JPH053287Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH053287Y2 JPH053287Y2 JP1982172505U JP17250582U JPH053287Y2 JP H053287 Y2 JPH053287 Y2 JP H053287Y2 JP 1982172505 U JP1982172505 U JP 1982172505U JP 17250582 U JP17250582 U JP 17250582U JP H053287 Y2 JPH053287 Y2 JP H053287Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- mold
- formwork
- foamed resin
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 33
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 33
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 25
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 11
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 11
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 claims description 5
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 claims description 5
- 238000005187 foaming Methods 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 210000005182 tip of the tongue Anatomy 0.000 claims description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 5
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は発泡樹脂パネルの成形型、更に詳しく
は、上方より注入される樹脂を発泡させて発泡樹
脂パネルを成形するパネル枠と、このパネル枠の
外周を囲んでパネル枠を保持する型枠とより成る
発泡樹脂パネルの成形型に関するものである。
は、上方より注入される樹脂を発泡させて発泡樹
脂パネルを成形するパネル枠と、このパネル枠の
外周を囲んでパネル枠を保持する型枠とより成る
発泡樹脂パネルの成形型に関するものである。
一般に、ウレタン樹脂のような発泡樹脂で樹脂
パネルを成形する場合は、第１図に示すように、
この樹脂との剥離性が良好なシリコンゴムででき
た上面が開口するパネル型１の周囲を型枠５で囲
み、上方から発泡樹脂Ｘをパネル型１内に注入す
るものであり、樹脂の注入はパネル型１上方で移
動する注入ヘツド（図示せず）を用いて行なわれ
るのが通常である。ところが、この注入ヘツド
は、多くの場合、第２図において矢印を伴つた線
で示すように、型枠５周縁の一部上面を通過して
パネル型１に出入りするため、第３図に示すよう
に、型枠５上面の一部に樹脂がパネル型１に跨つ
た形で付着することが多く、その結果、パネル型
１のような樹脂との剥離性に富んだ材料と違つた
材料、例えば木材で成形される型枠へ樹脂が強固
に付着し、パネル型１の型枠５からの取外しであ
る型外し及びこの型枠５上に付着する樹脂の清掃
に手間取るという問題があつた。
パネルを成形する場合は、第１図に示すように、
この樹脂との剥離性が良好なシリコンゴムででき
た上面が開口するパネル型１の周囲を型枠５で囲
み、上方から発泡樹脂Ｘをパネル型１内に注入す
るものであり、樹脂の注入はパネル型１上方で移
動する注入ヘツド（図示せず）を用いて行なわれ
るのが通常である。ところが、この注入ヘツド
は、多くの場合、第２図において矢印を伴つた線
で示すように、型枠５周縁の一部上面を通過して
パネル型１に出入りするため、第３図に示すよう
に、型枠５上面の一部に樹脂がパネル型１に跨つ
た形で付着することが多く、その結果、パネル型
１のような樹脂との剥離性に富んだ材料と違つた
材料、例えば木材で成形される型枠へ樹脂が強固
に付着し、パネル型１の型枠５からの取外しであ
