JPH05289094A - 液晶表示モジュール - Google Patents
液晶表示モジュールInfo
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- JPH05289094A JPH05289094A JP9091092A JP9091092A JPH05289094A JP H05289094 A JPH05289094 A JP H05289094A JP 9091092 A JP9091092 A JP 9091092A JP 9091092 A JP9091092 A JP 9091092A JP H05289094 A JPH05289094 A JP H05289094A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コモン電極が多数に分割される表示セルにお
いて、セルのコモン電極とコモン電極端子とを接続する
接続スペースを最小限に抑える。 【構成】 表示セル(10)と接続されるフレキシブル
基板(20)上にセグメント信号用配線(21)、デー
タ信号用配線(22)、第1、第2のコモン信号用配線
(23A)(23B)及び第1の冗長配線(24)を設
け、そしてマザー基板(30)上に第2の冗長配線(3
2)を設けて、フレキシブル基板(20)上に搭載した
駆動IC(25)から出力されるコモン信号を2径路に
分岐させて表示セル(10)の両端からコモン信号をコ
モン電極(14)に供給する。
いて、セルのコモン電極とコモン電極端子とを接続する
接続スペースを最小限に抑える。 【構成】 表示セル(10)と接続されるフレキシブル
基板(20)上にセグメント信号用配線(21)、デー
タ信号用配線(22)、第1、第2のコモン信号用配線
(23A)(23B)及び第1の冗長配線(24)を設
け、そしてマザー基板(30)上に第2の冗長配線(3
2)を設けて、フレキシブル基板(20)上に搭載した
駆動IC(25)から出力されるコモン信号を2径路に
分岐させて表示セル(10)の両端からコモン信号をコ
モン電極(14)に供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示モジュールに
関し、特に表示セル、TAB及びPCBを接続する場合
における液晶表示モジュールの改良に関する。
関し、特に表示セル、TAB及びPCBを接続する場合
における液晶表示モジュールの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示モジュールは図2に示す
如く、表示セル(51)と、そのセル(51)に接続さ
れるフレキシブル基板(以下TABという)(52)と
TAB(52)に接続されるPCB等のマザー基板(5
3)とで構成される。表示セル(51)は二枚のガラス
基板(54)(55)からなり、その基板(54)(5
5)上には複数のセグメント電極(56)、コモン電極
(57)が形成されている。セグメント電極(56)が
形成された基板(54)は他方の基板(55)よりもそ
の一端が突出する様に形成され、その突出された領域
(58)にはセグメント電極(56)から延在されたセ
グメント電極端子(56A)及びコモン電極(57)を
接続されるコモン電極端子(57A)が形成されてい
る。
如く、表示セル(51)と、そのセル(51)に接続さ
れるフレキシブル基板(以下TABという)(52)と
TAB(52)に接続されるPCB等のマザー基板(5
3)とで構成される。表示セル(51)は二枚のガラス
基板(54)(55)からなり、その基板(54)(5
5)上には複数のセグメント電極(56)、コモン電極
(57)が形成されている。セグメント電極(56)が
形成された基板(54)は他方の基板(55)よりもそ
の一端が突出する様に形成され、その突出された領域
(58)にはセグメント電極(56)から延在されたセ
グメント電極端子(56A)及びコモン電極(57)を
接続されるコモン電極端子(57A)が形成されてい
る。
【0003】コモン電極端子(57A)は基板(54)
の1つの領域、即ち、セルの非表示領域(60)に延在
され、コモン電極(58)とAgペースト等で接続され
る。基板(54)に設けられた端子(56A)(57
A)上にTAB(52)が接続され、TAB(52)を
