JPH05301702A - 過炭酸ナトリウム - Google Patents
過炭酸ナトリウムInfo
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- JPH05301702A JPH05301702A JP4330535A JP33053592A JPH05301702A JP H05301702 A JPH05301702 A JP H05301702A JP 4330535 A JP4330535 A JP 4330535A JP 33053592 A JP33053592 A JP 33053592A JP H05301702 A JPH05301702 A JP H05301702A
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- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
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- C11D17/0039—Coated compositions or coated components in the compositions, (micro)capsules
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
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- C01B15/00—Peroxides; Peroxyhydrates; Peroxyacids or salts thereof; Superoxides; Ozonides
- C01B15/055—Peroxyhydrates; Peroxyacids or salts thereof
- C01B15/10—Peroxyhydrates; Peroxyacids or salts thereof containing carbon
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/39—Organic or inorganic per-compounds
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 アルカリ金属のクエン酸塩を含む被覆剤で被
覆又は凝集させた過炭酸ナトリウムを提供する。 【効果】 過炭酸ナトリウムの安定性が改善される。
覆又は凝集させた過炭酸ナトリウムを提供する。 【効果】 過炭酸ナトリウムの安定性が改善される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は改善された安定性を有す
る過炭酸ナトリウム及び洗剤組成物での過炭酸ナトリウ
ムの使用に関する。
る過炭酸ナトリウム及び洗剤組成物での過炭酸ナトリウ
ムの使用に関する。
【０００２】
【従来の技術】過炭酸ナトリウム（Ｎａ2ＣＯ3．１．５
Ｈ2Ｏ2）は過酸化水素の付加物であって、漂白剤及び酸
化剤として使用されている。しかしながら、過硼酸ナト
リウムの一水塩及び四水塩が今でも尚、洗剤組成物で、
また洗剤組成物と一緒に、特にクリーニング店の洗剤組
成物で最も多く使用されている過酸素漂白剤である。そ
の理由は、過炭酸ナトリウムをアルカリ性洗剤組成物で
使用すると、特にこのような組成物を通常よりも高温及
び／又は高湿で貯蔵すると、過炭酸ナトリウムが過硼酸
ナトリウムとは異なって比較的不安定になることにあ
る。過炭酸ナトリウムは更に、ゼオライト含有洗剤粉末
配合物に添加されると全く不安定になる。
Ｈ2Ｏ2）は過酸化水素の付加物であって、漂白剤及び酸
化剤として使用されている。しかしながら、過硼酸ナト
リウムの一水塩及び四水塩が今でも尚、洗剤組成物で、
また洗剤組成物と一緒に、特にクリーニング店の洗剤組
成物で最も多く使用されている過酸素漂白剤である。そ
の理由は、過炭酸ナトリウムをアルカリ性洗剤組成物で
