JPH053450U - 建築用入隅外装材 - Google Patents

建築用入隅外装材

Info

Publication number
JPH053450U
JPH053450U JP5060391U JP5060391U JPH053450U JP H053450 U JPH053450 U JP H053450U JP 5060391 U JP5060391 U JP 5060391U JP 5060391 U JP5060391 U JP 5060391U JP H053450 U JPH053450 U JP H053450U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exterior
connecting plate
corner
exterior materials
exterior material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5060391U
Other languages
English (en)
Inventor
洋二 向所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP5060391U priority Critical patent/JPH053450U/ja
Publication of JPH053450U publication Critical patent/JPH053450U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入隅部の外観性を良好にできると共に、現場
施工が容易でかつ梱包、運搬等も容易にできる建築用入
隅外装材を提供する。 【構成】 この入隅外装材18は、二枚の外装材19,20 を
略直交方向に備えている。二枚の外装材19, 20はその室
内側の端部に装着された連結板21により連結されてい
る。この連結板(21)には、二枚の外装材19, 20間の目地
部27側に突出する円弧状の屈曲部24が目地部27に沿って
連結板21の全長に形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プレハブ住宅等の外装仕上げに用いる建築用入隅外装材に関する。
【0002】
【従来の技術】
プレハブ住宅等の建築物において、その入隅部の外装仕上げを行なう場合、従 来は図3に示すように板金製の入隅金物を使用しており、サイディング等の外装 材と同質の外装材を用いて仕上げをすることができなかった。 即ち、図3において、1 は柱であって、この柱1 には二本の補助桟2,3 が隣接 する二面に上下方向に取付けられ、またこの各補助桟2,3 に胴縁4,5 が釘により 取付けられている。6 は板金製の入隅金物で、全体として略L字状をなすように 二個の嵌合溝7,8 が上下方向の全長に形成されると共に、その各嵌合溝7,8 の部 分で釘9,10により胴縁4,5 等を介して各補助桟2,3 に取付けられている。11,12 はサイディング等から成る外装材で、その入隅側の端縁が入隅金物6 の各嵌合溝 7,8 に嵌込まれており、これら外装材11,12 および入隅金物6 により入隅部の外 装仕上げが行われている。13は防水シートである。
【0003】 また、この他に入隅金物6 を使用せずに仕上げる構造として、二枚の外装材11 ,12 の端縁を隅部で直角状に突き合わせ、その外装材11,12 間の目地部をシール 材でシーリングするものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の入隅金物6 を使用する構造では、外装材11,12 がサイディング等である のに対し、入隅金物6 が板金製であり、両者の材質が大きく異なるため、入隅部 全体を同質材で仕上げることができず、外観が損なわれる欠点がある。特に、同 質材であれば、外装材11,12 の表面模様と異なる表面模様のものを用い、入隅部 にアクセントを付けることもできるが、板金製の入隅金物6 の場合には、このよ うなアクセントを付けることもできない。
【0005】 また、入隅金物6 を使用しない従来の構造では、二枚の外装材11,12 の目地部 を確実にシーリングする必要であって、現場施工の能率化を図る上で問題がある 。 本考案は、このような従来の課題に鑑み、入隅部の外観性を良好にできると共 に、入隅部をアクセント的に表現でき、しかも現場施工が容易でかつ梱包、運搬 等も容易にできる建築用入隅外装材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、二枚の外装材19,20 を略直交方向に備えた建築用入隅外装材であっ て、二枚の外装材19,20 をその室内側の端部に装着された連結板21により連結す ると共に、この連結板21に、二枚の外装材19,20 間の目地部27側に突出する円弧 状の屈曲部24を目地部27に沿って連結板21の全長に形成したものである。
【0007】
【作用】
この入隅外装材は、二枚の外装材19,20 を連結板21で連結したものであって、 構造上、外装材19,20 の材質が制約されないので、外装材19,20 の材質を任意に 選択でき、他の外装材と同質にする等、外観性を良好にでき、しかも入隅部のア クセント表現もできる。また現場施工が容易であると共に、二枚の外装材19,20 を連結板21で屈曲自在に連結しているので、下地の精度が悪い場合にもそれに合 わせて施工でき、納まりが良好になる。
【0008】 連結板21には、外装材19,20 の目地部27側に突出する円弧状の屈曲部24を目地 部27に沿って全長に形成しているので、入隅用外装材であるにも拘わらず、両外 装材19,20 の室内側が接するように折畳んで板厚方向に重ね合わせることができ 、梱包、運搬および保管が容易である。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1のAおよびBは入隅外 装材を示し、この入隅外装材18はサイディング等から成る二枚の帯板状の外装材 19,20 を塩化ビニール系の合成樹脂板から成るく字状の連結板21によりその全長 にわたって連結している。
【0010】 連結板21は二枚の外装材19,20 の端縁部の室内側に接着剤25,26 によって接着 されている。そして、この連結板21の隅部には、二枚の外装材19,20 の目地部27 側に突出する小半円の円弧状に形成された屈曲部24が目地部27に沿って全長に設 けられている。 従って、入隅外装材18は、二枚の外装材19,20 が略直交する状態 (図1のA) と二枚の外装材19,20 の室内側が近接するように板厚方向に重なる状態(図1の B)とに連結板21の屈曲部24で屈曲自在となっている。なお、屈曲部24はその屈 曲を容易にするために他の部分よりも薄肉状に形成されている。
【0011】 上記構成の入隅外装材18は、梱包、運搬、保管の際には連結板21の屈折部24で 折畳み、二枚の外装材19,20 を図1のBに示す如く上下に重ねた状態にする。こ のため入隅の外装仕上げの時には二枚の外装材19,20 を略直交状にして使用する にも拘わらず嵩張りがなく、しかも上下に多数積重ねることができるので、梱包 、運搬、保管等の際の取扱いが容易である。
【0012】 入隅外装材18を建築物の入隅部に取付ける場合には、二枚の外装材19,20 を略 直交状に拡げ、図2に示すように胴縁4,5 等の下地に合わせた後、各外装材19, 20を釘28,29 で固定する。そして、外装材19,20 間の目地部27にシール材30を入 れてシーリングする。 この場合、外装材19,20 は連結板21で屈折自在に連結しているので、下地の垂 直精度が多少悪くてもそれに合わせて取付けることができ、施工時の納まりが非 常に良好である。また外装材19,20 間の目地部27にシール材30を入れてふさぐが 、内側に連結板21が全長にあるので、この連結板21によってシールでき、従って 施工が容易であると共にシール性が向上する。更に外装材19,20 は構造上、材質 が制限されるものではなく、他の外装材31に合わせる等、任意の材質を選択でき るため、外観性も向上する。また外装材19,20 の表面に他の外装材31と異なる模 様を付けることも容易にでき、入隅部をアクセント的表現することも十分に可能 である。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、二枚の外装材19,20 を略直交方向に備えた建築用入隅外装材 であって、二枚の外装材19,20 をその室内側の端部に装着された連結板21により 連結すると共に、この連結板21に、二枚の外装材19,20 間の目地部27側に突出す る円弧状の屈曲部24を目地部27に沿って連結板21の全長に形成しているので、入 隅部の外観性を良好にできると共に、入隅部をアクセント的に表現でき、しかも 現場施工が容易でかつ梱包、運搬等も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは本考案の一実施例を示す入隅外装材の断面
図、Bはその折畳み状態の断面図である。
【図2】本考案の一実施例示す入隅部の納まりの断面図
である。
【図3】従来例の入隅部の納まりを示す断面図である。
【符号の説明】
18 入隅外装材 19 外装材 20 外装材 21 連結板 24 屈曲部 27 目地部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 二枚の外装材(19)(20)を略直交方向に備
    えた建築用入隅外装材であって、二枚の外装材(19)(20)
    をその室内側の端部に装着された連結板(21)により連結
    すると共に、この連結板(21)に、二枚の外装材(19)(20)
    間の目地部(27)側に突出する円弧状の屈曲部(24)を目地
    部(27)に沿って連結板(21)の全長に形成したことを特徴
    とする建築用入隅外装材。
JP5060391U 1991-07-01 1991-07-01 建築用入隅外装材 Pending JPH053450U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5060391U JPH053450U (ja) 1991-07-01 1991-07-01 建築用入隅外装材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5060391U JPH053450U (ja) 1991-07-01 1991-07-01 建築用入隅外装材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH053450U true JPH053450U (ja) 1993-01-19