マザー基板(53)上に形成されたパターン(58)と
接続することにより、マザー基板(53)上に搭載した
コントローラ(図示しない)から供給される表示データ
に基づいて、TAB(52)上に搭載した液晶駆動用I
C(59)から所定のセグメント信号及びコモン信号が
セグメント電極(56)及びコモン電極(57)に出力
され、所定の表示が行われるものである。
の1つの領域、即ち、セルの非表示領域(60)に延在
され、コモン電極(58)とAgペースト等で接続され
る。基板(54)に設けられた端子(56A)(57
A)上にTAB(52)が接続され、TAB(52)を
マザー基板(53)上に形成されたパターン(58)と
接続することにより、マザー基板(53)上に搭載した
コントローラ(図示しない)から供給される表示データ
に基づいて、TAB(52)上に搭載した液晶駆動用I
C(59)から所定のセグメント信号及びコモン信号が
セグメント電極(56)及びコモン電極(57)に出力
され、所定の表示が行われるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来構造のモジ
ュールでは、上述した如く、コモン電極端子(57A)
が基板(54)の1カ所に集中して配置されるために以
下の課題を有する。 即ち、コモン電極端子(57A)とコモン電極(5
7)とを接続するための引き回し線(57B)を引き回
すためスペース及びその引き回し線(57B)とコモン
電極(57)とを接続するAgペースト接続面積を確保
するためのスペースが必要となり、表示セル(51)の
非表示領域(60)が大きくなり、セル(51)自体の
小型に限界があった。この課題は、特にコモン電極(5
7)を多数に分割した場合であって、最小限のセルサイ
ズに設定する場合に発生していた。即ち、Agペースト
の接続径は約1.5〜2.0mm位必要であるため、A
gペーストの点数が増加するに従い非表示領域(60)
を大きくしなければならないためである。
ュールでは、上述した如く、コモン電極端子(57A)
が基板(54)の1カ所に集中して配置されるために以
下の課題を有する。 即ち、コモン電極端子(57A)とコモン電極(5
7)とを接続するための引き回し線(57B)を引き回
すためスペース及びその引き回し線(57B)とコモン
電極(57)とを接続するAgペースト接続面積を確保
するためのスペースが必要となり、表示セル(51)の
非表示領域(60)が大きくなり、セル(51)自体の
小型に限界があった。この課題は、特にコモン電極(5
7)を多数に分割した場合であって、最小限のセルサイ
ズに設定する場合に発生していた。即ち、Agペースト
の接続径は約1.5〜2.0mm位必要であるため、A
gペーストの点数が増加するに従い非表示領域(60)
を大きくしなければならないためである。
【0005】また、従来のモジュール構造では、上述
したように、セル(51)の1つの片側に引き回し線
(57B)及びAgペースト接続領域が集中し、非表示
領域(60)が大きくなることから、セル(51)の表
示領域がセルの中心からズレるために、セルを取付ける
AV機器等の電子機器において取付に関して制約が発生
し、取付面での問題もある。
したように、セル(51)の1つの片側に引き回し線
(57B)及びAgペースト接続領域が集中し、非表示
領域(60)が大きくなることから、セル(51)の表
示領域がセルの中心からズレるために、セルを取付ける
AV機器等の電子機器において取付に関して制約が発生
し、取付面での問題もある。
【0006】上述したの課題は、TAB(52)上
に搭載した駆動IC(59)のコモン信号の出力端子が
異なる方向から導出するものであれば何ら問題は生じな
いが、駆動用IC(59)のコモン信号の出力端子は略
全て同一の一辺から導出されたものであり、上述した如
く、問題は現段階では解決することができないものであ
る。
に搭載した駆動IC(59)のコモン信号の出力端子が
異なる方向から導出するものであれば何ら問題は生じな
いが、駆動用IC(59)のコモン信号の出力端子は略
全て同一の一辺から導出されたものであり、上述した如
く、問題は現段階では解決することができないものであ
る。
【0007】この発明は、上述した課題に鑑みてなされ
たものであり、この発明の目的は、コモン電極が多数に
