JPH05292440A - 外部同期追従装置 - Google Patents

外部同期追従装置

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JPH05292440A
JPH05292440A JP4085193A JP8519392A JPH05292440A JP H05292440 A JPH05292440 A JP H05292440A JP 4085193 A JP4085193 A JP 4085193A JP 8519392 A JP8519392 A JP 8519392A JP H05292440 A JPH05292440 A JP H05292440A
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switching
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JP4085193A
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Akiyoshi Maeda
朗善 前田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオディスクで外部周期信号に同期して信
号を再生するスピンドル制御に関するもので、通常再生
中での垂直および水平同期信号系の二重ループ構成によ
る問題を解決し、CLVとCAVの別なく外部周期信号
に再生同期信号を追従させる特性を有する外部周期追従
装置を提供することを目的とする。 【構成】 再生水平同期信号と外部水平同期信号発生部
9の出力より得られる誤差信号よりループフィルタ22
は制御信号を生成し、切替え部26を経て駆動回路部8
に供給する。垂直同期分離部7の出力と外部垂直同期信
号発生部10の出力との位相差の検出結果から状態判別
部25は、加速減速指令部24が加速または減速指令を
出力するように制御、かつ、切替え部26がループフィ
ルタ22の出力と加速減速指令部24の出力との切替え
を制御することで、再生同期信号を外部同期信号に容易
に速く同期させることができるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオディスクプレーヤ
等の円盤状記録媒体(以下、ディスクと称す)から再生
する再生信号が外部同期信号と同期するように、ディス
クの回転制御(以下、スピンドル制御と称す)を行うと
き有用な外部同期追従装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオディスクプレーヤのようにディス
クに記録された信号を再生する場合、一般に、映像信号
の水平同期信号を用いたスピンドル制御でディスクの回
転制御を行っている。そしてビデオディスクでは、再生
時のディスクの回転速度が一定(以下、CAVと称す)
になるディスクと、記録密度を上げるためにディスクの
再生時の線速度が一定(以下、CLVと称す)になるデ
ィスクとが使用される。このCAV,CLVディスクの
回転を制御するスピンドル制御は、再生水平同期信号と
基準水平同期信号とを用いて駆動信号を生成するように
構成されている。
【0003】また、基準同期信号をビデオディスクプレ
ーヤの外部より供給して、この基準信号に同期して再生
させることにより、複数のプレーヤの映像出力の切替え
等で生ずる同期信号の不一致による画面の乱れをなくす
ことが行われる。このため、特にCLVディスクにおい
ては、再生中にサーチ動作等を行うとサーチの前後で、
すなわち、新しい再生位置での再生垂直同期信号と基準
垂直同期信号との関係がサーチ直前の再生垂直同期信号
と基準垂直同期信号との関係が変化する。このような場
合、新たに外部からの垂直同期信号,水平同期信号に追
従させることが必要となる。
【0004】以下に従来の外部同期追従装置について説
明する。図5は従来の外部同期追従装置を含むスピンド
ル制御のブロック図を示している。図5においては、1
はディスク、2はピックアップ部、3はモータ、4はF
M復調部、5は映像処理部、6は水平同期分離部、7は
垂直同期分離部、8は駆動回路部、9は外部水平同期信
号発生部、10は外部垂直同期信号発生部、101は水
平同期誤差発生部、102は第一のループフィルタ、1
03は垂直同期誤差発生部、104は第二のループフィ
ルタ、105はスイッチ回路、106はスイッチ制御
部、107は加算部を、108は同期追従部のブロック
を示している。
