JPH05338890A - 紙片収納装置 - Google Patents
紙片収納装置Info
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- JPH05338890A JPH05338890A JP4142987A JP14298792A JPH05338890A JP H05338890 A JPH05338890 A JP H05338890A JP 4142987 A JP4142987 A JP 4142987A JP 14298792 A JP14298792 A JP 14298792A JP H05338890 A JPH05338890 A JP H05338890A
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- paper
- rotary drum
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- B65H2301/40—Type of handling process
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- B65H2301/421—Forming a pile
- B65H2301/4212—Forming a pile of articles substantially horizontal
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- B65H2404/65—Other elements in face contact with handled material rotating around an axis parallel to face of material and perpendicular to transport direction, e.g. star wheel
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Discharge By Other Means (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】紙片収納装置の設置スペースをコンパクトに
し、紙片収納装置を備付ける遊技機島の内部などのスペ
ースの有効利用を図ることができるようにした紙片収納
装置を提供する。 【構成】回転ドラム３０は、紙片搬送経路７５を通って
搬送される紙片Ｍを、取込口３６から溝部３３に紙片Ｍ
を挟み込んで、動力により中心軸３１を中心として回転
する。回転ドラム３０の回転とともに、押圧アーム部材
４０の自由端部４２により溝部３３内に保持された紙片
Ｍは、紙片収納容器２０へと移動する。さらに回転ドラ
ム３０が回転すると、アーム部材４０の自由端部４２が
紙片Ｍより離脱し、紙片止め部材６０が溝部３３内の紙
片Ｍに当たって通過を阻止し、紙片Ｍを紙片収納容器２
０内に重ねて収容する。
し、紙片収納装置を備付ける遊技機島の内部などのスペ
ースの有効利用を図ることができるようにした紙片収納
装置を提供する。 【構成】回転ドラム３０は、紙片搬送経路７５を通って
搬送される紙片Ｍを、取込口３６から溝部３３に紙片Ｍ
を挟み込んで、動力により中心軸３１を中心として回転
する。回転ドラム３０の回転とともに、押圧アーム部材
４０の自由端部４２により溝部３３内に保持された紙片
Ｍは、紙片収納容器２０へと移動する。さらに回転ドラ
ム３０が回転すると、アーム部材４０の自由端部４２が
紙片Ｍより離脱し、紙片止め部材６０が溝部３３内の紙
片Ｍに当たって通過を阻止し、紙片Ｍを紙片収納容器２
０内に重ねて収容する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技機島の内部などで
搬送される紙片を紙片収納容器内に収納するための紙片
収納装置に関する。
搬送される紙片を紙片収納容器内に収納するための紙片
収納装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の紙片収納装置としては、例えば、
図７に示すようなものがある。
図７に示すようなものがある。
【０００３】すなわち、紙片Ｍは、一時収納部１へと搬
送されると、紙片収納容器２の外部から内部へと、紙片
Ｍの紙面に対し垂直方向の押込み動作を行なう押込みプ
レート３により、一時収納部１と連通する紙片収納容器
２の内部へと押込まれる。押込みプレート３が外部へ戻
ると、紙片は、紙片収納容器２の入口に設けられた開閉
シャッタ４により一時収納部１へ戻るのを阻まれ、紙片
収納容器２内に収納される。紙片収納容器２内の紙片
は、紙片押えバネ５により開閉シャッタ４側に押付けら
れて揃えられるようになっている。
送されると、紙片収納容器２の外部から内部へと、紙片
Ｍの紙面に対し垂直方向の押込み動作を行なう押込みプ
レート３により、一時収納部１と連通する紙片収納容器
２の内部へと押込まれる。押込みプレート３が外部へ戻
ると、紙片は、紙片収納容器２の入口に設けられた開閉
シャッタ４により一時収納部１へ戻るのを阻まれ、紙片
収納容器２内に収納される。紙片収納容器２内の紙片
は、紙片押えバネ５により開閉シャッタ４側に押付けら
れて揃えられるようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の紙片収納装置では、紙片Ｍを紙片収納容器２
内に収納するとき、押込みプレート３が紙片収納容器２
の外部と内部との間で往復運動を行なうため、紙片収納
容器２の外側に往復運動のスペースを必要とする。この
ため、紙片収納装置の設置スペースが大きくなり、紙片
収納装置を備付ける遊技機島の内部などのスペースの有
効利用を図ることができないという問題点があった。
うな従来の紙片収納装置では、紙片Ｍを紙片収納容器２
内に収納するとき、押込みプレート３が紙片収納容器２
の外部と内部との間で往復運動を行なうため、紙片収納
容器２の外側に往復運動のスペースを必要とする。この
ため、紙片収納装置の設置スペースが大きくなり、紙片
収納装置を備付ける遊技機島の内部などのスペースの有
効利用を図ることができないという問題点があった。
【０００５】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、紙片収納装置の設置
スペースをコンパクトにし、紙片収納装置を備付ける遊
技機島の内部などのスペースの有効利用を図ることがで
きるようにした紙片収納装置を提供することを目的とし
ている。
問題点に着目してなされたもので、紙片収納装置の設置
スペースをコンパクトにし、紙片収納装置を備付ける遊
技機島の内部などのスペースの有効利用を図ることがで
きるようにした紙片収納装置を提供することを目的とし
ている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、 １ 紙片（Ｍ）を一定方向に搬送する紙片搬送部材（７
０）と、該紙片搬送部材（７０）により送られた紙片
（Ｍ）を一時的に受け取り動力により回転する回転ドラ
ム（３０）と、該回転ドラム（３０）から紙片（Ｍ）を
離脱させる紙片止め部材（６０）と、紙片（Ｍ）を収容
する紙片収納容器（２０）とを具備して成る紙片収納装
置（１０）であって、前記紙片収納容器（２０）は、紙
片（Ｍ）を底面（２１）から開口（２２）にかけて積層
させた状態で収容する大きさを有し、前記回転ドラム
（３０）は、その円筒面（３２）が前記紙片収納容器
（２０）の前記開口（２２）に対面し、半径方向で一部
が前記紙片収納容器（２０）からはみ出して配置され、
紙片（Ｍ）を挟込む１又は２以上の溝部（３３）を長さ
方向に有し、該溝部（３３）は、前記回転ドラム（３
０）の一端（３５）に通じる取込口（３６）と円筒面
（３２）に長さ方向に延びる放出口（３３ａ）とを有す
とともに、放出口（３３ａ）から溝底（３３ｂ）にかけ
て回転ドラム（３０）の半径方向よりも回転ドラム（３
０）の回転方向寄りに延ばして形成され、前記回転ドラ
ム（３０）は押圧アーム部材（４０）を備え、該押圧ア
ーム部材（４０）は、前記回転ドラム（３０）の溝部
（３３）内で、取込口（３６）より送入された紙片
（Ｍ）を溝部（３３）内に押圧する保持位置と、回転ド
ラム（３０）の放出口（３３ａ）が前記紙片収納容器
（２０）の開口（２２）側に回転した際に紙片（Ｍ）の
押圧を解除する開放位置とに揺動可能な自由端部（４
２）を有し、前記紙片止め部材（６０）は、前記紙片収
納容器（２０）の前記回転ドラム（３０）がはみ出す側
で、前記溝部（３３）に挟まれた紙片（Ｍ）の通過を阻
止し、紙片（Ｍ）を回転ドラム（３０）から離脱させる
位置に設けられ、前記紙片搬送部材（７０）は、前記溝
部（３３）の取込口（３６）と連通する紙片搬送経路
（７５）を有することを、特徴とする紙片収納装置（１
０）。
めの本発明の要旨とするところは、 １ 紙片（Ｍ）を一定方向に搬送する紙片搬送部材（７
０）と、該紙片搬送部材（７０）により送られた紙片
（Ｍ）を一時的に受け取り動力により回転する回転ドラ
ム（３０）と、該回転ドラム（３０）から紙片（Ｍ）を
離脱させる紙片止め部材（６０）と、紙片（Ｍ）を収容
する紙片収納容器（２０）とを具備して成る紙片収納装
置（１０）であって、前記紙片収納容器（２０）は、紙
片（Ｍ）を底面（２１）から開口（２２）にかけて積層
させた状態で収容する大きさを有し、前記回転ドラム
（３０）は、その円筒面（３２）が前記紙片収納容器
（２０）の前記開口（２２）に対面し、半径方向で一部
が前記紙片収納容器（２０）からはみ出して配置され、
紙片（Ｍ）を挟込む１又は２以上の溝部（３３）を長さ
方向に有し、該溝部（３３）は、前記回転ドラム（３
０）の一端（３５）に通じる取込口（３６）と円筒面
（３２）に長さ方向に延びる放出口（３３ａ）とを有す
とともに、放出口（３３ａ）から溝底（３３ｂ）にかけ
て回転ドラム（３０）の半径方向よりも回転ドラム（３
０）の回転方向寄りに延ばして形成され、前記回転ドラ
ム（３０）は押圧アーム部材（４０）を備え、該押圧ア
ーム部材（４０）は、前記回転ドラム（３０）の溝部
（３３）内で、取込口（３６）より送入された紙片
（Ｍ）を溝部（３３）内に押圧する保持位置と、回転ド
ラム（３０）の放出口（３３ａ）が前記紙片収納容器
（２０）の開口（２２）側に回転した際に紙片（Ｍ）の
押圧を解除する開放位置とに揺動可能な自由端部（４
２）を有し、前記紙片止め部材（６０）は、前記紙片収
納容器（２０）の前記回転ドラム（３０）がはみ出す側
で、前記溝部（３３）に挟まれた紙片（Ｍ）の通過を阻
止し、紙片（Ｍ）を回転ドラム（３０）から離脱させる
位置に設けられ、前記紙片搬送部材（７０）は、前記溝
部（３３）の取込口（３６）と連通する紙片搬送経路
（７５）を有することを、特徴とする紙片収納装置（１
０）。
【０００７】２ 前記回転ドラム（３０）は、２つの分
割ドラム（３０ａ）に同一中心軸（３１）を挿通させ組
み合わせて構成されており、各分割ドラム（３０ａ）の
間に、前記押圧アーム部材（４０）が前記溝部（３３）
を横切る方向に揺動可能に収まるための隙間が設け、前
記押圧アーム部材（４０）を、その前記自由端部（４
２）が保持位置と開放位置とに揺動可能に、各分割ドラ
ム（３０ａ）の相互に対向する内端面部の少なくとも一