分割される表示セルであっても、コモン電極とコモン電
極端子とを接続する接続スペースを最小限に小型化可能
な液晶表示モジュールを提供することにある。
たものであり、この発明の目的は、コモン電極が多数に
分割される表示セルであっても、コモン電極とコモン電
極端子とを接続する接続スペースを最小限に小型化可能
な液晶表示モジュールを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明に係わる液晶表示モジュ
ールは、透明基板上に複数のセグメント電極が形成され
たセグメント用基板と透明基板上に複数のコモン電極が
形成されたコモン用基板を対向配置した表示セルと、セ
グメント基板の少なくとも一側辺に接続され且つその表
面にセグメント信号用配線、データ信号用配線、第1、
第2のコモン信号用配線及び第1のコモン冗長配線が形
成されると共に液晶駆動用ICが搭載されたフレキシブ
ル基板と、そのフレキシブル基板に接続されると共に駆
動用ICにデータ信号を供給するコントローラ及び第2
のコモン冗長配線を搭載形成されたマザー基板とを備え
た液晶表示モジュールの、フレキシブル基板上の第2の
コモン信号用配線とマザー基板上の第2のコモン冗長配
線の一端を接続し、その第2のコモン冗長配線の他端と
フレキシブル基板上の第1のコモン冗長配線を接続し、
駆動用ICから出力されるコモン信号を第1のコモン用
配線と第1及び第2のコモン冗長配線との2径路に分岐
し、表示セルの異なる辺からコモン信号をコモン電極に
供給したことを特徴としている。
目的を達成するため、この発明に係わる液晶表示モジュ
ールは、透明基板上に複数のセグメント電極が形成され
たセグメント用基板と透明基板上に複数のコモン電極が
形成されたコモン用基板を対向配置した表示セルと、セ
グメント基板の少なくとも一側辺に接続され且つその表
面にセグメント信号用配線、データ信号用配線、第1、
第2のコモン信号用配線及び第1のコモン冗長配線が形
成されると共に液晶駆動用ICが搭載されたフレキシブ
ル基板と、そのフレキシブル基板に接続されると共に駆
動用ICにデータ信号を供給するコントローラ及び第2
のコモン冗長配線を搭載形成されたマザー基板とを備え
た液晶表示モジュールの、フレキシブル基板上の第2の
コモン信号用配線とマザー基板上の第2のコモン冗長配
線の一端を接続し、その第2のコモン冗長配線の他端と
フレキシブル基板上の第1のコモン冗長配線を接続し、
駆動用ICから出力されるコモン信号を第1のコモン用
配線と第1及び第2のコモン冗長配線との2径路に分岐
し、表示セルの異なる辺からコモン信号をコモン電極に
供給したことを特徴としている。
【0009】
【作用】以上のように構成される液晶表示モジュールに
おいては、液晶駆動用ICから出力されるコモン信号を
フレキシブル基板に形成した第1のコモン信号用配線
と、第2のコモン信号用配線、第1及び第2の冗長配線
との2径路に分岐しセルの両端からコモン電極に供給す
ることができる。その結果、コモン電極とコモン電極端
子から延在される引き回し線とを接続するAgペースト
の接続及び引き回し線が両側に分散されるために非表示
領域を最小限に設定できる。
おいては、液晶駆動用ICから出力されるコモン信号を
フレキシブル基板に形成した第1のコモン信号用配線
と、第2のコモン信号用配線、第1及び第2の冗長配線
との2径路に分岐しセルの両端からコモン電極に供給す
ることができる。その結果、コモン電極とコモン電極端
子から延在される引き回し線とを接続するAgペースト
の接続及び引き回し線が両側に分散されるために非表示
領域を最小限に設定できる。
【0010】また、セルの表示領域をセルの略中心に配
置できるためにAV機器に取付ける場合の取付が容易に
行える。
置できるためにAV機器に取付ける場合の取付が容易に
行える。
【0011】
【実施例】以下に、図1に示した実施例に基づいて、本
発明の液晶表示モジュールについて説明する。本発明の
液晶表示モジュールは、図1に示す如く、表示セル(1
0)とその表示セル(10)の一方の基板に接続される
液晶駆動用ICを搭載したフレキシブル基板(20)
と、フレキシブル基板(20)に接続されるマザー基板
(30)とから構成される。
発明の液晶表示モジュールについて説明する。本発明の
液晶表示モジュールは、図1に示す如く、表示セル(1
