JPH0529788Y2 - - Google Patents

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JPH0529788Y2
JPH0529788Y2 JP11209086U JP11209086U JPH0529788Y2 JP H0529788 Y2 JPH0529788 Y2 JP H0529788Y2 JP 11209086 U JP11209086 U JP 11209086U JP 11209086 U JP11209086 U JP 11209086U JP H0529788 Y2 JPH0529788 Y2 JP H0529788Y2
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crankshaft
washer
connecting rod
cylinder block
air discharge
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主として車両用エンジンのコンロツ
ドにクランクシヤフトを自動的に組付けるように
した組付装置に関する。
(従来の技術) 従来、機枠に、コンロツド付きのピストンを装
着したシリンダブロツクをセツト自在なセツト台
と、該セツト台の下側の昇降動自在な昇降台とを
設け、該昇降台にクランクシヤフトをセツトしこ
れを該シリンダブロツク側に上昇させて、該コン
ロツドの大端部に該クランクシヤフトのピン部を
連結するようにした組付装置は知られ、この場合
該装置では、該クランクシヤフトのジヤーナル部
の両側のクランクアームの対向面に夫々取付けら
れるスラストワツシヤの有無を作業者が目視検査
するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来技術では、各スラストワツシヤの
有無を作業者が目視検査するようにしているため
検査作業の能率が悪く而も見落とす虞れがある。
本考案は、各スラストワツシヤの有無を自動的
に検査し得るようにした装置を提供することをそ
の目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、かかる目的を達成すべく、機枠に、
コンロツド付きのピストンを装着したシリンダブ
ロツクをセツト自在なセツト台と、該セツト台の
下側の昇降動自在な昇降台とを設け、該昇降台に
クランクシヤフトをセツトし、これを該シリンダ
ブロツク側に上昇させて、該コンロツドの大端部
に該クランクシヤフトのピン部を連結するように
したクランクシヤフト組付装置において、該機枠
に、該昇降台上にセツトされるクランクシヤフト
のジヤーナル部の両側のクランクアーム間にその
外方から進退自在なワツシヤ検出具を設け、該ワ
ツシヤ検出具の両側面に、該両クランクアームの
対向面に夫々取付けられる各スラストワツシヤの
内面に対向するエア吐出孔を開設すると共に、該
エア吐出孔のエア圧の低下を検出する検出手段を
設けたことを特徴とする。
(作用) ワツシヤ検出具をクランクシヤフトのジヤーナ
ル部の両側の両クランクアーム間に前進させて、
両エア吐出孔からエアを噴出するもので、両クラ
ンクアームの対向面の少なくとも一側のスラスト
ワツシヤが無い場合には、エア吐出孔と一側のク
ランクアームの対向面との間の間隙が比較的広く
なるためエア吐出口のエア圧が低下する。従つて
検出手段によりエア吐出口のエア圧の低下を検出
することでスラストワツシヤの有無が判る。
又、検査作業が素早く行ない得られ、而も確実
である。
又、エアを利用しての検査であるためスラスト
ワツシヤにワツシヤ検出具が触れることがなく、
スラストワツシヤを痛めることがない。
又、検査後ワツシヤ検出具を該両アーム間から
外方に後退するものでコンロツドへのクランクシ
ヤフトの組付けに際しこれが邪魔になることがな
い。
(実施例) 図面は、直列4気筒型エンジンのシリンダブロ
ツクAの各シリンダボアにコンロツドB付きのピ
ストンCを予め挿着し、これをシリンダヘツド載
置面を上向きにして所定の組付ステーシヨンに搬
送してクランクシヤフトDを組付けるようにした
実施例を示し、第1図乃至第3図を参照して、1
はシリンダブロツクAを搬送するローラコンベ
ア、2は組付ステーシヨンに設けた機枠、3は該
機枠2の上側に設けたセツト台、4は該機枠2の
下側に設けた昇降台であり、該セツト台3は該機
枠2に垂設したレール5に摺動自在に取付けられ
てこれにシリンダ6の作動による昇降動が与えら
れるようにし、該ローラコンベア1で搬送される
