円周の最低部）を有する構成であるの
で、自立し、プリント基板等への取り付けが容易であ
る。しかも圧電振動子は金属ベースと金属キャンを気密
性の高い冷間圧接（コールドウェルド）、抵抗溶接（レ
ジスタンスウェルド）等により気密封止した構成のもの
を用いることができるので、品質面での信頼性も十分高
い表面実装形圧電振動子を提供することができる。
子付圧電振動子を、圧電振動子を登載する凸部と保持爪
を有する保持具に装着した構成であるので、圧電振動子
の保持具への取り付けが容易であり、しかもその保持力
が緩むことはない。また完成した表面実装形圧電振動子
の底部はフラットであったり、あるいは第３図に示すよ
うに複数の線（円周の最低部）を有する構成であるの
で、自立し、プリント基板等への取り付けが容易であ
る。しかも圧電振動子は金属ベースと金属キャンを気密
性の高い冷間圧接（コールドウェルド）、抵抗溶接（レ
ジスタンスウェルド）等により気密封止した構成のもの
を用いることができるので、品質面での信頼性も十分高
い表面実装形圧電振動子を提供することができる。
第１図（ａ）、第１図（ｂ）、第１図（ｃ）は本考案の
実施例を示す図、第２図、第３図は他の実施例を示す
図、第４図は従来例を示す図である。 １……圧電振動子 ２……保持具
実施例を示す図、第２図、第３図は他の実施例を示す
図、第４図は従来例を示す図である。 １……圧電振動子 ２……保持具
Claims (1)
- 【請求項１】ベースに設置した圧電振動素子をキャップ
にて気密封止し、このベースからリード端子を導出した
圧電振動子を、断面でみて、圧電振動子を登載する凸部
と、この凸部に続いて凹部を形成した後上方に伸びその
先端が内側に傾いた圧電振動子固定用の保持爪と、前記
凸部のいずれか一方に設けられたストッパーからなる保
持具に登載した表面実装形圧電振動子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6024190U JPH079454Y2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | 表面実装形圧電振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6024190U JPH079454Y2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | 表面実装形圧電振動子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0419018U JPH0419018U (ja) | 1992-02-18 |
| JPH079454Y2 true JPH079454Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31587435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6024190U Expired - Lifetime JPH079454Y2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | 表面実装形圧電振動子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079454Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5478391B2 (ja) * | 2010-07-13 | 2014-04-23 | ニチコン株式会社 | 電子部品の保持構造 |
-
1990
- 1990-06-06 JP JP6024190U patent/JPH079454Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0419018U (ja) | 1992-02-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |