JPH0534700U - 色調可変調光装置 - Google Patents

色調可変調光装置

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JPH0534700U
JPH0534700U JP9263091U JP9263091U JPH0534700U JP H0534700 U JPH0534700 U JP H0534700U JP 9263091 U JP9263091 U JP 9263091U JP 9263091 U JP9263091 U JP 9263091U JP H0534700 U JPH0534700 U JP H0534700U
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unit
light emitting
output
oscillating
emitting unit
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JP9263091U
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Inventor
浩一 井上
Original Assignee
ナイルス部品株式会社
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、比較器を含む1つの発振部の出
力によって複数の発光部を個別に調光し色調を可変する
こと、調光操作を簡単にするとともに複数の発光部によ
る総合的な輝度をほぼ一律なものとすること、及び温度
等の所定の物理量に応じた色調に可変することを目的と
する。 【構成】 この考案の色調可変調光装置は、設定部1、
発振部2、第1出力部3、第2出力部4、第1発光部5
及び第2発光部6が有る。設定部1は、所定レベルの基
準電位を出力するものである。発振部2は、設定部1か
らの基準電位に応じたデューティ比の高電位信号及び低
電位信号を繰り返し出力するものである。第1出力部3
及び第2出力部4は、発振部2が出力する高電位信号及
び低電位信号で第1発光部5及び第2発光部6を点灯す
るものである。第1発光部5及び第2発光部6は、点灯
により第1のスペクトル光線及び第2のスペクトル光線
を発するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、温度等の所定の物理量に応じて発光部を調光し、色調を可変する 色調可変調光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の技術として、実公平2―49158号公報に、計器盤に装着する と共に各々異った色彩の照明光を有する複数の照明灯と、該各照明灯にそれぞれ 個別に接続した前記照明灯に対応した数の調光器とを備え、前記各調光器で前記 各照明灯の輝度を別個に制御することにより前記計器盤を所望の輝度及び色彩で 照明すべく構成したことを特徴とする自動車用計器盤調光装置が有った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の技術の場合、次に列挙する欠点が有った。 (a)照明灯に対応した数の調光器が必要であり、その為、回路が複雑かつ高価 格であった。 (b)各照明灯は個別の可変抵抗器によって調光する構成であり、その為、調光 操作がめんどうである。また、各照明灯の点灯による総合的な輝度は一律でなく 、調光操作によって変化し、他の照明灯の輝度との調和を図ることが困難であっ た。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、比較器を含む1つの発振部の出力によって複数の発光部を個別に 調光し色調を可変すること及び調光操作を簡単にするとともに複数の発光部によ る総合的な輝度をほぼ一律なものとすることを第1の目的とする。 更に、温度等の所定の物理量に応じた色調に可変することを第2の目的とする 。 この考案は、上記の目的を達成すべく次の手段を提供する。 先ず第1の考案は、所定レベルの基準電位を出力する設定部と、該設定部に接 続し、該設定部からの基準電位に応じたデューティ比の高電位信号及び低電位信 号を繰り返し出力する発振部と、該発振部に接続し、該発振部が出力する高電位 信号で第1発光部を点灯する第1出力部と、前記発振部に接続し、前記発振部が 出力する低電位信号で第2発光部を点灯する第2出力部と、前記第1出力部に接 続し、点灯により第1のスペクトル光線を発する第1発光部と、前記第2出力部 に接続し、点灯により第2のスペクトル光線を発する第2発光部と、を具備した ことを特徴とする色調可変調光装置を提供する。 また、第2の考案は、上記第1の考案に於ける設定部を所定の物理量に応じた レベルの基準電位を出力する設定部とした色調可変調光装置を提供する。
