JPH05335817A - 方向性結合器 - Google Patents

方向性結合器

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JPH05335817A
JPH05335817A JP14068892A JP14068892A JPH05335817A JP H05335817 A JPH05335817 A JP H05335817A JP 14068892 A JP14068892 A JP 14068892A JP 14068892 A JP14068892 A JP 14068892A JP H05335817 A JPH05335817 A JP H05335817A
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Japan
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coupling
strip line
line
strip
strip lines
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JP14068892A
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Yasuhiko Fujii
泰彦 藤井
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Japan Energy Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ワイヤによるブリッジ接続を確実に行うことが
でき、結合線路の実効長が変動することのない方向性結
合器を提供することを目的とする。 【構成】誘電体基板10上に所定幅の複数対のストリッ
プ線路12、14、16、18が形成され、一対のスト
リップ線路12、14の端部同志が近接する近接点と、
他の一対のストリップ線路16、18の端部同志が近接
する近接点とが使用信号の1/4波長の長さの複数の結
合用ストリップ線路22、24、26により結合され、
これら結合用ストリップ線路22、24、26同志が近
接点においてワイヤ28、29によりブリッジ接続され
ている。ストリップ線路16、14の端部に切り欠き部
16a、14aを形成し、結合用ストリップ線路22、
26の端部22a、26aを収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は方向性結合器、特にマイ
クロ波を伝送するマイクロストリップ線路での分布結合
型の方向性結合器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からマイクロストリップ線路での分
布結合型の方向性結合器として、図5(a)に示す1/
4波長結合形方向性結合器や、図5(b)に示すタンデ
ム接続形方向性結合器や、図5(c)に示すインタディ
ジテイト形方向性結合器が知られている。
【0003】1/4波長結合形方向性結合器は、図5
(a)に示すように、ストリップ線路100、102を
1/4波長の長さにわたって互いに近接させることによ
り結合して方向性結合器を形成するものである。しかし
ながら、テフロン(登録商標)グラス基板のような一般
のプリント基板上にマイクロストリップ線路の分布結合
を用いて3dB程度の密結合度を実現するためには、ス
トリップ線路100、102の結合線路の間隔を0.5
μm程度に形成する必要があり製造技術的に非常に困難
であった。
【0004】このような1/4波長結合形方向性結合器
の問題点を解決するために、図5(b)に示すタンデム
接続形方向性結合器や、図5(c)に示すインタディジ
テイト形方向性結合器が提案されている。タンデム接続
形方向性結合器は、図5(b)に示すようにストリップ
線路104、106、108、110を形成し、ストリ
ップ線路104とストリップ線路108とをワイヤ11
2によりブリッジ接続(空中交差配線により接続)し、
ストリップ線路106とストリップ線路110とをワイ
ヤ114によりブリッジ接続することにより、8.43
dBの方向性結合器を2段に接続して、3dBの結合度
を実現するものである。また、インタディジテイト形方
向性結合器は、図5(c)に示すように、ストリップ線
路120、122の端部同志が近接する近接点と、スト
リップ線路124、126の端部同志が近接する近接点
とを結合する結合線路130を、複数の結合用ストリッ
プ線路132、134、136に分割して、結合用スト
リップ線路132、136をワイヤ140、142によ
