JPH053379B2 - - Google Patents

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JPH053379B2
JPH053379B2 JP58224430A JP22443083A JPH053379B2 JP H053379 B2 JPH053379 B2 JP H053379B2 JP 58224430 A JP58224430 A JP 58224430A JP 22443083 A JP22443083 A JP 22443083A JP H053379 B2 JPH053379 B2 JP H053379B2
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JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
material sheet
long
honeycomb core
unit
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58224430A
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English (en)
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JPS60116435A (ja
Inventor
Yasumasa Nagamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Aircraft Industry Co Ltd
Original Assignee
Showa Aircraft Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Showa Aircraft Industry Co Ltd filed Critical Showa Aircraft Industry Co Ltd
Priority to JP22443083A priority Critical patent/JPS60116435A/ja
Publication of JPS60116435A publication Critical patent/JPS60116435A/ja
Publication of JPH053379B2 publication Critical patent/JPH053379B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、部分的に強度が異なり展張方向に長
尺なハニカムコアの製造方法に関する。
従来、展張方向に長尺なハニカムコアの製造方
法としては、水平方向に送られる長尺素材シート
の表面に、この長尺素材シートの長手方向に沿
い、かつ、幅方向に等間隔に接着剤を線状に塗布
すると共に、この長尺素材シートの裏面に、前記
表面の塗布位置と半ピツチずれた位置に前記と同
様に接着剤を塗布し、この長尺素材シートの一方
の面に、別の長尺素材シートを重合接着し、この
重合接着された2枚の長尺素材シートを、その幅
方向に沿つて所定長さ毎に切断し、切断された各
帯状素材シートを順次接着すると共に、展張する
ことにより長尺ハニカムコアを連続して製造する
方法が提案されているが、この製造方法では、重
合接着され、一方の接着剤塗布面が露出した状態
で送られてくる長尺素材シートを所定長さ毎に切
断し、切断された各帯状素材シートを順次接着し
て未展張状態のハニカムコアを成形し、これを展
張することによりハニカムコアを製造する方法の
ために素材シートの材質、厚さ等によつては同一
長さに切断することが極めて困難であり、また、
切断された各帯状素材シートを完全に一致せしめ
て接着することも困難である等のため、高精度な
平滑面を備えたハニカムコアを製造するには精密
な製造装置が必要であり、故に、製造装置が極め
て複雑で高価となるという欠点があつた。また、
係る装置で、例えば、セルサイズ、厚さ等の異な
るハニカムコアを製造する場合には接着剤塗布装
置、切断装置等をその都度調整若しくは交換する
必要があり、したがつて、同一素材シートで同一
セルサイズ等のハニカムコアを大量に生産する場
合以外には適さないという難点をも有していた。
それ故、展張方向に長尺なハニカムコアを製造
する場合には、一般に、長尺素材シートの所定位
置を基準として、その幅方向に沿い所定長さ毎に
切断された多数の素材シートを、各素材シートが
交互に半ピツチずつずれた位置で線状に接着され
るよう、長尺素材シートの所定位置に適宜の接着
剤塗布手段により線状に塗布された所定幅の接着
剤を介して展張後展張方向の長さが所定の長さと
なるようブロツク状に重着し、このブロツク状に
重着された素材シートを所定長さ毎に塗布された
接着剤に直交する方向に切断して末展張ハニカム
コアを成形し、この末展張ハニカムコアを展張す
ることにより長尺ハニカムコアを成形していた。
また、前記素材シートを、重着された素材シー
トが裁断機で切断することが可能な範囲内におい
て、所定枚数重着し、この重着された素材シート
を所定長さ毎に裁断機で切断して単位末展張ハニ
カムコアを成形し、この単位末展張ハニカムコア
の端部帯状素材シートの外側面略全面に接着剤を
塗布し、この塗布された接着剤を介して適宜数の
単位末展張ハニカムコアを互いに接着すると共
に、展張することにより長尺ハニカムコアを成形
していた。
しかし、前者は、重着される素材シートの枚数
が多く、裁断機では切断不可能であり、したがつ
て、他の切断手段、例えば、バンドソー等にて切
断しなければならないため、この切断工程を一連
の製造装置に組入れることができず、よつて、切
断に多くの工数を要するとともに、特に、素材シ