方に、枢軸（４４）により枢支したことを特徴とするこ
とを、特徴とする１項記載の紙片収納装置（１０）。
割ドラム（３０ａ）に同一中心軸（３１）を挿通させ組
み合わせて構成されており、各分割ドラム（３０ａ）の
間に、前記押圧アーム部材（４０）が前記溝部（３３）
を横切る方向に揺動可能に収まるための隙間が設け、前
記押圧アーム部材（４０）を、その前記自由端部（４
２）が保持位置と開放位置とに揺動可能に、各分割ドラ
ム（３０ａ）の相互に対向する内端面部の少なくとも一
方に、枢軸（４４）により枢支したことを特徴とするこ
とを、特徴とする１項記載の紙片収納装置（１０）。
【０００８】３ 紙片押えバネ（２４）を有し、前記紙
片押えバネ（２４）は、前記紙片収納容器（２０）内の
紙片（Ｍ）を前記回転ドラム（３０）に押付けるよう付
勢されて前記紙片収納容器（２０）内に設けられている
ことを、特徴とする１又は２項記載の紙片収納装置（１
０）に存する。
片押えバネ（２４）は、前記紙片収納容器（２０）内の
紙片（Ｍ）を前記回転ドラム（３０）に押付けるよう付
勢されて前記紙片収納容器（２０）内に設けられている
ことを、特徴とする１又は２項記載の紙片収納装置（１
０）に存する。
【０００９】
【作用】回転ドラム（３０）は、紙片搬送経路（７５）
を通って搬送される紙片（Ｍ）を、取込口（３６）から
長さ方向の溝部（３３）内に紙片（Ｍ）を挟み込んで、
動力により回転する。溝部（３３）は、放出口（３３
ａ）が紙片収納容器（２０）の開口（２２）側にあると
き、溝底（３３ｂ）が紙片収納容器（２０）からはみ出
す方向に形成されて、紙片（Ｍ）を挟み込む。回転ドラ
ム（３０）は、溝部（３３）が溝底（３３ｂ）を先にし
放出口（３３ａ）を後にする方向に回転する。
を通って搬送される紙片（Ｍ）を、取込口（３６）から
長さ方向の溝部（３３）内に紙片（Ｍ）を挟み込んで、
動力により回転する。溝部（３３）は、放出口（３３
ａ）が紙片収納容器（２０）の開口（２２）側にあると
き、溝底（３３ｂ）が紙片収納容器（２０）からはみ出
す方向に形成されて、紙片（Ｍ）を挟み込む。回転ドラ
ム（３０）は、溝部（３３）が溝底（３３ｂ）を先にし
放出口（３３ａ）を後にする方向に回転する。
【００１０】回転ドラム（３０）は、回転とともに、溝
部（３３）に送入された紙片（Ｍ）を紙片収納容器（２
０）の開口（２２）へと移動させる。このとき、溝部
（３３）内の紙片（Ｍ）は、保持位置にある押圧アーム
部材（４０）により溝部（３３）内に押圧されており、
従って、紙片収納容器（２０）の開口（２２）への移動
中に紙片（Ｍ）が溝部（３３）から抜け出てしまうこと
がなく、紙片（Ｍ）は確実に送られる。
部（３３）に送入された紙片（Ｍ）を紙片収納容器（２
０）の開口（２２）へと移動させる。このとき、溝部
（３３）内の紙片（Ｍ）は、保持位置にある押圧アーム
部材（４０）により溝部（３３）内に押圧されており、
従って、紙片収納容器（２０）の開口（２２）への移動
中に紙片（Ｍ）が溝部（３３）から抜け出てしまうこと
がなく、紙片（Ｍ）は確実に送られる。
【００１１】さらに回転ドラム（３０）が回転して、放
出口（３３ａ）が前記紙片収納容器（２０）の開口（２
２）側に到達すると、前記押圧アーム部材（４０）の自
由端部（４２）が開放位置に揺動し、押圧アーム部材
（４０）による紙片（Ｍ）の押圧が解除される。続い
て、紙片収納容器（２０）の回転ドラム（３０）がはみ
出す側で、紙片止め部材（６０）が溝部（３３）内の紙
片（Ｍ）に当たり、紙片（Ｍ）の通過を阻止する。
出口（３３ａ）が前記紙片収納容器（２０）の開口（２
２）側に到達すると、前記押圧アーム部材（４０）の自
由端部（４２）が開放位置に揺動し、押圧アーム部材
（４０）による紙片（Ｍ）の押圧が解除される。続い
て、紙片収納容器（２０）の回転ドラム（３０）がはみ
出す側で、紙片止め部材（６０）が溝部（３３）内の紙
片（Ｍ）に当たり、紙片（Ｍ）の通過を阻止する。
【００１２】それにより、回転ドラム（３０）は、回転
とともに紙片止め部材（６０）により紙片（Ｍ）を溝部
（３３）の放出口（３３ａ）から排出し、紙片（Ｍ）を
紙片収納容器（２０）内に順次積層させた状態で留め
る。こうして、回転ドラム（３０）を納めるだけのスペ
ースがあれば、紙片（Ｍ）を確実かつ円滑に紙片収納容
器（２０）内に収納させることができる。 紙片押えバ
ネ（２４）を有する場合には、紙片押えバネ（２４）が
紙片収納容器（２０）内の紙片（Ｍ）を回転ドラム（３
０）側に押付けており、回転ドラム（３０）は、紙片収
納容器（２０）の開口（２２）へと移動させた紙片
（Ｍ）を、円筒面（３２）と紙片押えバネ（２４）との
間に挟んで、回転とともに紙片収納容器（２０）内の紙
片（Ｍ）に重ね合せる。
とともに紙片止め部材（６０）により紙片（Ｍ）を溝部
（３３）の放出口（３３ａ）から排出し、紙片（Ｍ）を
紙片収納容器（２０）内に順次積層させた状態で留め
る。こうして、回転ドラム（３０）を納めるだけのスペ
ースがあれば、紙片（Ｍ）を確実かつ円滑に紙片収納容
器（２０）内に収納させることができる。 紙片押えバ
ネ（２４）を有する場合には、紙片押えバネ（２４）が
紙片収納容器（２０）内の紙片（Ｍ）を回転ドラム（３
０）側に押付けており、回転ドラム（３０）は、紙片収
納容器（２０）の開口（２２）へと移動させた紙片
（Ｍ）を、円筒面（３２）と紙片押えバネ（２４）との
間に挟んで、回転とともに紙片収納容器（２０）内の紙
片（Ｍ）に重ね合せる。
【００１３】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図１〜図６は本発明の一実施例を示している。図
１〜図３に示すように、紙片収納装置１０は、紙片収納
