JPH0529066A - 加熱体の構造及びoa機器の加熱装置 - Google Patents

加熱体の構造及びoa機器の加熱装置

Info

Publication number
JPH0529066A
JPH0529066A JP3186351A JP18635191A JPH0529066A JP H0529066 A JPH0529066 A JP H0529066A JP 3186351 A JP3186351 A JP 3186351A JP 18635191 A JP18635191 A JP 18635191A JP H0529066 A JPH0529066 A JP H0529066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric resistance
resistance portion
portions
insulating substrate
heating element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3186351A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2777488B2 (ja
Inventor
Hiroshi Fukumoto
博 福本
Shigeo Ota
茂雄 太田
Fumiaki Tagashira
史明 田頭
Shingo Oyama
真吾 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP3186351A priority Critical patent/JP2777488B2/ja
Priority to US07/904,044 priority patent/US5285049A/en
Publication of JPH0529066A publication Critical patent/JPH0529066A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2777488B2 publication Critical patent/JP2777488B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2064Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat combined with pressure
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/20Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional plane, e.g. plate-heater
    • H05B3/22Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional plane, e.g. plate-heater non-flexible
    • H05B3/26Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional plane, e.g. plate-heater non-flexible heating conductor mounted on insulating base
    • H05B3/265Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional plane, e.g. plate-heater non-flexible heating conductor mounted on insulating base the insulating base being an inorganic material, e.g. ceramic

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 絶縁基板の上面に、電気抵抗部をライン状に
延びるように形成した発熱体において、その耐久性を向
上すると共に、その長手方向の温度分布を平均化する。 【構成】 絶縁基板1の上面に、電気抵抗部2をライン
状に延びるように形成した発熱体において、前記絶縁基
板1の上面に、二本の通電導体部3,5を前記電気抵抗
部2の両側に沿って帯状に延びるように形成し、更に、
前記絶縁基板1の上面に、前記両通電導体部3,5のう
ち一方の通電導体部3と前記電気抵抗部2とを接続する
多数本の第1電極部7を前記電気抵抗部の長手方向に沿
って適宜ピッチの間隔で形成すると共に、前記電気抵抗
部のうち前記各第1電極部7間の部位と前記他方の通電
導体部5とを接続する多数本の第2電極部8を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機又は電子写真式
プリンター(レーザープリンター又はLEDプリンター
等)等におけるトナー定着部等の加熱部に使用する加熱
体の構造、及びこの加熱体を使用した複写機又は電子写
真式プリンター(レーザープリンター)等のOA機器に
おける加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加熱体には、ローラ式の
ものを使用していたが、このローラ式の加熱体は、構造
が複雑で可成り高価であるばかりか、大型であるから、
最近では、先行技術としての特開平2−65086号公
報及び特開平2−129883号公報等に記載されてい
るように、長方形状の絶縁基板の上面に、帯状の電気抵
抗部を、前記絶縁基板の長手方向に沿って一直線状に延
びるように形成すると共に、この電気抵抗部の両端に対
する通電端子部を形成し、前記電気抵抗部を、その両端
の通電端子部から電流の印加によって発熱するように構
成した加熱体が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この先行技術
における加熱体は、絶縁基板の上面に、帯状の電気抵抗
部と、この電気抵抗部の両端に対する通電端子部と形成
しただけの構成であるから、構造が簡単で安価であると
共に、小型化できる等の利点を有するが、その反面、前
記絶縁基板の上面に形成した帯状電気抵抗部における途
中の一部に欠損が発生すると、電気回路が遮断された状
態になり、前記電気抵抗部が発熱しなくなるから、発熱
体の全体を新しいものに交換しなければならないと言う
問題がある。
