JPH05318961A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05318961A
JPH05318961A JP4126141A JP12614192A JPH05318961A JP H05318961 A JPH05318961 A JP H05318961A JP 4126141 A JP4126141 A JP 4126141A JP 12614192 A JP12614192 A JP 12614192A JP H05318961 A JPH05318961 A JP H05318961A
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JP
Japan
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memory
image
unit
signal
cpu
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Pending
Application number
JP4126141A
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English (en)
Inventor
Taketo Utsunomiya
健人 宇都宮
Hideto Kadani
英人 甲谷
Koichi Unno
浩一 海野
Hiroshi Omura
宏志 大村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力画像の向きにも画像形成するシートの向
きにも関係なく、めくりやすい様にステープルを行なう
画像形成装置を提供する。 【構成】 コンピュータインターフェース部7を介して
外部のコンピュータから入力した画像データをコア部1
0で回転させ、プリンタ部2で画像データのプリントを
行なう。プリンタ部に備えられたステープラによりプリ
ントされた記録紙をステープルする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、とじ機能を有する画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータやワードプロセッ
サ、ファクシミリ等から出力された画像をプリントした
記録紙をステープルするには、トレイに排紙された記録
を取り出して人手によってステープルしていた。
【0003】又、最近の複写機にはステープラを備えた
ものがあり、一連の複写終了後に自動的にステープルを
行なうことができる。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかしながら、人手によ
るステープルはステープルする部数が多いと面倒であっ
た。
【0005】又、最近のステープラの機能を持った複写
機は複写される画像や記録される紙の向きとは無関係に
ステープルするので、書類をめくりにくくしてしまうこ
とがある。
【0006】この様な複写機をコンピュータやワードプ
ロセッサ、ファクシミリのプリンタ部として使用した場
合にも上記の問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は入力した画像情報を回転させる画像処理手
段と、前記画像処理手段からの画像情報に基づいてシー
ト上に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手
段で画像形成されたシートのとじを行なうとじ手段と、
前記画像処理手段における画像情報の回転を制御する制
御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置を提
供するものである。
【0008】
【作用】上記構成により、前記制御手段は前記画像処理
手段における画像情報の回転を制御し、前記とじ手段は
回転された画像が形成されたシートをとじる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例の構成を表わすブロッ
ク図である。
【0010】図1において、1は原稿を画像データに変
換する画像入力装置(以下リーダ部と記す)である。
【0011】2は、複数種類の記録紙カセットを有し、
プリント命令により画像データを記録紙上に可視像とし
て出力する画像出力装置(以下プリンタと記す)であ
る。
【0012】3は、1のリーダ部と電気的に接続された
外部装置であり、各種の機能を有する。3の外部装置
は、ファクス部4、ファイル部5、またファイル部と接
続されている外部記憶装置6、コンピュータと接続する
ためのコンピュータインターフェイス部7、コンピュー
タからの情報を可視像とするためのフォーマッタ部8、
1のリーダ部からの情報を蓄積したり、コンピュータか
ら送られてきた情報を一時的に蓄積するためのイメージ
メモリ部9、及び上記各部の動作を制御するコア部10
からなる。
【0013】以下、詳細に各部の機能を説明する。
【0014】リーダ部の説明 リーダ部の詳細な説明を図2、図3を用いて行う。
【0015】原稿給送装置101上に積載された原稿
は、1枚づつ順次原稿台ガラス面102上に搬送され
る。原稿が搬送されると、スキャナ部103のランプが
点灯、かつスキャナ・ユニット104が移動しながら原
稿を照射する。原稿からの反射光は、ミラー105、1
06、107を介してレンズ108を通過し、その後色
分解機能を有するCCDイメージ・センサー部109
(以下CCDと記す)に入力される。
【0016】次に、図3を用いてリーダ1内の画像処理
について詳しく説明する。CCD109に入力された原
稿からの反射光は、ここで光電変換され電気信号に変換
される。CCD109からのアナログカラー画像情報
は、次の増幅器110R,110G,110BでA/D
変換器111の入力信号レベルに合わせて増幅され、A
/D変換器111によりデジタルカラー画像情報に変換
され、シェーディング回路112に入力され、ここでラ
ンプ103の配光ムラや、CCDの感度ムラが補正され
る。シェーディング回路112からの信号は、Y信号・
色検出回路113及び外部I/F切り替え回路119に
入力される。
【0017】Y信号生成・色検出回路113は、シェー
ディング回路112からの信号を下記の式で演算を行い
Y信号(輝度信号)を得る。
【0018】Y=0.3R+0.6G+0.1B さらに、R,G,Bの信号から7つの色に分離し、各色
に対する信号を出力する。Y信号生成・色検出回路11
3からの出力信号は、変倍・リピート回路114に入力
される。スキャナーユニット104の走査スピードの変
更により副走査方向の変倍を行い、変倍回路・リピート
回路114により主走査方向の変倍を行う。また変倍・
リピート回路114により複数の同一画像を出力するこ
とが可能である。輪郭・エッジ強調回路115は、変倍
・リピート回路114からの信号の高周波成分を強調す
ることによりエッジ強調および輪郭情報を得る。輪郭・
エッジ強調回路115からの信号は、マーカエリア判定
・輪郭生成回路116とパターン化・太らせ・マスキン
グ・トリミング回路117に入力される。
【0019】マーカエリア判定・輪郭生成回路116
は、原稿上の指定された色のマーカペンで書かれた部分
を読みとりマーカの輪郭情報を生成し、つぎのパターン
化・太らせ・マスキング・トリミング回路117でこの
輪郭情報から太らせやマスキングやトリミングを行う。
また、Y信号生成・色検出回路113からの色検出信号
によりカラー画像のパターン化を行う。
【0020】パターン化・太らせ・マスキング・トリミ
ング回路117からの出力信号は、レーザドライバ回路
118に入力され各種処理された信号をレーザを駆動す
るための信号に変換する。レーザドライバの信号は、2
のプリンタに入力され可視像として画像形成が行われ
る。
【0021】次に、外部装置とのI/Fを行う外部I/
F切り替え回路119について説明する。外部I/F切
り替え回路は、リーダ1から画像情報を外部装置3に出
力する場合、パターン化・太らせ・マスキング・トリミ
ング回路117からの画像情報をコネクタ120に出力
する。また、外部装置3からの画像情報をリーダ1が入
力する場合、外部切り替え回路119は、コネクタ12
0からの画像情報をY信号生成・色検出回路113に入
力する。
【0022】上記の各画像処理は、CPU122の指示
により行われる。またCPU122によって設定された
値によりエリア生成回路121は、上記画像処理に必要
な各種のタイミング信号を生成する。さらにCPU12
2に内蔵されている通信機能を用いて外部装置3との通
信を行う。SUB・CPU123は、操作部124の制
御を行うと共にSUB・CPUに内蔵されている通信機
能を用いて外部装置3との通信を行う。
【0023】プリンタ部の説明 プリンタ2に入力された画像信号は、図2の露光制御部
201入力され、光信号に変換されて感光体202を照
射する。照射光によって感光体202上に作られた潜像
は現像器203によって現像される。上記潜像形成とタ
イミングを併せて転写紙積載部204、もしくは205
より転写紙が搬送され、転写部206に於て、現像され
た像が転写される。転写された像は定着部207にて転
写紙に定着された後、排紙部208より装置外部に排出
される。ソート機能が選択されている場合には、排紙部
208から排出された転写紙は、ソータ220で各ビン
に仕分けされ、またはソート機能が洗濯されていない場
合には、ソータの最上位のビンに排出される。
【0024】続いて、順次読み込まれた画像を1枚の出
力用紙の両面に出力する方法について説明する。定着部
207で定着された転写紙を、一度、排紙部208まで
搬送後、ローラを逆転駆動し、転写紙をスイッチバック
させて搬送方向切り替え部材209を介して再給紙用被
転写紙積載部210に搬送する。次の原稿が準備される
と、上記プロセスと同様にして原稿画像が読みとられる
が転写紙については再給紙被転写紙積載部210より給
紙されるので、結局、同一出力紙の表面、裏面に2枚の
原稿画像を形成することができる。
【0025】外部装置の説明 外部装置3はリーダ1とケーブルで接続され、外部装置
3内のコア部で信号の制御や、各機能の制御を行う。外
部装置3内には、ファクシミリ送受信を行うファクス部
4、画像情報を電気信号に変換し、光磁気ディスク等の
記憶媒体に保存するファイル部5、コンピュータからの
コード情報をイメージ情報に展開するフォーマッタ部8
とコンピュータとのインターフェイスを行うコンピュー
タ・インターフェイス部7、リーダ部1からの情報を蓄
積したり、コンピュータから送られてきた情報を一時的
に蓄積するためのイメージメモリ部9、及び上記各機能
を制御するコア部10からなる。
【0026】以下、詳細に各部の機能を説明する。
【0027】コア部の説明 図4を用いてコア部の説明行う。コア部10のコネクタ
1001は、リーダ部1のコネクタ120とケーブルで
接続される。
【0028】コネクタ1001には、4種類の信号線が
内蔵されている。信号線1057は、8bit多値のビ
デオ信号線である。信号線1055は、ビデオ信号を制
御する制御信号線である。信号線1051は、リーダ1
内のCPU122と通信を行う信号線である。信号線1
052は、リーダ1内のSUB・CPU123と通信を
行う信号線である。信号線1051と信号線1052
は、通信用IC1002で通信プロトコル処理され、C
PUバス1053を介してCPU1003に通信情報を
伝達する。
【0029】信号線1057は、双方向のビデオ信号ラ
インであり、リーダ1からの情報をコア部10で受け取
ることや、コア部10からの情報をリーダ部1へ出力す
ることが可能である。信号線1057は、バッファ10
10に接続され、ここで双方向信号線から片方向の信号
線1058と1070に分離される。信号線1058
は、リーダ1からの8ビット多値のビデオ信号線であ
り、次段のLUT1011に入力される。LUT101
1では、リーダ1からの画像情報をルックアップテーブ
ルにより所望の濃度値に変換する。LUT1011から
の出力信号線1059は二値化回路1012及び、セレ
クタ1013と接続されている。2値化回路1012に
は、多値の信号1059を固定のスライスレベルで2値
化する単純2値化機能、スライスレベルが注目画素の回
りの画素の濃度値により変動する変動スライスレベルに
よる2値化機能、および誤差拡散法による2値化機能を
有する。二値化された情報は0の時00H、1のときF
FHの多値信号に変換され、次段のセレクタ1013に
入力される。セレクタ1013は、LUT1011から
の信号と二値化回路1012の出力信号との一方を選択
する。セレクタ1013からの信号線1060は、セレ
クタ1014に接続されている。セレクタ1014は、
ファクス部4、ファイル部5、コンピュータインターフ
ェイス部7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9か
らのビデオ信号を出力し、それぞれコネクタ1005、
1006、1007、1008、1009を介してコア
部10に入力された信号線1064の信号とセレクタ1
013の出力信号線1060の信号との一方をCPU1
003の指示により選択する。セレクタ1014の出力
信号線1061は、回転回路1015、またはセレクタ
1016に入力される。回転回路1015は入力した画
像信号を+90度,−90度、+180度に回転する機
能を有する。回転回路1015は、リーダ1から出力さ
れた情報を2値化回路1012で2値信号に変換した
後、回転回路1015にリーダからの情報として記憶す
る。次にCPU1003からの指示により回転回路10
15は、記憶した情報を回転して読み出す。セレクタ1
016は、回転回路1015の出力信号1062と回転
回路1015の入力信号1061のどちらかを選択し、
信号線1063の信号として、ファクス部4とのコネク
タ1005、ファイル部5とのコネクタ1006、コン
ピュータインターフェイス部とのコネクタ1007、フ
ォーマッタ部8とのコネクタ1008、イメージメモリ
部とのコネクタ1009とセレクタ1017に出力す
る。
【0030】信号線1063はコア部10からファクス
部4、ファイル部5、コンピュータインターフェイス部
7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9に画像情報
の転送を行う同期式8ビットの片方向ビデオバスであ
る。信号線1064は、ファクス部4、ファイル部5、
コンピュータインターフェイス部7、フォーマッタ部
8、イメージメモリ部9から画像情報の転送を行う同期
式8ビットの片方向ビデオバスである。上記の信号線1
063と信号線1064の同期式バスの制御を行ってい
るのがビデオ制御回路1004であり、ビデオ制御回路
1004からの出力信号線1056の信号によって制御
を行う。コネクタ1005〜コネクタ1009には、ほ
かに信号線1054がそれぞれ接続される。信号線10
54は、双方向の16ビットCPUバスであり、非同期
式によるデータ・コマンドのやり取りを行う。ファクス
部4、ファイル部5、コンピュータインターフェイス部
7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9とコア部1
0との情報の転送には、上記の2つのビデオバス106
3、1064とCPUバス1054によって可能であ
る。
【0031】ファクス部4、ファイル部5、コンピュー
タインターフェイス部7、フォーマッタ部8、イメージ
メモリ部9からの信号線1064は、セレクタ1014
とセレクタ1017に入力される。セレクタ1016
は、CPU1003の指示により信号線1064の信号
を次段の回転回路1015に入力させる。
【0032】セレクタ1017は、信号線1063の信
号と信号線1064の信号の一方をCPU1003の指
示により選択する。セレクタ1017の出力信号線10
65の信号は、パターンマッチング回路1018とセレ
クタ1019に入力される。パターンマッチング回路1
018は、入力信号線1065の信号を予め決められた
パターンとパターンマッチングを行い、パターンが一致
した場合、予め決められた多値の信号を信号ライン10
66に出力する。パターンマッチングで一致しなかった
場合は、入力信号線1065の信号を信号線1066に
出力する。
【0033】セレクタ1019は信号線1065の信号
と信号線1066の信号の一方をCPU1003の指示
により選択する。セレクタ1019の出力信号は信号線
1067を通り、次段のLUT1020に入力される。
【0034】LUT1020は、プリンタ2に画像情報
を出力する際にプリンタの特性に合わせて入力信号線1
067の信号を変換する。
【0035】セレクタ1021は、LUT1020の出
力信号線1068の信号と信号線1065の信号の一方
をCPU1003の指示により選択する。セレクタ10
21の出力信号線の信号は次段の拡大回路1022に入
力される。
【0036】拡大回路1022は、CPU1003から
の指示によりX方向(副走査方向)、Y方向(主走査方
向)独立に拡大倍率を設定することが可能である。拡大
方法は、1次の線形補間方法である。拡大回路1022
の出力信号1070は、バッファ1010に入力され
る。
【0037】バッファ1010に入力された信号線10
70の信号は、CPU1003の指示により双方向信号
線1057を通ってコネクタ1001を介しプリンタ2
に送られプリントアウトされる。
【0038】以下、コア部と各部の信号の流れを説明す
る。
【0039】・ファクス部の情報によるコア部の動作 ファクス部4に情報を出力する場合について説明する。
CPU1003は、通信IC1002を介して、リーダ
1のCPU122と通信を行い、原稿スキャン命令を出
す。リーダ1は、この命令により原稿をスキャナユニッ
ト104でスキャンすることにより、読み取られた画像
情報をコネクタ120に出力する。リーダ1と外部装置
3は、ケーブルで接続されており、リーダ1からの情報
は、コア部10のコネクタ1001に入力される、コネ
クタ1001に入力された画像情報は、多値8bitの
信号ライン1057を通ってバッファ1010に入力さ
れる。バッファ回路1010はCPUの指示により双方
向信号線1057の信号を片方向信号として信号ライン
1058を介してLUT1011に入力する。LUT1
011ではリーダ1からの画像情報をルックアップテー
ブルを用いて所望の濃度値に変換する。例えば、原稿の
下地を飛ばすことなどが可能である。LUT1011の
出力信号線1059は次段の2値化回路1012に入力
される。2値化回路1012は信号線1059の8bi
t多値信号を2値化信号に変換する。2値化回路101
2は、2値化された信号が0の場合00H,1の場合F
FHと2つの多値の信号に変換する。2値化回路101
2の出力信号は、セレクタ1013、セレクタ1014
を介し回転回路1015及び、セレクタ1016に入力
される。回転回路1015の出力信号線1062の信号
もセレクタ1016に入力され、セレクタ1016は、
信号線1061の信号か、信号線1062の信号のどち
らかを選択する。信号の選択は、CPU1003がCP
Uバス1054を介してファクス部4と通信を行うこと
により決定する。セレクタ1016からの出力信号線1
063の信号は、コネクタ1005を介してファクス部
4に送られる。
【0040】次にファクス部4からの情報を受け取る場
合について説明する。ファクス部4からの画像情報はコ
ネクタ1005を介して信号ライン1064に伝送され
る。信号線1064の信号は、セレクタ1014とセレ
クタ1017に入力される。CPU1003の指示によ
りファクス受信時の画像を回転してプリンタ2に出力す
る場合には、セレクタ1014に入力した信号線106
4の信号を回転回路1015で回転処理する。回転回路
1015からの出力信号線1062の信号はセレクタ1
016、セレクタ1017を介してパターンマッチング
回路1018に入力される。CPU1003の指示によ
りファクス受信時の画像をそのままプリンタ2に出力す
る場合には、セレクタ1017に入力した信号線106
4の信号をパターンマッチング回路1018に入力す
る。
【0041】パターンマッチング回路1018は、ファ
クス受信した際の画像の斜線部分のギザギザを滑らかに
するスムージング機能を有する。パターンマッチングさ
れた信号は、セレクタ1019を介してLUT1020
に入力される。LUT1020は、ファクス受信した画
像をプリンタ2に所望する濃度で出力するために、LU
T1020のテーブルをCPU1003で変更可能とな
っている。LUT1020の出力信号線1068の信号
は、セレクタ1021を介して拡大回路1022に入力
される。拡大回路1022は、2つの値(00H,FF
H)を有する8bit多値を、1次の線形補間法により
拡大処理を行う。拡大回路1022から出力される00
H〜FFHの間の値を有する8bit多値信号は、バッ
ファ1010とコネクタ1001を介してリーダ1に送
られる。リーダ1は、この信号をコネクタ120を介し
外部I/F切り替え回路119に入力させる。外部I/
F切り替え回路119は、ファクス部4からの信号をY
信号生成・色検出回路113に入力させる。Y信号生成
・色検出回路113からの出力信号は、前記したような
処理をされた後、プリンタ2に出力され出力用紙上に画
像形成が行われる。
【0042】・ファイル部の情報によるコア部の動作 ファイル部5に情報を出力する場合について説明する。
CPU1003は、通信IC1002を介して、リーダ
1のCPU122と通信を行い、原稿スキャン命令を出
す。リーダ1は、この命令により原稿をスキャナユニッ
ト104でスキャンすることにより、画像情報をコネク
タ120に出力する。リーダ1と外部装置3は、ケーブ
ルで接続されておりリーダ1からの情報は、コア部10
のコネクタ1001に入力される、コネクタ1001に
入力された画像情報は、バッファ1010によって片方
向の信号線1058を伝送される。信号線1058の多
値8bitの信号はLUT1011によって所望の濃度
値の信号に変換される。LUT1011の出力信号線1
059の信号は、セレクタ1013、セレクタ101
4、セレクタ1016を介してコネクタ1006に入力
される。即ち2値化回路1012および回転回路101
5の機能を用いずに8ビット多値のままファイル部5に
転送される。CPU1003のCPUバス1054を介
してファイル部5との通信により2値化信号のファイリ
ングを行う場合には、2値化回路1012、回転回路1
015の機能を使用する。2値化処理および回転処理
は、上記したファクスの場合と同様なため説明は省略す
る。
【0043】次にファイル部5からの情報を受け取る場
合について説明する。ファイル部5からの画像情報はコ
ネクタ1006、信号線1064を介しセレクタ101
4かセレクタ1017に入力される。8bit多値のフ
ァイリングの場合はセレクタ1017へ、2値のファイ
リングの場合には、セレクタ1014または、1017
に画像信号を入力することが可能である。2値のファイ
リングの場合は、ファクスと同様な処理の為、説明は省
略する。多値のファイリングの場合、セレクタ1017
からの出力信号線1065の信号をセレクタ1019を
介してLUT1020に入力する。LUT1020で
は、所望するプリント濃度に合わせてCPU1003の
指示によりルックアップテーブルを作成する。LUT1
020からの出力信号線1068の信号は、セレクタ1
021を介して拡大回路1022に入力される。拡大回
路1022によって所望する拡大率に拡大した8bit
多値信号線1070の信号は、バッファ1010、コネ
クタ1001を介してリーダ1に送られる。リーダ1に
送られたファイル部の情報は、上記したファクスと同様
に、プリンタ2に出力され出力用紙上に画像形成が行わ
れる。
【0044】・コンピュータ・インターフェイス部の情
報によるコア部の動作 コンピュータ・インターフェイス部7は、外部装置3に
接続されるコンピュータとのインターフェイスを行う。
コンピュータ・インターフェイスとしてSCSI,RS
232C,セントロニクスをもつ。コンピュータ・イン
ターフェイス部7は、上記3種類のインターフェイスを
持ち、各インターフェイスからの情報は、コネクタ10
07とデータバス1054を介しCPU1003に送ら
れる。CPU1003は、送られてきた内容から各種の
制御を行う。
【0045】・フォーマッタ部の情報によるコア部の動
作 フォーマッタ部8は、上に述べたコンピュータインター
フェイス部7から送られてきた文書ファイルなどのコマ
ンドデータをイメージデータに展開する機能を有する。
CPU1003は、コンピュータ・インターフェイス部
7からデータバス1054を介して送られてきたデータ
が、フォーマッタ部に関するデータであると判断する
と、コネクタ1008を介しフォーマッタ部にデータを
転送する。フォーマッタ部8は、転送されたデータをイ
メージデータメモリに展開する。
【0046】次にフォーマッタ部8からの情報を受け取
り出力用紙上に画像形成を行う手順について説明する。
フォーマッタ部8からの画像情報はコネクタ1008を
介して、信号ライン1064に2つの値(00H,FF
H)を有する多値信号として伝送される。信号線106
4の信号は、セレクタ1014、セレクタ1017に入
力される。CPU1003の指示によりセレクタ101
4および1017を制御する。以後、上記したファクス
の場合と同様なため説明は省略する。
【0047】・イメージ・メモリ部の情報によるコア部
の動作 イメージ・メモリ部9に情報を出力する場合について説
明する。CPU1003は、通信IC1002を介し
て、リーダ1のCPU122と通信を行い、原稿スキャ
ン命令を出す。リーダ1は、この命令により原稿をスキ
ャナユニット104でスキャンすることにより、読み取
った画像情報をコネクタ120に出力する。リーダ1と
外部装置3は、ケーブルで接続されており、リーダ1か
らの情報は、コア部10のコネクタ1001に入力され
る。コネクタ1001に入力された画像情報は、多値8
bitの信号ライン1057、バッファ1010を介し
てLUT1011に送られる。LUT1011の出力信
号線1059の信号は、セレクタ1013、1014、
1016、コネクタ1009を介してイメージメモリ部
9へ転送される。イメージメモリ部9に記憶された画像
情報は、コネクタ1009のCPUバス1054を介し
てCPU1003に送られる。CPU1003は、上に
述べたコンピュータインターフェイス部7にイメージメ
モリ部9から送られてきたデータを転送する。コンピュ
ータインターフェイス部7は、上記した3種類のインタ
ーフェイス(SCSI,RS232C,セントロニク
ス)のうちで所望するインターフェイスでコンピュータ
に転送する。
【0048】次にイメージメモリ部9からの情報を受け
取る場合について説明する。まず、コンピュータインタ
ーフェイス部7を介してコンピュータから画像情報がコ
ア部10に送られる。コア部10のCPU1003は、
コンピュータ・インターフェイス部7からCPUバス1
054を介して送られてきたデータが、イメージメモリ
部9に関するデータであると判断すると、コネクタ10
09を介しイメージメモリ部9に転送する。次にイメー
ジメモリ部9は、コネクタ1009を介して信号線10
64の8bit多値信号をセレクタ1014、セレクタ
1017に伝送する。セレクタ1014または、セレク
タ1017からの出力信号は、CPU1003の指示に
より、上記したファクスと同様に、プリンタ2に出力さ
れ出力用紙上に画像形成が行われる。
【0049】ファクス部の説明 ファクス部4の詳細な説明を図5を用いて行う。
【0050】ファクス部4は、コネクタ400でコア部
10と接続され、各種信号のやり取りを行う。コア部1
0からの2値情報をメモリA405〜メモリD408の
いずれかに記憶する場合には、コネクタ400からの信
号453が、メモリコントローラ404に入力され、メ
モリコントローラの制御下でメモリA405、メモリB
406,メモリC407,メモリD408のいずれか、
または2組のメモリをカスケード接続したものに記憶さ
れる。メモリコントローラ404は、CPU412の指
示により、メモリA405、メモリB406、メモリC
407、メモリD408とCPUバス462とデータの
やり取りを行うモードと、符号化・復号化機能を有する
CODEC411のCODECバス463とデータのや
り取りを行うモードと、メモリA405、メモリB40
6、メモリC407、メモリD408の内容をDMAコ
ントローラ402の制御によって変倍回路403からの
バス454とデータのやり取りを行うモードと、タイミ
ング生成回路409の制御下で2値のビデオ入力データ
454をメモリA405〜メモリD408のいずれかに
記憶するモードと、メモリA405〜メモリD408の
いずれかからメモリ内容を読みだし信号ライン452に
出力するモードの5つの機能を有する。メモリA40
5、メモリB406、メモリC407、メモリD408
は、それぞれ2Mbytesの容量を有し、400dp
iの解像度でA4サイズ相当の画像を記憶する。タイミ
ング生成回路409は、コネクタ400と信号ライン4
59で接続されており、コア部10からの制御信号(H
SYNC,HEN、VSYNC,VEN)により起動さ
れ、下記の2つの機能を達成するための信号を生成す
る。1つは、コア部10からの画像信号をメモリA40
5〜メモリD408のいずれか1つのメモリ、または2
つのメモリに記憶する機能、もう1つは、メモリA40
5〜メモリD408のいずれか1つから画像信号を読み
出し、信号ライン452に伝送する機能である。デュア
ルポートメモリ410は、信号ライン461を介してコ
ア部10のCPU1003と、信号ライン462を介し
てファクス部4のCPU412が接続されている。各々
のCPUは、このデュアルポートメモリ410を介して
コマンドのやり取りを行う。SCSIコントローラ41
3は、図1のファクス部4に接続されているハードディ
スクとのインターフェイスを行い、ファクシミリ送信時
や、ファクシミリ受信時のデータなどのを蓄積する。C
ODEC411は、メモリA405〜メモリD408の
いずれかに記憶されているイメージ情報を読み出し、M
H,MR,MMR方式の所望する方式で符号化を行った
後、メモリA405〜メモリD408のいずれかに符号
化情報として記憶する。また、メモリA405〜メモリ
D408に記憶されている符号化情報を読み出し、M
H,MR,MMR方式の所望する方式で復号化を行った
後、メモリA405〜メモリD408のいずれかに復号
化情報すなわちイメージ情報として記憶する。MODE
M414は、CODEC411またはSCSIコントロ
ーラ413に接続されているハードディスクからの符号
化情報を電話回線上に電送するために変調する機能と、
NCU415から送られて来た情報を復調し符号化情報
に変換し、CODEC411または、SCSIコントロ
ーラ413に接続されているハードディスクに符号化情
報を転送する。NCU415は、電話回線と直接接続さ
れ電話局などに設置されている交換機と所定の手順によ
り情報のやり取りを行う。
【0051】ファクス送信における一実施例を説明す
る。リーダ1からの2値化画像信号は、コネクタ400
より入力され信号ライン453を通りメモリコントロー
ラ404に達する。信号線453を伝送される2値化画
像信号は、メモリコントローラ404によってメモリA
405に記憶される。メモリA405に2値化画像信号
を記憶するタイミングは、信号線459を介してリーダ
1から伝送されるタイミング信号によってタイミング生
成回路409で決定される。CPU412は、メモリコ
ントローラ404を制御することによりメモリA405
の信号線455及びメモリB406の信号線456をC
ODEC411のバスライン463に接続する。COD
EC411は、メモリA405からイメージ情報を読み
だしMR法により符号化を行い符号化情報をメモリB4
06に書き込む。A4サイズのイメージ情報をCODE
C411が符号化すると、CPU412は、メモリコン
トローラ404を制御することによりメモリB406の
信号線をCPUバス462に接続する。CPU412
は、符号化された情報をメモリB406より順次読みだ
させMODEM414に転送する。MODEM414
は、符号化された情報を変調しNCUを介し電話回線上
に符号化情報を送信する。
【0052】次に、ファクシミリ受信における一実施例
を説明する。電話回線より送られて来た情報は、NCU
415に入力され、NUC415で所定の手順で電話回
線と接続する。NCU415からの情報は、MODEM
414に入り復調される。CPU412は、CPUバス
462を介してMODEM414からの情報をメモリC
407に記憶する。1頁分の情報がメモリC407に記
憶されるとCPU412は、メモリコントローラ404
を制御することによりメモリC407のデータライン4
57をCODEC411のライン463に接続する。C
ODEC411は、メモリC407の符号化情報を順次
読みだし復号化し、イメージ情報としてメモリD408
に記憶する。CPU412は、デュアルポートメモリ4
10を介してコア部10のCPU1003と通信を行
い、メモリD408からコア部を通りプリンタ2に画像
をプリント出力するための設定を行う。設定が終了する
と、CPU412は、タイミング生成回路409に起動
をかけ、信号ライン460から所定のタイミング信号を
メモリコントローラに出力する。メモリコントローラ4
04は、タイミング生成回路409からの信号に同期し
てメモリD408からイメージ情報を読み出し、信号ラ
イン452に伝送し、コネクタ400に出力する。コネ
クタ400からプリンタ3に出力するまでは、コア部で
説明したので略す。
【0053】ファイル部の説明 ファイル部5の詳細な説明を図6を用いて行う。
【0054】ファイル部5は、コネクタ500でコア部
10と接続され各種信号のやり取りを行う。信号線55
1の多値画像信号は、圧縮回路503に入力され、ここ
で圧縮される。圧縮回路503の出力信号552は、メ
モリコントローラ510の制御下でメモリA506、メ
モリB507,メモリC508,メモリD509のいず
れか、または2組のメモリをカスケード接続したものに
記憶される。メモリコントローラ510は、CPU51
6の指示により、メモリA506、メモリB507、メ
モリC508、メモリD509とCPUバス560でデ
ータのやり取りを行う第1のモードと、符号化・復号化
を行うCODEC517とCODECバス570でデー
タのやり取りを行う第2モードと、メモリA506、メ
モリB507、メモリC508、メモリD509の内容
をDMAコントローラ518の制御によって変倍回路5
11からのバス562でデータのやり取りを行う第3モ
ードと、タイミング生成回路514の制御下で信号56
3をメモリA506〜メモリD509のいずれかに記憶
する第4モードと、メモリA506〜メモリD509の
いずれかからメモリ内容を読みだし信号ライン558に
出力する第5のモードの5つの機能を有する。メモリA
506、メモリB507、メモリC508、メモリD5
09は、それぞれ2Mbytesの容量を有し、400
dpiの解像度でA4サイズ相当の画像を記憶する。タ
イミング生成回路514は、コネクタ500と信号ライ
ン553で接続されており、コア部10からの制御信号
(HSYNC,HEN、VSYNC,VEN)により起
動され、下記の2つの機能を達成するための信号を生成
する。1つは、コア部10からの情報をメモリA506
〜メモリD509のいずれか1つのメモリ、または2つ
のメモリに記憶する機能、もう1つは、メモリA506
〜メモリ509のいずれか1つから読みだし信号ライン
556に伝送する機能である。デュアルポートメモリ5
15は、信号ライン554を介してコア部10のCPU
1003と、信号ライン560を介してファイル部5の
CPU516とに接続されている。各々のCPUは、こ
のデュアルポートメモリ515を介してコマンドのやり
取りを行う。SCSIコントローラ519は、図1のフ
ァイル部5に接続されている外部記憶装置6とのインタ
ーフェイスを行う。外部記憶装置6は、具体的には光磁
気ディスクを有し、画像情報などのデータの蓄積を行
う。CODEC517は、メモリA506〜メモリD5
09のいずれかに記憶されているイメージ情報を読みだ
しMH,MR,MMR方式の所望する方式で符号化を行
った後、メモリA506〜メモリD509のいずれかに
符号化情報として記憶する。また、メモリA506〜メ
モリD509に記憶されている符号化情報を読みだしM
H,MR,MMR方式の所望する方式で復号化を行う。
その後、符号化情報はメモリA506〜メモリD509
のいずれかに記憶される。
【0055】外部記憶装置6にファイル情報を蓄積する
一実施例を説明する。リーダ1からの8bit多値画像
信号は、コネクタ500より入力され信号ライン551
を通り圧縮回路503に入力される。信号551は、圧
縮回路503に入力され、ここで圧縮される。圧縮情報
は信号線552を介して、メモリコントローラ510に
入力される。メモリコントローラ510は、信号線55
3により伝送されるコア部10からの信号によってタイ
ミング生成回路559でタイミング信号を生成し、信号
線559へ出力する。この信号に従って信号線552の
圧縮信号をメモリA506に記憶する。CPU516
は、メモリコントローラ510のメモリA506及びメ
モリB507をCODEC517のバスライン570に
接続する。CODEC517は、メモリA506から読
み出された圧縮情報をMR法により符号化する。その
後、符号化情報はメモリB507に書き込まれる。CO
DEC517が符号化を終了すると、CPU516は、
メモリコントローラ510のメモリB507をCPUバ
ス560に接続する。CPU516は、符号化された情
報をメモリB507より順次読みだし、SCSIコント
ローラ519に転送する。SCSIコントローラ519
は、符号化された情報を信号線572を介して外部記憶
装置6に記憶させる。
【0056】次に、外部記憶装置6から情報を取り出
し、プリンタ2に出力する一実施例を説明する。情報の
検索・プリントのコマンドを受け取ると、CPU516
は、SCSIコントローラ519を介して外部記憶装置
6から符号化された情報を受取り、その符号化情報をメ
モリC508に転送する。このときメモリコントローラ
510は、CPU516の指示によりCPUバス560
をメモリC508のバス566に接続する。メモリC5
08への符号化情報の転送が終了すると、CPU516
は、メモリコントローラ510を制御することにより、
メモリC508とメモリD509をCODEC517の
バス570に接続する。CODEC517は、メモリC
508から符号化情報を入力し、順次復号化した後、メ
モリコントローラ510へ転送する。メモリコントロー
ラ510は復号化情報をメモリD509に記憶させる。
【0057】プリンタに画像情報を出力する際に拡大・
縮小などの変倍処理が必要な場合、メモリD509から
読み出した画像情報を信号線562を介して変倍回路5
11に出力し、DMAコントローラ518の制御下でメ
モリD509から読み出した画像情報に変倍処理を行
う。CPU516は、デュアルポートメモリ515を介
してコア部10のCPU1003と通信を行い、メモリ
D509からコア部10を通りプリンタ2に画像をプリ
ント出力するための設定を行う。設定が終了すると、C
PU516は、タイミング生成回路514に起動をかけ
信号ライン559から所定のタイミング信号をメモリコ
ントローラ510に出力する。メモリコントローラ51
0は、タイミング生成回路514からの信号に同期して
メモリD509から復号化情報を読み出し、信号ライン
556に伝送する。信号ライン556の信号は、伸張回
路504に入力され、ここで情報を伸張する。伸張回路
504の出力信号は信号線555、コネクタ500を介
しコア部10に出力される。コネクタ500からプリン
タ3に出力するまでは、コア部10で説明したので説明
は省略する。
【0058】コンピュータ・インターフェイス部7の説
明 コンピュータ・インターフェイス部7の説明を図7を用
いて行う。
【0059】コネクタA700及びコネクタB701
は、SCSIインターフェイス用のコネクタである。コ
ネクタC702は、セントロニクスインターフェイス用
コネクタである。コネクタD703は、RS232Cイ
ンターフェイス用コネクタである。コネクタE707
は、コア部10と接続するためのコネクタである。
【0060】SCSIインターフェイスは、2つのコネ
クタ(コネクタA700、コネクタB701)を有し、
複数のSCSIインターフェイスを有する機器を接続す
る場合には、コネクタA700、コネクタB701を用
いてカスケード接続する。また、外部装置3とコンピュ
ータを1対1で接続する場合には、コネクタA700と
コンピュータをケーブルで接続し、コネクタB701に
はターミネイタを接続するか、コネクタB701とコン
ピュータをケーブルで接続し、コネクタA700にター
ミネイタを接続する。コネクタA700またはコネクタ
B701から入力される情報は、信号ライン751を介
してSCSI・I/F−A704または、SCSI・I
/FーB708に入力される。SCSI・I/FーA7
04または、SCSI・I/FーB708は、SCSI
のプロトコルによる手続きを行ったのち、データを信号
ライン754を介してコネクタ707Eに出力する。コ
ネクタE707は、コア部10のCPUバス1054に
接続されており、コア部10のCPU1003は、CP
Uバス1054から、SCSI・I/F用コネクタ(コ
ネクタA700、コネクタB701)に入力した情報を
受け取る。コア部10のCPU1003からのデータを
SCSI・コネクタ(コネクタA700、コネクタB7
01)に出力する場合は、上記と逆の手順によって行わ
れる。
【0061】セントロニクス・インターフェイスは、コ
ネクタC702に接続され、信号ライン752を介して
セントロニクスI/F705に入力される。セントロニ
クスI/F705は予め決められたプロトコルの手順に
よりデータの受信を行い、信号ライン754を介してコ
ネクタE707に出力する。コネクタE707は、コア
部10のCPUバス1054に接続されており、コア部
10のCPU1003は、CPUバス1054から、セ
ントロニクスI/F用コネクタ(コネクタC702)に
入力した情報を受け取る。
【0062】RS232Cインターフェイスは、コネク
タD703に接続され、信号ライン753を介してRS
232C・I/F706に入力される。RS232C・
I/F706は決められたプロトコルの手順によりデー
タの受信を行い、信号ライン754を介してコネクタE
707に出力する。コネクタE707は、コア部10の
CPUバス1054に接続されており、コア部10のC
PU1003は、CPUバス1054から、RS232
C・I/F用コネクタ(コネクタD703)に入力され
た情報を受け取る。コア部10のCPU1003からの
データをRS232C・I/F用コネクタ(コネクタD
703)に出力する場合は、上記と逆の手順によって行
われる。
【0063】フォーマッタ部8の説明 フォーマッタ部8の説明を図8を用いて行う。
【0064】先に説明したコンピュータ・インターフェ
イス部7からのデータは、コア部10で判別される。フ
ォーマッタ部8に関するデータである場合には、コア部
10のCPU1003は、コア部10のコネクタ100
8およびフォーマッタ部9のコネクタ800を介してコ
ンピュータからのデータをデュアルポートメモリ803
に転送する。フォーマッタ部8のCPU809は、デュ
アルポートメモリ803を介してコンピュータから送ら
れて来たコードデータを受け取る。CPU809は、こ
のコードデータを順次イメージデータに展開し、メモリ
コントローラ808を介してメモリA806、またはメ
モリB807にイメージデータを記憶させる。メモリA
806及びメモリB807は、各1Mbytesの容量
を持ち、1つのメモリ(メモリA806またはメモリB
807)で300dpiの解像度でA4サイズの画像情
報を記憶可能である。300dpiの解像度でA3サイ
ズの画像を記憶する場合には、メモリA806とメモリ
B807をカスケード接続してイメージデータを展開す
る。上記のメモリの制御は、CPU809からの指示に
よりメモリコントローラ808によって行われる。ま
た、イメージデータの展開の際、文字や図形などの回転
が必要な場合には、回転回路804にて回転したのちメ
モリコントローラ808の制御下でメモリA806また
は、メモリB807に転送する。メモリA806または
メモリBにイメージデータの展開が終了すると、CPU
809は、メモリコントローラ808を制御し、メモリ
A806のデータバスライン858または、メモリB8
07のデータバスライン859をメモリコントローラ8
08の出力ライン855に接続する。次にCPU809
は、デュアルポートメモリ803を介しコア部10のC
PU1003と通信を行い、メモリA806または、メ
モリB807から画像情報を出力するモードに設定す
る。コア部10のCPU1003は、コア部10内の通
信回路1002を介しリーダ部1のCPU122に内蔵
している通信機能を用いてCPU122にプリント出力
モードに設定する。コア部10のCPU1003は、コ
ネクタ1008、及びフォーマッタ部8のコネクタ80
0を介してタイミング生成回路802に起動をかける。
タイミング生成回路802は、コア部10からの信号に
応じてメモリコントローラ808にメモリA806また
はメモリB807から画像情報を読みだす為のタイミン
グ信号を発生する。メモリA806または、メモリB8
07からの画像情報は、信号ライン858を介しメモリ
コントローラ808に入力される。メモリコントローラ
808からの出力画像情報は、信号ライン851及びコ
ネクタ800を介してコア部10に転送する。コア部1
0からプリンタ2の出力に関しては、コア部10で説明
したので説明を省略する。
【0065】イメージメモリ部9の説明 イメージメモリ部9の説明を図9を用いて説明する。
【0066】イメージメモリ部9は、コネクタ900で
コア部10と接続され各種信号のやり取りを行う。信号
線954の多値入力信号は、メモリコントローラ905
の制御下でメモリ904に記憶される。メモリコントロ
ーラ905は、CPU906の指示により、メモリ90
4とCPUバス957とデータのやり取りを行うモード
と、タイミング生成回路902の制御下で信号線954
の信号をメモリ904に記憶するモードと、メモリ90
4からメモリ内容を読みだし、信号ライン955に出力
するモードの3つの機能を有する。メモリ904は、3
2Mbytesの容量を有し、400dpiの解像度、
および256階調でA3サイズ相当の画像を記憶する。
タイミング生成回路902は、コネクタ900と信号ラ
イン952で接続されており、コア部10からの制御信
号(HSYNC,HEN、VSYNC,VEN)により
起動され、下記の2つの機能を達成するための信号を生
成する。1つは、コア部10からの情報をメモリ904
に記憶する機能、もう1つは、メモリ904から読みだ
し、信号ライン955に伝送する機能である。デュアル
ポートメモリ903は、信号ライン953を介してコア
部10のCPU1003と、信号ライン957を介して
イメージメモリ部9のCPU906とに接続されてい
る。各々のCPUは、このデュアルポートメモリ903
を介してコマンドのやり取りを行う。
【0067】イメージメモリ部9に画像情報を蓄積し、
この情報をコンピュータに転送する一実施例を説明す
る。リーダ1からの8bit多値画像信号は、コネクタ
900より入力され信号ライン954を介しメモリコン
トローラ905に入力される。メモリコントローラ90
5は、信号線952を介して伝送される。コア部10か
らの信号によってタイミング生成回路902でタイミン
グ信号を生成し、信号線956を介してメモリコントロ
ーラ905へ転送する。メモリコントローラ905はこ
のタイミング信号に従って信号線954の信号をメモリ
904に記憶する。CPU906は、メモリコントロー
ラ905の制御によりメモリ904をCPUバス957
に接続する。CPU906は、メモリ904から順次イ
メージ情報を読みだし、デュアルポートメモリ903に
転送する。コア部10のCPU1003は、イメージメ
モリ部9のデュアルポートメモリ903のイメージ情報
を信号ライン953、コネクタ900を介して読みと
り、この情報をコンピュータ・インターフェイス部7に
転送する。コンピュータインターフェイス部7からコン
ピュータに情報を転送することは、上記で説明している
ため説明を省略する。
【0068】次に、コンピュータから送られて来たイメ
ージ情報をプリンタ2に出力する一実施例を説明する。
コンピュータから送られて来たイメージ情報は、コンピ
ュータ・インターフェイス部7を介してコア部10に送
られる。コア部10のCPU1003はCPUバス10
54及びコネクタ1009を介してイメージメモリ部9
のデュアルポートメモリ903にイメージ情報を転送す
る。
【0069】このときCPU906はメモリコントロー
ラ905を制御しCPUバス957をメモリ904のバ
スに接続する。CPU906は、デュアルポートメモリ
903からイメージ情報をメモリコントローラ905を
介してメモリ904に転送する。メモリ904へイメー
ジ情報を転送し終わると、CPU906は、メモリコン
トローラ905を制御しメモリ904のデータラインを
信号955に接続する。CPU906は、デュアルポー
トメモリ903を介してコア部10のCPU1003と
通信を行い、メモリ904からコア部10を通りプリン
タ2に画像をプリント出力するための設定を行う。設定
が終了すると、CPU906は、タイミング生成回路9
02に起動をかけ、信号ライン956を介して所定のタ
イミング信号をメモリコントローラ905に出力する。
メモリコントローラ905は、タイミング生成回路90
2からの信号に同期してメモリ904からイメージ情報
を読み出し、信号ライン955を介してコネクタ900
に出力する。コネクタ900からプリンタ3に出力する
までの動作は、コア部10で説明したので説明を省略す
る。
【0070】図10にA4縦方向の画像(ポートレイ
ト)において最適なステープルの位置を示す図、図11
にコンピュータから出力されたA4縦方向の画像を印刷
する時のフローチャートを示す。
【0071】まず、コンピュータがステープル機能を伴
ったプリントアウト命令を発生すると、コア部10は画
像形成装置内にセットされている記録紙(転写紙)のサ
イズ(向きを含む)を認識して(ステップS1)、次に
フォーマッタ部8内におけるメモリA806またはメモ
リB807にコマンドデータを画像データに展開を行う
(ステップS2、S3)。画像形成装置内にA4R(A
4の長手方向が搬送方向と平行な状態)方向の紙がセッ
トされているならば(ステップS4)、展開終了後メモ
リA806またはメモリB807の画像データをメモリ
アドレスをデクリメントしながらコア部内の回転回路1
015に入力する(ステップS5)。1枚の画像データ
の入力が全て終了したならば回転回路1015を使用し
て+90度の回転を行って、A4Rの記録紙に記録し
(ステップS6)、プリンタ部2内の反転部材209を
使用して記録紙を反転してソータに出力する(ステップ
S7)。出力し終わったら次のページの画像の展開を行
い全てのページを出力し終わったならば(ステップS
8)、そこでソータ部内のステープルを使用して出力さ
れた記録紙をステープルして(ステップS9)終了す
る。
【0072】ステップS4で、画像形成装置内にA4R
方向の記録紙がセットされてなくて、A4方向の原稿し
かセットされていない場合には、メモリA806または
メモリB807の画像データをメモリアドレスをデクリ
メントしながらコア部10に転送を行った後、そのまま
プリンタ部2に画像を転送して(ステップS10)、反
転部材209を使用して記録紙を反転して出力を行い、
最適な位置にステープルを行う。