容器２０と、回転ドラム３０と、回転ドラム３０に装着
された一対の押圧アーム部材４０，４０と、回転ドラム
３０の駆動機構８０と、紙片止め部材６０と、紙片押え
バネ２４と、紙片搬送部材７０とを有している。
する。図１〜図６は本発明の一実施例を示している。図
１〜図３に示すように、紙片収納装置１０は、紙片収納
容器２０と、回転ドラム３０と、回転ドラム３０に装着
された一対の押圧アーム部材４０，４０と、回転ドラム
３０の駆動機構８０と、紙片止め部材６０と、紙片押え
バネ２４と、紙片搬送部材７０とを有している。
【００１４】紙片収納容器２０は、紙幣等の紙片Ｍを底
面２１から開口２２にかけて積層させた状態で収容する
大きさの直方体状の容器である。回転ドラム３０は、紙
片収納容器２０の縦方向長さａより長い直径ｂと、紙片
収納容器２０の横方向長さｃより短い軸方向長さｄを有
している。
面２１から開口２２にかけて積層させた状態で収容する
大きさの直方体状の容器である。回転ドラム３０は、紙
片収納容器２０の縦方向長さａより長い直径ｂと、紙片
収納容器２０の横方向長さｃより短い軸方向長さｄを有
している。
【００１５】駆動機構８０は、ベース台Ａの上に立設さ
れた支持ブラケットＢに固設された電動モータ８１と、
プーリ８２，８３と、無端ベルト８４とから構成されて
いる。プーリ８２は電動モータ８１の駆動軸８１ａに固
定され、プーリ８３は回転ドラム３０の中心軸３１に固
定されている。無端ベルト８４は、プーリ８２，４３に
掛け渡されている。こうして、回転ドラム３０は、駆動
機構８０の動力により中心軸３１を中心として回転可能
に設けられている。
れた支持ブラケットＢに固設された電動モータ８１と、
プーリ８２，８３と、無端ベルト８４とから構成されて
いる。プーリ８２は電動モータ８１の駆動軸８１ａに固
定され、プーリ８３は回転ドラム３０の中心軸３１に固
定されている。無端ベルト８４は、プーリ８２，４３に
掛け渡されている。こうして、回転ドラム３０は、駆動
機構８０の動力により中心軸３１を中心として回転可能
に設けられている。
【００１６】回転ドラム３０は、２つの分割ドラム３０
ａ，３０ａを組み合わせて構成されており、各分割ドラ
ム３０ａの間には、一対の押圧アーム部材４０，４０が
揺動可能に収まるための隙間が設けられている。回転ド
ラム３０は、円筒面３２が紙片収納容器２０の開口２２
に対面し、半径方向で一部が水平方向に紙片収納容器２
０からはみ出して配置されている。また、回転ドラム３
０は、中心軸３１を紙片収納容器２０の長さ方向に平行
にして配置される。
ａ，３０ａを組み合わせて構成されており、各分割ドラ
ム３０ａの間には、一対の押圧アーム部材４０，４０が
揺動可能に収まるための隙間が設けられている。回転ド
ラム３０は、円筒面３２が紙片収納容器２０の開口２２
に対面し、半径方向で一部が水平方向に紙片収納容器２
０からはみ出して配置されている。また、回転ドラム３
０は、中心軸３１を紙片収納容器２０の長さ方向に平行
にして配置される。
【００１７】回転ドラム３０は、紙片Ｍを挟込む２つの
溝部３３，３３を長さ方向に有し、その溝部３３は円筒
面３２に放出口３３ａを有する。各溝部３３は、回転ド
ラム３０の軸方向長さにわたって形成されている。溝部
３３は、回転ドラム３０の一端３５に通じて、その一端
３５で取込口３６を形成している。なお、２つの溝部３
３は、互いに回転対称の位置にある。図３に示すよう
に、各溝部３３は、その放出口３３ａから溝底３３ｂに
かけて回転ドラム３０の半径方向よりも回転ドラムの回
転方向寄りに延びるように形成されている。即ち、各溝
部３３は、回転ドラム３０のはみ出す側に配置可能であ
って、放出口３３ａが紙片収納容器２０の底面２１の側
にあるとき、溝底３３ｂが回転ドラム３０の半径方向か
らずれて紙片収納容器２０からはみ出す方向に形成され
ている。
溝部３３，３３を長さ方向に有し、その溝部３３は円筒
面３２に放出口３３ａを有する。各溝部３３は、回転ド
ラム３０の軸方向長さにわたって形成されている。溝部
３３は、回転ドラム３０の一端３５に通じて、その一端
３５で取込口３６を形成している。なお、２つの溝部３
３は、互いに回転対称の位置にある。図３に示すよう
に、各溝部３３は、その放出口３３ａから溝底３３ｂに
かけて回転ドラム３０の半径方向よりも回転ドラムの回
転方向寄りに延びるように形成されている。即ち、各溝
部３３は、回転ドラム３０のはみ出す側に配置可能であ
って、放出口３３ａが紙片収納容器２０の底面２１の側
にあるとき、溝底３３ｂが回転ドラム３０の半径方向か
らずれて紙片収納容器２０からはみ出す方向に形成され
ている。
【００１８】各溝部３３は、回転ドラム３０の内面と、
直径方向に平行の仕切板３４ａとにより形成されてい
る。回転ドラム３０の内部には、中心軸３１から円筒面
３２にかけて放射状に複数の補強板３４ｂが一体的に形
成されている。また、円筒面３２は、仕切板３４ａとの
境に、曲面状の押え部３２ａを形成している。
直径方向に平行の仕切板３４ａとにより形成されてい
る。回転ドラム３０の内部には、中心軸３１から円筒面
３２にかけて放射状に複数の補強板３４ｂが一体的に形
成されている。また、円筒面３２は、仕切板３４ａとの
境に、曲面状の押え部３２ａを形成している。
【００１９】回転ドラム３０は、２つの溝部３３，３３
に対応する２つの押圧アーム部材押圧アーム部材４０，
４０を備えている。各押圧アーム部材４０は、分割ドラ
ム３０ａの相互に対向する内端面部における押え部３２
ａの傍らに、枢軸４４により揺動可能に枢支されてい
る。
に対応する２つの押圧アーム部材押圧アーム部材４０，
４０を備えている。各押圧アーム部材４０は、分割ドラ
ム３０ａの相互に対向する内端面部における押え部３２
