JPH0537628U - エアドライヤの消音装置 - Google Patents

エアドライヤの消音装置

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JPH0537628U
JPH0537628U JP8929791U JP8929791U JPH0537628U JP H0537628 U JPH0537628 U JP H0537628U JP 8929791 U JP8929791 U JP 8929791U JP 8929791 U JP8929791 U JP 8929791U JP H0537628 U JPH0537628 U JP H0537628U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air dryer
hose
stay pipe
dryer
Prior art date
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Pending
Application number
JP8929791U
Other languages
English (en)
Inventor
智稔 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0537628U publication Critical patent/JPH0537628U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 消音効果をあげることが出来る上に、ホース
の処置が容易な、エアドライヤの消音装置を提供するこ
と。 【構成】 エアドライヤ10の吐出管11を、車体20
の両側部に装備した巻き込み防止用サイドガード22の
うち、例えば該エアドライヤ10が装備されたシャシフ
レーム21側の巻き込み防止用サイドガード22のステ
イパイプ23に、ビニールホース30を介して連結する
ことにより構成してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エアドライヤ内部の圧力を開放した時、該エアドライヤの吐出管か ら発せられる吐出音を消音する、エアドライヤの消音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
トラック、バス等にあっては、ブレーキやバスの扉の開閉等に圧縮空気を動力 源に使用しているものがある。この圧縮空気は、エンジンの回転を利用して空気 を圧縮するエアコンプレッサにより作られるが、圧縮空気は通常圧力の大気に比 して含有水分が多くなる。従って、エアコンプレッサにより圧縮した空気をエア タンクに溜めて、そのままブレーキ等の駆動源として使用すると、該ブレーキ等 の機能を損ねてしまう。そこで、前記エアコンプレッサにより圧縮した空気を乾 燥するエアドライヤが装備されている。
【0003】 前記エアドライヤは、エアコンプレッサがロード状態(負荷状態)の時に、圧 縮空気をインレットポートから取り入れ、該圧縮空気から水分と油分を滴化除去 し、さらに小さな油滴や塵埃を除去した後、乾燥剤中に通して乾燥させてドライ エアとし、また前記エアコンプレッサがアンロード状態(無負荷状態)の時に、 エキゾーストバルブ(吐出バルブ)を開き、エアドライヤ内部の圧力を吐出管か ら外部に開放して、フィルタを洗浄すると共に、底部に溜まっていた水分と油分 を大気に放出し、また乾燥剤から水分を回収して大気に放出して乾燥剤の再生を 行う。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記エキゾーストバルブを開いて前記エアドライヤ内部の圧力 を開放するとき、開放吐出音が発せられ、ドライバー等にとって耳障りであった 。
【0005】 このような吐出音を低減するには、例えば、エアドライヤの吐出管にビニール ホースを連結し、該ビニールホース中で吐出音を減衰させて消音することが考え られる。この場合、消音効果を上げるためにはできるだけビニールホースを長く すればよいが、該ビニールホースが長くなればなるほど、ビニールホースを車体 にクリップ止めする等の処置が困難となる不都合があった。
【0006】 従って、本考案の目的は、消音効果をあげることが出来る上に、ホースの処置 が容易な、エアドライヤの消音装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、エアドライヤの吐出管を、車体に装備した巻き込み防止用サイドガ ードのステイパイプに、ホースを介して連結し、該ステイパイプを介してエアを 吐出するように構成したことを特徴とするエアドライヤの消音装置を提供するこ とにより、前記目的を達成するものである。
【0008】
【作用】
エアドライヤ内部の圧力を開放するとき、水分、油分を含んだ吐出エアは、該 吐出管からホースを通ってサイドガードのステイパイプに導かれ、該ステイパイ プから大気中に放出されるが、前記吐出エアの圧力は前記ホース及び前記ステイ パイプ内で減衰される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案のエアドライヤの消音装置の実施例を説明する。
【0010】 なお、図1乃至図3は本考案のエアドライヤの消音装置の一実施例を示すもの で、図1は本実施例のエアドライヤの消音装置を装備したキャブ付き車のシャシ の平面図、図2は同側面図、図3はエアドライヤの内部構造とエア回路を示す説 明図である。
【0011】 本実施例のエアドライヤの消音装置は、エアドライヤ10の吐出管11(図3 参照)を、ビニールホース30を介して車体20の両側部に装備した巻き込み防 止用サイドガード22(図1、2参照)のうち、例えば該エアドライヤ10が装 備されたシャシフレーム21側の巻き込み防止用サイドガード22のステイパイ プ23に、連結することにより構成されている。