使用すると、特にこのような組成物を通常よりも高温及
び／又は高湿で貯蔵すると、過炭酸ナトリウムが過硼酸
ナトリウムとは異なって比較的不安定になることにあ
る。過炭酸ナトリウムは更に、ゼオライト含有洗剤粉末
配合物に添加されると全く不安定になる。
【０００３】“グリーナー（ｇｒｅｅｎｅｒ）”製品を
処方する動きにおいて、洗剤組成物で又は洗剤組成物と
一緒に、特にゼロ−Ｐ（ｚｅｒｏ−Ｐ）及びゼオライト
含有洗剤組成物で、過硼酸ナトリウムの代わりに過炭酸
ナトリウムを漂白剤として使用することがますます関心
を集めている。洗剤メーカー及び過炭酸ナトリウムの製
造業者によって過炭酸ナトリウムの安定性を改善する多
数の試みがなされているが、未だ成功に至らず、成果も
得られていない。得られた結果には欠点がある。
処方する動きにおいて、洗剤組成物で又は洗剤組成物と
一緒に、特にゼロ−Ｐ（ｚｅｒｏ−Ｐ）及びゼオライト
含有洗剤組成物で、過硼酸ナトリウムの代わりに過炭酸
ナトリウムを漂白剤として使用することがますます関心
を集めている。洗剤メーカー及び過炭酸ナトリウムの製
造業者によって過炭酸ナトリウムの安定性を改善する多
数の試みがなされているが、未だ成功に至らず、成果も
得られていない。得られた結果には欠点がある。
【０００４】従って、例えば、英国特許公開第１，３６
１，７０８号（ＦＭＣ Ｃｏｒｐ）はケイ酸ナトリウム
による凝集を提案している。英国特許公開第１，５３
８，８９３号（Ｉｎｔｅｒｏｘ）は炭酸ナトリウム、硫
酸ナトリウム及びケイ酸ナトリウムでの被覆を提案して
いる。英国特許公開第１，５７９，５１３号（Ｄｅｇｕ
ｓｓａ）はケイ酸ナトリウム及び過炭酸ナトリウム及び
／又は三リン酸ナトリウムでの被覆を提案している。英
国特許公開第２，１２３，０４４号（Ｋａｏ）は硼酸ナ
トリウム、特にメタ硼酸ナトリウムを含む被覆剤による
被覆を提案している。
１，７０８号（ＦＭＣ Ｃｏｒｐ）はケイ酸ナトリウム
による凝集を提案している。英国特許公開第１，５３
８，８９３号（Ｉｎｔｅｒｏｘ）は炭酸ナトリウム、硫
酸ナトリウム及びケイ酸ナトリウムでの被覆を提案して
いる。英国特許公開第１，５７９，５１３号（Ｄｅｇｕ
ｓｓａ）はケイ酸ナトリウム及び過炭酸ナトリウム及び
／又は三リン酸ナトリウムでの被覆を提案している。英
国特許公開第２，１２３，０４４号（Ｋａｏ）は硼酸ナ
トリウム、特にメタ硼酸ナトリウムを含む被覆剤による
被覆を提案している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】明らかに、特定被覆材
料の選択及びその量は、過炭酸塩の安定性を改善するの
に重要である。前述した従来技術の方法の主な欠点は、
被覆剤が、現代の洗剤粉末組成物では特に所望されず、
好ましくは排除されている材料を含んでいることであ
る。従って、アルカリ性ケイ酸ナトリウムはゼオライト
含有洗剤組成物の過酸を不安定にし得る。三リン酸ナト
リウムは、水面の富栄養化を引き起こすと考えられて、
多数の国で使用が法律によって禁止されているリン含有
材料である。メタ硼酸ナトリウムは、環境上の理由から
特に所望されない硼素含有材料である。硫酸ナトリウム
自体は充填剤として使用されるときには多数の利点を提
供しない。
料の選択及びその量は、過炭酸塩の安定性を改善するの
に重要である。前述した従来技術の方法の主な欠点は、
被覆剤が、現代の洗剤粉末組成物では特に所望されず、
好ましくは排除されている材料を含んでいることであ
る。従って、アルカリ性ケイ酸ナトリウムはゼオライト
含有洗剤組成物の過酸を不安定にし得る。三リン酸ナト
リウムは、水面の富栄養化を引き起こすと考えられて、
多数の国で使用が法律によって禁止されているリン含有
材料である。メタ硼酸ナトリウムは、環境上の理由から
特に所望されない硼素含有材料である。硫酸ナトリウム
自体は充填剤として使用されるときには多数の利点を提
供しない。
【０００６】過炭酸ナトリウムを有益で環境に優しい材
料で被覆するか又は凝集させて、過炭酸ナトリウムの安
定性を十分に改善できることが判明した。
