JPH0534179Y2 - - Google Patents

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JPH0534179Y2
JPH0534179Y2 JP1987189967U JP18996787U JPH0534179Y2 JP H0534179 Y2 JPH0534179 Y2 JP H0534179Y2 JP 1987189967 U JP1987189967 U JP 1987189967U JP 18996787 U JP18996787 U JP 18996787U JP H0534179 Y2 JPH0534179 Y2 JP H0534179Y2
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grommet
wire harness
hole
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external force
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/06Joints for connecting lengths of protective tubing or channels, to each other or to casings, e.g. to distribution boxes; Ensuring electrical continuity in the joint
    • H02G3/0616Joints for connecting tubing to casing
    • H02G3/0625Joints for connecting tubing to casing with means for preventing disengagement of conductors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B17/00Insulators or insulating bodies characterised by their form
    • H01B17/26Lead-in insulators; Lead-through insulators
    • H01B17/30Sealing
    • H01B17/303Sealing of leads to lead-through insulators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両のパネル等の孔に挿入されるワ
イヤーハーネスと孔との隙間を密封する配線用グ
ロメツトに関する。
〔従来の技術〕
車両のパネル等の孔に嵌着され、パネル等の孔
に挿入されるワイヤーハーネスと孔との隙間を密
封すると共にケーブルを損傷しないように支持す
るグロメツトの従来例を第5図及び第6図の縦断
面図に示す。
第5図において、軟質のグロメツト本体Aは中
空円板状の基部1の内周縁に円筒状のチユーブ2
が設けられ、チユーブ2の内部にはパネルPの孔
を貫通しグロメツトに支持されるワイヤーハーネ
スWが挿入される。
そして、ワイヤーハーネスWとチユーブ2とに
テープ3が巻き付けられ、両者の間は確実にシー
ルされる。
基部1の外周縁にはチユーブ2と反対方向に円
筒状の周壁4が連設され、周壁4の端部には内側
に向つて環状の支持部5が設けられて周壁4の内
部に環状凹部6が形成されると共に、支持部5の
外表面にはパネルPに接触するリツプ7及び8が
設けられる。
一方、硬質の樹脂製ロツク部材Bは、中央に孔
を有する底壁9の周縁部を湾曲して立設された環
状壁10の上縁に中央に孔を有する基板11が設
けられ、環状壁10の複数個所に外方に切り起し
て係止片12が設けられ、係止片12の先端の外
壁面に係止段部12aが形成される。
係止片12は可撓性を有し、内側に撓みを生じ
た状態で係止段部12aがパネルPの孔に係合さ
れる。
パネルPの孔に嵌着された樹脂製ロツク部材B
の基板11にグロメツト本体Aの環状凹部6が嵌
着され、リツプ7及び8がパネルPの壁面に密着
してパネルPをシールする。
かくして、パネルPとワイヤーハーネスWとの
隙間はシールされて雨水等が浸入することはな
く、しかも、ワイヤーハーネスWはチユーブ2に
よつて損傷することなく支持される。
しかし、ワイヤーハーネスWに外力Fが作用し
た場合には、ワイヤーハーネスWと共にチユーブ
2が外力F方向に変位すると共に、基部1及び周
壁4が同方向に引張られて変形を伴つて変位し、
リツプ7及び8が浮き上つてパネルPのシール能
力が低下し、更に引張られると環状凹部6が基板
11より外れる問題を生ずるので、第5図に示す
ように、底壁9の内周縁より1個又は複数個の平
板状の電線固定部13を延設し、電線固定部13
とワイヤーハーネスWをテープ14により巻回す
ことによつてかかる問題を防止した。
すなわち、ワイヤーハーネスWに作用した外力
Fは、グロメツト本体Aと共に樹脂製ロツク部材
BをF方向に引張するため、パネルPに係止され
た硬質の樹脂製ロツク部材Bがワイヤーハーネス
WのF方向の変位を防止し、グロメツト本体Aは
樹脂製ロツ部材Bより離脱しない。
第6図は、基板11の内周縁に可撓性の薄肉ヒ
ンジ15を介して電線固定部16を連設し、電線
固定部16に設けたストツパー16aを底壁9の
外壁面に近接させ、電線固定部16とワイヤーハ
ーネスWをテープ14にて巻回したものを示す。
かかるグロメツトにおいては、ワイヤーハーネ
スWに外力Fが作用すると、ワイヤーハーネスW
が外力F方向に移動してストツパー16aが底壁
9に当接し、ワイヤーハーネスWの移動が阻止さ
れる。
従つて、ワイヤーハーネスWの移動量が制限さ
れ、その微かな変位量はチユーブ2と基部1との
つなぎの湾曲部の微かな変形によつて吸収され、
リツプ7及び8がパネルPより浮き上ることはな
く、又、グロメツト本体Aが樹脂製ロツク部材B
より離脱することはない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上のように外力Fに対してリツプ7及び8の
浮き上りを防止したグロメツトにも次のような問
題があつた。
第5図に示すグロメツトは電線固定部13は外
力Fに対して反対方向の外力Gに対しては十分耐
力を有するが、ワイヤーハーネスWを引張する外
