JPH0536859A - 高周波伝送信号ライン - Google Patents
高周波伝送信号ラインInfo
- Publication number
- JPH0536859A JPH0536859A JP18734891A JP18734891A JPH0536859A JP H0536859 A JPH0536859 A JP H0536859A JP 18734891 A JP18734891 A JP 18734891A JP 18734891 A JP18734891 A JP 18734891A JP H0536859 A JPH0536859 A JP H0536859A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission line
- signal transmission
- multilayer
- signal
- signal line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多層基板の内層を利用した信号伝送ラインの
シールド効果を高める。 【構成】 多層基板中の多層面33に形成された信号伝
送ライン36を別の多層面32,34に形成されたアー
ス導体35,37でシールドする。さらに部品面31の
入力ポイント38から入る電力はスルーホール44を介
して、前述の信号ライン36の一端に入り、他端からス
ルーホール45を介して部品面31の出力ポイント39
から取出される。スルーホール44,45は多層面33
でとどまりアース導体37には延びていないので、アー
ス導体37で十分シールドされる。
シールド効果を高める。 【構成】 多層基板中の多層面33に形成された信号伝
送ライン36を別の多層面32,34に形成されたアー
ス導体35,37でシールドする。さらに部品面31の
入力ポイント38から入る電力はスルーホール44を介
して、前述の信号ライン36の一端に入り、他端からス
ルーホール45を介して部品面31の出力ポイント39
から取出される。スルーホール44,45は多層面33
でとどまりアース導体37には延びていないので、アー
ス導体37で十分シールドされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車電話,携帯電話
等に利用する高周波伝送信号ラインに関する。
等に利用する高周波伝送信号ラインに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の高周波伝送信号ラインの構
成を示している。図2において、1は多層基板の部品
面、2,3,4はそれぞれ多層基板の多層面でありここ
では多層面2に金属導体面5、多層面4に金属導体面7
がありアース導体の役割をしている。多層面3には信号
伝送ライン6があり部品面の入力ポイント8からスルー
ホール14を介して信号伝送ライン6につながってい
る。また信号伝送ライン6のもう一端からはスルーホー
ル15を介して部品面の出力ポイント9に電力を戻し、
取り出している。10,11,12,13はスルーホー
ル14,15がアース導体である金属導体面5,7と信
号をやりとりするのを防ぐすき間でスルーホールとの逃
げに相当している。
成を示している。図2において、1は多層基板の部品
面、2,3,4はそれぞれ多層基板の多層面でありここ
では多層面2に金属導体面5、多層面4に金属導体面7
がありアース導体の役割をしている。多層面3には信号
伝送ライン6があり部品面の入力ポイント8からスルー
ホール14を介して信号伝送ライン6につながってい
る。また信号伝送ライン6のもう一端からはスルーホー
ル15を介して部品面の出力ポイント9に電力を戻し、
取り出している。10,11,12,13はスルーホー
ル14,15がアース導体である金属導体面5,7と信
号をやりとりするのを防ぐすき間でスルーホールとの逃
げに相当している。
【0003】次に上記従来例の動作について説明する。
図2において部品面1の入力ポイント8から電力がスル
ーホール14を介して供給され多層面3上の信号伝送ラ
イン6を通り、信号伝送ライン6の他の一端からスルー
ホール15を通り再び部品面1の出力ポイント9に伝わ
る。この時多層面2上の金属導体面5及び多層面4上の
金属導体面7は信号伝送ライン6上を伝送される信号を
シールドする効果をもたせている。
図2において部品面1の入力ポイント8から電力がスル
ーホール14を介して供給され多層面3上の信号伝送ラ
イン6を通り、信号伝送ライン6の他の一端からスルー
ホール15を通り再び部品面1の出力ポイント9に伝わ
る。この時多層面2上の金属導体面5及び多層面4上の
金属導体面7は信号伝送ライン6上を伝送される信号を
シールドする効果をもたせている。
【0004】このように上記従来の高周波伝送信号ライ
ンでは部品面の入力ポイント8から電力がスルーホール
14を通り信号伝送ライン6に入り、スルーホール15
を介して再び部品面の出力ポイント9に戻るという伝送
信号ラインが形成できる。
ンでは部品面の入力ポイント8から電力がスルーホール
14を通り信号伝送ライン6に入り、スルーホール15
を介して再び部品面の出力ポイント9に戻るという伝送
信号ラインが形成できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の高周波伝送信号ラインでは多層面4においてスルー