【0004】しかも、前記先行技術の加熱体は、電気抵
抗部のうち通電端子部に対する接続部分に大電流が流れ
ることに加えて、通電端子部との間の温度差が大きいか
ら、繰り返しの使用に際して、前記接続部分に断線が多
発すると言う問題があった。そこで、前記先行技術文献
のうち特開平2−129883号公報は、前記接続部分
に断線が多発することを防止するために、当該接続部分
を通電端子部に向かって次第に広幅に形成することを提
案しているが、このようにすると、前記接続部分におけ
る発熱量が低くなり、従って、当該接続部分の温度が可
成り低くなるから、電気抵抗部の長手方向に沿っての温
度分布が大幅に不揃いなると言う別の問題を招来するの
である。
【0005】本発明は、絶縁基板の上面に電気抵抗部を
ライン状に延びるように形成した加熱体において、前記
の問題、つまり、電気抵抗部の一部に欠損があると使用
不能になること、電気抵抗部に断線が多発すること、及
び長手方向に沿っての温度分布が大幅に不揃いになるこ
とを解消するのを第1の目的とするものであり、第2の
目的は、前記第1の目的に加えて、ライン状電気抵抗部
における長手方向に沿っての温度分布をより正確に平均
化することにあり、第3の目的は、前記第1の目的に加
えて、前記ライン状電気抵抗部による発熱領域を、その
耐久性の低下を招来することなく、絶縁基板の幅方向に
拡張することにあり、また、第4の目的は、交流電源を
使用した場合における温度変動を低減して、耐久性の向
上を図ることにある。
【0006】加えて、本発明は、前記複写機又は電子写
真式プリンター等のOA機器において、耐久性及び信頼
性の高い加熱装置を提供することを第5の目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために「請求項1」は、耐熱性の絶縁基板の上面に、
電気抵抗部をライン状に延びるように形成すると共に、
第1通電導体部と、第2通電導体部とを、前記電気抵抗
部に沿って帯状に延びるように形成し、更に、前記絶縁
基板の上面に、前記第1通電導体部と前記電気抵抗部と
を接続する多数本の第1電極部を前記電気抵抗部の長手
方向に沿って適宜ピッチの間隔で形成すると共に、前記
電気抵抗部のうち前記各第1電極部間の部位と前記第2
通電導体部とを接続する多数本の第2電極部を形成する
構成にした。
【0008】「請求項2は、前記第2の目的を達成する
ために、前記「請求項1」において、その各第1電極部
と各第2電極部とのピッチ間隔を、前記電気抵抗部にお
ける両端の部分において部分的に狭くする構成にした。
「請求項3」は、前記第2の目的を達成するために、前
記「請求項1」において、その電気抵抗部における両端
の部分に、当該電気抵抗部に沿って延びる補助電気抵抗
部を部分的に形成する構成にした。
【0009】「請求項4」は、前記第2の目的を達成す
るために、前記「請求項1」において、その電気抵抗部
の幅寸法を、当該電気抵抗部における両端の部分で部分
的に広幅寸法に形成する構成にした。「請求項5」は、
前記第2の目的を達成するために、前記「請求項1」に
おいて、その第1通電導体部及び第2通電導体部のうち
いずれか一方又は両方における幅寸法を、その長手方向
の中央部に向かって狭幅寸法となるように成形して、そ
の両端に電源に対する通電端子部を設ける構成にした。
【0010】「請求項6」は、前記第3の目的を達成す
るために、耐熱性の絶縁基板の上面に、ライン状に構成
した少なくとも二本以上の複数本の電気抵抗部を互い略
平行に延びるように形成すると共に、少なくとも第1通
電導体部と第2通電導体部とを、前記電気抵抗部に沿っ
て帯状に延びるように形成し、更に、前記絶縁基板の上
面に、前記第1通電導体部と前記各電気抵抗部とを接続
する多数本の第1電極部を前記各電気抵抗部の長手方向
に沿って適宜ピッチの間隔で形成すると共に、前記各電
気抵抗部のうち前記各第1電極部間の部位と前記第2通
電導体部とを接続する多数本の第2電極部を形成する構
成にした。
【0011】「請求項7」は、前記第4の目的を達成す
るために、前記「請求項1〜6」のうちいずれか一つに
おいて、その電気抵抗部、各通電導体部及び各電極部の
うち少なくとも電気抵抗部を、絶縁基板の上面に対して
直接的に形成する構成にした。更に、「請求項8は」
は、前記第5の目的を達成するために、複写機又は電子
写真式プリンター等におけるトナー定着部等の加熱部
に、前記「請求項1〜7」のいずれか一つに記載した加
熱体を使用する構成にした。
【0012】
【作用】「請求項1」に記載したように構成すると、電
気抵抗部のうち第1通電導体部に連通する各第1電極部
と、第2通電導体部に連通する各第2電極部との間の部
分が、一つの発熱ドットになり、この各発熱ドットが一
列状に並ぶと同時に、この各発熱ドットの各々が、前記
第1通電導体部と第2通電導体部とに対する通電によっ
て、独立して発熱することになり、換言すると、前記各
発熱ドットの各々は、前記第1通電導体部と第2通電導
体部とに対して並列状に接続された状態で、一列状に並
んで、その全体として、前記電気抵抗部を構成すること
になる。
【0013】従って、電気抵抗部のうち一つの発熱ドッ
トが損傷した場合には、当該一つの発熱ドットのみが発
熱しないだけであって、他の発熱ドットに対する通電、
つまり、電気抵抗部の全体に全体に対する通電が遮断さ
れることがないから、ライン状電気抵抗部の一部の損傷
によって、当該ライン状電気抵抗部の全体が発熱作用し
なくなることを防止できるのであり、しかも、電気抵抗
部に対して局部的に大電流が流れることがなく、換言す
ると、電気抵抗部が局部的に高温になることがなく、当
該電気抵抗部の全長にわたって同じように一斉に発熱す
るから、電気抵抗部に断線が発生することを確実に低減
できると共に、前記電気抵抗部における長手方向の両端
部の温度が低くなることを前記先行技術の場合よりも大
幅に改善できるのである。
【0014】しかし、このように構成した場合において
も、前記電気抵抗部のうちその長手方向の両端の部分に
おける温度は、大気中への放熱によって、当該電気抵抗
部のうちその長手方向の中央の部分における温度よりも
低くなる傾向を呈する。この点を更に改善したのが「請
求項2〜5」であり、「請求項2」に記載したように構
成すると、前記電気抵抗部を構成する各発熱ドットのう
ち電気抵抗部の両端の部分における各発熱ドットの抵抗
値は、電気抵抗部の中央の部分における発熱ドットの抵
抗値よりも低くなって、発熱量が増大するから、前記電
気抵抗部のうちその両端の部分における温度が、当該電