【0005】以上のように構成されたスピンドル制御に
ついて、以下その動作を説明する。ディスク1に記録さ
れた記録信号はピックアップ部2により再生され、FM
復調部4で映像信号に復元され、映像処理部5と水平同
期分離部6とに印加される。映像処理部5は、FM復調
部4の出力のFM復調映像信号にいろいろの処理を加え
て映像信号を生成している。また水平同期分離部6は、
FM復調部4の出力信号に含まれる再生水平同期信号を
抽出して、垂直同期分離部7と水平同期誤差発生部10
1とに出力する。垂直同期分離部7は、水平同期分離部
6の出力の再生水平同期信号から再生垂直同期信号を生
成して垂直同期誤差発生部103に出力する。
【0006】水平同期誤差発生部101は、水平同期分
離部6の出力と外部水平同期信号発生部9の出力とを用
いて、水平同期信号系の制御誤差信号を生成する。水平
同期誤差発生部101で得られた制御誤差信号は、第一
のループフィルタ102で水平同期信号でのスピンドル
制御に適する制御信号に変換される。同様に、垂直同期
誤差発生部103は、垂直同期分離部7の出力と外部垂
直同期信号発生部10の出力とを用いて垂直同期信号系
の制御誤差信号を生成し、第二のループフィルタ104
に出力する。垂直同期誤差発生部103で得られた制御
誤差信号は、第二のループフィルタ104で垂直同期信
号でのスピンドル制御に適する制御信号に変換される。
第一のループフィルタ102の出力は、スイッチ制御部
106により制御されるスイッチ回路105を経て、第
二のループフィルタ104の出力と加算部107で加算
され、駆動回路部8に出力される。そして、駆動回路部
8の出力は、モータ3に印加され、モータ3の回転を制
御する。
【0007】一般に、再生垂直同期信号と外部垂直同期
信号とが不一致の状態において、まず、スイッチ制御部
106によりスイッチ回路105はOFF状態に設定さ
れ、駆動回路部8には第二のループフィルタ104の出
力のみが印加されるため、再生垂直同期信号と外部垂直
同期信号との位相が一致するように制御が行われる。そ
して、ほぼ、一致する状態となったとき、スイッチ制御
部106によりスイッチ回路105はON状態に変化し
て、垂直同期系制御誤差信号と水平同期系制御誤差信号
とが加算部107で加算され、駆動回路部8を経てモー
タ3の回転を制御するように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、CLVディスクに対してはディスクの再
生位置に従って垂直同期信号系のループフィルタの特性
を対応させることが必要であるという問題点、また、通
常再生中に垂直同期信号系と水平同期信号系との二重ル
ープ構成となるため回路特性の設定が難しいという問題
点や、傷等で垂直同期信号系の位相がわずかにずれたと
き(たかだか数個の水平同期信号の周期のずれ)不安定
状態が生じるという問題点を有していた。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、再生垂直同期信号と外部垂直同期信号との位相を比
較して位相が一致していないとき、通常の水平同期系の
制御ループをOFFして垂直同期信号系の位相差の量に
応じて外部より所定の期間で所定のレベルの加速指令ま
たは減速指令を駆動回路部へ供給して垂直同期系の位相
を一致させ、そして制御ループをONするように構成す
ることで水平同期系の制御ループの特性のみで構成で
き、かつ、CLVとCAVの区別なく外部同期信号に再
生信号を追従させることができる外部同期追従装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明に外部同期追従装置は、第一の同期信号と第一
の基準信号とで制御信号を生成する制御信号発生手段
と、第一の同期信号から生成される第二の同期信号と第
二の基準信号とを比較する比較手段と、比較結果に応じ
て所定の期間に所定のレベルの加速または減速指令を発
生させる加速減速指令発生手段と、制御信号発生手段の
出力と加速減速指令発生手段の出力とを切替えて出力す
る切替え出力手段と、加速減速指令発生手段の出力に同
期して切替え出力手段を制御する切替え制御手段とで構
成され、第二の同期信号を第二の基準信号に同期させる
ような構成であり、また、第一の同期信号と第一の基準
信号とで制御信号を生成する制御信号発生手段と、第一
の同期信号から生成される第二の同期信号と第二の基準
信号とを比較する比較手段と、比較結果に応じて所定の
期間に所定のレベルの加速または減速指令を発生させる
加速減速指令発生手段と、制御信号発生手段での利得を