ａの傍らに、枢軸４４により揺動可能に枢支されてい
る。
【００２０】各押圧アーム部材４０の枢軸４４を境とす
る一端側の先端は、溝部３３の内壁に紙片Ｍを押圧する
保持位置と、紙片Ｍを開放すべく仕切板３４ａに重なる
開放位置とに揺動する自由端部４２と成っている。各押
圧アーム部材４０の枢軸４４を境とする他端側は、円筒
面３２に沿うように曲線状に延び、後述するプレート部
材５２の先端部５２ａに係合して、自由端部４２の揺動
を調整するカム端部４１と成っている。また、各押圧ア
ーム部材４０の一端側の枢軸４４付近にはピン部枢軸４
４が突設されており、各枢軸４４，４４にはバネ部材４
５が張設され、各押圧アーム部材４０の自由端部４２は
開放位置の方向に付勢されている。
る一端側の先端は、溝部３３の内壁に紙片Ｍを押圧する
保持位置と、紙片Ｍを開放すべく仕切板３４ａに重なる
開放位置とに揺動する自由端部４２と成っている。各押
圧アーム部材４０の枢軸４４を境とする他端側は、円筒
面３２に沿うように曲線状に延び、後述するプレート部
材５２の先端部５２ａに係合して、自由端部４２の揺動
を調整するカム端部４１と成っている。また、各押圧ア
ーム部材４０の一端側の枢軸４４付近にはピン部枢軸４
４が突設されており、各枢軸４４，４４にはバネ部材４
５が張設され、各押圧アーム部材４０の自由端部４２は
開放位置の方向に付勢されている。
【００２１】回転ドラム３０は、ベース台Ａ上に取付可
能な枠状ブラケット５０に装着されている。枠状ブラケ
ット５０は、上面部５１と、側面部５３，５３とを有し
ている。上面部５１には、回転ドラム３０の円筒面３２
より外方に突出可能な押圧アーム部材４０のカム端部４
１の端縁に係合するプレート部材５２が固着されてい
る。プレート部材５２は、その先端部５２ａに押圧アー
ム部材４０のカム端部４１の端縁が係合することによ
り、押圧アーム部材４０のカム端部４１を回転ドラム３
０の内部に押込み、自由端部４２を保持位置に一時的に
規制するものである。
能な枠状ブラケット５０に装着されている。枠状ブラケ
ット５０は、上面部５１と、側面部５３，５３とを有し
ている。上面部５１には、回転ドラム３０の円筒面３２
より外方に突出可能な押圧アーム部材４０のカム端部４
１の端縁に係合するプレート部材５２が固着されてい
る。プレート部材５２は、その先端部５２ａに押圧アー
ム部材４０のカム端部４１の端縁が係合することによ
り、押圧アーム部材４０のカム端部４１を回転ドラム３
０の内部に押込み、自由端部４２を保持位置に一時的に
規制するものである。
【００２２】図３に示すように、紙片止め部材６０は、
紙片収納容器２０の回転ドラム３０がはみ出す側の上端
で、回転ドラム３０を挟んだ両側の、溝部３３に挟まれ
た紙片Ｍの通過を阻止する位置に設けられている。紙片
止め部材６０の位置は、回転ドラム３０が回転すると
き、回転ドラム３０の回転とともに移動する溝部３３内
の紙片Ｍに当たってその紙片Ｍを紙片収納容器２０内に
留める位置である。
紙片収納容器２０の回転ドラム３０がはみ出す側の上端
で、回転ドラム３０を挟んだ両側の、溝部３３に挟まれ
た紙片Ｍの通過を阻止する位置に設けられている。紙片
止め部材６０の位置は、回転ドラム３０が回転すると
き、回転ドラム３０の回転とともに移動する溝部３３内
の紙片Ｍに当たってその紙片Ｍを紙片収納容器２０内に
留める位置である。
【００２３】紙片押えバネ２４は、２つのコイルバネか
ら成り、紙片収納容器２０内の紙片を回転ドラム３０側
に押付けるよう開口２２側に付勢されて、紙片収納容器
２０内の底面２１全体に設けられている。また、紙片押
えバネ２４の上端には、底面２１と平行な紙片保持板２
３が固着されている。
ら成り、紙片収納容器２０内の紙片を回転ドラム３０側
に押付けるよう開口２２側に付勢されて、紙片収納容器
２０内の底面２１全体に設けられている。また、紙片押
えバネ２４の上端には、底面２１と平行な紙片保持板２
３が固着されている。
【００２４】紙片搬送部材７０は、無端ベルト７１と、
プーリ７２と、ローラ７３と、搬送ローラ７４と、紙片
搬送経路７５とを有している。無端ベルト７１は、プー
リ７２に掛け渡されて、紙片収納容器２０の底面２１と
平行に、紙片収納容器２０の縦方向に対し傾斜して設け
られている。
プーリ７２と、ローラ７３と、搬送ローラ７４と、紙片
搬送経路７５とを有している。無端ベルト７１は、プー
リ７２に掛け渡されて、紙片収納容器２０の底面２１と
平行に、紙片収納容器２０の縦方向に対し傾斜して設け
られている。
【００２５】ローラ７３は、プーリ７２の位置で無端ベ
ルト７１に当接するよう配置されている。ローラ７３
は、回転軸７３ａに固定されている。無端ベルト７１の
途中には、数対の搬送ローラ７４が、無端ベルト７１を
挟んで配置されている。紙片搬送経路７５は、無端ベル
ト７１に沿って形成され、溝部３３の取込口３６と連通
している。
ルト７１に当接するよう配置されている。ローラ７３
は、回転軸７３ａに固定されている。無端ベルト７１の
途中には、数対の搬送ローラ７４が、無端ベルト７１を
挟んで配置されている。紙片搬送経路７５は、無端ベル
ト７１に沿って形成され、溝部３３の取込口３６と連通
している。
【００２６】次に、本実施例の作用を説明する。図３〜
図６において、紙片収納装置１０が紙片Ｍを収納する順
序を、段階的に示す。図１及び図３に示すように、回転
ドラム３０が、その溝部３３が垂直位置となる角度にあ
るとき、紙片搬送部材７０は、紙片Ｍを無端ベルト７１
の移動とともに移動させ、回転ドラム３０は、紙片搬送
経路７５を通って搬送される紙片Ｍを、取込口３６から
溝部３３内に挟み込む。このとき、紙片Ｍが挟み込まれ
た溝部３３に対応する押圧アーム部材４０の自由端部４