ートが紙材の場合、切断面が平滑になるよう切断
することが困難なために展張されたハニカムコア
の平滑精度が劣るという欠点が指摘されていた。
また、後者は、成形されたハニカムコアの平滑
精度は優れているものの第6図に示す如く、単位
ハニカムコア41間の接着部42が展張されない
ので、この付近に幅広部43が残存すると共に、
この部分に形成されたセル44の形状が正常な形
状とならず、かつ、このハニカムコア40を芯材
としてハニカムパネルを成形する際、前記幅広部
43を切断する必要がある等の欠点を有してい
た。
ところで長尺ハニカムコアは通常のハニカムコ
アと同様、従来より一般に、全体的に同一素材を
用い同一セルサイズで同一強度に製造されてお
り、セルサイズが小さいほど強度に優れる半面、
セルサイズが小さいほどコスト高となり重量も重
くなるという難点が知られている。他方、長尺ハ
ニカムコアが実際に使用される場合、応力がかか
る部分等には部分的に十分な強度が要求される半
面、その他の部分はそれほどの強度は要求されな
いことが多く、もつて、長尺ハニカムコア全体を
セルサイズが小さい強度に優れたもので構成する
ことは、コスト面および重量面に無駄が多いとい
う問題も広く知られていた。
本発明は上述の事情に鑑みなされたもので、公
知手段により所定位置に接着剤を塗布した長尺素
材シートを所定位置で切断して形成された所定長
さの素材シートを、所定枚数重着し、この重着さ
れた素材シートを所定の長さ毎に塗布された接着
剤に直交する方向に裁断機で切断することにより
複数の単位未展張ハニカムコアを成形し、そのう
ち少なくとも1つは、他とセルサイズが異なるよ
うになるピツチで素材シートに接着剤が塗布され
ており、そして、単位未展張ハニカムコアの少な
くとも何れか一方の端部帯状素材シートの外側面
における前記端部帯状素材シートと隣接する帯状
素材シートとを接着するため線状に塗布された所
定幅の接着剤と半ピツチずれた位置に、前記所定
幅に塗布された接着剤と略同一幅に塗布された接
着剤を介して複数の単位末展張ハニカムコアを互
いに接着した後、展張することによつて、特別
に、精密、かつ、複雑で高価な製造装置を必要と
することなく、簡単な方法で、平滑精度に優れ、
かつ、部分的に強度が異なり展張方向に長尺なハ
ニカムコアを成形することができ、部分的にセル
サイズが異なることにより部分的に強度が異な
り、もつて全体的に必要な強度が維持されつつコ
ストが安く重量も軽い長尺ハニカムコアが得られ
る、長尺ハニカムコアの製造方法を提案すること
を目的としたものである。
以下、本発明を実施例を示す図面に基づいて説
明する。
第1図乃至第5図において、1は接着剤塗布ロ
ールであり、この接着剤塗布ロール1のロール本
体2の外周面にはロール本体2の円周長のn等分
の長さを有する条溝3,3…が軸長方向に交互に
半ピツチずつずらして設けられている。この接着
剤塗布ロール1の各条溝3,3…の中には適宜手
段により接着剤5が充填されており、この接着剤
塗布ロール1を回転せしめることによつて、接着
剤塗布ロール1と接触して送られている長尺素材
シート4の表面若しくは裏面には長尺素材シート
4の長手方向に沿つて線状に接着剤5が条溝3と
同一幅に塗布される(第2図参照)。この接着剤
5が塗布された長尺素材シート4を塗布された接
着剤5が半ピツチずれた位置を基準として、接着
剤塗布ロール1の円周長のn等分の長さの奇数倍
毎に、塗布された接着剤5に直交する方向に切断
して、第3図に示す如く、この切断された各素材
シート14,14…を裁断機(図示せず)で切断
可能な範囲内において、所定枚数を揃えて重着す
る。次に、この重着された素材シート14,14
…を塗布された接着剤5と直交する方向に所定長
さ(第3図破線位置)毎に裁断機(図示せず)に
より切断して単位末展張ハニカムコア24を成形
する。そして、このように成形された複数の単位
未展張ハニカムコア24のうち、少なくとも1つ
は、事後長尺ハニカムコア30として製造された
場合において、他のセルサイズつまり強度が異な
るようになるピツチ、例えばその部分に必要とさ
れる強度が得られる他より密なピツチで接着剤1
5を塗布して成形される。そして次に、これらの
単位末展張ハニカムコア24の一方の端部帯状素
材シート24aの外側面に、この端部帯状素材シ
ート24aと隣接する帯状素材シート24aとを
接着するため塗布された接着剤5と半ピツチずれ
た位置に条溝3と同一幅に接着剤15を塗布し、
この接着剤15を介して所定数の単位末展張ハニ
カムコア24,24…を接着する。この所定数の
単位末展張ハニカムコア24,24…を接着して
成形された末展張ハニカムコアを適宜展張手段に
より展張することによつて、単位末展張ハニカム
コア24,24間の接着部にも略正常なセルが形
成された展張方向に所定の長さを有する長尺ハニ
カムコア30が得られる。
なお、上述の実施例おいては、単位末展張ハニ
カムコア24を成形後、その一方の端部帯状素材
シート24aの外側面に単位末展張ハニカムコア
24,24を互いに接着せしめるための接着剤1
5を塗布する方法について説明したが、この接着
剤15を塗布する工程は実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、所定の長さに切断された各素
材シート14,14…を重着した状態で塗布する
方法でもよい。
そして本発明では、部分的に強度の異なる長尺
ハニカムコア30が製造されることになる。すな
わち前述により、一部つまり少なくとも1つの単
位未展張ハニカムコア24として、他とセルサイ
ズが異なるようになるピツチで接着剤15を塗布
したものが用いられているので、製造された長尺
ハニカムコア30は、全体的に均一強度(同一セ
ルサイズ)とはならず、例えばセルサイズが小さ
く強度に優れた部分と、その他のセルサイズが大
きくコストが安く重量も軽い部分と、が存したも
のが得られる。
以上説明した如く、本発明に係る長尺ハニカム
コアの製造方法によれば裁断機で切断して複数の
単位未展張ハニカムコアを成形し、そのうち少な
くとも1つは他とセルサイズが異なるようになる
ピツチで素材シートに接着剤が塗布されており、
そして、単位未展張ハニカムコアの少なくとも何
れか一方の端部帯状素材シートの外側面における
前記端部帯状素材シートと隣接する帯状素材シー
トとを接着するため線状に塗布された所定幅の接
着剤と半ピツチずれた位置に、前記所定幅に塗布
された接着剤と略同一幅に塗布された接着剤を介
して複数の単位末展張ハニカムコアを互いに接着
すると共に、展張することによつて、容易に平滑
精度に優れ、かつ、部分的にセルサイズそして強
度が異なる所望長さの長尺ハニカムコアを製造す
ることができるので、一連の製造装置で連続して
製造する場合においても、特別に、精密、かつ、
複雑で高価な製造装置を必要としない等、従来こ
の種長尺ハニカムコアの製造方法が有していた難
点が一掃される。又、このような製造方法により
得られた長尺ハニカムコアは、強度面とともにコ
スト面、重量面にも優れている。すなわち、例え
ば応力のかかる部分等にはセルサイズの小さな部
分を使用し、他の部分にはセルサイズの大きな部
分を使用することが可能な、部分的に強度の異な
る長尺ハニカムコアが得られ、この長尺ハニカム
コアは、全体的にみると、必要な強度が維持され
つつ、同時に経済的でコスト面に優れるとともに
重量も軽いという特長を備えてなる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の実施例を示し、第
1図は接着剤塗布ロールの斜視図、第2図は接着
剤が塗布された長尺素材シートの要部斜視図、第
3図は所定枚数の素材シートを重着した態様を示
す斜視図、第4図は単位末展張ハニカムコアの端
部帯状素材シートの外側面に接着剤を塗布した態
様を示す斜視図、第5図は展張されたハニカムコ
アの要部斜視図、第6図は従来の方法で成形され
たハニカムコアの要部斜視図である。 図中1は接着剤塗布ロール、2はロール本体、
3は条溝、4は長尺素材シート、5,25は接着
剤、14は素材シート、24は単位末展張ハニカ
ムコア、24aは帯状素材シート、30はハニカ
ムコアである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 長尺素材シートの所定位置を基準として、そ
    の幅方向に沿い所定長さ毎に切断して形成された
    所定枚数の素材シートを、これらの各素材シート
    が交互に半ピツチずつずれた位置で線状に接着さ
    れるよう、前記長尺素材シートの所定位置に適宜
    の接着剤塗布手段により線状に塗布された所定幅
    の接着剤を介して重着し、該重着された素材シー
    トを所定の長さ毎に塗布された接着剤に直交する
    方向に切断して単位未展張ハニカムコアを成形
    し、これら単位未展張ハニカムコアの端部帯状素
    材シートの外側面に塗布された接着剤を介して複
    数の単位未展張ハニカムコアを互いに接着した
    後、展張することにより長尺ハニカムコアを製造
    する製造方法において、 複数の前記単位未展張ハニカムコアのうち少な
    くとも1つは、他とセルサイズが異なるようにな
    るピツチで素材シートに接着剤を塗布して成形さ
    れたものが用いられ、そして、前記単位未展張ハ
    ニカムコアの少なくとも何れか一方の端部帯状素
    材シートの外側面に対し、前記端部帯状素材シー
    トと隣接する帯状素材シートとを接着するため塗
    布された前記所定幅の接着剤と半ピツチずれた位
    置に、前記所定幅に塗布された接着剤と略同一幅
    に塗布された接着剤を介して複数の単位未展張ハ
    ニカムコアを互いに接着した後、展張することに
    より、部分的にセルサイズが異なり部分的に強度
    が異なる展張方向に長尺なハニカムコアを製造す
    ること、を特徴とする長尺ハニカムコアの製造方
    法。
JP22443083A 1983-11-30 1983-11-30 長尺ハニカムコアの製造方法 Granted JPS60116435A (ja)

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JP22443083A JPS60116435A (ja) 1983-11-30 1983-11-30 長尺ハニカムコアの製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS60116435A JPS60116435A (ja) 1985-06-22
JPH053379B2 true JPH053379B2 (ja) 1993-01-14

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ID=16813648

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JP22443083A Granted JPS60116435A (ja) 1983-11-30 1983-11-30 長尺ハニカムコアの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5712631Y2 (ja) * 1977-09-28 1982-03-12

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JPS60116435A (ja) 1985-06-22

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