JPH082733Y2 - アクチュエ−タ駆動制御装置 - Google Patents

アクチュエ−タ駆動制御装置

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JPH082733Y2
JPH082733Y2 JP1987128029U JP12802987U JPH082733Y2 JP H082733 Y2 JPH082733 Y2 JP H082733Y2 JP 1987128029 U JP1987128029 U JP 1987128029U JP 12802987 U JP12802987 U JP 12802987U JP H082733 Y2 JPH082733 Y2 JP H082733Y2
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JP
Japan
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actuator
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JP1987128029U
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JPS6435405U (ja
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泰久 飯田
博之 中山
義之 後藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、スキャナ、モータ等のアクチュエータを駆
動制御する駆動制御系に用いられるアクチュエータ駆動
制御装置に関する。
[従来の技術] スキャナ等の位置指令型アクチュエータを駆動する場
合、スキャナが希望する姿勢角を取るように入力電圧を
与える必要がある。即ち、スキャナは入力された電圧に
応じた姿勢角を取る。
しかしながら、一般にアクチュエータはその回転軸に
取付けられた被回転物の慣性や、その他の外乱要因によ
り、回転が妨げられ、希望の姿勢角になりえないことが
ある。
このため、回転軸にポテンショメータ等の位置検出器
を取付け、実際の回転角度を検出し、このポテンショメ
ータの出力と、入力した電圧の差を基に、アクチュエー
タの姿勢角を補正する必要がある。
第3図に従来技術によるスキャナ駆動回路の一例を示
す。
演算回路7の出力は記憶素子4と比較補正回路3に入
力される。比較補正回路3には記憶素子4の出力もまた
入力される。
比較補正回路3の出力はD/Aコンバータ2に入力され
て、アナログ値になり、スキャナ1に入力される。
スキャナ1の回転軸には、ポテンショメータ5が取付
けられており、その出力はA/Dコンバータ6を介してデ
ィジタル値に変換され、演算回路7に入力される。
記憶素子4には、予め、スキャナ1を駆動させたい姿
勢角θに相当する電圧レベルとなる駆動データを順次記
憶させておく。
比較補正回路3は、2つのレジスタと、ディジタル差
分器により構成され、2つのレジスタは初期状態におい
て0にセットされる。記憶素子4から入力されたデータ
は、一方のレジスタに一時記憶され、演算回路7から入
力されたデータが他方のレジスタに一時記憶される。両
方のレジスタにデータが入力されると、その値の差を取
りD/Aコンバータに出力する。
演算回路7は全体の制御を行う。
以下に第3図に示す一例についてその動作を説明す
る。
まず、演算回路7は記憶素子4から、1つデータを読
み出す。読み出されたデータは、比較補正回路3に入力
され内部の1つ目のレジスタに一時記憶される。
比較補正回路3内のレジスタは初期状態において0に
セットされているため、内部の差分器は記憶素子4から
読み出されたデータをそのままD/Aコンバータ2に出力
することになる。
D/Aコンバータ2は入力されたディジタル値に相当す
るアナログ電圧を出力し、スキャナ1に入力する。
スキャナ1は入力された電圧に相当する姿勢角θにな
るように駆動される。
ここで、スキャナ1は回転軸に取付けられた被回転物
の慣性や、その他の外乱要因により、回転が妨げられ、
希望の姿勢角θになりえないことがある。
そこで、スキャナ1の回転軸にポテンショメータ5が
取付けられており、スキャナ1の実際の姿勢角θ′に相
当する電圧を出力する。この電圧をA/Dコンバータ6を
介して演算回路7に取り込む。
演算回路7では、A/Dコンバータ6から入力されたス
キャナ1の実際の姿勢角θ′データから、その実際の姿
勢角θ′になるために必要な電圧に相当する駆動データ
を逆計算する。計算された駆動データは比較補正回路3
の2つ目のレジスタに一時記憶される。
この結果、比較補正回路3からは、1つ目のレジスタ
に一時記憶されている目標姿勢角θに相当する駆動デー
タと、現在の姿勢角θ′に相当する駆動データの差が出
力される。
この差のデータは再びD/Aコンバータ2を介してスキ
ャナ1に入力され、スキャナ1は差のデータに相当する
分だけ姿勢角が駆動される。
この差が0になったときに、スキャナ1の実際の姿勢
