JPH05325351A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPH05325351A JPH05325351A JP4136656A JP13665692A JPH05325351A JP H05325351 A JPH05325351 A JP H05325351A JP 4136656 A JP4136656 A JP 4136656A JP 13665692 A JP13665692 A JP 13665692A JP H05325351 A JPH05325351 A JP H05325351A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel base
- reel
- cassette
- magnetic recording
- driving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気記録再生装置に使用されるリール台駆動
機構に関して、リール間距離が異なる大小２つのカセッ
トを選択的に装着する際に、簡易な構成で各々のカセッ
トのリール係合できる位置までリール台を移動し、かつ
機能部品の共用化により部品点数を抑えたリール台駆動
機構を提供することを目的とする。 【構成】 カセットの位置決めピン４，５，８，９にリ
ール台１２０，１２１を駆動するリール台駆動体１２
８，１２９の回転軸とリール台を回転自在に支持し、リ
ール台を所定の位置に移動させるリール台移動部材１２
４，１２５の回動軸の機能を付加した構成となってい
る。 【効果】 カセットの位置決めピンにリール台を駆動す
るリール台駆動体の回転軸とリール台を回転自在に支持
しリール台を所定の位置に移動させるリール台移動部材
の回動軸の機能を付加することで部品点数の削減しコス
トの低減に結びつく。
機構に関して、リール間距離が異なる大小２つのカセッ
トを選択的に装着する際に、簡易な構成で各々のカセッ
トのリール係合できる位置までリール台を移動し、かつ
機能部品の共用化により部品点数を抑えたリール台駆動
機構を提供することを目的とする。 【構成】 カセットの位置決めピン４，５，８，９にリ
ール台１２０，１２１を駆動するリール台駆動体１２
８，１２９の回転軸とリール台を回転自在に支持し、リ
ール台を所定の位置に移動させるリール台移動部材１２
４，１２５の回動軸の機能を付加した構成となってい
る。 【効果】 カセットの位置決めピンにリール台を駆動す
るリール台駆動体の回転軸とリール台を回転自在に支持
しリール台を所定の位置に移動させるリール台移動部材
の回動軸の機能を付加することで部品点数の削減しコス
トの低減に結びつく。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、大きさの異なるカセッ
トを選択的に装着できる磁気記録再生装置に関するもの
である。
トを選択的に装着できる磁気記録再生装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】家庭用ＶＴＲにはその用途により、長時
間の記録または再生を行う為には、テープの巻装量の多
い大形のテープカセット（以下大カセットと呼ぶ）を用
いる据置型ＶＴＲと、小型軽量でかつテープの巻装量の
比較的少ないテープカセット（以下小カセットと呼ぶ）
を用いるハンディタイプのＶＴＲまたはビデオカメラ等
がある。この場合両者のＶＴＲはリール台（リール軸）
の間隔等の構成が異なるとともに、両者に用いるテープ
カセットはリール軸間はもとより外形寸法も当然異なっ
ている。
間の記録または再生を行う為には、テープの巻装量の多
い大形のテープカセット（以下大カセットと呼ぶ）を用
いる据置型ＶＴＲと、小型軽量でかつテープの巻装量の
比較的少ないテープカセット（以下小カセットと呼ぶ）
を用いるハンディタイプのＶＴＲまたはビデオカメラ等
がある。この場合両者のＶＴＲはリール台（リール軸）
の間隔等の構成が異なるとともに、両者に用いるテープ
カセットはリール軸間はもとより外形寸法も当然異なっ
ている。
【０００３】このように外形寸法の異なるテープカセッ
トが選択的に装着可能な磁気記録再生装置の従来例の構
成について、以下、図面を参照にしながら説明する。
トが選択的に装着可能な磁気記録再生装置の従来例の構
成について、以下、図面を参照にしながら説明する。
【０００４】図４は 従来例の磁気記録再生装置におけ
るテープカセットのリール台を駆動する機構とテープカ
セットの位置を決める機構を示す平面図である。
るテープカセットのリール台を駆動する機構とテープカ
セットの位置を決める機構を示す平面図である。
【０００５】図５は、従来例の磁気記録再生装置に大カ
セット１または小カセット２がテープカセットの位置決
めピンにより位置決めされている様子を示す正面図であ
る。