【0073】また、コンピュータより画像データを最終
ページからインターフェース部に転送できるものについ
ては、A4方向の記録紙がセットされていれば、メモリ
A806またはメモリB807の画像データをメモリア
ドレスをデクリメントしながらコア部10に転送を行
い、そのまま出力して最後に最適な位置にステープルを
行う。
【0074】図12にA4横方向の画像(ランドスケー
プ)において最適なステープルの位置を示す図、図13
にコンピュータから出力されたA4横方向の画像を印刷
する時のフローチャートを示す。
【0075】コンピュータがステープル機能を伴ったプ
リントアウト命令を発生すると、コア部10は画像形成
装置内にセットされている紙種を認識して(ステップS
11)、次にフォーマッタ部8内におけるメモリA80
6またはメモリB807にコマンドデータを画像データ
に展開を行う(ステップS12、S13)。ランドスケ
ープの画像においてもメモリA806またはメモリB8
07内ではA4方向に展開されているので、画像形成装
置内にA4方向の記録紙がセットされているならば(ス
テップS14)、展開終了後メモリA806またはメモ
リB807の画像データをメモリアドレスをインクリメ
ントしながらコア部10を経由して、プリンタ部2に画
像データを転送する(ステップS15)。そして、反転
部材209を使用して記録紙を反転させてソータに出力
し(ステップS16)、前部のページが出力し終わった
ならば(ステップS17)、最適な位置にステープルを
する(ステップS18)。
【0076】ステップS14で画像形成装置内にA4方
向の記録紙がセットされてなくて、A4R方向の記録紙
しかセットされていない場合には、メモリA806また
はメモリB807の画像データをメモリアドレスをイン
クリメントしながらコア部10の回転回路1015に転
送を行った後(ステップS19)、−90度回転させて
プリンタ部2に画像を転送して記録紙に記録し(ステッ
プS20)、反転部材209によって記録紙を反転させ
てソータに出力し(ステップS16)、全てのページが
出力し終わったならば(ステップS17)、最適なステ
ープルの位置にステープルを行い(ステップS18)終
了する。
【0077】また、コンピュータより画像データを最終
ページからインターフェース部に転送できるものについ
ては、A4R方向の記録紙がセットされていれば、メモ
リA806またはメモリB807の画像データをメモリ
アドレスをインクリメントしながらコア部の画像回転メ
モリに記録してから、−90度回転させてプリンタ部2
に画像を転送してソータ部に出力し最後にステープルを
行う。
【0078】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、入力した
画像を回転し、回転された画像が形成されたシートをと
じることができるので、画像の向きやシートの向きがど
の様な状態であってもめくりやすい様にとじを行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の画像形成装置のブロック図で
ある。
【図2】画像形成装置の断面図である。
【図3】リーダ部1の詳細ブロック図である。
【図4】コア部10の詳細ブロック図である。
【図5】ファクス部4の詳細ブロック図である。
【図6】ファクス部5の詳細ブロック図である。
【図7】コンピュータ・インターフェース部7の詳細ブ
ロック図である。
【図8】フォーマッタ部8の詳細ブロック図である。
【図9】コンピュータメモリ部9の詳細ブロック図であ
る。
【図10】A4縦の画像に最適なステープル位置を示す
図である。
【図11】A4縦の画像をプリントするときのフローチ
ャートである。
【図12】A4横の画像に最適なステープル位置を示す
図である。
【図13】A4横の画像をプリントするときのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1000 画像形成装置本体 1001 外部機器 1002 セレクタ 1003 回転処理回路 1004 セレクタ 1005 ファイル処理回路 1006 ファックス回路部 1007 LBP回路部 1008 入力セレクタ 1009 出力セレクタ 1010 外部機器制御用のCPU 1011 外部インターフェース回路 1012 ROM/RAM 1013 外部機器制御用回路のCPUバス 1014 画像データ・ライン 1015 セレクタ 1016 同期信号セレクタ 1017 同期信号発生回路 1018 同期信号 1019 各機能部CPUと画像形成装置本体間の通信
ライン
フロントページの続き (72)発明者 大村 宏志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した画像情報を回転させる画像処理
    手段と、 前記画像処理手段からの画像情報に基づいてシート上に
    画像を形成する画像形成手段と、 前記画像形成手段で画像形成されたシートのとじを行な
    うとじ手段と、 前記画像処理手段における画像情報の回転を制御する制
    御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
JP4126141A 1992-05-19 1992-05-19 画像形成装置 Pending JPH05318961A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4126141A JPH05318961A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4126141A JPH05318961A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05318961A true JPH05318961A (ja) 1993-12-03

Family

ID=14927694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4126141A Pending JPH05318961A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 画像形成装置

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JP (1) JPH05318961A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6144818A (en) * 1997-09-12 2000-11-07 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having a finishing section including improved stapling function

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6144818A (en) * 1997-09-12 2000-11-07 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having a finishing section including improved stapling function

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