JPH0537559U - チルト装置付自動車用シート - Google Patents

チルト装置付自動車用シート

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JPH0537559U
JPH0537559U JP097339U JP9733991U JPH0537559U JP H0537559 U JPH0537559 U JP H0537559U JP 097339 U JP097339 U JP 097339U JP 9733991 U JP9733991 U JP 9733991U JP H0537559 U JPH0537559 U JP H0537559U
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JP
Japan
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seat cushion
cover
seat
rear portion
slide rail
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義宏 水島
明 青木
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Tachi S Co Ltd
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Tachi S Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】後部が凸形状からなるシートクッションと、こ
のシートクッションの底面に沿って設け、後部が前記シ
ートクッションの凸形状から外側に位置し且つ前記シー
トクッションとはチルト装置を介して連結したスライド
レールと、このレールの後部に固定し且つ前記シートク
ッションの凸形状の外側面を覆うシールドカバーとから
なるチルト装置付自動車用シートにおいて、シートクッ
ションの傾斜角度がチルト装置により変化しても、カバ
ーとシートクッションの前後方向に発生する隙間からス
ライドレール等が表面に露出することなく、確実に覆う
ことができることを目的としている。 【構成】前記シールドカバー20には、このカバー20
と前記シートクッションSCとの前後方向に生じる隙間
αを覆うと共に前記シートクッションSCの方向へ突出
する補助カバー30を設け、前記シートクッションSC
には底面に凹形状からなると共に前記補助カバー30を
収納する収納空間部40を形成してなることを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はチルト装置付自動車用シート、詳しくは、シートクッションがチルト 装置により傾斜角度が変わる自動車用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種、チルト装置付自動車用シートは、第5図に示す様に、後部SC1が凸 形状からなるシートクッションSCと、このシートクッションSCの底面に沿っ て設け、後部11が前記シートクッションSCの凸形状から外側に位置し且つ前 記シートクッションSCとはチルト装置を介して連結したスライドレール10と 、このレール10の後部11に固定し且つ前記シートクッションSCの後部SC 1の外側面SC2を覆うシールドカバー20とからなり、チルト装置により、シ ートクッションSCの傾斜角度を調整することができる様に構成されている。 尚、シートバックSBハシートクッションSCにリクライニング装置を介して 連結している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
斯様なシートは、シートクッションSCとシートバックSBをリクライニング 装置で連結し、このリクライニング装置を固定したシートクッションSCの後部 SC1の外側面SC2をカバー20で覆い、このカバー20の外側面21とシー トクッションSC1の前部SC3の外側面SC4とを平面状とするため、シート クッションSCの後部SC1が凸形状からなっている。 ところが、カバー20はシートクッションSCの後部SC1における外側面S C2を覆っているだけであり、シートクッションSCがチルト装置により傾斜角 度が変化すると、図5に示す様に、カバー20とシートクッションSCの前後方 向に隙間αが発生し、この隙間αからスライドレール10やシートクッションS Cの内部が表面に露出し、見栄えが悪くなるという不具合があった。 本考案は上記不具合を解消するためになされたものであり、シートクッション の傾斜角度がチルト装置により変化しても、カバーとシートクッションの前後方 向に発生する隙間からスライドレール等が表面に露出することなく、確実に覆う ことができることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記不具合を解決するため、本案に係るチルト装置付自動車用シートは、前記 カバーにはカバーと前記シートクッションとの前後方向に生じる隙間を覆うと共 にシートクッションの方向へ突出する補助カバーを設け、シートクッションには 底面に凹形状からなると共に前記補助カバーを収納する収納空間部を形成してな ることを特徴とする。
【0005】
【作用】
シートクッションがチルト装置により傾斜角度が変化すると、シートクッショ ンの底面に形成した凹形状の収納空間部から補助カバーが表面に現れ、補助カバ ーがシールドカバーとシートクッションの前後方向に生じる隙間を覆う。
【0006】
【実施例】
本案に係る一実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。 シートクッションSCはその後部S1が凸形状からなり、シートバックSBに リクライニング装置(図示せず)により連結している。 シートクッションSCの後部SC1の外側面SC2は、前部SC3の外側面S C4よりも内方に位置し、シートクッションSCは前部SC3の幅が後部SC1 の幅よりも広く形成されている。 そして、シートクッションSCの前部SC3における側部SC5にはその後部 に収納空間部40が形成されている。 収納空間部40は、シートクッションSCの底面SC6に凹形状に形成され、 後述する補助カバー30を収納することができる大きさから成っている。 収納空間部40の入口41は、シートクッションSCの前部SC3における側 部SC5の後端面SC7に形成されている。 収納空間部40は、逆U字形状の上面42と奥面43とからなり、底面44と 入口41とは、シートクッションSCが後述する補助カバー30に引掛かること を防ぐため、外部と連通している。 この収納空間部40は、シートクッションSCのフレームSC8を凹形状に成 形することにより、シートクッションSCに形成している。
【0007】 そして、シートクッションSCは従来周知のチルト装置50を介して、スライ ドレール10に連結している。 チルト装置50は、その前部軸51の両側に設けたリンク52、52をシート クッションSCの前部SC3の底面に連結し、更に後部軸53の両側に設けたリ ンク54、54をシートクッションSCの後部SC1の底面に連結し、モータM の作動により、前部軸51が回動し、それにより、シートクッションSCの傾斜 角度を調整するものである。 そして、チルト装置50の前部軸51と後部軸53の各両端部は、スライドレ ール10の可動レール12に各々固定したブラケット13、13、14、14に 回動可能に取付けられている。
