JPH0542231B2 - - Google Patents

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JPH0542231B2
JPH0542231B2 JP61115278A JP11527886A JPH0542231B2 JP H0542231 B2 JPH0542231 B2 JP H0542231B2 JP 61115278 A JP61115278 A JP 61115278A JP 11527886 A JP11527886 A JP 11527886A JP H0542231 B2 JPH0542231 B2 JP H0542231B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
time division
time
signal
calculation means
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61115278A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62272885A (ja
Inventor
Yoshiro Tsuchama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP61115278A priority Critical patent/JPS62272885A/ja
Publication of JPS62272885A publication Critical patent/JPS62272885A/ja
Publication of JPH0542231B2 publication Critical patent/JPH0542231B2/ja
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  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はモータの回転速度制御装置に関するも
のであり、特にマイクロコンピユータのソフトウ
エアにより、モータの回転速度を一定に保つ装置
に関するものである。
従来の技術 従来の、マイクロコンピユータを用いてモータ
の回転速度を一定に制御する例を第3図により説
明する。すなわち、第3図において、モータ37
に取り付けられた回転速度検出器38より、回転
速度パルスを得て、このパルスをマイクロコンピ
ユータ31に入力する。マイクロコンピユータ3
1では、このパルスの周波数を求め、基準周波数
と比較し、速度誤差を計算する。計算された速度
誤差を用いて、制御系の安定補償のためのフイル
タ演算を行なう。フイルタ演算の具体的方法は後
述する。フイルタ演算の結果をD/A変換器(デ
イジタル・アナログ変換器)35につながるラツ
チ33へ出力する。ラツチ33の出力はD/A変
換器35によりアナログ量に変換されてモータ駆
動回路36に駆動指令として送られる。モータ駆
動回路36では、駆動指令に応じてモータ37を
駆動する。このようにしてモータ37の速度制御
ループが構成されている。
第5図は、フイルタ演算の方法を示すブロツク
線図である。これはアナログ回路では、一次のフ
イルタに相当するものを離散時間化したものであ
る。入力信号をUo、出力信号をYoとし、各時刻
nごとに、次の計算を行なう。なお、Xoは内部
変数である。
Xo=C・Xo-1+Uo Yo=a・Xo+b・Xo-1 このような演算を一定時間間隔で実行すること
により、一次のフイルタと同様の特性が得られ
る。
さて、第3図において、マイクロコンピユータ
31により前述のようなフイルタ演算を行なうわ
けであるが、必要な一定時間間隔の通知はタイマ
カウンタ32により、タイマ割込みとして、マイ
クロコンピユータ31に入力される。第4図は、
このモータ37の制御における、処理のタイムチ
ヤート図である。なお、第4図においては、マイ
クロコンピユータ31は、モータ37の回転速度
制御のみでなく、例えば、別のモータ(図示せ
ず)の制御なども同時に行なう場合を示してい
る。一般に、マイクロコンピユータを用いて、モ
ータなどを制御する場合、時分割処理で行なうた
め、処理時間に余裕がある限り、より多くの処
理、例えば、複数個のモータの制御などを行なう
ことは、きわめて広く行なわれている。さて、タ
イマ割込み要求信号t1,t2……がタイマカウンタ
32より入力されると、マイクロコンピユータ3
1は、フイルタ演算を開始する。第4図では、タ
イマ割込み3回毎にフイルタ演算を行なう例を示
している。フイルタ演算が終了すると、出力すべ
き値が決まつているので、この出力値をD/A変
換器35に与えるためのラツチ33に値を書込
む。このようにして、D/A変換器35の値は、
タイミングTa2,ta3,ta4を経る毎にa2,a3,a4
……と変化していく。
発明が解決しようとする問題点 マイクロコンピユータ31では、他の制御も同
時に行なつているため、他の割込み要求信号を、
受けることがある。このため、フイルタ演算が中
断されることもあり得る。例えば、第4図では、
タイマ割込みt4,t13に対するフイルタ演算中に、
他の割込み処理を行なうことにより、フイルタ演