【0005】
【第1実施例】 図1は、この考案に係る第1実施例を示した電気回路図である。 同図に於いて、1は所定レベルの基準電位Vb〔ボルト〕を出力する設定部、 2は該設定部1に接続し、該設定部1からの基準電位Vb〔ボルト〕に応じたデ ューティ比の高電位信号及び低電位信号を繰り返し出力する発振部である。また 3は該発振部2に接続し、該発振部2が出力する高電位信号で第1発光部5を点 灯する第1出力部、4は前記発振部2に接続し、前記発振部2が出力する低電位 信号で第2発光部6を点灯する第2出力部である。また5は前記第1出力部3に 接続し、点灯により第1のスペクトル光線を発する第1発光部、6は前記第2出 力部4に接続し、点灯により第2のスペクトル光線を発する第2発光部である。 また7は直流電源である。 ここに於いて、前記第1のスペクトル光線とは、長波長の光線、例えば赤色系 にスペクトル分布のピークがある光線を言い、第2のスペクトル光線とは、短波 長の光線、例えば青色系にスペクトル分布のピークがある光線を言う。
【0006】 前記設定部1は、可変抵抗器1aと固定抵抗器1bから成り、図1に示すA点 に基準電位Vb〔ボルト〕を出力する。この基準電位Vb〔ボルト〕は、可変抵 抗器1aの操作に応じて増減する値である。 また前記発振部2は、三角波パルスを図1に示すB点に比較電位Vr〔ボルト 〕として導出する三角波回路2aと、比較器2bから成る。該比較器2bは、三 角波回路2aが導出する比較電位Vr〔ボルト〕と設定部1が導出する基準電位 Vb〔ボルト〕を入力し、その比較結果によって図1に示すC点に高電位信号及 び低電位信号を出力する機構を有する。例えば、図2に示す時間t1〔秒〕から 時間t2〔秒〕までA点電位値<B点電位値であり、C点電位は低電位である。 同様に時間t2〔秒〕から時間t3〔秒〕までA点電位値>B点電位値であり、 C点電位は高電位である。
【0007】 また前記第1出力部3は、トランジスタ3a及び抵抗3b,3cで接続構成し 、前記第2出力部4は、信号を反転するインバータ4aと、トランジスタ4b及 び抵抗4c,4dで接続構成している。 また第1発光部5及び第2発光部6は、カラーフィルタを有したランプ、また は発光ダイオード等の自発光素子で構成している。
【0008】 次に上記構成から成る第1実施例の作動を図2に示すタイムチャートとともに 説明する。 先ず、設定部1よりA点電位を電位Vb1〔ボルト〕に設定するとき、発振部 2の出力であるC点電位は、図2の(イ)部に示すごとく時間t1〔秒〕から時 間t2〔秒〕まで低電位、時間t2〔秒〕から時間t3〔秒〕まで高電位であり 、これを時間t1〔秒〕から時間t4〔秒〕まで繰り返し継続する。 第1出力部3は、上記C点電位を導入し、図2の(ウ)部に示すごとく時間t 1〔秒〕から時間t2〔秒〕まで第1発振部5を消灯し、時間t2〔秒〕から時 間t3〔秒〕まで第1発光部5を点灯し、これを時間t1〔秒〕から時間t4〔 秒〕まで繰り返し継続する。第1発光部5は、この点灯時間と消灯時間の割合、 すなわち、デューティ比によって発光輝度が決まる。上記のごとくA点電位が比 較的高い電位Vb1〔ボルト〕であるとき、点灯時間の割合が大きく、第1発光 部5は比較的高い輝度で明るく発光することと成る。同様に、時間t5〔秒〕か ら時間t8〔秒〕まで、A点電位が比較的低い電位Vb2〔ボルト〕であるとき 、点灯時間の割合が小さく、第1発光部5は比較的低い輝度で暗く発光すること と成る。 一方第2出力部4は、上記C点電位を導入し、図2の(エ)部に示すごとく時 間t1〔秒〕から時間t2〔秒〕まで第2発光部6を点灯し、時間t2〔秒〕か ら時間t3〔秒〕まで第2発光部を消灯し、これを時間t1〔秒〕から時間t4 〔秒〕まで繰り返し継続する。第2発振部6は、上記第1発光部5と同様にこの 点灯時間と消灯時間の割合、すなわちデューティ比によって発光輝度が決まる。 上記のごとくA点電位が比較的高い電位Vb1〔ボルト〕であるとき、点灯時間 の割合が小さく、第2発光部6は比較的低い輝度で暗く発光することと成る。同 様に、第2発光部6は時間t5〔秒〕から時間t8〔秒〕まで明るく発光する。 この様に、第1発光部5及び第2発光部6は、設定部1による基準電位Vb〔 ボルト〕の値に応じて一方が明るく点灯すれば他方が相反して暗く点灯する。第 1発光部5及び第2発光部6は、それぞれ異った波長のスペクトル光線を発して 点灯するので、上記作用により基準電位Vb〔ボルト〕の値に応じて色調が変化 する。
【0009】
