JPH05317331A - 医療用処置具 - Google Patents

医療用処置具

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JPH05317331A
JPH05317331A JP4127603A JP12760392A JPH05317331A JP H05317331 A JPH05317331 A JP H05317331A JP 4127603 A JP4127603 A JP 4127603A JP 12760392 A JP12760392 A JP 12760392A JP H05317331 A JPH05317331 A JP H05317331A
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JP
Japan
Prior art keywords
electrode
main body
tip
treatment tool
electrodes
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Withdrawn
Application number
JP4127603A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yoshino
謙二 吉野
Shirou Bitou
士郎 備藤
Shinichi Nishigaki
晋一 西垣
Kiyotoshi Sakashita
清登志 坂下
Koji Iida
浩司 飯田
Takao Tabata
孝夫 田畑
Hiroyuki Kusunoki
博幸 楠
Kazuhiko Ozeki
和彦 大関
Takeshi Tsukagoshi
壯 塚越
Tadao Hagino
忠夫 萩野
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP4127603A priority Critical patent/JPH05317331A/ja
Publication of JPH05317331A publication Critical patent/JPH05317331A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の電極を容易に取り換えて使用することが
できる医療用処置具を提供すること。 【構成】生体組織に電気的な処置を行う医療用処置具に
おいて、管状の処置具本体1と、この処置具本体1内に
進退自在に挿通された形状の異なる複数の電極4と、各
電極4を操作する操作部14とを備えたことを特徴とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体組織に電気的な処
置を行う医療用処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、患部組織の焼灼や止血を行う医療
用処置具が知られている。この処置具は高周波電流を通
電する電極を備え、この電極の先端を患部組織に接触さ
せて処置を行っている。
【0003】このような医療用処置具に適用される電極
には、対象となる処置部位にあわせて様々な形状のもの
があり、処置を行う場合に術者が適宜交換して使用して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内視鏡等の
腹腔鏡を使用して体腔内の患部を処置する場合、従来の
1つの電極を備えた処置具を使用すると、処置部位に合
わせてその都度電極を取り替える必要がある。従って、
このように術中に度々電極を交換するのは非常に煩わし
く、処置に時間がかかるという問題がある。本発明は上
記課題に着目してなされたものであり、その目的は容易
に複数の電極を取り換えて使用することができる医療用
処置具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、生体
組織に電気的な処置を行う医療用処置具において、管状
の処置具本体と、この処置具本体内に進退自在に挿通さ
れた形状の異なる複数の電極と、各電極を操作する操作
部とを備えたことを特徴としている。従って、処置具の
使用時には、処置対象となる部位に適した形状の電極を
選択し、処置具本体の先端部から電極を突出させて処置
を行う。
【0006】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明する。図1は本発明に係わる医療用処置具の第
1実施例を示している。
【0007】図1に示すように、この医療用処置具は管
状の処置具本体1を備えている。そして、この本体1内
には、異なる先端形状をした複数の電極棒4が配設さ
れ、各電極棒4は、本体1の内部に装着された支持円板
6の通孔に各々挿通され、軸方向にスライド自在に支持
されている。支持円板6にはコ−ド接続端子8が接続さ
れ、電極棒4に電気的に導通するようになっている。
【0008】処置具本体1は、管状部材2の外面を絶縁
被覆3で覆って構成され、処置具本体1の外周には、軸
方向に沿う長穴状の複数のガイド孔10が周方向に沿っ
て等間隔で形成されている。そして、これらのガイド孔
10の各後端側には、係止孔12がそれぞれ形成されて
いる。
【0009】各電極棒4の後端部には、絶縁体で形成さ
れた操作部14が装着され、各操作部14の前部に形成
された前側突起15はガイド孔10を貫通し、操作部1
4の前後動をガイドしている。また、各操作部14の後