0)とその表示セル(10)の一方の基板に接続される
液晶駆動用ICを搭載したフレキシブル基板(20)
と、フレキシブル基板(20)に接続されるマザー基板
(30)とから構成される。
【0012】表示セル(10)は二枚の透明基板(1
1)(12)から構成されている。即ち、二枚の透明基
板(11)(12)はガラス基板が用いられ、その表面
には酸化インジューム等の透明電極材料を例えばスパッ
タ法等の手段により付着させ、所望形状のセグメント電
極及びコモン電極(13)(14)が形成されている。
一方のガラス基板(11)上に形成されるセグメント電
極(13)は、図中からでは明らかにされてないが、微
細間隔の複数のストライプ状で略基板(11)の表示領
域の全面に形成されている。そして、表示領域上に形成
されたセグメント電極(13)から延在される引き回し
配線は、基板(11)の一周端辺に延在され、その先端
部がセグメント電極端子(13A)となる。
1)(12)から構成されている。即ち、二枚の透明基
板(11)(12)はガラス基板が用いられ、その表面
には酸化インジューム等の透明電極材料を例えばスパッ
タ法等の手段により付着させ、所望形状のセグメント電
極及びコモン電極(13)(14)が形成されている。
一方のガラス基板(11)上に形成されるセグメント電
極(13)は、図中からでは明らかにされてないが、微
細間隔の複数のストライプ状で略基板(11)の表示領
域の全面に形成されている。そして、表示領域上に形成
されたセグメント電極(13)から延在される引き回し
配線は、基板(11)の一周端辺に延在され、その先端
部がセグメント電極端子(13A)となる。
【0013】また、基板(11)上にはコモン電極端子
(14A)が形成されている。コモン電極端子(14
A)は、図1から明らかなように、基板(11)の両端
に複数本毎に群となるように形成され、その端子(14
A)から引き回し線(14B)が基板(11)の非表示
領域(11A)に延在されている。その先端部にはコモ
ン電極(14)とAgペーストを用いて接続するための
パッド(14C)が略一列に配置するように形成されて
いる。
(14A)が形成されている。コモン電極端子(14
A)は、図1から明らかなように、基板(11)の両端
に複数本毎に群となるように形成され、その端子(14
A)から引き回し線(14B)が基板(11)の非表示
領域(11A)に延在されている。その先端部にはコモ
ン電極(14)とAgペーストを用いて接続するための
パッド(14C)が略一列に配置するように形成されて
いる。
【0014】この図ではパッド(14C)及び引き回し
線(14B)が形成される非表示領域(14)は比較的
大きく見えるが、実際にはパッド(14C)が上述した
ように略一列に配置され、引き回し線(14B)は約5
0μ位で形成されるために、非表示領域(11A)の幅
は略Agペーストの径よりも若干大きく形成されるだけ
で実際にはそれほど大きくないものである。
線(14B)が形成される非表示領域(14)は比較的
大きく見えるが、実際にはパッド(14C)が上述した
ように略一列に配置され、引き回し線(14B)は約5
0μ位で形成されるために、非表示領域(11A)の幅
は略Agペーストの径よりも若干大きく形成されるだけ
で実際にはそれほど大きくないものである。
【0015】他方のガラス基板(12)上には、上述し
たように複数のコモン電極(14)が形成されている。
この実施例ではストライプ状のコモン電極(14)が形
成されるために、セグメント電極(13)とコモン電極
(14)とでドット表示が行われることになる。それら
二枚のガラス基板(11)(12)はシール材により接
着され、その間隔内に液晶が注入され表示セル(10)
が完成する。二枚の基板(11)(12)を接着する際
に基板(12)上に形成されたコモン電極(14)は基
板(11)上に形成したパッド(14C)とAgペース
トによって電気的に接続され、コモン電極端子(14
A)からコモン電極(14)に所定のコモン信号が供給
されることになる。
たように複数のコモン電極(14)が形成されている。
この実施例ではストライプ状のコモン電極(14)が形
成されるために、セグメント電極(13)とコモン電極
(14)とでドット表示が行われることになる。それら
