JPH0535771A - ベクトルデータ処理装置 - Google Patents

ベクトルデータ処理装置

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JPH0535771A
JPH0535771A JP18962091A JP18962091A JPH0535771A JP H0535771 A JPH0535771 A JP H0535771A JP 18962091 A JP18962091 A JP 18962091A JP 18962091 A JP18962091 A JP 18962091A JP H0535771 A JPH0535771 A JP H0535771A
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JP
Japan
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register
vector
address
element data
vector data
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Application number
JP18962091A
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English (en)
Inventor
Takashi Hagiwara
孝 萩原
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH0535771A publication Critical patent/JPH0535771A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エレメントデータについてベクトルレジスタか
らの読出しと書込み操作を単純にし、マスクベクトルの
生成の不要なベクトル処理装置を提供する。 【構成】外部設定信号により指定されるエレメントデー
タの要素間距離と読出しおよび書込み対象となるアドレ
ス間隔を制御するアドレス制御回路160と、このアド
レス制御回路により制御された値を出力する読出し間隔
設定レジスタ130と書込み間隔設定レジスタ140と
を設ける。エレメントデータをベクトルレジスタ100
から読出すときは読出し間隔設定レジスタ130の出力
値だけ直前のアドレス値にアドレス演算器150により
加算した値をアドレス値としてアドレスレジスタ110
より出力させ、書込み時には、書込み間隔設定レジスタ
140の出力値だけ直前のアドレス値をアドレス演算器
151により増加させたアドレス値を書込みアドレスレ
ジスタ120より出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベクトルデータ処理装
置、特にベクトルレジスタと演算器および主メモリ間の
エレメントデータ移送を行なうベクトルデータ処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のベクトルデータ処理装置は、図2
に示すように主メモリ又は演算器50から出力されるデ
ータを一部記憶するベクトルレジスタ10および11、
ベクトルレジスタ10と11に対しそれぞれ記憶すべき
データのアドレスを指定する読出し/書込みアドレスレ
ジスタ20および21、外部からの入力選択命令により
入力を選択するエレメントデータ入力選択回路30、外
部からの出力選択命令によって出力先を切り替えるエレ
メントデータ出力選択回路40、および、演算器50か
ら構成されている。
【0003】ベクトルレジスタ10および11は、複数
個のエレメントデータを保持するためのレジスタで、通
常、複数個備えられている。読出し/書込みアドレスレ
ジスタ20および21は、前記ベクトルレジスタ10お
よび11内のエレメントデータを読出す際、および、前
述のベクトルレジスタ10および11内にエレメントデ
ータを書込む際にエレメントデータのロケーションを指
示するアドレスレジスタで、通常、外部からの設定命令
が入力されると値を“0”にクリアするとともに、1つ
のデータをベクトルレジスタ10又は11に記憶すると
アドレス値を1だけ増加させる+1カウント機能を有す
る。エレメントデータ入力選択回路30は、図示されて
いない主メモリからのエレメントデータ、または演算器
50からの演算結果の何れかを外部からの入力選択命令
により選択して読み出し前記ベクトルレジスタ10また
は11に選択し、分配する機能を有する。エレメントデ
ータ出力選択回路40は、前述したベクトルレジスタ1
0および11から読出されたエレメントデータを外部か
ら加えられる出力選択信号により制御され、図示されて
いない主メモリまたは、演算器50に選択し分配する機
能を有する。
【0004】このような構成の従来のベクトルデータ処
理装置において、主メモリ上に一定間隔で配置されてい
るベクトルデータに対して演算を行うには、主メモリか
らベクトルレジスタ10と11へのエレメントデータの
ロード時に、要素間距離を指定して演算対象となるエレ
