JPH05332778A - ナビゲーション装置における音量調節装置 - Google Patents

ナビゲーション装置における音量調節装置

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JPH05332778A
JPH05332778A JP16366392A JP16366392A JPH05332778A JP H05332778 A JPH05332778 A JP H05332778A JP 16366392 A JP16366392 A JP 16366392A JP 16366392 A JP16366392 A JP 16366392A JP H05332778 A JPH05332778 A JP H05332778A
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JP
Japan
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noise
amount
detects
volume
route guidance
Prior art date
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Pending
Application number
JP16366392A
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English (en)
Inventor
Kunio Hashimoto
邦雄 橋本
Ryoichi Harada
良一 原田
Hidehiro Adachi
秀博 安立
Tatsuhiko Abe
達彦 阿部
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Publication of JPH05332778A publication Critical patent/JPH05332778A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 エンジン回転センサ22は、エンジンの回転
数Nを検出する。エアコン風量センサ23は、エアコン
のブロアを回転させるモータに入力される入力電圧Vを
検出する。窓開閉度検出センサ24は、窓のウインドグ
ラスの開位置Pを検出する。カーオーディオ音量センサ
25は、カーオーディオの音量調節つまみの操作位置R
を検出する。マイコン(マイクロコンピュータ)21
は、回転数23、入力電圧V、開位置Pおよび操作位置
Rに基づいて補正係数Kを演算し、これを音声合成出力
部12に出力する。音声合成出力部12は、スピーカ1
3に出力する出力信号の大きさを補正係数Kの大きさに
応じて調節する。 【効果】 乗員の会話を騒音とすることがない。したが
って、会話中に大きな音声を出力することを防止するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、音声によって経路案
内を行うナビゲーション装置における音量を調節するた
めの音量調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ナビゲーション装置には、経路
案内を画像表示によって行うものと、音声表示によって
行うものとがある。前者においては、車両の運転中に視
線を車両の前方から画面に移さなければならないという
不便さがある。この点、後者においては、常時車両の前
方を見続けることができるという利点がある(特開昭6
4ー16916号公報参照)。この発明は、後者のナビ
ゲーション装置に関するものである。
【0003】ところで、車室内については、できる限り
静粛であるように配慮されてはいるが、エンジンの回転
に伴う騒音、窓を開いた場合の風切り音、カーオーディ
オからの音等の各種の騒音がある。このような騒音が大
きい場合には、ナビゲーション装置の出力音声が聞き取
りにくくなる。
【0004】そこで、最近のナビゲーション装置におい
ては、集音マイクで車室内の騒音量を検出し、騒音量が
大きい場合にはナビゲーション装置の出力音声を大きく
するように調整し、これによって上記の不具合を解消し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、集音マ
イクで騒音量を検出するようにした場合には、乗員の会
話も騒音として検出してしまう。このため、会話中にナ
ビゲーション装置から過度に大きな音声が出力されるこ
とがあり、乗員に不快感を与えるという不具合があっ
た。
【0006】この発明は、上記問題を解決するためにな
されたもので、騒音と乗員の会話とを区別することがで
き、騒音が大きい場合には音声を大きくするが、乗員の
会話中には音声を大きくすることのないナビゲーション
装置における音量調節装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するこ
の発明は、図1に示すように、経路案内情報を演算する
経路案内情報演算手段1と、この経路案内情報演算手段
1によって演算された経路案内情報を音声表示する音声
表示手段2とを備えたナビゲーション装置において、騒
音の発生源となる機器の動作量を検出する動作量検出手
段3と、この動作量検出手段3の検出信号に基づいて上