気抵抗部における中央の部分よりも低くなる傾向を解消
することができる。
【0015】次に、「請求項3」に記載したように構成
すると、補助電気抵抗部が発熱することになるから、こ
れによって、前記電気抵抗部のうちその両端の部分にお
ける温度が、当該電気抵抗部における中央の部分よりも
低くなる傾向を解消することができる。また、「請求項
4」に記載したように構成すると、前記「請求項2」の
場合と同様に、前記電気抵抗部を構成する各発熱ドット
のうち電気抵抗部の両端の部分における各発熱ドットの
抵抗値は、電気抵抗部の中央の部分における発熱ドット
の抵抗値よりも低くなって、発熱量が増大するから、前
記電気抵抗部のうちその両端の部分における温度が、当
該電気抵抗部における中央の部分よりも低くなる傾向を
解消することができる。
【0016】更にまた、「請求項5」に記載したように
構成すると、通電導体部の両端部に通電端子部を介して
印加した電圧は、通電導体部の長手方向に沿って流れる
途中において、当該通電導体部における固有抵抗のため
に次第に降下することにより、前記電気抵抗部の中央の
部分における各発熱ドットに対する印加電圧が、電気抵
抗部の両端の部分における各発熱ドットに対する印加電
圧よりも低くなって、前記電気抵抗部の中央の部分にお
ける各発熱ドットの発熱温度が低くなるから、前記電気
抵抗部のうちその両端の部分における温度が、当該電気
抵抗部における中央の部分よりも低くなる傾向を解消す
ることができる。
【0017】ところで、前記の各請求項において、発熱
する部分の領域を、絶縁基板の幅方向に拡張するには、
前記電気抵抗部の幅寸法を、当該電気抵抗部の全長にわ
たって広幅に構成するのであるが、しかし、前記電気抵
抗部をその全長にわたって広幅に構成した場合には、幅
方向の両端部における温度が、大気中への放熱によっ
て、幅方向の中央部における温度よりも低くなる傾向を
呈するから、幅方向に沿っての温度分布が不揃いなる。
【0018】この点を改善したのが「請求項6」であ
り、この「請求項6」に記載したように構成すると、複
数本の電気抵抗部の各々が発熱することにより、発熱す
る部分の領域を、絶縁基板の幅方向に拡張することがで
きると共に、絶縁基板の幅方向の温度分布を平均化する
ことができる。なお、この「請求項6」に対しても、前
記「請求項2」に記載したように、第1電極部と第2電
極部との間のピッチ間隔を電気抵抗部における両端の部
分において部分的に狭くすること、又は、前記「請求項
3」に記載したように、補助電気抵抗部を電気抵抗部に
おける両端の部分に部分的に設けること、或いは、前記
「請求項4」に記載したように、前記抵抗部の幅寸法を
当該電気抵抗部における両端の部分において部分的に広
くすること、若しくは、前記「請求項5」に記載したよ
うに、両通電導体部の両端に、各々通電端子部を形成す
る一方、前記両通電導体部における幅寸法を、これらの
長手方向の中央部に向かって次第に狭幅寸法となるよう
に形成することを、各々適宜適用することによって、電
気抵抗部の長手方向に沿っての温度分布の平均化を図る
ことができることは言うまでもない。
【0019】一方、このように耐熱性の絶縁基板の上面
に、電気抵抗部を形成して成る加熱体においては、前記
絶縁基板の上面に、先づ蓄熱作用を有するグレーズ層を
形成し、このグレーズ層の上面に、前記電気抵抗部を形
成するのが一般的であり、また、その電源には、交流源
電を使用するのが一般的である。しかし、絶縁基板の上
面に、電気抵抗部をグレーズ層を介して形成したもの
に、交流電源を適用した場合、前記電気抵抗部は、交流
電源の周波数に応じて電圧が繰り返して印加され、電圧
が印加したとき前記電気抵抗部で発生する熱は、グレー
層の蓄熱作用によって全て当該電気抵抗部の温度上昇に
供されて、その表面温度が大幅に高くなり、次に、電圧
の印加が停止したとき表面温度が下がると言うように、
前記電気抵抗部の表面温度が瞬間的に著しく高くなるか
ら、温度の変動が大きいばかりか、電気抵抗部の耐久性
が低下することになる。
【0020】この点を改善したのが「請求項7」であ
り、この「請求項7」に記載したように、その電気抵抗
部、各通電導体部及び各電極部のうち少なくとも電気抵
抗部を、絶縁基板の上面に対して直接的に形成する構成
にすると、前記電気抵抗部が、交流電源による電圧の印
加にて発生する熱の一部は、蓄熱作用を受けることな
く、絶縁基板側に速やかに逃げることになり、換言する
と、電気抵抗部で発生した熱の全てが当該電気抵抗部の
温度上昇に供することを防止できるから、前記電気抵抗
部の表面温度が瞬間的に高くなる度合いを大幅に低減で
きるのである。
【0021】
【発明の効果】従って、本発明によると、電気抵抗部の
一部破損によって、全体が発熱作用しなくなる事態が発
生することを解消することができるのであり、しかも、
繰り返しの使用によって前記電気抵抗部に断線が発生す
ることを低減できると共に、長手方向に沿って温度分布
を平均化できるから、加熱体における信頼性及び耐久性
を大幅に向上できるのである。
【0022】そして、「請求項2〜5」のように構成す
ることにより、高い耐久性を維持した状態で、前記電気
抵抗部における長手方向に沿っての温度分布をより正確
に平均化できる。更に、「請求項6」のように構成する
ことにより、高い耐久性を維持した状態で、発熱領域を
幅方向に拡張できると共に、幅方向の温度を平均化でき
る。
【0023】また、「請求項7」のように構成すること
により、交流電源を使用した場合における耐久性を向上
できる。一方、「請求項8」に記載したように、本発明
の加熱体を、複写機又は電子写真式プリンター等におけ
るトナー定着部等のOA機器における加熱部に使用する
ことにより、OA機器で取り扱う用紙を確実に加熱する
ことができるから、OA機器における加熱装置の耐久性
と信頼性とを向上できる効果を奏する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。図1〜図3は、前記第1の目的を達成するための実
施例を示し、この図において符号1は、セラミック等の
耐熱性材料にて長方形状に形成した絶縁基板を示し、該
絶縁基板1の上面には、適宜幅寸法の電気抵抗部2を、
ライン状に延びるように形成すると共に、一端部に交流
電源10に対する通電端子部4を備えた第1通電導体部
3と、同じく一端部に交流電源10に対する通電端子部
6を備えた第2通電導体部5とを、前記ライン状電気抵
抗部2の左右両側に沿って帯状に延びるように形成す
る。