【0012】 前記エアドライヤ10は、図3に示すように、アウトレットポート12を有し た上方のチャンバ13aと、インレットポート14を有した下方のチャンバ13 bと、該チャンバ13a、13b内に充填され、エア回路40のエアコンプレッ サ41から圧送された圧縮空気中の水分を取り除くための乾燥剤15a、15b と、前記下方のチャンバ13bの底部の前記吐出管11に装備され、プレッシャ レギュレータ44からの信号圧を受けてエアドライヤ10内部の圧力を開放させ るためのエキゾーストバルブ16等とを具備して構成されている。
【0013】 前記ビニールホース30は、上述の如く、吐出管11と前記ステイパイプ23 との間に連結されており、該ホース30の途中部分は図示しないが、前記シャシ フレーム21と前記巻き込み防止用サイドガード22等にクリップ止め等の処置 を施して固定されている。
【0014】 なお、前記ビニールホース30を一のステイパイプ23のみに連結するのでな く、該ホース30を分岐して前記エアドライヤ10が装備されたシャシフレーム 21側の巻き込み防止用サイドガード22の各ステイパイプ23にそれぞれ連結 するようにしてもよい。また、前記ビニールホース30を、前記エアドライヤ1 0が装備されたシャシフレーム21と反対側の側の巻き込み防止用サイドガード 22のステイパイプ23に連結するようにしてもよい。
【0015】 次に、前記エアドライヤ10と前記ビニールホース30及び前記ステイパイプ 23の作用を説明する。
【0016】 エアコンプレッサ41がロード状態(負荷状態)の時、エアドライヤ10は、 圧縮空気をインレットポート14から取り入れ、該圧縮空気を、下方のチャンバ 13bと乾燥剤15bのハウジングとの間の円周方向間隙に導き、該チャンバ1 3bの内周壁、オイルミストセパレータ17等と接触させて、水分と油分を滴化 除去し、さらにフィルタ18を通して小さな油滴や塵埃を除去した後、下方の乾 燥剤15bから上方の乾燥剤15a中に通して乾燥させてドライエアとする。ド ライエアとなった圧縮空気は、エアドライヤ10のチエックバルブ19を通って アウトレットポート12からパージタンク42を経てメインエアタンク43に供 給される。なお、圧縮空気中の水分と油分は、滴化されて前記エアドライヤ10 の底部に溜まる。
【0017】 また、エア回路40内の圧縮空気の圧力が上限に達すると、プレッシャレギュ レータ44からの信号エア圧力によってエアコンプレッサ41はアンロード状態 (無負荷状態)になり、圧縮空気の供給を停止する一方、該プレッシャレギュレ ータ44からのエアライン45を介した信号エア圧力によってエキゾーストバル ブ16を開き、エアドライヤ10内部の圧力を急激に開放する。
【0018】 これにより、フィルタ18を洗浄すると共に、底部に溜まっていた水分と油分 を大気に放出する。このとき、エアドライヤ10内部の圧力(吐出エア)は、ビ ニールホース30とステイパイプ23を通って外部に逃げるが、逃げる過程で長 寸法のビニールホース30及びステイパイプ23内で十分に減衰される。従って 、エキゾーストバルブ16を開いたときに発せられる吐出音をほとんど消すこと が出来る。
【0019】 なお、エアドライヤ10の内部の急激な減圧後、パージタンク42及び上方の チャンバ13a内のドライエアが通常の流れとは逆方向へ(即ち図3中エアドラ イヤ10の下方向へ)減圧膨張して乾燥剤15a、15b中を逆流することによ り、該乾燥剤15a、15bから水分を回収して大気に放出して乾燥剤15a、 15bの再生を行う。乾燥剤15a、15bの再生が完了して、エア回路40が 再びロード状態となると、プレッシャレギュレータ44からのエアライン45を 介した信号エア圧力がなくなり、エキゾーストバルブ16が閉じ、再び圧縮空気 から水分等を除去する。
【0020】 本実施例の消音装置は、巻き込み防止用サイドガード22のステイパイプ23 を消音に利用しているので、ビニールホース30が比較的短くても消音効果を十 分に上げることが出来る。従って、ビニールホース30をクリップ止めする等の 処置が容易である。
【0021】 なお、本考案のエアドライヤの消音装置は、前記実施例に示したものに限定さ れるものではない。例えば、ホースを巻き込み防止用サイドガードに巻き付けた 状態でステイパイプまで延ばし、該ステイパイプに連結するようにしてもよい。 要は、エアドライヤの吐出管をホースを介してステイパイプに連結するようにし てあればよい。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のエアドライヤの消音装置は、消音効果をあげる ことが出来る上に、ホースの処置が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のエアドライヤの消音装置の一実施例を
示すもので、エアドライヤの消音装置を装備したキャブ
付き車のシャシの平面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】エアドライヤの内部構造とエア回路を示す説明
図である。
【符号の説明】
10 エアドライヤ 11 吐出管 20 車体 22 巻き込み防止用サイド 23 ステイパイプ 30 ホース(ビニールホース)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアドライヤの吐出管を、車体に装備し
    た巻き込み防止用サイドガードのステイパイプに、ホー
    スを介して連結し、該ステイパイプを介してエアを吐出
    するように構成したことを特徴とするエアドライヤの消
    音装置。
JP8929791U 1991-10-30 1991-10-30 エアドライヤの消音装置 Pending JPH0537628U (ja)

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JPH0537628U true JPH0537628U (ja) 1993-05-21

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ID=13966744

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