JPH05330452A - インパネリインフォース - Google Patents

インパネリインフォース

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Publication number
JPH05330452A
JPH05330452A JP14235492A JP14235492A JPH05330452A JP H05330452 A JPH05330452 A JP H05330452A JP 14235492 A JP14235492 A JP 14235492A JP 14235492 A JP14235492 A JP 14235492A JP H05330452 A JPH05330452 A JP H05330452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument panel
panel reinforcement
vehicle body
rib
vertical direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14235492A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Konishi
雄三 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP14235492A priority Critical patent/JPH05330452A/ja
Publication of JPH05330452A publication Critical patent/JPH05330452A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/14Dashboards as superstructure sub-units
    • B62D25/145Dashboards as superstructure sub-units having a crossbeam incorporated therein

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要最小のリブを設けるだけで、インパネリ
インフォースに作用する互いに略直交する直径方向の荷
重を双方とも充分に支持することができるインパネリイ
ンフォースを得る。 【構成】 インパネリインフォース30の外郭部32は
略円筒状とされており、外郭部32の内側には、外郭部
32の内周部を略車体上下方向に連結するリブ34が形
成されている。リブ34は、外郭部32との連結部34
A、34Bから車体上下方向中央部34Cに向けて除々
に肉圧が薄くなっており、リブ34の軸線Pは中央部が
車体前方へ若干湾曲している。また、インパネリインフ
ォース30の車幅方向略中央部30Cは車体上下方向に
圧縮加工されており、楕円形状の閉断面部36が形成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のインストルメン
トパネを補強するためのインパネリインフォースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車車体の左右のカウルサイド
パネル間には、車幅方向に沿ってインパネリインフォー
スが設けられている。
【0003】図3に示される如く、このインパネリイン
フォース70の運転席側端部には、ピラー取付部70A
が設けられている。また、インパネリインフォース70
の助手席側端部には、ボデー取付部70Bが設けられて
おり、車体前方からの荷重に対してインパネ部の変形を
抑制するようになっている。さらに、インパネリインフ
ォース70はステアリング、エアバッグ装置等を支持し
ており、例えば、インパネリインフォース70の助手席
側には、エアバッグ装置取付部70Cが設けられてい
る。なお、エアバッグ装置の取付に関連する技術として
は、特開平2−262447号公報等がある。
【0004】また、インパネリインフォース70の車幅
方向略中央部70Dには一対のフロア取付部材76が設
けられており、図示を省略したフロアトンネル部に固定
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このイ
ンパネリインフォース70では、車体前部に後方へ向か
う荷重が作用した場合には、エンジン、エアコン等の車
体後方への移動にともなって、インパネリインフォース
70の車幅方向略中央部70Dに、車体後方(図3の矢
印F方向)へ向けて荷重が作用する。一方、エアバッグ
装置74が作動し、エアバッグ袋体74Aが展開して、
乗員がエアバッグ袋体74Aに当接した場合には、エア
バッグ袋体単体の展開荷重と乗員の押圧力とによるエア
バッグ袋体74Aの反力によって、インパネリインフォ
ース70のエアバッグ装置取付部70Cに、略車体上下
方向下側前方(図3の矢印G方向)へ向けて荷重が作用
する。
【0006】従って、双方の荷重を支持するためには、
インパネリインフォース70の径を大きくするか又は板
厚を厚くすることが考えられるが、これらの場合には、