シリンダブロツクAをワーク受け7に支持しこれ
を該コンベア1から少許持上げて各コンロツドB
が垂下した状態で位置決め保持し得るようにし、
又該昇降台4は該機枠2に垂設したレール8に摺
動自在に取付けられて、該機枠2に設けた螺杆9
を該昇降台4のナツトスリーブ4aに螺挿し、該
螺杆9を正逆転するモータ10により該昇降台4
に昇降動が与えられるようにした。
そして、上記昇降台4上にクランクシヤフトD
をセツトしこれをセツト台3上のシリンダブロツ
クD側に上昇させて、コンロツドBの大端部に該
クランクシヤフトDのピン部を連結するようにし
た。
更に詳述する図示のものでは、上記昇降台4の
上側に第3図に示す如く上方に出没自在な位置決
めピン11の複数を設け、これら位置決めピン1
1を突出して、該昇降台4の上側にこれの側方位
置に配置したコンベア12を介して投入されるセ
ツト治具13を該昇降台4上に位置決め保持し得
るようにし、該セツト治具13には、第4図乃至
第6図に示す如く、パレツト14の上側にクラン
クシヤフトDの一端の面取部Gに嵌合して該クラ
ンクシヤフトDを回止めして支持する支持具15
と、その他端を支持する支持具16とが各ばね1
7で上方に付勢して設けられ、これら支持具1
5,16にクランクシヤフトDをセツト自在と
し、又該パレツト14に先端にナツトをセツト自
在なソケツト18の複数を第3図に明示する如く
夫々ばね19で上方に付勢して設けると共に、該
各ソケツト18の先端にピン20をばね21に抗
して下方に没入自在に突設し、コンロツドキヤツ
プEをこれのボルト孔に該各ピン20を挿入して
該各ソケツト18の先端部に位置決め保持自在と
した。従つてクランクシヤフトDをセツト治具1
3を介して昇降台4上にセツトし得るようにし
た。
又、上記昇降台4の真下に取付板22を前記機
枠2に垂設した図示しないレールに摺動自在に設
け、該取付板22に、セツト治具13の各ソケツ
ト18の駆動軸18aに係脱自在な先端の凹部2
3aを有するナツトランナ23の複数を垂設し、
該取付板22に取付けたドツキングシリンダ24
のピストンロツドを該昇降台4に連結して、該取
付板22に該ドツキングシリンダ24の作動によ
る該昇降台4に対する昇降動と、該昇降台4の昇
降動に連動した動きとが与えられるようにした。
ここで、上記機枠2には、第2図及び第8図、
第9図に示す如く、昇降台4上にセツトされるク
ランクシヤフトDのジヤーナル部Jの両側のクラ
ンクアームH,H間にその外方から進退自在なワ
ツシヤ検出具25が設けられ、該ワツシヤ検出具
25の両側面に、該両クランクアームH,Hの対
向面に夫々取付けられる各スラストワツシヤIの
内面に対向するエア吐出孔26を開設すると共
に、該エア吐出口26のエア圧の低下を検出する
検出手段を設けた。
これを詳述するに、該検出具25は、第8図に
明示る如く、機枠2に設けたガイド部材27に横
方向に摺動自在取付けたスライダ28の先端に取
付けられて、これにシリンダ29の作動によりク
ランクシヤフトDの横方向外方の退去位置からク
ランクシヤフトD側への進退動が与えられるよう
にし、該両エア吐出孔26,26に連通する該検
出具25の尾端部の共通1個のエア流入口30を
第9図に示す如く、圧力スイツチ31、減圧弁3
2及び切換バルブ33を介してエア供給源34に
接続するようにした。
図面で35はセツト台4上のシリンダブロツク
Aに向つて横方向に進退する4本の位置決め具を
示し、これら位置決め具35はシリンダ36,3
6の前進側への作動によるシリンダブロツクA側
への前進により、該各位置決め具35の先端のガ
イド溝35aに該シリンダブロツクAから垂下し
たコンロツドBの大端部を第7図に示す如く挿入
させてこれをクランクシヤフト方向に位置決めす
る。
37,37は該シリンダブロツクAに向つて横
方向に進退する各4本のボルト押えを示し、該各
ボルト押え37はシリンダ38,38の前進側え
の作動による該シリンダブロツクA側への前進に
より、各コンロツドの大端部のコンロツドボルト
Fの頭部を上方から覆いこれを各コンロツドキヤ
ツプEのボルト孔への挿入時に該大端部から抜け
ないように押える。
39は前記昇降台に設けたセツト治具13の払
出し用コンベア、40はクランクシヤフトDの前
記ジヤーナル部Jの両側のクランクアームH,H
間に挿入されて該シヤフトDを軸方向に位置決め
を行なうセツト治具13に設けた位置決め部材、
41は該両クランクアームH,Hの対向面に取付
けたスラストワツシヤI,Iを該各アームHから
脱落しないように押える該位置決め部材40に取
付けたプツシヤーを示す。
次いで、実施例の作用を説明するに、先ずロー