角θ′が、目標の姿勢角θになったとして、スキャナ1
は静止する。
次に新たな姿勢角θにスキャナ1を駆動するために
は、演算回路7は記憶素子4から新たな駆動データを読
み出し、比較補正回路3の1つ目のレジスタに一時記憶
させ、以降同様の動作を繰り返し、新たな姿勢角θにす
ることができる。
[考案が解決しようとする課題] 上記した従来の技術では、演算回路でポテンショメー
タの出力からスキャナ駆動データに変換するための計算
過程が必要となり、そのための処理時間を要する。この
ため、応答性が悪くなり、装置も複雑なものとなる。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記した従来技術の課題を解決するため
に、アクチュエータの駆動制御系において、スキャナの
整定させたい姿勢角を記憶した第1の記憶素子と、第1
の記憶素子から順次出力される2つのデータの差を取り
出力する比較補正回路と、比較補正回路の出力をアナロ
グ値に変換しアクチュエータに供給するD/Aコンバータ
と、スキャナにとりつけられたポテンショメータの出力
をディジタル値に変換するA/Dコンバータと、A/Dコンバ
ータの出力をアドレスとし第1の記憶素子の内容を読み
出すためのアドレスが記憶された第2の記憶素子とを有
する構成とした。
[作用] 第1の記憶素子には、予め、スキャナを整定させたい
姿勢角にするための電圧レベルに相当する駆動データが
記憶されている。
比較補正回路では、第1の記憶素子から入力される2
つのデータをそれぞれ内部の2つのレジスタに一時記憶
させ、その差のデータをD/Aコンバータに出力する。
D/Aコンバータは、入力されるディジタル値のデータ
をアナログ値に変換し、スキャナを駆動する。
ポテンショメータはスキャナの回転軸に取付けられ、
実際に駆動された姿勢角に相当する電圧を出力する。
ポテンショメータが出力した姿勢角に相当する電圧
は、A/Dコンバータによりディジタル値に変換される。
第2の記憶素子は、このA/Dコンバータの出力するデ
ィジタル値をアドレスとし、その内容には、ポテンショ
メータが出力した姿勢角にスキャナを整定させるために
必要な電圧レベルの駆動データが格納されている第1の
記憶素子のアドレスが記憶されている。
従って、A/Dコンバータの出力するディジタル値をア
ドレスとして第2の記憶素子の内容を読み出し、その値
をアドレスとして第1の記憶素子の内容を読み出す。
これにより、第1の記憶素子からは、現時点のスキャ
ナの姿勢角に相当する駆動データが出力されるので、こ
のデータを比較補正回路の2つ目のレジスタに一時記憶
させる。
比較補正回路では、目標値として1つ目のレジスタに
一時記憶させた1つ目の第1の記憶素子のデータと、2
つ目のレジスタに一時記憶させた現状の姿勢角に相当す
る駆動データの差を取り、これを出力する。
この差のデータがD/Aコンバータを介してスキャナに
入力され、スキャナは目標の姿勢角になるように更に駆
動される。
比較補正回路の出力する差のデータが0になった時点
で、スキャナは目標とする姿勢角になったとして、静止
する。
[実施例] 以下第1図、及び第2図を参照して本考案の一実施例
を説明する。
第1図は本考案をスキャナ駆動回路に適用した際の本
考案の一実施例を示すブロック図であり、上述した第3
図の構成と同一の部分は同一の符号を付してその説明を
省略する。
第2図は上記実施例の処理フローを示すフローチャー
トである。
第1図において、発振器9から出力されるパルスはカ
ウンタ8により計数され、この出力をアドレスとして第
1の記憶素子4の内容が順次読み出される(第2図S1
S3)。この読み出された第1の記憶素子4の内容は、ス
キャナ1の目標となる姿勢角θを示す電圧レベルに相当
する駆動データであり、比較補正回路3に入力され、比
較補正回路の内部にある1つ目のレジスタにセットされ
る。
比較補正回路3の内部には、2つのレジスタと、それ
ぞれのレジスタの差を求める差分器とを有し、各レジス
タは初期状態において0にリセットされる。
第1の記憶素子4から読み出したデータが1つ目のレ
ジスタに一時記憶されると、2つ目のレジスタとの差、
即ち、2つ目のレジスタは初期状態で0であるため、1
つ目のレジスタの値がそのまま比較補正回路3から出力
され、D/Aコンバータ2を介してスキャナ1に入力さ
れ、スキャナ1を駆動する(第2図S4〜S6)。
スキャナ1の駆動により、ポテンショメータ5も同時
に駆動され、その出力電圧も変化し、A/Dコンバータ6
によりディジタル化される(第2図S7,S8)。
このディジタル化されたデータをアドレスとして第2
の記憶素子14の内容を読み出す(第2図S9)。
第2の記憶素子14には、ポテンショメータ5が検出し
た姿勢角θ′になるための電圧レベルに相当する駆動デ
ータが記憶されている第1の記憶素子4のアドレスが記
憶されている。
従って、第2の記憶素子14の内容をアドレスとして第
1の記憶素子4の内容を読み出すと、それは、現時点の
スキャナ1が成している姿勢角θ′とするための電圧レ
ベルに相当する駆動データであるため、これを比較補正