【0025】更に、前記絶縁基板1の上面には、前記第
1通電導体部3と前記電気抵抗部2とを接続する多数本
の第1電極部7を前記電気抵抗部2の長手方向に沿って
適宜ピッチPの間隔で形成すると共に、前記電気抵抗部
2のうち前記各第1電極部7の中間の部位と前記第2通
電導体部5とを接続する多数本の第2電極部8を形成す
る。なお、符号9は、全体を覆うガラス等の保護膜であ
る。
【0026】この場合において、前記各通電導体部3,
5及び各電極部7,8は、前記絶縁基板1の上面に対し
て、金又は銀の薄膜を、蓄熱作用するグレーズ層を介す
ることなく、直接的に塗着したのち、所定のパターンを
焼き付けし、エッチングすると言ういわゆるフォトリソ
方法にて形成する。また、前記電気抵抗部2は、前記各
通電導体部3,5及び各電極部7,8をフォトリソ方法
にて形成したあとにおいて、絶縁基板1の上面に、酸化
ルテニウム又は銀・パラジウム合金のペーストをライン
状に塗着したのち焼成することによって形成される。
【0027】このように構成すると、電気抵抗部2のう
ち第1通電導体部3に連通する各第1電極部7と、第2
通電導体部5に連通する各第2電極部8との間における
長さp(p=1/2×P)の部分が、一つの発熱ドット
になり、この各発熱ドットが一列状に並ぶと同時に、こ
の各発熱ドットの各々が、前記第1通電導体部3と第2
通電導体部5とに対する通電によって、独立して発熱す
ることになり、換言すると、前記各発熱ドットの各々
は、前記第1通電導体部3と第2通電導体部5とに対し
て並列状に接続された状態で、一列状に並んで、その全
体として、前記電気抵抗部2を構成することになる。
【0028】従って、ライン状電気抵抗部2のうち一つ
の発熱ドットが損傷した場合には、当該一つの発熱ドッ
トのみが発熱しないだけであって、他の発熱ドットに対
する通電、つまり、電気抵抗部2の全体に全体に対する
通電が遮断されることがないから、ライン状電気抵抗部
2の一部の損傷によって、当該ライン状電気抵抗部2の
全体が発熱作用しなくなることを防止できるのであり、
しかも、電気抵抗部2に対して局部的に大電流が流れる
ことがなく、換言すると、電気抵抗部2が局部的に高温
になることがなく、当該電気抵抗部2の全長にわたって
同じように一斉に発熱するから、電気抵抗部2に断線が
発生することを確実に低減できると共に、前記電気抵抗
部2における長手方向の両端部の温度が低くなることを
前記先行技術の場合よりも大幅に改善できるのである。
【0029】この場合において、前記各電極部7,8
を、前記図1及び図3に示すように櫛歯状に形成するこ
とに代えて、図4に示すように、鋸歯状の電極部7a,
8aに形成すると、この各電極部7a,8aを、前記フ
ォトリソ方法によることなく、マスク印刷によって形成
することができるのであり、このことは、以下に述べる
各実施例に対しても適用することができる。
【0030】また、前記電気抵抗部2、両通電導体部
3,5及び各電極部7,8は、絶縁基板1の上面に対し
て直接的に形成することに代えて、前記絶縁基板1の上
面に予め形成したグレーズ層の上面に対して形成するよ
うに構成しても良いが、本発明者達の実験によると、前
記電気抵抗部2、両通電導体部3,5及び各電極部7,
8を、絶縁基板1に対して前記のようにグレーズ層を介
して形成したものに対して、交流電源10を印加した場
合において、その電気抵抗部2の表面温度を時間ごとに
測定したところ、前記電気抵抗部2の表面温度は、図5
に示すように大きく鋸歯状に変動することになり、表面
温度の最大値Tmと最小値Tnとの温度差は、200℃
に達するのであった。
【0031】これに対して、前記電気抵抗部2、両通電
導体部3,5及び各電極部7,8は、絶縁基板1の上面
に対して直接的に形成して、これに交流電源10を印加
した場合において、その電気抵抗部2の表面温度を時間
ごとに測定したところ、前記電気抵抗部2の表面温度
は、図6に示すように鋸歯状に変動するものの、表面温
度の最大値Tmと最小値Tnとの温度差は、100℃に
低減できるのであった。また、このことは、以下に述べ
る各実施例に対しても適用できる。
【0032】図7〜図10は、前記第2の目的を達成す
るための実施例を示すものである。この各図のうち図7
は、前記各第1電極部7と各第2電極部8との間の間隔
ピッチを、電気抵抗部2の全長にわたってpの一定とす
ることなく、前記電気抵抗部2における長手方向の中央
部の長さL1 の部分を除いて、その両側の適宜長さのL
2 の部分における間隔ピッチを、前記pよりも狭いp1
に形成したものである。
【0033】すなわち、前記第1電極部7と第2電極部
8との間の間隔ピッチを、電気抵抗部2の全長にわたっ
てpの一定とした場合には、前記各第1電極部7と各第
2電極部8との間における各発熱ドットの発熱量が略同
じであるから、前記電気抵抗部2のうちその長手方向の
両端の部分における温度は、大気中への放熱によって、
当該電気抵抗部2のうちその長手方向の中央の部分にお
ける温度よりも低くなる傾向を呈し、前記電気抵抗部2
の長手方向に沿っての温度分布が不揃いになる。
【0034】従って、前記電気抵抗部2における長手方
向に沿っての全体の温度が必要温度を越えるようにする
ためには、その温度特性を、図7に二点鎖線Aで示すよ
うに設定しなければならず、すると、長手方向に沿って
の中央部の温度が、必要温度よりも大幅に高くなるか
ら、前記電気抵抗部2における耐久性の低下を招来する
ことになる。
【0035】これに対して、前記のように、各第1電極
部7と各第2電極部8との間の間隔ピッチを、電気抵抗
部2の全長にわたってpの一定とすることなく、前記電
気抵抗部2における長手方向の中央部の長さL1 の部分
を除いて、その両側の適宜長さのL2 の部分における間
隔ピッチを、前記pよりも狭いp1 に形成した場合に
は、前記狭い間隔ピッチp1 の部分における各発熱ドッ
トの抵抗値が、電気抵抗部2の中央の部分における発熱
ドットの抵抗値よりも低くなって、発熱量が増大するか
ら、前記電気抵抗部2のうちその両端の部分における温
度が、当該電気抵抗部2における長手方向に沿っての中
央の部分よりも低くなる傾向を解消することができ、そ
の結果、温度特性は、図7に実線Bで示すようになるか
ら、長手方向に沿う中央部の温度を、必要温度に近付け
ることができると共に、長手方向に沿っての温度分布を
平均化できるのである。
【0036】図8は、前記電気抵抗部2における両端の
部分に、当該電気抵抗部2とを同じ材料製の補助電気抵
抗部11を、当該電気抵抗部2に沿って部分的に延びる