料で被覆するか又は凝集させて、過炭酸ナトリウムの安
定性を十分に改善できることが判明した。
【０００７】
【課題を解決するための手段】従って、本発明はアルカ
リ金属のクエン酸塩、好ましくはクエン酸ナトリウムを
主成分として含んでいる被覆剤で被覆又は凝集させた過
炭酸ナトリウムを提供する。この被覆又は凝集させた過
炭酸ナトリウムを洗剤組成物で使用すると、高湿温暖な
環境での安定性が改善され、高湿温暖な環境でも活性酸
素の損失が比較的少なく、また基本的に良好な溶解速度
が維持される。
リ金属のクエン酸塩、好ましくはクエン酸ナトリウムを
主成分として含んでいる被覆剤で被覆又は凝集させた過
炭酸ナトリウムを提供する。この被覆又は凝集させた過
炭酸ナトリウムを洗剤組成物で使用すると、高湿温暖な
環境での安定性が改善され、高湿温暖な環境でも活性酸
素の損失が比較的少なく、また基本的に良好な溶解速度
が維持される。
【０００８】本発明の被覆又は凝集させた過炭酸ナトリ
ウムは更に、被覆材料、即ちクエン酸ナトリウム自体が
良好な洗浄力ビルダーであるという利点を有する。ヨー
ロッパ特許公開第０，３１３，１４４号及びヨーロッパ
特許公開第０，４４８，２９８号に記載の如く、クエン
酸ナトリウムがゼオライト含有洗剤組成物で使用される
優れた副ビルダー（ｃｏ−ｂｕｉｌｄｅｒ）として機能
し得、それによってこのような組成物の洗浄力及び漂白
性能が改善されることも知られている。
ウムは更に、被覆材料、即ちクエン酸ナトリウム自体が
良好な洗浄力ビルダーであるという利点を有する。ヨー
ロッパ特許公開第０，３１３，１４４号及びヨーロッパ
特許公開第０，４４８，２９８号に記載の如く、クエン
酸ナトリウムがゼオライト含有洗剤組成物で使用される
優れた副ビルダー（ｃｏ−ｂｕｉｌｄｅｒ）として機能
し得、それによってこのような組成物の洗浄力及び漂白
性能が改善されることも知られている。
【０００９】従って、本発明は環境上許容できるだけで
なく、二重の機能（例えばビルダー作用を備えた漂白
剤）という所望の特性を有する安定した被覆過炭酸ナト
リウムを提供する。
なく、二重の機能（例えばビルダー作用を備えた漂白
剤）という所望の特性を有する安定した被覆過炭酸ナト
リウムを提供する。
【００１０】従来技術で知られている任意の被覆方法
で、例えば過炭酸塩粒子をパングラニュレーター（ｐａ
ｎ−ｇｒａｎｕｌａｔｏｒ）又は回転式ドラムで吹付け
をし、次いで乾燥させて、本発明の過炭酸ナトリウムを
被覆させることができる。しかしながら、好ましく好都
合な方法は、被覆と乾燥とを１段階で実施する流動層乾
燥器を使用することである。
で、例えば過炭酸塩粒子をパングラニュレーター（ｐａ
ｎ−ｇｒａｎｕｌａｔｏｒ）又は回転式ドラムで吹付け
をし、次いで乾燥させて、本発明の過炭酸ナトリウムを
被覆させることができる。しかしながら、好ましく好都
合な方法は、被覆と乾燥とを１段階で実施する流動層乾
燥器を使用することである。
【００１１】被覆として必要なクエン酸ナトリウムの量
は随意に変えることができる。過炭酸ナトリウムの重量
を基準にして約１％の量で技術的に可能な程度まで安定
性を改善することができる。クエン酸ナトリウムは水溶
性であり、また洗剤組成物の有益なビルダー成分なの
で、上限は特に限定されない。但し、過炭酸ナトリウム
を基準にして５０重量％が実際上の上限であろう。
は随意に変えることができる。過炭酸ナトリウムの重量
を基準にして約１％の量で技術的に可能な程度まで安定
性を改善することができる。クエン酸ナトリウムは水溶
性であり、また洗剤組成物の有益なビルダー成分なの
で、上限は特に限定されない。但し、過炭酸ナトリウム
を基準にして５０重量％が実際上の上限であろう。
【００１２】単に過炭酸ナトリウムの安定性を改善する
には、過炭酸ナトリウムを基準に３０重量％までの量
の、好ましくは５〜１５重量％の量のクエン酸ナトリウ
ムで十分である。
には、過炭酸ナトリウムを基準に３０重量％までの量
の、好ましくは５〜１５重量％の量のクエン酸ナトリウ
ムで十分である。
【００１３】クエン酸塩で被覆した本発明の過炭酸ナト