二枚のガラス基板(11)(12)はシール材により接
着され、その間隔内に液晶が注入され表示セル(10)
が完成する。二枚の基板(11)(12)を接着する際
に基板(12)上に形成されたコモン電極(14)は基
板(11)上に形成したパッド(14C)とAgペース
トによって電気的に接続され、コモン電極端子(14
A)からコモン電極(14)に所定のコモン信号が供給
されることになる。
【0016】かかる表示セル(10)のセグメント電極
端子(13A)が設けられた基板(11)上には一枚の
フレキシブル基板(20)が導電性接着剤を介して接着
される。フレキシブル基板(20)としては、ポリイミ
ド樹脂等の薄膜より形成されたものが用いられ、その表
面には銅箔により所望形状のパターンが形成されてい
る。
端子(13A)が設けられた基板(11)上には一枚の
フレキシブル基板(20)が導電性接着剤を介して接着
される。フレキシブル基板(20)としては、ポリイミ
ド樹脂等の薄膜より形成されたものが用いられ、その表
面には銅箔により所望形状のパターンが形成されてい
る。
【0017】この発明において、フレキシブル基板(2
0)上には、セグメント電極端子(13A)と接続され
るセグメント信号用配線(21)、データ信号用配線
(22)、コモン電極端子(14A)(14A)と接続
される第1のコモン信号用配線(23A)、第1の冗長
配線(24)及び第2のコモン信号用配線(23B)が
形成されている。そして、フレキシブル基板(20)の
略中央部には液晶駆動用IC(25)が搭載されてい
る。これらの各配線は図1を見ると表側に形成されるよ
うに見えるが実際には基板(20)の裏側に形成されて
いる。
0)上には、セグメント電極端子(13A)と接続され
るセグメント信号用配線(21)、データ信号用配線
(22)、コモン電極端子(14A)(14A)と接続
される第1のコモン信号用配線(23A)、第1の冗長
配線(24)及び第2のコモン信号用配線(23B)が
形成されている。そして、フレキシブル基板(20)の
略中央部には液晶駆動用IC(25)が搭載されてい
る。これらの各配線は図1を見ると表側に形成されるよ
うに見えるが実際には基板(20)の裏側に形成されて
いる。
【0018】更に具体的に述べると、セグメント信号用
配線(21)は駆動用IC(25)からフレキシブル基
板(20)の一辺の中央部に向って延在され、その反対
辺にはデータ信号用配線(22)が延在されている。そ
して、第1、第2のコモン信号用配線(23A)(23
B)は相対向する辺に夫々延在され、フレキシブル基板
(20)の残りの一周端領域に第1の冗長配線(24)
が形成されることになる。それらの配線の先端部には金
メッキ等のメッキ処理が施されている。
配線(21)は駆動用IC(25)からフレキシブル基
板(20)の一辺の中央部に向って延在され、その反対
辺にはデータ信号用配線(22)が延在されている。そ
して、第1、第2のコモン信号用配線(23A)(23
B)は相対向する辺に夫々延在され、フレキシブル基板
(20)の残りの一周端領域に第1の冗長配線(24)
が形成されることになる。それらの配線の先端部には金
メッキ等のメッキ処理が施されている。
【0019】かかるフレキシブル基板(20)は異方性
導電性樹脂等の導電性の接着材を用いてセル(10)の
基板(11)上に形成された各電極端子(13A)(1
4A)と電気的に接続される。即ち、フレキシブル基板
(20)の一側辺に設けられたセグメント信号用配線
(21)、第1のコモン信号用配線(23A)及び第1
の冗長配線(24)は、基板(11)上に形成されたセ
グメント電極端子(13A)及び基板(11)の両端に
形成したコモン電極端子(14A)(14A)と夫々対
応させて電気的に接続されることになる。フレキシブル
基板(20)の反対側の各配線の先端部はマザー基板
(30)上に形成されたパターンと接続される。
導電性樹脂等の導電性の接着材を用いてセル(10)の
基板(11)上に形成された各電極端子(13A)(1
4A)と電気的に接続される。即ち、フレキシブル基板
(20)の一側辺に設けられたセグメント信号用配線
(21)、第1のコモン信号用配線(23A)及び第1
の冗長配線(24)は、基板(11)上に形成されたセ
グメント電極端子(13A)及び基板(11)の両端に
形成したコモン電極端子(14A)(14A)と夫々対