記音声表示手段2の出力音量を調節する音量調節手段4
とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】経路案内情報演算手段1は、経路案内情報を演
算してこれを音声表示手段2に出力する。音声表示手段
2は、経路案内情報を音声表示する。一方、動作量検出
手段3は、騒音の発生源となる機器の動作量を検出す
る。この動作量検出手段3の検出信号に基づき、音量調
節手段4が音声表示手段2の出力音量を調節する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図2およ
び図3を参照して説明する。図2において符号10はナ
ビゲーション装置であり、符号20は音量調節装置であ
る。
【0010】ナビゲーション装置10は、演算制御部1
1、音声合成出力部12およびスピーカ13を備えてい
る。演算制御部11は、地図情報記憶媒体(図示せず)
に記憶された地図情報に基づいて出発地から目的地まで
の最適経路を演算するとともに、車両の時々刻々の速度
および進行方向に基づいて車両の現在位置を演算する。
また、演算制御部11は、最適経路にしたがって車両を
案内するために、車両の現在位置に応じた経路案内情報
を演算する。経路案内情報には各種のものがあるが、例
えば交差点に関してであれば右折、左折、直進等の情報
である。この経路案内情報は、音声合成出力部12に出
力される。
【0011】音声合成出力部12は、演算制御部11か
ら出力される経路案内情報に対応する音声情報を全て記
憶しており、入力される経路案内情報に対応した音声情
報を適宜選出する。例えば、上記のように経路案内情報
が「右折」、「左折」、あるいは「直進」であれば、そ
れぞれ「ミギ」、「ヒダリ」、「ソノママ」という音声
情報を選出する。選出された音声情報は、スピーカ13
に入力され、スピーカ13から音声として出力される。
【0012】音量調節装置20は、音声合成出力部12
からスピーカ13へ出力される音声情報の出力量を調節
するためのものであり、マイクロコンピュータ(以下、
マイコンと略称する。)21、並びに騒音の発生源とな
る機器の動作量を検出する動作量検出手段としての、エ
ンジン回転センサ22、エアコン風量センサ23、窓開
閉度検出センサ24およびカーオーディオ音量センサ2
5を備えている。
【0013】エンジン回転センサ22は、電磁ピックア
ップ等からなるものであり、エンジンの出力軸の回転数
(動作量)Nを検出する。エアコン風量センサ23は、
電圧計等からなるものであり、車載エアーコンディショ
ナのブロアを回転させるモータの入力電圧(動作量)V
を検出する。窓開閉度検出センサ24は、ポテンショメ
ータ等からなるものであり、窓を開閉するウィンドグラ
スの開位置(動作量)Pを検出する。カーオーディオ音
量センサは、ポテンショメータ等からなるものであり、
カーオーディオ機器の音量調節つまみの操作位置(動作
量)Rを検出する。
【0014】マイコン21は、上記回転数N、入力電圧
V、開位置Pおよび操作位置Rに基づいて補正係数Kを
演算する。この補正係数Kは、上記音声合成出力部12
に出力される。音声合成出力部12では、スピーカ13
に対する音声の出力量を補正係数Kの値に応じて調節す
る。これによって、スピーカ13から出力される音声の
大きさが調節される。
【0015】上記補正係数Kは、例えば次式に基づいて
演算される。 K=k1・V1+k2・V2+k3・V3+k4・V4 … (1) ここで、V1〜V4は、回転数N、入力電圧V、開位置
P、操作位置Rのそれぞれの値に対応した騒音量を電圧
に変換したものであり、k1〜k4は、それぞれの騒音量
(電圧)に対する重みである。これらの騒音量V1
4、重みk1〜k4は次のようにして求められる。
【0016】まず、補正係数Kの最小値Kminおよび最
大値Kmaxを設定する。補正係数Kの最小値Kminおよび
最大値Kmaxは任意に設定することができるが、ここで
はKmin=0(V)、Kmax=5(V)としている。これ
に対応して、騒音量V1,V2,V3,V4の各最小値V
minを0(V)とし、各最大値Vmaxを5(V)とする。
【0017】次に、回転数Nに対する実際の騒音量であ
る実騒音量V1rを測定する。ここで、実騒音量V1rの最
小値がV1rmin(=0)であり、最大値がV1rmaxであっ
たものとする。次に、実騒音量V1rの最大値V1rmax
max(=5)と等しくなるように、各実騒音量V1r
変換する。つまり、各実騒音量V1rに比Vmax/V1rmax
を乗算して変換する。これによって、図3に示すよう
に、回転数Nと騒音量V1との関係を表すマップを得
る。同様にして、入力電圧Vと騒音量V2とのマップ
(図4参照)、開位置Pと騒音量V3とのマップ、およ
び操作位置Rと騒音量V4とのマップを得る。なお、こ
のようにして得られた各マップについては、マイコン2
1の内部メモリに予め書き込んでおく。
【0018】また、実騒音量V1r〜V4rの最大値がV
1rmax〜V4rmaxであるものとすると、重みk1〜k4は次
式から求められる。 k1=V1rmax/(V1rmax+V2rmax+V3rmax
4rmax) k2=V2rmax/(V1rmax+V2rmax+V3rmax
4rmax) k3=V3rmax/(V1rmax+V2rmax+V3rmax