る型外し及びこの型枠５上に付着する樹脂の清掃
に手間取るという問題があつた。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであつ
て、主な目的とするところは発泡樹脂パネルを成
形するパネル枠とこのパネル枠を保持する型枠と
の型外しが容易に行なえ、発泡樹脂パネルの成形
効率がよい発泡樹脂パネルの成形型を提供するこ
とである。
て、主な目的とするところは発泡樹脂パネルを成
形するパネル枠とこのパネル枠を保持する型枠と
の型外しが容易に行なえ、発泡樹脂パネルの成形
効率がよい発泡樹脂パネルの成形型を提供するこ
とである。
本考案を以下図に示す実施例に基いて詳述す
る。本考案に係る発泡樹脂パネルの成形型は、第
４図以下に示すように、パネル型１と型枠５とで
構成されている。パネル型１は、底板２の全周よ
り上方に向けて周壁３が立ち上がり且つ上面３ａ
が開口した部材であつて、上方の注入ヘツドより
注入される樹脂をこの中で発泡させることにより
底板２上に発泡樹脂パネルを作り出すためのもの
あり、また型枠５は、上記パネル型１の底板２及
び周壁３の外面を夫々囲み且つ上面６ａが開口し
た枠であつて、パネル型１がこの開口内へ着脱自
在に収められるものである。そして、型枠上面６
ａはその周方向の一部６a′が窪んでおり、パネル
型１の舌片４が載置されるようになつている。
る。本考案に係る発泡樹脂パネルの成形型は、第
４図以下に示すように、パネル型１と型枠５とで
構成されている。パネル型１は、底板２の全周よ
り上方に向けて周壁３が立ち上がり且つ上面３ａ
が開口した部材であつて、上方の注入ヘツドより
注入される樹脂をこの中で発泡させることにより
底板２上に発泡樹脂パネルを作り出すためのもの
あり、また型枠５は、上記パネル型１の底板２及
び周壁３の外面を夫々囲み且つ上面６ａが開口し
た枠であつて、パネル型１がこの開口内へ着脱自
在に収められるものである。そして、型枠上面６
ａはその周方向の一部６a′が窪んでおり、パネル
型１の舌片４が載置されるようになつている。
上記パネル型１は、この注入ヘツドが通過する
型枠上面６ａの一部６a′を覆う舌片４が周壁３の
一部３a′から外側方に向けて一体に延出する形状
を有しており、この舌片４を含むパネル型１が、
注入ヘツドから注入される発泡樹脂と剥離性に富
んだシリコンゴムのような材質で一体成形されて
いる。そして、上記パネル型１が型枠５に収めら
れた状態で、舌片４が型枠上面６ａの一部６a′を
覆い、且つ舌片４の先端が型枠５の外周縁６ｂ迄
達するよう構成されている。パネル型１は矩形状
の底板２周縁より全周に亘つてやや外側に開きな
がら上方に周壁３が突出する薄皿状に成形され、
底板２内面には必要に応じて凹凸模様が設けら
れ、パネル型１内で成形される発泡樹脂パネルの
模様付けが行なわれるものであつて、好ましく
は、シリコンゴムでパネル型１が一体に成形され
る。型枠５は木や硬質プラスチツク或いは金属の
ような強度の高い材料で、パネル型１の外周を囲
む上面が開口した薄皿状に成形され、この中へ着
脱自在に嵌入されるパネル型１を所定形状に保持
するものであり、周縁部に突出する側周壁６の上
面６ａが、上記舌片４にて覆われる一部６a′を除
いて、この型枠５内に収めたパネル型１の周壁３
の上面と略面一となる。この舌片４は、第４図及
び第５図に示すように、パネル型１の一つのコー
ナ部に対応する周壁３の上端の一部３a′より外側
方に向けて略水平に延出し、パネル型１を型枠５
内に収めた時に、舌片４が型枠５の側周壁上面６
の一部６a′を巾方向の全長に亘つて覆うものであ
り、パネル型１内へのウレタン樹脂のような発泡
樹脂の供給は、この舌片４上方を通つてパネル型
１の上方に移動する注入ヘツド（図示せず）を用
いて行なわれる。従つて、パネル型１内外に移動
する際に注入ヘツドより洩れる樹脂は舌片４で受
け止められて、型枠５上面に付着することがな
く、その結果、洩れ出た樹脂によつてパネル型１
と型枠５とがつながるようなことが起らず、パネ
ル型１を型枠５から容易に取り出すことができる
ものであり、後はシリコンゴムでできた軟かいパ
ネル型１をめぐるようにしてパネル型１内で発泡
硬化した発泡樹脂パネルを取り出すわけである。
型枠上面６ａの一部６a′を覆う舌片４が周壁３の
一部３a′から外側方に向けて一体に延出する形状
を有しており、この舌片４を含むパネル型１が、
注入ヘツドから注入される発泡樹脂と剥離性に富
んだシリコンゴムのような材質で一体成形されて
いる。そして、上記パネル型１が型枠５に収めら
れた状態で、舌片４が型枠上面６ａの一部６a′を