ラコンベア1によりコンロツドB付きのピストン
Cを挿着したシリンダブロツクAを搬送して組付
ステーシヨンのセツト台3上に位置決めし、次い
で各位置決め具35をシリンダ36,36の作動
によりシリンダブロツクA側に前進させるもの
で、これによれば各位置決め具35のガイド溝3
5aに各コンロツドBの大端部が挿入されコンロ
ツドBがピストンピンの中央に位置するようにク
ランクシヤフト方向に位置決めされ、コンロツド
の姿勢が自重により一定に決まることと相俟つて
各コンロツドBの中心線が各シリンダボアの軸線
に合致される。
次いで各ボルト押え37をシリンダ38,38
の作動によりシリンダブロツクA側に前進すると
共に、各位置決め具を後退する。
又、昇降台4の上側にクランクシヤフトD及び
コンロツドキヤツプEをセツトしたセツト治具1
3を投入して、これを該昇降台4上に位置決め
し、次いでワツシヤ検出具25をシリンダ29の
作動によりクランクシヤフトD側に前進させて第
9図に示すようにクランクシヤフトDのジヤーナ
ル部Jの両側のクランクアームH,H間に挿入
し、両エア吐出孔26,26からエアを噴出して
各スラストワツシヤI,Iの有無を検査する。
即ち、両クランクアームH,Hの対向面の少な
くとも一側のスラストワツシヤIが無い場合に
は、ワツシヤ検出具25のエア吐出孔26と一側
のクランクアームHとの間の間隙が比較的広くな
るためエア吐出孔26のエア圧が低下し、このエ
ア圧の低下が圧力スイツチ31で検出される。
次いで、ワツシヤ検出具25を後退し、上記し
た各コンロツドBの位置決めを終了した後にモー
タ10を作動して昇降台4を上昇させて、各コン
ロツドBの大端部にクランクシヤフトDの各ピン
部を当接すると共に、各コンロツドキヤツプEの
ボルト孔に該各大端部のコンロツドボルトFを挿
入させ、次いでドツキングシリンダ24を作動し
て昇降台4に対し取付板22を上昇させて、各ナ
ツトランナ23の凹部23aに各ソケツト18の
駆動軸18aを接続し、各ナツトランナ23を作
動するもので、これによれば各コンロツドボルト
Fに各ナツトが締付けられる。
その後、昇降台4を下降し、コンベア39によ
り治具13を払出し、又セツト台3上のシリンダ
ブロツクAをローラコンベア1により払出して組
付作業を完了する。
(考案の効果) このように本考案によるときは、ワツシヤ検出
具によりスラストワツシヤの有無を自動的に検査
するため各スラストワツシヤの取付け忘れを確実
に防止でき、而も検査作業の能率向上が図れる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の1例の平面図、第2図は
その−線知視図、第3図はその一部の拡大
図、第4図はセツト治具の正面図、第5図はその
平面図、第6図は第4図の−線截断面図、第
7図は位置決め具の平面図、第8図はワツシヤ検
出具の拡大側面図、第9図はその一部の平面図で
ある。 2……機枠、3……セツト台、4……昇降台、
25……ワツシヤ検出具、26,26……エア吐
出孔、A……シリンダブロツク、B……コンロツ
ド、C……ピストン、D……クランクシヤフト、
J……ジヤーナル部、H,H……クランクアー
ム、I,I……スラストワツシヤ、31……圧力
スイツチ(検出手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機枠に、コンロツド付きのピストンを挿着した
    シリンダブロツクをセツト自在なセツト台と、該
    セツト台の下側の昇降動自在な昇降台とを設け、
    該昇降台にクランクシヤフトをセツトしこれを該
    シリンダブロツク側に上昇させて、該コンロツド
    の大端部に該クランクシヤフトのピン部を連結す
    るようにしたクランクシヤフト組付装置におい
    て、該機枠に、該昇降台上にセツトされるクラン
    クシヤフトのジヤーナル部の両側のクランクアー
    ム間にその外方から進退自在なワツシヤ検出具を
    設け、該ワツシヤ検出具の両側面に、該両クラン
    クアームの対向面に夫々取付けられる各スラスト
    ワツシヤの内面に対向するエア吐出孔を開設する
    と共に、該エア吐出孔のエア圧の低下を検出する
    検出手段を設けたことを特徴とするクランクシヤ
    フト組付装置。
JP11209086U 1986-07-23 1986-07-23 Expired - Lifetime JPH0529788Y2 (ja)

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