力Fが大きい場合には、第7図に示すように、電
線固定部13に座屈を生じて折れ曲り、ワイヤー
ハーネスWが外力F方向に移動してリツプ7及び
8が浮き上がり、さらに、グロメツト本体Aが樹
脂製ロツク部材Bより離脱することがある。
又、第6図に示すグロメツトは、外力Fが大き
い場合においても、電線固定部13の中間部のス
トツパー16aが底壁9に支持され、ストツパー
16aより下方の部分にのみ圧縮荷重が加わり座
屈は生じ難いが、第8図に示すように、外力Fと
反対方向に外力Gが作用すると、薄肉のヒンジ1
5が切断される虞れがある。
本考案は上記の問題点を解決するためになされ
たものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は樹脂製ロツク部材Bが機械的強度に優
れていることに着目し、ワイヤーハーネスWに固
着される電線固定部材を基板11或は底壁9で支
持することにより外力F或はGに耐力をもたせた
ものであり、底壁及び基板の孔の通過を妨げる大
きさのストツパーを有する電線固定部材を上記底
壁と上記基板との間におけるワイヤーハーネスに
固着した。
〔作用〕
電線に固着された電線固定部材は底壁及び基板
の間にあるため、電線が外力Fを受けるとストツ
パーが基板に支持され、外力Gを受けるとストツ
パーが底壁に支持される。
従つて、電線の移動量はストツパーにより制限
され、グロメツトの防水性は保たれる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はグロメツトの縦断面図を示し、軟質の
グロメツト本体Aは基部1の内周縁にチユーブ2
が設けられ、基部1の外周縁に周壁4が連設さ
れ、周壁4の端部に支持部5が設けられて内部に
環状凹部6が形成され、支持部5の外表面にリツ
プ7及び8が設けられることは従来例と同様であ
る。
又、硬質の樹脂製ロツク部材Bは、中央に孔9
aを有する底壁9の周縁部に環状壁10が設けら
れ、環状壁10の上縁に中央に孔11aを有する
基板11が設けられ、環状壁10に係止片12が
設けられる。
電線固定部材17は、第4図の斜視図に示すよ
うに、両端に巻回テープ脱落防止用の突起17a
が設けられ、中間部にストツパー18が立設され
る。
ストツパー18の大きさは、電線固定部材17
がワイヤーハーネスWに固着されたときにストツ
パー18が底壁9の孔9a及び基板11の孔11
aを通過できない大きさである。
このような電線固定部材17は樹脂製ロツク部
材Bの底壁9と基板11との間に挿入され、ワイ
ヤーハーネスWと共にテープ19が巻回されてワ
イヤーハーネスWに固着される(第1図参照)。
電線固定部材17を固着したワイヤーハーネス
Wはチユーブ2に挿入された後にチユーブ2と共
にテープ3が巻回される。
次に、環状凹部6を基板11に嵌着してグロメ
ツト本体Aを樹脂製ロツク部材Bに組付け、係止
片12をパネルPの孔に係合すると、グロメツト
はパネルPに取付けられリツプ7及び8がパネル
Pに密着して、グロメツトはパネルPとワイヤー
ハーネスWとの間を密封する。
又、電線固定部材17は樹脂製ロツク部材Bの
底壁9と基板11との間のワイヤーハーネスWに
固着され、ストツパー18は底壁9の孔9a及び
基板11の孔11aより通過できない状態にある
(第1図参照)。
以上のような状態から、第2図に示すように、
ワイヤーハーネスWに矢印G方向の外力が加わる
と、ワイヤーハーネスWが外力に引張されて移動
するが、ストツパー18が底壁9に当接してワイ
ヤーハーネスWの移動が阻止される。
従つて、ワイヤーハーネスWの移動量は小さ
く、グロメツト本体Aの基部1に僅かな弾性変形
を生じるのみであり、リツプ7,8の浮き上りや
グロメツト本体Aの脱落を生ずることはない。
又、第3図に示すように、ワイヤーハーネスW
に矢印F方向の外力が加わると、ワイヤーハーネ
スWは外力に引張されて移動するが、ストツパー
18が基板11に当接してワイヤーハーネスWの
移動が阻止される。
従つて、ワイヤーハーネスWの移動量は制限さ
れ、基部1に弾性変形が生ずるのみでリツプ7,
8の浮き上りやグロメツト本体の脱落を生ずるこ
とはない。
又、ストツパー18の厚さを外力F或いはGに
充分耐え得る厚さとしておけば損傷することはな
い。
〔効果〕
本考案は底壁及び基板の孔の通過を妨げる大き
さのストツパーを有する電線固定部材を底壁と基
板との間におけるワイヤーハーネス等の電線に固
着したことにより、ワイヤーハーネスに作用する
外力に対して耐久性が強化されグロメツトの信頼
性が高まつた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、第1
図はグロメツトの縦断面図、第2図は外力Gを受
けたグロメツトの状態を示す縦断面図、第3図は
外力Fを受けたグロメツトの状態を示す縦断面
図、第4図はストツパーを有する電線固定部材の
斜視図、第5図及び第6図は従来例におけるグロ
メツトの縦断面図、第7図は第5図のグロメツト
に外力が作用したときの状態を示す縦断面図、第
8図は第6図のグロメツトに外力が作用したとき
の状態を示す縦断面図である。 A……グロメツト本体、B……樹脂製ロツク部
材、1……基部、2……チユーブ、4……周壁、
6……環状凹部、7,8……リツプ、9……底
壁、10……環状壁、11……基板、12……係
止片、17……電線固定部材、18……ストツパ
ー、P……パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央に孔を有する底壁の周縁部より屈曲して周
    設された環状壁の上縁に中央に孔を有する基板を
    設け上記環状壁に係止片を設けてなる硬質の樹脂
    製ロツク部材と、上記基板に嵌着される環状凹部
    と電線挿入用のチユーブとを有する軟質グロメツ
    ト本体との組合わせから成るグロメツトにおい
    て、上記底壁及び基板の孔の通過を妨げる大きさ
    のストツパーを有する電線固定部材を上記底壁と
    上記基板との間におけるワイヤーハーネスに固着
    したことを特徴とするグロメツト。
JP1987189967U 1987-12-16 1987-12-16 Expired - Lifetime JPH0534179Y2 (ja)

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