切替える利得切替え手段と、制御信号発生手段の出力と
加速減速指令発生手段の出力とを加算する加算手段と、
加速減速指令発生手段の出力に同期して利得切替え手段
を制御する切替え制御手段とで構成され、第二の同期信
号を第二の基準信号に同期させるような構成を有してい
る。
【0011】
【作用】この構成によって、従来の水平同期信号系の制
御特性をそのまま用いて、再生垂直同期信号と外部垂直
同期信号との位相差が生じたとき制御ループをOFFも
しくは制御ループの利得を低下させ、再生垂直同期信号
と外部垂直同期信号との位相差の比較で得られる位相差
の量に応じて外部より所定の期間で所定のレベルの加速
指令または減速指令を駆動回路部へ供給して垂直同期系
の位相を一致させ、その後、制御ループをONもしくは
制御ループの利得を元に戻すことで、垂直同期信号系の
特性を考慮することなく水平同期信号系の特性のみで実
現でき、かつ、CLVとCAVの区別なく外部同期信号
に再生同期信号を追従させる特性を有することができる
ものである。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0013】図1は、本発明の外部同期追従装置を含ん
だスピンドル制御のブロック図を示している。図1にお
いて、1はディスク、2はピックアップ部、3はモー
タ、4はFM復調部、5は映像処理部、6は水平同期分
離部、7は垂直同期分離部、8は駆動回路部、9は外部
水平同期信号発生部、10は外部垂直同期信号発生部、
21は水平同期誤差発生部、22はループフィルタ、2
3は垂直同期位相差検出部、24は加速減速指令部、2
5は状態判別部、26は切替え部を、27は同期追従部
を示している。
【0014】以上のように構成された外部同期追従装置
を含めたスピンドル制御について、以下、その動作を説
明する。ディスク1に記録された記録信号はピックアッ
プ部2で再生され、FM復調部4でFM復調映像信号に
復元され、映像処理部5と水平同期分離部6とに印加さ
れる。映像処理部5は、FM復調映像信号にいろいろの
処理を行い映像信号を生成する。また、水平同期分離部
6は、FM復調映像信号に含まれる再生水平同期信号を
抽出して、水平同期誤差発生部21と垂直同期分離部7
とに出力する。水平同期誤差発生部21は、水平同期分
離部6の出力の再生水平同期信号と外部水平同期発生部
9の出力の外部水平同期信号を用いて、水平同期信号系
の誤差信号を生成してループフィルタ22に出力する。
ループフィルタ22は、上記の誤差信号より制御信号を
生成して、切替え部26を経て駆動回路部8およびモー
タ3に供給される。
【0015】一方、垂直同期分離部7は、水平同期分離
部6の出力の再生水平同期信号から再生垂直同期信号を
生成して、垂直同期位相差検出部23に出力する。垂直
同期位相差検出部23は、垂直同期分離部7の出力と外
部垂直同期信号発生部10の出力との位相差を検出し
て、検出結果を状態判別部25に出力する。状態判別部
25は、垂直同期位相差検出部23の検出結果に応じ
て、所定の期間で所定のレベルの加速指令または減速指
令を出力するように加速減速指令部24を制御するとと
もに、上記の時間に同期して切替え部26に切替え信号
を出力する。その結果、切替え部26はループフィルタ
22の出力と加速減速指令部24の出力とを切替えるこ
とができる。
【0016】図2は本発明の動作を説明するための動作
説明図である。図2において、CLVディスクを用いた
通常再生で外部同期に追従している状態から、サーチに
より新しい再生位置になると図2aの垂直同期信号の位
相差の量は零ではなくなる。この位相差の量に従って、
状態判別部25は加速減速指令部24および切替え部2
6を制御して、図2bに示すような駆動信号および図2
cに示す切替え出力を生成する。
【0017】この場合、駆動信号として、レベルを一定
にして時間幅を変化させる方法、もしくは、時間幅を一
定にしてレベルを変化させる方法、または、時間幅とレ
ベルの両方を変化させる方法のどれを用いても実現でき
ることは明らかである。図2では、レベルを一定にして
時間幅を変化させている。図2でも明らかなように、垂
直同期信号の位相差が小さくなるにつれて時間幅も狭く
なる。切替え部26の出力は、加速減速指令の出力が終
了するとともに、水平同期信号系の制御に切替わり、次
の加速減速指令が出力されるまで続く。この一連の動作
が、垂直同期信号の位相が一致するまで続けられ、図2
の外部同期合わせ中がこの期間に相当する。垂直同期信
号の位相の一致とともに、切替え部26は、水平同期信
号系の制御信号を出力することとなる。この状態は、次
の垂直同期信号系の位相の不一致状態が発生するまで継
続される。
【0018】このように、この切替え部26は通常の追
従状態ではループフィルタ22の出力を選択するが、再
生垂直同期信号の位相と外部垂直同期信号の位相とがず
れたときは加速減速指令部24の出力を選択すること
で、速やかに垂直同期信号系の位相を一致させることが
でき、同期追従が正しく行われるとループフィルタ22
の出力に切替えるように動作する。このとき、一般に、
外部水平同期信号と外部垂直同期信号とは同一の基準信
号より分周して得られるので、垂直同期系が一致すれば
水平同期系も一致することとなる。
【0019】以上のように本実施例によれば、垂直同期
信号の位相差を検出する手段と、検出結果を用いて状態
を判別して駆動段に加速または減速指令を行う手段と、
制御ループフィルタの出力と加速減速指令手段の出力と
を選択する切替え制御手段を有することで、従来の水平
同期系の制御特性をそのまま用い、再生垂直同期信号と
外部垂直同期信号との位相差の比較結果の位相差の量に
応じて外部より所定の期間で所定のレベルの加速指令ま
たは減速指令を駆動回路部へ供給することで、垂直同期
系の特性を考慮することなく水平同期系の特性のみで実
現でき、かつ、CLV,CAVの区別なく外部同期信号
に再生信号を追従させる特性を有することができる。
【0020】なお、制御ループフィルタの出力と加速減
速指令手段の出力とを選択する切り替え制御手段は、再
生垂直同期信号と外部垂直同期信号との位相差の比較結
果の位相差の量により決まる所定の時間の数倍の期間の
間、加速減速指令手段の出力を選択し、上記所定の時間
以降は零レベルもしくは切り替える直前の制御ループフ
ィルタの出力の値を加速減速指令出力とすることによ
り、実施例1と同様の動作が得られることは明らかであ
る。
【0021】(実施例2)以下本発明の第二の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図3は本発明の
第二の実施例を示す同期追従部のブロック図である。図
3において、9は外部水平同期信号発生部、10は外部
垂直同期信号発生部、21は水平同期誤差発生部、22
はループフィルタ、23は垂直同期位相差検出部、24
は加速減速指令部、25は状態判別部、26は切替え部
で、以上は図1の同期追従部27の構成と同様なもので
ある。図1の構成と異なるのは垂直同期位相差検出部2
3の結果に応じて状態判別25が行う制御が、切替え部
26に連動して水平同期誤差発生部21とループフィル
タ22とに加わることである。
【0022】以上のように構成された同期追従装置につ
いて、以下その動作を説明する。まず、垂直同期系の位
相が一致している場合、第一の実施例と同様に水平同期
分離部6の出力と外部水平同期信号発生部9の出力を用
いて、水平同期誤差発生部21とループフィルタ22と
により生成される制御信号を、切替え部26が選択して
駆動回路部8に出力する。次にCLVディスクでのサー
チ等で垂直同期信号系の位相のずれが生じた場合、切替
え部26は状態判別部25からの出力信号により加速減
速指令部24の出力を駆動回路部8の出力に選択する。
このとき、切替え部26の切替え信号に連動して水平同
期誤差発生部21とループフィルタ22とは、内部の状
態を保持するように動作する。そして、切替え部26が
ループフィルタ22の出力を選択すると水平同期誤差発
生部21とループフィルタ22とは、再度、保持状態か
ら動作を開始するように構成されている。
【0023】この構成は、特に、水平同期誤差発生部2
1とループフィルタ22とがディジタルで構成されてい
る場合、容易に実現できるものである。
【0024】一般に、垂直同期の位相合わせ中に生じる
水平同期信号系の誤差で水平同期誤差発生部21とルー
プフィルタ22の内部の状態及び出力が変化するため、
切替え部26がループフィルタ22の出力を選択した直
後、水平同期信号系の動作は上記の水平同期誤差発生部
21とループフィルタ22の内部状態及び出力の変化を
補正するように働くため同期合わせの追従性が遅くなる
ということが生じるが、水平同期誤差派生部21とルー
プフィルタ22とを保持状態にすることで、切り替え直
後の変化が少なくなり、速い同期合わせが実現できる。
【0025】以上のように本実施例によれば、切替え部
26が垂直同期系の処理結果を選択しているとき、水平
同期誤差発生部21とループフィルタ22の動作とを選
択直前の状態で保持する構成を設けることで、速い同期