ように形成したものであり、この補助電気抵抗部11
も、前記電気抵抗部2と同時に発熱することになるか
ら、これによって、前記電気抵抗部2のうちその長手方
向の両端の部分における温度が、当該電気抵抗部2にお
ける中央の部分よりも低くなる傾向を解消することがで
きる。
【0037】図9は、前記電気抵抗部2における幅寸法
を、その全長にわたって一定することなく、中央部から
両端部に向かって次第に広幅になるように形成したもの
であり、この構成にしたことにより、前記電気抵抗部2
を構成する各発熱ドットのうち電気抵抗部2の両端の部
分における各発熱ドットの抵抗値が、電気抵抗部2の中
央の部分における発熱ドットの抵抗値よりも低くなっ
て、発熱量が増大するから、前記電気抵抗部2のうちそ
の長手方向の両端の部分における温度が、当該電気抵抗
部2における中央の部分よりも低くなる傾向を解消する
ことができる。
【0038】図10は、第1通電導体部3及び第2通電
導体部5の両端の各々に、交流電源10に対する通電端
子部4a,4b、6a,6bを形成する一方、前記第1
通電導体部3及び第2通電導体部5における幅寸法を、
これらの長手方向の中央部に向かって次第に狭幅寸法と
なるように形成したものであり、この構成によると、両
通電導体部3,5の両端部に印加した電圧は、両通電導
体部3,5の長手方向に沿って流れる途中において、当
該通電導体部3,5における固有抵抗のために次第に降
下することにより、前記電気抵抗部2の中央の部分にお
ける各発熱ドットに対する印加電圧が、電気抵抗部2の
両端の部分における各発熱ドットに対する印加電圧より
も低くなって、前記電気抵抗部2の中央の部分における
各発熱ドットの発熱温度が低くなるから、前記電気抵抗
部2のうちその長手方向の両端の部分における温度が、
当該電気抵抗部2における中央の部分よりも低くなる傾
向を解消することができる。この場合、第1通電導体部
3及び第2通電導体部5のうちいずれか一方の通電導体
部の幅寸法のみを、その長手方向の中央部に向かって次
第に狭幅寸法となるように形成して、その両端部に通電
端子部を設ける構成にしても良いのである。
【0039】もちろん、前記前記図7〜図10に示すも
のを、適宜組み合わせたものに構成しても良いことは言
うまでもない。次に、図11及び図12は、前記第3の
目的を達成するための実施例を示すものであり、前記各
実施例における電気抵抗部2を、第1電気抵抗部2a
と、第2電気抵抗部2bとの二本に構成する(勿論、三
本以上の複数本に構成しても良い)一方、第1通電導体
3における各第1電極部7と、第2通電導体部5におけ
る各第2電極部8との両方を、前記両電気抵抗部2a,
2bに対して接続するように構成したものである。
【0040】すなわち、発熱する部分の領域を、絶縁基
板1の幅方向に拡張するには、前記図1に示す電気抵抗
部2の幅寸法を、当該電気抵抗部2の全長にわたって広
幅に構成するのであるが、しかし、前記電気抵抗部2を
その全長にわたって広幅に構成した場合には、幅方向の
両端部における温度が、大気中への放熱によって、幅方
向の中央部における温度も低くなる傾向を呈するから、
幅方向に沿っての温度分布が不揃いなる。
【0041】従って、前記図1に示す電気抵抗部2をそ
の全長にわたって広幅した場合において、その幅方向の
全体の温度が必要温度を越えるようにするためには、そ
の温度特性を、図12に二点鎖線Cで示すように設定し
なければならず、すると、幅方向の中央部の温度が、必
要温度よりも大幅に高くなるから、前記電気抵抗部2に
おける耐久性の低下を招来することになる。
【0042】これに対して、前記電気抵抗部2を、前記
図11及び図12に示すように、第1電気抵抗部2a
と、第2電気抵抗部2bとの二本に構成した場合には、
両電気抵抗部2a,2bの各々が発熱することにより、
その両電気抵抗部2a,2bの各々における温度特性が
図12に実線Da,Dbで示すようになるから、発熱す
る部分の領域を、絶縁基板2の幅方向に拡張することが
できるものでありながら、幅方向の中央部の温度を必要
温度に近付けることができると共に、幅方向の温度分布
を平均化できるのである。
【0043】また、電気抵抗部を、複数本の電気抵抗部
2a,2bに構成した場合、前記各電気抵抗部2a,2
bのうちその長手方向の両端の部分における温度が、長
手方向の中央の部分よりも低くなる傾向を解消するに
は、図13に示すように、第1電極部7と第2電極部8
との間隔ピッチを、両電気抵抗部2a,2bにおける長
手方向の両端の部分において、前記図7と同様に、部分
的に狭くするとか、又は、図14に示すように、両電気
抵抗部2a,2bにおける長手方向の両端の部分に、前
記図8と同様に、補助電気抵抗部11aを部分的に設け
るとか、或いは、図15に示すように、前記両電気抵抗
部2a,2bのうちいずれか一方又は両方における幅寸
法を、前記図9と同様に、その長手方向の両端の部分に
おいて部分的に広幅寸法に構成するようにすれば良いの
である。
【0044】更にまた、前記と同様の目的に対しては、
図16に示すように、第1通電導体部3及び第2通電導
体部5のうちいずれか一方又は両方における幅寸法を、
前記図10と同様に、その長手方向の中央部に向かって
狭幅寸法となるように形成して、その両端に交流電源1
0に対する通電端子部4a,4b、6a,6bを設ける
構成にしても良いのであり、又は、図17に示すよう
に、両電気抵抗部2a,2bの間に、第3通電導体部1
2を設けた形態に構成しても良いのである。
【0045】そして、図18は、トナーを使用した複写
機の斜視図であり、この図において、符号13は、用紙
14に対する転写ローラを示し、この転写ローラ13に
て印字された用紙14を、加熱装置15にて加熱・定着
するものであり、前記加熱装置15として、前記各実施
例に記載した加熱体を使用したものであり、前記各実施
例における発熱体に対して、用紙14を、移送しながら
接触するか、或いは、近接するように構成することによ
り、当該用紙14を、その幅方向に沿って略同じ温度に
加熱することができるのであり、また、同様にして、電
子写真式プリンターにおけるトナー定着部等のように、
各種OA機器における加熱装置に適用できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施例を示す平面図であ
る。
【図2】図1のII−II視拡大断面図である。
【図3】本発明における第1実施例を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明における第2実施例を示す平面図であ