応させて電気的に接続されることになる。フレキシブル
基板(20)の反対側の各配線の先端部はマザー基板
(30)上に形成されたパターンと接続される。
【0020】マザー基板(30)としてはPCB等の基
板が用いられ、その基板(30)上には液晶駆動用IC
(25)に表示データを供給するマイコン等のコントロ
ールIC(図示されない)が搭載されている。更に、そ
の表示データを駆動用IC(25)に供給するためのデ
ータ用の配線(31)及び第2の冗長配線(32)が形
成されている。フレキシブル基板(20)上のデータ信
号用配線(22)、第2のコモン信号用配線及び第1の
冗長配線(24)はマザー基板(30)上に形成したデ
ータ用配線(31)及び第2の冗長配線(32)と半田
付等の接続手段によって接続される。
板が用いられ、その基板(30)上には液晶駆動用IC
(25)に表示データを供給するマイコン等のコントロ
ールIC(図示されない)が搭載されている。更に、そ
の表示データを駆動用IC(25)に供給するためのデ
ータ用の配線(31)及び第2の冗長配線(32)が形
成されている。フレキシブル基板(20)上のデータ信
号用配線(22)、第2のコモン信号用配線及び第1の
冗長配線(24)はマザー基板(30)上に形成したデ
ータ用配線(31)及び第2の冗長配線(32)と半田
付等の接続手段によって接続される。
【0021】表示セル(10)、フレキシブル基板(2
0)及びマザー基板(30)を夫々接続すると、今、マ
ザー基板(30)上に搭載されたコントローラから、所
定の表示データが駆動用IC(25)に供給されると、
そのIC(25)からは、そのデータに基づいたセグメ
ント信号及びコモン信号が出力されることになる。セグ
メント信号はフレキシブル基板(20)上のセグメント
信号用配線(21)を介してセル(10)のセグメント
電極(13)に供給されることになる。
0)及びマザー基板(30)を夫々接続すると、今、マ
ザー基板(30)上に搭載されたコントローラから、所
定の表示データが駆動用IC(25)に供給されると、
そのIC(25)からは、そのデータに基づいたセグメ
ント信号及びコモン信号が出力されることになる。セグ
メント信号はフレキシブル基板(20)上のセグメント
信号用配線(21)を介してセル(10)のセグメント
電極(13)に供給されることになる。
【0022】一方、駆動用IC(25)から出力された
コモン信号は、フレキシブル基板(20)で2径路に分
岐され表示セル(10)のコモン電極(14)に供給さ
れることになる。即ち、駆動用IC(25)から出力さ
れるコモン信号の1つの径路はフレキシブル基板(2
0)上の第1のコモン信号用配線(23A)を介してセ
ル(10)の片側のコモン電極(14)に供給される。
他の径路は第2のコモン信号用配線−マザー基板(3
0)上の第2の冗長配線(32)−第1の冗長配線(2
4)を介してセル(10)の反対の片側から他のコモン
電極(14)に供給されることになる。従って、駆動用
IC(25)から出力されたコモン信号は表示セル(1
0)の両側から各コモン電極(14)に供給されること
になる。
コモン信号は、フレキシブル基板(20)で2径路に分
岐され表示セル(10)のコモン電極(14)に供給さ
れることになる。即ち、駆動用IC(25)から出力さ
れるコモン信号の1つの径路はフレキシブル基板(2
0)上の第1のコモン信号用配線(23A)を介してセ
ル(10)の片側のコモン電極(14)に供給される。
他の径路は第2のコモン信号用配線−マザー基板(3
0)上の第2の冗長配線(32)−第1の冗長配線(2
4)を介してセル(10)の反対の片側から他のコモン
電極(14)に供給されることになる。従って、駆動用
IC(25)から出力されたコモン信号は表示セル(1
0)の両側から各コモン電極(14)に供給されること
になる。
【0023】以上に述べた実施例ではマザー基板(3
0)上に形成した第2の冗長配線(32)を用いてコモ
ン信号を2径路に分岐し、表示セル(10)の両端から
コモン信号を供給するようにしているが、マザー基板
(30)上に形成した第2の冗長配線(32)をフレキ
シブル基板(20)に形成しても同様にコモン信号を2
径路に分岐することができる。この場合、フレキシブル
基板(20)上に複数の各配線が形成されているために