りブリッジ接続し、分布結合の数を増加させることによ
って結合度を高めたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の場合も、図5(b)及び(c)に示すように、結合部
分のストリップ線路は、インダクタンス成分を持たせる
ために幅はできる限り細く、電磁結合するためストリッ
プ線路間の隙間はできるだけ狭い方が望ましく、現在の
導体パターンの加工精度では、ストリップ線路の幅が2
0μmでストリップ線路間の隙間が10μm程度が一般
的である。このような極めて細いストリップ線路同志を
ストリップ線路幅より太い20〜30μm径の金線を用
い、熱と圧力によるボンディングによりブリッジ接続す
る必要がある。
【0006】このため、ワイヤボンディング時に隣接す
る結合用ストリップ線路同志が短絡したり、ワイヤボン
ディングによりストリップ線路と金線が完全に接続され
ない接続不良等が発生しやいという問題があった。ま
た、金線のボンディング位置により結合線路の実効長が
決定されるため、結合線路の長さが変動するという問題
があった。
【0007】本発明の目的は、ワイヤによるブリッジ接
続を確実に行うことができ、結合線路の実効長が変動す
ることのない方向性結合器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、誘電体基板
上に所定幅の複数対のストリップ線路が形成され、一対
のストリップ線路の端部同志が近接する第1の近接点
と、他の一対のストリップ線路の端部同志が近接する第
2の近接点とが使用信号の約1/4波長の長さの複数の
結合用ストリップ線路により結合され、少なくとも1本
の結合用ストリップ線路の端部と第1又は第2の近接点
の近傍とがワイヤによりブリッジ接続されている方向性
結合器において、ストリップ線路の第1又は第2の近接
点の近傍に、ワイヤが接続される結合用ストリップ線路
の端部を収納する切り欠き部が形成されていることを特
徴とする方向性結合器によって達成される。
【0009】また、ストリップ線路の切り欠き部に収納
される結合用ストリップ線路の端部の幅を広くすること
が望ましい。
【0010】
【作用】本発明によれば、入出力用ストリップ線路の端
部に切り欠き部を形成し、この切り欠き部にワイヤが接
続される結合用ストリップ線路の端部を収納するように
したので、ワイヤによるブリッジ接続を確実に行うこと
ができ、結合線路の実効長を一定に維持できる。
【0011】また、入出力用ストリップ線路の切り欠き
部に収納される結合用ストリップ線路の端部の幅を広く
するようにすれば、ワイヤボンディングを更に確実に行
うことができる。
【0012】
【実施例】本発明の第1の実施例による方向性結合器を
図1に示す。裏面が接地された誘電体基板10の表面上
に信号入出力用のストリップ線路12、14、16、1
8が形成されている。ストリップ線路12、14、1
6、18は高周波で50Ωの定インピーダンスになるよ
うに形成される。すなわち、誘電体基板10の厚さを
d、誘電率をεとすると、ストリップ線路12、14、
16、18の幅Wは、次式 W=(d×2.7)/(ε)1/2 により決定される。例えば、誘電体基板10として0.
38mm厚のアルミナ基板(誘電率ε=10)とする
と、幅Wは0.36mmとなる。
【0013】ストリップ線路12とストリップ線路14
の端部同志が近接するように配置され、ストリップ線路
16とストリップ線路18の端部同志が近接するように
配置されている。ストリップ線路12、14の端部同志
が近接する近接点とストリップ線路16、18の端部同
志が近接する近接点とは、使用マイクロ波の実効波長λ
の1/4の長さの結合線路20により結合されている。
【0014】本実施例では、結合線路20は3本の結合
用ストリップ線路22、24、26から構成されてい
る。結合用ストリップ線路22、24、26は幅が20
μmで、互いに20μmの間隔を隔てて形成されてい
る。なお、結合用ストリップ線路22、24、26の幅
と間隔は、必要とされる方向性結合器の結合度により決
定される。上述の幅及び間隔の他に、幅が20μmで間
隔が10μm、幅が10μmで間隔が10μm、幅が3
0μmで間隔が10μm等の組み合わせが考えられる。
【0015】図1において、中央の結合用ストリップ線
路24は、上端がストリップ線路14の端部に連続して
おり、下端がストリップ線路16の端部に連続してい
る。左側の結合用ストリップ線路22は、上端がストリ
ップ線路12の端部に連続しており、下端には50μm
と幅広なパッド部22aが設けられている。ストリップ
線路16の端部には結合用ストリップ線路22に対向し