セット１または小カセット２がテープカセットの位置決
めピンにより位置決めされている様子を示す正面図であ
る。
【０００６】図６は、図３の矢印Ｐ方向から見たリール
台移動機構の様子を示す。図７は、図３の矢印Ｑ方向か
ら見たリール台移動機構の様子を示す。
台移動機構の様子を示す。図７は、図３の矢印Ｑ方向か
ら見たリール台移動機構の様子を示す。
【０００７】図４，図５に示すように、大カセット１と
小カセット２の兼用の位置決めピン４、５および大カセ
ット１専用位置決めピン６、７および小カセット２専用
の位置決めピン８、９は、シャーシ３に立設されてい
る。
小カセット２の兼用の位置決めピン４、５および大カセ
ット１専用位置決めピン６、７および小カセット２専用
の位置決めピン８、９は、シャーシ３に立設されてい
る。
【０００８】図４，図６，図７に示すように、リール台
ベース３２は、リールモータ（図は省略する）を保持
し、そのリールモータにリール台２０は直結された構成
となっている。リール台ベース３２は、シャーシ３のリ
ールガイド受け２８，２９に支持されたガイド棒２４，
２５にリール台ベース３２の２つのガイド穴３０，３１
が係合している為、摺動自在な構成となっている。
ベース３２は、リールモータ（図は省略する）を保持
し、そのリールモータにリール台２０は直結された構成
となっている。リール台ベース３２は、シャーシ３のリ
ールガイド受け２８，２９に支持されたガイド棒２４，
２５にリール台ベース３２の２つのガイド穴３０，３１
が係合している為、摺動自在な構成となっている。
【０００９】リール台２１についても、上記同様の構成
をとっていて、ガイド棒２６，２７によりリール台２１
は、摺動自在に設置されている。
をとっていて、ガイド棒２６，２７によりリール台２１
は、摺動自在に設置されている。
【００１０】以下に、従来の磁気記録再生装置の駆動手
段の動作について説明する。図４，図５に示すように、
大カセット１の装着時には、リール台が、２２及び２３
に示した位置までリール台移動手段（図は省略する）に
より、ガイド棒２４，２５，２６，２７に案内され摺動
する。その後、大カセット１がカセットホルダー（図は
省略する）により位置決めピン４，５，６，７の位置に
案内され位置決めされ磁気記録再生装置内の装着が完了
する。
段の動作について説明する。図４，図５に示すように、
大カセット１の装着時には、リール台が、２２及び２３
に示した位置までリール台移動手段（図は省略する）に
より、ガイド棒２４，２５，２６，２７に案内され摺動
する。その後、大カセット１がカセットホルダー（図は
省略する）により位置決めピン４，５，６，７の位置に
案内され位置決めされ磁気記録再生装置内の装着が完了
する。
【００１１】小カセット２の装着時には、リール台が２
０及び２１に示した位置までリール台移動手段（図は省
略する）により、ガイド棒２４，２５，２６，２７に案
内されて摺動する。その後小カセット２がカセットホル
ダー（図は省略する）により位置決めピン４，５，８，
９により磁気記録再生装置内の位置決めが行われ、装着
が完了する。
０及び２１に示した位置までリール台移動手段（図は省
略する）により、ガイド棒２４，２５，２６，２７に案
内されて摺動する。その後小カセット２がカセットホル
ダー（図は省略する）により位置決めピン４，５，８，
９により磁気記録再生装置内の位置決めが行われ、装着
が完了する。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、外形寸法の異なるテープカセットが選択的に装
着可能な磁気記録再生装置のリール台移動手段の構成が
複雑であり、かつコストが高くなる。
成では、外形寸法の異なるテープカセットが選択的に装
着可能な磁気記録再生装置のリール台移動手段の構成が
複雑であり、かつコストが高くなる。
【００１３】
【課題を解決するための手段】この目的を達成す為に本
発明の磁気記録再生装置は、リール中心位置の異なる複
数のテープカセットには対応してリール台をそれぞれ所
定の位置に移動するよう構成した磁気記録再生装置であ
って、前記テープカセットのリールに係合するリール台
と前記リール台を回転自在に支持し、回動中心を持つリ
ール台移動部材と前記リール台と係合しリール台を駆動
させるリール台駆動体と前記リール台移動部材の回動中
心穴に係合する回動中心軸であり、かつ前記リール台駆
動体を回転自在に支持する回転中心軸であり、かつ前記
テープカセットの底面に当接し前記テープカセットの位
置決めを行う位置決めピン軸とを備えた構成としてい
る。
発明の磁気記録再生装置は、リール中心位置の異なる複
数のテープカセットには対応してリール台をそれぞれ所
定の位置に移動するよう構成した磁気記録再生装置であ
って、前記テープカセットのリールに係合するリール台
と前記リール台を回転自在に支持し、回動中心を持つリ
ール台移動部材と前記リール台と係合しリール台を駆動