メントデータのみをベクトルレジスタ10と11に移送
して演算を行う方法か、又は演算対象となるエレメント
データを含む連続領域をすべてベクトルレジスタ10と
11上にロードしておき、演算対象以外のエレメントデ
ータに対してマスクベクトルを生成して与え、マスク付
き演算を行う方法が取られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のベクト
ルデータ処理装置では、主メモリ上に一定の間隔で配置
されたベクトルデータに対してベクトル演算を行うに
は、ベクトルレジスタへのロード時に要素間距離を指定
し、ベクトルレジスタ上に演算対象のエレメントデータ
だけをロードし、演算を行う方法がある。しかしながら
この場合、通常主メモリに対して不連続なアドレスに対
してのアクセスとなるためバンクコンフリクトなどによ
りメモリのスループットが落ちるという欠点がある。
【0006】一方、マスクベクトルを生成してマスク付
き演算を行う方法ではマスク生成の処理が必要であり、
かつベクトル長を本来必要な長さよりも長く必要とする
ため、実行時間が長くなるという欠点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のベクトルデータ
処理装置は、主メモリ上に記憶されているベクトルデー
タのすべてまたはその一部のエレメントデータを一時的
に保持するベクトルデータ格納手段と、前記ベクトルデ
ータ格納手段に対する書込みデータを外部から入力され
た設定信号により設定された任意の一定間隔で書込むた
めの書込みアドレス設定手段と、前記ベクトルデータ格
納手段から前記エレメントデータを外部から入力された
設定信号により設定された任意の一定間隔で読み出すた
めの読み出しアドレス設定手段とを備えて構成されてい
る。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は、本発明のベクトルデータ処理装置
の一実施例を示すブロック図である。順序付けられた複
数のエレメントデータを保持するベクトルレジスタ10
0と、このベクトルレジスタ100からエレメントデー
タを読出すためにエレメントデータのロケーションを指
示する読出しアドレスレジスタ110と、前述したベク
トルレジスタ100に対する書込みデータのロケーショ
ンを指示する書込みアドレスレジスタ120と、上述し
たベクトルレジスタ100に読出し/書込みを行う際、
エレメントデータの要素間距離、すななちアドレス増分
値を設定する読出し間隔設定レジスタ130および書込
み間隔設定レジスタ140と読出しアドレスレジスタ1
10内のアドレス値と読出し間隔設定レジスタ130内
のアドレス増分値、書込みアドレスレジスタ120内の
アドレス値と書込み間隔設定レジスタ140内のアドレ
ス増分値のそれぞれを加算するアドレス加算器150お
よび151と、前記読出しアドレスレジスタ110、書
込みアドレスレジスタ120、読出し間隔設定レジスタ
130、外部からの設定信号に従って書込み間隔設定レ
ジスタ140および読出し間隔設定レジスタ130への
初期設定を行うアドレス制御回路160と、外部から加
えられる入力選択信号により制御されベクトルレジスタ
100に主メモリから出力されるロードデータ、または
演算器から出力される演算結果を選択し入力するエレメ
ントデータ入力選択回路170と、外部から加えられる
出力選択信号により制御されてベクトルレジスタ100
から読出されたエレメントデータを主メモリまたは図示
されていない演算器へ出力するエレメントデータ出力選
択回路180を有している。
【0010】本実施例の動作は以下の通りである。
【0011】例えば、複素データに対して演算を行う場
合、主メモリから実部と虚部を合わせたデータがベクト
ルレジスタ100上にロードされる。これは、通常複素
データは主メモリ上に実部と虚部が交互に配置されてい
るためである。実数部のみまたは虚数部のみを演算対象
とする場合、本発明では、まず外部からの命令によって
演算対象のエレメントデータを保持しているベクトルレ
ジスタ100が指定され、ベクトルレジスタ100の読
出し開始アドレスおよび要素間距離は、アドレス制御回
路160に外部より加えられ、このアドレス制御回路1
60を介して読出しアドレスレジスタ110および読出
し間隔設定レジスタ130に初期設定される。同様に演
算結果を格納するベクトルレジスタ、書込み開始アドレ
ス、要素間距離も外部から加えられる命令によって指定
される。演算結果をベクトルレジスタ100に書き戻す
場合、書込み開始アドレスおよび要素間距離は、アドレ
ス制御回路160を介して書込みアドレスレジスタ12
0及び書込み間隔設定レジスタ140に初期設定され
る。ベクトルレジスタ100は、読出しアドレスレジス
タ110で指定されるロケーションのエレメントデータ
をエレメントデータ出力選択回路180に出力する。読
出しアドレスレジスタ110は、エレメントデータを順
次読出すためにアドレス加算器150により、読出しア
ドレスレジスタ110に格納されているアドレス値に読
出し間隔設定レジスタ130内のアドレス増分値が加え
られたものが順次設定される。これによりベクトルレジ