た部分に縦60μm、横90μmの切り欠き部16aが
形成され、結合用ストリップ線路22のパッド部22a
が収納されている。結合用ストリップ線路22のパッド
部22aとストリップ線路18の端部とは金などのワイ
ヤ29により結合用ストリップ線路24をまたいでブリ
ッジ接続されている。
【0016】右側の結合用ストリップ線路26は、下端
がストリップ線路18の端部に連続しており、上端には
50μmと幅広なパッド部26aが設けられている。ス
トリップ線路14の端部には結合用ストリップ線路26
に対向した部分に縦60μm、横90μmの切り欠き部
14aが形成され、結合用ストリップ線路26のパッド
部26aが収納されている。結合用ストリップ線路26
のパッド部26aとストリップ線路12の端部とは金な
どのワイヤ28により結合用ストリップ線路24をまた
いでブリッジ接続されている。
【0017】なお、結合用ストリップ線路22、26の
パッド部22a、26aの大きさは、使用するワイヤ2
8、29の太さに応じて異なるが、ワイヤ28、29と
して金線を用いた場合には、パッド部22a、26aの
大きさはワイヤ28、29の直径の1.5〜2倍以上1
0倍以下が望ましい。例えば、直径が25μmの金線を
用いた場合には、ボンディングに熟練すればパッド部2
2a、26aの大きさは少なくとも縦50μm横50μ
mもあれば十分である。
【0018】このように本実施例によれば結合用ストリ
ップ線路の端部にパッド部を設けたのでワイヤによるブ
リッジ接続を容易に行うことができる。しかも、ストリ
ップ線路の端部に切り欠き部を設け、その切り欠き部に
パッド部を収納するようにしたので、結合用ストリップ
線路の実効長が変化せず方向性結合器の特性に影響を与
えることがない。
【0019】次に、本発明の第2の実施例による方向性
結合器を図2に示す。図1に示す方向性結合器と同一の
構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。本実
施例では、結合用ストリップ線路22、26の端部を幅
広にすることなくそのままの幅で延長し、ストリップ線
路14、16の切り欠き部14a、16aに収納したも
のである。結合用ストリップ線路22、26の端部と切
り欠き部14a、16aの縁部の間隔は、結合用ストリ
ップ線路22、26の幅よりも大きくする。
【0020】例えば、ストリップ線路12、14、1
6、18の幅Wを0.4mmとし、結合用ストリップ線
路22、24、26を幅20μm、間隔10μmで形成
し、切り欠き部14a、16aを縦100μm、横20
μmで形成した場合、結合用ストリップ線路22、26
の先端と切り欠き部16a、14aの縁部との距離d1
=21μm、d2=50μmとする。
【0021】本実施例では結合用ストリップ線路22、
26の端部にパッド部を設けていないが、金などのワイ
ヤ28、29により結合用ストリップ線路22、26の
端部に接続する場合には、切り欠き部16a、14aの
中心にボンディングするようにすればワイヤ28、29
の先端がつぶれて形状変化し、結合用ストリップ線路2
2、26の端部に接触して確実に接続される。
【0022】このように本実施例によれば結合用ストリ
ップ線路の端部にパッド部を設けなくともワイヤによる
ブリッジ接続を容易に行うことができる。本発明の第3
の実施例による方向性結合器を図3に示す。厚さ0.3
8mmのアルミナ基板からなる誘電体基板30上に信号
入出力用の幅0.40mmのストリップ線路32、3
4、36、38が形成されている。ストリップ線路38
の入出力端子側は50Ω終端部39により終端されてい
る。
【0023】ストリップ線路32、34の端部同志が近
接する近接点とストリップ線路36、38の端部同志が
近接する近接点とは、使用マイクロ波の実効波長λの1
/4の長さの結合線路40により結合されている。本実
施例では、結合線路40は4本の結合用ストリップ線路
42、43、44、45から構成されている。結合用ス
トリップ線路42、43、44、45は、厚さが60μ
m、幅が20μmで互いに10μmの間隔を隔てて形成
されている。
【0024】図3において、最も左側の結合用ストリッ
プ線路42は、上端がストリップ線路32の端部に連続
しており、下端には縦50μm、横50μmのパッド部
42aが設けられている。ストリップ線路36の端部に
は結合用ストリップ線路42に対向した部分に縦60μ
m、横60μmの切り欠き部36aが形成され、結合用
ストリップ線路42のパッド部42aが収納されてい
る。結合用ストリップ線路42のパッド部42aとスト
リップ線路38の端部とは金などのワイヤ50により結