覆い、且つ舌片４の先端が型枠５の外周縁６ｂ迄
達するよう構成されている。パネル型１は矩形状
の底板２周縁より全周に亘つてやや外側に開きな
がら上方に周壁３が突出する薄皿状に成形され、
底板２内面には必要に応じて凹凸模様が設けら
れ、パネル型１内で成形される発泡樹脂パネルの
模様付けが行なわれるものであつて、好ましく
は、シリコンゴムでパネル型１が一体に成形され
る。型枠５は木や硬質プラスチツク或いは金属の
ような強度の高い材料で、パネル型１の外周を囲
む上面が開口した薄皿状に成形され、この中へ着
脱自在に嵌入されるパネル型１を所定形状に保持
するものであり、周縁部に突出する側周壁６の上
面６ａが、上記舌片４にて覆われる一部６a′を除
いて、この型枠５内に収めたパネル型１の周壁３
の上面と略面一となる。この舌片４は、第４図及
び第５図に示すように、パネル型１の一つのコー
ナ部に対応する周壁３の上端の一部３a′より外側
方に向けて略水平に延出し、パネル型１を型枠５
内に収めた時に、舌片４が型枠５の側周壁上面６
の一部６a′を巾方向の全長に亘つて覆うものであ
り、パネル型１内へのウレタン樹脂のような発泡
樹脂の供給は、この舌片４上方を通つてパネル型
１の上方に移動する注入ヘツド（図示せず）を用
いて行なわれる。従つて、パネル型１内外に移動
する際に注入ヘツドより洩れる樹脂は舌片４で受
け止められて、型枠５上面に付着することがな
く、その結果、洩れ出た樹脂によつてパネル型１
と型枠５とがつながるようなことが起らず、パネ
ル型１を型枠５から容易に取り出すことができる
ものであり、後はシリコンゴムでできた軟かいパ
ネル型１をめぐるようにしてパネル型１内で発泡
硬化した発泡樹脂パネルを取り出すわけである。
本考案は以上のような構成を有するため、パネ
ル型内への発泡樹脂の注入に用いる注入ヘツドが
パネル型内外を移動する間に注入ヘツドより洩れ
出る樹脂をパネル型より一体に延出する舌片で受
け止めることができ、その結果、樹脂が不用意に
型枠へ付着するのを防止できるものであり、従つ
て、型枠上で樹脂が硬化する場合のように、この
型枠上の樹脂が原因となつて型枠からのパネル型
の取外し操作や型枠上からの樹脂の除去に手間取
ることがなく、樹脂パネルの成形効率を向上させ
ることができる利点がある。さらに、パネル型の
舌片はパネル型の周壁の一部から外側方に向けて
一体に延出した形状であるから、この舌片を掴み
持つてパネル型を型枠から容易に取り出すことが
できるという利点がある。
ル型内への発泡樹脂の注入に用いる注入ヘツドが
パネル型内外を移動する間に注入ヘツドより洩れ
出る樹脂をパネル型より一体に延出する舌片で受
け止めることができ、その結果、樹脂が不用意に
型枠へ付着するのを防止できるものであり、従つ
て、型枠上で樹脂が硬化する場合のように、この
型枠上の樹脂が原因となつて型枠からのパネル型
の取外し操作や型枠上からの樹脂の除去に手間取
ることがなく、樹脂パネルの成形効率を向上させ
ることができる利点がある。さらに、パネル型の
舌片はパネル型の周壁の一部から外側方に向けて
一体に延出した形状であるから、この舌片を掴み
持つてパネル型を型枠から容易に取り出すことが
できるという利点がある。
第１図は従来例を示す斜視図、第２図は同上に
用いる注入ヘツドの移動軌跡を示す概略図、第３
図は同上の従来例に生じる問題点を示す部分断面
図、第４図は本考案の一実施例を示す平面図、第
５図は第４図中のＡ−Ａ線断面図であり、１はパ
ネル型、２は底板、３は周壁、４は舌片、５は型
枠である。
用いる注入ヘツドの移動軌跡を示す概略図、第３
図は同上の従来例に生じる問題点を示す部分断面
図、第４図は本考案の一実施例を示す平面図、第
５図は第４図中のＡ−Ａ線断面図であり、１はパ
ネル型、２は底板、３は周壁、４は舌片、５は型
枠である。
Claims (1)
- 底板の全周より上方に向けて周壁が立ち上がる
上面が開口した部材であつて上方の注入ヘツドよ
り注入される樹脂をこの中で発泡させることによ
り底板上に発泡樹脂パネルを作り出すためのパネ
ル型と、このパネル型の底板及び周壁外面を囲む
上面が開口した枠であつてパネル型がこの開口内
へ着脱自在に収められる型枠とより成り、注入ヘ
ツドが通過する上記型枠上面の一部を覆う舌片が
周壁の一部から外側方に向けて一体に延出する形
状にパネル型が上記の発泡樹脂と剥離性に富んだ
シリコンゴムのような材質で成形され、上記パネ
ル型が型枠に収められた状態で、型枠上面の一部
を覆う舌片の先端が型枠の外周縁迄達する発泡樹