させるリール台駆動体と前記リール台移動部材の回動中
心穴に係合する回動中心軸であり、かつ前記リール台駆
動体を回転自在に支持する回転中心軸であり、かつ前記
テープカセットの底面に当接し前記テープカセットの位
置決めを行う位置決めピン軸とを備えた構成としてい
る。
【００１４】
【作用】従って、上記の本発明の構成によれば、上記テ
ープカセットの位置決めを行う位置決め手段とリール台
移動基板の回動中心軸とリール台駆動体の回転中心軸を
兼ねているので、構成を簡単にすることができる。
ープカセットの位置決めを行う位置決め手段とリール台
移動基板の回動中心軸とリール台駆動体の回転中心軸を
兼ねているので、構成を簡単にすることができる。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の磁気記録再生装置の一実施例
について図面を参照にしながら説明する。
について図面を参照にしながら説明する。
【００１６】図１は、本発明の磁気記録再生装置におけ
るテープカセットのリールを駆動する機構と位置を決め
る機構を示す平面図である。
るテープカセットのリールを駆動する機構と位置を決め
る機構を示す平面図である。
【００１７】図２は、本発明の磁気記録再生装置におけ
るテープカセットのリールを駆動する機構と位置を決め
る構成を示す正面図である。
るテープカセットのリールを駆動する機構と位置を決め
る構成を示す正面図である。
【００１８】図３は、図１のＡ−Ｏ−Ｏ−Ａ 断面を示
す断面図である。図１〜図３では、図４〜図７に示す従
来例と同じ部品には、同一名称と同一符号を付してい
る。
す断面図である。図１〜図３では、図４〜図７に示す従
来例と同じ部品には、同一名称と同一符号を付してい
る。
【００１９】図１〜図３に示すように、大カセット１と
小カセット２の兼用の位置決めピン４、５および大カセ
ット１専用位置決めピン６、７および小カセット２専用
の位置決めピン軸８，９は、シャーシ３に立設されてい
る。リール台１２０，１２１は、リール台移動部材１２
４，１２５に回転自在に支持されている。リール台移動
部材１２４，１２５は、位置決めピン軸８，９を回動中
心として想像線で示されたリール台移動部材１２６，１
２７の位置まで回動自在になっている。リール台駆動体
１２８，１２９は、位置決めピン軸８，９を回転中心と
しリール台１２０，１２１と係合している。
小カセット２の兼用の位置決めピン４、５および大カセ
ット１専用位置決めピン６、７および小カセット２専用
の位置決めピン軸８，９は、シャーシ３に立設されてい
る。リール台１２０，１２１は、リール台移動部材１２
４，１２５に回転自在に支持されている。リール台移動
部材１２４，１２５は、位置決めピン軸８，９を回動中
心として想像線で示されたリール台移動部材１２６，１
２７の位置まで回動自在になっている。リール台駆動体
１２８，１２９は、位置決めピン軸８，９を回転中心と
しリール台１２０，１２１と係合している。
【００２０】リール台駆動体１２８または１２９に動力
を伝達する首振りギア１３０は、首振りアーム１３１に
回転自在に支持されている。首振りアーム１３１はモー
タ１３３の軸に回動自在に支持されている。ギア１３２
はモータ１３３の軸に直結されていて首振りギア１３０
と係合している。
を伝達する首振りギア１３０は、首振りアーム１３１に
回転自在に支持されている。首振りアーム１３１はモー
タ１３３の軸に回動自在に支持されている。ギア１３２
はモータ１３３の軸に直結されていて首振りギア１３０
と係合している。
【００２１】以上のように構成された本実施例の磁気記
録再生装置について、以下その動作について説明する。
録再生装置について、以下その動作について説明する。
【００２２】図１〜図３に示すように、大カセット１の
装着時には、リール台は、リール台移動部材がリール台
移動部材を駆動させる手段（図は省略する）により位置
決めピン軸８，９を中心として回動され、リール台とリ
ール台移動部材は破線で示した１２２，１２３，１２
６，１２７の位置に移動される。そして、大カセット１
は、位置決めピン４，５，６，７により磁気記録再生装
置内の位置決めが行われ、装着が完了する。
装着時には、リール台は、リール台移動部材がリール台
移動部材を駆動させる手段（図は省略する）により位置
決めピン軸８，９を中心として回動され、リール台とリ
ール台移動部材は破線で示した１２２，１２３，１２
６，１２７の位置に移動される。そして、大カセット１
は、位置決めピン４，５，６，７により磁気記録再生装
置内の位置決めが行われ、装着が完了する。
【００２３】小カセット２の装着時には、リール台は、
リール台移動部材がリール台移動部材を駆動させる手段
（図は省略する）により位置決めピン軸８，９を中心と
して回動され、リール台とリール台移動部材は実線で示
した１２０，１２１，１２４，１２５の位置に移動され