いずれも重量増となる。また、図4に示される如く、イ
ンパネリインフォース70の内部に直径方向に沿って形
成され互いに直交する2本のリブ78とリブ80とを一
体的に形成することが考えられるが、この場合にもイン
パネリインフォース70の重量増が大きくなる。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、必要最小のリ
ブを設けるだけで、インパネリインフォースに作用する
互いに略直交する直径方向の荷重を双方とも充分に支持
することができるインパネリインフォースを得ることが
目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、略円筒状とされた外郭部と、この外郭部の内周部を
略直径方向に連結するとともに前記外郭部が前記略直径
方向に圧縮された場合に前記略直径方向と直交する方向
のうち決められた一方へ湾曲し前記外郭部とで楕円形状
の閉断面部を形成するリブと、を備えたことを特徴とし
ている。
【0009】
【作用】請求項1記載の本発明のインパネリインフォー
スでは、インパネリインフォースの内部にリブが設けら
れており、このリブによって、略円筒状とされた外郭部
の内周部が略直径方向に連結されている。従って、例え
ば、エアバッグ装置取付部において、このリブがエアバ
ッグ装置取付方向、即ち、車体上下方向となるようにイ
ンパネリインフォースを配設することによって、リブに
よって外郭部が略車体上下方向の荷重に対して補強され
る。このため、エアバッグ袋体の反力によって、エアバ
ッグ装置取付部に略車体上方への荷重が作用した場合に
もインパネリインフォースが容易に変形することはな
い。
【0010】さらに、このインパネリインフォース配設
状態において、インパネリインフォースの車幅方向中央
部がリブの方向、即ち、略車体上下方向に圧縮されてお
り、これによってリブが車体前方又は車体後方のうち決
められた方向へ湾曲し、リブと外郭部とで車体前後方向
を長軸方向とする楕円形状の閉断面部が形成されてい
る。従って、この閉断面部によって、インパネリインフ
ォースの車幅方向中央部は、略車体後方への荷重に対し
て補強される。このため、車体前部に後方へ向けて荷重
が作用した場合にもインパネリインフォースが容易に変
形することはない。
【0011】従って、必要最小のリブを設けるだけで、
インパネリインフォースに作用する互いに略直交する直
径方向の荷重を双方とも充分に支持することができる。
【0012】
【実施例】本発明のインパネリインフォースの一実施例
を図1及び図2に従って説明する。なお、図中矢印FR
は車体前方方向を、矢印UPは車体上方方向を示す。
【0013】図2に示される如く、自動車車体のフロン
トピラー10の車体上下方向略中央部に形成された屈曲
部の前方には、図示を省略したカウルサイドパネルが配
設されており、これらのカウルサイドパネルの間には、
車幅方向に延びるカウル12が配設されている。カウル
12の助手席側端部近傍12Aの車体前後方向後側面に
は、ブラケット14が固定されている。
【0014】このブラケット14のカウル12との当接
部は車幅方向内側へ向けて延設され取付部18となって
おり、この取付部18が、ボルト26によってカウル1
2に固定されている。また、ブラケット14の車体前後
方向後側部は、カウル12に沿って車幅方向に配置され
たインパネリインフォース30の支持部となっており、
インパネリインフォース30の助手席側端部30Aが固
定されている。インパネリインフォース30の助手席側
端部30A近傍の車体上下方向上側部はエアバッグ装置
取付部30Bとされており、エアバッグ装置20が固定
されている。
【0015】図1(A)に示される如く、インパネリイ
ンフォース30はアルミパイプ材で構成されており、外
郭部32は略円筒状とされている。また、外郭部32の
内側には、外郭部32の内周部を略直径方向、車体に取
付た状態で略車体上下方向(図1の上下方向)に連結す
るリブ34が外郭部32と一体的に押出によって形成さ
れている。
【0016】このリブ34は、外郭部32との連結部3
4A、34Bから車体上下方向中央部34Cに向けて除
々に肉圧が薄くなっており、さらに、リブ34の軸線P
は、中央部が車体前方(図1の左側)へ若干湾曲してい
る。
【0017】従って、図1(B)に示される如く、外郭
部32が略車体上下方向から圧縮された場合には、リブ
34は、中央部34Cが車体前方(図2の左側)へ湾曲
し突出するようになっており、湾曲方向が一定し生産性
が良くなっている。
【0018】図2に示される如く、インパネリインフォ
ース30の車幅方向略中央部30Cは、一対のブラケッ
ト32によって図示を省略したフロアトンネル部に固定
されている。また、インパネリインフォース30の車幅
方向略中央部30Cは、車体上下方向に圧縮加工されて
おり、図1(B)に示される如く、車体上下方向の軸径
L1が、他の部位の車体上下方向の軸径L2(図1
(A)参照)に比べ数mm程度小さくなっている。
【0019】また、インパネリインフォース30の車幅
方向略中央部30Cでは、車体上下方向の圧縮加工によ
って、リブ34が湾曲し中央部34Cが車体前方(図1