4rmax) k4=V4rmax/(V1rmax+V2rmax+V3rmax
4rmax) 例えば、V1rmax=5V、V2rmax=2V、V3rmax=2
V、V4rmax=1Vであれば、k1=5/10、k2=k3
=2/10,k4=1/10になる。勿論、各重みk1
4はマイコン21の内部メモリに書き込まれている。
【0019】したがって、マイコン21は、回転数N、
入力電圧V、開位置P、操作位置Rから各マップに基づ
いて騒音量V1〜V4をそれぞれ演算し、上記式(1)か
ら補正係数Kを演算し、これを音声合成出力部12に出
力する。音声合成出力部12は、スピーカ13に出力す
る音声信号の大きさを補正係数Kに応じて自動的に調節
する。例えば、K=0である場合には補正せず、K=
2.5である場合には出力信号を1.25倍し,K=5で
ある場合には出力信号を1.5倍する。
【0020】上記の音量調節装置20においては、車室
内における騒音量そのものを検出するのでなく、エンジ
ン等の騒音の発生源となる機器の回転数等の動作量を検
出し、これによってナビゲーション装置10の音量を調
節するようにしている。したがって、騒音と乗員の会話
とを区別することができ、乗員の会話を騒音とすること
がない。よって、会話中に経路案内情報が突然大音量を
もって出力されるのを防止することができ、乗員が不快
感を覚えるという事態を未然に防止することができる。
【0021】なお、この発明は、上記実施例に限定され
ることなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変
更可能である。例えば、上記の実施例においては、エン
ジン、エアコン、窓、カーオーディを騒音源となる機器
としているが、これらのうちの騒音が最も大きいものを
1つまたは複数を騒音源となる機器としてもよく、ある
いはそれら以外の機器を騒音源となる機器として加えて
もよい。
【0022】また、エンジンの動作量としてエンジンの
回転数を検出しているが、例えばディーゼルエンジンの
場合であればコントロールラックの位置を検出してもよ
く、あるいはコントロールラックを移動させるアクチュ
エータに対する出力信号の大きさを検出するようにして
もよい。この点は、他の騒音源となる機器の動作量につ
いても同様である。要は、騒音源となる機器における騒
音量と対応関係にある動作量を検出するようにすればよ
い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のナビゲ
ーション装置における音量調節装置によれば、車室内に
おける騒音量を検出することなく、エンジン等の騒音の
発生源となる機器の回転数等の動作量を検出し、これに
よってナビゲーション装置10の音量を調節するように
しているから、騒音と乗員の会話とを区別することがで
きる。したがって、騒音が大きい場合にはナビゲーショ
ン装置の音声出力を大きくするが、乗員の会話中には大
きな音声が出力されるのを防止し、これによって乗員が
不快感を覚えるのを防止することができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】特許請求の範囲に対応するブロック図である。
【図2】この発明の一実施例の概略構成を示すブロック
図である。
【図3】エンジン回転数と騒音量との関係を示すマップ
図である。
【図4】カーエアコンのモータに入力される電圧と騒音
量との関係を示すマップ図である。
【符号の説明】 1 経路案内情報演算手段 2 音声表示手段 3 動作量検出手段 4 音量調節手段 10 ナビゲーション装置 11 演算制御部 12 音声合成出力部 13 スピーカ 20 音量調節装置 21 マイコン 22 エンジン回転センサ(動作量検出手段) 23 エアコン風量センサ(動作量検出手段) 24 窓開閉度検出センサ(動作量検出手段) 25 カーオーディオ音量センサ(動作量検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 達彦 埼玉県東松山市箭弓町3丁目13番26号 株 式会社ゼクセル東松山工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経路案内情報を演算する経路案内情報演
    算手段と、この経路案内情報演算手段によって演算され
    た経路案内情報を音声表示する音声表示手段とを備えた
    ナビゲーション装置において、騒音の発生源となる機器
    の動作量を検出する動作量検出手段と、この動作量検出
    手段の検出信号に基づいて上記音声表示手段の出力音量
    を調節する音量調節手段とを備えたことを特徴とするナ
    ビゲーション装置における音量調節装置。
JP16366392A 1992-05-29 1992-05-29 ナビゲーション装置における音量調節装置 Pending JPH05332778A (ja)

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JP16366392A JPH05332778A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 ナビゲーション装置における音量調節装置

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