リウムは、ゼオライト含有洗剤組成物を含む任意の洗剤
組成物で又は洗剤組成物と一緒に使用するのに十分なほ
ど安定している。
リウムは、ゼオライト含有洗剤組成物を含む任意の洗剤
組成物で又は洗剤組成物と一緒に使用するのに十分なほ
ど安定している。
【００１４】被覆された過炭酸ナトリウムの粒度が１０
０〜１０００μｍであることが好ましい。
０〜１０００μｍであることが好ましい。
【００１５】更には、本発明の被覆された過炭酸ナトリ
ウムを含んでいる漂白洗剤組成物は、過炭酸ナトリウム
自体についてだけでなく、他の漂白剤に過敏な成分（例
えば蛍光剤、酵素及び着色剤）についても、貯蔵時にか
なり改善された安定性を示す。
ウムを含んでいる漂白洗剤組成物は、過炭酸ナトリウム
自体についてだけでなく、他の漂白剤に過敏な成分（例
えば蛍光剤、酵素及び着色剤）についても、貯蔵時にか
なり改善された安定性を示す。
【００１６】従って、本発明は更に、クエン酸塩で被覆
した過炭酸ナトリウムを洗剤組成物の１〜４０重量％含
んでいる漂白洗剤組成物をも提供する。
した過炭酸ナトリウムを洗剤組成物の１〜４０重量％含
んでいる漂白洗剤組成物をも提供する。
【００１７】本発明の漂白洗剤組成物は更に、通常の成
分〔例えば０．５〜５０重量％の量で存在する界面活性
材料（石鹸、合成アニオン界面活性剤、非イオン界面活
性剤、カチオン界面活性剤及び両性イオン界面活性
剤）、５〜８０重量％の量で存在するアルミノケイ酸塩
含有洗浄力ビルダー（ゼオライト、例えばゼオライト
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｘ，Ｙ型及びヨーロッパ特許公開第０，３
８４，０７０号に記載のようなゼオライトＰ）〕を含ん
でもよい。他の通常の成分は、酵素（プロテアーゼ、ア
ミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、オキシダーゼ）、蛍
光剤、種々の公知の多官能価ポリマー、安定剤［例えば
エチレンジアミンテトラアセテート（ＥＤＴＡ）、ポリ
ホスホン酸の誘導体（例えばＤｅｑｕｅｓｔR）等］で
ある。
分〔例えば０．５〜５０重量％の量で存在する界面活性
材料（石鹸、合成アニオン界面活性剤、非イオン界面活
性剤、カチオン界面活性剤及び両性イオン界面活性
剤）、５〜８０重量％の量で存在するアルミノケイ酸塩
含有洗浄力ビルダー（ゼオライト、例えばゼオライト
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｘ，Ｙ型及びヨーロッパ特許公開第０，３
８４，０７０号に記載のようなゼオライトＰ）〕を含ん
でもよい。他の通常の成分は、酵素（プロテアーゼ、ア
ミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、オキシダーゼ）、蛍
光剤、種々の公知の多官能価ポリマー、安定剤［例えば
エチレンジアミンテトラアセテート（ＥＤＴＡ）、ポリ
ホスホン酸の誘導体（例えばＤｅｑｕｅｓｔR）等］で
ある。
【００１８】被覆された過炭酸ナトリウムと一緒に使用
できる他の好ましい任意の成分は、従来技術でよく知ら
れている漂白活性剤又はペルオキシ酸漂白剤の前駆体
［例えばＮ，Ｎ，Ｎ1，Ｎ1−テトラアセチルエチレンジ
アミン（ＴＡＥＤ）、ノナノイルオキシベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム（ＳＮＯＢＳ）、コリンスルホフェニル
カーボネート（ＣＳＰＣ）及びグルコースペンタアセテ
ート（ＧＰＡ）］である。ヨーロッパ特許公開第０，４
５３，９８２号及びヨーロッパ特許公開第０，４４６，
９８２号に記載の有機型（例えばスルホンイミン）、又
は、同時係属中のヨーロッパ特許第４５８，３９７号及
びヨーロッパ特許第４５８，３９８号に記載の遷移金属
錯体触媒（例えば〔Ｍｎ2 IV（Ｍｅ3ＴＡＣＮ）2〕）の
いずれかの如き、いわゆる“漂白触媒（ｂｌｅａｃｈ
ｃａｔａｌｙｓｔｓ）”も本発明の洗剤組成物に有益で
あって、使用できる。
できる他の好ましい任意の成分は、従来技術でよく知ら