脂パネルの成形型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17250582U JPS5976324U (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 発泡樹脂パネルの成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17250582U JPS5976324U (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 発泡樹脂パネルの成形型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5976324U JPS5976324U (ja) | 1984-05-23 |
| JPH053287Y2 true JPH053287Y2 (ja) | 1993-01-27 |
Family
ID=30376014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17250582U Granted JPS5976324U (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 発泡樹脂パネルの成形型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5976324U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52138559A (en) * | 1976-05-15 | 1977-11-18 | Matsushita Electric Works Ltd | Process for manufacture of hard polyurethane foam |
-
1982
- 1982-11-15 JP JP17250582U patent/JPS5976324U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52138559A (en) * | 1976-05-15 | 1977-11-18 | Matsushita Electric Works Ltd | Process for manufacture of hard polyurethane foam |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5976324U (ja) | 1984-05-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH053287Y2 (ja) | ||
| JP2605853Y2 (ja) | コンパクト容器 | |
| JPH0390922U (ja) | ||
| JP2558048Y2 (ja) | 軟質合成樹脂製の肉薄容器 | |
| JPS5961923U (ja) | 射出成形用金型 | |
| JPH088094Y2 (ja) | 基板の周縁に合成樹脂製装飾縁材を有する化粧板の成形型 | |
| JPS6058822A (ja) | 複合容器成形方法 | |
| JPS584822Y2 (ja) | 固形洗剤用容器 | |
| JPS6058821A (ja) | 複合容器成形方法 | |
| JPS595554Y2 (ja) | 金型シ−ル材 | |
| JP2780119B2 (ja) | 板材に対する縁材形成装置 | |
| JPS5824840Y2 (ja) | 再使用防止中栓 | |
| JPH0415854U (ja) | ||
| JPS5958545U (ja) | 鋳型造型時の肌砂セツト用枠 | |
| JPS59153214U (ja) | 樹脂成形金型のエジエクタ−装置 | |
| JPS6049569B2 (ja) | 装飾体の成形方法 | |
| JPS6342563B2 (ja) | ||
| JPS595312U (ja) | コンクリ−ト成形用化粧マツト | |
| JPS5967931U (ja) | 樹脂モ−ルド装置 | |
| JPH0560806U (ja) | アンダーカウンター式洗面器用の成形型 | |
| JPS6143022U (ja) | プラスチツク成形品の成形金型 | |
| JPS5935005U (ja) | コンクリ−ト製品成型用型 | |
| JPS5869422U (ja) | 発泡成形型 | |
| JPS5925295U (ja) | 風呂蓋 | |
| JPS5892517A (ja) | 孔付板体の成形型 |