スルーホール等を用いて多層配線構造とする必要があ
る。
0)上に形成した第2の冗長配線(32)を用いてコモ
ン信号を2径路に分岐し、表示セル(10)の両端から
コモン信号を供給するようにしているが、マザー基板
(30)上に形成した第2の冗長配線(32)をフレキ
シブル基板(20)に形成しても同様にコモン信号を2
径路に分岐することができる。この場合、フレキシブル
基板(20)上に複数の各配線が形成されているために
スルーホール等を用いて多層配線構造とする必要があ
る。
【0024】
【発明の効果】以上に詳細した如く、本発明に依れば、
液晶駆動用ICから出力されるコモン信号をフレキシブ
ル基板に形成した第1のコモン信号用配線と、第2のコ
モン信号用配線、第1及び第2の冗長配線との2径路に
分岐しセルの両端からコモン電極に供給することによ
り、コモン電極とコモン電極端子から延在される引き回
し線とを接続するAgペーストの接続カ所を一列に配置
することができ、表示セルの非表示領域を最小限に設定
できる。その結果、コモン電極が多数に分割されるセル
であってもセルサイズを最小限小さくしたセルを提出で
きる。
液晶駆動用ICから出力されるコモン信号をフレキシブ
ル基板に形成した第1のコモン信号用配線と、第2のコ
モン信号用配線、第1及び第2の冗長配線との2径路に
分岐しセルの両端からコモン電極に供給することによ
り、コモン電極とコモン電極端子から延在される引き回
し線とを接続するAgペーストの接続カ所を一列に配置
することができ、表示セルの非表示領域を最小限に設定
できる。その結果、コモン電極が多数に分割されるセル
であってもセルサイズを最小限小さくしたセルを提出で
きる。
【0025】また、セルの表示領域をセルの略中心に配
置できるためにAV機器に取付ける場合の取付が容易に
行える。
置できるためにAV機器に取付ける場合の取付が容易に
行える。
【図1】本発明の液晶表示モジュールを示す分解斜視図
である。
である。
【図2】従来の液晶表示モジュールを示す分解斜視図で
ある。
ある。
(10) 表示セル (11)(12) ガラス基板 (13) セグメント電極 (14) コモン電極 (13A) セグメント電極端子 (14A) コモン電極端子 (20) フレキシブル基板 (21) セグメント信号用配線 (22) 表示データ信号用配線 (23A)(23B) 第1及び第2のコモン信号用配
線 (24) 第1の冗長配線 (25) 液晶表示用駆動IC (30) マザー基板 (32) 第2の冗長配線
線 (24) 第1の冗長配線 (25) 液晶表示用駆動IC (30) マザー基板 (32) 第2の冗長配線
Claims (2)
- 【請求項1】 透明基板上に複数のセグメント電極が形
成されたセグメント用基板と透明基板上に複数のコモン
電極が形成されたコモン用基板を対向配置した表示セル
と、前記セグメント基板の少なくとも一側辺に接続され
且つその表面に液晶駆動用ICを搭載したフレキシブル
基板と、前記フレキシブル基板に接続されると共に前記
駆動用ICにデータ信号を供給するコントローラを搭載
したマザー基板とを備えた液晶表示モジュールであっ
て、 前記駆動用ICから出力されるコモン信号の一群は前記
表示セルの一端から供給されコモン信号の他群は前記マ
ザー基板を介して前記表示セルの他端から供給したこと
を特徴とする液晶表示モジュール。 - 【請求項2】 透明基板上に複数のセグメント電極が形
成されたセグメント用基板と透明基板上に複数のコモン
電極が形成されたコモン用基板を対向配置した表示セル
と、前記セグメント基板の少なくとも一側辺に接続され
且つその表面にセグメント信号用配線、データ信号用配
線、第1、第2のコモン信号用配線及び第1のコモン冗
長配線が形成されると共に液晶駆動用ICが搭載された
フレキシブル基板と、前記フレキシブル基板に接続され
ると共に前記駆動用ICにデータ信号を供給するコント
ローラ及び第2のコモン冗長配線を搭載形成されたマザ
ー基板とを備えた液晶表示モジュールであって、 前記フレキシブル基板上の第2のコモン信号用配線と前
記マザー基板上の第2のコモン冗長配線の一端を接続
し、その第2のコモン冗長配線の他端とフレキシブル基
板上の第1のコモン冗長配線を接続し、前記駆動用IC
から出力されるコモン信号を前記第1のコモン用配線と