れている漂白活性剤又はペルオキシ酸漂白剤の前駆体
［例えばＮ，Ｎ，Ｎ1，Ｎ1−テトラアセチルエチレンジ
アミン（ＴＡＥＤ）、ノナノイルオキシベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム（ＳＮＯＢＳ）、コリンスルホフェニル
カーボネート（ＣＳＰＣ）及びグルコースペンタアセテ
ート（ＧＰＡ）］である。ヨーロッパ特許公開第０，４
５３，９８２号及びヨーロッパ特許公開第０，４４６，
９８２号に記載の有機型（例えばスルホンイミン）、又
は、同時係属中のヨーロッパ特許第４５８，３９７号及
びヨーロッパ特許第４５８，３９８号に記載の遷移金属
錯体触媒（例えば〔Ｍｎ2 IV（Ｍｅ3ＴＡＣＮ）2〕）の
いずれかの如き、いわゆる“漂白触媒（ｂｌｅａｃｈ
ｃａｔａｌｙｓｔｓ）”も本発明の洗剤組成物に有益で
あって、使用できる。
【００１９】水性媒質中の汚れた物を洗剤組成物と接触
させて汚れた物を漂白するのに、被覆された過炭酸ナト
リウムを含む洗剤組成物を使用することができる。
させて汚れた物を漂白するのに、被覆された過炭酸ナト
リウムを含む洗剤組成物を使用することができる。
【００２０】
【実施例】これから以下の非制限的な実施例によって本
発明を説明する。
発明を説明する。
【００２１】実施例Ｉ 流動層乾燥器内で、過炭酸ナトリウム（Ｉｎｔｅｒｏｘ
製“Ｏｘｙｐｅｒ”）をクエン酸三ナトリウム溶液で被
覆して、５％及び１０％（ｗ／ｗ）の被覆物を得た。
製“Ｏｘｙｐｅｒ”）をクエン酸三ナトリウム溶液で被
覆して、５％及び１０％（ｗ／ｗ）の被覆物を得た。
【００２２】これらの被覆された過炭酸塩の当量篩分け
画分（５００〜７１０μｍ）を噴霧乾燥したゼオライト
を含む基本粉末（配合は以下に示す）と混合して、密封
瓶内で２８℃及び３７℃にて貯蔵した。（全ての試料は
１．２５ｇの過炭酸塩と８．７５ｇの基本粉末とを含ん
でいた）。
画分（５００〜７１０μｍ）を噴霧乾燥したゼオライト
を含む基本粉末（配合は以下に示す）と混合して、密封
瓶内で２８℃及び３７℃にて貯蔵した。（全ての試料は
１．２５ｇの過炭酸塩と８．７５ｇの基本粉末とを含ん
でいた）。
【００２３】（同様に５００〜７１０μｍに篩分けし
た）非被覆過炭酸塩試料を同一条件下で貯蔵して、対照
として使用した。
た）非被覆過炭酸塩試料を同一条件下で貯蔵して、対照
として使用した。
【００２４】定期的に使用可能な酸素を測定（過マンガ
ン酸塩滴定）して、過炭酸塩の分解を監視した。
ン酸塩滴定）して、過炭酸塩の分解を監視した。
【００２５】
【表１】
【００２６】
【表２】
【００２７】これらの結果は明らかに、クエン酸塩被覆
の利点を示している。
の利点を示している。
【００２８】基本粉末の組成
【００２９】
【表３】
【００３０】この粉末の嵩密度は５００ｇ／リットルで
あった。
あった。
【００３１】実施例ＩＩ 実施例Ｉに記載の５％クエン酸塩で被覆した過炭酸塩試
料を同様に噴霧乾燥／圧縮したゼオライトを含む洗剤基
本粉末と混合して、貯蔵した。配合は以下に示す。同様
に非被覆過炭酸塩試料を同一条件下で貯蔵して、対照と
して使用した。
料を同様に噴霧乾燥／圧縮したゼオライトを含む洗剤基
本粉末と混合して、貯蔵した。配合は以下に示す。同様
に非被覆過炭酸塩試料を同一条件下で貯蔵して、対照と
して使用した。
【００３２】基本粉末は、過炭酸塩と混合する前に流動
層乾燥器で乾燥した（入口温度：８０℃、１０分間）。
過炭酸塩：基本粉末の比率は実施例Ｉと同様であった。
密閉瓶内で２８℃及び３７℃にて混合物を貯蔵した。
層乾燥器で乾燥した（入口温度：８０℃、１０分間）。
過炭酸塩：基本粉末の比率は実施例Ｉと同様であった。
密閉瓶内で２８℃及び３７℃にて混合物を貯蔵した。
【００３３】
【表４】
【００３４】
【表５】
【００３５】基本粉末の組成
【００３６】
【表６】
【００３７】この粉末の嵩密度は８５０ｇ／リットルで
あった。
あった。
【００３８】実施例ＩＩＩ 回転式ドラム混合器内への吹付けによって、“Ｏｘｙｐ
ｅｒ”過炭酸塩試料にクエン酸三ナトリウム溶液を被覆