る。
【図5】電気抵抗部を、絶縁基板の上面にグレーズ層を
介して形成した場合において、前記電気抵抗部の表面温
度を示す図である。
【図6】電気抵抗部を、絶縁基板の上面に直接的に形成
した場合において、前記電気抵抗部の表面温度を示す図
である。
【図7】本発明における第3実施例を示す平面図であ
る。
【図8】本発明における第4実施例を示す平面図であ
る。
【図9】本発明における第5実施例を示す平面図であ
る。
【図10】本発明における第6実施例を示す平面図であ
る。
【図11】本発明における第7実施例を示す平面図であ
る。
【図12】図11のXII −XII 視拡大断面図である。
【図13】本発明における第8実施例を示す平面図であ
る。
【図14】本発明における第9実施例を示す平面図であ
る。
【図15】本発明における第10実施例を示す平面図で
ある。
【図16】本発明における第11実施例を示す平面図で
ある。
【図17】本発明における第12実施例を示す平面図で
ある。
【図18】複写機の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 絶縁基板 2,2a,2b 電気抵抗部 3,5,12 通電導体部 4,4a,4b,6,6a,6b 通電端子部 7,7a,8,8a 電極部 10 交流電源 11,11a 補助電気抵抗部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大山 真吾 京都市右京区西院溝崎町21番地 ローム株 式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耐熱性の絶縁基板の上面に、電気抵抗部を
    ライン状に延びるように形成すると共に、第1通電導体
    部と、第2通電導体部とを、前記電気抵抗部に沿って帯
    状に延びるように形成し、更に、前記絶縁基板の上面
    に、前記第1通電導体部と前記電気抵抗部とを接続する
    多数本の第1電極部を前記電気抵抗部の長手方向に沿っ
    て適宜ピッチの間隔で形成すると共に、前記電気抵抗部
    のうち前記各第1電極部間の部位と前記第2通電導体部
    とを接続する多数本の第2電極部を形成したことを特徴
    とする加熱体の構造。
  2. 【請求項2】前記「請求項1」において、その各第1電
    極部と各第2電極部とのピッチ間隔を、前記電気抵抗部
    における両端の部分において部分的に狭くしたことを特
    徴とする加熱体の構造。
  3. 【請求項3】前記「請求項1」において、その電気抵抗
    部における両端の部分に、当該電気抵抗部に沿って延び
    る補助電気抵抗部を部分的に形成したことを特徴とする
    加熱体の構造。
  4. 【請求項4】前記「請求項1」において、その電気抵抗
    部の幅寸法を、当該電気抵抗部における両端の部分で部
    分的に広幅寸法に形成したことを特徴とする加熱体の構
    造。
  5. 【請求項5】前記「請求項1」において、その第1通電
    導体部及び第2通電導体部のうちいずれか一方又は両方
    における幅寸法を、その長手方向の中央部に向かって狭
    幅寸法となるように成形して、その両端に電源に対する
    通電端子部を設けたことを特徴とする加熱体の構造。
  6. 【請求項6】耐熱性の絶縁基板の上面に、ライン状に構
    成した少なくとも二本以上の複数本の電気抵抗部を互い
    略平行に延びるように形成すると共に、少なくとも第1
    通電導体部と第2通電導体部とを、前記電気抵抗部に沿
    って帯状に延びるように形成し、更に、前記絶縁基板の
    上面に、前記第1通電導体部と前記各電気抵抗部とを接
    続する多数本の第1電極部を前記各電気抵抗部の長手方
    向に沿って適宜ピッチの間隔で形成すると共に、前記各
    電気抵抗部のうち前記各第1電極部間の部位と前記第2
    通電導体部とを接続する多数本の第2電極部を形成した
    ことを特徴とする加熱体の構造。
  7. 【請求項7】前記「請求項1〜6」のうちいずれか一つ
    において、その電気抵抗部、各通電導体部及び各電極部
    のうち少なくとも電気抵抗部を、絶縁基板の上面に対し
    て直接的に形成したことを特徴とする加熱体の構造。
  8. 【請求項8】複写機又は電子写真式プリンター等におけ
    るトナー定着部等のOA機器における加熱部に、前記
    「請求項1〜7」のいずれか一つに記載した加熱体を使
    用したことを特徴とするOA機器の加熱装置。
JP3186351A 1991-07-25 1991-07-25 加熱体の構造及びoa機器の加熱装置 Expired - Fee Related JP2777488B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3186351A JP2777488B2 (ja) 1991-07-25 1991-07-25 加熱体の構造及びoa機器の加熱装置
US07/904,044 US5285049A (en) 1991-07-25 1992-06-18 Heater for sheet material

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3186351A JP2777488B2 (ja) 1991-07-25 1991-07-25 加熱体の構造及びoa機器の加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0529066A true JPH0529066A (ja) 1993-02-05
JP2777488B2 JP2777488B2 (ja) 1998-07-16

Family

ID=16186841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3186351A Expired - Fee Related JP2777488B2 (ja) 1991-07-25 1991-07-25 加熱体の構造及びoa機器の加熱装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5285049A (ja)