算が一時中断されている。このため、演算結果の
得られる時間が遅れることになる。結果として、
D/A変換器35の出力が変化するタイミングが
遅れる(a2からa3へ変化するタイミングta3、及
びa5からa6へ変わるタイミングta6が遅れる)。す
なわち、出力のタイミングが変動することにな
る。以下、この変動による制御系への影響を説明
する。
第6図は、モータ駆動系から回転速度が得られ
るまでのしくみの一例を示す、ブロツク線図であ
る。駆動指令値(ここでは電圧であり、第3図の
例では、D/A変換器35の出力である。)はブ
ロツク61により電流に変換される。その変換係
数はコンダクタンスgmである。この電流をブロ
ツク62に示すようにトルクに変換する。これ
は、モータコイルに電流を流すことにより、トル
クを発生する部分に相当するものであり、その変
換係数KTは一般にトルク定数とよばれるもので
ある。このようにして発生したトルクとトルク外
乱とは、加算点63を経ることにより、実際のト
ルク、有効なトルクとなる。この有効トルクによ
り、ブロツク64に示すように、慣性量による積
分効果を受けて、回転速度が得られる。なお、こ
こでは、速度に比例する負荷は無視している。さ
て、制御を行なうことは、このトルク外乱による
回転速度の変動を抑えることであるので、駆動指
令には、このトルク外乱を打ち消すような信号が
必要になる。また、十分に打ち消すことができな
い部分についての誤差による回転変動が、制御を
かけても残る回転速度変動である。さて、トルク
外乱としては、回転体の偏芯、マグネツト着磁の
不均一、軸受負荷などの周期的外乱が大部分であ
る。このような周期的外乱は、回転速度が一定で
あれば、全て正弦波の重ね合わせと考えられる。
そして、駆動指令には、この正弦波を打ち消す波
形(すなわち逆相の正弦波)が必要である。
第7図aはトルク外乱のある周波数成分に対す
る正弦波である。さて、第3図のマイクロコンピ
ユータ31によりD/A変換器35からは、これ
と同一の出力波形が出てこなくてはならない。と
ころが、前述のように、演算結果が得られる時間
が変動するため、実際の出力波形は、第7図bの
ように異なつた波形になる。すなわち、正弦波
を、位相変調した形になる。これによる影響は、
第8図に示すように、本来のトルク外乱の周波数
成分に対して、位相変調により、側帯波として異
なる周波数成分の信号を発生させたことに相当す
る。この側帯波成分は、トルク外乱とは関係ない
ので、外乱の抑圧には、寄与しないのみでなく、
内部的なノイズとして、モータの回転速度を変調
して、新たな回転ムラを発生することになる。
問題点を解決するための手段 本発明では、従来の問題点を克服するために、
ソフトウエアにより値を書き換えられる第1の記
憶手段と、一定時間毎に第1の記憶手段の記憶値
を記憶する第2の記憶手段を設け、第2の記憶手
段の記憶値によりモータを駆動する。
作 用 マイクロコンピユータのプログラムにより計算
されたモータの駆動指令は、第1の記憶手段に書
き込まれる。また、第2の記憶手段は、第1の記
憶手段の出力値をタイマ割込み要求信号によりラ
ツチする。第2の記憶手段の出力はD/A変換器
につながつている。タイマ割込み要求信号はプロ
グラムによる影響を受けないので、時間間隔は常
に一定に保たれる。結果として、D/A変換器の
出力の変化するタイミングは、時間的変動を受け
ない。したがつて、トルク外乱成分を位相変調す
ることがなく、余分な回転ムラ成分を生ずること
はない。
実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図は実施例の構成を示す、回路図である。モー
タ7に取付けられた回転速度検出器8により得ら
れた速度検出信号をマイクロコンピユータ1に入
力する。マイクロコンピユータ1では、検出した
速度と基準速度とを比較し、その誤差を求め、制
御系の性能、安定性向上のためのフイルタ演算を
行ない、モータ駆動指令値を求める。求めたモー
タ駆動指令値は、プログラムにより第1のラツチ
3に書き込まれる。なお、フイルタ演算が一定時
間間隔で行なわれるために、タイマカウンタ2か
らタイマ割込みによりフイルタ演算を起動する。
第1のラツチ3の出力は第2のラツチ4に入力さ
れている。第2のラツチ4は、タイマカウンタ2
からのタイマ割込み要求信号により第1のラツチ
3の出力値をラツチする。第2のラツチ4の出力
は、D/A変換器5へ送られて、アナログ信号に
変換される。アナログ信号となつたモータ駆動指
令信号により、モータ駆動回路6を経て、モータ
7を駆動する。
第2図は、本発明実施例における各タイミング
を示す図である。まず、タイマ割込みがt1,t2
…のように発生する。タイマ割込みにより、マイ
クロコンピユータ1は、フイルタ演算を行なう。
第2図では、タイマ割込み3回につき1回フイル
タ演算を行なつている(t1,t4,t7……)。このフ
イルタ演算が終了すると第1のラツチ3に駆動指
令が書き込まれることになる(第2図には図示せ
ず)。次にフイルタ演算終了後のタイマ割込み
(t2,t5,t8……)により、第1のラツチ3の出力
が、第2のラツチ4によりラツチされる。第2の
ラツチ4の出力はD/A変換器5につながつてい
るので、D/A変換器5の出力値は、タイマ割込
