JPH05328791A - 電動機保護装置 - Google Patents

電動機保護装置

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JPH05328791A
JPH05328791A JP4133462A JP13346292A JPH05328791A JP H05328791 A JPH05328791 A JP H05328791A JP 4133462 A JP4133462 A JP 4133462A JP 13346292 A JP13346292 A JP 13346292A JP H05328791 A JPH05328791 A JP H05328791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
circuit
line
conversion circuit
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4133462A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Hosoya
浩司 細谷
Toshihiko Miyauchi
俊彦 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インバータ回路により駆動される三相電動機
へ入力される三相線路状態を部品点数の少ない簡単な回
路により構成し、かつ三相線路状態を検出するための複
雑なプログラムを必要としない電動機保護装置を得るこ
と。 【構成】 三相電動機2へ入力される三相線路1R,1S,1T
のそれぞれに設けられたCT部4R,4S,4Tの検出電流信号
は、三相全波整流回路5へ入力されて合成され、合成電
圧信号に変換される。この合成電圧信号は、実効値変換
回路6において高調波成分が除去され、A/D変換回路7
を介して演算部8へ入力され、この演算部8において当
該三相線路状態の正常か否かが判断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インバータ回路によ
って駆動制御される三相電動機の電動機保護装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、インバータ回路3によって駆動
制御される三相電動機2のための従来の電動機保護装置
を示す機能ブロック図である。図2において、三相(R
相、S相、T相)電源が供給されるインバータ回路3
は、三相線路1R,1S,1Tを介して三相電動機2に電気的に
接続されている。これらの三相線路1R,1S,1Tにおける過
電流状態、不足電流状態、欠相状態等の異常状態を検出
するために、電動機保護装置10がインバータ回路3と三
相電動機2との間に配設された三相線路1R,1S,1Tに設け
られていた。図2に示されているように、電動機保護装
置10には、各相の電流状態を検出するためのR相検出部
10R、S相検出部10S、T相検出部10T及び演算部8Aが設
けられていた。R相の電流状態を検出するためのR相検
出部10Rには、CT部4R、整流回路5R、実効値変換回路6R
及びA/D変換回路7Rが設けられていた。S相の電流状態
を検出するためのS相検出部10Sには、CT部4S、整流回
路5S、実効値変換回路6S及びA/D変換回路7Sが設けられ
ていた。また、T相の電流状態を検出するためのT相検
出部10Tには、CT部4T、整流回路5T、実効値変換回路6T
及びA/D変換回路7Tが設けられていた。
【0003】以上のように構成されていた従来の電動機
保護装置において、各相に流れる電流は、各相のCT部4
R,4S,4Tにより検出され、各相の整流回路5R,5S,5Tにお
いて直流電圧に変換される。当該三相電動機2はインバ
ータ回路3によりインバータ制御されているために、各
相の整流回路5R,5S,5Tにおいて検出された直流電圧には
高調波成分が含まれている。この高調波成分を取除くた
めに、各相の検出部10R,10S,10Tには実効値変換回路6R,
6S,6Tが設けられていた。これらの実効値変換回路6R,6
S,6Tからの出力信号は、各相のA/D変換回路7R,7S,7Tに
おいてディジタル信号に変換されて演算部8Aへ入力され
るよう構成されていた。
【0004】演算部8Aにおいて、各相の線路状態を示す
前記ディジタル信号に基づき、当該三相電動機2に入力
されている三相線路の電流状態を示す線路状態信号が算
出されていた。演算部8Aは、この算出された線路状態信
号と、定常時の線路状態信号を示す整定値とを比較し
て、当該三相電動機2への入力電流状態の良否が判定さ
れるように構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動機保護装置
では、各相の線路電流を各相ごとに独立した整流回路、
実効値変換回路及びA/D変換回路によりそれぞれ検出し
変換しているため、部品点数が多く、回路構成が複雑で
あり、かつ演算部におけるプログラムが複雑になるとい
う問題があった。この発明は上記のような問題を解決す
るためになされたもので、部品点数が少なく簡単な回路
により構成され、かつ線路状態を検出するために複雑な
プログラムを必要としない電動機保護装置を得ることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電動機保
護装置は、三相電動機を駆動制御するためのインバータ
回路と、前記インバータ回路と前記三相電動機を電気的
に接続した三相線路と、前記三相線路にCT部を介して電
気的に接続され、前記三相線路の各線路の合成電圧を検
出する三相全波整流回路と、前記三相全波整流回路から
出力された合成電圧の2乗平均をとる実効値変換回路
と、前記実効値変換回路から出力されたアナログ信号を
ディジタル信号に変換するA/D変換回路と、前記A/D変換
回路から出力されたディジタル信号から前記三相線路に
流れる電流状態を演算する演算手段とを具備するもので
ある。
【0007】
【作用】三相電動機へ入力されるインバータ回路からの