２は、バネ部材４５の付勢力により開放位置にあり、従
って、押圧アーム部材４０は溝部３３への紙片Ｍの送入
の妨げとならない。
図６において、紙片収納装置１０が紙片Ｍを収納する順
序を、段階的に示す。図１及び図３に示すように、回転
ドラム３０が、その溝部３３が垂直位置となる角度にあ
るとき、紙片搬送部材７０は、紙片Ｍを無端ベルト７１
の移動とともに移動させ、回転ドラム３０は、紙片搬送
経路７５を通って搬送される紙片Ｍを、取込口３６から
溝部３３内に挟み込む。このとき、紙片Ｍが挟み込まれ
た溝部３３に対応する押圧アーム部材４０の自由端部４
２は、バネ部材４５の付勢力により開放位置にあり、従
って、押圧アーム部材４０は溝部３３への紙片Ｍの送入
の妨げとならない。
【００２７】次に、図１に示す駆動機構８０は、電動モ
ータ８１が駆動軸８１ａ、プーリ８２、無端ベルト８４
およびプーリ８３を介して、回転ドラム３０の中心軸３
１を図３に示す矢印の方向に回転させる。即ち、回転ド
ラム３０は、長さ方向の溝部３３に紙片Ｍを挟み込ん
で、駆動機構８０の動力により中心軸３１を中心とし
て、溝部３３が溝底３３ｂを先にし放出口３３ａを後に
する方向に回転する。
ータ８１が駆動軸８１ａ、プーリ８２、無端ベルト８４
およびプーリ８３を介して、回転ドラム３０の中心軸３
１を図３に示す矢印の方向に回転させる。即ち、回転ド
ラム３０は、長さ方向の溝部３３に紙片Ｍを挟み込ん
で、駆動機構８０の動力により中心軸３１を中心とし
て、溝部３３が溝底３３ｂを先にし放出口３３ａを後に
する方向に回転する。
【００２８】回転ドラム３０は、図３に示す角度から反
時計回りに４５度ほど回転したとき、図４に示す位置と
なる。このとき、押圧アーム部材４０のカム端部４１
は、プレート部材５２の先端部５２ａに係合して回転ド
ラム３０の内部に押込まれ、従って、押圧アーム部材４
０の自由端部４２は、バネ部材４５の付勢力に抗して保
持位置に揺動して、紙片Ｍを溝部３３の内壁に押圧して
いる。それにより、回転ドラム３０の回転により溝部３
３内の紙片Ｍが抜け出るのを防止することができる。
時計回りに４５度ほど回転したとき、図４に示す位置と
なる。このとき、押圧アーム部材４０のカム端部４１
は、プレート部材５２の先端部５２ａに係合して回転ド
ラム３０の内部に押込まれ、従って、押圧アーム部材４
０の自由端部４２は、バネ部材４５の付勢力に抗して保
持位置に揺動して、紙片Ｍを溝部３３の内壁に押圧して
いる。それにより、回転ドラム３０の回転により溝部３
３内の紙片Ｍが抜け出るのを防止することができる。
【００２９】続いて、回転ドラム３０が、図５に示す位
置まで回転すると、溝部３３に挟まれた紙片Ｍを、紙片
収納容器２０の開口２２へと移動させ、紙片Ｍを紙片収
納容器２０の紙片保持板２３と平行な位置とする。この
とき、押圧アーム部材４０のカム端部４１は、プレート
部材５２の先端部５２ａから離脱する一方、押圧アーム
部材４０の自由端部４２は、バネ部材４５の付勢力によ
り開放位置に揺動して、紙片Ｍの押圧を解除する。
置まで回転すると、溝部３３に挟まれた紙片Ｍを、紙片
収納容器２０の開口２２へと移動させ、紙片Ｍを紙片収
納容器２０の紙片保持板２３と平行な位置とする。この
とき、押圧アーム部材４０のカム端部４１は、プレート
部材５２の先端部５２ａから離脱する一方、押圧アーム
部材４０の自由端部４２は、バネ部材４５の付勢力によ
り開放位置に揺動して、紙片Ｍの押圧を解除する。
【００３０】さらに、回転ドラム３０が図６に示す角度
まで回転すると、紙片収納容器２０の回転ドラム３０が
はみ出す側で、紙片止め部材６０が溝部３３内の紙片Ｍ
に当たり、紙片Ｍの通過を阻止する。回転ドラム３０
は、回転とともに、紙片止め部材６０により紙片Ｍを溝
部３３の放出口３３ｂから排出し、紙片Ｍを紙片収納容
器２０内に留める。
まで回転すると、紙片収納容器２０の回転ドラム３０が
はみ出す側で、紙片止め部材６０が溝部３３内の紙片Ｍ
に当たり、紙片Ｍの通過を阻止する。回転ドラム３０
は、回転とともに、紙片止め部材６０により紙片Ｍを溝
部３３の放出口３３ｂから排出し、紙片Ｍを紙片収納容
器２０内に留める。
【００３１】紙片押えバネ２４は、紙片収納容器２０内
に重ねられた紙片Ｍを回転ドラム３０側に押付けてお
り、回転ドラム３０は、図６に示す角度まで回転する
と、収納しようとする紙片Ｍを押え部３２ａにより押え
付け、円筒面３２と紙片押えバネ２４との間に挟んで、
紙片収納容器２０内の紙片Ｍに重ね合せる。
に重ねられた紙片Ｍを回転ドラム３０側に押付けてお
り、回転ドラム３０は、図６に示す角度まで回転する
と、収納しようとする紙片Ｍを押え部３２ａにより押え
付け、円筒面３２と紙片押えバネ２４との間に挟んで、
紙片収納容器２０内の紙片Ｍに重ね合せる。
【００３２】このように、回転ドラム３０の回転より、
紙片Ｍ１は、溝部３３の放出口３３ｂから抜け外れて、
紙片収納容器２０内に収納される。このとき、紙片押え
バネ２４が紙片収納容器２０内の紙片Ｍを回転ドラム３
０側に押付けるため、紙片Ｍを揃えることができる。回
転ドラム３０が図３の角度から１８０度回転すると、他
方の溝部３３が、紙片搬送部材７０から紙片Ｍを受け取
ることができる状態にセットされる。こうして、回転ド
ラム３０を納めるだけのスペースがあれば、回転ドラム
３０により円滑に紙片を紙片収納容器２０内に収納する
ことができる。
紙片Ｍ１は、溝部３３の放出口３３ｂから抜け外れて、
紙片収納容器２０内に収納される。このとき、紙片押え
バネ２４が紙片収納容器２０内の紙片Ｍを回転ドラム３
０側に押付けるため、紙片Ｍを揃えることができる。回
転ドラム３０が図３の角度から１８０度回転すると、他