みt2,t5,t8……のタイミングに同期して、a2
a3,a4,……のように変化する。さて、従来例で
も述べたように、マイクロコンピユータ1は、こ
のモータ7の制御をしているだけとは限らない。
このため、場合によつては他の割込み処理を行な
うことも考えられ、しかも、このフイルタ演算よ
り優先的に行なう必要があるものも存在すること
も考えられる。すなわちタイマ割込みt4,t13にお
いて起動されたフイルタ処理は、他の割込みによ
り一時中断されている。しかし、D/A変換器5
の出力は、タイマ割込みt5,t14により変化するの
で、他の割込みによつてフイルタ演算処理が中断
されても、常に同一時間間隔で変化する。すなわ
ち、t2=ta2、t5=ta5、t8=ta4、t11=ta5、t14
ta6、t17=ta7が常に成り立つている。
なお、本実施例においては、マイクロコンピユ
ータへの割込み要求信号入力が、専用に複数個あ
る場合について説明したが、マイクロコンピユー
タによつては、割込み要求信号入力が1つしかな
い場合もある。この場合は、複数個の割込み要求
を一本の信号線に優先順位をつけてエンコードす
る回路を追加する。そして、第2のラツチを制御
する信号は、対応する割込み(ここではタイマ割
込み)要求信号線を用いる。
発明の効果 以上述べた通り、本発明は、モータの速度制御
において、演算時間遅れ変動による影響を受けな
いため、複数個のモータの制御を行なう場合で
も、高精度な制御が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における一実施例の構成を示す
回路図、第2図はその動作原理を示すタイミング
図、第3図は従来例の構成を示す回路図、第4図
はその動作を示すタイミング図、第5図はフイル
タ演算処理を示すブロツク図、第6図はモータに
おける外乱の影響を示すブロツク図、第7図はト
ルク外乱の変調を示す波形図、第8図は変調の影
響を示す周波数特性図である。 1,31…マイクロコンピユータ、2…タイマ
カウンタ、3,4,13…ラツチ、5,35…
D/A変換器、7,37…モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モータに取り付けられた速度検出器により得
    られた信号を読み取り、この読み取つた信号に対
    する目標速度値との誤差および誤差に基づいたモ
    ータ駆動用指令値を共用の演算回路群を用いて時
    分割処理にて演算する時分割演算手段と、この時
    分割演算手段に対して、一定時刻ごとに前記時分
    割処理に割り込む割込み要求信号を発生する計時
    手段を有し、この計時割込み手段よりの割込み要
    求信号をN回(Nは自然数)検出毎に前記時分割
    演算手段は前記誤差情報をもとにモータ駆動指令
    を演算し、この演算結果を第1の記憶手段に書き
    込み、書き込んだ直後の前記割込み要求信号によ
    り、前記時分割演算手段には影響を与えることな
    く第2の記憶手段に転送し、第2の記憶手段の記
    憶値によりモータを駆動することを特徴とするモ
    ータの速度制御装置。
JP61115278A 1986-05-20 1986-05-20 モ−タの速度制御装置 Granted JPS62272885A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61115278A JPS62272885A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 モ−タの速度制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61115278A JPS62272885A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 モ−タの速度制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS62272885A JPS62272885A (ja) 1987-11-27
JPH0542231B2 true JPH0542231B2 (ja) 1993-06-25

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JP61115278A Granted JPS62272885A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 モ−タの速度制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8026678B2 (en) 2007-03-30 2011-09-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Motor control device

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JPS62272885A (ja) 1987-11-27

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