三相線路電流は、各相のCT部で検流されて三相全波整流
回路へ入力されて、当該三相電動機へ入力されている三
相線路電流を示す線路状態信号に変換される。この線路
状態信号には高調波成分が含まれているため、この高調
波成分を除去するために、この線路状態信号は実効値変
換回路に入力されて高調波成分が除去される。この高調
波成分が除去された線路状態信号は、A/D変換回路を介
して演算部へ入力される。演算部は、三相電動機に入力
されている三相線路の定常時における線路状態信号を示
す整定値と、演算された線路状態信号を比較して、当該
線路状態の良否を判定する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の電動機保護装置の一実施例
を図を参照して説明する。図1は、この発明の一実施例
である電動機保護装置を示す機能ブロック図である。図
1に示すように、インバータ回路3と電動機2の間に
は、三相線路1R,1S,1Tが配設されており、当該三相電動
機2はインバータ回路3から三相(R相、S相、T相)
電源が供給されて駆動制御されている。これらの三相線
路1R,1S,1Tには、CT部4R,4S,4Tがそれぞれ設けられて、
三相線路1R,1S,1Tの各電流をそれぞれ検出している。各
CT部4R,4S,4Tにおいて検出された各相の電流は、三相全
波整流回路5へ入力されている。三相全波整流回路5に
おいて、各CT部4R,4S,4Tから入力された各相の電流は合
成されて線路状態を示す合成電圧信号に変換される。
【0009】当該三相電動機2はインバータ回路3によ
る周波数変換により駆動制御されているため、前記合成
電圧信号には高調波成分が含まれている。この高調波成
分を除去するために、実効値変換回路6は前記合成電圧
信号の2乗平均を取り直流波形で出力するよう構成され
ている。実効値変換回路6からの出力信号は、A/D変換
回路7へ入力されて、当該三相電動機2への線路状態を
示すディジタル信号に変換され、演算部8へ入力され
る。この演算部8は前記ディジタル信号に基づき、当該
三相電動機2に入力されている三相線路1R,1S,1Tの電流
状態を示す線路状態信号を算出する。演算部8は、この
算出された線路状態信号と、定常時の線路状態信号を示
す整定値とを比較する。この両者の比較により、演算部
8は三相電動機2へ入力されている三相線路電流におけ
る線路状態、例えば過電流状態、不足電流状態及び欠相
状態等を検出する。すなわち、演算部8は予め設定され
ている整定値と算出値とを比較して、当該三相電動機2
へ入力されている線路状態が正常か否かを判断してい
る。もし、線路状態が異常であれば、遮断器9である開
閉装置に遮断指令を出力して、当該三相電動機2に入力
している電源を遮断し、当該三相電動機2を三相線路1
R,1S,1Tの異常状態から保護する。
【0010】
【発明の効果】以上のように、この発明の電動機保護装
置によれば三相全波整流回路を設けて三相線路の線路状
態を一括して検出するように構成したので、部品点数の
少ない簡単な回路により構成することができ、かつ線路
状態を検出するために複雑なプログラムを必要としない
電動機保護装置を得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である電動機保護装置を示
す機能ブロック図
【図2】従来の電動機保護装置を示す機能ブロック図
【符号の説明】
1R R相線路 1S S相線路 1T T相線路 2 三相電動機 3 インバータ回路 4R R相CT部 4S S相CT部 4T T相CT部 5 三相全波整流回路 6 実効値変換回路 7 A/D変換回路 8 演算部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三相電動機を駆動制御するためのインバ
    ータ回路、 前記インバータ回路と前記三相電動機を電気的に接続し
    た三相線路、 前記三相線路にCT部を介して電気的に接続され、前記三
    相線路の各線路の合成電圧を検出する三相全波整流回
    路、 前記三相全波整流回路から出力された合成電圧の2乗平
    均をとる実効値変換回路、 前記実効値変換回路から出力されたアナログ信号をディ
    ジタル信号に変換するA/D変換回路、 前記A/D変換回路から出力されたディジタル信号から前
    記三相線路に流れる電流状態を演算する演算手段、 を具備することを特徴とする電動機保護装置。
  2. 【請求項2】 三相電動機を駆動制御するためのインバ
    ータ回路、 前記インバータ回路と前記三相電動機を電気的に接続し
    た三相線路、 前記三相線路にCT部を介して電気的に接続され、前記三
    相線路の各線路の合成電圧を検出する三相全波整流回
    路、 前記三相全波整流回路から出力された合成電圧の2乗平
    均をとる実効値変換回路、 前記実効値変換回路から出力されたアナログ信号をディ
    ジタル信号に変換するA/D変換回路、 前記A/D変換回路から出力されたディジタル信号から前
    記三相線路に流れる電流状態を演算する演算手段、 前記演算手段において、前記三相線路の異常電流状態が
    検出されたとき、前記三相電動機への入力電源を遮断す
    る開閉装置、 を具備することを特徴とする電動機保護装置。
JP4133462A 1992-05-26 1992-05-26 電動機保護装置 Pending JPH05328791A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63133824A (ja) * 1986-11-21 1988-06-06 三菱電機株式会社 可変電圧可変周波数インバ−タを用いた誘導電動機装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63133824A (ja) * 1986-11-21 1988-06-06 三菱電機株式会社 可変電圧可変周波数インバ−タを用いた誘導電動機装置

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