【0008】 スライドレール10は車床に固定した固定レール15と、この固定レール15 に嵌合し且つ前後方向へ摺動する可動レール12とからなっている。 スライドレール10はシートクッションSCの底面に沿って設け、スライドレ ール10の後部11がシートクッションSCの後部SC1から外方に位置してい る。 スライドレール10は、シートクッションSCの前部SC3における側部SC 5から収納空間部40とシートクッションSCの後部SC1の外方に沿って設け られている。
【0009】 そして、スライドレール10にはその後部11にシールドカバー20が固定し ている。 シールドカバー20は外側面21と、この外側面21の端部から内方向へ折曲 した折曲部22とからなり、外側面21に形成した窪み23、23がねじ60、 60によりスライドレール10の可動レール12に固定し、シートクッションS Cの後部SC1における外側面SC2のリクライニング装置等を覆っている。 更に、シールドカバー20には、その折曲部22の前部における下部に、補助 カバー30が設けられている。 補助カバー30は、側面32と側面32の上下端から各々内方へ折曲した上、 下面33、34の断面コ字形状からなり、その後端部31がシールドカバー20 の折曲部22に固定している。 補助カバー30はシールドカバー20とは別体から形成し、シールドカバーに 固定しても良いが、シールドカバー20と一体に成形しても良い。 補助カバー30は、その下面34が可動レール12に沿い、シートクッション SCの前部SC3における後部SC4の方向へ突出し、前述した収納空間部40 に入り、シールドカバー20とシートクッションSCの後端面SC7間を覆って いる。 尚、24はシールドカバー20に形成したリクライニング装置の操作レバー2 5を外部へ案内するための長孔である。
【0010】 上記構成によれば、チルト装置50により、シートクッションSCの傾斜角度 が変化すると、図4に示す様に、シートクッションSCの後端面SC7とシール ドカバー20との間には隙間αが生じるが、この隙間αには補助カバー30が設 けられているので、補助カバー30により隙間αは覆われる。 補助カバー30は、側面32と上面33とを有しているので、上方および側方 からの視界を遮り、シートクッションSCの内部が表面に現れることを防ぐこと ができる。 収納空間部40は、入口41と底面43とが外部に連通しているので、シート クッションSCの傾斜角度が変化しても、補助カバー30に引掛かることがなく 、シートクッションSCの移動がスムーズに行える。
【0011】
【考案の効果】 本考案によれば、シートクッションがチルト装置により、その傾斜角度が変化 しても、シートクッションの収納空間部に収納した補助カバーが、シートクッシ ョンとシールドカバーとの前後方向に生じる隙間を塞ぐので、上方からの視界が 遮られ、スライドレールが露出することがなく、外観上見栄えが良くなる。 又、収納空間部はシートクッションの底面に凹形状に形成しているので、シー トクッションの傾斜角度が変化しても、シートクッションが補助カバーに引掛か ることがなく、スムーズにシートクッションの傾斜角度を変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案を用いたシートの一部切欠した斜視図であ
る。
【図2】図1のIIーII線に沿う部分断面図である。
【図3】図1に示すシートにおけるシートクッションの
組付け前の分解斜視図である。
【図4】図1のシートの平面図である。
【図5】従来のシートの図4と同様な平面図である。
【符号の説明】
SC シートクッション 10 スライドレール 20 シールドカバー 30 補助カバー 40 収納空間部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後部が凸形状からなるシートクッション
    と、このシートクッションの底面に沿って設け、後部が
    前記シートクッションの凸形状から外側に位置し且つ前
    記シートクッションとはチルト装置を介して連結したス
    ライドレールと、このレールの後部に固定し且つ前記シ
    ートクッションの凸形状の外側面を覆うシールドカバー
    とからなり、 前記カバーにはカバーと前記シートクッションとの前後
    方向に生じる隙間を覆うと共に前記シートクッションの
    方向へ突出する補助カバーを設け、前記シートクッショ
    ンには底面に凹形状からなると共に前記補助カバーを収
    納する収納空間部を形成してなることを特徴とするチル
    ト装置付自動車用シート。
JP1991097339U 1991-10-30 1991-10-30 チルト装置付自動車用シート Expired - Lifetime JP2560326Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991097339U JP2560326Y2 (ja) 1991-10-30 1991-10-30 チルト装置付自動車用シート

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991097339U JP2560326Y2 (ja) 1991-10-30 1991-10-30 チルト装置付自動車用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0537559U true JPH0537559U (ja) 1993-05-21
JP2560326Y2 JP2560326Y2 (ja) 1998-01-21

Family

ID=14189727

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991097339U Expired - Lifetime JP2560326Y2 (ja) 1991-10-30 1991-10-30 チルト装置付自動車用シート

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62108134U (ja) * 1985-12-27 1987-07-10
JPS6344835U (ja) * 1986-09-11 1988-03-25
JPS646136U (ja) * 1987-06-29 1989-01-13
JPH0259030U (ja) * 1988-10-24 1990-04-27
JPH0291030U (ja) * 1988-12-30 1990-07-19

Patent Citations (5)

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JP2560326Y2 (ja) 1998-01-21

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