JPH053934Y2 - - Google Patents

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JPH053934Y2
JPH053934Y2 JP1984165490U JP16549084U JPH053934Y2 JP H053934 Y2 JPH053934 Y2 JP H053934Y2 JP 1984165490 U JP1984165490 U JP 1984165490U JP 16549084 U JP16549084 U JP 16549084U JP H053934 Y2 JPH053934 Y2 JP H053934Y2
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hole
cap
case
polygonal
terminal
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、計器本体等に接続されるコードを
計器ケースの内部と外部とに挿通する際、計器ケ
ースに開けられた孔を他の部材で塞ぐ孔塞構造に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、孔塞構造に関しては、実開昭58−5384号
に開示され、第5図に示すようなものがあり、こ
れは、計器本体(図示しない)を収納する計器ケ
ース1に円形形状の貫通孔2を穿設し、前記計器
本体に接続されたコード3を収納するための溝状
の凹部4を前記貫通孔2の周縁部に切欠き形成
し、前記貫通孔2にはめ込み可能で凹部4を覆う
周鍔5を有する合成樹脂等の材料から成る密閉用
キヤツプ6を形成して成るものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記孔塞構造では、計器本体(図示しない)に
接続されたコード3を計器ケース1の内側から外
側に引き出す際、円形形状の貫通孔2の径を少な
くともコード3に取り付けられた端子7の通り得
る大きさにしなければならず、前記貫通孔2と前
記端子7の〓間が大きくなると共に前記貫通孔2
にはめ込まれるキヤツプ6の周鍔5の外径が大き
くなるため、計器ケース1に他の部品や必要突出
部及び孔部が設置される面積を減少させてしまう
という問題を有していた。
また、例えば実開昭57−170017号公報に開示さ
れているように、前記貫通孔2の形状を端子とほ
ぼ同形状の四角形形状にすると、孔の大きさは円
形形状より小さくて済むが、孔の形状と同形状の
キヤツプ6をはめ込む際に方向性が必要となり、
作業性を低下させるという問題を有していた。
さらに、前記両従来例とも、貫通孔2の内周面
にキヤツプ6の外周面を面接触させることにより
密閉状態を形成する構造であるため、貫通孔2と
キヤツプ6との形状誤差によつては、はめ込み圧
力が弱い場合には脱落しやすく、はめ込み圧力が
強い場合には挿入しにくくなり、はめ込み状態が
不確実となつたり、組み付け作業がやりづらいと
いう問題もある。
〔考案の目的〕
この考案は、前記従来例の問題に着目して考え
られたものであり、ケースの貫通孔の面積を円形
形状とした従来例に比べて小さくし、キヤツプを
貫通孔にはめ込む作業性を向上させるとともに、
良好なはめ込み状態を得ることのできる孔塞構造
を提供するものである。
〔考案の概要〕
前記目的を達成するためこの考案は、ケースに
穿設した多角形形状の貫通孔と、この貫通孔に連
設されて前記ケース内外に引回す多角形形状の端
子付コードを収納する凹部と、前記貫通孔の多角
形の辺部分に部分的に接触してはめ込む円形もし
くは略円形形状のキヤツプと、このキヤツプと前
記貫通孔との間〓部分の全部および前記凹部の一
部あるいは全部を覆うよう前記キヤツプに設けら
れた周鍔とを有し、前記貫通孔の形状を前記端子
の形状と同様の形状としたものである。
〔実施例〕
第1図、第2図はこの考案の一実施例を示した
もので、前記第5図と同一もしくは相当箇所には
同じ符号をつけ詳細な説明は省く。
計器ケース1内に収納された計器本体(図示し
ない)に接続されたコード3は、コード3に取り
付けられた端子7とほぼ同形に穿設された多角形
形状の貫通孔2を挿通して計器ケース1の内側か
ら外側に引き出されると共に、コード3がそれ自
身の弾性で溝状の凹部4との〓間を埋める。
一方、例えばゴム、ポリプロピレン、アクリ
ル、ポリエチレン等の弾性部材から成る円形形状
のキヤツプ6には、周鍔5を設け、キヤツプ6を
前記貫通孔2の多角形の辺部分に接触箇所Pで部
分的に接触させながらはめ込むとともに、前記周
鍔5でキヤツプ6と貫通孔2との接触していない
〓間部分Sの全部およびコード3を収納する凹部
4の一部あるいは全部を覆うことにより、計器ケ
ース1内へ粉塵等が侵入することを防いでいる。
なお、前記貫通孔2の周縁部には、キヤツプ6
との部分的な接触状態を保ちながら摩擦面積を増
大させてキヤツプ6の安定性を向上させるため、
キヤツプ6の周縁の一部と面接触する略半円状の
切欠き8を設けてもよい。(第3図参照)。
また、前記貫通孔2に応じた形状に撓み、接触
箇所Pを広げて摩擦面積が増大して安定性が向上
するような弾性変形の大きい材料から成るキヤツ
プ6を前記貫通孔2にはめ込むことも可能である
(第4図参照)。
〔他の実施例〕