方の溝部３３が、紙片搬送部材７０から紙片Ｍを受け取
ることができる状態にセットされる。こうして、回転ド
ラム３０を納めるだけのスペースがあれば、回転ドラム
３０により円滑に紙片を紙片収納容器２０内に収納する
ことができる。
【００３３】前記実施例においては、紙片を挟込む溝部
が２つの場合を示したが、溝部は１または２以上であっ
てもよい。また、搬送されるものとしては、紙片のほ
か、可撓性のカードなどであってもよい。
が２つの場合を示したが、溝部は１または２以上であっ
てもよい。また、搬送されるものとしては、紙片のほ
か、可撓性のカードなどであってもよい。
【００３４】
【発明の効果】本発明にかかる紙片収納装置によれば、
回転ドラムを納めるだけのスペースがあれば、紙片を紙
片収納容器内に収納することができるので、紙片収納装
置の設置スペースをコンパクトにし、紙片収納装置を備
付ける遊技機島の内部などのスペースの有効利用を図る
ことができる。
回転ドラムを納めるだけのスペースがあれば、紙片を紙
片収納容器内に収納することができるので、紙片収納装
置の設置スペースをコンパクトにし、紙片収納装置を備
付ける遊技機島の内部などのスペースの有効利用を図る
ことができる。
【図１】本発明の一実施例に係る紙片収納装置を示す一
部縦断面図である。
部縦断面図である。
【図２】本発明の一実施例に係る紙片収納装置を示す平
面図である。
面図である。
【図３】本発明の一実施例に係る紙片収納装置の動作を
説明する横断面図である。
説明する横断面図である。
【図４】本発明の一実施例に係る紙片収納装置の動作を
説明する横断面図である。
説明する横断面図である。
【図５】本発明の一実施例に係る紙片収納装置の動作を
説明する横断面図である。
説明する横断面図である。
【図６】本発明の一実施例に係る紙片収納装置の動作を
説明する横断面図である。
説明する横断面図である。
【図７】従来例を示す概略縦断面図である。
１０…紙片収納装置 ２０…紙片収納容器 ２４…紙片押えバネ ３０…回転ドラム ３０ａ…分割ドラ
ム ３２…円筒面 ３３…溝部 ４０…押圧アーム部材 ４２…自由端部 ６０…紙片止め部材 ７０…紙片搬送部材 ７１…無端ベルト ７５…紙片搬送経路 ８０…駆動機構
ム ３２…円筒面 ３３…溝部 ４０…押圧アーム部材 ４２…自由端部 ６０…紙片止め部材 ７０…紙片搬送部材 ７１…無端ベルト ７５…紙片搬送経路 ８０…駆動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 栄司 岩手県花巻市城内４番３号 株式会社新興 製作所内 (72)発明者 小野寺 勉 岩手県花巻市城内４番３号 株式会社新興 製作所内 (72)発明者 関本 孝三 宮城県仙台市宮城野区東仙台５ー１ー17
Claims (3)
- 【請求項１】紙片を一定方向に搬送する紙片搬送部材
と、該紙片搬送部材により送られた紙片を一時的に受け
取り動力により回転する回転ドラムと、該回転ドラムか
ら紙片を離脱させる紙片止め部材と、紙片を収容する紙
片収納容器とを具備して成る紙片収納装置であって、 前記紙片収納容器は、紙片を底面から開口にかけて積層
させた状態で収容する大きさを有し、 前記回転ドラムは、その円筒面が前記紙片収納容器の前
記開口に対面し、半径方向で一部が前記紙片収納容器か
らはみ出して配置され、紙片を挟込む１又は２以上の溝
部を長さ方向に有し、該溝部は、前記回転ドラムの一端
に通じる取込口と円筒面に長さ方向に延びる放出口とを
有すとともに、放出口から溝底にかけて回転ドラムの半
径方向よりも回転ドラムの回転方向寄りに延ばして形成
され、 前記回転ドラムは押圧アーム部材を備え、該押圧アーム
部材は、前記回転ドラムの溝部内で、取込口より送入さ
れた紙片を溝部内に押圧する保持位置と、回転ドラムの
放出口が前記紙片収納容器の開口側に回転した際に紙片
の押圧を解除する開放位置とに揺動可能な自由端部を有
し、 前記紙片止め部材は、前記紙片収納容器の前記回転ドラ
ムがはみ出す側で、前記溝部に挟まれた紙片の通過を阻
止し、紙片を回転ドラムから離脱させる位置に設けら
れ、 前記紙片搬送部材は、前記溝部の取込口と連通する紙片
搬送経路を有することを、 特徴とする紙片収納装置。 - 【請求項２】前記回転ドラムは、２つの分割ドラムに同
一中心軸を挿通させ組み合わせて構成されており、各分
割ドラム３０ａの間に、前記押圧アーム部材が前記溝部
を横切る方向に揺動可能に収まるための隙間が設け、 前記押圧アーム部材を、その前記自由端部が保持位置と
開放位置とに揺動可能に、各分割ドラムの相互に対向す
る内端面部の少なくとも一方に、枢軸により枢支したこ
とを特徴とすることを、 特徴とする請求項１記載の紙片収納装置。 - 【請求項３】紙片押えバネを有し、 前記紙片押えバネは、前記紙片収納容器内の紙片を前記
回転ドラムに押付けるよう付勢されて前記紙片収納容器
内に設けられていることを、 特徴とする請求項１又は２記載の紙片収納装置。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4142987A JPH05338890A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 紙片収納装置 |
| KR1019940704407A KR950701880A (ko) | 1992-06-03 | 1993-05-26 | 종이장 수납장치(paper piece storing device) |
| US08/347,455 US5620177A (en) | 1992-06-03 | 1993-05-26 | Paper slip storage system |
