JPH0531752Y2 - - Google Patents

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JPH0531752Y2
JPH0531752Y2 JP15855486U JP15855486U JPH0531752Y2 JP H0531752 Y2 JPH0531752 Y2 JP H0531752Y2 JP 15855486 U JP15855486 U JP 15855486U JP 15855486 U JP15855486 U JP 15855486U JP H0531752 Y2 JPH0531752 Y2 JP H0531752Y2
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lever
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Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案はフローテイング支持装置に係り、特に
機器を外側のフレーム内に配するとともに、支持
手段によつて機器を外側のフレームにフローテイ
ング支持するようにした装置に関する。
〓考案の概要〓 例えばCDプレーヤのような振動による悪影響
を受け易い装置を車両内に配する場合において、
このCDプレーヤを外側のフレーム内に配すると
ともに、ばねによつて外側のフレームでフローテ
イング支持し、しかもこのばねの一端を外側のフ
レームに回動可能に取付けられているレバーによ
つて係止するとともに、レバーを複数の回動位置
でロツクするロツク手段を設け、外側のフレーム
が取付けられる姿勢に応じてレバーを回動させて
ばねの強さを調整し、ロツク手段によつてロツク
するようにしたものであつて、フローテイングエ
リアが限られている場合に、外側のフレームの取
付け角度によるフローテイングエリアの偏りが生
ずるが、重力によるこのような影響を補正して常
に標準のフローテイングエリアを確保し得るよう
にしたものである。
〓従来の技術〓 ラジオ受信機やテープレコーダとともに、ある
いはまたテープレコーダに代えて、CD(コンパク
トデイスク)プレーヤを車両に装備することがな
されている。ところがCDプレーヤは外部からの
振動によつてトラツキングエラー等の悪影響を受
け易く、このためにフローテイング支持の構造を
採用するようにしている。すなわちCDプレーヤ
のデツキを質量とすると、この質量をばねおよび
ダンパによつて支持するようにしており、このよ
うなフローテイング支持構造を採用することによ
つて、走行中に車両の振動がCDプレーヤに伝達
されるのを阻止するようにしている。
〓考案が解決しようとする問題点〓 このようなフローテイング支持構造のCDプレ
ーヤにおいては、外側のフレーム内のフローテイ
ングエリアが限られているために、取付け角度に
よつてフローテイングエリアの偏りが生ずる。そ
こで従来より、取付け角度によつて補正をするよ
うにしていた。しかし従来のこのような補正機構
は限定されたものであつて、取付ける側の意思に
よつてセレクトできなかつた。すなわちメーカの
意思によつて補正用ばねの変更や掛け変えによつ
て対処するようにしており、使用者あるいは取付
け者の好みによつて補正をセレクトすることがで
きないという欠点があつた。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、取付け者あるいは使用者の好みによ
つて補正を任意に行ない得るようにしたフローテ
イング支持構造を提供することを目的とするもの
である。
〓題点を解決するための手段〓 本考案は、機器を外側のフレーム内に配すると
ともに、支持手段によつて前記機器を外側のフレ
ームにフローテイング支持するようにした装置に
おいて、前記支持手段を構成するばねの一端を前
記外側のフレームに回動可能に取付けられている
レバーによつて係止するとともに、前記レバーを
複数の回動位置でロツクするロツク手段を設け、
前記外側のフレームが取付けられる姿勢に応じて
前記レバーを回動させて前記ばねの強さを調整
し、前記ロツク手段によつてロツクするようにし
たものである。
〓作用〓 従つて本考案によれば、レバーを任意の位置ま
で回動させてロツクすることにより、ばねの強さ
を任意に調整することが可能になり、外側のフレ
ームが取付けられる姿勢に応じてばねを調整する
ことによつて、内側の機器のフローテイングエリ
アの偏りを防止することが可能になる。
〓実施例〓 第2図は本実施例に係るCDプレーヤのフロー
テイング支持装置を示すものであつて、CDプレ
ーヤのメカデツキ10は外側のフレーム11内に
配されている。そしてこのメカデツキ10は外側
のフレーム11に、ばね12および第3図に示す
ダンパ13によつてフローテイング支持されるよ
うになつている。しかもばね12はその先端部が
フレーム11に取付けられているレバー14によ
つて係止されるようになつており、レバー14を
回動させることによつてばね12の強さを調整
し、フレーム11内におけるメカデツキ10の偏
りを防止するようにしている。これによつて外側
のフレーム11の取付け姿勢あるいは取付け角度
θに応じて、CDプレーヤのメカデツキ10が正
しくフローテイング支持されるようにしている。
この構造をより詳細に説明すると、第1図およ
び第4図に示すように、外側のフレーム11には
スリーブ15が取付けられており、このスリーブ
15によつて板ばねからなるレバー14が回動可
能に支持されている。そしてレバー14の脱落は
Cリング16によつて防止されるようになつてい
る。外側のフレーム11の外側はキヤビネツト1
7によつて覆われるようになつており、しかもこ
のキヤビネツト17には、スリーブ15と対応す
る位置に円形の開口18が形成されている。
このようにして外側のフレーム11に支持され
ているレバー14は、スリーブ15の近傍に突部
19を備えており、またこの突部19に対してス
リーブ15とは反対側に屈曲部20が形成されて
いる。またレバー14の先端部にはロツク用突部
21が形成されており、第1図に示すようにこの
突部21は、外側のフレーム11の表面に形成さ
れている一対の係合孔22,23のうちの一方と
選択的に係合されるようになつている。
以上のような構成において、メカデツキ10を
外側のフレーム11に対してフローテイング支持