部に形成された板ばね状の後側突起16は、係止孔12
とガイド孔10とに選択的に係合するようになってい
る。各操作部14の前端と支持円板6の後面との間に
は、各電極棒4を挿通したコイルばね18が設けられ、
このコイルばね18により各操作部14は後方へ付勢さ
れている。なお、処置具本体1の後端には、カバ−17
とチュ−ブ接続口金19とが設けられている。
【0010】このように構成された処置具では、本体1
内に収納された複数の電極棒4のうちの1つを使用する
場合、所望の操作部14の後側突起16を押し込み、ガ
イド孔10に沿ってスライドさせていくと、後側突起1
6が係止孔12からガイド孔10へ移動する。それと同
時に電極棒4の先端部5が本体1の先端から突出する。
そして、図示しない高周波発振器から高周波電流をコ−
ド接続端子8に供給すると、支持円板6を介して電極棒
4の先端部5に供給され、被処置部を高周波電流により
処置することができる。
【0011】従って、本実施例では操作部14をスライ
ドさせるだけで、処置部位に適した先端形状の電極棒を
選択でき、複数種の電極棒を繁雑な操作なしに使用する
ことができる。次に、本発明の第2実施例に係わる処置
具について説明する。
【0012】この実施例では、図2に示すように処置具
本体1内に収納された電極棒が、前側電極棒20aと後
側電極棒20bとに中間部で2つに分割形成されてい
る。処置具本体1の前部には、回転部材30が周方向に
回転自在に設けられ、この回転部材30の通孔に各前側
電極棒20aが摺動自在に挿通されている。そして、各
前側電極棒20aの後端には導電性の接続部材24が装
着されると共に、接続部材24と回転部材30との間に
各電極棒を挿通してコイルばね25が設けられている。
このコイルばね25により、各前側電極棒20aは後方
へ付勢されている。 一方、後側電極棒20bは、第1
実施例と同様に支持円板6の通孔に挿通されると共に、
コイルばね18により後方へ付勢されている。この後側
電極棒20bは、前側電極棒20aに各々対応する位置
に配設されている。そのため、各操作部14を前方に移
動させて後側電極棒20bを前進させると、その先端が
対応する接続部材24に電気的に接続するようになって
いる。また、回転部材30を周方向へ回転させることに
より、前側電極棒20aと後側電極棒20bとの組合わ
せを変え、前側電極棒20aの先端部28の向きを変え
ることができる。
【0013】このように構成された処置具では、所望の
操作部14を前方へスライドさせると、後側電極棒20
bの先端が接続部材24の後端面に当接し、前側電極棒
20aを前方へスライドさせる。その結果、処置具本体
1の先端から前側電極棒20aの先端部28が突出し、
図示しない高周波発振器から高周波電流をコ−ド接続端
子8に供給すると、支持円板6と後側電極棒20bを介
して前側電極棒20aの先端部28に供給され、被処置
部を高周波電流により処置することができる。本実施例
では、第1実施例と同様に複数の電極棒を繁雑な操作な
しに交換して使用することができる。しかも、電極先端
の向きを容易に変えられるので素早い処置を行うことが
できる。次に、本発明の第3実施例について説明する。
【0014】図3(a)及(b)に示すように、この実
施例に係わる処置具は、マルチル−メン状の本体34
と、複数のル−メン35内に挿通された複数の電極32
で構成されている。各電極32は、その先端部を除いて
絶縁部材33で覆われている。そして、図3(b)に示
すように各電極32の処置に不要な部分には、セラミッ
クス等の絶縁コ−ティングが施されており、患部以外の
正常組織まで焼灼していまうのを防止している。この実
施例の処置具は、マルチル−メン状の本体34内に複数
の電極32を挿通した極めて簡単な構造であるため、製
造が容易であると共に故障も少ない。
【0015】なお、図3(a)中に矢印で示すように、
隣接して配置された2つの電極32を各軸を中心に回転
自在に構成すれば、これらの電極の先端部により病変部
を把持して剥離することもできる。図4は、本発明の第
4実施例を示している。
【0016】この実施例は、第3実施例と同様にマルチ
ル−メン状の本体40に複数の電極32を挿通して構成
されているが、図4に示すように本体40における1つ
のル−メン42が側方に開口している。従って、複数の
電極が使用できると共に、様々な方向に電極の先端部を
向けることができる。なお、本体40の側方に開口して
いるル−メン42は、1つだけでなく複数設けてもよ
い。次に、本発明の第5実施例について説明する。
【0017】図5及び図6に示すように、この処置具は
本体50を有し、この本体50には、2本のワイヤ電極
が挿通されている。一方の屈曲型電極52aは、絶縁シ
−ス54の先端部分に軸方向に沿って所定間隔で離間し
て穿設された一対の通孔56のうち、基端側の通孔56
から外部に導出され、先端側の通孔56から再び内部に
挿入され、その先端部がワイヤ取付け管58により固定
されている。また、他方のストレ−ト型電極52bは、
絶縁シ−ス54内に真っ直ぐに挿通され、絶縁シ−ス5
4の先端開口部に設けられたガイド管57を通って突出
している。
【0018】処置具本体50の手元側には把持部51が
設けられ、図7に示すように把持部51を軸方向に貫通
して2本の電極52a,52bが後方に延出している。
そして、電極52a,52bの後端はコ−ド接続端子6
0に各々接続されている。また、屈曲型電極52aの後
端は操作部62に固定されている。この操作部62には
