JPH05338041A - 積層方法 - Google Patents

積層方法

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JPH05338041A
JPH05338041A JP4152074A JP15207492A JPH05338041A JP H05338041 A JPH05338041 A JP H05338041A JP 4152074 A JP4152074 A JP 4152074A JP 15207492 A JP15207492 A JP 15207492A JP H05338041 A JPH05338041 A JP H05338041A
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sheet substrate
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弘 長手
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持体と感光層の界面で確実且つ容易に剥離
出来る積層体フィルム及び感光層にキズのない感光層積
層基板を得る。 【構成】 帯状支持体上に感光層を設けた積層体フィル
ムをシート基板の供給方向の長さに対応して切断し、該
シート基板上に圧着した後、支持体と感光層の界面で剥
離して感光層のみをシート基板上に転写する積層方法に
おいて、積層体フィルムをシート基板の長さより大きく
はみださせて圧着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯状支持体に設けられ
た感光層をシート基板上に積層する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、帯状支持体に設けられた感光層
を、シート基板に積層するために種々の方法が提案され
ている。例えば、特開平3−205134号公報には、
初回の貼付け用積層体フィルムの先端側を積層体フィル
ム供給方向に対して直角に切断し、この積層体フィルム
の先端をフィルム貼付け位置に搬送されたシート基板の
搬送方向の先端部に積層体フィルムの先端を付着し、圧
着ローラで前記積層体フィルムを供給しながらフィルム
の先端からシート基板に順次圧着させ、前記積層体フィ
ルムの後端側を前記シート基板の搬送方向の長さに対応
させて、積層体フィルム供給方向にたいして直角に切断
し、前記圧着ローラでシート基板の搬送方向の後端側の
フィルム貼付け面に張り付けることにより、感光層をシ
ート基板に積層する方法が開示されている。この方法に
より、シート基板の先端及び後端から離れた位置に分画
された感光層を連続的に積層することができるが、感光
層が積層されたシート基板の感光層の先端部及び後端部
がシート基板に圧着される時に感光層が軟化し帯状支持
体切断端面にしみ出して積層体フィルム端面を被ってし
まうので、次工程で感光層より切断された帯状支持体
(以下単に支持体と称する)を剥離するときに、支持体
と感光層の界面が分離せず感光層とシート基板の界面で
剥離したり、無理をして剥離すると感光層にキズがはい
るという問題点がある。
【0003】即ち、図5(A)にその平面図を示すよう
に、特開平3−205134号公報に記載された方法に
より製造された積層体フィルムが積層された基板は、シ
ート基板2の上に積層フィルム1が積層されており、そ
の積層フィルム1の先端部14(b)及び後端部15
(d)はシート基板2の先端19及び後端20から離れ
た位置に分画さている。その為に、図5(B)にその断
面図に示すように、積層体フィルムの後端部15(b)
では感光層9が軟化してしみ出し支持体10の後端切断
端面15(d)を被い、次工程で感光層9と支持体10
の界面で矢印D方向へ支持体10を剥離する時に、支持
体10と感光層9の界面が分離せず感光層9とシート基
板2の界面で剥離したり、無理をして剥離すると感光層
9にキズがはいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような欠
点を改善し、支持体と感光層の界面で確実且つ容易に剥
離出来る積層体フィルム及び感光層にキズのない感光層
積層基板を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
帯状支持体上に感光層を設けた積層体フィルムをシート