JP (1) JP2777488B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06250539A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Canon Inc 加熱装置
JP2006012444A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Harison Toshiba Lighting Corp セラミックヒータ、加熱装置、画像形成装置
JP2011016334A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Hideo Taniguchi 加熱ヘッドならびにそれを用いた加熱装置および加熱方法
JP2015187706A (ja) * 2014-03-14 2015-10-29 アルプス電気株式会社 定着機用加熱ヒータ
JP2016029480A (ja) * 2014-07-24 2016-03-03 キヤノン株式会社 ヒータ、及びこれを備えた画像加熱装置
US9513592B2 (en) 2014-09-09 2016-12-06 Canon Kabushiki Kaisha Heater, image heating apparatus including the heater and manufacturing method of the heater
JP2019012634A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 キヤノン株式会社 ヒータおよび定着装置
JP2019091003A (ja) * 2017-11-14 2019-06-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 加熱器および定着装置並びに画像形成装置
JP2021184114A (ja) * 2016-06-20 2021-12-02 東芝テック株式会社 ヒータおよび画像形成装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6084208A (en) * 1993-02-26 2000-07-04 Canon Kabushiki Kaisha Image heating device which prevents temperature rise in non-paper feeding portion, and heater
US5424767A (en) * 1993-03-02 1995-06-13 Tektronix, Inc. Apparatus and method for heating ink to a uniform temperature in a multiple-orifice phase-change ink-jet print head
JPH0829955A (ja) * 1994-07-15 1996-02-02 Fuji Photo Film Co Ltd 画像記録装置
US5635964A (en) * 1995-01-18 1997-06-03 Tektronix, Inc. Ink-jet print head having improved thermal uniformity
DE19717545A1 (de) * 1997-02-27 1998-09-03 Deutsche Telekom Ag Optoelektronisches Bauelement mit räumlich einstellbarer Temperaturverteilung
FR2802761B1 (fr) 1999-12-17 2002-03-08 Jean Claude Couraud Peinture chauffante
FR2805705A1 (fr) * 2000-02-24 2001-08-31 Canon Res Ct France Sa Unite de chauffage, notamment de fixation de toner
US7595716B2 (en) * 2006-02-03 2009-09-29 Murata Manufacturing Co., Ltd. Electronic component and method for manufacturing the same
US7587162B2 (en) * 2007-09-13 2009-09-08 Xerox Corporation Multi-tap series ceramic heater cold spot compensation
JP6486039B2 (ja) * 2014-09-09 2019-03-20 キヤノン株式会社 ヒータ、及びこれを備えた画像加熱装置、製造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5415335U (ja) * 1977-07-01 1979-01-31
JPS5543751A (en) * 1978-09-21 1980-03-27 Tokyo Shibaura Electric Co Plane heating element
JPH02186585A (ja) * 1988-11-22 1990-07-20 Toshiba Lighting & Technol Corp 加熱体
JPH03163779A (ja) * 1990-10-24 1991-07-15 Toshiba Lighting & Technol Corp 加熱体

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2288232A (en) * 1941-06-09 1942-06-30 Edward A Driscoll Electric heating pad
GB732437A (en) * 1951-10-03 1955-06-22 Technograph Printed Circuits L Electric circuit components
US3287684A (en) * 1964-02-27 1966-11-22 Motson Services Inc Electrical heating device
US3621441A (en) * 1969-07-17 1971-11-16 Western Electric Co Film resistor adjustable by isolating portions of the film
JPS5824124B2 (ja) * 1978-10-05 1983-05-19 松下電器産業株式会社 頭髪調整具