合わせ動作を有することができる。
【0026】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図4は本発明の
第3の実施例を示す同期追従部のブロック図である。図
4において、9は外部水平同期信号発生部、10は外部
垂直同期信号発生部、21は水平同期誤差発生部、22
はループフィルタ、23は垂直同期位相差検出部、24
は加速減速指令部、25は状態判別部、30は加算部
で、以上は図1の同期追従部27の構成と同様なもので
ある。図1の構成と異なるのは切替え部26の代わりに
加算部30とすること、及び、状態判別部25の出力に
応じてループフィルタ22の特性を変化させることにし
た点である。
【0027】上記のように構成された同期追従部につい
て、以下その動作を説明する。まず、垂直同期系の位相
が一致している場合、第一の実施例と同様に水平同期分
離部6の出力と外部水平同期信号発生部9の出力を用い
て水平同期誤差発生部21とループフィルタ22とによ
り生成される制御信号を、加算部30を経て駆動回路部
8に出力する。この時、垂直同期系の位相は一致してい
るため加速減速指令部24から加算部30に信号は出力
されず、また、ループフィルタ22の特性は通常の水平
同期信号系でのスピンドル制御特性と同一である。次
に、CLVディスクでのサーチ等で垂直同期系の位相の
ずれが生じた場合、垂直同期位相差検出部23で検出し
た位相差の量に応じて状態判別部25は加速減速指令部
24とループフィルタ22を制御する信号を出力する。
加速減速指令部24は、加速指令または減速指令を加算
部30に出力する。同様に、ループフィルタ22は、ル
ープフィルタの特性を変化させる。ループフィルタ22
の特性の変化は、水平同期制御系でのループ利得を低下
させ、ゲイン交点を例えば10分の1以下の小さな値に
変化させることで実現する。その結果、加速減速指令2
4からの信号で駆動信号が出力される場合でも、この信
号による水平同期系の制御ループはほとんど応答しな
い。そして、垂直同期の位相が一致したとき、加速減速
指令部25は出力しない状態となりループフィルタ22
の特性は水平同期信号系の元の特性にもどるように構成
される。
【0028】以上のように本実施例によれば垂直同期の
位相差が生じたとき、水平同期系のループゲインを変化
させるとともに、加速指令または減速指令を加算するこ
とで垂直同期の位相を一致させ、その後水平同期系のル
ープゲインを元にもどしてかつ加速指令も減速指令も発
生しないような構成とすることで、速い同期合わせ動作
を有することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明は、第一の同期信号
と第一の基準信号とで制御信号を生成する制御信号発生
手段と、第一の同期信号から生成される第二の同期信号
と第二の基準信号とを比較する比較手段と、比較結果に
応じて所定の期間に所定のレベルの加速または減速指令
を発生させる加速減速指令発生手段と、制御信号発生手
段の出力と加速減速指令発生手段の出力とを切替えて出
力する切替え出力手段と、加速減速指令発生手段の出力
に同期して切替え出力手段を制御する切替え制御手段と
を設けることにより、再生垂直同期信号と外部垂直同期
信号との位相を比較して位相が一致していないとき、通
常の水平同期系の制御ループをOFFして垂直同期信号
系の位相差の量に応じて外部より所定の期間で所定のレ
ベルの加速指令または減速指令を駆動回路部へ供給して
垂直同期系の位相を一致させ、その後制御ループをON
するように構成することで水平同期系の制御ループの特
性のみで構成でき、かつ、CLVとCAVの区別なく外
部同期信号に再生信号を追従させることができる優れた
外部同期追従装置を実現できるものであり、また、第一
の同期信号と第一の基準信号とで制御信号を生成する制
御信号派生手段と、第一の同期信号から生成される第二
の同期信号と第二の基準信号とを比較する比較手段と、
比較結果に応じて所定の期間に所定のレベルの加速また
は減速指令を発生させる加速減速指令発生手段と、制御
信号発生手段での利得を切り替える利得切替え手段と、
制御信号発生手段の出力と加速減速指令発生手段の出力
とを加算する加算手段と、加速減速指令発生手段の出力
に同期して利得切替え手段を制御する切替え制御手段と
を設けることにより、再生垂直同期信号と外部垂直同期
信号との位相を比較して位相が一致していないとき、通
常の水平同期信号系の制御ループの利得を低下させ、垂
直同期系の位相差の量に応じて外部より所定の期間で所