基板の供給方向の長さに対応して切断し、該シート基板
上に圧着した後、支持体と感光層の界面で剥離して感光
層のみをシート基板上に転写する積層方法において、積
層体フィルムをシート基板の長さより大きくはみださせ
て圧着する積層方法により達成された。上記圧着工程に
は、公知の熱圧着ローラーを使用することができる。更
に、帯状支持体を切断した後、シート基板に圧着する前
に、少なくともシート基板からはみだしたフィルム上の
感光層を予め除去することが好ましい。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図1により説明する。図
1は、本発明の積層方法を示す概要図である。図1
(A)において、初回の貼付け用積層体フィルム1の先
端側14(b)を積層体フィルム供給方向に対して直角
に切断し、前記積層体フィルムの先端14(b)をフィ
ルム貼付け位置14(a)に搬送されたシート基板2の
搬送方向の先端部に積層体フィルム1の先端14(b)
を仮付けヒータ7で熱圧着する。次に図1(B)におい
て、前記積層体フィルム1を供給しながらフィルムの先
端14(a)からシート基板2に圧着ローラ5及び6で
順次圧着する。次に図1(C)において、前記シート基
板2上に必要な感光層積層領域の後端位置15(a)に
対応する支持体10上の感光層9の位置15(b)で感
光層9のみを切断し、支持体10より剥離除去する。そ
して、積層体フィルム1の後端側15(c)をシート基
板2の後端20よりはみだす長さに切断する。図1
(D)において、前記圧着ローラ5及び6でシート基板
2の搬送方向の後端側のフィルム貼付け面に張り付ける
ことにより、感光層9をシート基板2に積層する。
【0007】図2は、本発明の積層方法により得られる
フィルム積層基板の説明図である。図2(A)はフィル
ム積層基板の平面図、(B)はフィルム積層基板の断面
図である。本発明の積層方法により得られる積層体フィ
ルムが積層された基板は、シート基板2の上に積層体フ
ィルム1が積層されている。その積層体フィルム1の先
端部14(b)はシート基板2の先端19から内側に入
った位置に分画さている。また、積層体フィルム1の感
光層9の後端部15(b)はシート基板2の後端20か
ら内側に入った位置に分画さており、支持体の後端部1
5(c)はシート基板2の後端20より外側に出た位置
に分画さている。即ち、支持体の15(b)から15
(c)の領域はシート基板2には密着していない。
【0008】図2(C)は、図2(B)のBの部分の詳
細断面図である。シート基板2の上に熱圧着された感光
層9の後端部15(b)は、支持体10とシート基板2
の間で、感光層9が熱圧着時の熱で軟化し、必要な感光
層積層領域の後端位置15(a)よりはみ出ている。し
かし、支持体10とシート基板2の間に挟まれているの
で外にはみ出てはいない。
【0009】図2(D)は、フィルム積層基板の後端部
を感光層から支持体を剥離する断面図である。次工程で
感光層9と支持体10の界面で矢印E方向へ支持体10
を剥離する場合、シート基板2と感光層9の密着力よ
り、支持体10と感光層9の密着力の方が小さいので、
支持体10のみを矢印E方向へ持ち上げるだけで簡単に
感光層9と支持体10の界面で剥離出来る。
【0010】上記の説明では、支持体の切断面がシート
基板の後端位置よりはみ出して積層する態様について記
載したが、本発明において、必ずしも支持体の切断面が
シート基板の後端位置よりはみ出していなくても、感光
層9が熱圧着時の熱で軟化しても、支持体10とシート
基板2の間に挟まれて外にははみ出ない程度の感光層9
の後端部15(b)と支持体の後端部15(c)の領域
があれば同様な効果を得ることが出来る。
【0011】また、上記の説明では感光層の後端側では
み出して積層する態様について記載したが、本発明にお
いて、先端側・側面側をはみ出して積層することにより
同様な効果を得ることが出来る。
【0012】上記の説明ではシート基板の片面に感光層
を積層する態様について記載したが、本発明において、
シート基板の搬送ラインの上下に、感光層が設けられた
帯状支持体を供給し支持体を回収するラインを設けるこ
とにより、シート基板の表・裏を同時に積層することが
可能である。
【0013】図3は、本発明の積層方法を実施する積層
体フィルム貼付け装置の概要図である。フィルム貼付け
装置は、保護フィルム31A、感光層9、帯状支持体1
0の3層構造からなる積層体フィルムを供給ローラ32
に連続的に巻回している。供給ローラ32の積層体フィ