回路3の2つ目のレジスタに一時記憶する(第2図
S10)。
比較補正回路3では、1つ目のレジスタに一時記憶さ
れている目標となる姿勢角θに相当する駆動データと、
2つ目のレジスタに一時記憶されている現時点のスキャ
ナ1の姿勢角θ′に相当する駆動データの差を出力する
(第2図S11)。
出力される差のデータは、現時点の姿勢角θ′から、
目標の姿勢角θまでの偏差を示しており、この偏差分を
D/Aコンバータ2を介してスキャナ1に入力し、スキャ
ナを偏差分に相当する角度だけ更に駆動させる(第2図
S12,S13,S1〜S11)。
第2図S7からS13の処理を1回から数回繰り返すと、
比較補正回路3の出力は0になり、目標姿勢角θに整定
する。
以降同様にして、発振器9のパルスを計数し、新たな
回転姿勢角に駆動する。
[考案の効果] 以上詳記した本考案のアクチュエータ駆動制御装置に
よれば、ポテンショメータの出力から対応するスキャナ
駆動データを計算する必要がないので、処理を極めて高
速に行える。この結果、応答性が向上する。また、実施
例からも明らかなように必ずしも演算回路を必要とせず
回路構成を簡単にできる等、産業上の利用効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図。 第2図は上記実施例の処理フローを示すフローチャー
ト。 第3図は従来の構成を示すブロック図。 1……スキャナ、2……D/Aコンバータ、3……比較補
正回路、4,14……記憶素子、5……ポテンショメータ、
6……A/Dコンバータ、7……演算回路、8……カウン
タ、9……発振器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−290512(JP,A) 特開 昭59−112368(JP,A) 特開 昭61−32119(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクチュエータの駆動制御系において、ア
    クチュエータの整定させたい姿勢角を記憶した第1の記
    憶素子と、第1の記憶素子から出力される2つのデータ
    の差を取り出力する比較補正回路と、比較補正回路の出
    力をアナログ値に変換しアクチュエータに供給するD/A
    コンバータと、アクチュエータにとりつけられた位置検
    出器の出力をディジタル値に変換するA/Dコンバータ
    と、A/Dコンバータの出力をアドレスとし第1の記憶素
    子の内容を読み出すためのアドレスが記憶された第2の
    記憶素子とを有し、目標となる姿勢角を第1の記憶素子
    から得ると共に、実際に移動した姿勢角を第2の記憶素
    子により、第1の記憶素子のアドレスとし、第1の記憶
    素子の内容として検出することにより、高速に位置決め
    を行うことを特徴とするアクチュエータ駆動制御装置。
JP1987128029U 1987-08-25 1987-08-25 アクチュエ−タ駆動制御装置 Expired - Lifetime JPH082733Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987128029U JPH082733Y2 (ja) 1987-08-25 1987-08-25 アクチュエ−タ駆動制御装置

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JP1987128029U JPH082733Y2 (ja) 1987-08-25 1987-08-25 アクチュエ−タ駆動制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6435405U JPS6435405U (ja) 1989-03-03
JPH082733Y2 true JPH082733Y2 (ja) 1996-01-29

Family

ID=31380983

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JP1987128029U Expired - Lifetime JPH082733Y2 (ja) 1987-08-25 1987-08-25 アクチュエ−タ駆動制御装置

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59112368A (ja) * 1982-12-20 1984-06-28 Hitachi Ltd 制御目標発生手段
JPS6132119A (ja) * 1984-07-25 1986-02-14 Hitachi Ltd 位置決め制御装置
JPS61290512A (ja) * 1985-06-19 1986-12-20 Fujitsu Ltd 多点位置制御方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6435405U (ja) 1989-03-03

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