合用ストリップ線路43、44、45をまたいでブリッ
ジ接続されている。
【0025】結合用ストリップ線路42の右側の結合用
ストリップ線路43は、上端がストリップ線路34の端
部に連続しており、下端がストリップ線路36の端部に
連続している。結合用ストリップ線路43の右側の結合
用ストリップ線路44は、下端がストリップ線路38の
端部に連続しており、上端には縦50μm、横50μm
のパッド部46aが設けられている。ストリップ線路3
4の端部には結合用ストリップ線路44に対向した部分
に縦60μm、横60μmの切り欠き部34aが形成さ
れ、結合用ストリップ線路44のパッド部44aが収納
されている。結合用ストリップ線路44のパッド部44
aとストリップ線路32の端部とは金などのワイヤ52
により結合用ストリップ線路42、43をまたいでブリ
ッジ接続されている。
【0026】最も右側の結合用ストリップ線路45は、
上端がストリップ線路34の端部に連続しており、下端
には縦50μm、横50μmのパッド部45aが設けら
れている。ストリップ線路38の端部には結合用ストリ
ップ線路45に対向した部分に縦60μm、横60μm
の切り欠き部38aが形成され、結合用ストリップ線路
45のパッド部45aが収納されている。結合用ストリ
ップ線路45のパッド部45aとストリップ線路36の
端部とは金などのワイヤ54により結合用ストリップ線
路44をまたいでブリッジ接続されている。
【0027】このように本実施例によれば結合用ストリ
ップ線路の端部にパッド部を設けたのでワイヤによるブ
リッジ接続を容易に行うことができ、しかも、ストリッ
プ線路の端部に切り欠き部を設け、その切り欠き部にパ
ッド部を収納するようにしたので、結合用ストリップ線
路の実効長が変化せず方向性結合器の特性に重大な影響
を与えることがない。
【0028】本発明の第4の実施例による方向性結合器
を図4に示す。図3に示す方向性結合器と同一の構成要
素には同一の符号を付して説明を省略する。本実施例で
は、誘電体基板30上に形成された信号入出力用のスト
リップ線路32、34、36、38のうち、ストリップ
線路36の入出力端子側が50Ω終端部37により終端
されている。
【0029】ストリップ線路32、34の端部同志が近
接する近接点とストリップ線路36、38の端部同志が
近接する近接点とを結合するは、使用マイクロ波の実効
波長λの1/4の長さの結合線路60により結合されて
いる。本実施例では、結合線路60は6本の結合用スト
リップ線路61、62、63、64、65、66から構
成されている。結合用ストリップ線路61、62、6
3、64、65、66は、厚さが60μm、幅が20μ
mで互いに10μmの間隔を隔てて形成されている。
【0030】図4において、最も左側の結合用ストリッ
プ線路61は、使用マイクロ波の実効波長λの1/8の
長さであり、下端がストリップ線路36の端部に連続し
ており、上端には縦50μm、横50μmのパッド部6
1aが設けられている。結合用ストリップ線路61の右
側の結合用ストリップ線路62は、使用マイクロ波の実
効波長λの1/4の長さであり、上端がストリップ線路
32の端部に連続しており、下端には縦50μm、横5
0μmのパッド部62aが設けられている。ストリップ
線路36の端部には結合用ストリップ線路62に対向し
た部分に縦60μm、横60μmの切り欠き部36aが
形成され、結合用ストリップ線路62のパッド部62a
が収納されている。結合用ストリップ線路62のパッド
部62aとストリップ線路38の端部とは金などのワイ
ヤ70により結合用ストリップ線路63をまたいでブリ
ッジ接続されている。
【0031】結合用ストリップ線路62の右側の結合用
ストリップ線路63は、使用マイクロ波の実効波長λの
1/8の長さであり、下端がストリップ線路36の端部
に連続しており、上端には縦50μm、横50μmのパ
ッド部63aが設けられている。結合用ストリップ線路
61のパッド部61aと結合用ストリップ線路63のパ
ッド部63aとはワイヤ72により結合用ストリップ線
路62をまたいでブリッジ接続されている。
【0032】結合用ストリップ線路63の上側の結合用
ストリップ線路64は、使用マイクロ波の実効波長λの
1/8の長さであり、上下端に縦50μm、横50μm
のパッド部64a、64bが設けられている。ストリッ
プ線路32の端部には結合用ストリップ線路64に対向
した部分に縦60μm、横60μmの切り欠き部32a
が形成され、結合用ストリップ線路64のパッド部64
aが収納されている。結合用ストリップ線路64のパッ
ド部64aとストリップ線路34の端部とはワイヤ74