なお、前記実施例では端子7の形状を四角形形
状としたが、三角形、五角形等他の多角形形状で
あつてもそれぞれに応じた形状に貫通孔2を穿設
することにより、貫通孔2の面積を最小限の大き
さにすることができ、これに応じてキヤツプ6は
従来に比べて外径が小さなものでよい。
〔考案の効果〕
この考案は、ケースに穿設した多角形形状の貫
通孔と、この貫通孔に連設されて前記ケース内外
に引回す多角形形状の端子付コードを収納する凹
部と、前記貫通孔の多角形の辺部分に部分的に接
触してはめ込む円形もしくは略円形形状のキヤツ
プと、このキヤツプと前記貫通孔との間〓部分の
全部および前記凹部の一部あるいは全部を覆うよ
う前記キヤツプに設けられた周鍔とを有し、前記
貫通孔の形状を前記端子の形状と同様の形状とし
たことにより、貫通孔を必要以上に大きくするこ
となく、キヤツプを四角形等多角形形状の孔へは
め込む作業時においてキヤツプの取り付け方向性
を気にしなくともよくなるため、作業性が向上す
る。さらに、キヤツプは、貫通孔に部分的に接触
させた状態ではめ込み可能であるので、貫通孔内
周面にキヤツプ全周を密接嵌合させていた従来例
に比べて、キヤツプと貫通孔との寸法誤差が生じ
た場合でも、両者の〓間を利用してキヤツプを弾
性変形させながら貫通孔にはめ込むことができ、
はめ込み作業がやりやすくなり、しかもキヤツプ
を部分的に接触させることにより、弾性係止力を
高めることもできる。また、キヤツプを貫通孔に
はめ込んだ状態では、キヤツプの組み付け作業性
を向上させている両者の〓間を周鍔で覆う構造で
あるため、防塵性の低下を抑止することもできる
等、極めて実用価値の大なる孔塞構造を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を適用した計器の
要部分解斜視図、第2図は同上計器を計器ケース
の内側から見た平面図、第3図、第4図はそれぞ
れこの考案の他の実施例を適用した計器を計器ケ
ースの内側から見た平面図、第5図は従来の計器
の要部分解斜視図である。 1……計器ケース(ケース)、2……貫通孔、
3……コード、4……凹溝部、5……周鍔、6…
…キヤツプ、7……端子、8……切欠き、P……
接触箇所、S……〓間部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースに穿設した多角形形状の貫通孔と、この
    貫通孔に連設されて前記ケース内外に引回す多角
    形形状の端子付コードを収納する凹部と、前記貫
    通孔の多角形の辺部分に部分的に接触してはめ込
    む円形もしくは略円形形状のキヤツプと、このキ
    ヤツプと前記貫通孔との間〓部分の全部および前
    記凹部の一部あるいは全部を覆うよう前記キヤツ
    プに設けられた周鍔とを有し、前記貫通孔の形状
    を前記端子の形状と同様の形状としたことを特徴
    とする孔塞構造。
JP1984165490U 1984-10-31 1984-10-31 Expired - Lifetime JPH053934Y2 (ja)

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JP1984165490U JPH053934Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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JP1984165490U JPH053934Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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JPS6180414U JPS6180414U (ja) 1986-05-28
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ID=30723339

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267932A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Ricoh Elemex Corp 防虫構造及び該防虫構造を備えたガスメータ

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JPS585384B2 (ja) * 1974-11-14 1983-01-31 三菱電機株式会社 パルスソウサクレ−ダノ シユウハスウキリカエホウシキ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0125290Y2 (ja) * 1981-04-21 1989-07-28
JPS6017919Y2 (ja) * 1981-06-30 1985-05-31 日本精機株式会社 指示計器用コード引出装置

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JPS6180414U (ja) 1986-05-28

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