(B)の左側)へ突出しており、外郭部32の車体後側
部32Aとリブ34とで、車体前後方向(図1(B)の
左右方向)を長軸方向とする楕円形状の閉断面部36が
形成されている。
【0020】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
のインパネリインフォース30では、インパネリインフ
ォース30の内部にリブ34が設けられており、このリ
ブ34によって、略円筒状とされた外郭部32の内周部
が略直径方向に連結されている。従って、インパネリイ
ンフォース30のエアバッグ装置取付部30Bにおい
て、このリブ34がエアバッグ装置20の取付方向、即
ち、車体上下方向となるようにインパネリインフォース
30を配設することによって、リブ34によって外郭部
32が略車体上下方向の荷重に対して補強される。この
ため、エアバッグ袋体展開時の反力によって、エアバッ
グ装置取付部30Bに略車体下方(図1(A)及び図2
の矢印A方向)への荷重が作用した場合にも、インパネ
リインフォース30が容易に変形することはない。
【0021】さらに、このインパネリインフォース30
の配設状態において、インパネリインフォース30の車
幅方向中央部30Cがリブ34の方向、即ち、略車体上
下方向に圧縮加工されており、これによってリブ34が
車体前方へ湾曲し、リブ34と外郭部32の車体後側部
32Aとで車体前後方向を長軸方向とする楕円形状の閉
断面部36が形成されている。従って、この閉断面部3
6によって、インパネリインフォース30の車幅方向中
央部30Cは、略車体後方(図1(B)及び図2の矢印
B方向)への荷重に対して補強される。このため、車体
前部に後方へ向けて荷重が作用した場合にもインパネリ
インフォース30が容易に変形することはない。
【0022】従って、必要最小のリブ34を設けるだけ
で、インパネリインフォース30に作用する略車体上下
方向の荷重と略車体前後方向の荷重を双方とも充分に支
持することができる。
【0023】なお、本実施例では、インパネリインフォ
ース30を、リブ34が略車体上下方向へ向いた状態で
車体に配設したが、これに代えて、インパネリインフォ
ース30を、リブ34が略車体前後方向等の他の方向へ
向いた状態で車体に配設しても良く、リブ34が略車体
前後方向へ向いた状態で車体に配設した場合には、イン
パネリインフォース30の車幅方向中央部30Cをリブ
34の方向、即ち、略車体前後方向に圧縮加工する。
【0024】
【発明の効果】本発明のインパネリインフォースは、略
円筒状とされた外郭部と、この外郭部の内周部を略直径
方向に連結するとともに外郭部が略直径方向に圧縮され
た場合に略直径方向と直交する方向のうち決められた一
方へ湾曲し外郭部とで楕円形状の閉断面部を形成するリ
ブと、を備えた構成としたので、必要最小のリブを設け
るだけで、インパネリインフォースに作用する互いに略
直交する直径方向の荷重を双方とも充分に支持すること
ができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は図2のA−A線断面図であり、(B)
は図2のB−B線断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係るインパネリインフォー
スを示す車体内側斜め後方から見た斜視図である。
【図3】従来例に係るインパネリインフォースを示す車
体内側斜め後方から見た斜視図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【符号の説明】
10 フロントピラー 12 カウル 20 エアバッグ装置 30 インパネリインフォース 30A 助手席側端部 30B エアバッグ装置取付部 30C 車幅方向略中央部 32 外郭部 34 リブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円筒状とされた外郭部と、この外郭部
    の内周部を略直径方向に連結するとともに前記外郭部が
    前記略直径方向に圧縮された場合に前記略直径方向と直
    交する方向のうち決められた一方へ湾曲し前記外郭部と
    で楕円形状の閉断面部を形成するリブと、を備えたこと
    を特徴とするインパネリインフォース。
JP14235492A 1992-06-03 1992-06-03 インパネリインフォース Pending JPH05330452A (ja)

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JP14235492A JPH05330452A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 インパネリインフォース

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5853195A (en) * 1997-01-16 1998-12-29 Ford Global Technologies, Inc. Front rail assembly for a vehicle
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