ルムはフィルム分離ローラで保護フィルム31A、接着
面が露出した感光層9及び支持体10からなる積層体フ
ィルム1の各々に分離される。前記分離されたうちの他
方の積層体フィルム1の供給方向の先端側は、テンショ
ンローラー35を通してメインバキュームプレート36
(フィルム供給部材)に供給される。
【0014】積層体フィルム1の供給経路の近傍におい
てメインバキュームプレート36とフィルム貼付け位置
との間には切断用保持部材30が設けられている。この
切断用保持部材30は、積層体フィルム1の切断位置を
保持し、かつ切断後に新たに形成された次段の積層体フ
ィルム1の供給方向の先端側をメインバキュームプレー
ト36の先端部に吸着保持できるように構成されてい
る。
【0015】熱圧着ローラは、実線で示す退避位置と点
線で示すフィルム貼付け位置との間を移動できるように
構成されている。バキュームバー12は熱圧着ローラで
熱圧着ラミネートされる積層体フィルム1の供給方向の
後端側を吸着保持し、積層体フィルム1にしわ等が発生
しないように適度なテンションを与えるように構成され
ている。
【0016】基板搬送経路I−Iには、フィルム貼付け
装置に内蔵又は取り付けられた基板搬送機構によってシ
ート基板2が搬送される。基板搬送機構の基板入口側
(図面で向かって左側)に熱圧着ラミネート前のシート
基板を予備加熱するために、基板搬送機構下側にホット
プレート16、上側に遠赤外線ヒータ17と熱線が効率
よく下方の基板に当たるように熱線反射板18を取り付
け、また、積層体フィルムを熱圧着ラミネート中もシー
ト基板が冷めないように熱圧着ローラ手前にも遠赤外線
ヒータ17と熱線反射板18が取り付けられている。前
記積層体フィルムの貼付け機構は基板搬送経路I−Iを
中心に上下に各々設けられている。
【0017】次に前述の積層体フィルム貼付け装置を使
用した自動貼付けプロセス(熱圧着ラミネート)につい
て図4を用いて簡単に説明する。
【0018】図4は、本発明の積層方法を実施する積層
体フィルム貼付け装置による自動貼付けプロセス(熱圧
着ラミネート)の説明概要図である。
【0019】まず最初に、手動操作による先端切り揃え
を終えた積層体フィルムの供給方向の先端側は(A)に
示すように、切断用保持部材30のフィルム吸着面30
Dで吸着保持され、さらにその先端はロータリーカッタ
ーの固定刃27の前に配置されている。
【0020】次に基板搬送機構により、図3に示すホッ
トプレート16と赤外線ヒータ17により所定の温度ま
で予備加熱されたシート基板2が、駆動用ローラ25A
及び従動用ローラ25Bで基板搬送経路I−Iを搬送さ
れ、フィルム貼付け位置に接近してくるのが検知される
と、切断用保持部材30及び固定刃27を矢印C方向に
移動させ、(B)に示すように、積層体フィルム1の供
給経路から離反する位置に積層体フィルム1の供給方向
の先端側を移動させてメインバキュームプレート36の
先端部36Dに吸着保持させる。
【0021】次に、基板搬送機構により、駆動用ローラ
25A及び従動用ローラ25Bで基板搬送経路I−Iを
搬送されてきたシート基板2の搬送方向の先端部を感光
層貼付け位置に停止させる。この停止は、センサでシー
ト基板2の搬送方向の先端部を検出し、この検出信号に
基づいて基板搬送機構の駆動用ローラ25Aを停止する
ことにより行う。
【0022】次に、(C)に示すように、感光層貼付け
位置に停止したシート基板2の搬送方向の先端部の表面
(感光層貼付け面)に向かって(矢印A方向に)メイン
バキュームプレート36及びその先端側をフィルム貼付
け装置に供給する。
【0023】次に、(D)に示すように、積層体フィル
ム1を吸着保持しているメインバキュームプレート36
及びその先端部36Dを感光層貼付け位置まで移動さ
せ、先端部36Dを基板2の搬送方向の先端部の感光層
貼付け面に押し当てて積層体フィルム1の供給側先端を
仮付け圧着する。
【0024】次に、(E)に示すように、積層体フィル
ム1の吸着保持を解除してメインバキュームプレート3
6及びその先端部36Dを感材貼付け位置から離反させ
る。メインバキュームプレート36の離反が(E)に示
す位置に達したなら、引き続いてメインバキュームプレ
ート36と一体的に設けてある支持部材37を基板搬送
経路より離反する方向に移動させて、メインバキューム
プレート36と切断用保持部材をさらに基板から遠避け
る。最遠位置は(F)に示す位置になるメインバキュー