Family

ID=12863546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5060391U Pending JPH053450U (ja) 1991-07-01 1991-07-01 建築用入隅外装材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH053450U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013177771A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Nippon Steel & Sumikin Coated Sheet Corp 耐震断熱改修構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013177771A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Nippon Steel & Sumikin Coated Sheet Corp 耐震断熱改修構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH053450U (ja) 建築用入隅外装材
JP5057432B2 (ja) 立上り壁及び笠木の施工方法
JPH0131699Y2 (ja)
JP2022102487A (ja) 出隅部材及び出隅構造
JPH0332167Y2 (ja)
JPS6336091Y2 (ja)
JP2503331Y2 (ja) 装飾壁の入隅部の構造
JPS5835805Y2 (ja) 壁板材の固定構造
JP2500630Y2 (ja) 建築物外装の納り構造
JP4607388B2 (ja) パネル接合構造及びパネル接合方法
JPH0354246Y2 (ja)
JPH0687512U (ja) 住宅ユニット工法における入隅部接合構造
JP2577024Y2 (ja) 屋根パネルの接続構造
JPH1150563A (ja) パネルおよびその気密取付け工法
JPS6039377Y2 (ja) 壁パネル
JPH0232727Y2 (ja)
JP3180093B2 (ja) 外壁パネルのコーナー部における外装材の取り付け方法
JPH0619708Y2 (ja) 壁面用入隅材
JP2990334B2 (ja) 壁パネルの組立施工法及びコーナパネル
JP2001020414A (ja) 防水シート、外壁パネルおよび外壁パネルへの防水シート取付方法
JPH0468151A (ja) 横葺き用面材の接続工法
JPH08199710A (ja) 外壁パネルおよびその製造方法
JPS6347442A (ja) 外壁パネルのシ−ル構造
JP2004190295A (ja) バルコニーのコーナー部構造
JPH04101436U (ja) 外壁パネル