ホール14及びスルーホール15のアース導体からの逃
げとして、12,13のようなアース導体のないすき間
部分が生じるため、そこから高周波の不要輻射が出てき
たり、逆に外部妨害信号から妨害されやすいという問題
があった。
来の高周波伝送信号ラインでは多層面4においてスルー
ホール14及びスルーホール15のアース導体からの逃
げとして、12,13のようなアース導体のないすき間
部分が生じるため、そこから高周波の不要輻射が出てき
たり、逆に外部妨害信号から妨害されやすいという問題
があった。
【0006】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、伝送される信号が妨害を与えたり受けたり
しにくい構造のすぐれた高周波伝送信号ラインを提供す
ることを目的とするものである。
ものであり、伝送される信号が妨害を与えたり受けたり
しにくい構造のすぐれた高周波伝送信号ラインを提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために信号を伝送するスルーホールを伝送ライン面
にとどめ、外側のアース導体面に出てこないようにした
ものである。
するために信号を伝送するスルーホールを伝送ライン面
にとどめ、外側のアース導体面に出てこないようにした
ものである。
【0008】
【作用】したがって本発明によれば信号をやりとりする
スルーホールが信号伝送ラインにとどまってそれをシー
ルドするアース導体面に延びていないので、アース導体
面に逃げのすき間を形成する必要がなく、したがって、
アース導体外部への妨害及び外部からの妨害が減るとい
う効果を有する。
スルーホールが信号伝送ラインにとどまってそれをシー
ルドするアース導体面に延びていないので、アース導体
面に逃げのすき間を形成する必要がなく、したがって、
アース導体外部への妨害及び外部からの妨害が減るとい
う効果を有する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例の構成を示すものであ
る。図1において、31は多層基板の部品面、32,3
3,34は多層基板の多層面であり、多層面32にはア
ース導体35、多層面34にはアース導体37があり、
多層面32には信号伝送ライン36が形成されている。
部品面31の入力ポイント38から高周波電力がスルー
ホール44を介して前述の信号伝送ライン36の一端に
供給される。供給された電力は信号伝送ライン36の他
端からスルーホール45を介して再び部品面31上の出
力ポイント39に出てくる。ここで40,41はアース
導体35から信号伝送スルーホール44,45が逃げる
ためのすき間である。
る。図1において、31は多層基板の部品面、32,3
3,34は多層基板の多層面であり、多層面32にはア
ース導体35、多層面34にはアース導体37があり、
多層面32には信号伝送ライン36が形成されている。
部品面31の入力ポイント38から高周波電力がスルー
ホール44を介して前述の信号伝送ライン36の一端に
供給される。供給された電力は信号伝送ライン36の他
端からスルーホール45を介して再び部品面31上の出
力ポイント39に出てくる。ここで40,41はアース
導体35から信号伝送スルーホール44,45が逃げる
ためのすき間である。
【0010】アース導体35,37は信号伝送ライン3
6より長くかつ幅広に形成され、信号伝送ライン36を
シールドするように形成されている。また、アース導体
37には逃げとしてのすき間が形成されていないので、
信号を伝えるスルーホール44,45がアース導体37
によりシールドされる構造であるため、外部への妨害、
外部からの妨害が低減できるという利点を有する。
6より長くかつ幅広に形成され、信号伝送ライン36を
シールドするように形成されている。また、アース導体
37には逃げとしてのすき間が形成されていないので、
信号を伝えるスルーホール44,45がアース導体37
によりシールドされる構造であるため、外部への妨害、
外部からの妨害が低減できるという利点を有する。
【0011】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなように
最外層のアース導体に開孔をなくし、伝送ラインのシー
ルド効果を大きくしたものであるので高周波伝送信号の
外部への輻射、外部からの妨害を低減することができる
という効果を有する。
最外層のアース導体に開孔をなくし、伝送ラインのシー
ルド効果を大きくしたものであるので高周波伝送信号の
外部への輻射、外部からの妨害を低減することができる
という効果を有する。
【図1】本発明の実施例における高周波信号伝送ライン
の構造を示す分解斜視図
の構造を示す分解斜視図
【図2】従来の高周波信号伝送ラインの構造を示す分解
斜視図
斜視図
31 部品面 32,33,34 多層面 35 アース導体 36 信号伝送ライン 37 アース導体 38 入力ポイント 39 出力ポイント 40,41 すき間 44,45 スルーホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/46 N 6921−4E 9/00 K 7128−4E R 7128−4E
Claims (1)