ムプレート36の離反動作が終了した時点で、固定刃2
7と切断用保持部材30は積層体フィルム1に接近させ
る。この動作に基づき、退避位置からフィルム貼付け位
置への熱圧着ローラ5及び6の移動を開始する。
【0025】次に、熱圧着ローラ5及び6がフィルム貼
付け位置に移動すると、積層体フィルム1の供給方向の
最先端側に適度な押圧力で当接する。そして、熱圧着ロ
ーラ5及び6の回転力と、基板搬送機構の駆動用ローラ
25Aの回転再開により基板2を矢印E方向に搬送し、
熱圧着ラミネートを開始する。
【0026】次に、(F)に示すように、前記熱圧着ロ
ーラ5及び6の回転により自動的に前記積層体フィルム
1を供給しながら基板2の搬送方向の先端部から後端部
に向かって基板2の感光層貼付け面に所定の距離だけ積
層フィルム1を貼付ける。
【0027】熱圧着ローラ5及び6によってシート基板
2を積層体フィルム1を貼付けながら基板搬送方向に移
動させている間は、その移動動作により供給ローラ32
から積層体フィルム1は引き出される。積層体フィルム
1の後端部が基板搬送装置の所定位置に来たことを搬送
路に設けられているセンサで検出すると、その検出信号
に基づいて、シート基板の最終的に得られる積層感光層
の後端部位置15(a)に対応する帯状支持体10の上
の感光層9の位置15(b)をカッター刃等で切断し、
帯状支持体10の上の感光層9を粘着テープ41で帯状
支持体10より剥離する。その結果、感光層9がなく帯
状支持体10のみの領域ができる。
【0028】次に、帯状支持体10を切断するため、
(a)メインバキュームプレート36及び切断用保持部
材30は積層体フィルム1を吸着保持する。吸着保持さ
れるのに同期して、メインバキュームプレート36と切
断用保持部材30とを一体的に取り付けている支持部材
27を基板2の方向に一定距離だけ移動する。前記切断
用保持部材30による吸着保持及び前記移動によって、
切断用保持部材30と熱圧着ローラ5及び6との間の供
給積層体フィルム1がたるむ。
【0029】次に、(G)に示すように、積層体フィル
ム1がたるんでいる間にロータリーカッター13で積層
体フィルム1を切断する。この切断により前記連続した
積層体フィルム10の供給方向の後端側は、前記シート
基板2の搬送方向の長さより長くする。切断動作後、メ
インバキュームプレート36及び切断用保持部材30は
積層体フィルム1を吸着保持した状態で静止している。
【0030】次に、切断された積層体フィルム1の供給
方向の後端側を前記熱圧着ローラ5及び6でシート基板
2の搬送方向の後端部を感光層貼付け面に貼付ける。つ
まり、積層体フィルム1の供給方向の先端側は、熱圧着
ローラ5及び6の回転及びシート基板2の搬送により、
シート基板2の搬送方向の先端部から後端部に向かって
順次熱圧着ラミネートされる。切断された積層体フィル
ム1の供給方向の後端側は、バキュームバー12の吸着
動作により、バキュームバー12の表面を摩擦しながら
通過するので、熱圧着ラミネート前の積層体フィルム1
Bに適度なテンションを与え、シート基板14に熱圧着
された積層体フィルム1Bにしわ等の発生がないように
している。
【0031】次に、帯状支持体10上の感光層9の切断
された供給方向の後端側15(b)はシート基板2の搬
送方向の後端部15(a)の感光層貼付け面に熱圧着ラ
ミネートされる。感光層9の切断された供給方向の後端
側15(b)と帯状支持体10の切断された供給方向の
後端側15(c)の間は、感光層9が除去されているの
で基板貼付け面に熱圧着ラミネートされてない。以上
で、熱圧着ラミネートが終了する。
【0032】図6に感光層が設けられた帯状支持体の一
例の断面図を示す。図6に示すように、帯状支持体10
の上に感光層9が設けられて構成されている。さらに感
光層9は感光層9(a)を保護するための中間層13と
感光層9(a)で構成されている。帯状支持体10とし
ては、一般にポリエチレンテレフタレート、ポリプレピ
レンその他のポリマーから作られた帯状フィルム(一般
に10〜200μmの厚さを有する)が使用できる。中
間層13としては、例えば、ポリビニルアルコールなど
の層であり、一般に10〜50μmの層厚を有する。感
光層9(a)は、光重合性レジストで形成されたもので
あり、一般に1〜50μmの層厚を有するものである。
この光重合性レジストとしては特に限定されず、どのよ
うな材料であってもよい。中間層13は、帯状支持体1
0との接着力よりも大きい接着力で感光層9に接着して
いる。