定のレベルの加速指令または減速指令を駆動回路部へ供
給して垂直同期系の位相を一致させその後制御ループの
利得を元に戻すように構成することで水平同期系の制御
ループの特性のみで構成でき、かつ、CLVとCAVの
区別なく外部同期信号に再生信号を追従させることがで
きる優れた外部同期追従装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例における外部同期追従装
置を含むブロック図
【図2】同第一の実施例における外部同期追従装置の動
作説明のための動作説明図
【図3】本発明の第二の実施例における外部同期追従装
置のブロック図
【図4】本発明の第3の実施例における外部同期追従装
置のブロック図
【図5】従来の制御誤差判別装置を含むブロック図
【符号の説明】
23 垂直同期位相差検出部 24 加速減速指令部 25 状態判別部 26 切替え部 27 同期追従部 30 加算部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の同期信号と第一の基準信号とで制
    御信号を生成する制御信号発生手段と、上記第一の同期
    信号から生成される第二の同期信号と第二の基準信号と
    を比較する比較手段と、比較結果に応じて所定の期間に
    所定のレベルの加速または減速指令を発生させる加速減
    速指令発生手段と、上記制御信号発生手段の出力と上記
    加速減速指令発生手段の出力とを切替えて出力する切替
    え出力手段と、上記加速減速指令発生手段の出力に同期
    して上記切替え出力手段を制御する切替え制御手段とで
    構成され、上記第二の同期信号を上記第二の基準信号に
    同期させることを特徴とする外部同期追従装置。
  2. 【請求項2】 切替え出力手段は、加速減速指令発生手
    段で得られる所定の期間の数倍の期間の間加速減速指令
    発生手段の出力を切替え出力手段より出力し、上記加速
    減速指令発生手段の出力を所定の期間以降は零レベル、
    もしくは制御信号発生手段の出力の切替え時の値と同じ
    値を出力することを特徴とする請求項1記載の外部同期
    追従装置。
  3. 【請求項3】 第一の同期信号と第一の基準信号とで制
    御信号を生成する制御信号発生手段と、上記第一の同期
    信号から生成される第二の同期信号と第二の基準信号と
    を比較する比較手段と、比較結果に応じて所定の期間に
    所定のレベルの加速または減速指令を発生させる加速減
    速指令発生手段と、上記制御信号発生手段の出力と上記
    加速減速指令発生手段の出力とを切替えて出力する切替
    え出力手段と、上記加速減速指令発生手段の出力に同期
    して上記切替え出力手段を制御する切替え制御手段と、
    上記加速減速指令発生手段の出力が駆動されている期間
    上記制御信号発生手段を保持状態にすることで構成さ
    れ、上記第二の同期信号を上記第二の基準信号に同期さ
    せることを特徴とする外部同期追従装置。
  4. 【請求項4】 保持手段は、加速減速指令発生手段で得
    られる駆動期間の数倍の間保持状態を継続することを特
    徴とする請求項2記載の外部同期追従装置。
  5. 【請求項5】 第一の同期信号と第一の基準信号とで制
    御信号を生成する制御信号発生手段と、上記第一の同期
    信号から生成される第二の同期信号と第二の基準信号と
    を比較する比較手段と、比較結果に応じて所定の期間に
    所定のレベルの加速または減速指令を発生させる加速減
    速指令発生手段と、上記制御信号発生手段での利得を切
    替える利得切替え手段と、上記制御信号発生手段の出力
    と上記加速減速指令発生手段の出力とを加算する加算手
    段と、上記加速減速指令発生手段の出力に同期して上記
    利得切替え手段を制御する切替え制御手段とで構成さ
    れ、上記第二の同期信号を上記第二の基準信号に同期さ
    せることを特徴とする外部同期追従装置。
  6. 【請求項6】 切替え制御手段は、加速減速指令発生手
    段で得られる所定の期間の数倍の間切替え状態を継続す
    ることを特徴とする請求項5記載の外部同期追従装置。
JP4085193A 1992-04-07 1992-04-07 外部同期追従装置 Pending JPH05292440A (ja)

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