スタ100内のエレメントデータは、一定間隔でベクト
ル長指定分だけ読出され、読出されたエレメントデータ
は、エレメントデータ出力選択回路180によって主メ
モリまたは演算器に送出される。主メモリへ出力するか
演算器へ出力するかの選択は外部から加えられる出力選
択信号により行なわれる。
【0012】一方、演算器から出力された演算結果、ま
たは主メモリから出力されるロードデータをベクトルレ
ジスタ100に書込む場合、書込みアドレスレジスタ1
20で指定されるロケーションにエレメントデータ入力
選択回路170から第一番目のエレメントデータが出力
される時点でエレメントデータの書込みを開始する。書
込みアドレスレジスタ120も読出しアドレスレジスタ
110と同様にエレメントデータを順次書込むためにア
ドレス加算器151により、書込みアドレスレジスタ1
10に格納されているアドレス値に書込み間隔設定レジ
スタ内140のアドレス増分値が加えられたものが順次
更新され設定される。
【0013】なお、書込み間隔設定レジスタ140への
間隔値の設定は外部設定信号がアドレス制御回路160
に加えられてから、アドレス制御回路160の出力によ
り設定される。これにより、ベクトルレジスタ100内
にエレメントデータは一定間隔でベクトル長指定分だけ
書込まれる。
【0014】本実施例では、一つのベクトルレジスタに
ついて説明したが、本発明は、一つのベクトルレジスタ
について限定されるものではなく、複数のベクトルレジ
スタを備えたベクトルデータ処理装置においても適用で
きることは今迄の説明で明らかである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ベクト
ルデータ格納手段(ベクトルレジスタ)に対して任意の
一定間隔でエレメントデータの読出し/書込みを可能と
するアドレス設定手段を設けることにより、ベクトルレ
ジスタの柔軟な使用を可能とし、かつベクトルレジスタ
に格納されているエレメントデータの部分ベクトル演算
を行うためにストア/ロード命令を使い主メモリを介し
たり、マスクベクトルを生成せずに実行することができ
るので演算すべきデータのベクトル長を長くすることな
しに行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベクトルデータ処理装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】従来のこの種のベクトルデータ処理装置の一例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 ベクトルレジスタ 110 読出しアドレスレジスタ 120 書込みアドレスレジスタ 130 読出し間隔設定レジスタ 140 書込み間隔設定レジスタ 150〜151 アドレス加算器 160 アドレス制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主メモリ上に記憶されているベクトルデ
    ータのすべてまたはその一部のエレメントデータを一時
    的に保持するベクトルデータ格納手段と、前記ベクトル
    データ格納手段から前記エレメントデータを外部から入
    力された設定信号により設定された任意の一定間隔で読
    み出すための読み出しアドレス設定手段とを備えること
    を特長とするベクトルデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 主メモリ上に記憶されているベクトルデ
    ータのすべてまたはその一部のエレメントデータを一時
    的に保持するベクトルデータ格納手段と、前記ベクトル
    データ格納手段に対する書込みデータを外部から入力さ
    れた設定信号により任意の一定間隔で書込むための書込
    みアドレス設定手段とを備えることを特長とするベクト
    ルデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 主メモリ上に記憶されているベクトルデ
    ータのすべてまたはその一部のエレメントデータを一時
    的に保持するベクトルデータ格納手段と、前記ベクトル
    データ格納手段に対する書込みデータを外部から入力さ
    れた設定信号により任意の一定間隔で書込むための書込
    みアドレス設定手段と、前記ベクトルデータ格納手段か
    ら前記エレメントデータを外部から入力された設定信号
    により設定された任意の一定間隔で読み出すための読み
    出しアドレス設定手段とを備えることを特長とするベク
    トルデータ処理装置。
JP18962091A 1991-07-30 1991-07-30 ベクトルデータ処理装置 Pending JPH0535771A (ja)

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JP18962091A JPH0535771A (ja) 1991-07-30 1991-07-30 ベクトルデータ処理装置

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