- 【請求項1】表面に信号伝送ラインを形成した第1の基
板と、第1の基板の両面に配され前記信号伝送ラインよ
り大きい導体面を形成した第2および第3の基板と、第
2または第3の基板の外側に配された部品面を有する第
4の基板が積層されており、前記部品面より延びて信号
伝送ラインの一端で止まるスルーホールが形成されてい
る高周波伝送信号ライン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18734891A JPH0536859A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 高周波伝送信号ライン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18734891A JPH0536859A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 高周波伝送信号ライン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0536859A true JPH0536859A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16204425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18734891A Pending JPH0536859A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 高周波伝送信号ライン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0536859A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000357771A (ja) * | 1999-06-17 | 2000-12-26 | Murata Mfg Co Ltd | 高周波多層回路部品 |
GB2374984A (en) * | 2001-04-25 | 2002-10-30 | Ibm | A circuitised substrate for high-frequency applications |
JP2003506878A (ja) * | 1999-08-03 | 2003-02-18 | エクストゥーワイ、アテニュエイタズ、エル、エル、シー | 回路アーキテクチャーを備えたユニバーサルエネルギー調整インターポーザー |
KR100801288B1 (ko) * | 2006-02-28 | 2008-02-11 | 인천대학교 산학협력단 | 평면 회로 기판〔pcb〕전력 공급 장치 |
US8339017B2 (en) | 2005-08-29 | 2012-12-25 | Kyocera Corporation | Multi-layer piezoelectric element and injection apparatus using the same |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP18734891A patent/JPH0536859A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000357771A (ja) * | 1999-06-17 | 2000-12-26 | Murata Mfg Co Ltd | 高周波多層回路部品 |
JP2003506878A (ja) * | 1999-08-03 | 2003-02-18 | エクストゥーワイ、アテニュエイタズ、エル、エル、シー | 回路アーキテクチャーを備えたユニバーサルエネルギー調整インターポーザー |
GB2374984A (en) * | 2001-04-25 | 2002-10-30 | Ibm | A circuitised substrate for high-frequency applications |
US6710258B2 (en) | 2001-04-25 | 2004-03-23 | International Business Machines Corporation | Circuitized substrate for high-frequency applications |
GB2374984B (en) * | 2001-04-25 | 2004-10-06 | Ibm | A circuitised substrate for high-frequency applications |
US8339017B2 (en) | 2005-08-29 | 2012-12-25 | Kyocera Corporation | Multi-layer piezoelectric element and injection apparatus using the same |
KR100801288B1 (ko) * | 2006-02-28 | 2008-02-11 | 인천대학교 산학협력단 | 평면 회로 기판〔pcb〕전력 공급 장치 |
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