【第2実施例】 図3は、この考案に係る第2実施例を示した電気回路図である。 同図に於いて、設定部8が前記した第1実施例と相違し、他の構成は説明を省 略する。 設定部8は、所定の物理量例えば、温度値〔℃〕に応じたレベルの基準電位V r〔ボルト〕を出力するものである。 該設定部8は、温度に応じて抵抗値が変化する、例えば低温で抵抗値が高く、 高温で抵抗値が低く成るサーミスタ8aと、抵抗8b及び8cとで接続構成して いる。
【0010】 次に、上記第2実施例の作動を説明する。 設定部8以外の各構成による作動は、第1実施例と同じである。設定部8がA 点に導出する基準電位Vb〔ボルト〕は、検知温度が低いとき比較的高い電位V b1〔ボルト〕と成り、逆に検知温度が高いとき比較的低い電位Vb2〔ボルト 〕と成る。そのため、設定部8による検知温度が低いとき、赤色系のスペクトル 光線を発する第1発光部5は明るく発光し、青色系のスペクトル光線を発する第 2発光部6は暗く発光する。逆に設定部8による検知温度が高いとき、第1発光 部5は暗く、第2発光部6は明るく発光する。 この様に、第1発光部5及び第2発光部6は、設定部8による検知温度が低い ときに暖色である赤色系の色調で発光し、検知温度が高いときに寒色である青色 系の色調で発光する。 上記第1発光部5及び第2発光部6を、例えば車両の計器盤や室内灯に使用す れば、冬の寒い季節に暖色の照明を行ない、夏の暑い季節に寒色の照明を行なう ことができ、色調の変化によってドライバー等乗員の快適さを実現することがで きる。
【0011】
【考案の効果】
この考案は、発振部が繰り返し出力する高電位信号で第1発光部を点灯し、か つ低電位信号で第2発光部を点灯するように構成したので、比較器を含む1つの 発振部の出力によって複数の発光部を個別に調光し、色調を可変することができ る。 また、第1発光部が点灯時は第2発光部が消灯し、第1発光部が消灯時は第2 発光部が点灯する構成と成っているので、第1発光部及び第2発光部による総合 的な輝度をほぼ一律なものとすることができる。 更に、設定部を温度等の所定の物理量に応じたレベルの基準電位を出力する構 成とすれば、物理量に応じた色調の光線を発するように第1発光部及び第2発光 部を制御することができる。例えば、物理量を温度とした場合、第1発光部及び 第2発光部による照明を、冬は暖色で夏は寒色で照明することができ、色調の変 化によってドライバー等の乗員の快適さを確保することができる。 更にまた、従来の技術のごとき煩わしい調光操作を必要としないといった効果 を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例を示す電気回路図であ
る。
【図2】図1に示す回路の各部の作動を示すタイムチャ
ートであり、時間tに対し各電位や点灯の有無を示す。
【図3】この考案の第2実施例を示す電気回路である。
【符号の説明】
1,8 設定部 2 発振部 3 第1出力部 4 第2出力部 5 第1発光部 6 第2発光部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定レベルの基準電位を出力する設定部
    と、 該設定部に接続し、該設定部からの基準電位に応じたデ
    ューティ比の高電位信号及び低電位信号を繰り返し出力
    する発振部と、 該発振部に接続し、該発振部が出力する高電位信号で第
    1発光部を点灯する第1出力部と、 前記発振部に接続し、前記発振部が出力する低電位信号
    で第2発光部を点灯する第2出力部と、 前記第1出力部に接続し、点灯により第1のスペクトル
    光線を発する第1発光部と、 前記第2出力部に接続し、点灯により第2のスペクトル
    光線を発する第2発光部と、 を具備したことを特徴とする色調可変調光装置。
  2. 【請求項2】 所定の物理量に応じたレベルの基準電位
    を出力する設定部と、 該設定部に接続し、該設定部からの基準電位に応じたデ
    ューティ比の高電位信号及び低電位信号を繰り返し出力
    する発振部と、 該発振部に接続し、該発振部が出力する高電位信号で第
    1発光部を点灯する第1出力部と、 前記発振部に接続し、前記発振部が出力する低電位信号
    で第2発光部を点灯する第2出力部と、 前記第1出力部に接続し、点灯により第1のスペクトル
    光線を発する第1発光部と、 前記第2出力部に接続し、点灯により第2のスペクトル
    光線を発する第2発光部と、 を具備したことを特徴とする色調可変調光装置。
JP9263091U 1991-10-16 1991-10-16 色調可変調光装置 Withdrawn JPH0534700U (ja)

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Effective date: 19960208