| EP93910398A EP0644142B1 (en) | 1992-06-03 | 1993-05-26 | Paper piece storing device |
| CA002137241A CA2137241A1 (en) | 1992-06-03 | 1993-05-26 | Paper slip storage system |
| PCT/JP1993/000701 WO1993024402A1 (en) | 1992-06-03 | 1993-05-26 | Paper piece storing device |
| DE69314790T DE69314790T2 (de) | 1992-06-03 | 1993-05-26 | Speichervorrichtung für papierblätter |
| AU40896/93A AU668167B2 (en) | 1992-06-03 | 1993-05-26 | Paper piece storing device |
| JP6500393A JP2673044B2 (ja) | 1992-06-03 | 1993-05-26 | 紙片収納装置 |
| CN93108229A CN1085868A (zh) | 1992-06-03 | 1993-06-03 | 纸片收纳装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4142987A JPH05338890A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 紙片収納装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05338890A true JPH05338890A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15328302
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4142987A Pending JPH05338890A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 紙片収納装置 |
| JP6500393A Expired - Lifetime JP2673044B2 (ja) | 1992-06-03 | 1993-05-26 | 紙片収納装置 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6500393A Expired - Lifetime JP2673044B2 (ja) | 1992-06-03 | 1993-05-26 | 紙片収納装置 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5620177A (ja) |
| EP (1) | EP0644142B1 (ja) |
| JP (2) | JPH05338890A (ja) |
| KR (1) | KR950701880A (ja) |
| CN (1) | CN1085868A (ja) |
| AU (1) | AU668167B2 (ja) |
| CA (1) | CA2137241A1 (ja) |
| DE (1) | DE69314790T2 (ja) |
| WO (1) | WO1993024402A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014532608A (ja) * | 2011-11-09 | 2014-12-08 | オセ−テクノロジーズ ビーブイ | シートスタック装置 |
Families Citing this family (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19525168C2 (de) * | 1995-07-11 | 1997-05-28 | Koenig & Bauer Albert Ag | Schaufelrad zum Auslegen von Falzprodukten |
| EP0845479B1 (en) * | 1996-11-28 | 2004-07-14 | Kaneka Corporation | Method for producing a hydroxyl-terminated (meth)acrylic polymer, the said polymer |
| DE19814694A1 (de) * | 1997-04-08 | 1998-10-15 | Fuji Electric Co Ltd | Medium-Aufnahmevorrichtung |
| CN1106336C (zh) * | 1998-09-17 | 2003-04-23 | 迪布尔特有限公司 | 自动银行机装置和操作自动银行机的方法 |
| DK1259446T3 (da) | 2000-03-03 | 2006-09-18 | Ferag Ag | Klemme til fastholdelse og anordning til transport af to- og flerdelte, fleksible, flade genstande |
| US6877732B2 (en) | 2000-03-03 | 2005-04-12 | Ferag Ag | Feed conveyor with opening apparatus |
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