前方に延出するスライドパイプ64が装着され、このス
ライドパイプ64は、屈曲型電極52aの後端部を遊嵌
すると共に、把持部本体との間にOリング66を介挿し
て摺動自在に設けられている。
【0019】把持部51の前部には絶縁シ−ス54が装
着され、把持部本体の側方にはチュ−ブ接続口金68が
形成されている。そして、このチュ−ブ口金68を介し
て図示しない送気装置等により絶縁シ−ス54を通して
送気等を行うことができる。また、絶縁シ−ス54内に
は、絶縁シ−ス54のつぶれや変形を防止するためのコ
イル部材55が挿入されている。
【0020】このように構成された処置具では、ストレ
−ト型電極52bを使用する時は、ストレ−ト型電極5
2bに接続された図示しない操作部を押し引きすること
により、絶縁シ−ス54の先端から突出するストレ−ト
型電極52bの突出量を調整して処置を行う。一方、屈
曲型電極52aを使用する場合は、屈曲型電極52bに
接続された操作部62を後方へ引くことにより、図8に
示すように本体50の先端部分を弓状に湾曲させて、屈
曲型電極52aによる処置を行う。なお、両者を併用す
ることも可能である。この実施例でも、先の実施例と同
様に簡単な操作により異なる電極を選択して使用できる
ので、スム−ズに処置を行うことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の医療用処置
具では、処置部位に適した形状を有する電極を選択し、
その電極を処置具本体の先端部から突出させて使用する
ことができる。そのため、簡単な操作で複数の電極が使
用可能となり、スム−ズに処置を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる医療用処置具の縦
断面図である。
【図2】本発明の第2実施例に係わる医療用処置具の縦
断面図である。
【図3】(a)は本発明の第3実施例に係わる医療用処
置具の先端部を示す斜視図、(b)は(a)に示す一電
極の側面図である。
【図4】本発明の第4実施例に係わる医療用処置具の先
端部を示す断面図である。
【図5】本発明の第5実施例に係わる医療用処置具の側
面図である。
【図6】図5に示す医療用処置具の先端部を示す断面図
である。
【図7】図5に示す医療用処置具の基端部を示す断面図
である。
【図8】第5実施例に係わる医療用処置具の使用状態を
示す断面図である。
【符号の説明】 1,34,40,50…処置具本体、4,20a,20
b…電極棒(電極)、32,52a,52b…電極、1
4,62…操作部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂下 清登志 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 飯田 浩司 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 田畑 孝夫 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 楠 博幸 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大関 和彦 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 塚越 壯 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 萩野 忠夫 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体組織に電気的な処置を行う医療用処
    置具において、管状の処置具本体と、この処置具本体内
    に進退自在に挿通された形状の異なる複数の電極と、各
    電極を操作する操作部とを備えたことを特徴とする医療
    用処置具。
JP4127603A 1992-05-20 1992-05-20 医療用処置具 Withdrawn JPH05317331A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4127603A JPH05317331A (ja) 1992-05-20 1992-05-20 医療用処置具

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JP4127603A JPH05317331A (ja) 1992-05-20 1992-05-20 医療用処置具

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Publication Number Publication Date
JPH05317331A true JPH05317331A (ja) 1993-12-03

Family

ID=14964176

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4127603A Withdrawn JPH05317331A (ja) 1992-05-20 1992-05-20 医療用処置具

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JP (1) JPH05317331A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 19990803