【0033】この感光層積層装置において、帯状支持体
10の上の感光層9をカッター刃等で切断する態様を図
8を参照して詳細に説明する。感光層圧着域へは、積層
体フィルム1Bが、帯状支持体ロールからテンションロ
ーラを経由して、感光層9がシート基板2側になるよう
にして供給された状態で、図8(A)に示す最終的に得
られるシート基板の積層感光層の後端部位置15(a)
に対応する帯状支持体10の上の感光層9の位置14
(b)をカッター刃等で切断する。帯状支持体上の感光
層の切断を詳細を図7に示すと、カッター刃40は感光
層9(a)及び中間層9(b)の深さまで入り込みカッ
トするが、帯状支持体10はカットしない。動作してい
るシート基板が、圧着状態を維持しながら圧着ローラ5
及び圧着ローラ6を回転させてシート基板2を矢印C方
向に移動された状態で、図8(B)に示す後から動作す
るシート基板の最終的に得られる積層感光層の先端部位
置14(a)に対応する帯状支持体10の上の感光層9
の位置15(b)をカッター刃等で切断する。
【0034】次に図8(C)で、動作しているシート基
板の積層感光層の後端部位置と次に動作するシート基板
の積層感光層の先端部位置との間に対応する帯状支持体
10の上の感光層9を粘着テープ41で帯状支持体10
より剥離する。その結果、図8(D)に示すように感光
層9がなく、帯状支持体10のみの領域ができる。
【0035】
【発明の効果】本発明では、連続フィルムをシート基板
の長さより大きくはみださせて圧着し、はみだしたフィ
ルム上の感光層を圧着する前に予め除去したので、帯状
支持体と感光層の界面で確実且つ容易に剥離出来る積層
体フィルム及び感光層にキズのない感光層積層基板を得
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の積層方法を示す概要図であ
る。
【図2】図2は、本発明の積層方法により得られるフィ
ルム積層基板の説明図である。図2(A)はフィルム積
層基板の平面図であり、図2(B)はフィルム積層基板
の断面図であり、図2(C)はフィルム積層基板の断面
図である。
【図3】図3は、本発明の積層方法を実施する積層体フ
ィルム貼付け装置の概要図である。
【図4】図4は、本発明の積層方法を実施する積層体フ
ィルム貼付け装置による自動貼付けプロセス(熱圧着ラ
ミネート)の説明概要図である。
【図5】図5は、従来の方法により製造されたフィルム
積層基板の説明図である。図5(A)はフィルム積層基
板の平面図であり、図5(B)は積層後端部の断面図で
ある。
【図6】図6は、感光層が設けられた帯状支持体の一例
の断面図である。
【図7】図7は、帯状支持体上の感光層の切断を示す詳
細図である。
【図8】図8は、帯状支持体の上の感光層を切断する態
様を示す説明図である。
【符号の説明】
1 積層体フィルム 2 シート基板 5 熱圧着ロール(上) 6 熱圧着ロール(下) 7 仮付けヒータ 9 感光層 (a) 感光層 (b) 中間層 10 帯状支持体 14(a) 基板の感光層貼付け先端位置 (b) 積層体フィルム貼付け先端位置 15(a) 基板の感光層貼付け後端位置 (b) 感光層貼付け後端 (c) 帯状支持体切断後端 (d) 積層体フィルム貼付け後端位置 16 ホットプレート 17 赤外線ヒーター 18 赤外線反射板 19 シート基板先端 20 シート基板後端 40 カッター刃 41 感光層剥離用粘着テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/16 // B29L 9:00 4F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状支持体上に感光層を設けた積層体フ
    ィルムをシート基板の供給方向の長さに対応して切断
    し、該積層体フィルムをシート基板上に圧着した後、該
    切断された帯状支持体と感光層の界面で剥離して感光層
    をシート基板上に転写する積層方法において、積層体フ
    ィルムをシート基板の長さより大きくはみださせて圧着
    することを特徴とする積層方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の積層方法において、少
    なくともはみだしたフィルム上の感光層を、圧着する前
    に除去することを特徴としる積層方法。
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