前記第1及び第2のコモン冗長配線との2径路に分岐
し、前記表示セルの異なる辺から前記コモン信号を前記
コモン電極に供給したことを特徴とする液晶表示モジュ
ール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9091092A JP2828829B2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 液晶表示モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9091092A JP2828829B2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 液晶表示モジュール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05289094A true JPH05289094A (ja) | 1993-11-05 |
JP2828829B2 JP2828829B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=14011569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9091092A Expired - Fee Related JP2828829B2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 液晶表示モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2828829B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100429725B1 (ko) * | 2000-06-15 | 2004-05-04 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 전기 광학 장치 및 전자기기 |
KR100472998B1 (ko) * | 2001-04-16 | 2005-03-08 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 전기 광학 장치 및 전자기기 |
KR100496087B1 (ko) * | 2001-03-09 | 2005-06-20 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 전기 광학 장치와 전자기기 |
KR100784521B1 (ko) * | 2006-04-14 | 2007-12-11 | 엘지전자 주식회사 | 전계발광소자 및 그 제조방법 |
-
1992
- 1992-04-10 JP JP9091092A patent/JP2828829B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100429725B1 (ko) * | 2000-06-15 | 2004-05-04 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 전기 광학 장치 및 전자기기 |
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KR100472998B1 (ko) * | 2001-04-16 | 2005-03-08 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 전기 광학 장치 및 전자기기 |
KR100784521B1 (ko) * | 2006-04-14 | 2007-12-11 | 엘지전자 주식회사 | 전계발광소자 및 그 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2828829B2 (ja) | 1998-11-25 |
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Legal Events
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