JPH0532706U - オイルレベルゲージ - Google Patents
オイルレベルゲージInfo
- Publication number
- JPH0532706U JPH0532706U JP2326291U JP2326291U JPH0532706U JP H0532706 U JPH0532706 U JP H0532706U JP 2326291 U JP2326291 U JP 2326291U JP 2326291 U JP2326291 U JP 2326291U JP H0532706 U JPH0532706 U JP H0532706U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- insertion portion
- oil
- level gauge
- oil level
- Prior art date
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- Pending
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゲージ棒脱着時の負荷を安定化させると共
に、長期装着時におけるキャップの差込部の検油孔への
固着を防止する。 【構成】 ゴム状弾性体により成形されたキャップ２の
差込部２’の外周面を粗面とし、またキャップ２の差込
部２’を横断面多角形に形成したことを特徴としてい
る。
に、長期装着時におけるキャップの差込部の検油孔への
固着を防止する。 【構成】 ゴム状弾性体により成形されたキャップ２の
差込部２’の外周面を粗面とし、またキャップ２の差込
部２’を横断面多角形に形成したことを特徴としてい
る。
Description
【０００１】
この考案は、内燃機関の潤滑油量の確認に使用するオイルレベルゲージに関す るものである。
【０００２】
従来、ゲージ棒の上端にゴム状弾性体により成形されたキャップを設け、その キャップの差込部に複数の段部を形成し、各段部に位相を異にして縦にエアー抜 き溝を設けたものが知られている。
【０００３】 しかしながら、上記従来のキャップの差込部の外周面は円形の平滑面で、エン ジン側の検油孔に圧入するとき外周の表面全体が検油孔内面に密着するため、差 込部の外径寸法又は検油孔の内径寸法にバラツキがあると、差込部の着脱時の負 荷が不安定となり、抜け易くなったり、圧入し難くなったりする欠点があり、ま た高温下で長期に渡って装着したままであると、ゴムの弾性が減少（ヘタリ）す ると共に、ゴムとオイルの化学反応により差込部が検油孔に固着してゲージ棒が 抜けなくなるという問題があった。
【０００４】
この考案は、ゲージ棒脱着時の負荷の不安定性、キャップの差込部の検油孔へ の固着という欠点を解決することにある。
【０００５】
この考案は、ゴム状弾性体により成形されたキャップ２の差込部２’の外周面 を粗面とし、またキャップ２の差込部２’を横断面多角形に形成してなるオイル レベルゲージを提案するものである。
【０００６】
【作用】 差込部２’の外周面が粗面であるために、オイルレベルゲージを差し込む検油 孔内周面に対して、差込部２’の全表面で密着することなく粗面の微小な山部で 部分的に接触し、接触面積が少なくなると共に、粗面の微小な山部で差込部２’ の外径寸法や検油孔の内径寸法のバラツキを吸収する。
【０００７】 その結果、キャップ１の脱着時の摩擦抵抗が少なくて脱着負荷が小さくて安定 する（均一化する）と共に、検油孔内面と差込部２’の粗面の微小な谷部で非接 触となるため、長期装着時においても検油孔への固着が防止される。
【０００８】 また、差込部２’を横断面多角形に形成することにより、検油孔内周面に対す る接触面積が少なくなり、上記粗面と同様な結果が得られると共に、検油孔に圧 入した場合差込部２’の隣接の角部間にエアー抜きの間隙を生じ、脱着操作が容 易となると共に、内圧によるキャップ２の脱出が防止される。
【０００９】
図１及び図２に示す第一の実施例において、ゲージ棒１の上端部に、ゴム状弾 性体によりキャップ２が設けられ、その下部の複数のテーパー付き段部を形成し た差込部２’の外周面は、図１に示すように梨地状又は図２に示すようにローレ ット状などの粗面（例えば、粗さ60〜80μRZ程度）に形成されている。
【００１０】 この粗面の加工は、キャップ２の差込部２’の成形金型の内面に放電加工、ブ ラスト、しぼ等の表面処理を施して、その粗面を成形と同時に差込部２’の表面 に転写するが、特に放電加工により梨地処理すると、加工時間が短くて加工コス トを低減できる。
【００１１】 図３に示す第二の実施例において、キャップ２の差込部２’は横断面四角形等 の多角形状に形成され、これをエンジン側の検油孔に圧入するとき、多角形断面 の角部において検油孔内面に圧着し、隣接する角部間にはエアー抜きのための隙 間が生ずるようになっている。
【００１２】 この第二の実施例においても、第一実施例と同様に差込部２’の外周面を粗面 に形成することが望ましい。
【００１３】
以上の通りこの考案によれば、キャップの脱着時の摩擦抵抗が少なくて脱着負 荷が小さくて安定すると共に、長期装着時においても検油孔へ差込部の固着を防 止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この考案の第一実施例の一態様を示す側面図。
【図２】この考案の第一実施例の他の態様を示す側面
図。
図。
【図３】この考案の第二実施例の一態様を示す側面図。
【図４】この考案の第二実施例の横断面図。
１ ゲージ棒 ２ キャップ ２’ 差込部
Claims (3)
- 【請求項１】 ゴム状弾性体により成形されたキャップ
の差込部の外周面を粗面としてなることを特徴とするオ
イルレベルゲージ。 - 【請求項２】 ゴム状弾性体により成形されたキャップ
の差込部を横断面多角形に形成してなることを特徴とす
るオイルレベルゲージ。 - 【請求項３】 差込部の外周面を粗面としてなることを
特徴とする「請求項２」記載のオイルレベルゲージ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2326291U JPH0532706U (ja) | 1991-03-16 | 1991-03-16 | オイルレベルゲージ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2326291U JPH0532706U (ja) | 1991-03-16 | 1991-03-16 | オイルレベルゲージ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0532706U true JPH0532706U (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=12105690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2326291U Pending JPH0532706U (ja) | 1991-03-16 | 1991-03-16 | オイルレベルゲージ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0532706U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012031812A (ja) * | 2010-08-02 | 2012-02-16 | Nok Corp | オイルレベルゲージ |
| JP2017165449A (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 東京ライト工業株式会社 | キャップ |
| JP2017203484A (ja) * | 2016-05-11 | 2017-11-16 | 株式会社 加島 | 栓体 |
| WO2018222103A1 (en) * | 2017-05-30 | 2018-12-06 | Scania Cv Ab | Dipstick, gauge arrangement, and related devices |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5243331U (ja) * | 1975-09-23 | 1977-03-28 | ||
| JPS5327870B2 (ja) * | 1974-09-27 | 1978-08-10 |
-
1991
- 1991-03-16 JP JP2326291U patent/JPH0532706U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5327870B2 (ja) * | 1974-09-27 | 1978-08-10 | ||
| JPS5243331U (ja) * | 1975-09-23 | 1977-03-28 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2017165449A (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 東京ライト工業株式会社 | キャップ |
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| EP3631380A4 (en) * | 2017-05-30 | 2021-02-24 | Scania CV AB | MEASURING ROD, MEASURING ARRANGEMENT AND RELATED DEVICES |
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