JPH0540960U - データーキヤリアーの構造 - Google Patents

データーキヤリアーの構造

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Publication number
JPH0540960U
JPH0540960U JP9545791U JP9545791U JPH0540960U JP H0540960 U JPH0540960 U JP H0540960U JP 9545791 U JP9545791 U JP 9545791U JP 9545791 U JP9545791 U JP 9545791U JP H0540960 U JPH0540960 U JP H0540960U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication coil
data carrier
outer case
coil bobbin
electronic module
Prior art date
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Pending
Application number
JP9545791U
Other languages
English (en)
Inventor
素行 内野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0540960U publication Critical patent/JPH0540960U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、データーキャリアー使用時の震動
によるコイル線の断線を防止出来るデーターキャリアー
の構造を提供するものである。 【構成】 1図に示すごとく、外装ケース9に通信用コ
イルボビン6を収納する収納溝10を設け、該収納溝1
0の一部には突起11が設けらている構造のデーターキ
ャリアーに、通信用コイルボビン6電子モジュール3を
装填した後、外装ケース9を超音波溶着法を用いて封止
する。この時、収納溝10の突起11が通信用コイルボ
ビン6と接触し超音波溶着法の震動エネルギーによって
溶解し通信用コイルボビン6と外装ケース9が一体固定
される。 【効果】 使用時の振動等による通信用コイルと電子モ
ジュールとの接続点近傍のコイル用素線の断線を防止す
る事が実現し、作業環境等の良くない分野にもFA,O
Aの導入が可能と成り、その効果は広範囲に渡るもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、通信用コイルを有するデーターキャリアーの構造に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、通信用コイルを有するデーターキャリアーは、3図に示すごとくプラス チック樹脂で成形された外装ケース5内の空間に、回路基板1上に電子部品2を 実装した電子モジュール3と通信用コイル4を入れ、その後、電子モジュール3 と通信用コイル4を接続し、外装ケース5を封止する構造が取られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記のごとき構造によるデーターキャリアーは、通信用コイルボビン6 の固定を接着剤等で行なったので不完全な固定になり、使用時の振動等によって 通信用コイルボビンの位置がずれ電子モジュールとの接続点近傍のコイル素線が 断線し、その機能を損なう問題があった。
【0004】 本考案の目的は、通信用コイルボビンの固定を確実に実施する事より、使用時 の振動等による通信用コイルと電子モジュールとの接続点近傍のコイル素線の断 線を防止するデーターキャリアーの構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、プラスチック樹脂で成形される外装ケース内部に通 信用コイルボビンを収納できる溝を設けると共に、その溝の一部に外装ケース封 止工程である超音波溶着工程時の震動エネルギーにより溶解する突起が設けられ たデーターキャリアーの構造とする。この構造により、外装ケースの封止中に溝 の一部にある突起が溶解し通信用コイルボビン又は通信用コイルは外装ケースに 固定されるものである。
【0006】
【作用】
これらのデーターキャリアーの構造を用いることにより、通信用コイルが固定 されデーターキャリアー使用時の振動等による通信用コイルと電子モジュールと の接続点近傍のコイル用素線の断線が防止する事が可能と成った。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。1図に示すごとく本考案のデー ターキャリアー構造は、プラスチック樹脂で成形される外装ケース9の内部に通 信用コイルボビン6を収納する溝を設けた構造の外装ケース9、通信用コイル素 線8、通信用コイル4、通信用コイルボビン6、回路基板1、電子部品2、電子 モジュール3から構成されている。1図に示すごとく本考案のデーターキャリア ーは、プラスチック樹脂で成形される外装ケース9の内部に通信用コイルボビン 6を収納する収納溝10を設け、該収納溝10の一部には突起11が設けられた 構造の外装ケース9に、通信用コイル4の巻かれた通信用コイルボビン6及び、 回路基板1上に電子部品2を実装した電子モジュール3を装填した後、電子モジ ュール3と通信用コイル4を接続し外装ケース9を超音波溶着法を用いて封止す る。
【0008】 この時、外装ケース9内部収納溝10の突起11が超音波溶着法の震動エネル ギーによって溶解し通信用コイルボビン6に固定され、データーキャリアー使用 時の振動等による通信用コイル4と電子モジュール3との接続点近傍のコイル用 素線8の断線を防止する事を実現した。
【0009】
【考案の効果】
前記のごとく本考案のデーターキャリアー構造によれば、使用時の振動等によ る通信用コイルと電子モジュールとの接続点近傍のコイル用素線の断線を防止す る事が実現し、作業環境等の良くない分野にもFA,OAの導入が可能と成り、 その効果は広範囲に渡るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のデーターキャリアーを示す断面図であ
る。
【図2】本考案のデーターキャリアー外観図である。
【図3】従来のデーターキャリアーを示す構造図であ
る。
【符号の説明】
1 回路基板 2 電子部品 3 電子モジュール 4 通信用コイル 5 外装ケース 6 通信用コイルボビン 8 通信用コイル素線 9 外装ケース 10 収納溝 11 突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板上に電子部品を実装した電子モ
    ジュールと、通信用コイルを収納する外装ケースから構
    成されるデーターキャリアーに於て、前記外装ケースに
    は前記通信用コイルのボビンを収納する為の収納溝を設
    けると供に、該収納溝内には前記ボビンを溶着する為の
    突起を設けた事を特徴とするデーターキャリアーの構
    造。
JP9545791U 1991-10-25 1991-10-25 データーキヤリアーの構造 Pending JPH0540960U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007224664A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Tokai Rika Co Ltd 電子キーの強度補強構造
JP2011172222A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd アンテナパターンフレーム、アンテナパターンフレームを備える電子装置及びその製造方法

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