る。そして、小カセット２は、位置決めピン４，５，
８，９により磁気記録再生装置内の位置決めが行われ、
装着が完了する。
リール台移動部材がリール台移動部材を駆動させる手段
（図は省略する）により位置決めピン軸８，９を中心と
して回動され、リール台とリール台移動部材は実線で示
した１２０，１２１，１２４，１２５の位置に移動され
る。そして、小カセット２は、位置決めピン４，５，
８，９により磁気記録再生装置内の位置決めが行われ、
装着が完了する。
【００２４】リール台１２０または１２１の駆動に関し
ては、図１の矢印Ｒに示すように、首振りギア１３０の
矢印Ｒ方向の回動によりリール台駆動体１２８または１
２９の一方と係合しモータ１３３からギア１３２，首振
りギア１３０，リール台駆動体，リール台へと伝達され
る。
ては、図１の矢印Ｒに示すように、首振りギア１３０の
矢印Ｒ方向の回動によりリール台駆動体１２８または１
２９の一方と係合しモータ１３３からギア１３２，首振
りギア１３０，リール台駆動体，リール台へと伝達され
る。
【００２５】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、リール台
の駆動源を磁気記録再生装置内のある１つのモータから
伝達でき、かつリール台駆動体の回転中心軸とリール台
移動部材の回動中心軸とカセットの位置決めピンとを共
用化することができるため必要な部品点数を削減するこ
とができコスト低減に結び付けることができる。
の駆動源を磁気記録再生装置内のある１つのモータから
伝達でき、かつリール台駆動体の回転中心軸とリール台
移動部材の回動中心軸とカセットの位置決めピンとを共
用化することができるため必要な部品点数を削減するこ
とができコスト低減に結び付けることができる。
【図１】本発明の実施例における磁気記録再生装置の平
面図
面図
【図２】本発明の実施例における磁気記録再生装置の正
面図
面図
【図３】本発明の実施例における図１のＡ−０−０−Ａ
断面図
断面図
【図４】従来例における磁気記録再生装置の平面図
【図５】従来例における磁気記録再生装置の正面図
【図６】従来例における図４の矢印Ｐ方向から見た矢視
図
図
【図７】従来例における図４の矢印Ｑ方向から見た矢視
図
図
１ 大カセット ２ 小カセット ８，９ 位置決めピン軸 １２０，１２１ リール台 １２４，１２５ リール台移動部材 １２８，１２９ リール台駆動体
Claims (1)
- 【請求項１】 リール中心位置の異なる複数のテープカ
セットに対応してリール台をそれぞれ所定の位置に移動
するよう構成した磁気記録再生装置であって、前記テー
プカセットのリールに係合するリール台と前記リール台
を回転自在に支持し、回動中心を持つリール台移動部材
と前記リール台と係合しリール台を駆動させるリール台
駆動体と前記リール台移動部材の回動中心穴に係合する
回動中心軸であり、かつ前記リール台駆動体を回転自在
に支持する回転中心軸であり、かつ前記テープカセット
の底面に当接し前記テープカセットの位置決めを行う位
置決めピン軸とを備えた磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4136656A JPH05325351A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4136656A JPH05325351A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05325351A true JPH05325351A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=15180432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4136656A Pending JPH05325351A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05325351A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100412752B1 (ko) * | 1995-08-22 | 2004-04-13 | 산요덴키가부시키가이샤 | 이동가능한릴대를구비한자기기록재생장치 |
-
1992
- 1992-05-28 JP JP4136656A patent/JPH05325351A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100412752B1 (ko) * | 1995-08-22 | 2004-04-13 | 산요덴키가부시키가이샤 | 이동가능한릴대를구비한자기기록재생장치 |
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