JPH0542721U - スペーサかしめ構造 - Google Patents

スペーサかしめ構造

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JPH0542721U
JPH0542721U JP9931091U JP9931091U JPH0542721U JP H0542721 U JPH0542721 U JP H0542721U JP 9931091 U JP9931091 U JP 9931091U JP 9931091 U JP9931091 U JP 9931091U JP H0542721 U JPH0542721 U JP H0542721U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spacer
caulking
chassis
screw
package
Prior art date
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Pending
Application number
JP9931091U
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English (en)
Inventor
晃 大場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パーソナルコンピュータの装置内のパッケー
ジ取付け用のスペーサが、ねじ締めの際に回らないよう
にする。 【構成】 パッケージねじ止め用スペーサ1に設けられ
た円筒型のかしめ部3を、シャーシ2に設けられたN角
形(Nは3以上の整数)の穴部4に挿入し、かしめ接合
する。 【効果】 スペーサ1とシャーシ2との回転方向の接合
力が強くなり、パッケージをスペーサ1にねじで取付け
るとき、そのねじ締めの際、スペーサ1が回らない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本考案はスペーサかしめ構造に関し、特にパーソナルコンピュータの装置内の パッケージ取付け用のスペーサのかしめ構造に関する。
【0002】
【従来技術】
一般に、パーソナルコンピュータの組立時には、図4(a)に示されていよう に、そのシャーシ(ベース)2上にめねじを有するスペーサ1を数個設け、これ らスペーサの上にメインパッケージ7を置いた後、ねじ止めが行われている。そ のねじ止め後は、同図(b)示されているように、パッケージ7がスペーサ1に ねじ8によって固定された状態となる。この場合、スペーサ1とシャーシ2とは かしめ接合されている。
【0003】 従来、そのスペーサ1とシャーシ2とのかしめ接合は、図3に示されているよ うに、スペーサ1に設けられている円筒型のかしめ部3を、シャーシ2に設けら れている丸穴6に挿入し、その後かしめ部3が丸穴に押し拡げられてかしめ締結 するという作業手順で行われていた。
【0004】 しかし、上述した従来のかしめ構造では、かしめ部と丸穴とが互いに円弧状に かしまっているため、回転方向に対する強度が弱い。したがって、ねじを締める とき、スペーサが回ってしまい、ねじ締めができなくなるという欠点があった。
【0005】
【考案の目的】
本考案は上述した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的 は確実にねじ締めをすることのできるスペーサかしめ構造を提供することである 。
【0006】
【考案の構成】 本考案によるスペーサかしめ構造は、円筒型のかしめ部を有するパッケージね じ止め用スペーサと、前記かしめ部とかしめ接合されるN角形(Nは3以上の整 数)の穴部を有するシャーシとからなることを特徴とする。
【0007】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。
【0008】 図1は本考案によるスペーサかしめ構造の一実施例の構成を示す斜視図である 。図において、本実施例では、シャーシ2に角穴部4を設ける。すなわち、かし め部3が円筒型のスペーサ1を、そのかしめ部3が入る大きさの角穴部4に挿入 し、その後かしめ部3を角穴部4に沿って押し拡げてかしめ接合するのである。 次に、そのかしめ作業手順について図2を参照して説明する。
【0009】 まず、図2(a)に示されているように、シャーシ2の角穴部4にスペーサ1 のかしめ部3を挿入する。次に、この状態でかしめポンチ5を矢印Yの方向に動 かしてかしめ部3をかしめる。
【0010】 すると、同図(b)に示されているように、シャーシ2の角穴部4に形状に沿 ってかしめ部3が押し拡げられるようにかしめられ、スペーサ1とシャーシ2と が締結される。
【0011】 このように、シャーシ2の穴部を四角形にし、この穴部に沿ってスペーサ1の かしめ部3をかしめるため、スペーサ1の回転方向への固定力が強くなり、ねじ 締めの際、回転方向への動きがなくなる。よって、確実にねじ締めができるので ある。なお、ねじ締め作業自体は従来と同様に図4(a)に示されているように 行われ、ねじ取付け後は、同図(b)に示されている状態となる。
【0012】 本実施例においては、シャーシ側に設けておく穴部を角穴、すなわち四角形と しているが、これに限らず、三角形の穴部や五角形の穴部を設けても同様の効果 が得られることは明らかである。なお、その場合には、穴部の形状に適合したか しめポンチを用いれば良い。
【0013】 また、従来は、ねじ締め作業の際にスペーサが回らないように、スペーサに硬 い材料を用いてかしめ固定力を強める必要があったが、本考案によれば、ねじ締 め作業の際にスペーサが回らないため、スペーサに軟い材料を用いることができ る。例えば、アルミニウム、黄銅等を用いることができ、これによりコスト低減 が図れる。
【0014】 さらに、パーソナルコンピュータに限らず、電子装置等に広く本考案が適用で きることは明白である。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、N角形(Nは3以上の整数)の穴部に円筒型の かしめ部をかしめ接合することにとにより、ねじ締め作業の際に回転方向への動 きがなくなり、確実にねじ締めができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例によるスペーサかしめ構造のか
しめ接合前の構成を示す斜視図である。
【図2】本考案の実施例によるスペーサかしめ構造にお
けるかしめ作業手順を示す斜視図である。
【図3】従来のスペーサかしめ構造のかしめ接合前の構
成を示す斜視図である。
【図4】スペーサかしめ構造を適用して組立てられるパ
ーソナルコンピュータの組立図及びそのスペーサねじ止
め状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 スペーサ 2 シャーシ 3 かしめ部 4 角穴部 5 かしめポンチ 7 パッケージ 8 ねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒型のかしめ部を有するパッケージね
    じ止め用スペーサと、前記かしめ部とかしめ接合される
    N角形(Nは3以上の整数)の穴部を有するシャーシと
    からなることを特徴とするスペーサかしめ構造。
JP9931091U 1991-11-06 1991-11-06 スペーサかしめ構造 Pending JPH0542721U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030004246A (ko) * 2002-12-06 2003-01-14 민정 체결구를 사용하지 않는 판형 부품 결합 구조 및 방법
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