により結合用ストリップ線路65をまたいでブリッジ接
続されている。
【0033】結合用ストリップ線路63、64の右側の
結合用ストリップ線路65は、上端がストリップ線路3
2の端部に連続しており、下端がストリップ線路38の
端部に連続している。最も右側の結合用ストリップ線路
66は、使用マイクロ波の実効波長λの1/8の長さで
あり、上端がストリップ線路34の端部に連続してお
り、下端には縦50μm、横50μmのパッド部66a
が設けられている。結合用ストリップ線路64の下端の
パッド部64bと結合用ストリップ線路66のパッド部
66aとはワイヤ76により結合用ストリップ線路65
をまたいでブリッジ接続されている。
【0034】このように本実施例によれば結合用ストリ
ップ線路の端部にパッド部を設けたのでワイヤによるブ
リッジ接続を容易に行うことができ、結合線路の密結合
度を高くすることができる。本発明は上記実施例に限ら
ず種々の変形が可能である。例えば、結合線路の態様は
上記実施例に記載したものに限らず、分割する結合用ス
トリップ線路の本数を多くしても少なくしてもよいし、
インタディジテイト形方向性結合器やタンデム接続形方
向性結合器の結合態様等の他の結合態様でもよい。
【0035】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、ストリッ
プ線路の端部に切り欠き部を形成し、この切り欠き部に
ワイヤが接続される結合用ストリップ線路の端部を収納
するようにしたので、結合線路間の短絡、ボンディング
はがれ等を防止し、ワイヤによるブリッジ接続を確実に
行うことができ、結合線路の実効長を一定に維持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による方向性結合器を示
す図である。
【図2】本発明の第2の実施例による方向性結合器を示
す図である。
【図3】本発明の第3の実施例による方向性結合器を示
す図である。
【図4】本発明の第4の実施例による方向性結合器を示
す図である。
【図5】従来の方向性結合器を示す図である。
【符号の説明】
10…誘電体基板 12、14、16、18…ストリップ線路 14a、16a…切り欠き部 20…結合線路 22、24、26…結合用ストリップ線路 22a、26a…パッド部 28、29…ワイヤ 30…誘電体基板 32、34、36、38…ストリップ線路 34a,36a,38a…切り欠き部 37、39…50Ω終端部 40…結合線路 42、43、44、45…結合用ストリップ線路 42a、44a、45a…パッド部 50、52、54…ワイヤ 60…結合線路 61、62、63、64、65、66…結合用ストリッ
プ線路 61a、62a、63a、64a、64b、66a…パ
ッド部 70、72、74、76…ワイヤ 100、102…ストリップ線路 104、106、108、110…ストリップ線路 112、114…ワイヤ 120、122、124、126…ストリップ線路 130…結合線路 132、134、136…結合用ストリップ線路 140、142…ワイヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体基板上に所定幅の複数対のストリ
    ップ線路が形成され、一対のストリップ線路の端部同志
    が近接する第1の近接点と、他の一対のストリップ線路
    の端部同志が近接する第2の近接点とが使用信号の約1
    /4波長の長さの複数の結合用ストリップ線路により結
    合され、少なくとも1本の結合用ストリップ線路の端部
    と、第1又は第2の近接点の近傍とがワイヤによりブリ
    ッジ接続されている方向性結合器において、 前記ストリップ線路の第1又は第2の近傍点の近傍に、
    前記ワイヤが接続される前記結合用ストリップ線路の端
    部を収納する切り欠き部が形成されていることを特徴と
    する方向性結合器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方向性結合器において、 前記切り欠き部に収納される前記結合用ストリップ線路
    の端部の幅を広くしたことを特徴とする方向性結合器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002052675A1 (en) * 2000-12-22 2002-07-04 Allgon Ab Four port hybrid microstrip circuit of lange type
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