するためのばね12の強さを調整する場合には、
第5図に示す固定用ビス24のフランジ27をス
リーブ15の切込み28内に係合させるととも
に、このビス24によつてスリーブ15を下方に
押圧し、スリーブ15によつて回動可能に支持さ
れているレバー14を第4図に示すように弾性変
形させる。するとばね14は突部19および屈曲
部20を支点としてスリーブ15の部分が外側の
フレーム11の表面に密着するように変形され
る。この変形によつて、レバー14の先端部が持
上げられてロツク用突部21が係合孔22から離
脱されるようになる。
従つてこの状態においてビス24のフランジ2
7によつてスリーブ15を回転操作することによ
り、第1図において鎖線で示すようにレバー14
が回動されることになる。そしてのレバー14の
突部21を別の係合孔23に係合させることによ
つて、レバー14に係止されているばね12の強
さを弱くすることが可能になる。逆にレバー14
を第1図において鎖線で示す位置から実線で示す
位置へ時計方向に回動させれば、ばね12の強さ
が強くなる。
このようにばね12の強さを調整するためにレ
バー14を回動操作する工具として用いられる固
定用ビス24は、CDプレーヤ10を輸送する際
に外側のフレーム14に固定する役割を果たすよ
うになつている。すなわち第5図に示すように、
キヤビネツト17の開口18を通してスリーブ1
5内にこの固定用ビス24を挿通する。そしてこ
の状態においてビス24をねじ込むと、その雄ね
じ25がCDプレーヤ10のフレームに形成され
ている雌ねじ孔26と係合されるようになり、ビ
ス24によつてCDプレーヤのメカデツキ10を
外側のフレーム14に固定できるようになる。そ
してこの固定用ビス24は頭部にフランジ27を
備えているために、このフランジ27をコインの
ように利用してスリーブ15とともにレバー14
を回転操作することにより、ばね12の強さを調
整することが可能になる。
一般にCDプレーヤの最適なフローテイング位
置は1つしか存在しないが、使用上影響を与えな
い位置はかなり範囲が広くなつており、そのよう
な範囲を複数のレンジに分けて取付け者あるいは
使用者が任意に調整することによつて、取付け場
所の変更等に対処することが可能になる。これに
よつて車載用CDプレーヤの取付け角度の自由度
が高まることになる。しかもこの調整の操作を、
第5図に示すようにメカデツキ10を固定するビ
ス24を工具として利用して達成することができ
るために、セレクト用の工具が不要になる。
このようなばね12の調整によるメカデツキ1
0の偏りの補正の動作は、キヤビネツト17の開
口18を通して行なうことが可能になつており、
キヤビネツト17を開く必要がなくなる。さらに
この調整の際に、ビス24のフランジ27によつ
てスリーブ15を軸線方向に押し、レバー14の
ロツクを解除して行なわなければならない。この
ことはレバー14が通常一対の係合孔22,23
のうちの一方によつてロツクされていることを意
味し、このために使用中にレバー14が自由に回
動することがなく、そのフローテイング状態が変
化することがない。また第4図に示すように、ば
ね12の強さを調整する機構がコンパクトになつ
ているために、広い応用範囲に適用可能になる。
〓考案の効果〓 以上のように本考案は、支持手段を構成するば
ねの一端を外側のフレームに回動可能に取付けら
れているレバーによつて係止するとともに、レバ
ーを複数の回動位置でロツクするロツク手段を設
け、外側のフレームが取付けられた姿勢に応じて
レバーを回動させてばねの強さを調整し、ロツク
手段によつて対応する位置でロツクするようにし
たものである。従つてこのような構成によれば、
取付け角度に応じて常に適正な状態で内側の機器
をフローテイング支持することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るフローテイン
グ支持のばねの調整機構を示す要部平面図、第2
図は全体の構造を示す外観斜視図、第3図はフロ
ーテイング支持の原理を示す断面図、第4図はレ
バーの支持構造の縦断面図、第5図は同固定状態
の縦断面図である。 なお図面に用いた符号において、10……CD
プレーヤのメカデツキ、11……外側フレーム、
12……ばね、14……レバー、15……スリー
ブ、21……ロツク用突部、22,23……係合
孔、24……固定用ビス、27……フランジ、で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機器を外側のフレーム内に配するとともに、支
    持手段によつて前記機器を外側のフレームにフロ
    ーテイング支持するようにした装置において、前
    記支持手段を構成するばねの一端を前記外側のフ
    レームに回動可能に取付けられているレバーによ
    つて係止するとともに、前記レバーを複数の回動
    位置でロツクするロツク手段を設け、前記外側の
    フレームが取付けられる姿勢に応じて前記レバー
    を回動させて前記ばねの強さを調整し、前記ロツ
    ク手段によつてロツクするようにしたことを特徴
    とするフローテイング支持装置。
JP15855486U 1986-10-15 1986-10-15 Expired - Lifetime JPH0531752Y2 (ja)

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JP15855486U JPH0531752Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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JP15855486U JPH0531752Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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Publication Number Publication Date
JPS6365197U JPS6365197U (ja) 1988-04-28
JPH0531752Y2 true JPH0531752Y2 (ja) 1993-08-16

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