した。次いで流動層乾燥器で過剰水分を除去した。生成
した材料は５重量％のクエン酸ナトリウムを含んでい
た。
ｅｒ”過炭酸塩試料にクエン酸三ナトリウム溶液を被覆
した。次いで流動層乾燥器で過剰水分を除去した。生成
した材料は５重量％のクエン酸ナトリウムを含んでい
た。
【００３９】この被覆材料を実施例ＩＩで使用したのと
同一の基本粉末と混合して、貯蔵した。実施例ＩＩと同
様に密閉瓶内で３７℃にて貯蔵した。
同一の基本粉末と混合して、貯蔵した。実施例ＩＩと同
様に密閉瓶内で３７℃にて貯蔵した。
【００４０】
【表７】
【００４１】この表は、被覆過炭酸塩の代替製造方法で
も尚有益な結果が得られることを実証している。
も尚有益な結果が得られることを実証している。
【００４２】実施例ＩＶ 実施例Ｉに記載の５％クエン酸ナトリウム（同様に５０
０〜７１０μｍの篩分け画分）で被覆した過炭酸塩を非
塔式造粒方法（ｎｏｎ−ｔｏｗｅｒ ｇｒａｎｕｌａｔ
ｉｏｎ）で生成したゼオライト基本粉末と混合して、貯
蔵した（配合は以下に示す）。この場合の過炭酸塩：基
本粉末の比率は１．４３ｇ：３．５７ｇであった。密閉
瓶内で２８℃にて貯蔵した。
０〜７１０μｍの篩分け画分）で被覆した過炭酸塩を非
塔式造粒方法（ｎｏｎ−ｔｏｗｅｒ ｇｒａｎｕｌａｔ
ｉｏｎ）で生成したゼオライト基本粉末と混合して、貯
蔵した（配合は以下に示す）。この場合の過炭酸塩：基
本粉末の比率は１．４３ｇ：３．５７ｇであった。密閉
瓶内で２８℃にて貯蔵した。
【００４３】
【表８】
【００４４】基本粉末の組成
【００４５】
【表９】
【００４６】この粉末の嵩密度は８２０ｇ／リットルで
あった。
あった。
【００４７】＊：ゼオライトＰはヨーロッパ特許公開第
０，３８４，０７０号に記載されている。
０，３８４，０７０号に記載されている。
Claims (9)
- 【請求項１】 アルカリ金属のクエン酸塩を含む被覆剤
を有する過炭酸ナトリウム。 - 【請求項２】 被覆剤がクエン酸ナトリウムを含んでい
ることを特徴とする請求項１に記載の過炭酸ナトリウ
ム。 - 【請求項３】 過炭酸ナトリウムを基準に少なくとも１
重量％の量の被覆剤が存在することを特徴とする請求項
１又は２に記載の過炭酸ナトリウム。 - 【請求項４】 粒度が１００〜１０００μｍであること
を特徴とする請求項１から３のいずれか一項に記載の過
炭酸ナトリウム。 - 【請求項５】 パングラニュレーター、回転式ドラム及
び流動層乾燥器の中から選択した装置で、被覆剤を過炭
酸ナトリウム粒子に吹付けることからなる請求項１に記
載の過炭酸ナトリウムの製造方法。 - 【請求項６】 アルカリ金属のクエン酸塩を含む被覆剤
を有する過炭酸ナトリウムを、洗剤組成物の１〜４０重
量％の量含んでいる洗剤組成物。 - 【請求項７】 ０．５〜５０重量％の量の界面活性剤を
更に含んでいることを特徴とする請求項６に記載の洗剤
組成物。 - 【請求項８】 ５〜８０重量％の量の洗浄力ビルダーを
更に含んでいることを特徴とする請求項６又は７に記載
の洗剤組成物。 - 【請求項９】 水性媒質中の汚れた物を請求項６に記載
の洗剤組成物と接触させることからなる汚れた物の漂白
方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB919126296A GB9126296D0 (en) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | Sodium percarbonate |
| GB9126296.4 | 1991-12-11 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05301702A true JPH05301702A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=10706065
Family Applications (1)
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