JPS5970592A (ja) * 1982-10-18 1984-04-21 Hitachi Ltd 感熱ヘツド
JPS60217174A (ja) * 1984-04-11 1985-10-30 Sharp Corp サ−マルプリントヘツド
JPS6127267A (ja) * 1984-07-18 1986-02-06 Sharp Corp 感熱記録ヘツド
EP0360418B1 (en) * 1988-08-25 1995-02-15 Toshiba Lighting & Technology Corporation Strip heater

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5415335U (ja) * 1977-07-01 1979-01-31
JPS5543751A (en) * 1978-09-21 1980-03-27 Tokyo Shibaura Electric Co Plane heating element
JPH02186585A (ja) * 1988-11-22 1990-07-20 Toshiba Lighting & Technol Corp 加熱体
JPH03163779A (ja) * 1990-10-24 1991-07-15 Toshiba Lighting & Technol Corp 加熱体

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06250539A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Canon Inc 加熱装置
JP2006012444A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Harison Toshiba Lighting Corp セラミックヒータ、加熱装置、画像形成装置
JP2011016334A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Hideo Taniguchi 加熱ヘッドならびにそれを用いた加熱装置および加熱方法
JP2015187706A (ja) * 2014-03-14 2015-10-29 アルプス電気株式会社 定着機用加熱ヒータ
JP2016029480A (ja) * 2014-07-24 2016-03-03 キヤノン株式会社 ヒータ、及びこれを備えた画像加熱装置
US9488938B2 (en) 2014-07-24 2016-11-08 Canon Kabushiki Kaisha Heater and image heating apparatus including the same
US9513592B2 (en) 2014-09-09 2016-12-06 Canon Kabushiki Kaisha Heater, image heating apparatus including the heater and manufacturing method of the heater
JP2021184114A (ja) * 2016-06-20 2021-12-02 東芝テック株式会社 ヒータおよび画像形成装置
JP2019012634A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 キヤノン株式会社 ヒータおよび定着装置
JP2019091003A (ja) * 2017-11-14 2019-06-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 加熱器および定着装置並びに画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5285049A (en) 1994-02-08
JP2777488B2 (ja) 1998-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0529066A (ja) 加熱体の構造及びoa機器の加熱装置
JPH0529067A (ja) 加熱体の構造及びoa機器の加熱装置
KR960012761B1 (ko) 시이트재료를 가열하기 위한 히터
US7940158B2 (en) Chip resistor and its manufacturing method
KR970006298B1 (ko) 화상 가열 장치 및 가열기
US5162635A (en) Heater
JP6108163B2 (ja) 面状発熱体
JP2600835B2 (ja) 定着用加熱体、定着装置および画像形成装置
JP3547779B2 (ja) 加熱ヒータおよびこれを用いた加熱装置
JP6589434B2 (ja) ヒータおよび画像形成装置
JP2740207B2 (ja) 定着用加熱体、定着装置および事務用機器
JPH07108694A (ja) サーマルヘッド及びこれを用いた印字装置
KR970007640B1 (ko) 시이트재료에 사용되는 히터의 저항값 조절방법
JP3630701B2 (ja) ヒーター、定着装置及び定着装置組込機器
JP2712742B2 (ja) ヒータおよび画像形成装置
JP2932554B2 (ja) トナー定着用ヒータおよび発熱体の通電発熱方法
JPH0529068A (ja) 加熱体の構造及びoa機器の加熱装置
JPS61211059A (ja) サ−マルプリントヘツド
JPH0611981A (ja) ライン型加熱体の構造
JPH06282188A (ja) 加熱ヒーター装置
CN100404271C (zh) 热敏头
JPH08153571A (ja) 加熱体、定着装置および画像形成装置
JPH07282956A (ja) 加熱ヒータ
JP2005225053A (ja) サーマルヘッド
JP2018063801A (ja) ヒータ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080501

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090501

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100501

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees